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  • 四十九ノ百日目

    十一月三十日(木)晴れ闇兎公演二日目三ステージ終了ご来場の貴方様本当にどうもありがとう業界関係者のご来場も非常に多く賞賛激励沢山の感想が明日への励みになった「勉強になった」演劇界の大先輩に言われた内容のことを指していると思いきや「脚本と演出が」と言葉を付け加えた「一見社会派のように見せて本線は人間そのものに焦点を当てていてとても見応えあった作品が良く出来ていてそれぞれの人間ドラマが良く書けてる」感謝これからも精進あるのみ明日は三日目早くも折り返し今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ百日目

  • 四十九ノ九十九日目

    十一月二十九日(水)晴れ闇兎初日の朝奇跡の五日間が始まったご来場の貴方様本当にどうもありがとう温かい拍手ダブルカーテンコール沢山の感想も聞きましたその声の殆どが知らなかった真実に対する驚嘆そして役者が立ち向かおうとする立ち姿への賞賛「気づけよ!気づけよ!と訴えかけるラストシーンはこの世の中に必要不可欠な【手当て】だと強く思いました」という感想も頂きましたちゃんと受け取ってくれたんだなこの演劇を世に出して良かった沢山のお花もありがとうございます今は色んな応援の仕方があるけれどやっぱり僕は祝い花が好きだって花も生き物だからさ明日から一日二公演今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ九十九日目

  • 四十九ノ九十八日目

    十一月二十八日(火)晴れ闇兎場当たり稽古融合しましたちゃんとキャストとスタッフが一丸となった日貴方と救う演劇が仕上がりつつも新たな欲望も生まれた一日明日初日けどまだまだ上げますそれだけ毎日生き物みたいな演劇創ってる頭の中で描いていたものは今日一日で確実にぶっ壊れたそして新しい世界に没入していくまだまだ知らない世界ばっかりだし自分の想像力なんて本当に大したことねえなさあ始まります奇跡の五日間が今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ九十八日目

  • 四十九ノ九十七日目

    十一月二十七日(月)晴れ闇兎劇場入り仕込み日舞台美術が組まれスピーカーが吊られ照明が焚かれていきますプロフェッショナルな僕の仲間達は最高のスタッフワークを見せてくれていますはっきり言いますヤベエ世界出来上がってます黒を基調としたどこまでも闇が続くような空間で大いなる闇に飲み込まれそうな空間が劇場に広がっていますその闇は本当の闇なのか?それとも本当は闇では無いのに闇だと勝手に捉えているだけなのか?明日場当たり稽古稽古場で稽古してきた役者をこの闇の中に埋めていきます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみしております四十九ノ九十七日目

  • 四十九ノ九十六日目

    十一月二十六日(日)曇り闇兎稽古二十日目通し稽古十一回目一時間五十七分稽古場での稽古は終了明日から劇場入りです出演者全員が物語に没入して息巻いてます人は生まれた時点で死ぬことが決まってる何度観ても景色が違う作品です稽古は場ミリのみで行ったもちろん物理的な理由で舞台美術を入れられなかったけど役者の想像力を刺激出来た稽古だった当然僕もそういう意味で言うと今回の演出意図はそこだったりする何でもかんでも説明するのではなく観客の想像力に委ねるちゃんと観てくれてますからちゃんと想像してくれてますからさ明日劇場入り今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ九十六日目

  • 四十九ノ九十五日目

    十一月二十五日(土)曇り闇兎稽古十九日目通し稽古十回目自分の命って自分のものなんですかね?自分の体って自分のものなんですかね?僕たちは気付いたら生まれている命は授かりもの自分は人のためそのためそういうお芝居です今回はだからこそ台詞も動作も何もかも自分のためではなく相手のため場所のため状況のためにあるものなんですね人生の意味は自分には無いんですきっとそんなメッセージもある芝居です稽古後の反省会でも議題は常にそれその台詞は自分に言ってないか?その行動は自分のためになってないか?毎日演劇漬け毎日演劇塗れそんな毎日明日最終稽古今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ九十五日目

  • 四十九ノ九十四日目

    十一月二十四日(金)晴れ闇兎稽古十八日目本日は二回通し稽古昨日壊した欠片を繋いだら新しい生き物が生まれた芝居とは一瞬一瞬の連続でありその一瞬に神様は宿る今日の通し稽古は捨て明日の通し稽古に励む凄い生き物になってきた芝居は生物と言うけど本当にそうなってきたそしてスタッフたちも同時進行で作業を進めているこちら舞台美術の一部どこかに飾られますテーマは毒物語も美術も音響も照明も毒まみれ今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ九十四日目

  • 四十九ノ九十三日目

    十一月二十三日(木)晴れ闇兎稽古十七日目一旦壊しました今まで出来た場面を頭から全部壊して開いて役者たちに違う風景を見せたくて体感してほしくて稽古とは実験と挑戦の繰り返し役者には揺さぶれること恐れないで欲しい揺れないと揺れて揺れて揺さぶれて自分がどんな状態かも分からないほど滾った状態で居ることがこの演劇に必要な居方もちろん僕も今夜は赤星っす今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ九十三日目

  • 四十九ノ九十二日目

    十一月二十二日(水)晴れ闇兎稽古十六日目通し稽古七回目衣装付き通し稽古一時間五十六分本当にこれでいいのか本当にこれが面白いのか毎日自分を疑いつつ役者に言葉を届けている自分を疑う明日も知らない自分へ稽古とはそんな自分に出逢うための作業自分の知ってる自分より自分の知らない自分の方が圧倒的に多いそのことに気付いた瞬間人は人生を謳歌出来る気がするのです生きて行くってそんなことのような気がしてます今朝は朝市場行って鎌倉野菜を大量に買えたので優勝です今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ九十二日目

  • 四十九ノ九十一日目

    十一月二十一日(火)晴れ闇兎稽古十五日目通し稽古六回目一時間五十六分数名の役者が壊れ始めたもちろん良い意味で自意識ではなく無意識に吠え始めたけどまだ足りないナチュラルなんて要らないこの演劇に必要なのは圧倒的なリアルそれだけ今日の通し稽古で突破口を開いたのは予想していなかった役者だったそうか結局まだまだ自分の想像力なんつうもんは大したことねえんだってことが痛感出来た人間を分かったつもりでいることがどんだけ怖いことか人間って面白いやまだまだいけるまだまだいけるこいつらといける今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ九十一日目

  • 四十九ノ九十日目

    十一月二十日(月)晴れ闇兎稽古十四日目通し稽古五回目一時間五十六分駄目な通し稽古でした演者の甘さが如実に出た通し稽古でしたもちろん先導する演出の甘さも悔しくて流れる涙を明日に繋げて挑みますそれだけ志高い演劇なんですだからこそ諦めず残りの稽古も没頭するのみ今日から来月三日までは闇兎に没頭する毎日生き抜くのみ生き抜くのみ今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ九十日目

  • 四十九ノ八十九日目

    十一月十九日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇ニ〇二四春日曜稽古土日で六名✖️八班計四十八名の稽古を毎週末やっている下は十二歳上は七十一歳とまあバラエティにとんでいるわけだけどとても面白い一人で全員を相手にしてるのは僕だけだから面白い感覚は僕にしか分からないんだけど簡単に言えば同じ台詞で千差万別の解釈だし同じ駄目出しをしても千差万別の理解だということつまり人間はバラバラってことがとても心地よい何でも「同じ」にしようとする社会や教育これに気持ち悪さを感じているからこそバラバラであることに安堵する世の中には同じ形で同じ大きさの植物が一つも居ないように同じ形で同じ大きさの動物が一匹も居ないように同じ形で同じ大きさの石が一個もないように僕はバラバラなんだそれを個性と呼ぶと思うのです明日から闇兎稽古再開ここ...四十九ノ八十九日目

  • 四十九ノ八十八日目

    十一月十八日(土)曇りテアトルアカデミーオンライン演劇ニ〇二四春土曜稽古プレ稽古台本の続きを参加者に渡した先週は二枚目まで今日は三枚目までもう書き終えた台本を小出しに渡しています続きを読んだ上で前半部分の台詞の意味を改めて理解して挑む予想とは違う展開に参加者は驚いてたけど物語とはそういうものだし自分の想像したことは大抵当たらないのだ当たることを望んで生きているしそれが安心安全だろうけどそれはもう死語と化していると感じているハッキリ言って重い内容決して軽くはない内容敢えてそれに挑戦してもらってる僕たちが今演劇で伝えなくてはならないこと全国のみんなと作ってますみんなで一緒さて執筆中の僕じゃ駄目ですか初稿が上がりました久々に少人数の会話劇濃厚かつ振れ幅があるラブストーリーが書けたつもりこちらは脚本のみ今日もどう...四十九ノ八十八日目

  • 四十九ノ八十七日目

    十一月十七日(金)雨のち曇り闇兎稽古十三日目通し稽古四回目一時間五十六分台詞と気持ちは表裏一体ではありません人は裏腹ですし相手や状況によって無意識に使い分けてます結局台詞に頼らず中から溢れるものを信じるのが芝居なんです台詞なんつうものは物書きからしたら単なる切っ掛けにすぎないんですよ言葉にできないものを体現してもらうために台詞があるのであって言葉を伝えてほしいから台詞を書いているわけではないのであくまで切っ掛け伝えてほしいのは物語なんです近所の好きな扉今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ八十七日目

  • 四十九ノ八十六日目

    十一月十六日(木)晴れ闇兎稽古十二日目通し稽古三回目一時間五十五分自分の知っている自分を整える為に稽古があるわけではありません自分の知らない自分に出逢えないながら相手が知らない相手に出逢わせるのが稽古です結局全て人の為僕たちは気付いたら生まれていて自分が生まれたくて生まれたわけでもなくでも親の注文通りの外身や中身で生まれたわけでもなく結局は授かったものとして生まれてきたわけでそれってつまり自分は自分のものじゃなくて自分はみんなのためのものであってだから自分はみんなと繋がっているわけであって仏教語の自然(じねん)の精神なんだなって帰りの電車に揺られながら思っているわけです今日は昨年公演の出演者であり仲間である莉央が稽古場に来てくれた今年は本番受付周りを手伝ってくれる仲間も繋がり今日もどうもありがとう貴方に逢...四十九ノ八十六日目

  • 四十九ノ八十五日目

    十一月十五日(水)晴れ闇兎稽古十一日目通し稽古二回目一時間五十五分圧倒的に相手を動かすこと圧倒的に場を動かすこと圧倒的に知らない自分に出逢うことそれが通し稽古ですまだまだ想定内これから想定外稽古とは人から獣になる作業のことですそれはつもり脳みそで芝居をするのではなく本能で芝居をするということです無心で夢中で生き抜くことです僕の芝居は特にそういう部分があります夥しい数の情報も情報ではなく言霊として吐き出すそんな感じですまだ体に染みついていない言葉を役者達がどれだけ血肉にするかそんなわけで久々の日本ワインあキザンワインさんと武田ワイナリーさんにワイン頼もー今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ八十五日目

  • 四十九ノ八十四日目

    十一月十四日(火)晴れ闇兎稽古十日目本日は初通し稽古一時間五十七分この時間の中に十四名の登場人物の人生とそれを取り巻く人間たちの生き様が溢れ出し滲み出し痛々しくも最後には晴れ晴れしい瞬間を日々掴んでいこうと思います一個ずつ一個ずつ丁寧に確実に取りこぼしがないようにけど大胆に挑戦的に稽古後来年の打ち合わせを最近ご一緒させて頂いてるプロデューサーさんと打ち合わせ来年の春やら来年の秋やらも新しい演劇が創れそうです新たな試みを多くの日本人と繋がって出来そうですそうやって演劇でそうやって日本を救っていきたいと思います僕が出来る精一杯を毎日一歩ずつだから仲間大募集中共に賑やかな日常を稽古場近くには新海誠監督のあの映画のラストシーンのあの踏切のモデルになった踏切があったり今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにし...四十九ノ八十四日目

  • 四十九ノ八十三日目

    十一月十三日(月)曇り晴れ闇兎稽古九日目本日は三門化成の場面稽古役者には共感出来る台詞と共感出来ない台詞かあって大抵共感出来る台詞から解釈し役作りをしますが実は共感出来ない台詞から解釈し自分との差異を埋めることが役作りなのです近道を追い求めがちだけど近道は結果一番の遠回りなんだってことを思い知らされたここ数年だからこそより毎日の稽古で感じる効率的に合理的に建設的にこれって実は結果だけを追い求めて実は何も身になってないことその時は満たされたつもりでも本当は何も満たされてないこと誤魔化しという都合の良い言葉で自分の甘さを鈍らせていることそんなことを日々思う次第でありますもちろん自分にも言い聞かせて今宵は江ノ電に揺られ揺蕩って帰ってます江ノ電の床江ノ電のシール好きなんです人情味溢れて今日もどうもありがとう貴方と...四十九ノ八十三日目

  • 四十九ノ八十二日目

    十一月十二日(日)雨のち曇りテアトルアカデミーオンライン演劇二〇二四春日曜稽古昨日に引き続き全班共通のたった二枚の台本を使っての稽古やはりまだまだ「どう演じるか」が先行してしまう「どう解釈するか」よりもそして「この作家は何故この台詞を書いたのか?」「この作家は何を訴えたくてこの本を書いたのか?」言葉は台詞は自分のためにあるものじゃなく相手のためにあるものだどの現場でも言い続けていること演技とは自分を表現するものではなく自分以外の相手場所状況を表現するものだ今日の稽古で前回出演者の中学生の女の子が「菅野先生の作品は、当り前のものは、当り前じゃないってことを言いたいんだと思います」と堂々と言ってくれたことが何だかとても背中を押されたことや大人たちが「菅野先生の台詞は、また改めて人生を見つめ直すこと台詞ばかりで...四十九ノ八十二日目

  • 四十九ノ八十一日目

    十一月十一日(土)曇りテアトルアカデミーオンライン演劇ニ〇ニ四春土曜稽古先週の顔合わせとヒアリングを受けて全班共通の台本を作成しての土曜班の稽古たった二枚の台本だけど色んなものを詰め込んだ各班それぞれ読んでもらい説明をして考えてもらい更にアドバイスをし更に考えてもらい結果各班稽古開始の読みより稽古最終の読みは断然違う何かになっていた泣きじゃくって進まない瞬間や笑い合って涙する瞬間などが溢れたやっぱりどう演じるかではなくどう読むかなんだよな午前中から始まる四班稽古は終わってみればもう日没ちょいと休憩しつつ僕駄目の執筆をして宮城のシングルモルトで〆ます結局今日も一生懸命演劇しました日記お付き合い頂き感謝今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ八十一日目

  • 四十九ノ八十日目

    十一月十日(金)晴れ闇兎稽古八日目本日は六場と呼ばれる物語の山場となる場面稽古人生最大の敵は自分の想像力である自分を楽する為に人生経験値があるのではなく相手を豊かにする為に人生経験値があるのです台詞も一緒相手の為演技も一緒相手の為場所の為状況の為だからやはり思うのです表現とは自分を表すことではなく自分以外を表す行為なんだと今週の稽古は今日で終了互いを労う為に演出助手と乾杯演出助手ってなかなか注目されない役職ですがこの役職が居ないと演出家は成立しませんし公演が成り立たないと言っても良い役職なんですね演出家が役者に求めていること演出家がスタッフに求めてること全てを把握して制作と役者とスタッフのスケジュールを管理して稽古場を潤滑にまわす役職ですそんな演出助手と今週の稽古の復習来週の稽古の予習をしながらの夕食闇兎...四十九ノ八十日目

  • 四十九ノ七十九日目

    十一月九日(木)晴れ早朝モーニングルーティンを終え今日は久々に大好きな朝ごはん屋へ注文して番号札を貰い席で待機鯵の開き定食可愛い箸置き地のものを使った朝ごはんは何とも格別です僕は鎌倉移住前から好きで来ているお店ですが土日は長蛇の列で平日を利用していますお店の名前はKOBAKABA(コバカバ)さんです昔小林鞄というお店だからこのお名前です闇兎稽古七日目本日は今まで稽古した場面の返し稽古今作は「白は黒を塗り潰してしまう」そんな演劇です「黒は白に守られている」そんな演劇ですだから台詞を白で読まず黒で読むそんな演劇です世界は白じゃないしかし世界は黒でもない世界をどう見るのか世界をどう見ているのかその作家がその役がそれを読み解き代弁するのが役者の仕事だと思うのですまだまだ役者たちが埋め切れていない部分を稽古場で埋め...四十九ノ七十九日目

  • 四十九ノ七十八日目

    十一月八日(水)晴れ闇兎稽古六日目本日は四場と呼ばれる三門化成のカフェとフェリー乗り場の場面稽古稽古を重ねる度に真逆の解釈と出逢い台詞の裏側にある心の襞みたいなものが見え始めた役者達自分を疑うこと創作の要ですそして自分を過信しないこと日々逞しくなる栄養剤ですそれは演出家も同じことこれでいいのか?これで本当に面白いのか?これで観客は心揺さぶられるのか?毎日毎日模索し続けている千穐楽までずっと執筆中の僕駄目も一言一言紡いでる自分を疑いながらでも確固たる想いを持ちながら結局削っていくことなんだよな創作するってことはまだまだ何処までも掴み続けようと想えてる日々そんな僕はまだまだ発展途上なんだ今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ七十八日目

  • 四十九ノ七十七日目

    十一月七日(火)晴れ闇兎稽古五日目本日は三場と呼ばれるフェリー乗り場とあの島の用水路三門化成の場面稽古人としてどう生きているか?それが演技に反映されます寧ろそれしか反映されません脚本も演出も一緒だから演劇とはその人たちがどう生きてきたかを披露する行為の事なのですそして物語とは人がどうやって生きているのか?しか書いてないんですよね小手先の言葉や中途半端な想いや曖昧な動作では表現しきれないわけです毎日どれだけ自分を疑うか?これが稽古では必要なことです明日も稽古削っていきます身も心も削った先に何があるかを探していきます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ七十七日目

  • 四十九ノ七十六日目

    十一月六日(月)晴れ闇兎稽古四日目本日は五場と呼ばれるあの慰霊碑前と三門化成屋上の場面稽古この場面に「大東亜戦争」という台詞が出でくるのですが八十年前の昨日と今日東京で「大東亜会議」が行われていた第二次世界大戦の中東南アジア諸地域を欧米列強の植民地支配から独立させた日本この時独立した大東亜共栄圏の各国首脳が東京に集まって大東亜会議を開催し大東亜共同宣言が採択された会議後欧米列強の植民地支配下にあったアジア諸国を解放し日本を盟主とした共存共栄のアジア経済圏をつくろうという大東亜共同宣言が全世界に打電された稽古場でこの台詞が飛び交うたびにこれは偶然?いや運命だと反芻しておりました今回の作品も先月上演した波バカに通ずる「伝えなくてはいけない」という側面を持っているだからこそ勇気を持って逞しく真っ直ぐ突き進む覚悟...四十九ノ七十六日目

  • 四十九ノ七十五日目

    十一月五日(日)晴れテアトルアカデミーオンライン演劇二〇ニ四春の日曜稽古昨日の四班とは違う本日の四班での稽古昨日に引き続きヒアリングをメインとした顔合わせでしたが一枠六名九十分はあっという間参加者がどういう想いで役者の勉強をしていてどういう理由でこのオンライン演劇に応募してどういう目的を持って本番までの期間を過ごそうとしているのか?そして僕がどういう脚本演出家でどういう演劇人でどういうところを大事にしているのか?そんなことのやりとりをこの二日間かけて擦り合わせた気がします一班六名の計八班総勢四十八名の下は十二歳上は七十一歳のカンパニー本番は来年三月ここから五ヶ月間のオンラインzoomを駆使しての稽古&本番を愉しんでいこうと思いますまずはこの二日間で得たみんなの情報と感触をまとめよそこから来週からのテキスト...四十九ノ七十五日目

  • 四十九ノ七十四日目

    十一月四日(土)晴れ早朝日課の参拝柔らかい陽射し優しい風天照大神を祀る近所の神社に何度手を合わせただろう鎌倉が好きでこの神社が決め手になった今の鎌倉の家に住んで二年数ヶ月今朝も心地良い朝を過ごしております今日からテアトルアカデミーオンライン演劇ニ〇ニ四春の稽古が始まった基本は土日レギュラーメンバーも新規メンバーも入り混じっての土曜四チーム本日顔合わせ色んな意見や色んな想いを聞けて良かった年内はプレ稽古レギュラーメンバーがどう進化したのか?新規メンバーがどう参加しているのか?知れて感じられて良かったオンライン顔合わせ明日は日曜四チーム新しい出逢いと再会を交えて日本を演劇で繋げていく作業をやっていきたいと思います仕事とは社会に提供する機能のことだ今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ七十四日目

  • 四十九ノ七十三日目

    十一月三日(金)晴れ本日文化の日元は明治天皇の誕生日であり昭和二十二年まで明治天皇の偉業をしのぶ明治節という祝日しかし戦後にGHQが占領政策の一環で国家神道色が濃い祝日の改廃を求め昭和二十三年から文化の日と名称が変更されましたそして日本国憲法の発布された日でもありますねとても意味深く尊い日である今日は闇兎稽古はお休み日中は僕駄目の執筆夕方からはとあるアーティストのLIVEへこれがまたかなり触発されるLIVEで昔から知ってるビックアーティストだけど今も色褪せることない歌声と歌詞に感無量でした凄いなみんな日本元気にしてんなもっと頑張ろ今日は午前中ゆったりだったので久々に本当に久々に近所のカレー屋さんへこちらのカレーオススメです今日はどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ七十三日目

  • 四十九ノ七十二日目

    十一月二日(木)晴れ闇兎稽古三日目本日は一場と呼ばれるあの島に向かうフェリー船内の場面稽古「表現とは何か?」と言うと「表現とは自分以外を魅せること」「観せる」ではなく「魅せる」相手場所それが表現です自分を本音を表現することではありません我々も日々生きていて自分を表現することよりも自分を本音を表現することは少なく寧ろ自分を本音を隠すことの方が多いはずあとはその脚本がそういう風に書かれているのかその演出家がそういうものを求めているのかその見極めも大事だということです稽古帰りの夕焼け夕ご飯の匂いがしました平和ってこういうことだなって思いました今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ七十二日目

  • 四十九ノ七十一日目

    十一月一日(水)晴れ朝近所の神社に参拝心落ち着く時間闇兎稽古稽古二日目本日は二場と呼ばれるあの島に造られた三門化成株式会社(架空の化学製品メーカー)の場面稽古役者にとって稽古場は「もらいに来る場所」ではなく「与えにくる場所」稽古は「場面を創る」こと役者の仕事は「何でもない台詞」を「途轍もない言葉」にすること新しい世界を創り上げています稽古後久々の鎌倉の行きつけへ温かな料理たち落ち着くー食べ物は生き物命を貰い僕たちは生きている今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ七十一日目

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