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2005/08/02

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  • 桜日記2022.4.28

    火曜夜からの荒天で、ここらの桜はほぼ終わり。では…というわけではないが、2年2か月ぶりに県外へ足を踏み出す。有名な観光スポットは翌日からの混雑に備えているようだった。お目当ては、この一本桜。うん、まあそれなりに…実は今回の一番はこれ…花は2,3,日過ぎたが、実はライトアップされた夜桜に見入った。おわかりでしょうが…なにしろ露天風呂ですよ。朝イチでカメラを持って風呂へ。桜日記2022.4.28

  • 足を洗って踏み出す

    早く目覚め、ベッドの中で開いた新聞に「新・地図のない旅」というタイトルで連載している記事を見つけた。この90歳を超え大作家が、四半世紀前に発刊したベストセラー『大河の一滴』を、今頃になって読む。それ以降の著書は何冊か目にしており、内容としては似通っているのだが、改めて考える点があった。この文章は「あとがき」に記された一節。この本で語られたように、発刊当時の90年代後半、もう既にこの国の凋落傾向が見え始め、今まさに行き詰まりの気配すら漂わせている。「あがきは、ひょっとして二十一世紀中つづくかもしれない」と著者が予見したことの真実味は、年々強くなる。では、どうすれば…。この著が書かれたきっかけは、敏腕編集者との会話にあったという。その折のエピソードが「古代中国の屈原の故事」である。通読して、やはり心に残ったのはその...足を洗って踏み出す

  • 皐月桜見頃日記

    4月22日(金)通常なら出勤しているが、シフトの関係で今日が休みである。家の事情で登園を控えている孫を連れて、太平山にある見晴らし荘を目指す。明日から開業するので道路は万全であった。桜も見事で「桜日記」としてアップする。高い場所にいくと「ヤッホー」とか「オーイ」とか叫びたくなるのは人間の本性か。誰一人いない山の中腹から一緒に大声を出してみた。自宅に帰ってから、明日は「子ども読書の日」というPRを、図書館ブログに記す。4月23日(土)年度初の「絵本とあそぼ」の会開催。絵本コーナーでこじんまりスタート。感染の経緯もあるが、なんとか今年は盛り上げていきたい。その後、ボランティアの方々と総会。話題はどうしても少子化とコロナ。「密」な関係を築きたい願いをどんなふうに実現していくか。帰宅するため車に乗ろうとすると、ルーフの...皐月桜見頃日記

  • 桜日記2022.4.25

    花曇りという感じの空。再びアルカディア公園へ。今が一番いい時期だろう。田畑の仕事が始まる頃だ。枝はどう伸びても花を咲かせる。ちょっと面白いショットを…。ここでの桜も今年は今日で見納めか。赤い列車でどこかへ向かって。桜日記2022.4.25

  • 名もなき一滴が光を放つ

    対談本で語られた、この「人生作品」という語が頭に残った。何度か繰り返し使われている。正直あまり養老先生らしくないような感じを受けた。それは、「作品」というと、なんとなく観られているようなイメージがあるし、まとまった形と考えてしまうからだろう。語った意図は、それとは違うとわかるのだが…。そんな時引き出しの中に、以前視写した文章を見つけた。出典を記していなかったが、これは村上春樹だなとわかった。一去年の夏に、このブログに読書メモを残してある。その日に赤字で引用している後半の部分が、上の「人生作品」と何かつながるような気がしてきた。表現としては正反対のように見えたとしても。「名もなき一滴」としての「作品」。こう書いてみると、本当に自分が好きなもの、夢中になれることに素直に没頭してみたい気がする。綿々と続く歴史のなかで...名もなき一滴が光を放つ

  • 桜日記2022.4.23

    天気が回復した夕刻、チャンスと思って1時間ほど廻った。かつて、勤務したことのあるN小、そしてM小。予想どおり、見事に咲かせていた。青空と白い雲とのコントラスト。微かに見える飛行機。人の居ないグラウンドを見下ろすように立つ。ここは兄妹のように寄り添う。桜日記2022.4.23

  • 桜日記2022.4.22

    町を見下ろす大平山に咲く残雪と一緒の時を…桜に導かれて、若芽たちがささやき始める短き時に咲き競え野の華よ桜日記2022.4.22

  • 桜日記2022.4.21

    前森公園、夕刻。満開の桜に見守られ、何を読む。一人と一人。毎年、その桜を見続けてきた。こんなにも巻かれ続けて、生きている。桜日記2022.4.21

  • 桜日記2022.4.20

    咲き初めのアルカディア公園一足先に見頃の一本人工物と自然物と…桜日記2022.4.20

  • 見誤ってはいけない道

    「プーチンって悪いよねえ。」と、4歳の孫までそんなことを口にする。ニュースや大人の会話から繰り返し耳に入った言葉だろうが、初めてそれを聞いた時何か違和感を覚えた。もちろん軍事進攻には激しく反対するが、一方の認識ばかり蔓延していいのかと不安もよぎる。そんな時に東大入学式祝辞のことを知った。「なぜこのようなことが起こってしまっているのか。一方的な側からの意見に左右されてものの本質を見誤ってはいないだろうか?誤解を恐れずに言うと『悪』を存在させることで、私は安心していないだろうか?」映画監督河瀬直美のメッセージが、日本の将来を背負って立ってほしい若者に向かってどれだけ届いたのだろうか。当然ながら、異なる見解を抱く者もいるはずだが、その違いを真摯に受け止めて現実を見つめることの大切さは変わらない。目を凝らせば、じわりじ...見誤ってはいけない道

  • 皐月中旬の甘辛日記

    4月15日(金)出勤したらデスクの横に、新しいリーフレットが仕上がってきていた。若干手違いがあって納期が遅れたが、仕上がりはまずまず。そのことを図書館ブログへアップする。前日にSNSで紹介してくれた方がいて、ふだんは多くて20~30のアクセス数が100超になる。本当に有難いことだ。管内のコロナ感染は高止まりだがこの後ミニイベントが続くので、気を引き締めてゴールデンウィークまでを乗り切りたいと思う。4月16日(土)午前に図書館で「イースターエッグ」作りを行うので、少し顔を出す。少人数だが楽しんでくれているようで良かった。ある放送局のモニターを始めていて、そのリポートを送る。番組指定があると見方が違ってくることが面白い。養老先生の対談本からに一節選び、「手習い」をする。安価な万年筆を購入して書いているが、滑りがよく...皐月中旬の甘辛日記

  • 意味なんか知らないよと

    この対談の結論は、題名にもあるように「人と人とはわかり合えない」ということ。考えてみれば、他人を1から100まで分かったとしたら気持ち悪くなるに違いない。だから、本質的にわかり合えないと同時に「わからないほうがうまくいく」というような心の向き方を持つことだろう。それで日常は進んでいく。『「他人」の壁』(養老孟司×名越康文SB新書)5年ほど前の対談だが、今読むとつくづくそうだと思う箇所があった。「極論すると、終わった後に飲み会がない勉強会って、無駄じゃないかとさえ思う」と語る名越氏。当然養老氏も賛成であり、わかるや気づくより「感覚を鍛えられる場に身を置いてみる」ことを強調する。流行らない「飲みニケーション」だ。自らの経験にも見事に当てはまっている。それは建て前と本音といった皮相的なことではなく、講座や勉強会で得ら...意味なんか知らないよと

  • 今週の手習いから

    先日読んだ『短編少女』の中にあった一節。少女が「親の失敗から学んだ」と記す。これは、しみじみと感じるようになった。非凡は言うまでもなく、鈍感であることも結構難しい『子どもが消えゆく国』(日経BP)の前書きとしてあった著者の言葉。時々、暮らしに紛れて見失いがちになる大事な方向性だろう。職場で冊子の整理をしながら、見直したときに目に留まった。「思いどおりにいかないのは当然」という諦観はいつできるのだろうか。心には吊るしておけないので、時々振り返ってめくってみよう。今週の手習いから

  • 甘く見ていた、2題

    昨日は2階の書棚へCDのラックを移動させ、そこから書棚内の整理をと目論んだ。作業するときはレコード!を流しながら進めるのが常だ。プレーヤーがあり、残してある20枚ほどのLP盤からその時の気分で選ぶのだ。今日はデイヴ・メイスン(70年代の名ギタリスト)でも聴くかと、ターンテーブルに乗せたら…。あれっ、サイズも回転数も違っているしノイズさえ聞こえない。んっ、いやな予感。針先を触ってみると感触がない。ああっやられた。2階は孫たちの遊び場になっているが、上の子の時には大丈夫だったので安心していたのだ。下の子の探求心(笑)が凄く、何かの仕組みをみると即動き出す性質を、甘く見ていた。健康オタクとして長年の宿敵「花粉」に対しての応戦は、毎年の課題である。まあ様々なことをやっているが、数年前、娘からもらった一つの柑橘系果汁を冷...甘く見ていた、2題

  • 今日も棄てるに時間がかかる

    まとまった時間がとれる日々となったので、この機会に…そんなことをもう幾度となく繰り返してきたが、今度は本気だ!…と、これも何度目の宣言だ。あきらめモードを背負いつつ、それでも少しずつ棄ててはいる。書籍は年に2度段ボールに詰める。ただCD類は一度、半分ほど処分しただけで、また溜まってきた。極小書斎の書棚の上なので、大地震があればちょっと危険かなと思っていたので、取り合えず2階へ移動させようと目論んだ。PCに取り込んでいるものはとにかく上へ…と作業させているうちに、2階の棚にある整理ケースに入れた古いVHSが目に付いた。おうっ、40近くあるではないか。何でここにあるのだ。と思ってしまうほど忘れかけていた。三種類に分かれていて、一つは自分の撮影品と町関係ビデオ、それからTV録画、そして半数が教育関係のVTRだ。法則化...今日も棄てるに時間がかかる

  • あれは何の回収だったのか

    朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が終了。今までとは違う形で、これもまた面白かった。始まったあたりに、「カニカニエビリバディ」ともじったのは誰だったろうか。それほど豪華な味が並んだわけではないが、個人的に注目していた女優が多かったので好感がもてた。まあなんと言っても深津絵里に尽きるのだが…。6日放送分でアニーがラジオで告白したときの驚きの長回しシーン。あんな演出は朝ドラ史上、はたしてあったか。あのアップに応えられる女優はそうはいないはず。他の若手二人の主役はオーディションだったが、深津だけはオファーしたという。その理由はいくつかあったと思うが、齢を増すごとに輝くばかりだ。川栄李奈も以前から注目していた。彼女もシリアス系になるとぐっと締まる個性があるので、齢を経た役どころの方が映えた。最終が2025年という設定。その...あれは何の回収だったのか

  • 「少女」を読む少年+50

    隣市の学校へ通っていた頃、峠を下った集落でスクールバスを待つ一団を見て、何か自分でも小説が書けそう…と思ったことがあった。主人公は小学六年生女子。身体の中に感情が渦巻いている様子を…と思ったが、なんとなく重松清風になりそうなので断念(笑)。職業上の見方とはいえ、「少女」は面白い存在に違いない。『短編少女』(三浦しをん、他集英社文庫)風呂場読書は短編シリーズが続いていて、アンソロジーを読んでいる。これは「少女」を共通のモチーフとして、9人の作家によって書かれた一冊。既読作品が一つあり、萩原浩の直木賞作品に掲載されていた短編であった。他は初読だが、それなりの面白さに惹かれて読んだ。ただ、パターン化している点も感じる。少女に限らず、こうした世代を取り上げると、親の不仲、離婚、転居、転校そして学校内の軋轢、いじめ等々な...「少女」を読む少年+50

  • 見てみたい、日本の「進化」

    著者の本は2冊目。昨年読んだ本もなかなか面白かった。その時も書いているが「ズームバック×オチアイ」という番組を何度か観たことがあって、この若き研究者の発想や物言いは新鮮に思えた。「複眼的な視点」よとは違った意味で、確実に新しい世代の波を受けた感じがした。今回は他の論者も入り、より激しい。『日本進化論』(落合陽一SB新書)「ポリテック」。「政治Politics」と「技術Technology」を掛け合わせた造語がキーワードである。第一章が「ポリテックで『失われた20年』は取り戻せるか」という題で小泉進次郎と対談している。どうしても世代論というか世代格差で分析しがちだが、テクノロジーは全て目の前にあり、我々が日々対している。先日も仕事上のある新しい試みについて職場で話をしていて、実現するための「困難」の一つに、図書管...見てみたい、日本の「進化」

  • 直太朗詩華集を開いて

    貯まったポイントを利用して森山直太朗の新譜を購入した。特典として200ページを超す『森山直太朗詩歌集』が付いていた。森山と友人である詩人御徒町凧の作品がちょうど100編載っている。「はじめに」に森山が載せた作品の選定理由として、次の三つを基準として選んでいたが、少々わかりにくく感じた。・詩の上に成り立っているもの・曲自体が詩を生んでいるもの・詩そのもの確かに「詩そのもの」と思える作品はある。ただその判断は「詩とは何か」という根本のおさえで決する。三点の線引きは難しい。「詩」は初めから存在するものではないだろう。それがどんな状況であれ、表現であれ、誰かが詩と認めなければいけない。その意味で、三つの基準は全く読者(聴き手)に委ねられている。名曲『さくら』もこの詩華集に載っている。では基準のどれに該当するか。「詩その...直太朗詩華集を開いて

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