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リサ
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2005/05/24

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  • 『遠い水平線』アントニオ・タブッキ

    遠い水平線 アントニオ・タブッキ/須賀敦子 訳/白水社ある夜運びこまれた身元不明の男の他殺死体。死体置場の番人スピーノは、不思議な思いにかられて男の正体の探索を始める。断片的にたどられる男の生の軌跡、港町の街角に見え隠れする水平線——。遊戯

  • 『ノディエ幻想短篇集』シャルル・ノディエ

    ノディエ幻想短篇集 シャルル・ノディエ/岩波文庫夢と狂気の領域に文学の世界を切り拓き、フランス幻想文学の祖とあおがれるノディエ(1780‐1844)の傑作アンソロジー。入れ子のようにつぎつぎと重なってゆく悪夢を描いて読む者を感覚の迷路へと引

  • 2011年の読書まとめ

    2011年の読書メーター読んだ本の数:124冊読んだページ数:14295ページナイス:3366ナイス感想・レビュー:119件月間平均冊数:10.3冊月間平均ページ:1191ページ■こちらあみ子あみ子、と呼んでそっと抱きしめたくなる。あの子と

  • 『こちらあみ子』今村夏子

    こちらあみ子 今村夏子/筑摩書房少女の目に映る世界を鮮やかに描いた第26回太宰治賞受賞作。書き下ろし作品『ピクニック』を収録。あみ子、と呼んでそっと抱きしめたくなる。あの子と遊ぶための色褪せたトランシーバーをあみ子はまだ大切にしているだろう

  • 『六つの星星』川上未映子

    六つの星星 川上未映子/文藝春秋精神分析、生物学、文学、哲学をめぐって、第一線と語りつくす。川上未映子の思考の軌跡。 精神科医・斎藤環、生物学者・福岡伸一、作家・松浦理英子、歌人・種村弘、作家・多和田葉子、哲学者・永井均…知の最前線6人との

  • 「キューピッドとプシケー」

    キューピッドとプシケー ウォルター・ペーター著/エロール・ル・カイン絵/柴 鉄也 訳/ほるぷ出版昔、ある都に。王さまに王妃さまが住んでいました。ふたりの間には、美しい3人の娘がありましたが、なかでも、末娘プシケーの美しさはとても言葉ではいい

  • 「まほうつかいのむすめ」

    まほうつかいのむすめアントニア・バーバー著/エロール・ル・カイン絵/中川千尋 訳/ほるぷ出版ル・カインのいつも見慣れた彩色とは少し異なり、東洋と西洋が絡みあったかのような美しい絵と、しんみり優しい話。まほうつかいと娘が親子であることに最初は

  • 「いばらひめ」

    いばらひめ グリム童話/エロール・ル・カイン絵/やがわ すみこ 訳/ほるぷ出版エロール・ル・カインの幻想的で美しい絵と矢川澄子さんの優しい調べの文章は、何度読んでも気持ちがときめいてしまいます。表紙絵にもなっている仙人たちとの宴の様子は殊更

  • 「おどる12人のおひめさま」

    おどる12人のおひめさま グリム童話/エロール・ル・カイン絵/やがわすみこ 訳/ほるぷ出版昔のとある国のお話。12人の美しいお姫様たちが眠りにつき夜が明けると、どうしたわけかお姫様たちの靴は一晩踊り明かしたかのようにぼろぼろ。何故なのでしょ

  • 「空がレースにみえるとき」

    空がレースにみえるときエリノア・ランダー・ホロウィッツ著/バーバラ・クーニー絵/白石かずこ 訳/ほるぷ出版ああ!なんて素敵な絵本!とてもとても好きです。バーバラ・クーニーの幻想的で美しい絵と、エリノア・ランダー・ホロウィッツのリズミカルで詩

  • 「ラストリゾート」

    ラストリゾートJ.パトリック・ルイス著/ロベルト・インノチェンティ絵/青山南 訳/BL出版長い道をぬけ、だれも通らないような崖をすぎ、わたしが行き着いたさきは、海辺にたつホテル「ラストリゾート」。扉をあけると、いきなり、鳥の声がひびきわたっ

  • 「百年の家」

    百年の家J.パトリック・ルイス著/ロベルト・インノチェンティ絵/長田弘 訳/講談社100年の家がみつめてきた人々の毎日。2008年に国際アンデルセン賞画家賞を受賞したインノチェンティの新作。家を通してみつめる100年の歳月をことばの世界と細

  • 「ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで」

    ギャシュリークラムのちびっ子たち—または遠出のあとでエドワード・ゴーリー/柴田元幸 訳/河出書房新社AからZまでが名前の頭文字についた子どもたち。登場と同時に次々と怪我や死に遭う。ただそれだけの、あっけなくも悲惨な話が、マザーグース風の2行

  • 『 鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』フジイキョウコ

    鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学 フジイキョウコ/ブルース・インターアクションズ花のような星のようなお菓子のような自然界の石たち。イマジネーションひろがる美しい色と形。何億年もの時が創りだした、摩訶不思議なミネラルワールド集めました。鉱物

  • 『鉱物アソビ 暮らしのなかで愛でる鉱物の愉しみ方』フジイキョウコ

    鉱物アソビ 暮らしのなかで愛でる鉱物の愉しみ方 フジイキョウコかわいい雑貨を集めるように、四季折々の花を飾るように、暮らしのなかで、石と戯れる。宝石よりも愛おしくなる美しき、ミネラルワールド。宮沢賢治、澁澤龍彦、稲垣足穂など、多くの趣味人に

  • 『ようこそ、自殺用品専門店へ』ジャン・トゥーレ

    ようこそ、自殺用品専門店へ ジャン・トゥーレ著/浜辺貴絵 訳/武田ランダムハウスジャパン 老舗の「自殺用品専門店」に大問題発生!店を営む超ネガティブ一家に、無邪気な明るい赤ちゃんが生まれ、店は経営危機に!?奇妙なタイトルにどこか可愛い表紙、

  • 「Pooka+―酒井駒子 小さな世界」

    Pooka+—酒井駒子 小さな世界 学習研究社今や定番となった『よるくま』(偕成社)、ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)で金牌を受賞した『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)、名作を見事にリメイクした『ビロードのうさぎ』(ブロンズ新社)…。日本

  • 「マイマイとナイナイ」

    マイマイとナイナイ 皆川博子・文/宇野亜喜良・絵/岩崎書店マイマイは、森の中で小さい小さい弟、ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっと右目をあけてみる。すると、そこには不思議な世界がひろがっていた。皆川博

  • 「悪い本」

    悪い本 宮部みゆき・文/吉田尚令・絵/岩崎書店この世のなかのどこかに存在している悪い本は、あなたにいちばん悪いことをおしえてくれるでしょう。そんな本いらない? でもあなたは悪い本がほしくなります。きっとほしくなります。宮部みゆきと吉田尚令が

  • 『茗荷谷の猫』木内昇

    茗荷谷の猫 木内昇/平凡社新種の桜造りに心傾ける植木職人、乱歩に惹かれ、世間から逃れ続ける四十男、開戦前の浅草で新しい映画を夢見る青年——。幕末の江戸から昭和の東京を舞台に、百年の時を超えて、名もなき9人の夢や挫折が交錯し、廻り合う。切なく

  • 2011年9月の読書

    9月の読書メーター読んだ本の数:16冊読んだページ数:1415ページナイス数:354ナイス25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)『虫と歌』のデザインも好きでしたが、こちらもさらに美しく仕上がっていてうっとり惚れ惚れ。市

  • 『眠る石―綺譚十五夜』中野美代子

    眠る石—綺譚十五夜 中野美代子/日本文芸社1000番目の石像と化した王女、韃靼人の文字が密から描き込まれた聖画、最前景に異形の物体が浮遊する肖像画、“死の塔”の最初の受難者…など、7世紀のタクラマンカ砂漠から20世紀のカンボジアまでの時空間

  • 「うきわねこ」

    うきわねこ 蜂飼耳・文/牧野千穂・絵/ブロンズ新社 誕生日のプレゼントでもらったうきわは空をとぶ不思議なうきわでした。まんげつの夜の忘れられない出来事。ひゃぁ!なんてなんて愛らしいのでしょうか。この可愛さにキュンとなります。牧野千穂さんの絵

  • 『月と蟹』道尾秀介

    月と蟹 道尾秀介/文藝春秋「ヤドカミ様、僕の願いを叶えて」。行き場のない思いを込めた他愛ない儀式がやがて……。子供たちの切実な心が胸に迫る俊英の傑作!第144回直木賞受賞作品。思春期の子供たちの抱える闇が、やがて怪物のように蠢き黒く大きく育

  • 「おそとがきえた!」

    おそとがきえた! 角野栄子・著/市川里美・絵/偕成社大きな町の小さな家に、おばあさんと猫がすんでいました。窓からみえるのは、灰色のたてもののかべばかり。「すてきなおそとがあったらな」それが、ふたりのねがいでした。そんなある日、おばあさんがい

  • 『秘密の花園』三浦しをん

    秘密の花園 三浦しをん/マガジンハウス幼い頃に受けた性的いたずらによるトラウマを抱える那由多、教師との不倫に悩む淑子、那由多にひそかな思いを寄せる翠。カトリック系女子高に通う17歳の3人の少女たちが織りなす心理&青春小説。 多感な年頃って自

  • 『はちみつ色の』西加奈子

    はちみつ色の(ほっと文庫) 西加奈子/バンダイセイとテンちゃんのママはブレない。自分の信念の通りに生きて子を育てる。たとえ周りから何と言われようとも。女一人子を育てるって並大抵なことではいかない。けれどもママはブレない。すごく強い。でもね、

  • 『郵便少年』森見登美彦

    郵便少年(ほっと文庫) 森見登美彦/バンダイアオヤマくんにまた会えた!なんてなんて素敵なお話。郵便局に興味いっぱいの、アオヤマくんの素直な可愛さにまたもやメロメロになってしまった。短い物語の中に優しくて愛おしくて切なくて…さまざまな感情がぎ

  • 『ゆず、香る』有川浩

    ゆず、香る(ほっと文庫) 有川浩/バンダイ冒頭からゆずの香りが感じられて、ふわふわと体を心地良く包んでいく。互いにきっと想いは繋がっているんじゃないかと仄かに感じている。あの時一歩踏み出せたら二人の関係はもっと近寄っていたのだろうか。学生か

  • 「薔薇と嵐の王子」ジョルジュ・サンド

    薔薇と嵐の王子 ジョルジュ・サンド著/ニコル・クラヴルー絵/柏艪舎72才の生涯を閉じるまで、100篇にのぼる作品を書いたジョルジュ・サンドが晩年、孫たちに残した13篇の童話から1編を絵本化。生命と愛への讃歌を綴った壮大な物語。ジョルジュ・サ

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