日経新聞[2025.05.01~05.31]私の履歴書:キリンホールディングス会長CEO・磯崎功典キリンビールに就職しながら、ホテル業などを担当された異色の経歴の持ち主。今回は引用のみ。・相手がどんなに上の役職だろうが、経営課題の前に階層はない。皆、会社のために行動し
◇2282 『掬えば手には』 >瀬尾まいこ/講談社ほっこりさせられる読後感。主な登場人物が5人しか出てこないシンプルな物語。シンプルだが、そこには人が持つ悩みや葛藤が詰まっていて、深みがある。こちらもAudibleで聞いたので、登場人物の名前だけ列挙しておこう
銀行の方との会話で、今後は円高の方向に向かうだろうとの話を聞いた。私は、財務畑にも関わらず、資産運用などについては疎い方で、というかこれまでは運用する資産もなかったので、その手の話についてはあまり真剣に考えたことがなかったのだけど、少しは老後の貯蓄のこ
◇2281 『池上彰の世界の見方・アメリカ2~超大国の光と陰~』 >池上彰/小学館知っている内容が多かったが、改めてまとまった情報を耳にすると考えさせられることも多い。池上彰さんといえば『そうだったのかアメリカ』では、赴任前にアメリカの知らなかった一面を
◇2280 『サクッとわかるビジネス教養・地政学』 >奥山真司/新星出版社本書もAudibleで聴いたのだが、地政学という特性上、地図を見ながらつまりは書籍を購入した方がよかったと感じた。佐藤優さんの地政学に関する本を読んだばかりであり、内容的には重複するものが
今年の正月は日本に帰国しなかったのだが、ここ数年の習慣として紅白歌合戦を見た後、長い韓国ドラマを見るというのが定番化している。幸い、NHKはNHK+というアプリで視聴可能。紅白を楽しんだ後、何にしようかなと適当に選んだドラマが面白そうだったので、見始めたところ
◇2279 『「超」独学法-AI時代の新しい働き方へ』 >野口悠紀雄/角川新書野口先生は常に時代にキャッチアップしようと努力されている。そんな姿を垣間見ることができる書籍。内容的には、最近読んだ情報収集術などと近しいもの。しかしながら、常に新しいツールを活
◇2278 『佐藤優の地政学入門-働く君に伝えたい「本物の教養」』 >佐藤優/学研プラス入門書、という名に偽りなし。本当に基本的な内容であった。大半の内容は普段から新聞の国際欄に目を通していればある程度は知っている事柄。ところどころに世界の主要国家が置か
宮崎駿さんの最新作。まさかアメリカで見られるとは思っていなかったので感激。今やNetflixなどで家庭でも気軽に映画を楽しむことができるようになったが、だからこそ映画館へわざわざ足を運んで大画面で作品を見るというのは貴重であり大事な経験。さて前評判を全く知らず
◇2277 『アルケミスト-夢を旅した少年』 >パウロ・コエーリョ/角川文庫とある志を学ぶためのセミナーの推薦図書。スピリチュアル的な要素もあるが、何となく共感してしまう力をもった本。スペインに住む羊飼いの少年が、エジプトへ宝物探しの旅に出る話。途中で、
◇2276 『在宅HACKS!-自分史上最高のアウトプットを可能にする新しい働き方』 >小山龍介/東洋経済新報社在宅に関するノウハウをほぼ網羅しているとは感じつつも、どこかで聞いたことのある内容が多かった。私自身、コロナ禍で在宅勤務を余儀なくされた際には、かな
海外駐在をしていると、本社にいてはなかなか話ができないような幹部の方と、ミーティングしたり飲みに行ったりできるのが役得の一つになる。今回は、私が若い頃お世話になり、その後会社の幹部になられて、お話しする機会がなくなってしまった大先輩と再会した時の話。そ
『宇宙の響き』を読みながら、人の縁というのは巡り合わせだとつくづく感じた。私は社会人になってから30年ほど経つが、思い返してもユニークな上司に恵まれてきたと感じる。色々なタイプの上司の下で仕事をしてきたが、そのうちの8割は優秀だけどクセが強い方たち。一緒
◇2275 『宇宙の響き-中村天風の世界』 >神渡良平/致知出版社積極的に生きなさい、という天風先生の教えを改めて認識させられた書籍。とある知り合いの方に、中村天風さんの書籍が好きだと伝えたところ、紹介されたのが本書である。他の書籍で天風先生の生い立ち
人生百年時代、などと言うが健康寿命というものもあり、体がある程度動き、頭もはっきりしているとなると80歳程度を覚悟しておいた方がよいのではなかろうか。そう考えると、50歳を超えた私に残された時間は30年。30年というとこれまでの社会人生活とほぼ同じ長さ。まだまだ
○2274 『墨のゆらめき』 >三浦しをん/新潮社途中でちょっとドキドキさせられながらも、ほっこりとした読後感。結局僕はこういったハッピーエンドの物語が好きなのだろうな。こちらもAudibleで読了。というか、本書はAudible向けに書き下ろされたものらしい。耳で聴
○2273 『赤と青のエスキース』 >青山美智子/PHP研究所ほっこりさせられる爽快な読後感。久しぶりに良い小説を読んだ。連作短編集、というのは好きな分野。短編同士が、緩く繋がっていく関係性が好きなのだ。本書は、エスキースと題された一枚の絵が、転々としていく
今年の寒さは厳しい。シカゴに来て4回目の冬だが、これまでは地球温暖化の影響だろう、暖冬で(とは言っても通常は0~2度程度だが)、事前に聞いていたほどの寒さは感じなかった。そもそも、車での移動が多く、長時間外気に触れることもないので、余計に寒さを意識するこ
山崎元さんの記事を読んで、過去に蔵書をPDF化したものが読みづらいと感じていたことに改めて思い至った。日本にいた際に蔵書整理の一環でPDF化したものが300冊近くある。大半のものは読み返す機会があるかどうか不明だが、処分するにはもったいなく、電子化して手元に置い
◇2272 『第4の波-大前流「21世紀型経済理論」』 >大前研一/小学館大前研一さんの書籍なので期待していたのだが、ちょっと残念な内容だっただろうか。期待外れ。AI時代を予見した内容。Audibleにて聴講。最初の出だしはよかったのだが、後半は同じ内容を繰り返して
以前、経済や金融に関する村上龍さんの素朴な疑問に対して専門家たち回答するというメルマガ(JMM)があった。そのレギュラー回答者の一人が山崎元氏で、ユニークな切り口を毎回楽しみにしていてものだ。今私は、ライブドア・ブログとnoteを併用しているのだが、noteの方で山
◇2271 『超訳・韓非子-リーダーの教科書』 >許成準/彩図社理解しやすかったが、やはり一度は原文にあたろうと思わせられた。こちらもAudibleで聴講。『超訳・孫氏の兵法』と同じ著者で同じコンセプト。今回もやはり、ちょっと現代のコンプライアンス的にどうかなと
8日目はピッツバーグへ移動。5時間程度かかるため、朝早く出ないと現地での観光ができない。16時過ぎには暗くなり始めるので、割り切って正午出発、この日は移動のみとした。不思議なもので、昨日までの雨が嘘のような青空。昼近くまでホテルで休憩し、後はひたすらドラ
フィラデルフィアまではNJからだと車で2時間程度。あまり距離は稼げないが、一度行ってみたかったのだ。まず向かったのはチャイナタウンにあるラーメン店。ネットでは美味しいと評判だったのだが、たまに大外れがあるので、心配しながらの入店。あまり日本人はいなさそう
前日の過密スケジュールでちょっと疲れたので、この日は中休み的な位置付け。昼過ぎにMOMA美術館へ行き、早めにホテルに帰ってくるつもり。夜はNJで食事としよう。バスの移動に思いの外時間がかかってしまうこと、到着してからも結局Uberで移動することを考えると、ホテル
この日は予定がびっしり。マンハッタン美術館から焼肉を食べに行き、その後ブロードウェイのショウを見るというちょっと詰め込みすぎのスケジュール。NYでも建物の中はサービスドッグ以外入れないので、残念ながら愛犬はホテルでお留守番。まずは美術館へ。とても広くて1
4日目はクリスマス当日。過去の旅行経験者から25日は普段混んでいるNYの街にほとんど車が走っていなかった、という情報を聞いていたので、この日は車で行動することに。まず最初にNJの対岸から自由の女神が見られるスポットへ向かう。駐車場に車を停め、そこから岬の先端
Danvilleからは3時間ちょっとでNew Jersey(NJ)に到着。NYからすると郊外だが、今まで走ってきた道に比べると大都会。アメリカの都心部の高速道路はどうも入り組んでいて分かりづらい。よく分岐点で道を間違えたりするのだが、今回は無事に到着。これまでの経験で、ダウ
NYへの旅の往路編である。経由地のClevelandでは少しだけ観光ができればと思い、22日の朝9時ごろには家を出発したかったのだが、遠足の前の子供のように、なぜか前日は興奮して寝付けず、睡眠不足のまま運転するのも怖いので結局10時起床、11時出発になってしまった。どの
23年の年末は自宅でのんびりしようかなとも考えていたのだが、私の勤務先は22日からがクリスマス休暇なので、27日、28日を休むと11連休。さすがにこの長期休暇を家で過ごすのはもったいないと思い、急遽NY(ニューヨーク)へ行くことにした。いつもながら、行き当たりばった
◇2270 『教養としての落語-ビジネスエリートがなぜか身につけている』 >立川談慶/サンマーク出版落語の世界を気軽に知ることができる入門書。名作ドラマである『タイガー&ドラゴン』を見て、一時期、落語を少しだけ聞いたことがあるのだが、ネタがわかっているの
早いものであっという間の一年。2023年はバタバタしていたので、本当に時間が経つのが早く感じた。これから歳を重ねるにつれ、ますますそのように感じていくのだろうか。今年の一年の計も、ほとんど昨年と同様になりそうだ。一年を通してやりたいことというよりも、仕事を
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日経新聞[2025.05.01~05.31]私の履歴書:キリンホールディングス会長CEO・磯崎功典キリンビールに就職しながら、ホテル業などを担当された異色の経歴の持ち主。今回は引用のみ。・相手がどんなに上の役職だろうが、経営課題の前に階層はない。皆、会社のために行動し
◇2560 『これは経費で落ちません!(12)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫森若さんと太陽がいよいよ結婚へ。結婚に向けて若干のマリッジブルーになる森若さん。もともと決められたタスクをきちんとこなしていくのが好きな性格で、それは仕事のみ
日経新聞[2025.05.26]7桁英数字で配送可能に 日本郵便が新コード日本にしては画期的な動きでは無いかと思う。ようやくデジタル化が、少しずつではあるが動き出した感あり。良いニュースだなと思ったので、主要部分を抜き出して引用しておきたい。 ▼日本郵便は新た
◇2559 『刑事の約束』 >薬丸岳/講談社文庫読了してから感想を書くまでに時間が空いてしまったため、あまり印象に残っていない作品。刑事・夏目信人シリーズの第3弾。2作目は長編だったので、短編集としては2作目だ。夏目シリーズは短編の方が面白い。記憶を辿
日経新聞[2025.05.13-14]ローマ教皇の2000年史新しいローマ教皇に米国出身のレオ14世が選ばれた。カトリックの最高権威がなぜ絶大な影響力を持つようになったのかを知るには、2000年にわたる歴史をひもとく必要がある、とのことで、よく纏まった記事だったであり、備忘の
◇2558 『対岸の彼女』 >角田光代/文春文庫誰しもが信頼できる友人を求めている。第132回直木賞受賞作、だそうだ。とある女性の少女時代と現代を行ったり来たりする二重構造。最初は、少女時代のキャラクターと、現代のキャラクターが大きく異なっており、違和感を覚
日経新聞[2025.05.26]老朽水道管、検知容易に 光ファイバー網活用総務省は既存の光ファイバー網をセンサー代わりに使って老朽水道管など地下インフラの異常を検知する技術を開発する。道路陥没につながる空洞などを見つけるほか、自然災害による不具合の場所もすぐに特
◇2557 『冬に子供が生まれる』 >佐藤正午/小学館SF的な純文学。ブログの更新が滞ってしまった。仕事が相変わらず忙しいのと、週末も田舎から旧友が遊びにきたり、同窓会に出席したりと、なんだかんだで時間が取れなかった。あっという間に7月。2025年も折り返しで
○2556 『バリ山行』 >松永K三蔵/講談社不思議な魅力を持つ作品。山岳ものが好きなのかもしれない。大学生になった頃、父親から「これからは好きなことをやっていいが、山登りだけはするな」と言われたことを思い出す。曰く、遭難したら多くの人に迷惑をかけるからと
◇2555 『すべて真夜中の恋人たち』 >川上未映子/講談社文庫川上さんらしい、人間の深いところに入り込んでいく物語。主人公は校閲者の女性・入江。出版社に勤めていたのだが、機会があってフリーランスに転向する。物語はフリーになった後の話である。依頼元の担
◇2554 『正義の申し子』 >染井為人/角川文庫染井さんの作品は後味が悪いものが多いのだが、本作は比較的ハッピーエンド。冒頭は「正義のYoutuber」なるジョンが、悪徳請求業者を懲らしめるというシーンから始まる。構図的にはYoutuberの肩を持ちたくなるし、関西弁
◇2553 『その鏡は嘘をつく-刑事・夏目信人2』 >薬丸岳/講談社文庫前作が面白かったので、ちょっと期待外れ。刑事・夏目信人の第2弾。今回は長編小説で、鏡ばかりの部屋で発見され自死と判断されたエリート医師の遺体についての謎を追う話。主役は志藤という検事
◇2552 『ナースの卯月に視えるもの2-絆をつなぐ』 >秋谷りんこ/文春文庫連作短編小説の第二弾。今回も心温まる物語たち。Audibleは本当にありがたい。読みたいと思っていた小説がどんどんアップされていく。本シリーズは第3巻まで出ているようだが次作も待ち遠し
◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
さて、最終日。早朝まで雨が降っていたので、最終日は車で帰るだけかなと諦めていたところ、朝食をいただいていると雲に晴れ間が見えてきた。ペンションをチェックアウトした後、ペンションのドッグランを使わせていただいて少し愛犬と戯れる。その後、窓から見えていた一
本当は同じペンションで連泊したかったのだが、残念ながら土曜日は予約がいっぱいとのことで、近隣の別のペンションへ移動。そうすると10時にチェックアウトしなければならず、先方は15時のチェックインなので、その間、うろうろしなければならない。まぁ車に荷物を積んでお
2日目は少し朝寝坊し、11時ごろに宿を出発。予約しておいたイタリアンで昼食。小高い丘の上にありながら、海が見えるという絶景での食事。景色はとてもよかったのだが、残念ながら味は今ひとつ。素材はよさそうなのに勿体無い。次に向かったのが門脇展望台。階段で灯台を
ゴールデンウィークは到着した船便の荷物整理や溜まった書類の読み込みであまりゆっくりできなかった。車もなく、犬を連れての国内旅行はなかなかハードルが高いし、どこにも出かけなかった。少し気分転換したいと思い、有給休暇をとって伊豆半島の伊東へ小旅行。先日、愛
Netflixで視聴。以前、見たことがあるような曖昧な記憶だったのだが、記憶に残っているシーンは登場せず、過去に見たことがあったかどうかは判然としなかった。まぁ映画を楽しむのにそんなことはどうでもよく、純粋に楽しむことができた。舞台はローマ時代。王と、王に使え
○2375 『13歳からの地政学-カイゾクとの地球儀航海』 >田中孝幸/東洋経済新報社世界で起こっていることの本質が、とても平易な言葉で説明されている良書。重要だと思った点を私なりに解釈して引用させていただくが、下記を見ていただくと分かる通り、知識という
◇2374 『キュレーターの殺人』 >M・W・クレイヴン/ハヤカワ・ミステリ文庫三重階層の犯人探し。凄い構成だ。今回の焦点は「チャレンジ」と呼ばれる犯罪を娯楽のように楽しむ世界。インターネット上で、最初は簡単なお題を出され、それをクリアしていくうちに、お
「上に政策あれば下に対策あり」というのは中国でよく聞いた言葉。例えば渋滞緩和のために曜日によって運転して良い車のナンバープレートを奇数と偶数で区別(月水金は奇数、火木土は偶数など)するルールが定められた際、車を2台所有したり複数のナンバープレートを日替
◇2373 『ブラックサマーの殺人』 >M・W・クレイヴン/ハヤカワ・ミステリ文庫前作が面白かったので、それを越えるのは難しいのではと思っていたが、軽々と越えてきたことに驚嘆。ワシントン・ポーとティリー・ブラッドショーのコンビの掛け合いが面白くて、一気に
3日目は朝8時に起床、ホテルの朝食を食べて9時には出発した。島へは車は持ち込めないので、主な荷物は車に残していかなければならない。貴重品のみをリュックに詰め込んでそれ以外は車内に残していく。フェリーの港までは車で数分。港の駐車場で30ドル取られてしまったの
アメリカの7月4日はJuly 4thと呼ばれる独立記念日の祝日だ。休み前には「Haapy 4th」というメールが飛び交っていた。今回は木曜日だったので、翌日の金曜日に有給休暇をとって4連休にして以前からトライしてみたかったミシガン湖一周旅行を企画した。企画した、といって
◇2372 『アイデアのちから』 >チップ・ハース+ダン・ハース/日経BP誰かに自分が言いたいことをきちんと伝えるための技法。勤務先の経営幹部の方のお薦めの一冊。ご自分の考えをどうやったらうまく伝えられるかに苦心しているときに読んだ本だとのこと。タイトルに
会食が増えたせいだろう、体重が4キロほど増えてしまった。ベスト体重から比べると6キロの増量。会食に加えて、自宅でもついついカロリーが高いものを口に入れてしまっているように思う。そこで、完璧ではないのだが次の3つを家で飲食することを禁止することにした。「
◇2371 『ノースライト』 >横山秀夫/新潮文庫久しぶりの横山さんの作品。最初は今ひとつかと思ったが、後半は一気に読まされてしまった。主人公は一級建築士。バブル崩壊後、家族とうまくいかなくなり離婚。仕事も無くしてしまったが、古い友人の建築事務所に拾って
最近は歳をとったせいか、長時間の睡眠はできなくなったのだが、その分昼寝が増えた。週末の昼下がりなど、昼食を食べた後に惰眠を貪るのが心地よい。そんな時には変な夢を見がち。今回は同僚たちと電車で社員旅行に行く話。地方都市の様相だが、具体的にどこかは不明。現
◇2370 『ジェネリック医薬品の不都合な真実-世界的ムーブメントが引き起こした功罪』 >キャサリン・イーバン/翔泳社 ジェネリック薬品は絶対に飲まないでおこうと思った。本書も尊敬する先輩から紹介されたもの。インドでビジネスを行う際には必読の書かもしれない
◇2369 『スタートアップ投資ガイドブック』 >小川周哉/日経BPスタートアップを法務面から解説した書籍。チェックリスト的に使うのがよいだろうか。最近、意識的にスタートアップ関連の書籍を読み固めてきたのだが、ひとまずこれで一段落。Amazonで試し読みをした後
○2368 『起業のファイナンス(増補改訂版)-ベンチャーにとって一番大切なこと』 >磯崎哲也/日本実業出版社第9章の「ベンチャーのコーポレートガバナンス」が勉強になった。再読だが増補改訂版ということなので、新規の読書にカウント。ベンチャー経営に必要な事
◇2367 『リーンスタートアップ-ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』 >エリック・リース /日経BP「地図を捨ててコンパスを頼りに進め」 伊藤穰一さんの解説記事が本書のポイントを端的に表している。リーン・スタートアップとは、トヨタのリーン生
コーチ・エィのWeb記事より。最近のメルマガで読んだつもりだったが、改めて調べてみると2022年のものだった。まず「スティル・マインド・リスニング(still mind listening=静かな気持ちで聞く)」とは、相手の話を聞いている時に、自分がどう返そうかと考えていない状態
◇2366 『「超」創造法-生成系AIで知的活動はどう変わる?』 >野口悠紀雄/幻冬舎新書1940年生まれ、御年83歳の野口先生の著書。あくなき探究心に頭が下がる。83歳と言えば私の母親より高齢だが、最新のChatGPTを使いこなすなど、その技術への探究心が素晴らしい。生
閑話休題、ゴルフの話。ゴルフに関しては苦手意識が強くて、若い頃は130オーバー、今では少し改善したが常に110~120というスコア。私よりも後から始めた後輩が、どんどん私よりも上手くなっていくのを見ていると、ますます萎えてしまう。思い切って「ゴルフはやりません」
○2365 『ビジネス英語 Word Choice-類語・類似表現700』 >Z会編集部/Z会痒い所に手が届く単語集。Z会はときどき(と言ったら失礼だろうか)、とてもよい教材を出版してくれる。本書は、日本語にすると似たような意味を持つ複数の英単語を、どのように使い分ければ
NHK+で「プロジェクトX」を見た。最近は「カンブリア宮殿」もあまり見なくなってしまい、ビジネス関係のテレビ番組や動画からは遠ざかっていたのだが、今回は面白そうだと視聴。スバル・アイサイト(運転支援システム)の開発秘話である。仏の上司と生意気な部下、という関
◇2364 『フィラデルフィア染色体-遺伝子の謎、死に至るがん、画期的な治療法発見の物語』 >ジェシカ・ワプナー/柏書房血液がんの治療薬開発を巡るノンフィクション。1つの薬が生み出されるまでの苦労が理解できる。会社の先輩の勧められた書籍。この先輩からは自