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  • 四十九ノ百六十二日目

    一月三十一日(水)晴れ一月最終日あっちゅう間にこの日を迎えました元旦から日本中で様々なことが起こり続けてここまで生き残れて来たって感じです生き続けるって本当に奇跡の連続なんだなとしみじみと思いますだから何気ない日常には感謝しかないし身の回りの人たちも感謝しかありませんだって幸せは一人では成し得ないですから今日から新しい脚本を書き始めましたまずはGWに上演する舞台の脚本わりと丁寧なプロットを書き上げていたのでそれに沿って新たな台詞を付け足しながら躍動感のある脚本を書こうと思ってます今日は暖かい陽気だったので由比ヶ浜海岸にずっと居ました執筆したりメールの返信したり別作品の構想を練ったり新たな企画公演の企画書書いたり久々の方たちにも連絡をとって今年は色々と再会しつつ新しい演劇を創っていこうと思います本日で菅野臣...四十九ノ百六十二日目

  • 四十九ノ百六十一日目

    一月三十日(火)晴れ数日前から書いていたプロットが脱稿かなり満足いく出来栄えで早速プロデューサーに送信確認を待つ読んでもらってどういう感想を頂けるか?毎回のことだが合格発表を待つ気分と似ている「一枚ペラ位でいいから」「かしこまりました!」なんて話してたけど結果10枚ほどになってしまった笑そんだけ書きたいことが多い作品なんだけど兎に角〆切に間に合ってホッと一安心一番好きな芋焼酎が届きました僕の知る限り最高の芋焼酎ANA国際線ファーストクラスにも搭乗した女性でも飲みやすい伝説の芋焼酎として人気を博しています米焼酎をブレンドしているので芋焼酎の臭さはなくスッキリとした味わいです貴方も是非明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-focus....四十九ノ百六十一日目

  • 四十九ノ百六十日目

    一月二十九日(月)晴れ月末まで書き上げねばならないプロットをひたすら書くいた一日ある人物の半生を過去のインタビュー記事などから物語を紡いでいく昔から題材にしたかった方のお話去年末知り合いのプロデューサーにふとそのお話をしたらあれよあれよでご本人までお話が行き今現在ご検討して頂けているとのこと来月にまた交渉をしに行って下さるらしいので現段階で僕が構想している物語をザックリと纏めているそれにしても日本人って凄いなって思う凄い日本人が居るってことかな兎に角日本人のきめ細かさ日本人の忍耐力日本人の愛情に感服するバッキャローシリーズで出会ってきた職人たちもそうだったけど生き方が自分本位ではないちゃんと次の世代に残すことを考えているそういう日本人を演劇で伝えていきたいと思います今夜伺った初めましてのお店で乾杯かなり当...四十九ノ百六十日目

  • 四十九ノ百五十九日目

    一月二十八日(日)晴れFamily~冬は君を真っ白に染める~全公演終了しましたご来場の貴方本当にどうもありがとうございました今回はシリーズ史上一番シリアスな内容コメディではありつつかなりブラックな雰囲気でありつつ不意をついていくっていう難しい部分をいい塩梅で演じてくれた役者たちには感謝です段ボールとテーブルとパイプ椅子だけ四つのエリア明かりのみで操作は役者たち音楽もテーブル上のCDラジカセからつまり音響と照明スタッフは居ない状態での演出効果そういったアナログ感だからこそ生まれるあの雰囲気をお客さんはじんわりと楽しんでくれてように感じられます「家族って面倒臭いですよね」劇中の台詞面倒臭いから人間臭いだから家族って愛おしい自分の家族と照らし合わせて観劇してくれたお客さんからのコメントがとても嬉しく思いますいい...四十九ノ百五十九日目

  • 四十九ノ百五十八日目

    一月二十七日(土)晴れ本日は打ち合わせだったり少し遅めの新年会だったりまあ今年のワクワク話ばかりをしてました前々から話題に出してた演劇が形になりそうで打ち合わせ時に上演したい劇場に電話して仮押さえまでしてしまうというテンポ感w早速いつものスタッフに連絡奇跡的にみんなその期間が空いていたのですぐスケジュールを押さえてもらったこの公演は夏四十代最後の稽古五十代最初の本番っていうアニバーサリー感のある公演になりそうだ僕の中だけの話なんだけど笑打ち合わせの合間に行きたかった展覧会に大好きなんです水木しげる先生小学校低学年の頃の夢は妖怪になること高学年の頃の夢は閻魔大王になることでした笑大満足な展覧会でがしゃどくろのトートバック買いましたいつか水木作品の演劇やりたいなあと来週会うプロデューサーに相談しようと思ってる...四十九ノ百五十八日目

  • 四十九ノ百五十七日目

    一月二十六日(金)晴れ何だか久々に稽古も無く執筆も無く打ち合わせも無く何にも無い一日作ればキリが無いんだけど敢えて何にも入れなかった一日鎌倉から一歩も出なかった今日遅い朝食ほぼブランチ状態KOBAKABAさんは大好きな朝ご飯屋さん土日は長蛇の列なので平日によくお邪魔します昼からはずっと由比ヶ浜海岸ひたすらボーっと佇んでた缶ビールとハイボール飲みながらずっと今日は風もなく暖かく穏やかな一日色んなことを整理したこういう時間ってホント大事だしこういう時間を作りたいから鎌倉に引っ越してきたんだとっても良い一日少々穏やかではない日常に慣れ始めてしまっていたので本来あるべき姿を取り戻せたような一日鎌倉万歳明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-...四十九ノ百五十七日目

  • 四十九ノ百五十六日目

    一月二十五日(木)晴れFamily公演三日目ここらからはキャストとランニングスタッフのもの観劇した演劇関係者から称賛のLINEが届きます有難い母観劇「今回は深いところを突いてきたね」と誉め言葉として受け取った中野で観劇後と言えば恒例の陸蒸気さんです大根も魚も海老も最高なわけです青森の日本酒も最高母と観劇後に飲む幸せはこの上ない時間ですその為にも真摯に演劇を創り続けていきたいなと思うのです明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-focus.stores.jp/菅野臣太朗演劇俱楽部「闇に消された野兎は、海を飛び越え地で謳う」とは↓菅野臣太朗演劇倶楽部第三回公演(playjapan.jp)四十九ノ百五十六日目

  • 四十九ノ百五十五日目

    一月二十四日(水)晴れFamily公演二日目昼公演を観て夜公演の間に三シーンほど演出を変えた台詞をカットしたり少し相槌を入れたりとホントに些細な部分なんだけど大きな唸りが生まれることを願い修正をした案の定夜の公演では修正した場面は見違えるほど良い場面に生まれ変わったこういう作業は延々と繰り返されることなのだがやればやるだけ作品が良くなっていくのが分かるたった一言されど一言その一言で幸せになったりその一言で不幸になったり日常と演劇を切り離さないことがここ数年の創作作業で大事にしていることです絵空事なんて創るつもりなんてありません観客の内実に寄り添う作品を書きたいし創り上げたいと思いますその為には自分がいかにしっかり生きるかだと思うのですそろそろ春の息吹をそっと感じる時期に明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗...四十九ノ百五十五日目

  • 四十九ノ百五十四日目

    一月二十三日(火)晴れFamily〜冬が君を真っ白に染める〜初日の幕が開きましたご来場の貴方本当にどうもありがとうございました舞台上も客席もどんな劇空間になるのか?そんな良い緊張感の中での初日公演観客は前のめりで一時間五十分を観劇してくれました一筋縄では繋がらない物語を観客は想像力を駆使しながら繋げてくれていたのが分かりました一番後ろの客席に座りながら観客も物語に参加してくれていることが嬉しかったそう今作はそんな演劇なんです本番を終え客席の反応を踏まえ数ヶ所直したい場面があったその場面が本当に直すべき場面なのか明日の昼公演を観て判断しようと思います素敵なお花を頂きました演劇をやってなかったらお花を頂く機会ってなかったと思います花だって生き物ですからね大事にしたいと思いますあと八公演日本のみんなに届けます明...四十九ノ百五十四日目

  • 四十九ノ百五十三日目

    一月二十三日(月)晴れ朝快晴の鎌倉参拝して稽古前の僅かな時間を境内で過ごす特に何をするってことはなく風の流れを感じ鳥の囀りを聞くただそれだけのこと家で淹れた珈琲を飲みながら無意識に脳裏を駆け巡る様々なことを考えながら生きていることを実感する幸せってこういうことなんだろうなとか思いを巡らせるんだけど確実に言えるのは自然の中に溶け込んでいる自分の身体は確実に喜んでいるということだ人の悩みの殆どが「人からどう思われているんだろう」だとするならば自然にはそれが一切無い自然はこちらに対して何の感情も無いただそこに居るだけだただそこに居るシンプルで今僕自身が欲している姿かもしれないFamilyは場当たり稽古案の定演出の変更演出の追加劇場に嵌めてみて感じた取れたことが莫大にあり明日のゲネプロを一時間ほど前倒しにして公演...四十九ノ百五十三日目

  • 四十九ノ百五十ニ日目

    一月二十一日(日)雨Family稽古場での全ての稽古が終わった年始から始まった約二週間の稽古終わってみれば稽古不足という感覚はなく寧ろ短期間で集中した稽古だった上演時間は一時間五十分弱最後の通し稽古ではここまでの稽古の集大成が見えた筋が通った言葉と筋が通らない人間の衝動その両方が反比例を起こすような瞬間を出来るだけリアルに立体的に構築したいと思います今は稽古を振り返りながら鎌倉へ向かう電車内思考は明日の劇場場当たり少し狭目の稽古場で創った劇空間を劇場という箱にソッと浸らせ果たしてどんか反応を見せるのかが楽しみだそして今回は今までのFamilyではやって来なかった演出を取り入れている言わば実験的効果をどう生かすのかも僕なりの挑戦だ今夜はこちらで稽古打ち上げ明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チ...四十九ノ百五十ニ日目

  • 四十九ノ百五十一日目

    一月二十日(土)雨Family稽古五日ぶりの通し稽古を行った場面稽古を積み重ねた意味が大いにあった今日の通し稽古はこの稽古スケジュールにして良かったと自分に納得のいく采配だっただが通しみて分かることがあるようにやらねばならないことが一気に山のように生まれた課題課題課題要らない台詞がたくさん見つかった必要な瞬間がたくさん見つかった上手くいかなかった原因がたくさん見つかった今日明日で剪定していくつもり一言レベルの台詞だとしてもあると無いではだいぶ違いが出てくるし会話の意味とリズムにもっと執着していけば深みが出てくるはずまだまだ試していくまだまだ探していく未知なる瞬間を目指して今宵はこちらで〆ます明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-f...四十九ノ百五十一日目

  • 四十九ノ百五十日目

    一月十九日(金)晴れFamily稽古いよいよ佳境に入って来た細かい場面稽古は本日をもって終了思う存分時間の許す限り丁寧に場面を作り上げて来たどんな芝居でもそうだけど稽古をやればやるほどやりたいことが増えてくる稽古時間は幾らあっても足りないんだけどここまで詰めれたので明日からは断片的に創り上げてきた場面を繋げていく作業に没頭しようと思う繋げてみて湧き上がるものの方が確実にあるので流れに身を任せてみるってのは実はとても重要なこと物語の流れって人生の流れと同じで自分の意思とは関係なく流れていくもの人生思うように行かないように物語だって自分の思うようには流れないわけだから結局【合わせていく】ってことそれを明日からは試していく稽古場での稽古はあと二日間公演初日まであと四日まだ充分時間はある信州蕎麦を瀬戸内海の塩で頂...四十九ノ百五十日目

  • 四十九ノ百四十九日目

    一月十八日(木)晴れ連日のFamily稽古一場面一場面一行単位一言単位で意図や根拠瞬間や体感自分より相手言葉より行動想いより脈拍表情より態度感情よりも物語そんなことを駄目出しに盛り合わせながら今日の場面稽古を目一杯やってきた良い場面がたくさん生まれたここまで来るとこの稽古スケジュールにして良かったと痛感する細かく稽古すると何となくだった部分をスルーすることが出来なくなるだから役者たちも質問してくるそれに答えると「そういうことですか!」と返してくるし「そんなこと考えたことなかったです!」と言われることが多い「考えてこようとしなかっただけでしょ?」「…ホントですねえ」と肩を落としながらつぶやくいいんですよそれで人間なんてそんなもんなんだって認めた方が良いんでって実は今回のFamilyはそんな主題もねじ込まれて...四十九ノ百四十九日目

  • 四十九ノ百四十八日目

    一月十七日(水)晴れFamily稽古昨日までの稽古を受け今まで予定していた稽古内容を今日大幅に変更毎日一回は必ず通し稽古する予定だったけど今日から最初から最後まで場面稽古を平日四日間かけて細かく突き詰める稽古をし週末土日は一気に通し稽古で仕上げていくこれで勝負に出ようというわけだ演出家の采配って多岐にわたるんだけどこのいつ何の稽古をするのか?いつ稽古休みにするのか?その日どの順番でどの場面の稽古をするのか?など稽古スケジュールというのは非常に重要な要素を含んでいる(因みに多くは演出助手が制作とキャストNGを共有して、仮の稽古スケジュールを演出助手が組んで、それを叩き台に演出家に相談し決定。Family現場には演出助手が居ないので全て僕がやってます。小劇場あるある一つ)スポーツの監督が試合前にいつどんなカリ...四十九ノ百四十八日目

  • 四十九ノ百四十七日目

    一月十六日(火)晴れ朝恒例の参拝で山からの風と海からの風を神明宮で浴び今日まで生きて来れたことの感謝をFamily稽古は午後一から午前中は春の小説原作舞台のプロット作成(簡単に言うと凄く細かいあらすじ)三百ページ以上の小説を二時間から二時間半に纏めるので当然割愛しなければいけない場面や設定は多いそれは映画も一緒なんだけど演劇は場所を何個も何個も作れないし(作れるけど限界はあるよね)(それをやるにはある程度大きい劇場が必要)(何より同一人物が一気に未来(明日とか)過去(昨日とか)にも飛べない(一番大きいのは衣装とメイクね)今回は書いて演出もするので劇場の機構を思い出しながら演出も考えながら書いているわけである小説の根底に張っている主題を掴み取りながら作者の意図を汲んで広げていく小説的表現をどうお洒落に演劇的...四十九ノ百四十七日目

  • 四十九ノ百四十六日目

    一月十五日(月)晴れ今日からFamily稽古は来週二十三日の公演初日まで多少のOFFを入れながら仕上げの作業に入っていく先週金曜日に行った粗通し稽古での改善点を役者各々がクリアにし本日は通し稽古また違った景色が生まれたり何も生まれなかった景色があったりケアレスミスで積み上げた空気を崩してしまったり課題はまだまだ山積みだけどその課題の殆どが演出家である僕の作業駄目出しをして稽古場を出て家に帰るまでずっと今日の通し稽古のことばかり明日の稽古までに何を用意しておこうかそんなことを考えながらの帰路からの自宅での一人反省会たった一言を外に向けるだけで座ってたのを立つだけで相手を見ていなかった台詞を見るだけで間が空いてたのを詰めるだけで全て逆も然り些細なことで劇空間は大きく変わる明日もそんな些細なことの実験と挑戦の繰...四十九ノ百四十六日目

  • 四十九ノ百四十五日目

    一月十四日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春日曜本稽古本日も全国各地の出演者が集う三チームの稽古午前中から始まり夕方までみっちりと時間許す限りやれること伝えられることを精一杯目一杯感情なり心情なりとても不確かなところを足掛かりにしてしまうと芝居はとたんに物語性を無くしてしまう劇場だろうがオンラインだろうが演劇には物語性と演劇性の両立が必要で登場人物(役者)に感情が先立った途端に作品の世界観は破綻していくだからこそ本日も台詞の意図構成の意味観客に対する仕掛け脚本が狙っている部分を出演者に伝授していった次の稽古は来月頭三週間ほど空くここで台詞を入れてもらってここまでの稽古で与えた駄目出しをクリアにしてもらって二月の毎週末稽古に挑んでもらいたい明日からFamily稽古に没入休みなく一月二十三日...四十九ノ百四十五日目

  • 四十九ノ百四十四日目

    一月十三日(土)晴れのち雨テアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜本稽古先週の稽古を踏まえての二回目の本読み稽古うろ覚えの出演者たちはまだ頭で台詞を追っている段階でありまだ台本を見ながらの本読みなのでまだ「喋る」ではなく「読む」って段階から脱却出来ていないただ単に台詞を入れるのではなく感情ではなく状況を動悸ではなく目的を流れではなく構成を読み解くと台詞は入ってくる自分がどうするか?ではなく相手をどうするか?自分を表現するのではなく自分以外を表現すること演技は多種多様だけどとどのつまり自己表現は不要だってことさて本日念願のアイテムが届きましたブックスタンド原作ものを脚本家する時の必須アイテム今年から原作もの案件が久々に続きそうオリジナルを混ぜながら自分の可能性をまた新たに広げて行こうと思います明日も小...四十九ノ百四十四日目

  • 四十九ノ百四十三日目

    一月十二日(金)晴れFamily稽古何とか全シーンを当たり全シーンを繋げた今日繋げて分かったこと繋げて気付いたこと繋げて発見したこと色んなことを見つけた一日まあ兎に角ここまで辿り付けたことにホッと一安心胸をなでおろすこれで今週のFamily稽古は終了来週一週間目一杯使って仕上げの作業今夜は鎌倉地酒を頂きながら稽古スケジュールを組むキャストNGを加味しながらいつどこでどの場面を稽古していつ通し稽古をするか?って采配も演出家の大きな仕事の一つ慎重に丁寧にかつ大胆な稽古を来週もしたいと思います明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-focus.stores.jp/菅野臣太朗演劇俱楽部「闇に消された野兎は、海を飛び越え地で謳う」とは↓菅野臣...四十九ノ百四十三日目

  • 四十九ノ百四十二日目

    一月十一日(木)晴れFamily稽古順調に場面が立ち上がっている短い稽古時間だが出来るだけ伝えられることを役者たちに伝えてそれを持ち帰ってもらって次の稽古でどう育ったのかを確認するまるで田植えのような作業まだ外側を作っている段階だが内側も同時多発で植え付けていく必要があるので駄目出しの中だったり休憩時間の何気ない時間に色んな要素を散りばめていくことが役者たちをこちらの世界に誘えると今回の現場では思っている演出家の仕事は多岐にわたるが限られた稽古期間の中で役者たちをどこまで操縦するか?これって非常に重要な項目の一つだ強制するのではなく役者たちが「気付けば演出家の思い通りになっていた」って稽古進行をしていくことが必要だ今日も良い場面が立ち上がった明日はまだ手を付けていない場面を立ち上げてからの粗通し稽古まずは...四十九ノ百四十二日目

  • 四十九ノ百四十一日目

    一月十日(水)晴れ本日より菅野臣太朗演劇俱楽部第三回公演「闇に消された野兎は、海を飛び越え地で謳う」の配信が開始されました今日から一月三十一日までの三週間見放題となってます特典映像の対談やバックステージツアーなどてんこ盛りの内容です上演したのは約一ヶ月前の二〇二三年十二月こんな年明けは全くもって想像していなかったぶん観返してみるととんでもなく突き刺さる場面や台詞がありましたDVD化の予定は無いので是非とも今日もFamily稽古昨日まで創った場面を詰めた流れというよりは一瞬を詰める稽古本当はもっともっと細かい稽古をしたいけど限られた時間の中でどれだけ効率良く仕上げるかも必要な時期今週は創り込むよりも立ち上げていくことまだ立ち会ってないシーンも多し明日明後日で立ち上げて粗通しまで漕ぎつける予定今日の稽古場近く...四十九ノ百四十一日目

  • 四十九ノ百四十日目

    一月九日(火)晴れFamily稽古毎日三シーンくらいずつ創り上げているシーンの意味台詞の真意をキャストたちに出来るだけ細かく伝えているんだけど殆どが「そういう意味ですか」「全くそんな風に考えたことなかったです」とまあ全然違う風に捉えていたりするもんでもちろんそんなことは分かっているんだけど逆にそんな風に捉えるんだと感心したり勉強になったりで様々な概念が飛び交うなかなか面白い稽古場です振り返れば闇兎以来の約一ヶ月振りの現場稽古オンライン稽古はオンライン稽古なりの面白さがあり現場稽古は現場稽古の面白さがありつくづく贅沢だなあなんて思う帰路夕暮れの富士山と電車信号機稽古場近くの駅ホームから撮影みんながスマホを向けて撮影してた富士山ってやっぱり日本人の心にちゃんとあるよねそれがとっても嬉しくも安堵するこの心があれ...四十九ノ百四十日目

  • 四十九ノ百三十九日目

    一月八日(月)晴れFamily稽古再開今週平日はこちらに没入全シーンを創って金曜日に粗通しをしてしまおうって稽古スケジュール四場と呼ばれるシーンと六場と呼ばれるシーンを時間の許す限り創り込むまだまだ大枠とミザンスしか創れてないが本に込めたこちらの狙いを伝える貴重な時間大抵はズレるんですわのっけからバッチリ合うことなんて殆どない付き合い長い人は打率は高めだけどこっちも変わり続けたいと思ってるから常に違う挑戦状を書いているように台本を書いているわけです稽古場っつーのは本当に面白い空間で演出家の本番は稽古場ですから自分が思い描いている瞬間よりもっと面白い瞬間を求めていっているのです自分の思い描いている通りの瞬間を追い求め過ぎている演出家はつまらないし時たま聞くプランすらなく稽古場に来て演者が動いている姿を見て演...四十九ノ百三十九日目

  • 四十九ノ百三十八日目

    一月七日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン公演二〇二四春日曜本稽古昨日に引き続き新しい台本新しい世界に立ち始めたキャストたちまずキャストたちは台本を読んで自分が思い描いた世界と僕が思い描ている世界の差異を埋めていく作業から始める昨日も今日も一日一斑八名三班二日間で計四十八名まだ誰一人として世界観も役どころもきちんと把握しきれていないけど言ってしまえば一度感じたことが脚本演出家とズレていればその感じたことを捨ててしまえばいいだけのこと稽古って増やしていくことじゃなくて捨てていく作業のこと捨てることで新しいものが入って来る断捨離の感覚自分を疑うことって創造で一番必要なこと今日の自分と明日の自分がまるで違うから昔観た映画を今観ると違うのと一緒台本は一切変わらない変わるのは自分そこを愉しんで欲しいなと昨日今日...四十九ノ百三十八日目

  • 四十九ノ百三十七日目

    一月六日(土)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜本稽古いよいよ始まりました先日脱稿した台本を使っての本稽古まだまだ世界も役も掴めていないキャストたち今日は大枠の想いなどを伝えて本読み稽古自分一人じゃ感じなかったこと自分一人じゃ理解出来なかったことそれを今日の稽古では体感出来て気がする理解することと体感することは全く別の行為各班一週間に一回しかない稽古は理解と体感の連続で稽古時間以外で何をするのかが勝負になってくるにしても読んでもらって配役がまったくもって間違ってなく全てのキャストに良い意味で合ってるし良い意味で課題もあるしその自分の嗅覚に自信が持てた昨日のFamily含め今月は二現場を同時並行で進めつつ春舞台のプロット作成をしていきます典子さんのワイン飲みながら本日は〆たいと思います明日も...四十九ノ百三十七日目

  • 四十九ノ百三十六日目

    一月五日(金)晴れ仕事初めと言っても僕の場合執筆が仕事初めに含まれるなら元旦から仕事始まってるけど現場って意味で言うと今日が仕事(現場)始めですFamily本年稽古初日冒頭シーンのミザンス付けから始まり本の意図をキャストたちに伝授していく今回は演出的にも今までのFamilyとは違うある種挑戦的なことをするので僕自身も実験を繰り返す稽古場になりそうです全部キャストに伝えて全部キャストに伝えてもらおう乗り換えの駅での夕陽を堪能して夜は今年の春の舞台の打ち合わせ演劇界の先輩のお話は自分を見つめ直したり新しい発見があったり山のように知らなかったことに出逢い兎に角至福の時間でした実直に誠実に演劇を創り続けて行きたいふざけないで一生懸命に明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百三十六日目

  • 四十九ノ百三十五日目

    一月四日(木)晴れ上がりました搾り出したと言っても過言ではない二作約四十~四十五分ほどの短編二作三月テアトルアカデミーオンライン公演として上演されます詳細は来月頭にお知らせしますにしてもなかなか図太い群像劇が書けたなと今は胸をなでおろしてます言いたいことを言う伝えたいことを伝える世間的には間違っていても自分が正しいことを言い伝える自分がどう見られようがそんなことは気にせずに真っ当するそして間違っていたらごめんなさいと間違いを認めるありがとうとごめんないをちゃんと言える人になりたいと日々思うからこそそんなメッセージが入った作品です買い物帰りの鎌倉の路地での夕焼け何てことないんですけど何てことないことが幸せだと感じる私は今年五十歳ですw何気ない日常に感謝明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百三十五日目

  • 四十九ノ百三十四日目

    一月三日(水)晴れ母に持たされた信州そばと母のきんぴらごぼうを頂きながら新作短編二本の総仕上げ年末に書いていた本よりも人間臭い作品になってきました書けば書くだけ直したくなりもう殆ど原型すら留めていない気がしますそれでも伝えたい根底は変わっていないので骨格は変わっていないけど肉や皮や臓器が変ったって感じかな近所の神社は三が日のみ御開帳なのでギリギリセーフでお参り鎌倉最古のこちらの神社には確実に見護って頂いております因みに故郷で見護ってもらっているのはこちらの神社天之御中主神高皇産霊神神皇産霊神天照大御神の四柱ですさ新作二本上がりましたこれから頭から読み直して最終チェックして納品明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百三十四日目

  • 四十九ノ百三十三日目

    一月二日(火)晴れ信州の朝母の朝食これを頂くのがどれだけ贅沢なことかたくさんの朝食を頂いてきましたが勝てませんねこれには昨夜は山間で雪が降ったようでこの雪化粧を見ると帰ってきたなと実感するんですこの踏切を渡ってすぐ左に折れると爺ちゃんがやっていた銭湯があったんですよね今はもう跡形も無いんですが今にも爺ちゃんがこの奥から自転車乗りながら「臣ちゃ~ん」と出てきそうです安定の青春18きっぷを使って鎌倉に帰りました八時間各駅停車の旅仕上がり目前だった新作は昨日の震災を受け頭から全部書き直してますそして三作だったのを二作に急遽変更して二作を三班で上演することに大きく変更しました切り捨てた一本はこの震災そして本日発生した日航事故を受け今じゃないと判断しましたでもその判断は間違ってないと今確信しております残った二本が途...四十九ノ百三十三日目

  • 四十九ノ百三十二日目

    一月一日(月)晴れ新年が始まりました実家で年明け母のお雑煮お雑煮って外ではなかなか食べないんですが母のお雑煮は世界一です初日の出ではありませんが元旦の故郷の空は涙が出るほど爽やかでしたこの鉄塔を見ると色んなことを思い出しますホント色んなことここ数年実家に帰ると二日目の午前中に母と映画鑑賞ってのが暗黙のルーティンになってましてこちらを観てきました役所さんあっての作品極端に台詞の少ない今作は言葉や台詞の必要性や不必要性を脚本家としては考えさせられた作品でした新年早々良い作品で出会えましたそして帰宅後に揺れました実家は長野県北部だったのでかなり揺れましたそれからはずっとテレビに釘付けでした東日本大震災の演劇を創り福島の方々との交流が続いているからこそ今までとはまた違った感情は湧いていますその反面でSNSにアップ...四十九ノ百三十二日目

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