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  • 四十九ノ七十日目

    十月三十一日(火)晴れ波バカ千穐楽沢山の方にご来場頂き本当にありがとうございましたしかと見届けました役者たちは燃焼系で生き抜きましたそしてこの景色小劇場では珍しいスタンディングオベーションを頂きましたそれだけ受け入れてくれたんだなと喜びと勇気を頂きました終演後南相馬から観に来てくれた陽子さんと陽子さんが居なければ波バカは生まれていません沢山福島のことを聞き沢山福島の色んな場所に連れて行ってくれました陽子さんのお姉さんと娘さんとお客さんの評判も良くやって良かった創って良かったと胸を撫で下ろしていますこれにて前編終了来年春に後編渚のバッキャロー‼︎上演しますお愉しみに今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ七十日目

  • 四十九ノ六十九日目

    十月三十日(月)晴れ名残惜しい滞在時間二十三時間北海道の時間はとても愉しくとても可笑しくとても愛おしい時間でした再会出逢いやっぱり行かないと逢わないとわかんねーや自分の想像力なんてホントちっぽけでみんな毎日生きてんなった当たり前のことを当たり前のように思い返しますそして勇気も貰えた一人で生きてないバイバイ北海道また来るぜってー福島の空波バカ取材で行った南相馬辺り奥に見えのは福島第一原発全国各地に足を運ぶと地図が身体に入るからただの風景にならないのが好きさ明日は波バカ千穐楽見届けます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十九日目

  • 四十九ノ六十八日目

    十月二十九日(日)小雨のち晴れ早朝朝陽浴びながら電車に飛び乗り羽田空港に東京は生憎の小雨機内サービスもらいつつ到着したのは北海道今日はテアトルアカデミー全国巡業WS五都市目札幌校久々の札幌は思った以上に暖かくて優しい陽射しを浴びました昼は大人たち夜は大人たちと子供たち台詞をどう言うよりも役がどう動きたいか?想うではなく感じるのが演技そんなことをじっくりと躍動感を持ちつつの二時間WS✖️二コマ札幌の街並みの紅葉もめっちゃ綺麗夜は北海道発祥の居酒屋違いますよやっぱ店構えもお魚も関東とはこれで今年の全国巡業WSは終了各地での出逢い本当に感謝みんなとても愉しんでくれたみたいでとても嬉しかった「また来てください!」「すぐ来てください!」「来年まで待てません!」沢山の声が僕の勇気になりますありがとうこのブログも読んで...四十九ノ六十八日目

  • 四十九ノ六十七日目

    十月二十八日(土)晴れ波バカ三日目一昨日ぶりの本番観劇観客に育てられているのが如実に分かったこの作品はもう既に役者と本番スタッフと観客のものだと確信出来たいつもそうなんだけどこの時初めて僕の手から作品が離れた感覚があるあとは任せたと伝え劇場を出たさて闇兎稽古が来週から本格的に始まる中現在執筆しているのは「僕じゃ駄目ですか?」という三人芝居こちらは脚本のみの仕事舞台はバス停そこで旅立ちそこで降り立ちそこで待つ男女久々にラブストーリーを書きますもちろん一筋縄じゃいかないものをあらすじ載せておきます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております【あらすじ】彼は東京で働いています大学の先輩です同じサークルでしたとても真面目な人です彼には彼女が居ます彼女も大学の先輩です同じサークルでした東京で働いてます...四十九ノ六十七日目

  • 四十九ノ六十六日目

    十月二十七日(金)晴れ始まりました菅野臣太朗演劇倶楽部第三回公演「闇に消された野兎は、海を飛び越え地で謳う」このメンバーであの島での出来事と今の現代社会に潜んでる貴方の近くに潜んでる毒の話を創り込んでいきます本日顔合わせそして本読みまだ役者とって何でも無い言葉たちそれが一ヶ月後には唯一無二の言葉たちに様変わりするそして言霊となり貴方の胸に届くこれも稽古の醍醐味様々な土地で生まれ育った日本人が稽古場に集まり脚本に書かれた言葉を劇場にお越し下さる貴方に鳴く様で吠える様なまるで野生の生き物の様に謳いあげますさあ出航です今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十六日目

  • 四十九ノ六十五日目

    十月二十六日(木)晴れ波バカ公演二日目夜公演一回僕らの世界では「二日落ち」と呼ばれる言葉がある初日より芝居の質が落ちる意味だが僕の演劇にはそれは存在しないそんなこちらの都合で生まれた言葉は僕の演劇には存在しないかと言って公演二日目はわりと夜だけの公演が多い今昼から稽古して通し稽古をしたり昼夜で通し稽古をしたり昨日もGPして本番だったりしてきたので稽古も無く夜のみ一回通すってのは初めての場合が多いなので本番前のアップや役者通しの台詞合わせは兎に角本息でやってもらっているその成果もあり今夜の本番も良き瞬間新しい景色が生まれつつ温かい拍手を頂きました胸熱の避難所シーン今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十五日目

  • 四十九ノ六十四日目

    十月二十五日(水)晴れ波バカ公演初日沢山のお客さんが観に来てくれました客席に座って泣いたり笑ったり泣いたり改めてお客さんが居て演劇が成立することを教えてくれた本番だった芝居の出来も今までで一番良かったそれは全てお客さんの力貴方の力貴方が生きてこの客席に座ってくれたから本番中今までにないお客さんの空気があります架空の話ではない現実の話ノンフィクションの強さ帰りながら福島のことを調べたって声もたくさん聞きましたそうそれが大事それもこの演劇を上演する意味良き評価もたくさん頂きました来週火曜日まで役者たちは生き抜きます劇場近くの神社必ず公演初日には立ち寄ります今日もどうもありがとう貴方と逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十四日目

  • 四十九ノ六十三日目

    十月二十四日(火)晴れ波バカ場当たり稽古演出家にとっての千穐楽最後の大仕事です冒頭から末尾まで場面場面丁寧に当たります特に照明は稽古場では見れないので一番照明の調整に時間がかかります照明家の想いと擦り合わせながらこちらが照明を見て感じたことや新たに生まれた演出などを提案しながら丸一日かけて場面を創っていきます予定通り場当たりが終わり明日の本番前に最終リハーサルで確認です文字じゃ伝えきれないけどこの場当たり稽古が終わった時は「自分の中に入っていたものを全て劇場に産み落とした」そんな気分になりますどの作品もそうですがこの作品は特にそうです劇場ロビーに僕の作品のチラシが二つ並んでいるありがたいですね演劇を創り続けられるのは今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十三日目

  • 四十九ノ六十二日目

    十月二十三日(月)晴れ波バカ劇場仕込み日出演者と僕は休みを頂いております久々の休息鎌倉での時間鎌倉好きなお蕎麦屋さん五島さんです蕎麦の濃さと細さが故郷の蕎麦を思い出せてくれますいつも通る鎌倉の地元道朝は朝ごはんの夕方は夕飯の匂いがします何でもない風景だけど何でもない風景がどれだけ尊いか震災の芝居を創っているとそんな想いで溢れます今日は新作の台本も緩やかに執筆しましたまだまだ冒頭だけど良い滑り出しが出来ました今日は鎌倉の好きな焼き鳥と鎌倉野菜のお惣菜で優勝ですさ明日は演出家の千穐楽場当たり稽古だ今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十二日目

  • 四十九ノ六十一日目

    十月二十二日(日)晴れ波バカ全稽古終了余すとこなくただただひたすらにこの世界に没入しました今日の稽古でも新しい景色が生まれましただけどこの景色がまた生まれる保証はありませんそれでも僕たちは一瞬一瞬を創り続けていきます千穐楽までずっとすっとでもそれが演劇を創るということだと思いますそんなことを改めて実感出来る稽古場でした稽古を終えるたび役者はクタクタに疲労しています心労する演劇ですでもそれを背負って貴方にお届けします福島の人間の日本人の凛とした逞しさを鎌倉の帰り道もうすっかり秋ですね夜風が涼しいから肌寒いに変ってきましたおやすみなさい今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十一日目

  • 四十九ノ六十日目

    十月二十一日(土)晴れ波バカ稽古どの作品もそうなのだけど稽古場近くでランチ開拓するのが結構好きで今日はたまに稽古終わりで行くお蕎麦屋さんのランチざると海鮮丼なんて贅沢なランチだけど千円ってリーズナブルなコスパそして美味しいしボリュームも多過ぎず少な過ぎでちょうどいい感じ嗚呼稽古前の至福本日の波バカ稽古は二回通し稽古大抵の一日二回通し稽古は昼の通し稽古より夜の通し稽古の方がいいんだけどやはりそのような結果に本番中のマチネ対策も踏まえて良いリサーチが出来た夜の通し稽古は今までに無い瞬間が山のように生まれ想像を絶する作品に成り得ることを確信した稽古場での稽古は明日で終わるけど劇場入ってからの稽古も色々挑戦しようと思えた今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ六十日目

  • 四十九ノ五十九日目

    十月二十日(金)晴れ波バカ稽古昨日の衣装付き通し稽古を踏まえた場面返し稽古最初から最後まで変更点や修正点新しく思い付いた演出や要らない台詞のカットなど兎に角ひたすら挑戦的に実験的に試した一日まだ観ていないまだ感じていない波バカがあるはず妥協したら最後常に自分を疑って稽古を積み重ねていく明日は二回通し稽古の日そして稽古場で出演者が全員揃う最後の日それに向けた一日明日の通し稽古がとても愉しみな稽古が出来たまた秒で終わった今日明日も疑う自分を世界を稽古場近くの八幡様とお会いするのも後二日今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ五十九日目

  • 四十九ノ五十八日目

    十月十九日(木)晴れ秒で終わる毎日午前中はモーニングルーティンして演劇ごはん脚本の仕上げ現在第四稿プロデューサーからの要望を少しずつ積み上げて次の第五稿で着地出来そうだ久々に劇場以外での脚本しかも観客参加型演劇空間に適合する脚本は劇団FOCUS以来しかも実地公演では円盤ライダー以来かな午後から波バカ稽古本日衣装付き通し稽古衣装の説得力が如実に出た衣装の力は本当に偉大だ着てる本人よりも他の役者が着ているのを見て刺激を受けるさまがたくさん生まれた衣装付き通し稽古だった稽古後は闇兎のスタッフ打ち合わせ今夜は演出助手との稽古スケジュール組み出演者のNGと照らし合わせてどの場面をどのタイミングで稽古するのかを決めていく実はこれ演出家と演出助手のとても大きな仕事の一つであるこれで作品の仕上がりが決まると言っても過言で...四十九ノ五十八日目

  • 四十九ノ五十七日目

    十月十八日(水)晴れ波バカ稽古場面ごとの止め通し稽古を一日かけて行う細かい瞬間を創る稽古を経て流れの中で新しい瞬間を創っていくそしてその流れをもっと大きな流れとして通し稽古を行っていく観客が観るのは場面ではなく物語である稽古場での稽古は後四日後四日しかないではなくまだ後四日ある求めた瞬間が生まれつつある場面もそうじゃない場面もありつつ予期せぬところで新しい景色が見えたり思いがけない台詞が飛び込んでくることもあるホントに分からんね何が何処でどう生まれるかだからって今日のこの瞬間はもう二度と生まれないそれをずっとずっと創り続けるのが稽古なんだ明日は衣装付き通し稽古また新しい瞬間がきっと生まれる予感今朝も参拝いつも唱えること「今日まで生きて来られました今日も一生懸命生きます」今日もどうもありがとう貴方に逢える日...四十九ノ五十七日目

  • 四十九ノ五十六日目

    十月十七日(火)晴れ波バカ稽古衣装パレードからの通し稽古と言う痺れる一日良き演劇活動が出来た一日ここからどこまで行かせるかは演出家の仕事どこまでもどこまでも遠くへそれが明日からの主題です稽古場での稽古はあと五日まだ五日もある五日もあればまだ世界を変えられるそんなことを思いながら稽古場から鎌倉まで帰ってます時間のある時は鎌倉駅から歩いているのですがこんな夕暮れがとても幸せに感じるのです何でもないんだけどただただそんな日常に感動するのです演劇ってそういう何でない当たり前の日常を創ることのような気がしています稽古はひたすら続きます貪欲に這いずりながら今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしています四十九ノ五十六日目

  • 四十九ノ五十五日目

    十月十六日(月)晴れ波バカ稽古稽古場に舞台セットの仮組みがされましたこれがどれだけ有難いことか今回の波バカは十年間のバッキャローシリーズで一切やったことない脚本構成と演出でお送りしますなのでそんな挑戦的な試みを具象化してくれた舞台セットになります胡座をかいてるつもりはないけれどどこかで自分の得意な部分に甘えてしまうことがあるそれが無意識だったりするから尚更怖い仕事が重なるとそこに甘んじてしまうけどそんなもんは何の成長にも飛躍にも繋がらないことは分かっているのにそこに収めてしまうことがとても腹立たしく今回の波バカは自分への挑戦状でもある帰りの車内今日も陽が落ちていく車窓から東京から鎌倉までをいつもぼんやり見ています人工から自然に移り変わっていく景色を毎日進んだり巻き戻ったりそれでも人は生きている僕も生きてい...四十九ノ五十五日目

  • 四十九ノ五十四日目

    十月十五日(日)雨のち晴れ波バカ稽古オフ午前中は演劇ごはん執筆やら波バカ演出プラン練りなど午後からはこちら仲間が出演している舞台「チャーリーとチョコレート工場」観劇久々の帝劇満席の客席お目当てはSHOCK以外の堂本光一くんがどう帝劇に立つのか?と小劇場時代から観ているウォーリー木下さんがどんな演出をするのか?非常に参考になりましたそして自分の好きな演劇自分の創りたい演劇自分が目指す演劇が明確に分かりました夕方からは偉大なる音楽家のスタジオで波バカの音打ち合わせ今回の主題歌はハイキャンの歌姫・坂上麻優が歌います相変わらずの麻優の歌声今回の作品をより一層深いところへ連れていってくれますそして潮風に連れていってくれるお供嗚呼最高こうやって演劇は創られていきます今日はどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしてお...四十九ノ五十四日目

  • 四十九ノ五十三日目

    十月十四日(土)晴れ今日も波バカ稽古毎日毎日新しい何かを掴む稽古僕の中に描いている景色それを創りつつでもそれよりも面白い瞬間があると信じて挑戦的な稽古であり実験的な稽古をしています演出家の本番は稽古です長い稽古期間が本番です劇場での本番は役者とスタッフの本番です脚本家は執筆中が本番書き上がりが千穐楽演出家も稽古が本番劇場場当たりが千穐楽役者達で「稽古は稽古」と思う人と「稽古も本番」と思う人とでだいぶ差が出てきますそれはプロでもノンプロでももちろんオンライン稽古でも話は変わりますが実は今絶賛執筆中の脚本がありまして演劇ごはんという演劇プロジェクトからオファーを受けて書いております食と演劇をコラボしてるところです今回は銀座の老舗高級倶楽部での公演夏に下見や経営側の方々に会い色々とお話を聞きました波バカ稽古しな...四十九ノ五十三日目

  • 四十九ノ五十ニ日目

    十月十三日(金)晴れ波バカ稽古新たな場面を創りつつ新たな感覚を植え付けつつ新たな空間を産んでいく結局その作業の繰り返し今日は「どうすれば転がるだろう」と粗通し終わりで思っていた場面上手く転がらなかったけど上手く転がらなかった原因が見つかった有意義な稽古だった役者達も上手く転がらなかった原因を実感出来たのでそこを共有したのが大きな前進だった稽古終わりに数人で反省会をしつつ福島の日本酒をお初の日本酒お気に入りに稽古して演劇語ってお酒頂いて幸せだな有難いなこういう生活が出来ること本当に本当に感謝だな毎日同じことしか書いてないけど毎日そんなことばかり想う今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ五十ニ日目

  • 四十九ノ五十一日目

    十月十二日(木)晴れ波バカ稽古今朝も地元の神社参拝と海辺で珈琲を飲みながら今日が始まったことに感謝する震災の演劇を創っているからこそ改めて当たり前の景色を愛おしく想う稽古は昨日の粗通しを踏まえて抜粋した場面稽古まだまだ役者達の中に台本に書かれている台詞が自分の言葉になっていない状態が続くまだまだ台本に言わされている台詞に言わされているなので書いた一言一言の真意を稽古場で役者達に伝えていく作業が続く世代や出身により役者それぞれの概念が違う中で稽古前半はそこを重点的に行う違って当たり前そこをすり合わせて伝えていく演出家の仕事として大きな作業の一つだ脚本には「人が、どう生きたか?」しか書いてないだから役者は「どう生きるのか?」を追求するしかない「どう演じるか?」ではなく今日も稽古が終わった稽古が出来る日常に感謝...四十九ノ五十一日目

  • 四十九ノ五十日目

    十月十一日(水)晴れ波バカ稽古粗通し断片的な場面を一気に通した今日改めてこの作品は留まることを知らない細波の様な津波の様なそんな演劇なんだと確信と覚悟をした粗通しだった良い場面が生まれそうな気配がとても多い粗通しでしたこれからの稽古でどれだけの瞬間が生まれるのかそんなことがとても愉しみになった粗通し日々変化していく日常を日々意識しつつ日々生きていることに感謝しつつ当たり前にあるものの尊さと当たり前にあるものの儚さを胸に抱いて稽古を進めていこうと思いますどれだけの夢があったんだろうどれだけの未来があったんだろうどれだけの希望があったんだろうそんなことを日々考えていますそういう作品なんですきっときっときっときっときっと今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ五十日目

  • 四十九ノ四十九日目

    十月十日(火)晴れ博多を出る朝福岡空港で滞在した博多での時間を思い返していましたこのブログに書いていなかったことは前々から行きたかった博多住吉神社に行けたことそして楽水園に来れたこと更にめちゃくちゃ美味しいお蕎麦屋に出会えたこと博多良かった人が優しいまた必ず来ると約束して飛行機に乗ります東京に着いたら波バカ稽古新たな自分で稽古してきましたさここから稽古最終日まで波バカに没入してきます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ四十九日目

  • 四十九ノ四十八日目

    十月九日(月)晴れスポーツの日祝日ちょっと前まで体育の日僕の子供の頃は十月十日が体育の日変わっていく徐々に徐々に良いこともそうじゃないこともそんなことを考えながら博多のホテルで深煎り珈琲を飲んだ朝今日はテアトルアカデミー全国巡業WS四都市目福岡校ホテルから福岡校までにこんなのやこんなのやこんなのがあって福岡校に到着昼は子供たち夜は大人たちそれぞれの目線に合わせてそれぞれの目的に合わせて演技とは何か?演劇とは何か?そんなことを限られた時間の中で共有出来たこちらでもオンラインでしか会ったことない方々に会い「先生、お土産持ってて」「先生、一緒に写真撮ってください」などと言ってくれるシニアキャストの皆さんに感謝しつつ観劇しつつまた博多に来ることを約束しましたまた与えに来たけど与えられた今日日本っていいな日本人って...四十九ノ四十八日目

  • 四十九ノ四十七日目

    十月八日(日)晴れ博多に居ます飛行機ではなく新幹線で来ました車内でずっと流れる景色を眺めていました新幹線で広島より先に行ったことがなかったので広島から博多の景色はとても新鮮で「嗚呼、みんな生きてるな」と思いを馳せてました明日はテアトルアカデミー全国巡業WS四都市目福岡校なのですが今日は前乗りして福岡で逢いたい人に逢いに来ました数年ぶりの再会待ち合わせをした博多駅で再会した瞬間思わず抱きしめ合いましたようやく逢えた喜びはかけがえのないものでやはり【人と人は逢わなければいけないんだ】と強く強く実感しました色んな話も出来て話の内容もそうだけど一緒に居れる時間をお互い幸せに感じてました渡辺りさこと言います今福岡で舞台を中心に活躍している女優です人を元気にする声と笑顔を持ってます以後お見知り置きを人は一人じゃないん...四十九ノ四十七日目

  • 四十九ノ四十六日目

    十月七日(土)晴れ波バカ稽古中盤から後半に向かう心の襞みたいなもんが揺れに揺れる場面そちらの場面稽古をひたすらに実直に何度も何度も稽古まだまだ求めていた瞬間は無いけどその瞬間が生まれるための種みたいな物を役者の身体に植えるような稽古だった自分をどうするのではなく相手をどうするのかこれに焦点を当てて立ち向かっていく自分に焦点を当てる芝居ほど自己中心的な芝居はないやりがちなんだけどでもそれを一切やらせないそういう稽古が続いていきそうです稽古前行きたいお店に行けた大船かんのんさん定食屋さんだけど飲み屋さん要素もある何とも居心地良いお店店員さんもフレンドリー鯖焼き定食美味かった今日もどうもありがとう貴方にまた逢える日を愉しみにしております四十九ノ四十六日目

  • 四十九ノ四十五日目

    十月六日(金)晴れ波バカ稽古オフ日中は闇兎の準備稿仕上げ遂に脱稿産み落とした正にそんな表現に近い達成感はあるもちろん準備稿なのでこれから顔合わせまで吟味していくのだが現時点で書きたいことは全て書き殴ったチラシも出来ましたデザイナーと色々話して作り上げた参加してくれる役者たちに感謝の意を込めつつも新しい劇世界を創れることの幸せを実感するこちらの稽古は月末から夜は昨日に引き続きテアトルアカデミー全国巡業WS三都市目東京校二日目今夜は今夜でとても良い時間だった内容は同じだけど参加者によって雰囲気も空気も最終的な落ちどころも全然違うのが面白いし嬉しいだって人はみんな個性があってバラバラだから「みんな同じ」って概念ほど人の存在感を消していくからみんな良い顔で帰られた僕のWS受講者は殆どが僕より年上の人生の先輩方ばか...四十九ノ四十五日目

  • 四十九ノ四十四日目

    十月五日(木)晴れ波バカ稽古稽古場の空気がいつものバッキャローシリーズとは違い静かにそしてずっしり重く一人一人がこの題材にこの作品に向き合っているのが分かります一つ一つの場面一つ一つの言葉それらは全て実際に起きて実際に存在したことしかしそれは十二年という長い歳月により記憶の彼方に流されてしまっている「忘れないで欲しい」と言う想いもあれば「もう忘れたい」と言う想いもある僕たちはその想いの狭間を掻い潜りながらこの作品を作り上げていくのだろうと改めて確信した今日の稽古でした夜はテアトルアカデミー全国巡業WS三都市目東京校今日明日開催本日一日目こちらでも再会や出逢いが入り混じった時間があり感動やら感激やらWSも「どう話すかではなくどう動くのか?」から始まり「どう動くのかではなくどう居るのか?」まで舞台空間の使い方...四十九ノ四十四日目

  • 四十八ノ四十三日目

    十月四日(水)晴れ波バカ稽古順調に昨日のミザンス付けが終わり今日から場面稽古冒頭一場から三場まで兎に角丁寧に脚本の意図を伝える作業役者が思い描いていた世界とはまるで違う世界を伝えていく大枠ではなく細かいところから細部に神様は宿るから本日は主演の二人稽古明日があると思うなそれが今回のテーマです今日もどうもありがとう貴方にまた逢える日を愉しみにしております四十八ノ四十三日目

  • 四十九ノ四十二日目

    十月三日(火)晴れ波バカ稽古が始まりました今日は頭から尻までのミザンス付け多くの演出家は「ミザンスとは客席から観た時に美しく見える位置関係」と勘違いしていますあと勘違いしていると思ってますミザンスとは演出家が劇空間を転がすことを言うと思ってますもっと言えば演出家が脚本を読み込み役者に演出の意図通りの演技をさせる為に必要な立ち位置を稽古場で探っていく作業のことを言います演出家の役者に対する仕事は、「どう言わせるか?」ではなく「どう居させるか?」です本来、演出家がすべき稽古とは「場面を作ること」ですそして演出家は「世界」を創る作業を延々と稽古場で繰り返していく仕事です決めていく仕事ではないんですよね創り続ける仕事なんですよねもちろん役者だけではなくスタッフとの意見交換を必要でこの時点では舞台美術家とのセッショ...四十九ノ四十二日目

  • 四十九ノ四十一日目

    十月二日(月)晴れ波のバッキャロー‼顔合わせ始まった何度も通って書き上げた脚本未だデリケートな題材なだけにどれだけ言葉を選んだかその分脚本家としても鍛えられた今作の執筆人の数だけあの震災があって肯定も否定もあって立ち向かう人も居て忘れようとしている人も居る何を無くしたのか?何を失ったのか?そして何を得たのか?それとも何も無くしたり得たりもしなかったのか?そんな混沌を稽古場で役者たちと追及したいと思います忸怩たる想いでこの作品を創り上げていきたいと想いますだってどうしてこの十二年間手を差し伸べなかったんだろうという想いばかりが僕の身体中に蔓延っておりそれを全て書き殴った脚本だから明日からこの世界に嵌っていきます今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ四十一日目

  • 四十九ノ四十日目

    十月一日(日)晴れ仙台で十月の始まりを迎えたみんな同じ速度で時間は過ぎていく今月もまた始まるこれもみんなおんなじ全人類で唯一平等なのは一日は二十四時間で一年は三六五日ってことだ時間だけは平等なんだ環境や状況は人それぞれだけど新幹線の中で闇兎の執筆本当の本当のラストを葛藤しつつ言葉を綴る今までどれだけ脚本を書いても自分の語彙力の無さ読んだ役者を一発でその世界に引っ張っていく台詞を書けない自分の力の無さを感じるそれでも毎回自分の最大限を書き殴っている帰宅し荷物整理して東京へ向かい波バカ音楽家宅へ行き音楽打ち合わせ波バカだけに潮風を感じる三本を堪能しながら贅沢に十月は波バカ漬けです今日もどうもありがとう貴方に逢える日を愉しみにしております四十九ノ四十日目

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