◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2351 『スクラップ・アンド・ビルド』 >羽田圭介/文春文庫興味深いタイトル。祖父がスクラップで、健斗がビルドという意味だろうか。芥川賞繋がりでレコメンドされた作品。第153回芥川賞受賞作だそうだ。羽田圭介さんの名前は知っていたが、実際に作品を読むのは初
メモリアル・ディの3連休は近場での旅行、ミシガン湖に行ってきた。いつもの通り行き当たりばったりの旅行で、前日にホテルを予約。いつもはHilton系のホテルを利用しているのだが(アプリで予約が可能で、犬が泊まれるかどうかもオンラインで確認できるので便利)、今回は
◇2350 『乳と卵』 >川上未映子/文春文庫なんとも形容し難い、よい意味で気持ちの悪い小説だった。第138回芥川賞・受賞作品とのこと。このところ小説からは遠ざかっており、この手の受賞作品もほとんど手にしてこなかった。先日読んだ『黄色い家』が面白く、川上さん
2349 『「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた』
◇2349 『「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた』 >中尾隆一郎/PHP研究所私とは少し読書傾向が違うと感じた。たまには傾向の違う本を読むことも必要かなと、興味のある箇所のみ拾い読み。以下が読んでみようかなと思った本の一覧であ
といっても、旅行ではない。ダラスへの出張があり、会議など一通りの仕事を終えた後、金曜午後のフライトでシカゴに戻ってくるはずだった。ところが天候状況が悪く、各地でトルネードが発生。シカゴ上空も雷などがひどく、上空で待機するには燃料が持たないのでミネアポ
○2348 『成瀬は天下をとりにいく』 >宮島未奈/新潮社滋賀が舞台ということで読み始めたのだが、滋賀県人でなくても楽しめる一冊。読み始めた段階から2024年の本屋大賞にノミネートされていることは知っていたが、なんと大賞を受賞してしまった。たしかに、主人公の
最近、Audibleでの読書が増えてきている。目が疲れないのと、ながら聴きができることが大きな利点であるため。気がつくと、かなり大量の音源を聴いており、例年よりも読書が進んでいる。しかしながら、数をこなせばよいというものでもなく、質が低下してきているようにも感じ
◇2347 『論理的思考のコアスキル』 >波頭亮/ちくま新書波頭亮さんの本なので手に取ってみたのだが、ちょっと読みづらかった。最近読書体力が落ちてきており、本書のような集中して頭を使って読まなければならない書籍がしんどくなってきた。このような本は30代、遅
数年前から未読本、積読本のリストを作成している。紙の書籍のみだった時は、本棚の一角に未読本コーナーを設けて、そこにあるものが未読だと一目瞭然だったのだが、電子書籍が増えたため、どれだけ読んでいない本があるのかが分かりづらくなった。そこでリスト化することに
◇2346 『限りある時間の使い方』 >オリバー・バークマン/かんき出版なかなか良い本だったのだが、時間管理の本はもう読まなくてよいかなと思わせられた。時間を効率的に使うためには、タスクを重要性と緊急性とで区分し、先延ばしをしないですぐに着手する、などな
5月に発売された最新型のiPad Airを買った。これまで使用していたiPadは第5世代のもの。改めて調べてみると2017年製のもの。使い始めてから7年が経過し、スピードが遅くなってきたと感じるようになったのだ。最近はデジタル作業に関しては、スマートフォンかパソコン
◇2345 『男の作法』 >池波正太郎/新潮文庫生きた時代が違うため価値観が異なるのは否めないが、それを差し引いても一読の価値あり。以前から読んでみたいと思っていた本がAudible化されていたので、早速聴いてみた。これまであまり朗読者のことを気にしたことあなか
韓国で歴代3位の視聴率を獲得した名作。ちなみに一位は先日公開された『涙の女王』、二位は『愛の不時着』だそうだ。しかしながら、ファンタジー色が強い作品だという先入観があり、ずっと見る機会を逸していた。トッケビというのは韓国での「鬼」のような存在で、作中で
◇2344 『黄色い家』 >川上未映子/中央公論新社孤独と貧困が生む狂気。最近、小説はもっぱらAudibleで。音源化されておらず電子書籍にしかなっていない小説はAmazonの欲しいものリストに約100冊入っている。そちらに手をだす前に、Audibleで聴きたい小説が50冊近くあ
先日読了した『グロービスMBAリーダーシップ』で、ロバート・キーガン氏の学説が紹介されていた。『なぜ人と組織は変われないのか』からの引用とあったので、原書をあたってみたのだが見当たらない。調べてみると、5段階説は『進化する自己』という書籍にて述べられているも
◇2343 『MBA組織と人材マネジメント』 >グロービス経営大学院/ダイヤモンド社安定のグロービス。人事関係の概要を知るにはほどよい本だ。本書は組織や人事に関する研修を受講し、もう少し詳しく知りたくて購入したもの。私のように人事を専門としない者にとってはち
今年の1月頃から始めた歯科治療が、本日終了。虫歯が4カ所見つかったと言っていたが、3月までに3カ所を治療し、保険適用がリセットされる4月に入ってから4カ所目を治療。治療の過程でもう1本虫歯が見つかり、結果として5カ所の治療をしていただいた。前回記載した
◇2342 『GE帝国盛衰史-「最強企業」だった組織はどこで間違えたか』 >トーマス・グリタ/ダイヤモンド社優良企業だと思われていたGEが、どのように崩壊していったかを語るノンフィクション。GEの調子が悪いなと思い始めたのはいつ頃だろうか。ジャック・ウェルチ氏
先日、ChatGPTで色々と試した後に就寝したところ、人工知能が夢に出てきた。とっても奇妙な夢だったので、これはブログに書きたいと思い、寝ぼけ眼でスマホにメモを書き込んだ。そのメモがこちら。「口の中から卵と赤い鶏が出ていく話、チャットGPTがつくる、岩松了さんで
1年ほど前に、ブログの内容をもう少しわかりやすくまとめたものにしたくて、noteで記事を書き始めた。一通り記事を書き終えた後も、なんとなく続けたくてnoteへの投稿を続けていたのだが、ブログと重複する形になってしまっていた。基本的にブログがメインで、noteがサブだ
◇2341 『キーエンス解剖-最強企業のメカニズム』 >西岡杏/日経BP名前ほどには内情が知られていないキーエンス。その実情を垣間見ることができる本。平均年収が高い、時価総額が高いことで有名なキーエンス。しかしながら、その名前の割に実情はあまり知られていな
時間を有効に使うためには、やらないことを決めるのが一番だというのはよく聞く話。まぁなかなかこれがうまくいかないから、時間を無駄にしてしまうのだが。まずは仕事について。ちょっと忙しすぎる傾向があるので、大人数のもので自分が出なくてもよい会議には出ない、メ
◇2340 『脳のワーキングメモリを鍛える-情報を選ぶ・つなぐ・活用する』 >トレーシー・アロウェイ/NHK出版最近脳の働きや記憶に関して興味を持っており手にしてみたもの。ちょっと私が思っていた内容とは違ったかな。。。私なりに要約した内容を記載しておきたい。
やらかしてしまった、、、と焦った話。アメリカで新たにトイプードルを飼い始めたのが昨年の1月。生まれたばかりの仔犬だったので2ヶ月待って、3月に狂犬病の予防接種を行なった。その期限が3月末で切れてしまっていた。動物病院からリマインダーのメールを受信してい
◇2339 『アナロジー思考-「構造」と「関係性」を見抜く』 >細谷功/xx名著『具体と抽象』の著者の本。Audibleで聴くには向いていなかったかもしれない。本書のような抽象度の高い著書は、紙の本(または電子書籍)の方がよさそうだ。よほど注意をして聴かないと、
爆弾テロとの攻防を描いたドラマ。爆弾が音の大きさに反応するという設定が面白そうで見始めたのだが。。。映画は韓国軍の潜水艦の中のシーンから始まる。魚雷攻撃を受け、動けなくなってしまう潜水艦。台風のために救助が遅れそうだとの連絡がはいる。酸素の残量にも限り
◇2338 『半導体有事』 >湯之上隆/文春新書半導体業界では著名人の湯之上氏。最新の情報は新聞記事などを丁寧に読んでいれば捕捉できるので、むしろ半導体の歴史の方が面白かった。出張時の飛行機でAudibleを聴いた。フライト中だとメモを取ることができるのでビジネ
キム・スヒョン氏の最新作。前評判が良かったので、リアルタイムで視聴。リアルタイムというのは、毎週の配信を待って見たという意味で、日本で放映中のドラマのように、毎週末の配信を楽しみに見たのだ。韓国系のドラマは16話や20話が通常だがNetflixなどでは完結してから見
◇2337 『第三次世界大戦はもう始まっている』 >エマニュエル・トッド/文春新書これも内在的理論のひとつであろう。先日読了した遠藤誉さんの『習近平が狙う「米一極から多極化へ」』と似たような論調だと感じた。筆者が仰ることにも一理あるかもしれないが、実際に
ソン・ジュンギさん主演の映画。長いドラマをたくさん見ていると、ときどき2時間程度の映画が見たくなる。そう思って、軽い気持ちで見てしまったのだが、内容は重たかった。ロ・ギワンというのは主人公の名前。北朝鮮出身で、脱北し中国で母親と暮らしていたのだが、とあ
日経新聞[2024.01.12]ダイキン工業の井上礼之会長「人材育成、失敗とがめず」日経ビジネスのインタビュー記事。井上氏の『「基軸は人」を貫いて』という著書を読みたいと思いつつ、ずっと買わないままになっていた。今回の記事を読んで改めて買ってみようかと思ったのだ
◇2336 『ハイパフォーマー思考-高い成果を出し続ける人に共通する7つの思考・行動様式』 >増子裕介・増村岳史/ディスカヴァー・トゥエンティワン本書のような本がたまに読みたくなるのだが、過去に読んだものと似通っている内容だった。とはいえ、的を射た内容で
涙腺崩壊。ここ数年で一番の作品。最近は韓国系のサスペンスや恋愛ドラマを見る機会が多かったのだが、久しぶりに恋愛もファンタジーもないリアルなドラマを見た。韓国ドラマを見ていてよく出てくるパターンが、財閥、記憶喪失、タイムスリップ、宇宙人や幽霊・妖怪の登場
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◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
◇2549 『恋とか愛とかやさしさなら』 >一穂ミチ/小学館男女の関係だけでなく、社会的な課題も掘り下げた問題作。結婚を目前にした普通のカップル、新夏(にいか)と啓久(ひらく)。啓久からプロポーズを受けた翌日、新夏は啓久が盗撮容疑で捕まったという電話を受
○2548 『ナースの卯月に視えるもの』 >秋谷りんこ/文春文庫電車で泣きそうになってしまった。本書は日経新聞の書評で見かけたと記憶している。Amazonのほしい物リストに入れておいたところ、Audibleにラインナップされていたので早速聞いてみた。とある事故をきっ
私が筆記具にこだわっていることについては、このブログでも何度か触れている。日本に帰ってからも何度か文房具店には足を運んだのだが、今のペンが気に入っていることもあり、昔ほど熱心に新しいペンを探そうという気にはなれない。ちなみに私の定番はこちらにも記載した
◇2547 『地面師たち:アノニマス』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』のスピンアウト小説。短編集であり、総ページ数も少なく、サラリと読めてしまった。『地面師たち』の脇役たちが、どのような経緯で地面師になるに至ったかなど、前日談が収録されている。緻密
日本に帰任後は、会議で発表する機会が増えた。自分でディスプレイに資料を投影しながら話すパターンが多いのだが、質問への回答に対して、パソコンで資料を確認して答えたいときなど、画面が二つあると便利である。アメリカでは、対面での大人数の会議はさほど多くなく、
◇2546 『地面師たち:ファイナル・ベッツ』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』の続編。こちらも最後までハラハラしながら読み進めた。この手の話を読んでいると、どうにも犯人側に立ってしまうのはなぜだろうか。どう考えても悪の側なのに、詐欺がバレないか、うま
スマートフォン(スマホ)を手に入れたばかりのころは、いろんなアプリをインストールしていた。最初のうちは物珍しく、有料のアプリもたくさん購入してしまっていた。最近はアプリそのものは無料で、使ってみてからアプリ内課金というシステムが多く、無駄遣いをせずに済
◇2545 『地面師たち』 >新庄耕/集英社文庫ドラマよりもよりリアリティのあるストーリーだった。Netflixのドラマを見ていたので、原作は読まなくてもよいかなと思っていたのだが、続編がAudibleにアップされており、それならば本編も読んでおこうと手にしてみたもの
懇意にしているフィナンシャルプランナーの方にお会いした。もう20年近くお付き合いさせていただいているのだが、4~5年に1回ほどお会いして、家のローン、生命保険、財形などの相談をしている。財形といっても、これまではDCの年金運用くらいしかやっていなかった。住
◇2544 『これは経費で落ちません!(11)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫今回は森若さんと太陽の結婚話。これはこれで微笑ましいのだが、やはり経理的な話にも少しは触れてほしい。結婚に向けてタスクリストを作ったり、どちらの姓を名乗るのか
アメリカの物価高については何度か書いたように思う。一番分かりやすいのはラーメンを2人で食べに行き、ビール1杯、餃子を一皿ずつ注文すると80ドル程度かかってしまうということ。当時は円ドルレートが150円だったので、なんと1万2千円である。日本でもじわじわと物価
アメリカからの荷物は主に3つに分けて日本に持ち帰った。1つ目は言わずもがなのスーツケース。普段使用するANAの場合、確かスーツケースを1人2つまで預け入れができたのだが、今回は犬を客室に連れ込んで変えるためUnitedを選択。残念ながら1人1つなので容量が制限さ
◇2543 『夜行観覧車』 >湊かなえ/双葉文庫うまくまとまったサスペンス・ヒューマン・ドラマ。テレビドラマの原作にもなった書籍。実は、湊かなえさんの作品はちょっと苦手。世間では「イヤミス」などと呼ばれているらしい。嫌なミステリー、後味の悪いミステリーと
アメリカではトリミング直後に愛犬が亡くなってしまったトラウマから、新しいワンちゃんについては、私が自らカットしていた。犬用のバリカンとハサミを購入して、毛を刈っていたのだ。愛犬はトイプードルなのだが、バリカンのアジャスターを15ミリなど長めに設定すると毛
◇2542 『トヨトミの逆襲』 >梶山三郎/小学館文庫今まさに起こっているトランプ関税の深層が理解できる。前作『トヨトミの野望』が面白かったので、Audibleにアップされているのを知り、早速聴いてみた。前作はKindleで読んだ記憶があるのだが、蔵書にない。ブログを
引越しの際に、愛用していた爪切りを失くしてしまった。たかが爪切り、されど爪切り。微妙な感覚なのだが、そのお気に入りの爪切りは、パチンパチンという硬質な感じではなく、サクッサクッと切れるのが好きだったのだ。爪切りはよくなくすので、複数個買い置きがあるのだ
◇2541 『悪い夏』 >染井為人/角川文庫救いのない話。これが現実なのだろうか。染井さんの作品は何作か読んでみたが、どうにも救いのない話が多くて、ちょっと気が滅入ってしまう。これが日本の現実の一部なのだろうなと思いながら読み進めているのだが。本書は生
たまたま仕事を早めに切り上げることができる日があったので、定時で仕事を終えて展示会に行ってきた。街中で見かけたチラシを見て、会社帰りに行けそうだと思っていたのだ。チケットは事前にオンラインで購入できるらしい。日本ではまだまだ紙のチケットを店頭で買うのが
仕事柄、日々大量のメールを受信している。メールの捌き方については、ある程度パターン化してあるのでさほど困ることはない。しかしながら、中には「急ぎではないが、そのうち読まなければならない資料」という存在があり、これらをいつのタイミングで読もうかと迷ってしま
◇2359 『タイムベース競争戦略-競争優位の新たな源泉=時間』 >ジョージ・ストークJr・トーマスMハウト/ダイヤモンド社経営戦略における「時間」という非常に重要な概念が詰め込まれている良書。本書は三枝匡さんの著書で知ったもの。これからの企業戦略は時間を意
以前、当時50代の上司だった方が仰っていた言葉が、妙に印象に残っている。曰く、若い頃は肉が大好きだったが、お金がなくてそれほど良い肉は食べられなかった。50代になって、少し懐に余裕ができたのだが、高い肉は脂が多くて量が食べられなくなった。若い頃にもっと良い肉
◇2358 『60歳からのマンション学』 >日下部理絵/講談社+α新書知らない知識が満載。読んでおいて良かった。日本には30代の頃に建てた家がある。当時流行りだった狭小三階建だ。中国、茨城、米国と不在にする期間が多く、買ってからの半分以上は他人に貸している状
いろんな思いが込み上げてきて泣けてきてしまった。ヤバイ。。。
◇2357 『リカバリー・カバヒコ』 >青山美智子/光文社ほっこりさせられる小説。最近、この手のタイプの小説が、安心感があって好みかもしれない。東京郊外だろうか、マンションの近くにある日の出公園。そこにはカバの置物(いわゆるアニマルライダー)がある。その
アメリカで眼科を受診したことは以前のブログに書いた通り。日本で診断されたものとは別の病名を告げられ、今のところは経過観察で、という話だった。経過観察については、診断設備がより充実している専門医を紹介していただいた。家から近いところだったので助かる。私が住
◇2356 『新規事業着工力を高める』 >内田有希昌/東洋経済新報社新規事業創出のための方法論。非常にロジカルに展開されているが、実践は難しそう。自社のシーズと顧客のニーズがマッチしなければならないし、時間がかかる案件については、経営者の我慢が必要。お金
先日、愛犬に狂犬病の注射を打ってもらったのだが、あわせてジステンパーのワクチン接種も必要とのこと。急ぐのであれば同日に対応可能だが、できれば3週間ほど間を空けた方がよいと言われ、アドバイスに従って病院を再訪。そろそろ暖かくなるので、フィラリアや、ノミ・
◇2355 『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』 >朝倉祐介/ダイヤモンド社財務や経理の専門家以外の人が読むにはとても有用な書籍。筆者は法学部出身とのことで、恐らく会計は専門ではないであろう。この手の本は専門家が書くととても専門的になっ
特に意識をしているわけではないのだが、時間に追われる日々を送っていると、本の読み方が雑になってくる。毎日大量に流れてくる新聞記事などのニュースやメールマガジン。日々大量に受信する仕事関係のメール、特にCCで入ってくるもの。読まなければならない、会社関係の
◇2354 『門外不出の経営ノート-2泊3日で165万円! プレミアム合宿LIVE講義』 >小山昇/ダイヤモンド社今の自分の状況では使いづらいノウハウだなと思いつつも、非常に実践的で楽しく聞かせていただいた。筆者は武蔵野という会社を建て直した小山社長。数々の修羅場
日経新聞[2024.04.20]ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語柳井氏の凄みを感じる記事。一方で、若い頃は寝太郎と呼ばれた放蕩息子だった点も、知ってはいたが改めて記事で読むと興味深い。一番強烈だったのは「場末のまんじゅう屋」の例え。果たして自
◇2353 『フォン・ノイマンの哲学-人間のフリをした悪魔』 >高橋昌一郎/講談社現代新書向社会性サイコパスとは、彼のような人のことをいうのだろう。天才であったが、とても人当たりがよく、立派な人物だったようだ。一方で、非人道的ともいえる決断や提言をいとも
○2352 『マキアヴェッリ語録』 >塩野七生/新潮文庫マキアヴェッリの至言が満載の良書。構成が面白い。冒頭に記載されている、筆者である塩野さんの断り書きが面白い。曰く、塩野さんはこの時代の人物をいろいろと描いてきたが、彼らとマキアヴェッリの決定的な違い
早いもので米国の駐在員生活も3年目を迎える。COVID-19のせいで実赴任が7月だったため、5月~6月にかけては、アパートの契約更新、自動車や不動産の保険更新などがアニュアル・イベントとして発生する。そして、2年に1度は運転免許証の更新も必要になる。6月末まで
◇2351 『スクラップ・アンド・ビルド』 >羽田圭介/文春文庫興味深いタイトル。祖父がスクラップで、健斗がビルドという意味だろうか。芥川賞繋がりでレコメンドされた作品。第153回芥川賞受賞作だそうだ。羽田圭介さんの名前は知っていたが、実際に作品を読むのは初
メモリアル・ディの3連休は近場での旅行、ミシガン湖に行ってきた。いつもの通り行き当たりばったりの旅行で、前日にホテルを予約。いつもはHilton系のホテルを利用しているのだが(アプリで予約が可能で、犬が泊まれるかどうかもオンラインで確認できるので便利)、今回は
◇2350 『乳と卵』 >川上未映子/文春文庫なんとも形容し難い、よい意味で気持ちの悪い小説だった。第138回芥川賞・受賞作品とのこと。このところ小説からは遠ざかっており、この手の受賞作品もほとんど手にしてこなかった。先日読んだ『黄色い家』が面白く、川上さん
◇2349 『「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた』 >中尾隆一郎/PHP研究所私とは少し読書傾向が違うと感じた。たまには傾向の違う本を読むことも必要かなと、興味のある箇所のみ拾い読み。以下が読んでみようかなと思った本の一覧であ