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  • 四十九ノ二百三十八日目

    四月十六日(火)晴れ渚のバッキャロー‼千穐楽無事に全公演終了ご来場の貴方本当にどうもありがとうございましたダブルカーテンコールのあとはスタンディングオベーション感動の景色とても嬉しかった今回取材でたくさんお世話になった南相馬の大槻陽子さんとお母さまお母さまには南相馬で夕飯を作ってもらいましたキャストたちとも交流が生まれたようで良かった去年の四月から南相馬に通わせてもらって昨年十月の波のバッキャロー‼そして今回の渚のバッキャロー‼東日本大震災を扱った作品当然重いし苦しいし辛い作品だったけど最後には前を向いて明日を迎える作品に仕上がったと思えていますやり残したことはありません次に向かうだけです次の題材都道府県は千葉県タイトルは里のバッキャロー‼上演は今年秋ご期待くださいお袋も長野から観に来てくれました当然終演...四十九ノ二百三十八日目

  • 四十九ノ二百三十七日目

    四月十五日(月)晴れワインガールズ稽古しつつ実は新作執筆もしてますそれはこちら戯言ってタイトルで男優版を戯言(たわごと)女優版を戯言(ざれごと)で書き上げます現在絶賛執筆中だけど今まで書いたことの無いテイストで台詞も自分でも無意識な新しい単語や文節が出てくるのでなかなか面白く書いてますクライムだけどサスペンスでもコメディでもあるしシリアスでもある脚本を書いてます演出が他人でもあるのでそれはそれで色んな仕掛けを入れておこうと思ってますワインガールズ稽古本日は通し稽古まだ大きくもったりしているのでもっとシャープにもっと躍動感ある作品にするのがここ数日の課題明日から画期的な稽古をしてシェイプアップします明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十七日目

  • 四十九ノ二百三十六日目

    四月十四日(日)晴れ今日も今日とてワインガールズ稽古冒頭場面と若手キャストたちの集中稽古出来る出来ないではなく思えてるのか思えないのか共感出来てるのか共感出来ていないのかそのコンセンサスをとっていく稽古そして技術面でのアドバイスを一人一人にしていく稽古上手い下手ははっきり言ってどうでもいい大事なのは圧倒的にモチベーションそこに尽きるそれを若手に伝えていくそれも演劇界の先輩としての仕事朝長谷寺テラスで執筆来月上演の執筆のみの演劇明日情報公開です稽古終わって夜の鎌倉この風情ある感じが好きなんですああ今日も無事に終わった明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十六日目

  • 四十九ノ二百三十五日目

    四月十三日(土)晴れワインガールズ稽古キービジュアルが解禁原作小説によせて撮影しましたさ今日の稽古は主に大人チームの場面色々と試しながら出来上がった場面は昨日までとは打って変わった斬新な瞬間がたくさん生まれた積み上げる稽古とはまた一味違う稽古可能性を広げる稽古大人たちだから出来る稽古固める稽古ではなく柔らかく広げる稽古今日は今日で最高の瞬間を作る稽古明日は明日で最高の瞬間を作るための稽古機微そんな稽古日々新しい瞬間を生んでいく稽古明日は冒頭場面を集中的にそして若手の特訓DAY明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十五日目

  • 四十九ノ二百三十四日目

    四月十二日(金)晴れ舞台ワインガールズ稽古日朝から衣装パレード全キャストの場面場面での衣装確認今回は場面数が多いので着点数もかなり多い早替えも多い本番中は舞台でも裏でも休むことなくスタッフキャストが稼働している演劇になってます全ての衣装をチェックして昼過ぎから通し稽古まだまだ高みを目指さねばならないまだまだみんな自分のための芝居相手のための芝居じゃないこれを今週の残りの稽古で脱却してもう一歩でも進めていきたい稽古後はまた渚のバッキャロー‼本番前の円陣開場前の劇場この波布はみんなで準備してますアッちゅう間に週末一瞬で一日が終わり一秒で一週間が終わるでもこれって幸せなことだよな明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十四日目

  • 四十九ノ二百三十三日目

    四月十一日(木)晴れ昨日無事に渚のバッキャロー‼の初日が明き今日から舞台ワインガールズに没頭する毎朝参拝する神社の近くの公園の桜が満開隣にはこれまた満開の菜の花完璧な春到来いらっしゃい春今日のワインガールズ稽古は今まで細かく稽古出来なかった場面を集中的に稽古稽古して分かることたった一言だけど書き手と演者で違う認識してしまってるいる部分を修正したり共通認識をとったりととても貴重な稽古だった少人数だったけど少人数だったからこそ出来る稽古が出来て明日以降の稽古のためにも有意義な稽古時間だった気が付けば四月も十日過ぎ稽古後に渚のバッキャロー‼本番を観てあとは現場スタッフに任せようと思えるくらいいい意味で安定してきた今夜観劇してくれた大先輩の演劇プロデューサーにお墨付きを頂き大きく背中を押してもらえた頑張ろもっとい...四十九ノ二百三十三日目

  • 四十九ノ二百三十二日目

    四月十日(水)晴れ渚のバッキャロー‼無事に初日が明きましたこれも賢明なキャストの努力ときめ細やかなスタッフのケアの賜物とても良い初日でしたほぼ満席の客席の一番後ろの席からお客さんの背中をずっと観てたけどちゃんとしっかり物語に没頭していたのが分かった「僕たちの伝えたいメッセージは、ちゃんと届いていた」そんな印象でしたカーテンコール後前の女性のお客さんが「こんなに泣いた演劇初めて」「一瞬で終わったけど、一生忘れなそう」「これ〇〇ちゃんに絶対観せたい」と話していたりエレベーター待ちの男女グループのお客さんが「南相馬のノマオイって知ってた?」「菜の花迷路ってホントにあるのかなあ」とスマホで検索してたりとこの演劇を観て劇場を出ていくお客さんがまるで【希望を運ぶ伝書鳩】のように見えましたただ僕たちは高みを目指すべくま...四十九ノ二百三十二日目

  • 四十九ノ二百三十一日目

    四月九日(火)雨のち晴れ渚バカ劇場での場当たり稽古昼から夜までスタッフとキャストとの合わせ稽古が場当たり稽古稽古場でしか見れなかったことが劇場で見えることが多々ある特に舞台美術照明なんかは本当にそう稽古場では分からない大きなセクション稽古場通りに役者を立たせても強いことに弱いことに気付く場当たり稽古兎に角稽古場での仕上がりよりも劇場入りした今日の芝居が愕然と変わったこれでお客さんが入ったらとんでない作品になるわ渚バカいよいよ開幕明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十一日目

  • 四十九ノ二百三十日目

    四月八日(月)曇り渚バカスタッフ劇場仕込み日キャストと僕はオフ日そして僕はワインガールズ稽古場へ今日は先週から続いてる場面稽古でまだ余っていた場面を朝から出来るだけ事細かに稽古して夕方からは粗通し稽古全員で舞台ワインガールズを全て体感出来たキャストには作品の大きな唸りを体感してもらいスタッフにはその唸りを各セクションで共有してキャストを煽っていくこれが総合芸術の醍醐味だワインガールズ稽古は大きな一歩を踏んだ一日音楽も入り始めて場面がドンドン埋まっていくまだまだだけどまだまだ伸びしろがある作品渚バカ同様伝えなきゃいけないワインの物語今宵は急遽都内のホテルを取ってワインガールズ作戦会議を日本ワインを飲みながら主要メンバーでしましたホテルでの〆は安定の角ハイです笑明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三十日目

  • 四十九ノ二百二十九日目

    四月七日(日)晴れ渚バカ全稽古無事に終了今日はラストシーンをみっちり稽古してでも決して固めずに柔軟なベクトルをしっかり定めた稽古が出来た三週間の稽古ワインガールズ稽古との兼ね合いもあったけどとても良い稽古が出来た三週間だった効率良い稽古も出来た打率の高い稽古も出来たもちろん欲を言えばいくらでもあるけど余すとこない稽古が出来たスタッフ陣から「今回、責めてますね」「今回、また新しいですね」「今回、更に挑戦してますね」と本当にそんな演劇になりましたあとは劇場場当たり稽古で答え合わせいい顔してるでしょ?みんな良い稽古が出来た証拠新宿駅からこんな陽射しも久々明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十九日目

  • 四十九ノ二百二十八日目

    四月六日(土)晴れ今日明日で渚バカ稽古終了てことでワインガールズ稽古オフ渚バカの仕上げの週末スケジュールNGのキャストが出ていない場面を頭から徹底的に稽古していく稽古して新たに見えたことが非常に多くて稽古の大事さが一段と如実に見えた今日稽古場が本番である演出家にとってこれほど無限の可能性を秘めた稽古場という空間に一礼も二礼もしたいそれだけ稽古場は尊くも愛しい空間であるキャストたちと稽古後にビール飲みながら芝居の話をひたすらするこれも稽古意志の疎通って芝居作りに一番大事なこと幸せだなずっとこんな時間が続けばいいのに色んな人と一緒にそのために僕が動くことはたくさんあるけど全国のみんなで共有するモチベーションは高いので心当たりのある貴方は待っててね春来たでしょ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十八日目

  • 四十九ノ二百二十七日目

    四月五日(金)晴れ今日もワインガールズ稽古からワイン戦争命先祖そんなテーマもある中で恋愛青春ってテーマもしっかりある今作今日は高校生たちの恋愛や青春が浮き立つ場面の稽古もちろんリアルな高校生が演じるわけではないけどそれに近い二十代のキャストが一生懸命稽古に挑んでる初々しいさってのがキーワードだと思っていてそれがどれだけキャストたちが体感出来るのかここ演出家としては勝負どころだと思ってますまだまだ序の口だけど若手キャストたちの意欲も感じるのでこれからの成長が愉しみ渚バカは最終通し稽古また一段と階段を昇った通し稽古だった制作さんも「かなり泣いた」と太鼓判を押してくれたはい一番良かったのが出ました稽古場でこれが出て演出家としては確信を得られたこれはとんでもない作品になります明日明後日で渚バカは総仕上げ先日怒涛の...四十九ノ二百二十七日目

  • 四十九ノ二百二十六日目

    四月四日(木)晴れ本日はワインガールズ稽古から序盤の短い場面を細かく稽古出来た一言一言の背景を互いに共有しつつ僕が観せたい景色と役者が考えて来た描写の擦り合わせ「なるほど」と思うこと「そっちじゃなくてこっち」と伝えてコンセンサスを整える命の在り方生きる価値観そして死とは何なのかそんなテーマが入り混じったワインと戦争と命の物語まだまだ更に深く深くお次は渚バカ稽古本日も通し稽古グッと絞まった作品に仕上がってきた最近至るところで地震が起こっている日本中敏感になりつつも何を備え何をして何を覚悟するべきなのかそんなことの切れ端がこの渚バカにはあります悲しいかな少しずつ遠くなってしまう様々な事件や災害能登地震も段々と遠くなっている気がする日々起こる新しい事変にどんどん上書きされてるから致し方ないことなんだけどそこに生...四十九ノ二百二十六日目

  • 四十九ノ二百二十五日目

    四月三日(水)晴れ渚バカ通し稽古繰り返してきた場面が一気に繋がる瞬間は稽古場でしか味わえない醍醐味繋がることで場面場面が積み重なって新しい感覚が生まれていくもう二度と生まれないその瞬間たちは舞台上に吹くそよ風が何処かへ連れ去っていく捨てていく良い瞬間こそ捨てていくずっと握ってると次が掴めないから今日の課題明日への活力帰りの電車でまた考えるもっと良い演出もっと良い駄目だしもっと良い稽古そんなことを延々繰り返して今日も秒で終わろうとしている明日はワインガールズ稽古からの渚バカ稽古ダブルヘッダー稽古がまた始まる二つの稽古場で僕を待ってくれているキャストとスタッフが居るそれだけで僕は毎日を生きることが出来るしその先に居る本番を愉しみにしてくれている貴方が居るから僕は生きていられるのですそしてこのブログを今読んでく...四十九ノ二百二十五日目

  • 四十九ノ二百二十四日目

    四月二日(火)晴れ今日明日とワインガールズ稽古オフ渚バカ稽古に没頭する二日間ここが勝負ここからが勝負そんな二日間が繰り広げられますいい稽古が出来ました役者たちが言葉よりも肉体を使いまくった今日でした言葉なんて大したことなんてないなと思いましたどんな美辞麗句よりも人気野球選手のホームランだったり人気サッカー選手のゴールだったりそっちの方が人の感動を誘うことがありますが僕は演劇の可能性を信じて演劇を創り続けています本日お花を頂きました日頃の感謝ってことで頂きました僕を評価するのは僕ではなく周りなんだと強く思えましたありがとうございます今日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十四日目

  • 四十九ノ二百二十三日目

    四月一日(月)雲り本日は渚バカ稽古オフワインガールズ稽古を丸一日かけて二幕の大人達の山場からの物語の大きなうねりからのラストシーンへの軌跡をキャスト全員を共有しながらの稽古今日一日で7場面のシーン稽古と演出家として余すとこなく細部に渡って稽古した為入れ替わり立ち替わり来るキャストとの午前11時から午後20時までの稽古はわりと痺れるもんでそれでもシーンが構築出来たことも達成感が半端なくて稽古終わりに演出助手のユカちゃんとビール乾杯してしまったそれだけの大仕事が達成出来た今日新年度のスタートらしく大きな一歩を踏んだ若者達も多かったであろう日そんな若者達が未来を抱ける社会を作りたいと改めて思うのです今宵も赤星で乾杯明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十三日目

  • 四十九ノ二百二十二日目

    三月三十一日(日)晴れ今年度最後の日晴れましたとても良い気候朝からとっても清々しい由比ガ浜から長谷を抜けて小道を抜けて海岸へ最近ずっと追われていたような毎日でふと神社行って鎌倉の裏路地歩いて海岸行ってボーっとする時間が無かったからとってもチャージ出来た時間だった渚バカ稽古しっかり場面を創ってきましたどれも愛おしい場面になってきた明日から新年度なんて信じられない時間を過ごしているけど大事なのは一日一日をちゃんと生きていることそれが人生なんだと痛感する毎日です僕は生きています色々あるけど生きています前を向いてちゃんと明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百二十二日目

  • 四十九ノ二百二十一日目

    三月三十日(土)晴れ快晴寒桜は新緑に良い季節になってきた鎌倉が愉しみな季節渚バカワインガールズが無事に成功したら思いっきり満喫したいと思いますそれまでは演劇に没頭します今日から二日間は渚バカ稽古一色昼から夜まで中盤三場面を集中稽古新しい瞬間がたくさん生まれた昨日まで想像していなかった感情に飲まれたキャストたちは未知の体感が出来たようだっただからといってこれは今日生まれたもの明日また同じ瞬間が生まれるわけではないからこれは今日捨てる明日はまた違う新しい瞬間を生んでいくただそれの繰り返しでも良い稽古だった前作浪バカのDVDが出来たそうです波バカが上演されている頃僕らは能登で地震が起こるなんて想像もしていなかっただからあの頃に思い描いていた渚バカとは全然違う作品になってますもう何となく風化し始めている能登の地震...四十九ノ二百二十一日目

  • 四十九ノ二百二十日目

    三月二十九日(金)雨のち晴れ午前中は土砂降り午後から一気に晴れていよいよ春到来ワインガールズ稽古と渚バカ稽古の平日ダブルヘッダー稽古も今週はこれで終了週末はワインガールズ稽古オフ渚バカ稽古に丸々集中ってスケジュール今日のワインガールズ稽古で全体の三分の一の場面の芝居稽古が出来た来週の稽古で三分の二の場面の芝居稽古をして再来週の月曜日に粗通し稽古が出来れば因みにその再来週の月曜日ってのが渚バカ劇場入り日のスタッフ仕込み日遠いと思ってた日がどんどん近付いてくる一日が秒で思っていくけど兎に角ずっと稽古してるずっと演劇のことを考えている大変なこともあるししんどいこともあるけど先輩に助けられ仲間に救われ後輩に支えられ今日も締めくくれることが出来た先のことも大事だけど今日一日をちゃんと生きること明日は当たり前のように...四十九ノ二百二十日目

  • 四十九ノ二百十九日目

    三月二十八日(木)雨今日もダブルヘッダー稽古ワインガールズは大人キャストの場面が中心こちらのカンパニーは下は二十代前半上は七十代前半と幅広い年齢層その分経験値も違うしやってきた演劇のジャンルも違う小劇場育ちアイドル育ち元宝塚元東宝ミュージカル2.5次元初めましてのキャストが多い中稽古を進めると同時に僕の思う演劇僕が伝えたい演劇を感じてもらいながら一人一人のキャストの演劇を見据えていく定義の統一化これがこの二週間の主な作業相手を知って自分を知ってもらうキャストによって変えている駄目出しもその目論見がありつつ届けた言葉をどう反応しているかも稽古場を出て次の稽古場に行く電車の中で反芻している渚バカ稽古は全七場の一場から三場までの通し稽古上演時間の約半分であるこの三場面を流しながら物語の導入から事件が起こるまでの...四十九ノ二百十九日目

  • 四十九ノ二百十八日目

    三月二十七日(水)雨今日から三日間は午前中から昼過ぎまでワインガールズ稽古昼過ぎから夜まで渚バカ稽古ダブルヘッダーで鎌倉から出向き都内を横断場面も多いしキャスト数も多いワインガールズは頭から順番にってよりスケジュールの合うキャストが出揃う稽古可能な場面を虱潰しに当たっていくスタイル一幕三場やって二幕二場やって一幕七場やって全体の演出構成を明確に持ちつつ細かい場面に命を吹き込んでいく良い場面が出来たけどまだまだやらなければならない場面は山積み渚バカ稽古こちらはワインガールズに比べるとキャスト数も場面も少なく上演時間も短い二週間後公演初日ってこともあり場面をじっくり創り込んでいます行間を埋めていき空間を生んでいく書かれた台詞はあくまでも切っ掛けにすぎないから登場人物の肉体から迸る「気」みたいなものを感じ合って...四十九ノ二百十八日目

  • 四十九ノ二百十七日目

    三月二十六日(火)雨ワインガールズミザンス付け丸一日かけて無事に全場面のミザンスが付いた一幕は全七場二幕は全四場全てのミザンスが付いた時は稽古場でキャストたちから拍手頂きました上演時間休憩十五分込みで二時間十五分昨日の本読みでは二時間半少しカットをしながら芝居のテンポ感も調整しつつこの一ヶ月で仕上げていきます稽古後キャストたちと夕飯をもちろんお供はワインですワインの舞台創りながらワインを稽古後に仲間たちと飲むしかも日本ワインをこれって演劇の幸せの形の一つこういう時間のためにも演劇を創っている今年は演劇でこういう時間を多く作っていこうと思うもちろん全国で貴方の街にも行きますんで今夜も塩尻ワイン明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十七日目

  • 四十九ノ二百十六日目

    三月二十五日(月)曇り舞台ワインガールズ顔合わせ本読み稽古いよいよ始まったついに始まったそんな感じのワインガールズ準備期間が濃密だったためここまで辿りつけたのが感慨深いのです初めてのキャスト久々のキャスト僕的に新旧入り乱れた座組だけどある意味期間限定劇団のようなカンパニーを作っていければと思ってます何故日本ワインが生まれたのか?何故塩尻がワインの土地なのか?先人たちが僕らに残したことが如実に分かる演劇ですさて明日はワインガールズに全シーンのミザンス付け今日明日はワインガールズに没頭明々後日からは一日二現場を行ったり来たり明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十六日目

  • 四十九ノ二百十五日目

    三月二十四日(日)曇り渚バカ稽古一つ一つの瞬間を一つ一つの場面を丁寧に細かく紡ぎでいく稽古一言の意味一言の矛先誰に言うのか何処に向かうのかそんな方向性をキャストたちに受け渡しながら返し稽古をした一日演出家がキャストに与えるもの演出家がキャストから貰うものそんなことが混在している稽古場は日々何かが生まれる無限の可能性を秘めた空間になっています演出家の本番は稽古場ですからね例え本番が一ヶ月あっても例え本番が一日でも稽古期間は変わらない芸術です今日も沢山の新しい瞬間が生まれたこれをひたすら繰り返していくだけただそれだけさて明日からはワインガールズの稽古も始まるここから二週間は二つの稽古場を掛け持ちます南相馬にも春が訪れ始めてるそうです明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十五日目

  • 四十九ノ二百十四日目

    三月二十三日(土)曇り渚バカ稽古本日は粗通しこの二日間で付けたミザンスを元に頭から一気に通してみるキャストも僕も最後まで通してみて気付くことが多々ある今日の粗通しでは一時間半ここから肉付けをして一時間四十五分弱今までのバッキャローからすると短めの上演時間だが短くて濃縮な演劇を目指しているいつもは二時間越えた本を書いて稽古中にカットしていくやり方だったが今回は骨組み作って肉付けしていく明日は返し稽古ここから細かい場面稽古が始まるまだキャストたちが掴んでいない台詞の裏側を伝えていく作業稽古場近くの八幡様こちらで参拝して稽古場に入る日々もまた始まりました明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十四日目

  • 四十九ノ二百十三日目

    三月二十二日(金)晴れ稽古前に来週から稽古が始まる舞台「ワインガールズ」のビジュアル撮影現場に全ては立ち会えなかったけどここもここで僕の現場僕の大量の衣装イメージを具現化してくれた衣装の阿部さんには大感謝衣装の力は絶大で着る役者もそれを見る共演者にも影響力が半端ない今回はじっくり衣装に向き合いたいと思います渚バカ稽古今日は後半場面のミザンス付けと芝居稽古これでラストシーン以外のシーン創りは出来た明日はラストシーン創って通し稽古移動中には渚バカのパンフコメントを書き終えまあ余すとこなく今日も一日が終わりそうだ今夜はテアトル札幌校の寿代さんから頂いた北海道純米酒で乾杯明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十三日目

  • 四十九ノ二百十二日目

    三月二十一日(木)晴れテアトルアカデミーオンライン公演の興奮冷めやらぬまま渚のバッキャロー‼︎略して渚バカ今日から日曜まで完全なる没頭稽古前半三場面のミザンスと時間の許す限りの会話稽古そちらを稽古開始からギリギリまで創り上げる期待を持って福島を訪れる移住者傷をひた隠しにして生かされている福島の人たちそんな場面が繰り広げられる本作重いと言えば重いけど逞しいと言えば逞しいそんな人間たちを丹精込めて創り上げたい昨日のテアトルアカデミーオンライン演劇でキャストから花束を頂きましたとても嬉しかった何だか認められたような気がしてまだまだだねまだまだだからまだまだやるね明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十二日目

  • 四十九ノ二百十一日目

    三月二十日(水)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四土曜班三チーム本番無事に終わりましたまずは「控えめに言って、私のせいなんです」Aチームお次に「むかし僕が空を飛んだ理由」Aチーム最後は「控えめに言って、私のせいなんです」Cチームどのチームも最大限の力を出してくれましたもちろん今後の課題はあるけど今後の課題の無い演劇を僕はこの三十五年創ったことはありませんそれの繰り返しずっとそれの繰り返しだからこそ終わらないし終われないし明日も演劇を創っていくんでしょうねそれはまるで演劇を創ることをやめた途端世界が滅びるスイッチを持っているかのようにさこれで今期のテアトルアカデミーオンライン演劇は終了またあるでしょうありますその時までまた明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十一日目

  • 四十九ノ二百十日目

    三月十九日(火)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜班場当たりゲネプロ今日明日は三チームとも実地公演カメラマンは引き続き菅野臣太朗演劇倶楽部の桃るい莉央です一昨日の本番を経験しているだけにカメラマンたちもかなりスムーズに撮影出来たしシステム的にもかなり落ち着いてとても安定感のあるスタッフワーク各チーム良い意味で沢山の課題を持って明日の本番に挑めるだろうな夜は全国から集結した仲間たちと演劇の輪広がってる最高の至福明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百十日目

  • 四十九ノ二百九日目

    三月十八日(月)晴れテアトルアカデミーオンライン公演最中に本日はこちらの顔合わせ渚のバッキャロー‼︎遂に稽古開始です去年の波のバッキャロー‼︎からの後編でも殆ど新作に近い本を書きましたそれは元旦の能登地震を受けて「人生は想定外」とよく台本に書きますがまさか渚バカの上演前に大地震が来るとは思っていませんでした駄目ですね想定内にしてしまうのは先月の福島訪問も含めかなりシビアでかなりセンセーショナルな内容を扱いながら光ある希望に向かった本に仕上げました人って生まれた時点で死ぬことが決まっていて幸せが前提で生きるととても辛くて不幸が前提で生きると意外と逞しくなれて小さな幸せが途轍もない幸せに感じれてそんな想いがたくさんたくさん詰まった演劇です今週はテアトル本番と渚バカ稽古に費やす明日も小欲を捨て大欲を立つ四十九ノ二百九日目

  • 四十九ノ二百八日目

    三月十七日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春日曜班三チーム本番が無事に終わりましたまずは「むかし僕が空を飛んだ理由」Bチームお次は「控えめに言って、私のせいなんです」Bチームそして最後は「控えめに言って、私のせいなんです」オンラインチーム三チーム共駆け抜けました二ヶ月のプレ稽古から三ヶ月の本稽古そして本番カーテンコール後の楽屋ではキャストと僕とスタッフで涙と笑いに溢れた素敵な時間を過ごせました演劇続けてきた意味がまた一つ明確になった瞬間の連続でした自分のための演劇ではなく人のための演劇をこれからもやり続けることが僕は使命なんだなきっとみんなお疲れ様ー!最後は有志と打ち上げ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百八日目

  • 四十九ノ二百七日目

    三月十六日(土)晴れテアトルアカデミーオンライン公演二〇二四春日曜班場当たりゲネプロ日曜の三チームの場当たりとゲネプロが終わった実地公演二チームと完全オンライン公演一チーム実地公演に関しては事前に三人のカメラマンと作ったカメラ割りを出演者と合わせていく場当たり稽古決められた場所で決められた台詞と動きその制限の中でどれだけ最大限のパフォーマンスが出来るか?演劇だけど映像映像だけど演劇でも生配信そんな斬新な演劇を僕らは四年前の第一回目の緊急事態宣言下の中作り始めましたあの頃多くの演劇人がやっていたオンライン演劇未だにやり続けているのは僕らだけ単独公演はここ最近やれてないけどテアトルアカデミーと手を組んで全国のテアトルアカデミー所属者と演劇の輪を広げている今年一発目の本番は明日カメラマンは菅野臣太朗演劇倶楽部の...四十九ノ二百七日目

  • 四十九ノ二百六日目

    三月十五日(金)晴れずっと海に居ましたよく考えると明日から現時点でワインガールズ千穐楽まで休みが無いことに気付き急遽休みっぽい過ごし方をしようとずっと海に居ましたもちろん書かねばならないことは海岸で書き休憩がてら好きな蕎麦屋さんに行ってまた海岸に行ってボーっとしつつ缶ビール飲んで原稿書いて夕暮れで久々に好きな中華屋さん行って今日は終了ちゃんと鎌倉を肌で感じまくった一日満足明日明後日は東京でテアトルアカデミーオンライン明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百六日目

  • 四十九ノ二百五日目

    三月十四日(木)晴れ今日から関東は春が始まった気がしますもちろんまだ肌寒い日はあると思いますが何だかそんな気にさせてくれた今日でした渚バカも脱稿しました満足してる脱稿です今年の能登地震も踏まえた十三年経った福島のこと思いっきり書きました僕の見た福島を全部書きましたそんな渚バカですワインガールズ渚バカ何とか脱稿出来て一安心あとは明日来年舞台のPR動画用の台本を書いて明後日テアトルアカデミーオンライン公演前半チームの場当たりとゲネプロ忙しいけど自分見失わずマイペースで生きますわ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百五日目

  • 四十九ノ二百四日目

    三月十三日(水)昨夜ワインガールズのプロデューサーから台本修正の要望があり早朝すぐに第三稿を送る昼にはOkをもらいこれにて稽古用台本としては完成稽古は月末からワインガールズは取り合えず納品完了お次は渚バカ今日明日で脱稿するために兎に角没頭した今日ついにラストまで辿り着いたあとはラストをどう書くかこれは明日に持ち越して明朝読み返して明日決めたいと思う電車を降りると眩しいほどの夕陽こちら小田原駅これも見てふと思い付いたラストシーン今まで書こうとしていたラストシーンなんかよりずっとずっといいラストシーン慌ててスマホを取り出し思い付く言葉をメモに書き殴った帰りの江ノ電でもひたすら書き続け家に帰ってパソコンで清書二時間前に思っていたラストシーンとはまるで違うでも良いラストシーンになりそうだ結局どう生きてるかしか台本...四十九ノ二百四日目

  • 四十九ノ二百三日目

    三月十二日(火)雨あいにくの雨日中は何処にもです渚バカそしてワインガールズの仕上げワインガールズは無事に第二稿が脱稿早速プロデューサーに送るそんでもって渚バカ執筆いよいよゴールが見えてきた見えてきたというか腹を括った綺麗なラストはやめようと思った何ももって演劇的と言うか分からないが僕なりに演劇的な締め括りにしようと思った整合性よりももっと乱暴でいいんじゃないかと今日書いていて思っただからラストへのもって行き方は今までのバッキャローシリーズでは無いしそもそも前作波バカから役が変ったキャスト半分くらい居るし何役かやるキャスト居るしみたいなそんなとげとげしい作品になっているしそうするつもりアンパイ狙わずグラングランに揺れた演劇にしたい明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百三日目

  • 四十九ノ二百二日目

    三月十一日(月)晴れ僕は今日ずっと鶴岡八幡宮に居ました何でしょう寂しかったんでしょうか怖かったんでしょうかあれから十三年この一年ずっと東日本大震災に向き合ってきて今もその台本を書いていて色んな想いを直に感じてきて色んなお話を直に聞いてきて体中にズンとあるからこそ黙祷の時間は神様のお膝元に居たかったんですね午前中から敷地内のベンチに座りながら渚バカを執筆してました数年前までは鶴岡八幡宮でも慰霊祭をやってた気がしたんだけど今年は無いみたいで僕は境内の隅っこでiPadで繋いだ福島で行われていた追悼式を開きながら午後二時四十六分黙祷しました黙祷の一分間境内を普通に歩く人の声を聞きながら様々な感情が湧きましたけど僕にも当てはまることは腐るほどある黙祷が終わった足で由比ガ浜海岸に行き今まで書いた渚バカを読み返しました...四十九ノ二百二日目

  • 四十九ノ二百一日目

    三月十日(月)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春日曜班最終稽古こちらも本日をもって全ての稽古が終了グンと上がった場面グンと下がった場面今まで間違えたことがなかった台詞が出ない今まで起きなかったことが起こるこれはどんな演劇にも起こりえることでこれをどう対応していくかも経験値である何はともあれこれで全六班総勢四十八名の稽古が終了した終わった瞬間はドッと座り込み無事に終わったことに胸を撫で下ろすもちろん来週の本番が一番大事なのだがここまで辿り着いたことが何より嬉しいことだ通常の劇場公演ではここからは全ての権限を舞台監督に渡し委ねるのだがオンライン演劇に関しては最後まで僕が進行するのでまだまだやることは山積みなのだが取りあえずは良かったみんな半年前より上達し成長した本番どう化けるか愉しみだ今宵はバッキ...四十九ノ二百一日目

  • 四十九ノ二百日目

    三月九日(土)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜班最終稽古去年十一月から始まったオンライン稽古も今日明日で最終稽古二ヶ月の基礎稽古二ヶ月半の本稽古そして本番本日三班最終稽古は全班最高の出来だったとは言えず悔しい部分も残った班もあった内容もテンポも各班それぞれの上限をクリアしてたけどもう一つ行ききれなかったでも最後にこの最終稽古が出来て良かった惜しい部分も多々あるのだがあとは本番前までの自主稽古で擦り合わせて精度を上げて頂きたいと思うこちらの本番は三月二十一日(水祝)稽古後は舞台ワインガールズのためのワイン会希少ワインのお話を聞きながらワインの味わいを楽しみつつワインガールズ執筆の参考になるお話をたくさん聞いた今日も目一杯演劇に没頭しました感謝明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百日目

  • 四十九ノ百九十九日目

    三月八日(金)晴れ今日は数少ない人と会う予定が無い日こういう日の過ごし方は執筆が無ければ遠出執筆があれば籠る結局後者なので籠った一日でも家に籠ることは殆どなく由比ガ浜海岸から始まり鎌倉のカフェを数件行ったり日没まで気分転換に場所を変え続ける今日のラストは大船駅構内のベンチだった笑まあそんな感じでドリフターズな一日だったけどだいぶ進んだ渚バカ執筆かなり濃厚な作品に仕上がりそうです前作波バカからかなり構成も変えて型式も変えて僕なりの挑戦をしようと目論んでます朝から夕暮れまでぶっ通しの執筆ってあっという間なんだけど案外疲労するわけですねそれで鎌倉に戻って缶ビール飲みながら由比ガ浜海岸に向かうのが癒しだったりするんです海岸近くの鶴岡八幡宮の一の鳥居この奥が海なんです冬の海って好きなんですよねえ特に由比ガ浜は陽が落...四十九ノ百九十九日目

  • 四十九ノ百九十八日目

    三月七日(木)晴れ東京で舞台ワインガールズの美術打ち合わせ近年では菅野臣太朗演劇倶楽部や珈琲いかがでしょうなどでお世話になっている舞台美術家の松本わかこさんが今回も担当してくれています前回の打ち合わせを踏まえて素敵な舞台美術案を作ってきてくださいました予算感的にもハマりそうなのでこれにて発注色んな景色が生まれそうな舞台美術ですこれから先日の塩尻訪問を踏まえた第二稿を書きあげます現在執筆中の渚バカと一緒に来週半ばまでには両方脱稿を目指します鎌倉へ帰る電車で渚バカ執筆をしつつ陽が落ちて行く姿を車窓から眺めておりました帰宅後はいただき物の巨峰ワインで晩酌てなるとワインガールズの執筆もしたくなったので巨峰ワインを味わいながらワインガールズ執筆ほろ酔いで書いて明日の朝読み直すつもりでも意外と思い切ったこと書いてあっ...四十九ノ百九十八日目

  • 四十九ノ百九十六日目

    三月五日(火)晴れ本日も執筆メインは渚バカ昨日は冒頭十分今日はそこから十分計ニ十分の場面を書けた頁で言えば二十分ほど長年の執筆作業で一頁一分の書式をここ十何年は使ってるので上演時間を考慮しつつ書いているなかなかのペースそれだけ思い溢れる言葉がたくさんあるそして予想だにしていない言葉が勝手に書かれていく瞬間がある書いているのではなく書かされる瞬間今日も膨大な資料と写真を持ちつつ区切りの良いところで場所を変えそれを繰り返し日中を全て注いだ夜は横浜で好きなおでん屋まで行き今日まで書いた台本を読み返しながら書き足したりしたワインガールズの各スタッフから「この役の衣装どんなイメージですか?」「髪型どうしましょう?」「先日の美術打ち合わせでの追加オーダーありますか?」「稽古スケジュールどう組みましょう?」「音楽打ち合...四十九ノ百九十六日目

  • 四十九ノ百九十五日目

    三月四日(月)晴れ朝参拝寒桜完璧な満開一足お先の春鳥も虫も栗鼠も戯れる春の訪れ越冬だからこその至福人生もそういうことだ誰にだって冬があるだけど春のための蓄えまだ寒空が続きそうだけど確実に春が訪れてる今日は執筆日渚バカに没頭鎌倉の中で書いたら場所を変え書いたら場所を変えの繰り返し一瞬で終わる一日冒頭十分は決まった能登地震を受け先日の福島訪問を生かし前作波バカとは全く違う視点の東日本大震災を書いていますオモロイです普通の夕焼け普通の生活が一番幸せなんだと日々想います明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百九十五日目

  • 四十九ノ百九十四日目

    三月三日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春日曜班本稽古こちらも本日入れて残り稽古あと二回本日どの班も今までで一番の通し稽古素晴らしい成長ぶりとても良い稽古でしただからこそ求めるものも多くなるので相変わらずの駄目出しの量でもとても可能性が見えた稽古で良かったオンラインだろうが劇場公演だろうが演出家にとっての本番は稽古本番は無力なのは演出家だからこそ毎回の稽古が本番なのでそれだけ駄目出しの量が増えてしまう駄目なら駄目なりの駄目出しがあるし良きなら良きならの駄目出しがある結局ずっと駄目出しやらアドバイスを延々するのが演出家の仕事の一つである一斑九十分の稽古通し稽古四十五分駄目出し四十五分それでも足りない駄目出しを簡略化しつつちゃんと刺さる文言を瞬時にチョイスしつつ伝えていく一人に伝えているけど...四十九ノ百九十四日目

  • 四十九ノ百九十三日目

    三月二日(土)晴れそう言えば昨日の南相馬帰り仙台に寄り仙台在住の演劇仲間と二時間程度だったけど演劇話を肴に飲んだこれって本当に贅沢なことだなって帰りの新幹線でしみじみ思ったわけですよ先月は演劇で宮崎県高千穂長野県塩尻福島県南相馬そして昨日は宮城県仙台有難い感謝色んなことあるけど日本人と繋がっているのは今の自分のモチベーションそんなモチベーションの一つであるテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜班本稽古昨年十一月からプレ稽古が始まり今年から始まった本稽古今週末を入れて残り稽古は二日いよいよ仕上げの段階です今日の三班各々のクオリティーがグンと上がった稽古だった上がった分要求する部分があるのでまた新たな駄目出しをして来週の最終稽古に挑んでもらう今日もオンラインで演劇稽古をして全国に住んでいる二十四名と繋...四十九ノ百九十三日目

  • 四十九ノ百九十二日目

    三月一日(金)晴れ雨予報だった南相馬晴れました今日は朝から博物館に行き南相馬の歴史を徹底的に学習し南相馬といえば野馬追その歴史も追いそして現実へ風力発電の風車一二〇メートルありますこれは東北電力の東北の電力です福島第一原発は東京電力関東の電気ですそういうことなんですよねホントに何にも無いんです津波で流された福島沿岸部は防風林用の松が食育されてるか一面のソーラーパネルかでもね光ある話や経験もした流されなかった殆どの場所には必ずと言っていいほど神社が残ってましたつまり古い神社は今までどんな災害でも回避出来てきたってことなんですよね住むのは神社の近くだな渚のバッキャローではそんな近い未来に起こるであろう大地震のこと起こってしまったあとに何が大事なのかも書こうと思ってますそんな中本日解禁しました渚のバッキャロー‼...四十九ノ百九十二日目

  • 四十九ノ百九十一日目

    二月二十九日(木)曇りうるう年今年の二月は一日多いそんな日に僕が今居るのは福島県南相馬市原ノ町渚のバッキャローの取材です公演前最後の取材です今の福島これからの福島そして能登地震を福島の人がどう見ているのかそんなことを体に入れるための一泊二日前作波のバッキャローからお付き合いのある南相馬の陽子さんのご実家に行きました夕ご飯をご馳走になりながら当時のことや能登地震の話などをしました毎度毎度思うけど自分の想像力って本当に大したことねえなって思います思いもよらない言葉をいっぱい頂きました陽子さんたちとまた逢う約束をしてホテルに向かいましたホテルに帰って晩酌しつつ今日のお話を反芻しながら渚バカの本を少し書きました「まだ東日本大震災は終わってないんだよ!」そんな想いですあ猫と戯れました明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百九十一日目

  • 四十九ノ百九十日目

    二月二十八日(水)晴れ塩尻取材二日目朝八時半から打ち合わせ塩尻市長さん原作のモデルになった校長先生とお会いしてネットで調べても絶対に出てこない生の声を聞いてまた作品の印象が変わった次はモデルになった学校塩尻志学館高等学校この学校は日本で唯一ワイン醸造課というワイン醸造家を育成する学科がある学校資料用で沢山写真や動画を撮ったけど学校ってことで公開は出来ないけど葡萄栽培から醸造そして瓶詰め更には文化祭での販売まで先生の指導のもと生徒が行っている日本のワインコンテストで賞まで取っている優秀な人材が集まっている学校だこの学校に実際に居た生徒さんのエピソードを元に書かれたのが小説ワインガールズそれの舞台版の脚本演出を任されたというわけだ原作に出ている塩尻の様々な場所にも行った塩尻はまだまだ冬塩尻の場所塩尻の方々この...四十九ノ百九十日目

  • 四十九ノ百八十九日目

    二月二十七日(火)晴れ取材で来ました長野県塩尻市塩尻と言えばワインそう舞台ワインガールズの取材です駅中ワインな駅天候にも恵まれ今日明日と塩尻を知る旅今日は主にワイナリーさんへまずは信濃ワインさん社長さんとお会いして塩尻ワインの現状や醸造家の葛藤などたくさんお話聞きましたそして試飲させて頂いたこちらのワインを購入しました龍眼という希少葡萄のワインですこれは美味しかった次は井筒ワインさんこちらも社長さんとお会いしつつワイナリー全て案内してもらいました同じ塩尻ワインのワイナリーでもこうも違うかというのが印象的変わらないのはどちらも熱い塩尻ワイン愛こちらではコンコードという特産葡萄のワインを頂きましたワインは生き物だなバッキャローシリーズでも山梨と山形のワイナリーさんの話を書いたけど長野は長野のワイナリー事情と味...四十九ノ百八十九日目

  • 四十九ノ百八十八日目

    二月二十六日(月)晴れ午前中渚バカ執筆冒頭部分を思うがままに書き出している今だから書ける言葉今だから書ける状況震災から始まった今年だから書ける物語そして今能登をどう見ているの?みんな福島をどう見てるの?みんなそんな物語を書き始めている今までの型式に捉われない台本構成を意識しつつ今までの型式をぶっ壊して書いている綺麗に整った脚本より荒くて生々しい脚本を書いていきたい午後ワインガールズの舞台美術打ち合わせ美術家の松本わかこさんがとんでもなく素敵なプランを出して来てくれたその場にいたスタッフたちを虜にしたこの舞台美術を具現化して色々シュミレーションしていきたい演劇ってのは総合芸術だみんなで創るもんなんだだから演劇なんだとても愉しい打ち合わせだった夕方鎌倉に戻り大好きな焼き鳥屋でテイクアウトどれも美味しいけど断ト...四十九ノ百八十八日目

  • 四十九ノ百八十七日目

    二月二十五日(日)雨冷たい雨が太平洋側で降り続いた一日今季最後の寒波なのを祈りつつ本日もテアトルアカデミーオンライン公演二〇二四春日曜班本稽古昨日に引き続き今週の稽古は全班各々で向上した稽古が出来た課題は各班あるのだが今週は大きな一歩を踏めた稽古だったとはいえ今月の稽古は終了稽古は各班残り二回そしてゲネプロ本番仕上げていくための駄目出しも大量に渡し本日の稽古も終了一瞬で終わった三班稽古午前中から始まり終わるのは日没近く晴れてたら海岸まで行って夕暮れを浴びるのだが今日は未だ冷たい雨大人しくこちらで〆ます平日は南相馬の震災塩尻のワインに想いをはせ土日は全国のテアトルキャストに想いをはせ気が付けば今週二月終了来週来月明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百八十七日目

  • 四十九ノ百八十六日目

    二月二十四日(土)晴れ関東は六日ぶりの青空三連休太陽偉大一気に世界が明るくなる太陽も当たり前の存在ではないだからこそ出来るだけ浴びた稽古前に稽古の合間で明日からまた曇り空ってことで寒桜満開自然の生命力に一番癒されるテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜本稽古今月最後の土曜班稽古先週までより一つ上へ行く課題を与えたのが今日のテーマ「感情ではなく行動を研ぎ澄ます」そして「かけ合っていく」自分が考えてきたものを披露するのはレッスン自分が考えてきたものを無意識で醸し出せるまで自主練し相手役との化学反応を重きにするのが稽古来週は更なる高みを稽古後から今まで渚バカ執筆冒頭を書き進めた何だかアングラ要素が多いけど不可解で好きな冒頭迷わずまずは書き進めたい整合性は考えず理不尽なことも書いていきたい人は道理や合理を...四十九ノ百八十六日目

  • 四十九ノ百八十五日目

    二月二十三日(金)雨本日天長節第126代天皇陛下64回目の誕生日天皇陛下の御健勝を心からお祈り申し上げます今日は昨夜届いたある一冊の本を読破しようと決めてました朝から夕方まで一気に何十年振りかに四百頁の本を一日で読んでしまったそれだけの物語それだけの構成それだけの語彙とっても面白かったしとっても勉強になったしとっても衝撃を受けたしこれからの執筆が愉しみになった本こういう仕事をしてると「自分の文字から逃げたい日」があるし「人の文字に出逢いたい日」もあるし「そもそも文字から逃げたい日」もある↑僕が自然に触れてる時は大抵それ笑まあ兎に角僕なんかより達悦した作家さんの本を読んで単純にスッキリした読破日自分への警告自分への鼓舞当たり前のこと当たり前に書きたいと思いますあっちゅー間に今週最後の平日が終わる来週は三月だ...四十九ノ百八十五日目

  • 四十九ノ百八十四日目

    二月二十二日(木)雨渚バカ執筆本格的入りました前作波バカ終わった時点で構想していたものは能登地震が起こった瞬間で捨ててましたその分能登に関する動向を毎日毎日観察していました近くに能登出身の仲間が居て詳しい話も聞きました世間の目は圧倒的に能登地震に行っているけど何だかもう風化してる?もう風化させている?そんな印象さえもある今日この頃何だか複雑な想いのなか渚バカを書き始めてますそんな複雑な台詞から書いています「ぐちゃぐちゃだ、私も」冒頭の台詞今回はこの台詞から始めますいや始めるつもりです気が変わるかもしれないんで笑何だか雨です恵みの雨なのは植物を見てると分かりますなるべく傘をささない人生を目指しているのでそんな経路で江ノ電に乗り鎌倉で買い物し江ノ電で帰り夕飯を地元の八百屋で鎌倉野菜をあとは湘南魚と水炊きです明...四十九ノ百八十四日目

  • 四十九ノ百八十三日目

    二月二十一日(水)雨昨日脱稿したワインガールズ第一稿こちらは一夜明けて新たなアイディアが生まれブラッシュアップした第二稿構想を練り始めた執筆作業は渚バカへ本格化こちらはワインガールズよりも稽古早く始まるし本番早いしで来月中旬には脱稿したい作品昨年の波バカからの続編しかし年始の能登地震を踏まえて震災って?復興って?概念が去年とはガラッと変わった日本気持ちは一気に福島に戻りあの登場人物たちと向き合ってみる僕の書いたあいつらは波バカが終わっても生き抜いているそれどころかあの頃とはまったく別の人間になっているはずだ人間は相手を止める癖がある自分自身は毎日変わってるくせに「痩せたね」「太ったね」「老けたね」「大きくなったね」「大人になったね」「生意気になったなあ」「そんなんだっけ?」止めておいた方が自分が楽だからで...四十九ノ百八十三日目

  • 四十九ノ百八十二日目

    二月二十日(火)晴れ二十度越えコート不要ダウン不要半袖可そんな陽気海岸でワインガールズ第一稿脱稿プロデューサーへ送信そのまま東京へ移動中に読んでもらい脚本打ち合わせ「泣いた」と一言頂きあとは細かい所の擦り合わせ擦り合わせしながら新しいアイデアも生まれ第二稿に生かす予定第二稿を目指し今月末塩尻市へプロデューサーと行くことにモデルの学校塩尻ワイナリー塩尻の土地勘を掴むため四十日後の稽古初日まで突き詰めた脚本を書こうと思う最近情報解禁多いけどこちらも発表になりました今年の菅野臣太朗演劇倶楽部は秋夏二作品夏番外公演「贋作・オセロー」秋本公演「その龍は、彼の中で舞い私の中で眠る」夏秋攻めます明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百八十二日目

  • 四十九ノ百八十一日目

    二月十九日(月)曇りのち雨暖かい日が続きます明日の関東は二十度越えらしく春過ぎの陽気しかし週末には一桁気温で真冬に逆戻りとは言え毎朝参拝する神社の寒桜はかなり咲いてきました本日はひたすら舞台ワインガールズ執筆午前中に最後まで書き上げた台本をプリントアウトして頭から読み返すパソコン画面で読む台本と紙で読む台本は全然違うし今でも殆どの役者は紙で台本を読んで稽古するので毎回必ずこの作業を行う案の定誤字脱字変えたい台詞追加したいト書き削りたい台詞などが出てくる夕方の打ち合わせまで時間目一杯使って最後までチェック明日これ頭から修正夕方からの打ち合わせは脚本のみの仕事のプロデューサーとテーマやジャンルシチュエーションを擦り合わせていく出演人数男女比決まっているキャスト兎に角今ある全ての具材をテーブルに並べてあーでもな...四十九ノ百八十一日目

  • 四十九ノ百八十日目

    二月十八日(日)曇りテアトルアカデミーオンライン演劇ニ〇ニ四春日曜本稽古昨日公開されたように三月十七日三月二十日にオンラインで上演されますが今回は前回から集結したキャスト達が東京の会場にて上演しその姿を数台のカメラを駆使して生配信する【実地公演】と全国そして海外在住のキャスト達がZOOMを駆使して全員自宅から生配信する【オンライン公演】の二種類の演劇をお送りします観劇は全作品YouTube配信で実地での観劇は出来ません前回よりも進化した劇団FOCUSとテアトルアカデミーオンライン公演コロナ禍という言葉が昔の言葉になりかけている今いっとき流行ったオンライン演劇今じゃウチくらいしかやっていないオンライン演劇をテアトルアカデミーさんと進化させていく日本を繋げるために来月本番明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百八十日目

  • 四十九ノ百七十九日目

    二月十七日(土)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇ニ〇ニ四春土曜本稽古先週から一週間が経ち各チームの課題がそれぞれ明確になってきたこのチームは芝居全体の緩急調整このチームはまず精度を上げていくこのチームは台詞を相手のために使わせる同じ台本でもチームが違えば別作品役者が違えば別人物だから芝居って面白いなとつくづく感じる出演の半数以上が僕よりも上の世代人生の先輩方に物申すのも烏滸がましいが遠慮なく容赦なく駄目出しさせて頂いて良き作品にそして今後の俳優人生に少しでも役立つアドバイスをしていきたいと思いますそしてこちらも解禁されましたこちらの二作品を上演しますhttps://playjapan.jp/focus-theatre2024spring.html詳しくはまた明日明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百七十九日目

  • 四十九ノ百七十八日目

    二月十六日(金)晴れ昨日発表がありました執筆中の小説原作の舞台その小説とはワインガールズという作品舞台「ワインガールズ」脚本演出をつとめます長野県塩尻市の実在する高校をモデルに三人の女子高生が恋と友情とワインに青春をかける実話を基にした熱血感動ストーリーこちらの高校は生徒が葡萄栽培からワインを瓶詰めする工程までを行う全国でも珍しいワイン醸造を手がけるコースのある高校青春だけではなく塩尻ワインの歴史更にワインと戦争と一見繋がりの見えない関係を演劇でお伝え出来たならそして芸能界きってのワイン通辰巳琢郎さんもご出演されるのも愉しみですhttps://winegirls-stage.com/明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百七十八日目

  • 四十九ノ百七十七日目

    二月十五日(木)晴れ鎌倉に客人たちを案内した日稽古期間ではない時は月に一度や二度とこういうツアーがあります今日は北鎌倉から亀ヶ谷坂切通を抜けて佐助神社からの銭洗弁天そこから由比ヶ浜海岸へ行き長谷近辺から御成通りの行きつけの居酒屋計五時間の散歩に約四時間の宴なかなか充実した一日僕の浅知恵ガイドを愉しんでくれたツアー客も何となく来たことのある鎌倉を少し深掘りして見れるようになってまた違った角度で鎌倉を感じてくれたようで自分も更に鎌倉を勉強したいなと思えた一日だったコロナ禍で逃げるように東京から飛び出してきて気が付けば鎌倉に来て二年半「おはよう」「こんにちは」「また来たよ」「またね」「明日行くから」そんな会話が出来る鎌倉の方々も沢山増えて居心地が良い歴史と自然と人が調和された鎌倉明日も鳥の声で起き長谷寺の鐘の音...四十九ノ百七十七日目

  • 四十九ノ百七十五日目

    二月十四日(水)晴れ午前中小説原作の台本執筆に没頭する今日で一幕が書き上がった予定より若干遅いけどまずまずのペース今週中に脱稿出来れば次の執筆予定の渚のバッキャローに取り掛かれる一ヶ月後から怒涛の稽古ラッシュが始まるその前に仕上げられる台本は仕上げておきたいでも焦らずに着実に丹精込めて午後から贋作・オセローの打ち合わせ主にはキャスティング良きキャストが集まり始めて来ました大人多きな座組になりそうで今年の夏は根の深い演劇が作れそうで心踊る行ったことのない国の約四〇〇年前に書かれた物語分かるはずない肌感に挑むのではなく分かる肌感を現代日本に置き換えて脚色します早く書きたいでも書けるのはもう少し先春もうすぐ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百七十五日目

  • 四十九ノ百七十五日目

    二月十三日(火)晴れ午前中執筆午後打ち合わせ夏シェイクスピアを脚色演出することになりました神木優の企画菅野臣太朗演劇倶楽部番外公演演劇人生で初のシェイクスピア演目はオセローゲーム「オセロ」の語源となった今作光と闇善と悪真と偽白と黒それを主人公オセロー目線ではなくオセローを陥れたイヤーゴ目線で脚色タイトルは「贋作オセロー」今日の打ち合わせはこれ劇場押さえて出演者決めて全体の方向性を決めてこの夏はシェイクスピアに費やします四十代最後の稽古五十代最初の本番詳細はまたお知らせしますあと何本の演劇を創れるか分からないけどこのタイミングでシェイクスピアをやることに大きな意味を感じている新たな挑戦また演劇を勉強し直します明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百七十五日目

  • 四十九ノ百七十四日目

    二月十二日(月)晴れ予定が急遽延期され鎌倉で過ごした一日書かねばならん諸々を書き続けた今週情報解禁される四月小説原作舞台のプレスリリース用コメントと上演台本今月情報解禁される渚のバッキャローのチラシコメント来年上演される古典演劇のプロット結局丸一日かかって小説原作の上演台本以外を書き上げたどれも気に入った文章が書けて良かったさあとは上演台本だこれは二幕物で間もなく一幕が書き上がる原作の力をお借りしながら人間を生々しく描きたいと思ってます鎌倉青果市場で小松菜白菜諸々買ったので今夜は湘南の白身魚と水炊きです明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百七十四日目

  • 四十九ノ百七十三日目

    二月十一日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春日曜本稽古昨日に引き続き先週の課題とケアレスミスなどを無くしながら作品の精度を上げて行く稽古今回は一作品八名の出演者上演時間は約四十五分二作品を全員自宅からのオンライン配信公演と全員実地での生配信公演でお届けする両作品ともにジャンルはブラックコメディテーマは「救済」と「正義」年末年始を使って書いたこの二作品能登地震があって大きく書き換えた二作品あの時の気持ち僕自身も忘れないでおきたい今一度そんな想いを駄目出しに込め出演者に渡したまた一週間後成長を期待稽古後海へ新たなに書かねばならんことのプラン立てを波音を聞きながら陽射しを浴びながら明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百七十三日目

  • 四十九ノ百七十二日目

    二月十日(土)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜本稽古先週の稽古で言い渡した膨大な駄目出しそしてまだまだあるケアレスミスを修正して挑んだ本日の稽古自主練習では出来たこと本稽古では出来なかったことその差異を埋めていく作業がとても必要になってくるまだ台詞が入っていなかったりまだ先週駄目出しもらった部分が修正出来ていなかったりまだイントネーションが直ってなかったりまだまだやらなければならないことが山積みだ週一回の稽古駄目出しをした部分を稽古時間以外で修正してもらいそれを週一回の稽古で出してもらいまた新しい駄目出しを渡すレッスンではない稽古である出演者のスキル向上は目的ではない場面を創り作品を創り観客に愉しんでもらうことが目的だ初舞台が多いカンパニー初舞台なの?と驚かせるオンライン演劇を創る稽古後...四十九ノ百七十二日目

  • 四十九ノ百七十一日目

    二月九日(金)晴れ穏やかな今日近所の神社の寒桜は蕾が膨れ始め既に咲いているものもあって冬の終わり春の足跡を感じる今日この頃これから始まる季節を感じつつ鎌倉で粛々と春の準備をしております僕の準備は文字を書くが殆どでどんな言葉を書くかに一日を費やします今日も朝起きて夕方までずっと文字を書いておりました書き疲れて行きつけのお店へ最高なイワシを頂きました食べ物は生き物命を頂いて僕らは生きているそんな当たり前のこと毎日どれだけ意識出来ているだろうか育てている人収穫している人そして捌いている人ちゃんとちゃんと根本を見れる人間にちゃんとちゃんと根本を毎日感じられる人間に明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百七十一日目

  • 四十九ノ百七十日目

    二月八日(木)晴れ一昨日昨日とわりと弾丸スケジュールだった内容を少し冷静に纏めながら新作舞台の執筆などをしながら鎌倉で過ごした一日昨日宮崎取材の最後に行ったひでじビール宮崎のクラフトビールです店員さんもとても優しく対応してくれて色んな話をしてくれた沢山の賞を取っているひでじビールここからまた繋がるような気がしてワクワクしてる日本て本当に素敵で奥ゆかしくて日本人て本当に愛くるしいなどんどん繋げたい演劇で広げたい行くぞ繋げるぞ宮崎明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百七十日目

  • 四十九ノ百六十九日目

    二月七日(水)晴れ朝からとにかく時間の許す限り会場に行って人に会って宮崎を浴びた一日おはよう宮崎高千穂神社にも行きましたスッと心が癒されます日本の神社宮司の長老の称号を持つ高千穂神社宮司の後藤宮司に去年に引き続きお会い出来てまた有難いお話を沢山聞けました本当に幸せだなと思いました毎夜上演される夜神楽の会場もじっくり見学させて頂きました去年しかと観劇させて頂き虜になった私ですw沢山沢山色んな場所をこの二日間で視察して選定させて頂きました来年二〇二五年宮崎県高千穂でとある演劇を上演しますお愉しみ明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百六十九日目

  • 四十九ノ百六十八日目

    二月六日(火)曇りはい昨日の雪でどうなるか?でしたが羽田からの飛行機は無事に飛ぶようでして羽田から南下しましたてなわけで宮崎に来ましたちょうど一年前にも来たこの土地で今日明日会場下見をします今日だけでも色々と見させて頂き演出面などを考慮して沢山のシュミレーションが出来ました夜はもちろん宮崎の方との親睦会地のものを頂き飲みながらその歴史をうかがうこんな最高なことないでしょ?明日も最終便まで宮崎を知り尽くします明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百六十八日目

  • 四十九ノ百六十七日目

    二月五日(月)雪ちゃんと降りましたね関東平野部ようやく降りました冬らしく雪がちゃんと降りました冬ですから冬らしくちゃんと降って頂きたかったのでとても良かったですもちろん大変なことはあるんですが日本に住んでいる以上四季折々を良さと四季折々の厳しさを味わって生きていきたいなと思うのです故郷の長野はもっともっと極寒なわけですが関東に住んでいる時にでも自然の厳しさを味わえることはとても日本人としての生き甲斐を感じるのですだからこそ平穏な時に喜びを感じるのですそんな今日でしたが下見やら打ち合わせが目白押しで日中は何とか現場で行い積雪してきた夕方以降はオンラインでの打ち合わせ危機的状況だからこそ出て来るアドレナリンでハイトリップな打ち合わせが出来て何だかとっても楽しい夜でしたそして明日は午前中からフライト予定飛行機飛...四十九ノ百六十七日目

  • 四十九ノ百六十六日目

    二月四日(日)雨のち曇りのち晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春日曜本稽古こちらも三週間振りのこちらの稽古通し稽古をして時間の許す限り駄目出しをしていくんだが時間が足りないほどの駄目出しの量が各班あって正に時間との闘い稽古時間目一杯だし各班十分ほど延長して駄目出しを延々言い渡すそんな感じで十時から始まるテアトルオンライン稽古は夕方手前に終了終わった瞬間は大きく深呼吸して今日一日を振り返る演劇の面白さ日本人の面白さ人間の面白さそんな幸せな一日をまた生きれました稽古後新作執筆を少しだけし夕飯の買い物今夜は神奈川県戸塚区の農家さんの野菜をアテに晩酌します何てことない近所の夕焼けこれが平和明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ百六十六日目

  • 四十九ノ百六十五日目

    二月三日(土)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜本稽古Family稽古と本番もあり三週間振りのこちらの稽古出演者の大きな宿題は台詞を完璧に入れること先月本読み稽古を二回やった上での台詞入れ作業脚本の意図と演出の狙いを伝授しているだけあって大きく間違った方向に向かっている出演者は居なかっただけども実際他の出演者と合わせてみて瞬時に台詞が出てこなかったり細かいニュアンスを覚え間違えてたりと自主練習だけでは補えない成果を得た稽古だった稽古は全てオンライン毎回の稽古は録画をしているので来週の稽古までに自分の芝居僕の駄目出しを反芻してもらう自分を表現するのではなく相手を表現するのが演じるということ感情を表すのではなく行為を表すこと動機ではなく目的で生きることだって自分を説明するために人は生きていませ...四十九ノ百六十五日目

  • 四十九ノ百六十四日目

    二月二日(金)晴れ急遽舞い込んだ脚本の仕事今日も東京に出向きその会場下見演出は別の方がやられるので会場を下見しながら何が出来るのか?何が出来ないのか?を考察していくこちらは劇場公演ではなくイベントスペースなので会場の特性を生かす劇世界が必要なのだ出演人数と上演時間そしてテーマとジャンルをプロデューサーと打ち合わせして会場下見を終えるこちらの本は現在執筆中の新作新作バッキャローを書き終えてからの執筆とは言え頭の中で構想を練る時間は必要なので脳みそに今日のことを叩き込んでおくふとした時にイメージを膨らませられるように下見後横浜のカフェで新作執筆一幕の半分まで書き終えた週末で一幕の残りを書き上げたいなけど予想通り書いていくうちに書き足したいことが生まれてくるもんだから指定時間内に収める算段をしなくてはって感じ今...四十九ノ百六十四日目

  • 四十九ノ百六十四日目

    二月二日(金)晴れ急遽舞い込んだ脚本の仕事今日も東京に出向きその会場下見演出は別の方がやられるので会場を下見しながら何が出来るのか?何が出来ないのか?を考察していくこちらは劇場公演ではなくイベントスペースなので会場の特性を生かす劇世界が必要なのだ出演人数と上演時間そしてテーマとジャンルをプロデューサーと打ち合わせして会場下見を終えるこちらの本は現在執筆中の新作新作バッキャローを書き終えてからの執筆とは言え頭の中で構想を練る時間は必要なので脳みそに今日のことを叩き込んでおくふとした時にイメージを膨らませられるように下見後横浜のカフェで新作執筆一幕の半分まで書き終えた週末で一幕の残りを書き上げたいなけど予想通り書いていくうちに書き足したいことが生まれてくるもんだから指定時間内に収める算段をしなくてはって感じ今...四十九ノ百六十四日目

  • 四十九ノ百六十三日目

    二月一日(木)晴れ今日から二月こんにちは二月いらっしゃい二月よろしく二月お手柔らかに二月昨日から書き始めた新作脚本を今日も午前中目一杯使って書き進める現状二幕物予定今週いっぱいかけて一幕分を仕上げ来週いっぱいかけて全てを書き上げようという執筆スケジュールこれを書き終えたら次作バッキャローそして昨日舞い込んだ執筆のみの演劇今月で長編三本二月は平日執筆と打ち合わせ諸々土日テアトル稽古日中は東京に出て春以降の舞台の打ち合わせメインはキャスティング世の中にはまだ出会っていない才能ある役者たちが多く自分の知ってることなんて本当にちっぽけなんだと日々痛感する今年も新しい出会いが多そうで多くの日本人を知れる喜びに溢れそうだ夜は鎌倉に帰り大好きなおでん屋に赤星とおでん最高っすこのあと店を閉めてマスターと二人で鎌倉の町に消...四十九ノ百六十三日目

  • 四十九ノ百六十二日目

    一月三十一日(水)晴れ一月最終日あっちゅう間にこの日を迎えました元旦から日本中で様々なことが起こり続けてここまで生き残れて来たって感じです生き続けるって本当に奇跡の連続なんだなとしみじみと思いますだから何気ない日常には感謝しかないし身の回りの人たちも感謝しかありませんだって幸せは一人では成し得ないですから今日から新しい脚本を書き始めましたまずはGWに上演する舞台の脚本わりと丁寧なプロットを書き上げていたのでそれに沿って新たな台詞を付け足しながら躍動感のある脚本を書こうと思ってます今日は暖かい陽気だったので由比ヶ浜海岸にずっと居ました執筆したりメールの返信したり別作品の構想を練ったり新たな企画公演の企画書書いたり久々の方たちにも連絡をとって今年は色々と再会しつつ新しい演劇を創っていこうと思います本日で菅野臣...四十九ノ百六十二日目

  • 四十九ノ百六十一日目

    一月三十日(火)晴れ数日前から書いていたプロットが脱稿かなり満足いく出来栄えで早速プロデューサーに送信確認を待つ読んでもらってどういう感想を頂けるか?毎回のことだが合格発表を待つ気分と似ている「一枚ペラ位でいいから」「かしこまりました!」なんて話してたけど結果10枚ほどになってしまった笑そんだけ書きたいことが多い作品なんだけど兎に角〆切に間に合ってホッと一安心一番好きな芋焼酎が届きました僕の知る限り最高の芋焼酎ANA国際線ファーストクラスにも搭乗した女性でも飲みやすい伝説の芋焼酎として人気を博しています米焼酎をブレンドしているので芋焼酎の臭さはなくスッキリとした味わいです貴方も是非明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-focus....四十九ノ百六十一日目

  • 四十九ノ百六十日目

    一月二十九日(月)晴れ月末まで書き上げねばならないプロットをひたすら書くいた一日ある人物の半生を過去のインタビュー記事などから物語を紡いでいく昔から題材にしたかった方のお話去年末知り合いのプロデューサーにふとそのお話をしたらあれよあれよでご本人までお話が行き今現在ご検討して頂けているとのこと来月にまた交渉をしに行って下さるらしいので現段階で僕が構想している物語をザックリと纏めているそれにしても日本人って凄いなって思う凄い日本人が居るってことかな兎に角日本人のきめ細かさ日本人の忍耐力日本人の愛情に感服するバッキャローシリーズで出会ってきた職人たちもそうだったけど生き方が自分本位ではないちゃんと次の世代に残すことを考えているそういう日本人を演劇で伝えていきたいと思います今夜伺った初めましてのお店で乾杯かなり当...四十九ノ百六十日目

  • 四十九ノ百五十九日目

    一月二十八日(日)晴れFamily~冬は君を真っ白に染める~全公演終了しましたご来場の貴方本当にどうもありがとうございました今回はシリーズ史上一番シリアスな内容コメディではありつつかなりブラックな雰囲気でありつつ不意をついていくっていう難しい部分をいい塩梅で演じてくれた役者たちには感謝です段ボールとテーブルとパイプ椅子だけ四つのエリア明かりのみで操作は役者たち音楽もテーブル上のCDラジカセからつまり音響と照明スタッフは居ない状態での演出効果そういったアナログ感だからこそ生まれるあの雰囲気をお客さんはじんわりと楽しんでくれてように感じられます「家族って面倒臭いですよね」劇中の台詞面倒臭いから人間臭いだから家族って愛おしい自分の家族と照らし合わせて観劇してくれたお客さんからのコメントがとても嬉しく思いますいい...四十九ノ百五十九日目

  • 四十九ノ百五十八日目

    一月二十七日(土)晴れ本日は打ち合わせだったり少し遅めの新年会だったりまあ今年のワクワク話ばかりをしてました前々から話題に出してた演劇が形になりそうで打ち合わせ時に上演したい劇場に電話して仮押さえまでしてしまうというテンポ感w早速いつものスタッフに連絡奇跡的にみんなその期間が空いていたのですぐスケジュールを押さえてもらったこの公演は夏四十代最後の稽古五十代最初の本番っていうアニバーサリー感のある公演になりそうだ僕の中だけの話なんだけど笑打ち合わせの合間に行きたかった展覧会に大好きなんです水木しげる先生小学校低学年の頃の夢は妖怪になること高学年の頃の夢は閻魔大王になることでした笑大満足な展覧会でがしゃどくろのトートバック買いましたいつか水木作品の演劇やりたいなあと来週会うプロデューサーに相談しようと思ってる...四十九ノ百五十八日目

  • 四十九ノ百五十七日目

    一月二十六日(金)晴れ何だか久々に稽古も無く執筆も無く打ち合わせも無く何にも無い一日作ればキリが無いんだけど敢えて何にも入れなかった一日鎌倉から一歩も出なかった今日遅い朝食ほぼブランチ状態KOBAKABAさんは大好きな朝ご飯屋さん土日は長蛇の列なので平日によくお邪魔します昼からはずっと由比ヶ浜海岸ひたすらボーっと佇んでた缶ビールとハイボール飲みながらずっと今日は風もなく暖かく穏やかな一日色んなことを整理したこういう時間ってホント大事だしこういう時間を作りたいから鎌倉に引っ越してきたんだとっても良い一日少々穏やかではない日常に慣れ始めてしまっていたので本来あるべき姿を取り戻せたような一日鎌倉万歳明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-...四十九ノ百五十七日目

  • 四十九ノ百五十六日目

    一月二十五日(木)晴れFamily公演三日目ここらからはキャストとランニングスタッフのもの観劇した演劇関係者から称賛のLINEが届きます有難い母観劇「今回は深いところを突いてきたね」と誉め言葉として受け取った中野で観劇後と言えば恒例の陸蒸気さんです大根も魚も海老も最高なわけです青森の日本酒も最高母と観劇後に飲む幸せはこの上ない時間ですその為にも真摯に演劇を創り続けていきたいなと思うのです明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-focus.stores.jp/菅野臣太朗演劇俱楽部「闇に消された野兎は、海を飛び越え地で謳う」とは↓菅野臣太朗演劇倶楽部第三回公演(playjapan.jp)四十九ノ百五十六日目

  • 四十九ノ百五十五日目

    一月二十四日(水)晴れFamily公演二日目昼公演を観て夜公演の間に三シーンほど演出を変えた台詞をカットしたり少し相槌を入れたりとホントに些細な部分なんだけど大きな唸りが生まれることを願い修正をした案の定夜の公演では修正した場面は見違えるほど良い場面に生まれ変わったこういう作業は延々と繰り返されることなのだがやればやるだけ作品が良くなっていくのが分かるたった一言されど一言その一言で幸せになったりその一言で不幸になったり日常と演劇を切り離さないことがここ数年の創作作業で大事にしていることです絵空事なんて創るつもりなんてありません観客の内実に寄り添う作品を書きたいし創り上げたいと思いますその為には自分がいかにしっかり生きるかだと思うのですそろそろ春の息吹をそっと感じる時期に明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗...四十九ノ百五十五日目

  • 四十九ノ百五十四日目

    一月二十三日(火)晴れFamily〜冬が君を真っ白に染める〜初日の幕が開きましたご来場の貴方本当にどうもありがとうございました舞台上も客席もどんな劇空間になるのか?そんな良い緊張感の中での初日公演観客は前のめりで一時間五十分を観劇してくれました一筋縄では繋がらない物語を観客は想像力を駆使しながら繋げてくれていたのが分かりました一番後ろの客席に座りながら観客も物語に参加してくれていることが嬉しかったそう今作はそんな演劇なんです本番を終え客席の反応を踏まえ数ヶ所直したい場面があったその場面が本当に直すべき場面なのか明日の昼公演を観て判断しようと思います素敵なお花を頂きました演劇をやってなかったらお花を頂く機会ってなかったと思います花だって生き物ですからね大事にしたいと思いますあと八公演日本のみんなに届けます明...四十九ノ百五十四日目

  • 四十九ノ百五十三日目

    一月二十三日(月)晴れ朝快晴の鎌倉参拝して稽古前の僅かな時間を境内で過ごす特に何をするってことはなく風の流れを感じ鳥の囀りを聞くただそれだけのこと家で淹れた珈琲を飲みながら無意識に脳裏を駆け巡る様々なことを考えながら生きていることを実感する幸せってこういうことなんだろうなとか思いを巡らせるんだけど確実に言えるのは自然の中に溶け込んでいる自分の身体は確実に喜んでいるということだ人の悩みの殆どが「人からどう思われているんだろう」だとするならば自然にはそれが一切無い自然はこちらに対して何の感情も無いただそこに居るだけだただそこに居るシンプルで今僕自身が欲している姿かもしれないFamilyは場当たり稽古案の定演出の変更演出の追加劇場に嵌めてみて感じた取れたことが莫大にあり明日のゲネプロを一時間ほど前倒しにして公演...四十九ノ百五十三日目

  • 四十九ノ百五十ニ日目

    一月二十一日(日)雨Family稽古場での全ての稽古が終わった年始から始まった約二週間の稽古終わってみれば稽古不足という感覚はなく寧ろ短期間で集中した稽古だった上演時間は一時間五十分弱最後の通し稽古ではここまでの稽古の集大成が見えた筋が通った言葉と筋が通らない人間の衝動その両方が反比例を起こすような瞬間を出来るだけリアルに立体的に構築したいと思います今は稽古を振り返りながら鎌倉へ向かう電車内思考は明日の劇場場当たり少し狭目の稽古場で創った劇空間を劇場という箱にソッと浸らせ果たしてどんか反応を見せるのかが楽しみだそして今回は今までのFamilyではやって来なかった演出を取り入れている言わば実験的効果をどう生かすのかも僕なりの挑戦だ今夜はこちらで稽古打ち上げ明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チ...四十九ノ百五十ニ日目

  • 四十九ノ百五十一日目

    一月二十日(土)雨Family稽古五日ぶりの通し稽古を行った場面稽古を積み重ねた意味が大いにあった今日の通し稽古はこの稽古スケジュールにして良かったと自分に納得のいく采配だっただが通しみて分かることがあるようにやらねばならないことが一気に山のように生まれた課題課題課題要らない台詞がたくさん見つかった必要な瞬間がたくさん見つかった上手くいかなかった原因がたくさん見つかった今日明日で剪定していくつもり一言レベルの台詞だとしてもあると無いではだいぶ違いが出てくるし会話の意味とリズムにもっと執着していけば深みが出てくるはずまだまだ試していくまだまだ探していく未知なる瞬間を目指して今宵はこちらで〆ます明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-f...四十九ノ百五十一日目

  • 四十九ノ百五十日目

    一月十九日(金)晴れFamily稽古いよいよ佳境に入って来た細かい場面稽古は本日をもって終了思う存分時間の許す限り丁寧に場面を作り上げて来たどんな芝居でもそうだけど稽古をやればやるほどやりたいことが増えてくる稽古時間は幾らあっても足りないんだけどここまで詰めれたので明日からは断片的に創り上げてきた場面を繋げていく作業に没頭しようと思う繋げてみて湧き上がるものの方が確実にあるので流れに身を任せてみるってのは実はとても重要なこと物語の流れって人生の流れと同じで自分の意思とは関係なく流れていくもの人生思うように行かないように物語だって自分の思うようには流れないわけだから結局【合わせていく】ってことそれを明日からは試していく稽古場での稽古はあと二日間公演初日まであと四日まだ充分時間はある信州蕎麦を瀬戸内海の塩で頂...四十九ノ百五十日目

  • 四十九ノ百四十九日目

    一月十八日(木)晴れ連日のFamily稽古一場面一場面一行単位一言単位で意図や根拠瞬間や体感自分より相手言葉より行動想いより脈拍表情より態度感情よりも物語そんなことを駄目出しに盛り合わせながら今日の場面稽古を目一杯やってきた良い場面がたくさん生まれたここまで来るとこの稽古スケジュールにして良かったと痛感する細かく稽古すると何となくだった部分をスルーすることが出来なくなるだから役者たちも質問してくるそれに答えると「そういうことですか!」と返してくるし「そんなこと考えたことなかったです!」と言われることが多い「考えてこようとしなかっただけでしょ?」「…ホントですねえ」と肩を落としながらつぶやくいいんですよそれで人間なんてそんなもんなんだって認めた方が良いんでって実は今回のFamilyはそんな主題もねじ込まれて...四十九ノ百四十九日目

  • 四十九ノ百四十八日目

    一月十七日(水)晴れFamily稽古昨日までの稽古を受け今まで予定していた稽古内容を今日大幅に変更毎日一回は必ず通し稽古する予定だったけど今日から最初から最後まで場面稽古を平日四日間かけて細かく突き詰める稽古をし週末土日は一気に通し稽古で仕上げていくこれで勝負に出ようというわけだ演出家の采配って多岐にわたるんだけどこのいつ何の稽古をするのか?いつ稽古休みにするのか?その日どの順番でどの場面の稽古をするのか?など稽古スケジュールというのは非常に重要な要素を含んでいる(因みに多くは演出助手が制作とキャストNGを共有して、仮の稽古スケジュールを演出助手が組んで、それを叩き台に演出家に相談し決定。Family現場には演出助手が居ないので全て僕がやってます。小劇場あるある一つ)スポーツの監督が試合前にいつどんなカリ...四十九ノ百四十八日目

  • 四十九ノ百四十七日目

    一月十六日(火)晴れ朝恒例の参拝で山からの風と海からの風を神明宮で浴び今日まで生きて来れたことの感謝をFamily稽古は午後一から午前中は春の小説原作舞台のプロット作成(簡単に言うと凄く細かいあらすじ)三百ページ以上の小説を二時間から二時間半に纏めるので当然割愛しなければいけない場面や設定は多いそれは映画も一緒なんだけど演劇は場所を何個も何個も作れないし(作れるけど限界はあるよね)(それをやるにはある程度大きい劇場が必要)(何より同一人物が一気に未来(明日とか)過去(昨日とか)にも飛べない(一番大きいのは衣装とメイクね)今回は書いて演出もするので劇場の機構を思い出しながら演出も考えながら書いているわけである小説の根底に張っている主題を掴み取りながら作者の意図を汲んで広げていく小説的表現をどうお洒落に演劇的...四十九ノ百四十七日目

  • 四十九ノ百四十六日目

    一月十五日(月)晴れ今日からFamily稽古は来週二十三日の公演初日まで多少のOFFを入れながら仕上げの作業に入っていく先週金曜日に行った粗通し稽古での改善点を役者各々がクリアにし本日は通し稽古また違った景色が生まれたり何も生まれなかった景色があったりケアレスミスで積み上げた空気を崩してしまったり課題はまだまだ山積みだけどその課題の殆どが演出家である僕の作業駄目出しをして稽古場を出て家に帰るまでずっと今日の通し稽古のことばかり明日の稽古までに何を用意しておこうかそんなことを考えながらの帰路からの自宅での一人反省会たった一言を外に向けるだけで座ってたのを立つだけで相手を見ていなかった台詞を見るだけで間が空いてたのを詰めるだけで全て逆も然り些細なことで劇空間は大きく変わる明日もそんな些細なことの実験と挑戦の繰...四十九ノ百四十六日目

  • 四十九ノ百四十五日目

    一月十四日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春日曜本稽古本日も全国各地の出演者が集う三チームの稽古午前中から始まり夕方までみっちりと時間許す限りやれること伝えられることを精一杯目一杯感情なり心情なりとても不確かなところを足掛かりにしてしまうと芝居はとたんに物語性を無くしてしまう劇場だろうがオンラインだろうが演劇には物語性と演劇性の両立が必要で登場人物(役者)に感情が先立った途端に作品の世界観は破綻していくだからこそ本日も台詞の意図構成の意味観客に対する仕掛け脚本が狙っている部分を出演者に伝授していった次の稽古は来月頭三週間ほど空くここで台詞を入れてもらってここまでの稽古で与えた駄目出しをクリアにしてもらって二月の毎週末稽古に挑んでもらいたい明日からFamily稽古に没入休みなく一月二十三日...四十九ノ百四十五日目

  • 四十九ノ百四十四日目

    一月十三日(土)晴れのち雨テアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春土曜本稽古先週の稽古を踏まえての二回目の本読み稽古うろ覚えの出演者たちはまだ頭で台詞を追っている段階でありまだ台本を見ながらの本読みなのでまだ「喋る」ではなく「読む」って段階から脱却出来ていないただ単に台詞を入れるのではなく感情ではなく状況を動悸ではなく目的を流れではなく構成を読み解くと台詞は入ってくる自分がどうするか?ではなく相手をどうするか?自分を表現するのではなく自分以外を表現すること演技は多種多様だけどとどのつまり自己表現は不要だってことさて本日念願のアイテムが届きましたブックスタンド原作ものを脚本家する時の必須アイテム今年から原作もの案件が久々に続きそうオリジナルを混ぜながら自分の可能性をまた新たに広げて行こうと思います明日も小...四十九ノ百四十四日目

  • 四十九ノ百四十三日目

    一月十二日(金)晴れFamily稽古何とか全シーンを当たり全シーンを繋げた今日繋げて分かったこと繋げて気付いたこと繋げて発見したこと色んなことを見つけた一日まあ兎に角ここまで辿り付けたことにホッと一安心胸をなでおろすこれで今週のFamily稽古は終了来週一週間目一杯使って仕上げの作業今夜は鎌倉地酒を頂きながら稽古スケジュールを組むキャストNGを加味しながらいつどこでどの場面を稽古していつ通し稽古をするか?って采配も演出家の大きな仕事の一つ慎重に丁寧にかつ大胆な稽古を来週もしたいと思います明日も小欲を捨て大欲に立つ菅野臣太朗演劇俱楽部配信チケット購入はこちらをクリック!https://gekidan-focus.stores.jp/菅野臣太朗演劇俱楽部「闇に消された野兎は、海を飛び越え地で謳う」とは↓菅野臣...四十九ノ百四十三日目

  • 四十九ノ百四十二日目

    一月十一日(木)晴れFamily稽古順調に場面が立ち上がっている短い稽古時間だが出来るだけ伝えられることを役者たちに伝えてそれを持ち帰ってもらって次の稽古でどう育ったのかを確認するまるで田植えのような作業まだ外側を作っている段階だが内側も同時多発で植え付けていく必要があるので駄目出しの中だったり休憩時間の何気ない時間に色んな要素を散りばめていくことが役者たちをこちらの世界に誘えると今回の現場では思っている演出家の仕事は多岐にわたるが限られた稽古期間の中で役者たちをどこまで操縦するか?これって非常に重要な項目の一つだ強制するのではなく役者たちが「気付けば演出家の思い通りになっていた」って稽古進行をしていくことが必要だ今日も良い場面が立ち上がった明日はまだ手を付けていない場面を立ち上げてからの粗通し稽古まずは...四十九ノ百四十二日目

  • 四十九ノ百四十一日目

    一月十日(水)晴れ本日より菅野臣太朗演劇俱楽部第三回公演「闇に消された野兎は、海を飛び越え地で謳う」の配信が開始されました今日から一月三十一日までの三週間見放題となってます特典映像の対談やバックステージツアーなどてんこ盛りの内容です上演したのは約一ヶ月前の二〇二三年十二月こんな年明けは全くもって想像していなかったぶん観返してみるととんでもなく突き刺さる場面や台詞がありましたDVD化の予定は無いので是非とも今日もFamily稽古昨日まで創った場面を詰めた流れというよりは一瞬を詰める稽古本当はもっともっと細かい稽古をしたいけど限られた時間の中でどれだけ効率良く仕上げるかも必要な時期今週は創り込むよりも立ち上げていくことまだ立ち会ってないシーンも多し明日明後日で立ち上げて粗通しまで漕ぎつける予定今日の稽古場近く...四十九ノ百四十一日目

  • 四十九ノ百四十日目

    一月九日(火)晴れFamily稽古毎日三シーンくらいずつ創り上げているシーンの意味台詞の真意をキャストたちに出来るだけ細かく伝えているんだけど殆どが「そういう意味ですか」「全くそんな風に考えたことなかったです」とまあ全然違う風に捉えていたりするもんでもちろんそんなことは分かっているんだけど逆にそんな風に捉えるんだと感心したり勉強になったりで様々な概念が飛び交うなかなか面白い稽古場です振り返れば闇兎以来の約一ヶ月振りの現場稽古オンライン稽古はオンライン稽古なりの面白さがあり現場稽古は現場稽古の面白さがありつくづく贅沢だなあなんて思う帰路夕暮れの富士山と電車信号機稽古場近くの駅ホームから撮影みんながスマホを向けて撮影してた富士山ってやっぱり日本人の心にちゃんとあるよねそれがとっても嬉しくも安堵するこの心があれ...四十九ノ百四十日目

  • 四十九ノ百三十九日目

    一月八日(月)晴れFamily稽古再開今週平日はこちらに没入全シーンを創って金曜日に粗通しをしてしまおうって稽古スケジュール四場と呼ばれるシーンと六場と呼ばれるシーンを時間の許す限り創り込むまだまだ大枠とミザンスしか創れてないが本に込めたこちらの狙いを伝える貴重な時間大抵はズレるんですわのっけからバッチリ合うことなんて殆どない付き合い長い人は打率は高めだけどこっちも変わり続けたいと思ってるから常に違う挑戦状を書いているように台本を書いているわけです稽古場っつーのは本当に面白い空間で演出家の本番は稽古場ですから自分が思い描いている瞬間よりもっと面白い瞬間を求めていっているのです自分の思い描いている通りの瞬間を追い求め過ぎている演出家はつまらないし時たま聞くプランすらなく稽古場に来て演者が動いている姿を見て演...四十九ノ百三十九日目

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