6月19日(木)晴れおはよう札幌朝から新千歳空港バイバイ北海道をして向かった先は羽田ではなくこちらの空港中部国際空港ここから名鉄に乗って名古屋到着そして特急しなのに乗って目的地到着実家に帰省正月以来約半年ぶり今月末から年末に向けて怒涛のスケジュールなのでココしか無いと思い帰って来た墓参りして線香あげてあとは母の手料理と近況報告を肴に晩酌今年の折り返し間際故郷で充電中また明日も始まりますように50-301
十月三十一日(火)晴れ波バカ千穐楽沢山の方にご来場頂き本当にありがとうございましたしかと見届けました役者たちは燃焼系で生き抜きましたそしてこの景色小劇場では珍しいスタンディングオベーションを頂きましたそれだけ受け入れてくれたんだなと喜びと勇気を頂きました終演後南相馬から観に来てくれた陽子さんと陽子さんが居なければ波バカは生まれていません沢山福島のことを聞き沢山福島の色んな場所に連れて行ってくれました陽子さんのお姉さんと娘さんとお客さんの評判も良くやって良かった創って良かったと胸を撫で下ろしていますこれにて前編終了来年春に後編渚のバッキャロー‼︎上演しますお愉しみに今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ七十日目
十月三十日(月)晴れ名残惜しい滞在時間二十三時間北海道の時間はとても愉しくとても可笑しくとても愛おしい時間でした再会出逢いやっぱり行かないと逢わないとわかんねーや自分の想像力なんてホントちっぽけでみんな毎日生きてんなった当たり前のことを当たり前のように思い返しますそして勇気も貰えた一人で生きてないバイバイ北海道また来るぜってー福島の空波バカ取材で行った南相馬辺り奥に見えのは福島第一原発全国各地に足を運ぶと地図が身体に入るからただの風景にならないのが好きさ明日は波バカ千穐楽見届けます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十九日目
十月二十九日(日)小雨のち晴れ早朝朝陽浴びながら電車に飛び乗り羽田空港に東京は生憎の小雨機内サービスもらいつつ到着したのは北海道今日はテアトルアカデミー全国巡業WS五都市目札幌校久々の札幌は思った以上に暖かくて優しい陽射しを浴びました昼は大人たち夜は大人たちと子供たち台詞をどう言うよりも役がどう動きたいか?想うではなく感じるのが演技そんなことをじっくりと躍動感を持ちつつの二時間WS✖️二コマ札幌の街並みの紅葉もめっちゃ綺麗夜は北海道発祥の居酒屋違いますよやっぱ店構えもお魚も関東とはこれで今年の全国巡業WSは終了各地での出逢い本当に感謝みんなとても愉しんでくれたみたいでとても嬉しかった「また来てください!」「すぐ来てください!」「来年まで待てません!」沢山の声が僕の勇気になりますありがとうこのブログも読んで...四十九ノ六十八日目
十月二十八日(土)晴れ波バカ三日目一昨日ぶりの本番観劇観客に育てられているのが如実に分かったこの作品はもう既に役者と本番スタッフと観客のものだと確信出来たいつもそうなんだけどこの時初めて僕の手から作品が離れた感覚があるあとは任せたと伝え劇場を出たさて闇兎稽古が来週から本格的に始まる中現在執筆しているのは「僕じゃ駄目ですか?」という三人芝居こちらは脚本のみの仕事舞台はバス停そこで旅立ちそこで降り立ちそこで待つ男女久々にラブストーリーを書きますもちろん一筋縄じゃいかないものをあらすじ載せておきます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております【あらすじ】彼は東京で働いています大学の先輩です同じサークルでしたとても真面目な人です彼には彼女が居ます彼女も大学の先輩です同じサークルでした東京で働いてます...四十九ノ六十七日目
十月二十七日(金)晴れ始まりました菅野臣太朗演劇倶楽部第三回公演「闇に消された野兎は、海を飛び越え地で謳う」このメンバーであの島での出来事と今の現代社会に潜んでる貴方の近くに潜んでる毒の話を創り込んでいきます本日顔合わせそして本読みまだ役者とって何でも無い言葉たちそれが一ヶ月後には唯一無二の言葉たちに様変わりするそして言霊となり貴方の胸に届くこれも稽古の醍醐味様々な土地で生まれ育った日本人が稽古場に集まり脚本に書かれた言葉を劇場にお越し下さる貴方に鳴く様で吠える様なまるで野生の生き物の様に謳いあげますさあ出航です今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十六日目
十月二十六日(木)晴れ波バカ公演二日目夜公演一回僕らの世界では「二日落ち」と呼ばれる言葉がある初日より芝居の質が落ちる意味だが僕の演劇にはそれは存在しないそんなこちらの都合で生まれた言葉は僕の演劇には存在しないかと言って公演二日目はわりと夜だけの公演が多い今昼から稽古して通し稽古をしたり昼夜で通し稽古をしたり昨日もGPして本番だったりしてきたので稽古も無く夜のみ一回通すってのは初めての場合が多いなので本番前のアップや役者通しの台詞合わせは兎に角本息でやってもらっているその成果もあり今夜の本番も良き瞬間新しい景色が生まれつつ温かい拍手を頂きました胸熱の避難所シーン今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十五日目
十月二十五日(水)晴れ波バカ公演初日沢山のお客さんが観に来てくれました客席に座って泣いたり笑ったり泣いたり改めてお客さんが居て演劇が成立することを教えてくれた本番だった芝居の出来も今までで一番良かったそれは全てお客さんの力貴方の力貴方が生きてこの客席に座ってくれたから本番中今までにないお客さんの空気があります架空の話ではない現実の話ノンフィクションの強さ帰りながら福島のことを調べたって声もたくさん聞きましたそうそれが大事それもこの演劇を上演する意味良き評価もたくさん頂きました来週火曜日まで役者たちは生き抜きます劇場近くの神社必ず公演初日には立ち寄ります今日もどうもありがとう貴方と逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十四日目
十月二十四日(火)晴れ波バカ場当たり稽古演出家にとっての千穐楽最後の大仕事です冒頭から末尾まで場面場面丁寧に当たります特に照明は稽古場では見れないので一番照明の調整に時間がかかります照明家の想いと擦り合わせながらこちらが照明を見て感じたことや新たに生まれた演出などを提案しながら丸一日かけて場面を創っていきます予定通り場当たりが終わり明日の本番前に最終リハーサルで確認です文字じゃ伝えきれないけどこの場当たり稽古が終わった時は「自分の中に入っていたものを全て劇場に産み落とした」そんな気分になりますどの作品もそうですがこの作品は特にそうです劇場ロビーに僕の作品のチラシが二つ並んでいるありがたいですね演劇を創り続けられるのは今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十三日目
十月二十三日(月)晴れ波バカ劇場仕込み日出演者と僕は休みを頂いております久々の休息鎌倉での時間鎌倉好きなお蕎麦屋さん五島さんです蕎麦の濃さと細さが故郷の蕎麦を思い出せてくれますいつも通る鎌倉の地元道朝は朝ごはんの夕方は夕飯の匂いがします何でもない風景だけど何でもない風景がどれだけ尊いか震災の芝居を創っているとそんな想いで溢れます今日は新作の台本も緩やかに執筆しましたまだまだ冒頭だけど良い滑り出しが出来ました今日は鎌倉の好きな焼き鳥と鎌倉野菜のお惣菜で優勝ですさ明日は演出家の千穐楽場当たり稽古だ今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十二日目
十月二十二日(日)晴れ波バカ全稽古終了余すとこなくただただひたすらにこの世界に没入しました今日の稽古でも新しい景色が生まれましただけどこの景色がまた生まれる保証はありませんそれでも僕たちは一瞬一瞬を創り続けていきます千穐楽までずっとすっとでもそれが演劇を創るということだと思いますそんなことを改めて実感出来る稽古場でした稽古を終えるたび役者はクタクタに疲労しています心労する演劇ですでもそれを背負って貴方にお届けします福島の人間の日本人の凛とした逞しさを鎌倉の帰り道もうすっかり秋ですね夜風が涼しいから肌寒いに変ってきましたおやすみなさい今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十一日目
十月二十一日(土)晴れ波バカ稽古どの作品もそうなのだけど稽古場近くでランチ開拓するのが結構好きで今日はたまに稽古終わりで行くお蕎麦屋さんのランチざると海鮮丼なんて贅沢なランチだけど千円ってリーズナブルなコスパそして美味しいしボリュームも多過ぎず少な過ぎでちょうどいい感じ嗚呼稽古前の至福本日の波バカ稽古は二回通し稽古大抵の一日二回通し稽古は昼の通し稽古より夜の通し稽古の方がいいんだけどやはりそのような結果に本番中のマチネ対策も踏まえて良いリサーチが出来た夜の通し稽古は今までに無い瞬間が山のように生まれ想像を絶する作品に成り得ることを確信した稽古場での稽古は明日で終わるけど劇場入ってからの稽古も色々挑戦しようと思えた今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十日目
十月二十日(金)晴れ波バカ稽古昨日の衣装付き通し稽古を踏まえた場面返し稽古最初から最後まで変更点や修正点新しく思い付いた演出や要らない台詞のカットなど兎に角ひたすら挑戦的に実験的に試した一日まだ観ていないまだ感じていない波バカがあるはず妥協したら最後常に自分を疑って稽古を積み重ねていく明日は二回通し稽古の日そして稽古場で出演者が全員揃う最後の日それに向けた一日明日の通し稽古がとても愉しみな稽古が出来たまた秒で終わった今日明日も疑う自分を世界を稽古場近くの八幡様とお会いするのも後二日今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ五十九日目
十月十九日(木)晴れ秒で終わる毎日午前中はモーニングルーティンして演劇ごはん脚本の仕上げ現在第四稿プロデューサーからの要望を少しずつ積み上げて次の第五稿で着地出来そうだ久々に劇場以外での脚本しかも観客参加型演劇空間に適合する脚本は劇団FOCUS以来しかも実地公演では円盤ライダー以来かな午後から波バカ稽古本日衣装付き通し稽古衣装の説得力が如実に出た衣装の力は本当に偉大だ着てる本人よりも他の役者が着ているのを見て刺激を受けるさまがたくさん生まれた衣装付き通し稽古だった稽古後は闇兎のスタッフ打ち合わせ今夜は演出助手との稽古スケジュール組み出演者のNGと照らし合わせてどの場面をどのタイミングで稽古するのかを決めていく実はこれ演出家と演出助手のとても大きな仕事の一つであるこれで作品の仕上がりが決まると言っても過言で...四十九ノ五十八日目
十月十八日(水)晴れ波バカ稽古場面ごとの止め通し稽古を一日かけて行う細かい瞬間を創る稽古を経て流れの中で新しい瞬間を創っていくそしてその流れをもっと大きな流れとして通し稽古を行っていく観客が観るのは場面ではなく物語である稽古場での稽古は後四日後四日しかないではなくまだ後四日ある求めた瞬間が生まれつつある場面もそうじゃない場面もありつつ予期せぬところで新しい景色が見えたり思いがけない台詞が飛び込んでくることもあるホントに分からんね何が何処でどう生まれるかだからって今日のこの瞬間はもう二度と生まれないそれをずっとずっと創り続けるのが稽古なんだ明日は衣装付き通し稽古また新しい瞬間がきっと生まれる予感今朝も参拝いつも唱えること「今日まで生きて来られました今日も一生懸命生きます」今日もどうもありがとう貴方に逢える日...四十九ノ五十七日目
十月十七日(火)晴れ波バカ稽古衣装パレードからの通し稽古と言う痺れる一日良き演劇活動が出来た一日ここからどこまで行かせるかは演出家の仕事どこまでもどこまでも遠くへそれが明日からの主題です稽古場での稽古はあと五日まだ五日もある五日もあればまだ世界を変えられるそんなことを思いながら稽古場から鎌倉まで帰ってます時間のある時は鎌倉駅から歩いているのですがこんな夕暮れがとても幸せに感じるのです何でもないんだけどただただそんな日常に感動するのです演劇ってそういう何でない当たり前の日常を創ることのような気がしています稽古はひたすら続きます貪欲に這いずりながら今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしています四十九ノ五十六日目
十月十六日(月)晴れ波バカ稽古稽古場に舞台セットの仮組みがされましたこれがどれだけ有難いことか今回の波バカは十年間のバッキャローシリーズで一切やったことない脚本構成と演出でお送りしますなのでそんな挑戦的な試みを具象化してくれた舞台セットになります胡座をかいてるつもりはないけれどどこかで自分の得意な部分に甘えてしまうことがあるそれが無意識だったりするから尚更怖い仕事が重なるとそこに甘んじてしまうけどそんなもんは何の成長にも飛躍にも繋がらないことは分かっているのにそこに収めてしまうことがとても腹立たしく今回の波バカは自分への挑戦状でもある帰りの車内今日も陽が落ちていく車窓から東京から鎌倉までをいつもぼんやり見ています人工から自然に移り変わっていく景色を毎日進んだり巻き戻ったりそれでも人は生きている僕も生きてい...四十九ノ五十五日目
十月十五日(日)雨のち晴れ波バカ稽古オフ午前中は演劇ごはん執筆やら波バカ演出プラン練りなど午後からはこちら仲間が出演している舞台「チャーリーとチョコレート工場」観劇久々の帝劇満席の客席お目当てはSHOCK以外の堂本光一くんがどう帝劇に立つのか?と小劇場時代から観ているウォーリー木下さんがどんな演出をするのか?非常に参考になりましたそして自分の好きな演劇自分の創りたい演劇自分が目指す演劇が明確に分かりました夕方からは偉大なる音楽家のスタジオで波バカの音打ち合わせ今回の主題歌はハイキャンの歌姫・坂上麻優が歌います相変わらずの麻優の歌声今回の作品をより一層深いところへ連れていってくれますそして潮風に連れていってくれるお供嗚呼最高こうやって演劇は創られていきます今日はどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしてお...四十九ノ五十四日目
十月十四日(土)晴れ今日も波バカ稽古毎日毎日新しい何かを掴む稽古僕の中に描いている景色それを創りつつでもそれよりも面白い瞬間があると信じて挑戦的な稽古であり実験的な稽古をしています演出家の本番は稽古です長い稽古期間が本番です劇場での本番は役者とスタッフの本番です脚本家は執筆中が本番書き上がりが千穐楽演出家も稽古が本番劇場場当たりが千穐楽役者達で「稽古は稽古」と思う人と「稽古も本番」と思う人とでだいぶ差が出てきますそれはプロでもノンプロでももちろんオンライン稽古でも話は変わりますが実は今絶賛執筆中の脚本がありまして演劇ごはんという演劇プロジェクトからオファーを受けて書いております食と演劇をコラボしてるところです今回は銀座の老舗高級倶楽部での公演夏に下見や経営側の方々に会い色々とお話を聞きました波バカ稽古しな...四十九ノ五十三日目
十月十三日(金)晴れ波バカ稽古新たな場面を創りつつ新たな感覚を植え付けつつ新たな空間を産んでいく結局その作業の繰り返し今日は「どうすれば転がるだろう」と粗通し終わりで思っていた場面上手く転がらなかったけど上手く転がらなかった原因が見つかった有意義な稽古だった役者達も上手く転がらなかった原因を実感出来たのでそこを共有したのが大きな前進だった稽古終わりに数人で反省会をしつつ福島の日本酒をお初の日本酒お気に入りに稽古して演劇語ってお酒頂いて幸せだな有難いなこういう生活が出来ること本当に本当に感謝だな毎日同じことしか書いてないけど毎日そんなことばかり想う今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ五十ニ日目
十月十二日(木)晴れ波バカ稽古今朝も地元の神社参拝と海辺で珈琲を飲みながら今日が始まったことに感謝する震災の演劇を創っているからこそ改めて当たり前の景色を愛おしく想う稽古は昨日の粗通しを踏まえて抜粋した場面稽古まだまだ役者達の中に台本に書かれている台詞が自分の言葉になっていない状態が続くまだまだ台本に言わされている台詞に言わされているなので書いた一言一言の真意を稽古場で役者達に伝えていく作業が続く世代や出身により役者それぞれの概念が違う中で稽古前半はそこを重点的に行う違って当たり前そこをすり合わせて伝えていく演出家の仕事として大きな作業の一つだ脚本には「人が、どう生きたか?」しか書いてないだから役者は「どう生きるのか?」を追求するしかない「どう演じるか?」ではなく今日も稽古が終わった稽古が出来る日常に感謝...四十九ノ五十一日目
十月十一日(水)晴れ波バカ稽古粗通し断片的な場面を一気に通した今日改めてこの作品は留まることを知らない細波の様な津波の様なそんな演劇なんだと確信と覚悟をした粗通しだった良い場面が生まれそうな気配がとても多い粗通しでしたこれからの稽古でどれだけの瞬間が生まれるのかそんなことがとても愉しみになった粗通し日々変化していく日常を日々意識しつつ日々生きていることに感謝しつつ当たり前にあるものの尊さと当たり前にあるものの儚さを胸に抱いて稽古を進めていこうと思いますどれだけの夢があったんだろうどれだけの未来があったんだろうどれだけの希望があったんだろうそんなことを日々考えていますそういう作品なんですきっときっときっときっときっと今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ五十日目
十月十日(火)晴れ博多を出る朝福岡空港で滞在した博多での時間を思い返していましたこのブログに書いていなかったことは前々から行きたかった博多住吉神社に行けたことそして楽水園に来れたこと更にめちゃくちゃ美味しいお蕎麦屋に出会えたこと博多良かった人が優しいまた必ず来ると約束して飛行機に乗ります東京に着いたら波バカ稽古新たな自分で稽古してきましたさここから稽古最終日まで波バカに没入してきます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ四十九日目
十月九日(月)晴れスポーツの日祝日ちょっと前まで体育の日僕の子供の頃は十月十日が体育の日変わっていく徐々に徐々に良いこともそうじゃないこともそんなことを考えながら博多のホテルで深煎り珈琲を飲んだ朝今日はテアトルアカデミー全国巡業WS四都市目福岡校ホテルから福岡校までにこんなのやこんなのやこんなのがあって福岡校に到着昼は子供たち夜は大人たちそれぞれの目線に合わせてそれぞれの目的に合わせて演技とは何か?演劇とは何か?そんなことを限られた時間の中で共有出来たこちらでもオンラインでしか会ったことない方々に会い「先生、お土産持ってて」「先生、一緒に写真撮ってください」などと言ってくれるシニアキャストの皆さんに感謝しつつ観劇しつつまた博多に来ることを約束しましたまた与えに来たけど与えられた今日日本っていいな日本人って...四十九ノ四十八日目
十月八日(日)晴れ博多に居ます飛行機ではなく新幹線で来ました車内でずっと流れる景色を眺めていました新幹線で広島より先に行ったことがなかったので広島から博多の景色はとても新鮮で「嗚呼、みんな生きてるな」と思いを馳せてました明日はテアトルアカデミー全国巡業WS四都市目福岡校なのですが今日は前乗りして福岡で逢いたい人に逢いに来ました数年ぶりの再会待ち合わせをした博多駅で再会した瞬間思わず抱きしめ合いましたようやく逢えた喜びはかけがえのないものでやはり【人と人は逢わなければいけないんだ】と強く強く実感しました色んな話も出来て話の内容もそうだけど一緒に居れる時間をお互い幸せに感じてました渡辺りさこと言います今福岡で舞台を中心に活躍している女優です人を元気にする声と笑顔を持ってます以後お見知り置きを人は一人じゃないん...四十九ノ四十七日目
十月七日(土)晴れ波バカ稽古中盤から後半に向かう心の襞みたいなもんが揺れに揺れる場面そちらの場面稽古をひたすらに実直に何度も何度も稽古まだまだ求めていた瞬間は無いけどその瞬間が生まれるための種みたいな物を役者の身体に植えるような稽古だった自分をどうするのではなく相手をどうするのかこれに焦点を当てて立ち向かっていく自分に焦点を当てる芝居ほど自己中心的な芝居はないやりがちなんだけどでもそれを一切やらせないそういう稽古が続いていきそうです稽古前行きたいお店に行けた大船かんのんさん定食屋さんだけど飲み屋さん要素もある何とも居心地良いお店店員さんもフレンドリー鯖焼き定食美味かった今日もどうもありがとう貴方にまた逢える日を愉しみにしております四十九ノ四十六日目
十月六日(金)晴れ波バカ稽古オフ日中は闇兎の準備稿仕上げ遂に脱稿産み落とした正にそんな表現に近い達成感はあるもちろん準備稿なのでこれから顔合わせまで吟味していくのだが現時点で書きたいことは全て書き殴ったチラシも出来ましたデザイナーと色々話して作り上げた参加してくれる役者たちに感謝の意を込めつつも新しい劇世界を創れることの幸せを実感するこちらの稽古は月末から夜は昨日に引き続きテアトルアカデミー全国巡業WS三都市目東京校二日目今夜は今夜でとても良い時間だった内容は同じだけど参加者によって雰囲気も空気も最終的な落ちどころも全然違うのが面白いし嬉しいだって人はみんな個性があってバラバラだから「みんな同じ」って概念ほど人の存在感を消していくからみんな良い顔で帰られた僕のWS受講者は殆どが僕より年上の人生の先輩方ばか...四十九ノ四十五日目
十月五日(木)晴れ波バカ稽古稽古場の空気がいつものバッキャローシリーズとは違い静かにそしてずっしり重く一人一人がこの題材にこの作品に向き合っているのが分かります一つ一つの場面一つ一つの言葉それらは全て実際に起きて実際に存在したことしかしそれは十二年という長い歳月により記憶の彼方に流されてしまっている「忘れないで欲しい」と言う想いもあれば「もう忘れたい」と言う想いもある僕たちはその想いの狭間を掻い潜りながらこの作品を作り上げていくのだろうと改めて確信した今日の稽古でした夜はテアトルアカデミー全国巡業WS三都市目東京校今日明日開催本日一日目こちらでも再会や出逢いが入り混じった時間があり感動やら感激やらWSも「どう話すかではなくどう動くのか?」から始まり「どう動くのかではなくどう居るのか?」まで舞台空間の使い方...四十九ノ四十四日目
十月四日(水)晴れ波バカ稽古順調に昨日のミザンス付けが終わり今日から場面稽古冒頭一場から三場まで兎に角丁寧に脚本の意図を伝える作業役者が思い描いていた世界とはまるで違う世界を伝えていく大枠ではなく細かいところから細部に神様は宿るから本日は主演の二人稽古明日があると思うなそれが今回のテーマです今日もどうもありがとう貴方にまた逢える日を愉しみにしております四十八ノ四十三日目
十月三日(火)晴れ波バカ稽古が始まりました今日は頭から尻までのミザンス付け多くの演出家は「ミザンスとは客席から観た時に美しく見える位置関係」と勘違いしていますあと勘違いしていると思ってますミザンスとは演出家が劇空間を転がすことを言うと思ってますもっと言えば演出家が脚本を読み込み役者に演出の意図通りの演技をさせる為に必要な立ち位置を稽古場で探っていく作業のことを言います演出家の役者に対する仕事は、「どう言わせるか?」ではなく「どう居させるか?」です本来、演出家がすべき稽古とは「場面を作ること」ですそして演出家は「世界」を創る作業を延々と稽古場で繰り返していく仕事です決めていく仕事ではないんですよね創り続ける仕事なんですよねもちろん役者だけではなくスタッフとの意見交換を必要でこの時点では舞台美術家とのセッショ...四十九ノ四十二日目
十月二日(月)晴れ波のバッキャロー‼顔合わせ始まった何度も通って書き上げた脚本未だデリケートな題材なだけにどれだけ言葉を選んだかその分脚本家としても鍛えられた今作の執筆人の数だけあの震災があって肯定も否定もあって立ち向かう人も居て忘れようとしている人も居る何を無くしたのか?何を失ったのか?そして何を得たのか?それとも何も無くしたり得たりもしなかったのか?そんな混沌を稽古場で役者たちと追及したいと思います忸怩たる想いでこの作品を創り上げていきたいと想いますだってどうしてこの十二年間手を差し伸べなかったんだろうという想いばかりが僕の身体中に蔓延っておりそれを全て書き殴った脚本だから明日からこの世界に嵌っていきます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ四十一日目
十月一日(日)晴れ仙台で十月の始まりを迎えたみんな同じ速度で時間は過ぎていく今月もまた始まるこれもみんなおんなじ全人類で唯一平等なのは一日は二十四時間で一年は三六五日ってことだ時間だけは平等なんだ環境や状況は人それぞれだけど新幹線の中で闇兎の執筆本当の本当のラストを葛藤しつつ言葉を綴る今までどれだけ脚本を書いても自分の語彙力の無さ読んだ役者を一発でその世界に引っ張っていく台詞を書けない自分の力の無さを感じるそれでも毎回自分の最大限を書き殴っている帰宅し荷物整理して東京へ向かい波バカ音楽家宅へ行き音楽打ち合わせ波バカだけに潮風を感じる三本を堪能しながら贅沢に十月は波バカ漬けです今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ四十日目
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6月19日(木)晴れおはよう札幌朝から新千歳空港バイバイ北海道をして向かった先は羽田ではなくこちらの空港中部国際空港ここから名鉄に乗って名古屋到着そして特急しなのに乗って目的地到着実家に帰省正月以来約半年ぶり今月末から年末に向けて怒涛のスケジュールなのでココしか無いと思い帰って来た墓参りして線香あげてあとは母の手料理と近況報告を肴に晩酌今年の折り返し間際故郷で充電中また明日も始まりますように50-301
6月18日(水)晴れおはよう鎌倉今日は早朝からこちら向かった先は北海道からの札幌来年の舞台公演の幾つかの劇場下見で来訪下見時間まで予約があったので散策札幌と言えばね知ってるようで知らないことばかりだ現地スタッフ同行と共に札幌市内を回り劇場スタッフと話しながら劇場施設のこと土地のこと劇場の前は何だったかなどなどふと2時間ほど空いたので次の劇場まで歩いてみた札幌の交差点は北1西7みたいに方角と数字表記が多いこれは交差点名ではなく条丁目制と呼ばれる碁盤の目のように区画された土地を「条」と「丁」で示してるとのこと確かに札幌は真っ直ぐな車道ばかりで曲がりくねった車道が無いタクシー乗れば楽だけど歩いてみて分かることがあるまた違った札幌の表情が見えた夜はまずこちらから札幌の演劇人と情報交換今宵も演劇話で更けていくまた明...50-300
6月17日(火)晴れおはよう鎌倉久しぶりの鎌倉の朝いつものモーニングルーティンをこなしながら鎌倉での日常を取り戻していく今日は猛暑日これもまた自分を鎌倉に引き寄せてくれる午前中は溜まりに溜まった郵便物の整理をしつつ税務署やら市役所やらに出向き事務的作業をし午後からゆったりと食事しつつビールを飲みながら海岸付近を散歩執筆途中の脚本の構想を練りつつも昨日までの仙台公演を振り返る6月も半分が過ぎたあと半月で今年も半分が終わる神々の里に始まりなんやかんや全国を飛び回ってた日本のどこかに行けば行くほど日本が好きになっていく日本人が好きになっていくだからもっと日本人を繋げていきたくなる溜まった郵便物の中に広島からの郵便物先月お邪魔して繋がったオタフクソースさんから非売品の資料が届いた熱いもメールも頂き何だかとっても胸...50-299
6月16日(月)晴れおはよう仙台8泊したホテルの部屋にお礼を言ってチェックアウト同じホテルに8連泊は初めて良い経験が出来たそのまま帰っても良かったのだがいずれやるだろうバッキャロー宮城編の為に向かったのは松島初めて来たけどさすがの日本三景美しい景観遊覧船に乗り海風を感じながらガイドも聞き日本の息吹を感じる伊達政宗が再興した国宝瑞巌寺桃山様式で造営された伊達家の文化や芸術性に触れられた円通院にも五大堂にも福浦橋を渡って福浦島も一周してかき丼も頂き手を合わせ松島堪能やっぱりイメージと違ったホント自分の想像力なんて大したことねえなあと実感自然の壮大さと先人たちの偉業己のちっぽけさを噛み締めて背中を押してもらえた松島に感謝これにて仙台紀行は終了ホントそれバイバイ仙台また来るねまた明日も始まりますように50-298
6月15日(日)晴れおはよう仙台テアトルアカデミー仙台公演「卸町ドリフターズ」千穐楽プレビュー公演を入れた全7公演が終了ご来場頂いた貴方に心より感謝申し上げます10人の演者たちは最後まで手を抜かず自分の出せる力を出し切ったここまで追い込まれてここまで知らない自分に出会えた時間はなかったと思うそれは良い意味でも悪い意味でも結局最後まで完全なる「卸町ドリフターズ」は生まれなかったでもこれが今のみんなの実力大事なのは明日からこれを無しにして過ごすのか?これを有りにして過ごすのか?今回の劇場10-BOX敷地内にいくつものBOXが点在し劇場になったり作業場になったり楽屋になったりなど東京には無い面白いスタイルの劇場だった演出家にとって劇場の特性を上手く引き出すのは腕の見せどころ今回は去年の下見で劇場に入った瞬間にビ...50-297
6月14日(土)雨おはよう仙台テアトルアカデミー仙台公演「卸町ドリフターズ」公演2日目生憎の雨足元の悪い中ご来場頂いた貴方に感謝申し上げます演出上演者が外に出る場面があるのですが今日の雨もまたいつも以上のリアリティが出て臨場感が増した本番お客さんの体感と演者の体感がリンクした時に初めて劇空間は埋まるここまでの本番でその演出場面が来た瞬間の客席の驚きと思わず出る唸りは演出家としてはとても嬉しいこことだ早いもので今日で折り返し泣いても笑っても残り2公演まだ完全なる「卸町ドリフターズ」は生まれていない必ず誰かがケアレスミスをしてしまうまず自分たちが本当に観せたい演劇を届けるこれが演劇人としての最低限の礼儀今夜は僕が呼んだクリエイティブスタッフの打ち上げ仙台といえばね牛タンをねあと三角揚げと呼ばわれる地元料理を頂...50-296
6月13日(金)晴れおはよう仙台テアトルアカデミー仙台公演「卸町ドリフターズ」公演初日本日開幕ご来場の貴方本当にどうもありがとうございました仙台の方遠路遥々から観に来てくれた仲間達誰1人と敵の居ない全員味方の温かい客席で演者達は自分の出せる力を振り絞って演じ切ったと思いますもちろんまだまだな部分は沢山ある昨日のプレビュー公演今日の2ステージの合計3公演を全部背負って明日の2ステージに挑みたいと思いますだって人生は全部有りだから都合の悪いことを無しにした時点で人は楽するだけだから早いもんで明日の昼公演で折り返し明後日千秋楽演劇は儚いだからこそ尊いんですな終演後観劇してくれた仲間達と会食こういう時間も愛おしいまた明日も始まりますように50-295
6月12日(木)晴れおはよう仙台テアトルアカデミー仙台公演「卸町ドリフターズ」プレビュー公演とうとう日の目を浴びた今作品ご来場の貴方本当にどうもありがとうございました客席の1番後ろでお客さんの反応を見ながら観劇何処で笑い何処で驚き何処で前のめりになったのか?狙った反応が無かったは何故なのか?原因を追求しながら明日の公演初日への対策を考える細かい原因は山のようにあるのだが演者全員に共通しているのが「頭」で芝居をしているところ「体」で芝居をしていないから「感じる」ことがで出来ないつまり「反射神経」が死んでしまっているわけだ舞台上の演者達には沢山の決まり事がある切っ掛けや立ち位置などそれを意識的に行うのではなく無意識的に行うことだ考えるな感じろ仙台5泊目の今夜はこちらで〆ますまた明日も始まりますように50-294
6月11日(水)晴れおはよう仙台ホテルの窓からよく景色を見ると萩の月改めて仙台に来ていることを実感テアトルアカデミー仙台公演「卸町ドリフターズ」集中稽古4日目今日もひたすら場面稽古最後に通し稽古をする予定だったけど結局最後まで場面稽古それでも時間内に収まりそうもなかったので多少端折った部分はあったものの全場面の稽古は終わった端折った部分はタイミング見計らって修正していく作戦でここから演者達は頭で理解したことを体に覚えさせて体現していく作業に入るそして1人ではなく全員で呼吸を合わせて物語を紡いでいく1つのミスも許されない上質な喜劇を目指して明日はいよいよプレビュー公演いわゆる有料の公開リハーサル仙台4泊目の今夜は宮城の海の幸を美味しゅうございましたまた明日も始まりますように50-293
6月10日(火)晴れおはよう仙台テアトルアカデミー仙台公演「卸町ドリフターズ」集中稽古3日目焦ることなく積み上げていく稽古細かい積み木を1つ1つ丁寧に細部に神様は宿る大雑把な稽古は失敗した時大雑把な反省しか出来ない細かい稽古は失敗した時具体的な反省が出来る全体の4分の3までの稽古が出来た明日は残りの4分の1の稽古をして通し稽古予定有難いことに今日から本番で使用する劇場での稽古今回は音響照明一切無し登場人物の登場や退場はリアルな劇場の入り口や搬入口を使用だもんで扉を開けるタイミングや切っ掛けを決めたり劇場の外を走り回って反対側の扉に回り込む動線など劇場内で行われる芝居以外のことを確認昼から夜まで余すとこなく稽古をして今日も終了思った以上に動く芝居だとこの3日間で思い知った演者達は汗だくになりながら筋肉痛にな...50-292
6月9日(月)晴れおはよう仙台テアトルアカデミー公演集中稽古2日目昼から時間の許す限り場面場面をなるべく細かく台詞一言単位で稽古昨日に引き続き今まで台詞で表現しようとしていたことを行動で表現させる稽古全場面を稽古することは出来なかったけど出演者1人1人に「今それぞれが解消しなくてはならない課題」を渡すことは出来たあとは明日の稽古までに出演者がどれだけやりこなして来るか演者にとって稽古って「己を知り」「己を磨く」ことであり「間を創り」「和を生む」ことである脚本家が設計図を書き演出家が世界を構築し演者がその劇空間の中で生きる今日で稽古も折り返し残り2日間目一杯精一杯余すとこなく今夜はこちらで演者数名と反省会また明日も始まりますように50−291
6月8日(日)晴れおはよう鎌倉早朝から江ノ電間髪入れずに横須賀線流れるように新幹線到着したのは仙台今日から8日間仙台に滞在してテアトルアカデミー仙台公演の稽古&本番何度も訪れている仙台展示会やイベントでの本番は何度もあるけど演劇の劇場公演本番は初めて僕の演劇を仙台のお客さんがどう受け取ってくれるのか今から愉しみだ今日はプレ稽古を入れると約半年間のオンライン稽古からの初の実地稽古初日全シーンのミザンスを付け最後は粗通し「どう台詞を言うか?」に精力を注いでいた期間から「どう動くか?」そして「どう居るか?」に出演者達をシフトチェンジさせた日都市化する社会で生きる現代人の末路は「ああすれば、こうなるだろう」と「頭で分かれば出来るだろう」と錯覚してしまう頭でっかちな発想してしまうこと頭で分かれば思うように喋れるだろ...50−290
6月7日(土)晴れおはよう鎌倉朝から江ノ電は満員状態来週から梅雨入り予想関東は11週ぶりの晴天の週末らしいので明日も多くの観光客で行楽地は賑わうだろうなもちろん鎌倉も僕は週末恒例のテアトルアカデミーオンライン公演稽古2週間振りということで各チームのキャストたちはそれぞれ考えてきたこと練習してきたことを持ってきてくれた全キャストに共通するのは「やろうとしてしまっている」ってこと役が喜んでいる瞬間を「喜ぼうとするのか?」「喜んでしまったのか?」当然後者だ「焦ろうとしているのか?」「焦ってしまったのか?」当然後者だ「好きになろうとしているのか?」「好きになってしまったのか?」当然後者だ気持ちを台詞で説明するのではなくそうなっている状態で居られるかが大事なのだ人が無意識に行っていることを意識化して解釈しそれを無意...50-289
6月6日(金)晴れおはよう鎌倉朝食家で頂くときはこんな感じ朝から野菜を取らないと気持ち悪く朝野菜を取れなかった日は体が濁り続けてる感じしかも鎌倉市場の鎌倉野菜たちは生命力が強くバリバリ食べてる瞬間だけでも「命頂いてる感」が物凄い今日は一切執筆しなかったそんな日も入れないとパンクするinputってやつ根詰めて書きゃいいってわけじゃないoutputしたぶんinputしないと壊れるそれは知識でもそれは体感でも何でもいい大事なのは自分の中から出すことではなく自分の中に取り入れていくことだ何度見ても何度浴びても飽きない海岸は1番のinputスポットお酒は必須だけど笑気持ち良くて心地良い時間そして今日は知識も入れさせて頂いた偉人の想いやっぱり僕は日本人が好きだと自覚まだ行ってない日本中の町と会ったことない日本人命ある...50-288
6月5日(木)晴れおはよう鎌倉緑が深々となってきた近所の神社草木の生命力を頂いて今日という日がまた始まった朝目が覚めると安心する感覚ってのは若い頃からある感覚で「また今日も生きられる」って無意識に思ってしまう理由は分からない思ってしまうんだから致し方ないけど今日という日が始まることは感謝だ先月同様ここ最近も鎌倉まで僕に会いに来る人たちが居るキャストスタッフと全員演劇関係者だけど海見ながら缶ビール片手に語る演劇話は人生のご褒美でしかない海は人を正直させるだからこそ酔いも回り純度の高い演劇話が出来る…気がしている笑何かあっちゅう間に6月第1週目も終わりそう毎日何かに夢中になってたら一瞬で毎日終わっちまうけどそれってめっちゃ幸せなことじゃん!って思う今日また明日も始まりますように50-287
6月4日(水)晴れおはよう鎌倉今朝も可愛らしい彼女たちと出会いスタート今日は鎌倉に引き籠りひたすら言葉を綴る物語を紡ぐ自分の思い描く世界を構築しつつでも自分の思い描く世界を疑いつつ自分の可能性を広げていく作業いつもの如く移動しつつの執筆最近いつの間にか家が無くなっていることが多いもちろん新しい何かに変っていくんだろうけど寂しさと一緒に悲しみも込み上げてくるけど自分の住んでいるマンションだってその前は誰かの場所だったその誰かの場所を知らないから今は平気に住めることが出来るわけだそんなこといちいち気にしてたら何処にも住めないし最近は古民家カフェ見るだけで何だか込み上げてくるものがある「きっと誰かが一生懸命働いて建てた家だったんだろうなあ」ってま考えすぎなんだろうけど感じてしまうんだから仕方ない今日は久しぶりの...50-286
6月3日(火)雨おはよう鎌倉今日は雨なので江ノ電を使う日理由は雨の日は観光客が少ないのと鎌倉駅まで歩くと距離的に結構濡れるこの2点しかも今日は東京で打ち合わせがあるはい何の打ち合わせかというと舞台「それってキセキ」の舞台美術打ち合わせこちらもジワジワと色んなスタッフワークが進み始めている美術家はいつもお世話になっている松本わかこさん菅野臣太朗演劇倶楽部を始め「珈琲いかがでしょう」「ワインガールズ」「今日からマ王」「薄桜鬼」などなど今回も事前打ち合わせを踏まえてまた斬新なアイディアを持ってきてくれたまだプロトタイプの模型だけど一気に演出脳みそを刺激してくる模型流石ココから僕が新たなオーダーをして制作と予算感詰めてオールスタッフと打ち合わせしながら舞台美術を決めていく今日で方向性が見えたので明日から各セクショ...50-285
6月2日(月)晴れおはよう鎌倉段々とこちらに季節鎌倉には彼女たちと会いに沢山の旅行客が訪れ始めている今日も鎌倉に引き籠って執筆作業ふと思い返す4年前は月島に住んでいたあの頃の僕と今の僕が確実に違うのは「心の豊かさを持ちつつ過ごせている」ってこともちろん月島に住んでいた自分があるから今の自分が居るわけだけどあの頃の自分は「ずっと何かに追われてた」し「ずっと何かを追いかけていた」それは「無理をしていても」だ今の僕にはそれが無いしそれをもう辞めようと鎌倉に移り住んだ「あるがままに生きる」こんな生き方を死ぬまで出来たらな市場で国産レモン変えた当然こうなります今日もサンキュ乾杯また明日も始まりますように50-284
6月1日(日)晴れおはよう鎌倉昨日の土砂降りから一転晴天ナリ今日も目一杯鎌倉に引き籠って執筆作業家で書いて煮詰まったら移動また移動またまた移動を繰り返しながら太陽光を浴びつつも自然の恩恵を受け続けた1日中屋内に居るのと屋外に居るのとでは圧倒的に屋外に居る方が元気だ今年初日に焼けた今日から6月もうすぐ梅雨入りそれまでの晴天思う存分味わっておきたいそして今月が終わると今年の半分が終わる折り返しの月2025年上半期の集大成来週からテアトルアカデミー仙台公演実地稽古と本番月末から「それってキセキ」稽古開始今月も盛りだくさん思いっ切り愉しも演劇をまた明日も始まりますように50-283
5月31日(土)晴れおはよう鎌倉今朝は土砂降りしかも暴風雨参拝も行けず自宅の簡易神棚で神様増えて来たなてな訳で今日は鎌倉から一歩も出ずにまずテアトルオンライン公演の本番用台本の執筆今回は4種類の台本を執筆してそれを7チームそれぞれの男女比や年齢層そして出演人数によって書き換えて振り分けていく今日は1番出演人数が多いチームの台本から土台作りから始めてオンラインでも実地でも出来る設定を試行錯誤したりそんなこと考えてたらあっという間に5時間とか6時間とかは過ぎ去っていく今日も気が付けば夕方雨も止み少し散歩そして今季の土曜夜の脚本演出講座みんなポイントを掴み始めてたり自分の拘りが増えて来てとても良い成長っぷり少しでも執筆の面白さを掴んで貰えれば今日で5月も終わり沢山色んな場所と色んな人と過ごせた月やっぱ1人じゃ生...50-281
六月二十二日(土)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム稽古プレ稽古最終日この2ヶ月集大成各チームごとの課題テキストをどう読んでどう演じるか終始それに費やした1日出演者がプレ稽古で培ったこと僕がプレ稽古で貰ったことお互い山のようにもらった素材を来月から始まる本番用稽古に生かしていく今日から徐々に本番用台本を仕上げて各チームに渡していく全8チーム4作品まずは今夜はい脱稿あとは3作品テアトルオンライン演劇史上全作品重厚感ヤバいです稽古後は東京まで行き1本大きな打ち合わせ来年からの動向が明確になった打ち合わせ行きます僕生きます活きます明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百五日目
六月二十一日(金)晴れ夜明け前の空風は朝を運ぶ小鳥の囀りで起き朝の光を生まれた今日という日が始まりこれが当たり前なんかじゃないと強く思う朝モーニングルーティンを終えて珈琲片手に海岸へいつ突然終わるか分からない当たり前の朝をどれだけ抱きしめておくか?例えば余命宣告される前に例えば死を感じるような事故や事件に遭う前に日々感じておきたいこの朝の幸せは途轍もなく尊いことなんだと例えばこんな蕎麦を食べれることとか例えばこんな素敵なお店に来たことももう二度と来れないかもと思った瞬間この時間が愛おしくなると思うんです今日も執筆が出来ました良い台詞が書けましたこれも電気があるから電気が無ければこのブログも書けないし投稿も出来ないし貴方に読んでもらうことも出来ない当たり前ですよそんなのはその当たり前が無くなった時その当たり...四十九ノ三百四日目
三月二十日(木)晴れ相変わらず執筆をしつつ今秋の演劇倶楽部の準備をしつつ忙しくも愉しくやりがいのある人に必要とされることを実感していますもちろんそれだけじゃ生きていけないけどそれだけじゃ生きれんじゃんって思ったりでも近いの人間を幸せにするのならばそれだけじゃ生きれんじゃんだからこそ同時多発で演劇で更に伸し上がっていこうってモチベーションでいようと思ってる今日も丸一日鎌倉気取らずに洒落こまなくても自然体で居られるこの町に今日も感謝しつつ大切な時間を過ごしましたかます塩焼き頂きましたかますの一生を食べたんだなあ全人類が平等なことって幾つかしかないけど「1日が24時間」ってのは全人類平等ださどう使うかどう生かすかさどう愉しむかどう笑うかどう笑わせるか明日も小欲を捨て大欲を発つ四十九ノ三百三日目
六月十九日(水)曇り長い長い坂道をゆっくりゆっくり歩いて見える景色はあるように長い長い時間をたっぷりたっぷり培って育った関係があるように最近は仲間や後輩や先輩が鎌倉に来る機会が多く僕に会いに来るのはあくまで切っ掛けで寺より海神社より海森より海居酒屋飲みより海岸飲みみたいな海を求めてやってくる今日も演劇人が来たずっと海見ながら缶ビール飲んでこれからのことを語る海は人を正直にさせる海は大きな夢を語らせてくれる小さなことから大きなことまで語って新しく生まれる自分の気持ちも確認しつつ明日に挑む少しずつサイクルを変えつつ種植えをしつつ大きなムーブメントを起こしたいと思う毎朝参拝する神社毎朝自然の美しさに脱帽明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百二日目
六月十八日(火)雨土砂降りの中2時間半かけて東京の打ち合わせ場所へ来年の舞台公演の打ち合わせかなりみっちりとスタッフと世界観やコンセプトを共有する内容の濃いだったけど終始笑いの絶えない空気で公演の成功を感じられた打ち合わせだった大事なんだよねこういうちょっとした空気感って相性ってのは正直あるしそれが大きく作用するいい打ち合わせだった今日は日本の太平洋側は大雨でしたね人間は大変だったけど木々は喜んでいるように見えたし東京のビルディングの埃を洗い流してくれたように感じた雨は意外と好き今宵はこちら明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百一日目
六月十七日(月)晴れひたすらただひたすら文字を書いていた日気が付けば2万文字以上打って朝7時から始まった執筆は夕方6時までぶっ通し今まで書いていたものプラス来週から始まるテアトル全国WSのテキスト作成など時間経てば経つ度〆切は増えていくものだ2万文字打った台本はテアトルオンライン本番用に書いたもの思うがまま書いたこの本を細分化して各チームの作品に少しずつ育てていく要は細分化した物語の切れ端を培養していくってこと休憩がてらお気に入りの立ち食い蕎麦屋食してまた新しい言葉が生まれて書いていくそれの繰り返しそれの繰り返し執筆ほど孤独な作業は無い孤独とは言い換えれば自由ってこと今週はこの物語の切れ端を続々と培養して生き物を生成していく明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ三百日目
六月十六日(日)晴れ劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜チーム稽古どう演じるか?ではなくどう読むか?これをテーマに稽古してきたプレ稽古も今度の土日が終了土曜チームは大人半分子供半分日曜チームは殆ど大人使用テキストも違うし駄目出しの種類も違うけど全チーム一環しているのは「ジャンルを成立させる」「構成を読んで物語を成立させる」ってことその上で「役と会話しないで、目の前の俳優と会話をする」「活字と会話しないで、目の前の人間と対話をする」頭では分かっていても出来ないこと出来ないことは全て自分の体を上手く使えていないことが殆どで頭は殆ど関係無かったりするだって頭では分かってるんだからそれは発声活舌柔軟とそんな基礎的な部分が占めている歳を取れば取るだけ甘くなる基礎頭も一緒に体も鍛え...四十九ノ二百九十九日目
六月十五日(土)晴れのち雨劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム稽古プレ稽古も今週土日を入れてあと各チーム2回いよいよプレ稽古集大成この2ヶ月間の稽古と同時並行でチーム分けキャスティング執筆を行っている今日の土曜チーム稽古でもここまでの1人1人の課題をそれなりにぶつけてみて1人1人がどう磨いてくるかを観ている出来た理由をどう語るのか?出来なかった理由をどう語るのか?そんなことも観ている人の芝居をどう観ているのか?人の話をどう聞いているのか?そんなことも観ているだって演技ってどう生きているか?が全部出るからそれが個性そんなことをずっと照らし合わせてる結局人間の観察と人間の研究なんだと思う今日は土曜チームに最後のプレ稽古駄目出しを渡し来週何を持ってくるか?近所にこんな蕎...四十九ノ二百九十八日目
九月十四日(金)晴れ午前中から東京で打ち合わせ2本どちらもまだ形になる前の立ち上げ企画レベルの話こういう打ち合わせもとても好き0が1になる瞬間こういう時間は勝負の瞬間で連続でどんなアイデアを出せるかで実現するかしないかが決まる一歩前進出来た打ち合わせだった昼食も取れないまま先日稽古場見学させてもらった芝居の本番を観劇稽古場で感じたこと本番で感じたことお客さんの反応役者の息吹兎に角本当に参考になり本当に収穫となった時間だった「面白い作品」を創るのは当たり前の価値観で「期待に応える作品」を創るのも当たり前大事なのは「期待を越える作品」を創るのを当たり前にしなくてはならないってこと出演者数名と飲んで演劇話も出来た志の高い役者を語る演劇話は格別だいつまでも語られそうで時間がいくらあっても足りないくらいだ次にこの役...四十九ノ二百九十七日目
六月十三日(木)晴れ「世直し」最近この言葉をよく聞くただ聞くのではなくよく言われる言葉だ誰から?演劇関係者から特にスタッフから言われる言葉色んな意味が含まれているのだがこの言葉の反面には「アンタが動かなくて、誰が動くんだ」って意味も込められている色んなタイミングとか色んなチャンスとか色んな切っ掛けって受け身で受けると良い結果でも悪い結果でもそんなに痛くないしきっと傷付きたくないから受け身になるのだろうけどその結果って大抵は発展性の無い結果ばかりだということは分かっている改め今自分のやるべきことと改めて今自分がやりたいことの輪郭がハッキリして見えて来た日々50を目前に控えてまた残りの人生のことを考えた浜松の朝さ鎌倉に帰ろってその前に急遽スタッフからの連絡はい打ち合わせます未来のために明日も小欲を捨て大欲に立...四十九ノ二百九十六日目
六月十二日(水)晴れ年に数回必ず訪れる土地があるそれが家康くんの居る浜松ポストもこんな感じ日頃から大変お世話になっている人生の大先輩であり人生の同志でもある方と食事をしながら他愛のない話から人生の真意話までかなり幅広い話をする為に浜松に訪れている鎌倉に住んでからは新幹線を使わずに出来るだけ各駅停車で行っている青春18きっぷがある期間はそれを使って景色見ながら執筆しながら大好き缶ビールの1つ静岡麦酒飲みながら各駅停車で約4時間を堪能して夜は食事今夜も人生の整理しつつ人生の展望を観つつ人生の機微を感じれた夜嗚呼やっぱり人は1人じゃ生きられないそんなこと噛みしめて浜松の夜を〆ますああもっと頑張らないといやもっと頑張って愉しませて愉しませないと明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百九十五日目
九月十一日(火)晴れ最近仲間達とよく会っている特に昔ながらの仲間だったり数年連絡取っていなかった仲間だったりだからなのかよく分からないがこっちからではなく向こうから連絡来ることも多々ありそんな時期なんだろうなあと都合の良い解釈におさめている開かなければ開かない動かなければ動かない寄らなければ寄ってこない何だかそんな志で生きている最近今日も仲間数人と会い年内一緒に芝居を創ることになったそんなつもりも多少あって今日会ったこと本当にそうなったのはここ最近の傾向だ人間には【役割】があると思うその【役割】を自分なりに分かっている人と分かっていない人では生きがいが大きく違ってくる分かっているけど分かりたくないって人も少なくない自分の幸せは自分でしか決められないから一概に何が正しいなんて決められないただ自分が喜ぶより人...四十九ノ二百九十四日目
六月十日(月)晴れ前に進みながら後ろを振り返って背中を押してもらうことがある懐かしい映画を観たり懐かしい音楽を聴いたり大掃除で出てきた懐かしい品や写真に夢中になり大掃除が全然進まなかったり後ろを振り返らずって感覚も大事だけど僕は「過去は今の自分を形成するピース」だと思っているのでたまに後ろを振り返ることが多い今日は執筆して過去の自分演出作品のDVDを観たり対談映像なんかを観たりして自分を振り返った去年の自分一昨年の自分五年前の自分十年前に自分全部違う自分でも全部自分未来の自分から見たら今の自分も全然違う自分だと思うと少しは「能動的に動いて来れたのかな?」と自画自賛したり「思ったより変化してねえじゃん」と鼓舞したり今近い未来の準備を少しずつしているその為に1番時間を使っているのは【人に会う】ってこと1人じゃ...四十九ノ二百九十三日目
六月九日(日)曇りのち雨劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日日曜チーム稽古新しい発見新しい領域新しい体験昨日今日の稽古で各チームそれぞれで大きな一歩を踏み出せた稽古だった役で会話せず役と会話せず己で会話し相手本人と会話すること自分に夢中になるのではなく相手に夢中になること各チームプレ稽古は残すところあと二回何処まで仕上がるかこれから来週のシュミレーション贋作オセローのメインビジュアル出来ました神木とシェイクスピアがオセロして出演者が石になってますこれをどう取ります?笑お愉しみに明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百九十二日目
六月八日(土)曇り劇団Focus×テアトルアカデミーコラボ2024秋オンライン公演本日土曜チーム稽古気が遠くなりそうなくらい一週間が経つのはあっちゅう間で歳を重ねれば重ねるほどその速度を増していくようだと月並みなことを感じている間にも時間は一瞬で過ぎ去っていく稽古している時だって執筆している時だってブログを書いている時だってそして貴方がこのブログを読んでくれている時だって今この文章を書いていても「貴方の時間を少し頂くための言葉なんだ」と思うととっても感慨深い僕の演劇活動は一言で言ってしまえば「繋げる」という行為だと思っている僕が書いた本を読むキャストやスタッフ僕が演出した演劇を観てくれる観客の皆さんこの言葉を読んでくれている貴方今日も全国のテアトルキャストとオンライン稽古プレ稽古もいよいよ終盤に突入「どう...四十九ノ二百九十一日目
六月七日(金)曇り時々晴れ帰省最終日の朝逞しい麦をエネルギーをもらい今朝も百点満点の朝ご飯を頂き鎌倉へ帰る四時間の車内ボーっと景色を見ながら様々な思いを巡らせる僕は何処へ向かうのだろう僕は何処へ向かっているのだろう僕は何処へ向かうべきなのだろう僕の向かうべきところは一体何処なのだろう思い返せばなりふり構わず駆け抜けてその速度に落とすために東京を離れた鎌倉に住んで間もなく三年大きく世の中が変わりまた大きく世の中が変わったこの数年間世の中に身を任せるしかなかった部分も政府に飼い慣らされてしまった部分もその全てを体に染みつかせずにきた時には流されてしまっていたことあったでもそれを確固たる意志を持って突き進んでいかなくてはいけないんだなここ数日考えていた故郷に帰り空気を吸いお袋との時間でリセット&リスタートもっと...四十九ノ二百九十日目
六月六日(木)晴れ時々曇り帰省二日目百点満点な朝食を頂き車で思うがままにドライブ小用を片付けつつ向かった先は実家に一番近いワイナリーワイナリーの見学ワインの試飲バッキャローシリーズでは山梨ワイン山形ワインワインガールズでは長野ワイン元々好きだった日本ワインが日本ワインの演劇を創ってより一層好きになった日本人ってやっぱり凄いなとこのワイナリーに来て改めて実感したこともちろん安曇野ワインも購入鎌倉で味わおうと思う実家に戻ったら当然晩酌スタートキムタクのドラマを観ながらキムタクの魅力について飲み語り合う75と49の親子平和な時間色んな山を乗り越えてきたからこその平和な時間話は尽きないこれもまた有難き関係の証いつもそうだが帰るとよりいっそう体調が良い空気と景色と食事なんだろうなきっと明日鎌倉に帰ります明日も小欲を...四十九ノ二百八十九日目
六月五日(水)晴れ今日から実家に帰らせて頂きます鎌倉から長野の実家までは約四時間景色見ながら執筆しながら長野県内に入ればご当地もの頂きます密かに人気の長野県内JRにある木製ベンチ今回も「お袋の手料理を頂く」「お袋と一緒に飲む」これが目的故郷に着いて墓参りして買い物して晩酌スタートそして長野に帰って来たんだからワインガールズやってたから塩尻ワインはいきます帰省初日男子バレーを見ながらお袋と飲んだくれて終わりましたとさ明日はお袋をドライブがてら色々回ります明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百八十八日目
六月四日(火)晴れ久々の鎌倉朝ご飯KOBAKABAへ数ある鎌倉朝ご飯屋さんで一番好き今朝は鯵の開き自分ではなかなか作れないこの品目そして優しい味付けの数々朝から頂ける贅沢感謝生かされてるなとつくづく感じる日中執筆に没頭し夜は東京へ演劇仲間と近況報告なんぞをしつつ秋の演劇俱楽部の話今キャスティングが最終段階今週末に新たな出演候補の仲間に会って全キャストが決まりそうだ気が付けばワインガールズが終わってから一ヶ月この一ヶ月で僕は何を得て何を失ったんだろう前に突き進むために毎日を的確に着実に遊びを入れながら明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百八十七日目
六月三日(月)晴れ先日お邪魔した稽古場に再度稽古見学前回は返し稽古を今回は通し稽古を台詞動き空間スタッフワーク全てが僕の稽古場とはまるで違う当たり前のことなんだけどこの当たり前を感じるためにお邪魔させてもらった稽古場見学以前別の作品で何度も使ったスタジオでもあったのでより違いを感じられた非常に面白かったし非常に勉強になった好きなことも嫌いなことも明確に分かった来月から年末まである怒涛の稽古場稽古に向けて今月はこういった下準備と執筆に没頭しようと思うもっと良い本をもっと良い稽古をもっと良い作品を命は有限可能性は無限今宵はこちら明日も小欲を捨て大欲に立つ四十九ノ二百八十六日目