◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
◇2335 『超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法-「忙しい」のに余裕がある人は1日を20時間で考える』 >谷原誠/フォレスト出版大半が既知の内容だったが、ウィルパワーについては勉強になった。ウィルパワーとは、要は意志力、集中力のこと。決断するたびに消費
ボストンに出張があり、フライトまで2時間ほど余裕があったので、ボストン美術館に行ってきた。ボストンには出張で何度か足を運んだことがあるが、美術館に行く機会がなく、いつか行ってみたいと思っていたのだ。「ボストン・観光」で検索すると、必ず上位に表示されるの
◇2334 『カラフル』 >森絵都/文春文庫うーん、ちょっと好みではないかな。。。こちらもAudibleで。Amazonのレビュー数は人気やトレンドのバロメーター。1000件を超えていたので、聴いてみたのだが、冒頭に書いた通り好みではなかった。天使が出てきたり輪廻転生と
またもや重い内容のドラマだった。最後は号泣。韓国の徴兵制度の実態を描いたドラマ。主人公はチョン・ヘインさん演じるアン・ジュノ。ボクシングをベースにした格闘能力と、するどい洞察力を見込まれて、脱走兵追跡を任務とするD.P.に抜擢される。初回、自分の落ち度で
◇2333 『習近平が狙う「米一極から多極化へ」』 >遠藤誉/ビジネス社このようなモノの見方もあるのかと、多面的な視点の重要性を認識した本。遠藤誉さんの本は数冊読んでおり、深い人脈と堪能な中国語を駆使して得た情報から発信される洞察が面白いと感じていた。本
『両利きの組織をつくる-大企業病を打破する「攻めと守りの経営」』 >加藤雅則/英治出版自主的に参加した講義で、AGCの両利きの経営を学習する機会があり、再度手にしてみたもの。手にしたと言いつつ、Audibleで復習したものだが。初読は2020.12.24。アメリカ赴任直
とある教材を読んでいて悪いリーダーの20ヶ条というものがあることを知った。検索してみるとマーシャル・ゴールドスミスという方が提唱しているものらしい。『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』という本で書かれているものらしいが未読。うまく纏まっている記
◇2332 『アイネクライネナハトムジーク』 >伊坂幸太郎/幻冬舎文庫筆者が意図していることなのだろうが、物語が断片化しすぎていて今ひとつ入り込めなかった。筆者曰く、恋愛小説だそうだ。複数の人物が登場する連作短編小説のような構成。それぞれの章で主人公が入
今年はNHKの大河ドラマを見続けている。この数年はあまり面白いと思えずに途中で挫折していたのだが、平安時代というのは、ほとんど予備知識もないせいか新鮮で非常に面白い。さて今回の本題はクローズアップ現代。これまであまり見たことのなかった番組なのだが、大河ドラ
◇2331 『歌われなかった海賊へ』 >逢坂冬馬/早川書房前作がとても良かったので、どうしても比較してしまう。悪くはなかったけど。。。『同志少女よ、敵を撃て』の逢坂冬馬さんの書き下ろし。第二次世界大戦でドイツが降伏する直前のシーンを描いた作品。ナチ体制に
先日出張先で仕事をしていた際の話。突然、メールが目の前から消えていくではないか。気がつくと、十数件残っていた受信ボックスのメールが、空になってしまっている。おかしいと思い、他のフォルダを開いてみると、最初は存在したメールが目の前でどんどん消えていく。。
◇2330 『不死身の特攻兵-軍神はなぜ上官に反抗したか』 >鴻上尚史/講談社現代新書なんとも遣る瀬無いが、歴史に一石を投じた一冊。本書は尊敬する先輩から紹介いただいた本。会社では上司からいろいろと反対意見を言われることも多いが、それらの意見が全て正しい
GLOBISの知見録を視聴。日立の河村氏をこういったセミナーでお見かけするのは初めて。内部のご苦労を聞くことができる貴重な映像だった。以下、記録のためのメモを残しておきたい。■JesperKoll氏・日本企業は判断が遅い。シンガポールやドイツなら2週間で結論が出る
◇2329 『海賊と呼ばれた男』 >百田尚樹/講談社文庫仕事とは何かを考えさせられる本だった。本書の存在は以前から知っており、いつか読みたいと思っていたもの。たまたま友人との会話で話題にのぼり、これを機にと思ってAudibleで聞いてみた。ちなみにAudibleの聴き
最近、考えさせられる重めの内容のドラマが多かったので、少しコメディタッチの軽いものをと思い見てみたもの。主役は『サイコだけど大丈夫』でも主演を務めたキム・スヒョン氏。今回は400年前に地球にやってきた宇宙人という役柄。韓国ドラマは、タイムスリップしたり、幽
◎2328 『老子』 >蜂屋邦夫訳/岩波文庫今まで読んだ中国古典の中では、一番好きかもしれない。これまで読んだと言っても「四書」と呼ばれる『論語』『大学』『中庸』『孟子』と『貞観政要』くらいだが、長すぎず、警句のようでいてちょっと考えさせられる内容。繰り
朝鮮王朝モノは、食わず嫌いのところがあって、今まで見たことがなかったのだが、本作はタイムスリップもので、シチュエーションコメディのような面白さがあると聞いて見てみた作品。前評判通り、気軽に楽しむことができた(といっても、途中は権力闘争でドロドロするシーン
◇2327 『スタートアップ投資のセオリー-米国のベンチャー・キャピタリストは何を見ているのか』 >中村幸一郎/ダイヤモンド社仕事でスタートアップの方と関係が出てくるかもしれず、慌てて勉強。まずは要点と思われる箇所を要約して抜粋。・VC(ベンチャー・キャ
先日、タイパは悪か?というブログを投稿し、古典の読み方についても記載した。限りある時間を割いて、ゆっくりと古典に向き合うのは素晴らしいこと。とはいえ、一方で難解な書籍に向き合うのはしんどいことでもある。そんな際に役立つのが解説書や入門書だ。以前は、古典
◇2326 『孟子』 >宇野精一訳/講談社学術文庫奥が深い。『孟子』は尊敬する慎泰俊さんの愛読書の1つ。ご自分のブログでも何度か引用したものを紹介されている。いくつかの篇に別れており、孟子に対する問いに対して孟子が答えるという形の文章が多い。紀元前300年前
会社の同僚に勧められて、途中からNetflixで見始めたドラマ。いきなりミュージカル調になるのには驚いたが、難しい話を軽い調子で扱うための工夫であろうか。パワハラ・セクハラは日常茶飯事(というか、そういった意識や言葉もなかった時代)の昭和と、行きすぎたコンプラ
◇2325 『私たちの世代は』 >瀬尾まいこ/文藝春秋さすが瀬尾さん。相変わらず暖かな読後感。本書もAudibleで楽しんだのだが、ちょっとしんどかった。筆者が意図的に行っているのだが、複数の登場人物(しかも、苗字と名前を意図的に使い分けている)と複数の時系列が
前回の年末年始に帰国して以来、久しぶりの日本。米国に駐在してから、一時帰国を除いた日本出張は初めてである。日本がさほど大きく変わっていた訳ではないが、自分なりに感じた変化を記録しておきたい。・Paypayやタクシーアプリが普及していた。私が日本にいた頃にもあ
◇2324 『どんがら-トヨタエンジニアの反骨』 >清武英利/講談社途中まではとても面白かったのだが、最後の最後で興醒め。。。清武さんの本はやはり面白い。ノンフィクションでありながら、小説のような臨場感。ついつい登場人物に感情移入させられてしまう。
個人用のパソコンをMacに切り替えて約半年。会社ではWindowsのパソコンを使っているので、キーボードに関しては使い分けが必要。会社もMacであればこちらの操作方法に慣れた方がよいのだろうが、使用頻度は圧倒的に会社PCの方が多い。そうするとMacのキーボードを少しでもW
○2323 『デフ・ヴォイス-法廷の手話通訳士』 >丸山正樹/文春文庫筆者の狙い通り、知らなかった世界を知ることができた。感謝。どこかで聞いたタイトルだと思っていたら、NHK+でドラマ化されているタイトルを見たのだった。ドラマの方は見ないまま、先にAudibleを聴
今、私の手元には主に4種類のIT機器がある。パソコン、スマホ(iPhone)、iPad、Kindle Paperwhiteだ。個人用のパソコンをMacに切り替えて約半年。パソコンでは、主にブログの管理を行うのみになってしまった。他には読書記録や家計簿をExcelで少し管理する程度。マイクロ
◇2322 『限界国家』 >楡周平/双葉社果たしてこれは小説と言えるのか。。。楡さんの小説は結構好きなタイプ。元々外資系企業でロジスティクスに携わっていたことがあるそうで、ハードボイルドながら貿易知識などを盛り込んだ小説が面白かった。その後、経済小説も手
タイトルが何だかなぁと、見る気になれなかった作品。韓国語の原題は「로맨스는 별책부록」で、邦訳時に変なタイトルに変えた可能性もあると思い、翻訳ツールで確認してみたところ「ロマンスは別冊付録」または「恋愛は別冊付録」と変換された。ほぼ直訳だ。見始めてからタ
◇2321 『夏の体温』 >瀬尾まいこ/双葉社瀬尾まいこさんの作品ということで、期待していたのだが、個人的には今ひとつだったかな。本書には短編が2つとショートストーリー1つが収められている。最初の短編が『夏の体温』。病院で検査入院している小学3年生が主人
やらかしてしまった。寝坊して飛行機に乗り遅れた!いつも大事な用事がある時には目覚まし時計を二重にかけておくので、これまで致命的な寝坊をしたことはない。多少寝過ごしたことはあっても、会議などにはぎりぎり間に合うことが多く、寝坊で遅刻したことは、30年近く会
「ブログリーダー」を活用して、苗村屋さんをフォローしませんか?
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
◇2549 『恋とか愛とかやさしさなら』 >一穂ミチ/小学館男女の関係だけでなく、社会的な課題も掘り下げた問題作。結婚を目前にした普通のカップル、新夏(にいか)と啓久(ひらく)。啓久からプロポーズを受けた翌日、新夏は啓久が盗撮容疑で捕まったという電話を受
○2548 『ナースの卯月に視えるもの』 >秋谷りんこ/文春文庫電車で泣きそうになってしまった。本書は日経新聞の書評で見かけたと記憶している。Amazonのほしい物リストに入れておいたところ、Audibleにラインナップされていたので早速聞いてみた。とある事故をきっ
私が筆記具にこだわっていることについては、このブログでも何度か触れている。日本に帰ってからも何度か文房具店には足を運んだのだが、今のペンが気に入っていることもあり、昔ほど熱心に新しいペンを探そうという気にはなれない。ちなみに私の定番はこちらにも記載した
◇2547 『地面師たち:アノニマス』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』のスピンアウト小説。短編集であり、総ページ数も少なく、サラリと読めてしまった。『地面師たち』の脇役たちが、どのような経緯で地面師になるに至ったかなど、前日談が収録されている。緻密
日本に帰任後は、会議で発表する機会が増えた。自分でディスプレイに資料を投影しながら話すパターンが多いのだが、質問への回答に対して、パソコンで資料を確認して答えたいときなど、画面が二つあると便利である。アメリカでは、対面での大人数の会議はさほど多くなく、
◇2546 『地面師たち:ファイナル・ベッツ』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』の続編。こちらも最後までハラハラしながら読み進めた。この手の話を読んでいると、どうにも犯人側に立ってしまうのはなぜだろうか。どう考えても悪の側なのに、詐欺がバレないか、うま
スマートフォン(スマホ)を手に入れたばかりのころは、いろんなアプリをインストールしていた。最初のうちは物珍しく、有料のアプリもたくさん購入してしまっていた。最近はアプリそのものは無料で、使ってみてからアプリ内課金というシステムが多く、無駄遣いをせずに済
◇2545 『地面師たち』 >新庄耕/集英社文庫ドラマよりもよりリアリティのあるストーリーだった。Netflixのドラマを見ていたので、原作は読まなくてもよいかなと思っていたのだが、続編がAudibleにアップされており、それならば本編も読んでおこうと手にしてみたもの
懇意にしているフィナンシャルプランナーの方にお会いした。もう20年近くお付き合いさせていただいているのだが、4~5年に1回ほどお会いして、家のローン、生命保険、財形などの相談をしている。財形といっても、これまではDCの年金運用くらいしかやっていなかった。住
◇2544 『これは経費で落ちません!(11)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫今回は森若さんと太陽の結婚話。これはこれで微笑ましいのだが、やはり経理的な話にも少しは触れてほしい。結婚に向けてタスクリストを作ったり、どちらの姓を名乗るのか
アメリカの物価高については何度か書いたように思う。一番分かりやすいのはラーメンを2人で食べに行き、ビール1杯、餃子を一皿ずつ注文すると80ドル程度かかってしまうということ。当時は円ドルレートが150円だったので、なんと1万2千円である。日本でもじわじわと物価
アメリカからの荷物は主に3つに分けて日本に持ち帰った。1つ目は言わずもがなのスーツケース。普段使用するANAの場合、確かスーツケースを1人2つまで預け入れができたのだが、今回は犬を客室に連れ込んで変えるためUnitedを選択。残念ながら1人1つなので容量が制限さ
◇2543 『夜行観覧車』 >湊かなえ/双葉文庫うまくまとまったサスペンス・ヒューマン・ドラマ。テレビドラマの原作にもなった書籍。実は、湊かなえさんの作品はちょっと苦手。世間では「イヤミス」などと呼ばれているらしい。嫌なミステリー、後味の悪いミステリーと
アメリカではトリミング直後に愛犬が亡くなってしまったトラウマから、新しいワンちゃんについては、私が自らカットしていた。犬用のバリカンとハサミを購入して、毛を刈っていたのだ。愛犬はトイプードルなのだが、バリカンのアジャスターを15ミリなど長めに設定すると毛
◇2542 『トヨトミの逆襲』 >梶山三郎/小学館文庫今まさに起こっているトランプ関税の深層が理解できる。前作『トヨトミの野望』が面白かったので、Audibleにアップされているのを知り、早速聴いてみた。前作はKindleで読んだ記憶があるのだが、蔵書にない。ブログを
引越しの際に、愛用していた爪切りを失くしてしまった。たかが爪切り、されど爪切り。微妙な感覚なのだが、そのお気に入りの爪切りは、パチンパチンという硬質な感じではなく、サクッサクッと切れるのが好きだったのだ。爪切りはよくなくすので、複数個買い置きがあるのだ
◇2541 『悪い夏』 >染井為人/角川文庫救いのない話。これが現実なのだろうか。染井さんの作品は何作か読んでみたが、どうにも救いのない話が多くて、ちょっと気が滅入ってしまう。これが日本の現実の一部なのだろうなと思いながら読み進めているのだが。本書は生
たまたま仕事を早めに切り上げることができる日があったので、定時で仕事を終えて展示会に行ってきた。街中で見かけたチラシを見て、会社帰りに行けそうだと思っていたのだ。チケットは事前にオンラインで購入できるらしい。日本ではまだまだ紙のチケットを店頭で買うのが
◇2540 『最後の証人』 >柚木裕子/角川文庫二つの事件が折り重なって、一つの結末に帰着する。技巧的な作品。冒頭から、2つの事件が時系列を異にして進んでいく。これは何かありそうだと思わせる構成。物語の中盤で、これは復讐劇なのだと全貌が見え隠れする。息子
◇2359 『タイムベース競争戦略-競争優位の新たな源泉=時間』 >ジョージ・ストークJr・トーマスMハウト/ダイヤモンド社経営戦略における「時間」という非常に重要な概念が詰め込まれている良書。本書は三枝匡さんの著書で知ったもの。これからの企業戦略は時間を意
以前、当時50代の上司だった方が仰っていた言葉が、妙に印象に残っている。曰く、若い頃は肉が大好きだったが、お金がなくてそれほど良い肉は食べられなかった。50代になって、少し懐に余裕ができたのだが、高い肉は脂が多くて量が食べられなくなった。若い頃にもっと良い肉
◇2358 『60歳からのマンション学』 >日下部理絵/講談社+α新書知らない知識が満載。読んでおいて良かった。日本には30代の頃に建てた家がある。当時流行りだった狭小三階建だ。中国、茨城、米国と不在にする期間が多く、買ってからの半分以上は他人に貸している状
いろんな思いが込み上げてきて泣けてきてしまった。ヤバイ。。。
◇2357 『リカバリー・カバヒコ』 >青山美智子/光文社ほっこりさせられる小説。最近、この手のタイプの小説が、安心感があって好みかもしれない。東京郊外だろうか、マンションの近くにある日の出公園。そこにはカバの置物(いわゆるアニマルライダー)がある。その
アメリカで眼科を受診したことは以前のブログに書いた通り。日本で診断されたものとは別の病名を告げられ、今のところは経過観察で、という話だった。経過観察については、診断設備がより充実している専門医を紹介していただいた。家から近いところだったので助かる。私が住
◇2356 『新規事業着工力を高める』 >内田有希昌/東洋経済新報社新規事業創出のための方法論。非常にロジカルに展開されているが、実践は難しそう。自社のシーズと顧客のニーズがマッチしなければならないし、時間がかかる案件については、経営者の我慢が必要。お金
先日、愛犬に狂犬病の注射を打ってもらったのだが、あわせてジステンパーのワクチン接種も必要とのこと。急ぐのであれば同日に対応可能だが、できれば3週間ほど間を空けた方がよいと言われ、アドバイスに従って病院を再訪。そろそろ暖かくなるので、フィラリアや、ノミ・
◇2355 『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』 >朝倉祐介/ダイヤモンド社財務や経理の専門家以外の人が読むにはとても有用な書籍。筆者は法学部出身とのことで、恐らく会計は専門ではないであろう。この手の本は専門家が書くととても専門的になっ
特に意識をしているわけではないのだが、時間に追われる日々を送っていると、本の読み方が雑になってくる。毎日大量に流れてくる新聞記事などのニュースやメールマガジン。日々大量に受信する仕事関係のメール、特にCCで入ってくるもの。読まなければならない、会社関係の
◇2354 『門外不出の経営ノート-2泊3日で165万円! プレミアム合宿LIVE講義』 >小山昇/ダイヤモンド社今の自分の状況では使いづらいノウハウだなと思いつつも、非常に実践的で楽しく聞かせていただいた。筆者は武蔵野という会社を建て直した小山社長。数々の修羅場
日経新聞[2024.04.20]ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語柳井氏の凄みを感じる記事。一方で、若い頃は寝太郎と呼ばれた放蕩息子だった点も、知ってはいたが改めて記事で読むと興味深い。一番強烈だったのは「場末のまんじゅう屋」の例え。果たして自
◇2353 『フォン・ノイマンの哲学-人間のフリをした悪魔』 >高橋昌一郎/講談社現代新書向社会性サイコパスとは、彼のような人のことをいうのだろう。天才であったが、とても人当たりがよく、立派な人物だったようだ。一方で、非人道的ともいえる決断や提言をいとも
○2352 『マキアヴェッリ語録』 >塩野七生/新潮文庫マキアヴェッリの至言が満載の良書。構成が面白い。冒頭に記載されている、筆者である塩野さんの断り書きが面白い。曰く、塩野さんはこの時代の人物をいろいろと描いてきたが、彼らとマキアヴェッリの決定的な違い
早いもので米国の駐在員生活も3年目を迎える。COVID-19のせいで実赴任が7月だったため、5月~6月にかけては、アパートの契約更新、自動車や不動産の保険更新などがアニュアル・イベントとして発生する。そして、2年に1度は運転免許証の更新も必要になる。6月末まで
◇2351 『スクラップ・アンド・ビルド』 >羽田圭介/文春文庫興味深いタイトル。祖父がスクラップで、健斗がビルドという意味だろうか。芥川賞繋がりでレコメンドされた作品。第153回芥川賞受賞作だそうだ。羽田圭介さんの名前は知っていたが、実際に作品を読むのは初
メモリアル・ディの3連休は近場での旅行、ミシガン湖に行ってきた。いつもの通り行き当たりばったりの旅行で、前日にホテルを予約。いつもはHilton系のホテルを利用しているのだが(アプリで予約が可能で、犬が泊まれるかどうかもオンラインで確認できるので便利)、今回は
◇2350 『乳と卵』 >川上未映子/文春文庫なんとも形容し難い、よい意味で気持ちの悪い小説だった。第138回芥川賞・受賞作品とのこと。このところ小説からは遠ざかっており、この手の受賞作品もほとんど手にしてこなかった。先日読んだ『黄色い家』が面白く、川上さん
◇2349 『「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた』 >中尾隆一郎/PHP研究所私とは少し読書傾向が違うと感じた。たまには傾向の違う本を読むことも必要かなと、興味のある箇所のみ拾い読み。以下が読んでみようかなと思った本の一覧であ
といっても、旅行ではない。ダラスへの出張があり、会議など一通りの仕事を終えた後、金曜午後のフライトでシカゴに戻ってくるはずだった。ところが天候状況が悪く、各地でトルネードが発生。シカゴ上空も雷などがひどく、上空で待機するには燃料が持たないのでミネアポ