chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に https://blog.goo.ne.jp/endoublog

漢方養生法や漢方薬体験例のブログ。漢方体験(生理不順、不妊、更年期など)、漢方の知恵ブログ

漢方薬局を営む薬剤師(やく)です。ウォーキング好きだけど途中植物や鳥に出会うとなかなか前へ進めません。自然の恵みを感じながらのびやかに。

やく
フォロー
住所
佐倉市
出身
未設定
ブログ村参加

2006/04/29

arrow_drop_down
  • 発熱時の養生法でインフルエンザを元気に乗り越えた受験生

    漢方ご常連さんの息子さんが発熱。受診してインフルエンザとの診断を受け抗ウイルス薬を服用したが、症状が出始めた時からすでにいつもの漢方薬と板藍茶を飲んでいて、あとは発熱時の養生。ご本人も漢方薬は飲みなれているし、板藍茶がいつもより美味しく感じるという。高熱が出るも比較的元気で、ほぼ丸一日よく寝ていたので、無理に食事はさせず見守る。食欲が出てきたころを見計らって、おいしいお粥料理を出したら、がっつり食べた。2、3回たっぷり汗をかいてほぼ1日で、体も心もスッキリ。(雨上がり、沈丁花の香りが漂ってきました)そのスッキリさが素晴らしかったそうです。というのも、回復後塾に行ったら、塾の先生が「知恵熱だったんじゃない?」というほど集中力が増し、志望校のランク上げる?という話も出たほど。体力があれば、無理やり解熱剤で熱を...発熱時の養生法でインフルエンザを元気に乗り越えた受験生

  • 僕たちはどう生きるか:言葉と思考のエコロジカルな転回:森田真生著

    新型コロナが脅威なのはほぼ人間だけで、その人間が行動自粛したお陰で地球環境は改善し、鳥や魚は大いに喜んでいた、という作者。これまで忙しく全国各地を飛び回り数学を語る生活が一変した2020年春以降、約一年間の日記。その日々の素直な言葉に共感した。私が好む漢方の中医学と同じ世界観だった。おびただしく多様な時間と空間の「尺度」があり、人間の尺度がいちばん偉いわけではないことに気づいていること(「エコロジカルな自覚」ティモシー・モートン)「何をしても間違っている可能性があるくらい、この世は生態学的に豊かなのである」「人間の知恵で思いつくことなど所詮、風に揺れる木の葉にも及ばない。まずは自分でないものに耳を傾け、謙虚に、観察してみること。」「いまほど世界中で子どもたちが、人間ばかりと接触している時代はない。」「自分...僕たちはどう生きるか:言葉と思考のエコロジカルな転回:森田真生著

  • 疲れてくると症状が悪化するのは気虚

    お悩みの症状が、疲れてくる時間帯に悪化するという場合は「気虚」の改善が必要でしょう。(※人によってその時間帯やシーズンは異なり、早朝から動いていて午後になると悪化する場合もあれば、夜更かししていれば朝に悪化するかもしれません。季節の変わり目に体力を消耗して症状がでることもあるでしょう)(2日前、地元探鳥会の途中にある河津桜。「気」が増しているのを感じます)中医学では、症状が何科であるかはあまり問いません。体をコントロールしているのは自分自身ですから、その力が落ちると弱い部分に症状が出現します。したがって症状に応じた対策に加えて「気虚」対策が必要です。症状に直結した西洋薬や漢方薬のほうが速効性を感じて「良く効く」と思うこともありますが、自分で克服する力を養わなければ症状は繰り返します。薬が治すのではなく、自...疲れてくると症状が悪化するのは気虚

  • 便秘の定義と中医学的解決法

    3日以上排便がなく、便が乾燥して硬くなり、排便しにくい状態。毎日排便しても、量が少ない、あるいは硬くて排便困難な場合も便秘です。毎日ほぼ同じ時間に便意を催して、排便後はスッキリするのが理想です。(梅がずいぶん咲き進みました。うしろのスギの赤さが気になりますが(笑))●ウサギの糞のようなコロコロ便で排便後もお腹がスッキリしない、残便感がある。お腹が張る。この場合はストレスが続いてお腹が緊張していることが多いようです。気分転換で運動をしたり、例えば朝の排便時間に余裕を持つようにしてみてください。朝食もゆっくり食べましょう。気滞改善の漢方薬がおすすめです。●「毎日排便がない」と心配して、酸化マグネシウムなどの便秘薬を処方してもらっている高齢者も多いです。酸化マグネシウムを使うと、便が水っぽくなり、便もれを起こし...便秘の定義と中医学的解決法

  • 食物アレルギー・皮膚からも侵入・丈夫な皮膚を維持する食生活を

    食物アレルギーというと、まだ腸が出来上がらず消化力の弱い乳幼児が、食べたものを充分消化できずに、腸から吸収されてアレルゲンとなるイメージですが、実は、皮膚からもアレルゲンが入り込んでいる可能性もあります。例えば、衣類に付着した果物の汁が、皮膚に触れて侵入することも。健康な皮膚バリアを持っているなら問題ないのですが、近年では過度の清潔習慣から、赤ちゃんのおしりふきの使い過ぎやコロナ以来頻繁にアルコールで拭く習慣がついてしまった子供などは、通常は侵入しえない物質が入り込みやすい状況になっているかもしれません。丈夫な皮膚を維持するためには、適度の清潔と、バランスの良い食事や規則正しい生活を大事にして、健やかな皮膚を日々造り出せる体を維持することです。梅もだいぶ咲きすすんできました漢方家ファインエンドー薬局HP漢...食物アレルギー・皮膚からも侵入・丈夫な皮膚を維持する食生活を

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、やくさんをフォローしませんか?

ハンドル名
やくさん
ブログタイトル
漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に
フォロー
漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用