◇2552 『ナースの卯月に視えるもの2-絆をつなぐ』 >秋谷りんこ/文春文庫連作短編小説の第二弾。今回も心温まる物語たち。Audibleは本当にありがたい。読みたいと思っていた小説がどんどんアップされていく。本シリーズは第3巻まで出ているようだが次作も待ち遠し
◇2176 『砂の王国』 >荻原浩/講談社文庫組織の勃興から衰退までを早回しで見ることができる面白い作品だっが。今回の年末年始は日本でのんびりと過ごすことができた。帰国前に『キャプテン』が読みたくてKindle Unlimitedに一時加入したのだが、知らないミステリー
◇2175 『蓬莱』 >今野敏/講談社文庫古事記の世界をミステリーに取り込んだ意欲作。こちらもKindle Unlimitedで読了。ゲームソフトを巡る物語であり、最初はどこに帰着するのだろうかと不思議に思いながら読み進めたが、結果としては納得のいく結末であった。本書
◇2174 『ハードラック』 >薬丸岳/講談社文庫何ともやりきれなさの残る作品。日本の貧困をテーマにした作品はリアルであるが故に気が滅入ってしまう。こういった世界が現実なのであろう。派遣社員が派遣切りにあい、その後まともな職を得られずに、どんどん悪循環に
◇2173 『あの日、君は何をした』 >山田晃久/日経文庫2つの事件が見事に交錯し、帰着する巧妙な構成。まさきとしか氏のことは本書で初めて知った。Kindle Unlimitedで読むことができ、評価の数が1000件近かったため、読んでみようと思ったのだ。評価の数が多いとい
3D版を放映するというので映画館に見に行ってきた。前作の3D版も映画館で見たかったのだが、見逃してしまっていたので期待して足を運んだ。まず3D効果についてだが、こちらは残念ながら期待はずれ。ディズニーワールドのアトラクションで体験したVRの没入感を期待してしま
帰省時にアバターの最新作を映画館へ見に行こうということになり、復習のために第一作を視聴。私が加入している動画配信サービスでは見られなかったので、オンラインでレンタル。200円で48時間以内に見なければならないというシステムだが、わざわざレンタルビデオ屋に出か
最近、ビジネス書を読むのが億劫に感じるようになってきた。久しぶりにビジネス書を2冊読み終えたところなのだが、読み進めるのにとても苦労してしまった。恐らく、ビジネス書よりも歴史書などの方に興味が移行してしまったのだろう。経営者の中にはビジネス書は読まな
◇2172 『ザ・マネジャー-人の力を最大化する組織をつくる』 >ジム・クリフトン/日本経済新聞出版勉強にはなったが、マネジャーに関する一般的な内容。Kindle版がなかったので紙の本を実家に取り寄せ。日本に滞在中に読了。冒頭に記載の通り、一般的な内容であり、
2171 『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』
◇2171 『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』 >マーカス・バッキンガム/日経BPマーケティングいろんな書籍やブログで紹介されていたので取り寄せてみたのだが、個人的な好みとは合わなかったようだ。欧米の書籍によくある「事例をた
◇2170 『風光る』 >七三太朗×川三番地/電書バトいろいろと考えさせられる野球漫画だった。Kindle Unlimitedで見かけて、まずはと1巻だけを試し読み。絵があまり好きではないタッチだったのだが、ストーリーの巧みさに引き込まれてしまい,44巻を全て一気読みして
約3週間の日本滞在を経て、再びアメリカに戻ってきた。日本の食事は美味しく、コンビニで何でも買えるのが便利で、アメリカに戻るのが少し億劫に感じてしまった。中国に駐在していた頃はこんな気分にはならなかったのに、やはり歳をとったということであろうか。憧れて来
日本滞在もあと少しというタイミングで彦根城に行ってきた。実家からだと高速道路を使えば30分程度。せっかくの休みだし、最後にどこかへ行こうということになり、紫式部にゆかりのある石山寺とどちらにしようか迷ったが、母親の希望を受け入れた彦根城を選択。いつでも行
奈良の東大寺へは実家から車で1時間ほどの距離。今回はレンタカーを借りたこともあり、ちょっとした小旅行をいくつか企画した。せっかくの休みなので気分転換を図りたいと思って。朝の9時過ぎに自宅を出発。レンタカーは随分古い型式でUSBの電源が付いておらず、途中のコ
いわゆるお伊勢さん。小学生の頃にバス旅行で行って以来。最近、帰省時には昔訪ねた名所を再訪するのが楽しみの一つになっている。中国のゼロコロナ政策が続いていたせいで、いまだに外国人観光客は少ない。インバウンドの減少は観光業にとっては痛手だと思うが、旅行者側
年末年始は日本に一時帰国。昨年はコロナの水際対策で10日間ホテルで隔離され、あまり休日を堪能できなかった。今年はそのような規制も撤廃され、ワクチンの接種証明があれば入国はスムース。事前に指定のウェブサイトにてパスポートとワクチン証明の画像をアップしておく
◇2169 『変幻』 >今野敏/講談社文庫「同期」シリーズ第三弾。こちらも楽しんで読了。今回は女性同期の大石が潜入捜査に駆り出されてしまうというストーリー。潜入捜査は日本では違法だそうだが、果たしてフィクションの世界だけの出来事なのか、実際には考案を中心
◇2168 『欠落』 >今野敏/講談社文庫「同期」シリーズ第二弾。主人公の宇田川の成長が見て取れるのが面白い。今回は大石という女性の同期が登場する。その大石が人質立てこもり事件に遭遇し、身代わりとして犯人に捕らえられてしまうところから事件が始まる。前作
◇2167 『同期』 >今野敏/講談社文庫久しぶりのミステリー。それなりに楽しめたが昔ほどの感動がないのは年をとったせいだろうか。Kindleの読み放題に期間限定で再加入したので、年末年始の休みに気楽な読書を堪能。今野敏さんの同期シリーズの第一弾。主人公の宇
◇2166 『キャプテン』 >ちばあきお/集英社文庫日本社会の縮図を表しており、リーダーシップを学ぶための良書。何で読んだか失念してしまったが、漫画『キャプテン』が異なるタイプのリーダーシップを学ぶためにとてもよいという記事を目にした記憶がある。連作漫
昨年の話だが、毎年サンクスギビングの翌日はブラックフライデーといって全米でバーゲンセールが開催される。最近、あまり物欲もなく、こういったセールにも食指が動かなくなっていたのだが、たまたま4Kのパソコン用モニターが半額(通常400ドルが200ドル)になっていたの
FINANCIAL TIMES[2022.11.06]一歩先行く北朝鮮ハッカー北朝鮮のハッカーがバングラデシュ中央銀行にサイガー攻撃をかけたという記事を見かけた。労働集約的で時間のかかる行為を、人海戦術で成し遂げたというのだ。・中銀のコンピューターネットワークに侵入した北朝鮮
Youtubeというのは時間を浪費してしまうので、あまり見ないようにしているのだが、それでも最近はテレビ番組よりも面白いものがあると感じており、ときどき眺めてしまう。テレビよりも面白いというのは若い人たちの間では普通のことなのかもしれないが。マコなり社長のこと
最近出張が多いせいだろうか、珍しく現実的な出張の夢を見た。現実的といっても、夢の中の出来事なので、いろいろとトラブルが発生する。まず、出張先の空港でレンタカーを借りようとしたところ、その場でワクチンを打たなければいけないとのこと。ワクチン証明を提示
何とも不思議な感覚の残る映画だった。耳が聞こえない少女とそれをいじめる少年。しかしながら、そのいじめの発覚が原因で、少年自身もいじめの対象になってしまう。それから数年、少年と少女が再会する。少年も少し大人になり、過去の自分を反省。少女にもその気持ちは
あまりお涙頂戴物の作品は好きではないのだが、『君が最後の初恋』で気持ちよく泣けたので、こちらにも手を出してみた。出張中の飛行機の中で視聴。膵臓に病気を持ち余命いくばくかの少女と、人付き合いが苦手な図書委員の少年の物語。主人公の少女の明るさに助けられ、そ
久しぶりに号泣してしまった。ふとしたきっかけで韓国映画の『傷だらけのふたり』というのを見てみたくなったのだが、こちらはネット配信されていないようだ。そこで、韓国の原作を元に台湾でリメイクされたものを見てみた。ちんぴら崩れの借金取りの男と、父親の負債を
日経新聞[2022.10.02]日本のものづくりは終わり、は間違い山根一眞氏のインタビュー記事。ものづくりを4つに分けて考えるという視点が面白かったので抜粋。一言で製造業と言いますが、僕はものづくりを4つに分けて考えています。(1)8年消費財、(2)8年超消費財、
日経新聞[2022.08.18・25]私のリーダー論:コニカミノルタ会長・山名昌衛氏・(コロナ禍で経営をかじ取りするリーダーに求められることは)「『冬に種をまく』ということです。コロナ禍の経営環境では『こんなことが起こるのか』というくらいにいろんな問題が起きていま
日経新聞[2022.09.09]大企業病の対策ボストンコンサルティング日置圭介氏へのインタビュー記事。古くて大きい会社は新事業に挑戦を控えるために活動量が減り、病気のような状態に陥る。以下、その症状と対処法を引用。・中計病:中期経営計画の固定された目標にこだ
日経新聞[2022.08.13]10の30乗、新呼称は「クエタ」大きな数や小さな数を伝える際、単位と合わせてケタ数を表す接頭語を使う。スマートフォンのデータ容量でよく聞くギガ(10億)や小さな細胞の大きさを示すマイクロ(100万分の1)が代表例だ。2022年11月に新しい接頭語
昨年は何だかバタバタと過ぎ去っていった一年だった。あまり余裕がなく毎年恒例の一年の計もあまり考える時間がなく適当になってしまったと反省。また出張が多く多忙で、せっかく身に付けた英語学習や運動の習慣が損なわれてしまった点も残念だった。またイチから仕切り直
「ブログリーダー」を活用して、苗村屋さんをフォローしませんか?
◇2552 『ナースの卯月に視えるもの2-絆をつなぐ』 >秋谷りんこ/文春文庫連作短編小説の第二弾。今回も心温まる物語たち。Audibleは本当にありがたい。読みたいと思っていた小説がどんどんアップされていく。本シリーズは第3巻まで出ているようだが次作も待ち遠し
◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
◇2549 『恋とか愛とかやさしさなら』 >一穂ミチ/小学館男女の関係だけでなく、社会的な課題も掘り下げた問題作。結婚を目前にした普通のカップル、新夏(にいか)と啓久(ひらく)。啓久からプロポーズを受けた翌日、新夏は啓久が盗撮容疑で捕まったという電話を受
○2548 『ナースの卯月に視えるもの』 >秋谷りんこ/文春文庫電車で泣きそうになってしまった。本書は日経新聞の書評で見かけたと記憶している。Amazonのほしい物リストに入れておいたところ、Audibleにラインナップされていたので早速聞いてみた。とある事故をきっ
私が筆記具にこだわっていることについては、このブログでも何度か触れている。日本に帰ってからも何度か文房具店には足を運んだのだが、今のペンが気に入っていることもあり、昔ほど熱心に新しいペンを探そうという気にはなれない。ちなみに私の定番はこちらにも記載した
◇2547 『地面師たち:アノニマス』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』のスピンアウト小説。短編集であり、総ページ数も少なく、サラリと読めてしまった。『地面師たち』の脇役たちが、どのような経緯で地面師になるに至ったかなど、前日談が収録されている。緻密
日本に帰任後は、会議で発表する機会が増えた。自分でディスプレイに資料を投影しながら話すパターンが多いのだが、質問への回答に対して、パソコンで資料を確認して答えたいときなど、画面が二つあると便利である。アメリカでは、対面での大人数の会議はさほど多くなく、
◇2546 『地面師たち:ファイナル・ベッツ』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』の続編。こちらも最後までハラハラしながら読み進めた。この手の話を読んでいると、どうにも犯人側に立ってしまうのはなぜだろうか。どう考えても悪の側なのに、詐欺がバレないか、うま
スマートフォン(スマホ)を手に入れたばかりのころは、いろんなアプリをインストールしていた。最初のうちは物珍しく、有料のアプリもたくさん購入してしまっていた。最近はアプリそのものは無料で、使ってみてからアプリ内課金というシステムが多く、無駄遣いをせずに済
◇2545 『地面師たち』 >新庄耕/集英社文庫ドラマよりもよりリアリティのあるストーリーだった。Netflixのドラマを見ていたので、原作は読まなくてもよいかなと思っていたのだが、続編がAudibleにアップされており、それならば本編も読んでおこうと手にしてみたもの
懇意にしているフィナンシャルプランナーの方にお会いした。もう20年近くお付き合いさせていただいているのだが、4~5年に1回ほどお会いして、家のローン、生命保険、財形などの相談をしている。財形といっても、これまではDCの年金運用くらいしかやっていなかった。住
◇2544 『これは経費で落ちません!(11)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫今回は森若さんと太陽の結婚話。これはこれで微笑ましいのだが、やはり経理的な話にも少しは触れてほしい。結婚に向けてタスクリストを作ったり、どちらの姓を名乗るのか
アメリカの物価高については何度か書いたように思う。一番分かりやすいのはラーメンを2人で食べに行き、ビール1杯、餃子を一皿ずつ注文すると80ドル程度かかってしまうということ。当時は円ドルレートが150円だったので、なんと1万2千円である。日本でもじわじわと物価
アメリカからの荷物は主に3つに分けて日本に持ち帰った。1つ目は言わずもがなのスーツケース。普段使用するANAの場合、確かスーツケースを1人2つまで預け入れができたのだが、今回は犬を客室に連れ込んで変えるためUnitedを選択。残念ながら1人1つなので容量が制限さ
◇2543 『夜行観覧車』 >湊かなえ/双葉文庫うまくまとまったサスペンス・ヒューマン・ドラマ。テレビドラマの原作にもなった書籍。実は、湊かなえさんの作品はちょっと苦手。世間では「イヤミス」などと呼ばれているらしい。嫌なミステリー、後味の悪いミステリーと
アメリカではトリミング直後に愛犬が亡くなってしまったトラウマから、新しいワンちゃんについては、私が自らカットしていた。犬用のバリカンとハサミを購入して、毛を刈っていたのだ。愛犬はトイプードルなのだが、バリカンのアジャスターを15ミリなど長めに設定すると毛
◇2542 『トヨトミの逆襲』 >梶山三郎/小学館文庫今まさに起こっているトランプ関税の深層が理解できる。前作『トヨトミの野望』が面白かったので、Audibleにアップされているのを知り、早速聴いてみた。前作はKindleで読んだ記憶があるのだが、蔵書にない。ブログを
引越しの際に、愛用していた爪切りを失くしてしまった。たかが爪切り、されど爪切り。微妙な感覚なのだが、そのお気に入りの爪切りは、パチンパチンという硬質な感じではなく、サクッサクッと切れるのが好きだったのだ。爪切りはよくなくすので、複数個買い置きがあるのだ
◇2541 『悪い夏』 >染井為人/角川文庫救いのない話。これが現実なのだろうか。染井さんの作品は何作か読んでみたが、どうにも救いのない話が多くて、ちょっと気が滅入ってしまう。これが日本の現実の一部なのだろうなと思いながら読み進めているのだが。本書は生
◇2361 『イーロン・マスク-未来を創る男』 >アシュリー・バンス/講談社異能の人。イーロン・マスクの自伝だと思って読み始めたのだが、読みたかったのはウォルター・アイザックソン(スティーブ・ジョブズの自伝を書いた人)著の文藝春秋版だったようだ。とはいえ
寡聞にして出口さんがAPUの学長を退任されていることを知らなかった。Youtubeはあまり見ないようにしているのだが、たまたま見たい動画があったので視聴していたところ、レコメンドに出口さんの退任のご挨拶の動画が上がってきたのだ。慌てて、Googleで検索してみるとご退
◇2360 『SIMPLE RULES-「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』 >ドナルド・サル/三笠書房言っていることはよく分かるのだが、シンプルなルールをどうやって作るかの方法論をもう少し詳しく知りたかった。様々な具体例が列挙されているのだが、具体的すぎて
仕事柄、日々大量のメールを受信している。メールの捌き方については、ある程度パターン化してあるのでさほど困ることはない。しかしながら、中には「急ぎではないが、そのうち読まなければならない資料」という存在があり、これらをいつのタイミングで読もうかと迷ってしま
◇2359 『タイムベース競争戦略-競争優位の新たな源泉=時間』 >ジョージ・ストークJr・トーマスMハウト/ダイヤモンド社経営戦略における「時間」という非常に重要な概念が詰め込まれている良書。本書は三枝匡さんの著書で知ったもの。これからの企業戦略は時間を意
以前、当時50代の上司だった方が仰っていた言葉が、妙に印象に残っている。曰く、若い頃は肉が大好きだったが、お金がなくてそれほど良い肉は食べられなかった。50代になって、少し懐に余裕ができたのだが、高い肉は脂が多くて量が食べられなくなった。若い頃にもっと良い肉
◇2358 『60歳からのマンション学』 >日下部理絵/講談社+α新書知らない知識が満載。読んでおいて良かった。日本には30代の頃に建てた家がある。当時流行りだった狭小三階建だ。中国、茨城、米国と不在にする期間が多く、買ってからの半分以上は他人に貸している状
いろんな思いが込み上げてきて泣けてきてしまった。ヤバイ。。。
◇2357 『リカバリー・カバヒコ』 >青山美智子/光文社ほっこりさせられる小説。最近、この手のタイプの小説が、安心感があって好みかもしれない。東京郊外だろうか、マンションの近くにある日の出公園。そこにはカバの置物(いわゆるアニマルライダー)がある。その
アメリカで眼科を受診したことは以前のブログに書いた通り。日本で診断されたものとは別の病名を告げられ、今のところは経過観察で、という話だった。経過観察については、診断設備がより充実している専門医を紹介していただいた。家から近いところだったので助かる。私が住
◇2356 『新規事業着工力を高める』 >内田有希昌/東洋経済新報社新規事業創出のための方法論。非常にロジカルに展開されているが、実践は難しそう。自社のシーズと顧客のニーズがマッチしなければならないし、時間がかかる案件については、経営者の我慢が必要。お金
先日、愛犬に狂犬病の注射を打ってもらったのだが、あわせてジステンパーのワクチン接種も必要とのこと。急ぐのであれば同日に対応可能だが、できれば3週間ほど間を空けた方がよいと言われ、アドバイスに従って病院を再訪。そろそろ暖かくなるので、フィラリアや、ノミ・
◇2355 『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』 >朝倉祐介/ダイヤモンド社財務や経理の専門家以外の人が読むにはとても有用な書籍。筆者は法学部出身とのことで、恐らく会計は専門ではないであろう。この手の本は専門家が書くととても専門的になっ
特に意識をしているわけではないのだが、時間に追われる日々を送っていると、本の読み方が雑になってくる。毎日大量に流れてくる新聞記事などのニュースやメールマガジン。日々大量に受信する仕事関係のメール、特にCCで入ってくるもの。読まなければならない、会社関係の
◇2354 『門外不出の経営ノート-2泊3日で165万円! プレミアム合宿LIVE講義』 >小山昇/ダイヤモンド社今の自分の状況では使いづらいノウハウだなと思いつつも、非常に実践的で楽しく聞かせていただいた。筆者は武蔵野という会社を建て直した小山社長。数々の修羅場
日経新聞[2024.04.20]ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語柳井氏の凄みを感じる記事。一方で、若い頃は寝太郎と呼ばれた放蕩息子だった点も、知ってはいたが改めて記事で読むと興味深い。一番強烈だったのは「場末のまんじゅう屋」の例え。果たして自
◇2353 『フォン・ノイマンの哲学-人間のフリをした悪魔』 >高橋昌一郎/講談社現代新書向社会性サイコパスとは、彼のような人のことをいうのだろう。天才であったが、とても人当たりがよく、立派な人物だったようだ。一方で、非人道的ともいえる決断や提言をいとも
○2352 『マキアヴェッリ語録』 >塩野七生/新潮文庫マキアヴェッリの至言が満載の良書。構成が面白い。冒頭に記載されている、筆者である塩野さんの断り書きが面白い。曰く、塩野さんはこの時代の人物をいろいろと描いてきたが、彼らとマキアヴェッリの決定的な違い
早いもので米国の駐在員生活も3年目を迎える。COVID-19のせいで実赴任が7月だったため、5月~6月にかけては、アパートの契約更新、自動車や不動産の保険更新などがアニュアル・イベントとして発生する。そして、2年に1度は運転免許証の更新も必要になる。6月末まで
◇2351 『スクラップ・アンド・ビルド』 >羽田圭介/文春文庫興味深いタイトル。祖父がスクラップで、健斗がビルドという意味だろうか。芥川賞繋がりでレコメンドされた作品。第153回芥川賞受賞作だそうだ。羽田圭介さんの名前は知っていたが、実際に作品を読むのは初