天井石の隙間から降下したら目の前に横口式石槨 リニューアルに際して、古墳への道から振り返ると目の前に広がっていた吉野の山々を付け加えました。美しい。ラッキーでした。このところ横口式石槨をたびたび紹介していますが、色々なタイプがあるものですね。今回の嶽山
自分が歩いた全国の古墳を臨場感のある動画で基本情報とともに紹介しています。墳丘に登れるもの中心です。
3世紀半ばからの350年ほどの間に、これほどの古墳が造られたとはただただ驚くばかりです。とりわけ日本独特(少数韓国にあり)の前方後円墳の姿には惹かれます。当時の人口は専門家によれば400万人程度だそうですから、人々は強制的に巨大古墳の築造に動員されたわけではないのでしょう。当時の社会システムにも思いをめぐらす日々です。動画で撮った古墳はまだまだ数が限られていますが、徐々に増やしていくつもりです。
嶽山古墳■(リニューアル版)(宇陀市)(奈良県)(終末期)Dakeyama Tumulus,Nara Pref.
天井石の隙間から降下したら目の前に横口式石槨 リニューアルに際して、古墳への道から振り返ると目の前に広がっていた吉野の山々を付け加えました。美しい。ラッキーでした。このところ横口式石槨をたびたび紹介していますが、色々なタイプがあるものですね。今回の嶽山
岩畠古墳■(防府市)(山口県)(後期)Iwabatake Tumulus,Yamaguchi Pref.
住宅街のそこを曲がってすぐのところにこんな巨石墳が! この日は博多を早朝の新幹線で新山口経由JR宇部線阿智須駅近くの丸塚古墳群へ。思ったよりも見応えのある古墳群を後に山口駅まで移動。そこからJRバスに乗り国の史跡指定を受けている大日古墳へ。長さ13m以上もある
池田1号■(リニューアル統合版))(豊田市)(愛知県)(区沖)Ikeda No.1 Tumulus,Revised Ver.Aichi Pref.
複室構造の整美な石室が自由に見学可能 リニューアル統合版を作成しながら、愛知県指定の史跡になっている意味がよくわかりました。墳丘がよく残っていますし、羨道は大半が欠損しているものの、前室、後室からなる石室主要部分は完存していますし、それに超大型の鏡石、
后塚と王塚古墳(土浦市)(茨城県)(前期)、Kisakizuka & Ouzuka Tumulus,Ibaraki Pref.
前方後円墳(後方墳)ファンなら必見と言いたいのですが 見応えのあった佐渡ケ岩屋古墳(平沢1号墳(クリック))などの平沢古墳群を後にして土浦駅まで移動。幸い天気は快晴なので予定どおり13時25分発の霞ヶ浦広域バス ブルーラインで薬王寺の墓地内にある2基の古墳に
神明寺(じみょうじ)1号墳■(上郡町)(兵庫県)(終末期)Jimyouji No.1 Tumulus,Hyogo Pref.
小雪舞い散る中、ようやく会えた斜面利用の終末期古墳 鳳張り1号墳(クリック)を見学した帰途、コミュニティーバスで移動するのは、その後の相生の古墳を訪ねる時間がなく、やむなくタクシーで神明寺公民館まで移動。ケチといわれるかもしれませんが、メーターが上がる
御年代(みとしろ)古墳■(リニューアル版)(三原市)(広島県)(終末期)Mitoshiro Tumulus,Hiroshima Pref.
見学可能な家形石棺が2基も リニューアル版は揺れを補正、袖石を立柱石に変えるなどキャプションの変更も行いました。リニューアル版を作りながら、御年代古墳の重要さに改めて気づかされました。整美な切石で造られた石室全体はもちろんですが、2基の刳抜式の家形石棺
若狭野古墳■(相生市)(兵庫県)(終末期)Wakasano Tumulus,Hyogo Pref.
羨道が完存する横口式石槨は貴重 塚山古墳群等を訪ねて何度か降り立った山陰本線の有年(うね)駅。なんとなく土地勘があると考えたのがいけませんでした。大型トラックがひっきりなしに爆走する国道2号線をただただ東へ。あまりの怖さに途中から、北寄りの集落側の道を
この堂々たる石室が被災したとは残念!院内勅使塚古墳(リニューアル統合版)(七尾市)(石川県)(後期)Innaichokushizuka Tumulus, Ishikawa Pref.
この堂々たる石室が被災したとは残念! 能登島の須曽蝦夷穴古墳のほうは、さほど大きな被害もなく見学が可能とのことで一安心ですが、院内勅使塚古墳は、石川考古学研究会のHPによれば、2月14日の時点では、石室の石材の落下及びズレ、雨漏りが発生しているそうです。そ
定北古墳(真庭市)(岡山県)(終末期)Sadakita Tumulus,Okayama Pref.
この陶棺が4基も石室から出土!びっくり 今回の定北古墳、定東、西古墳の裏山にあって道標もしっかりしているので到達は容易です。しかも、南北25m、東西18m、高さ現状では3m弱の墳丘に、長さ10mを越える石室が完存しています。はじめは天井石が失われた羨道かと思った前
拝中古墳(リニューアル統合版)■(美馬市)(徳島県)(後期)Hainaka Tumulus(Revised ver.)Tokushima Pref.
石室マニアの方はご存じでしょう。この変わった石室! 今回ブレを修正したり、お勧めの箇所の強調、キャプションの修正などを行いました。YouTubeの説明欄にも書きましたが、どうしてこの吉野川流域だけに、この形式の石室が造られたのか、不思議ですね。最初にアップし
服部川8号と10号(高安千塚古墳群)■(八尾市)(大阪府)(後期)Hattorigawa No.8&No.10Tumulus,Oosaka Pref.
美形の奥壁をもつ石室がすぐそこにあるとはびっくり! 古墳踏査の開始は12年ほど前に遡りますが、高安千塚古墳群をはじめて訪ねたのは、比較的最近の2017年2月末のことです。それ以来、何かが引き寄せるのでしょうか、3度も、4度も足を運んできました。近鉄の信貴山口駅か
石宝殿古墳(いしのほうでんこふん)(リニューアル統合版)(寝屋川市)(大阪府)(終末期)Ishinohouden Tumulus,Oosaka Pref.
これこそが横口式石槨。石材の厚みに脱帽! リニューアル統合版を編集しながら、これほど見事な石槨だったかなあと見返してしまいました。初回アップの際のブログ本記(クリック)でも、その点について触れています。再編集までに、色々な石室をみたからでしょうか。その
鬼の雪隠(せっちん)、俎(まないた)■(明日香村)(奈良県)(終末期)Oninoseccinn&Oninomanaita,Nara Pref.
これはいったい何?現代アートのような石のオブジェ! 奈良県の明日香村をはじめて訪れた人が、この石造物をみたとしても、何やらさっぱりわからないと思います。私もそうでした。まず、鬼の雪隠ですが、しばらくして、古墳時代終末期の横口式石槨の蓋にあたる部分という
須曽蝦夷穴古墳■(リニューアル統合版)(七尾市)(石川県)(終末期)Susoezoana Tumulus,Ishikawa Pref.
動画のような震災前の姿に戻るのはいつでしょうか? ただただ、この貴重な古墳が、古墳時代の能登半島を知る貴重な文化財としてよみがえることを祈るばかりです。須曽蝦夷穴古墳について詳しく知りたい方は、最初にアップした時のブログへどうぞ。こちら(クリック)です。
藤山1号墳■(豊田市)(愛知県)(後期)Fujiyama No.1 Tumulus,Aichi Pref.
マニアにはたまらない鏡石が見事! なんとなくカメラ回しがいつもよりも早いことにお気づきでしょうか。そうなんです。藤山1号墳の滞在時間は15分ほど。タクシーを待たせてのことでした。本来ならば、バスを乗り継ぎ、藤山1号墳に着く予定だったのですが、猿投駅から乗
平沢2号墳■(つくば市)(茨城県)(終末期)Hirasawa No.2 Tumulus,Ibaraki Pref.
この美しい玄門 仏教の影響とみられています 仏教伝来は538年、6C半ばとされていますが、宗教、文化、建築等さまざまな分野で影響を与えたようで、古墳の築造もその例外ではなかったようです。特に終末期の古墳石室には、奈良県葛城市の水泥南古墳の石棺に刻まれた蓮
前橋八幡山古墳(リニューアル版 )(前橋市)(群馬県)(前期)Maebashihachimanyama Tumulus,Gunma Pref.
墳丘の表側、裏側ともによくみえる東国1の前方後方墳 この古墳も再訪してよかったと思った1基です。はじめて訪れたのは2015年春のことでしたが、ここでいう裏側に広がるグランドでは野球の試合が行われていて、喧騒の中の見学でした。今回は天川二子塚古墳を訪問したあと
大日古墳■(防府市)(山口県)(後期)Dainichi Tumulus,Yamaguchi Pref.
山登り好きに知られる西目山が見下ろす古墳! 防府駅から中国・JRバスの山口大学・防府線で15分ほど。高井バス停で降りてまず目に入ったのは、動画冒頭の、急峻な山肌が露わになった山、西目山でした。思わず声が出ました。あとでわかりましたが目指す大日古墳は、この西
兵瀬古墳■(リニューアル版)(壱岐市)(長崎県)(後期)Hyouze Tumulus,Nagasaki Pref.
これ古墳と思うほどの豪勢な「お屋敷風」石室!今回はリニューアル版ということもあり、説明はYouTubeと同じです。より詳しく壱岐古墳群と兵瀬古墳について知りたい方は、最初にアップした際のブログ(クリック)をご覧ください。所在地マップ、石室イメージ図もあります。
立1号墳と下村古墳■(真庭市)(岡山県)(中期)(後期)Tachi No.1&Shimomura Tumulus,Okayama Pref.
少々残念な2基の古墳。でも古墳のせいではありません! 真庭市といってもピンとくる人は少ないと思います。備中松山城のある備中高梁駅まで、JR伯備線で移動し、その後はバスで国道311号線をひたすら北上します。今回の2基の古墳もその沿線上に築かれています。真庭市の
川合次郎兵衛塚一号墳■(可児市)(岐阜県)(後期)Kawaijiroubezuka No.1 Tumulus,Gifu Pref.
築造当時に復元された墳丘、3室もある横穴石室、古墳マニアも納得の逸品 古墳踏査で出会う古墳には考古学的観点はもちろん、様々な観点からの分類が可能です。遠目に見て墳丘が確認できるものの中には、築造当時のように復元されたものから、半ば、藪のなかに放置されっ
丸塚古墳群―2■(山口市)(山口県)(後期)Marutuka Tumuli No.2,Yamaguchi Pref.
動画後半、大迫力の4号墳奥壁! 2号墳(丸塚古墳群―1)(クリック)をあとに1号墳に急ぎました。丸塚古墳群の中で最も北に位置する古墳です。これまでの古墳とは違って、道路から畑を挟んで、それとわかる姿が確認できました。いつも書いていますが、遠望できる墳丘には
鳳張(ほうばり)1号墳■(上郡町)(兵庫県)(後期)Houbari No.1 Tumulus,Hyogo Pref.
一見の価値あり!兵庫西部に石棚付きの玄室が完存 YouTubeの説明欄を読み返してみると、余裕しゃくしゃくのような感じですが、実は、かなり焦っての訪問でした。というのも、上郡町に来るのは2度目。前回、神明寺1号墳を見つけることができずに、やむなく撤退。今回は満を
2024年1月元旦能登半島地震と古墳 今回の大地震で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された多くの方々が、一日も早く、以前と同様の生活を送ることができるように心からお祈り申し上げます。これまで能登半島所在の古墳は何度か訪ねており、石川県や富
妙蓮寺山古墳■(リニューアル版)(出雲市)(島根県)(後期)Myorenjiyama Tumulus,Shimne Pref.
石室マニア必見!超レアな玄門にびっくり 2016年初夏に訪れた際のブログを読み直してみると、「薄気味悪い」、「入室に勇気がいった」とあります。そのトラウマもあってか、なかなか足が向かなかったのが正直なところです。とはいえ、放れ山古墳(クリック)のすぐ近くで
丸塚古墳群ー1■(山口市)(山口県)(後期)Marutsuka Tmuli-1,Yamaguchi Pref.
山口県の道沿いに複室構造の石室が5基も どのようにこの古墳群、丸塚古墳群を紹介したらよいか、少々、悩みました。これまで紹介してきた古墳や古墳石室は、墳丘、石室、完存に近いものが大半で、それらの一つ一つを一回のブログで取り上げてきました。ところが、全部で5
長塚古墳(可児市)(岐阜県)(中期)Nagatsuka Tumulus,Gifu Pref.
お願いだから目隠ししないで! google map 全画面の地形版で見てみると、現在の可児市一帯が盆地であることがよくわかります。その中央に東西に流れるのが可児川。もちろん、古墳時代とは流路は違っているでしょうが、その可児川の北側に今回の長塚古墳はじめ3基の前方後
佐都ヶ岩屋古墳■(つくば市)(茨城県)(終末期)Satogaiwaya Tumulus,Ibaraki Pref.
ゴルファーの車に追い抜かれながら上った先には貴重な石室が!平沢古墳群の盟主墳とされているだけあって3号墳などと比べても、規模が2倍も3倍もある気がします。とはいえ、T字型石室という特殊な石室ですが、羨道、前室、後室の長さを足しても6.75mと、後期古墳の石室の長
金武6号墳と7号墳■(福岡市)(福岡県)(後期)Kanatake No.6&No.7Tumulus,Fukuoka Pref.
コワー!崖っぷち に開口のドーム型石室と円文が残る石室 金武古墳群に含まれる夫婦塚古墳は古墳踏査のはじめの頃に訪ねていますが、それ以外の墳墓にも開口する石室がいくつかあると聞き、夫婦塚古墳への再訪を兼ねて出かけることにしました。ところが福岡空港に午前中に
山畑22号墳(リニューアル版)(東大阪市)(大阪府)Yamahata No.22 Tumulus,Oosaka Pref.
藪の中の古墳石室もいいけれど、保存整備された石室も見逃せない! 初めて訪れたのが2016年の9月下旬。6年ぶりに再訪したのは2022年の12月初旬。その間に、数多くの石室を訪れたこともあって、山畑22号墳、その価値を見直しました。なかなか、完存する石室を見つけること
塚原二子塚古墳(リニューアル統合版)(飯田市)(長野県)(中期)Tsukaharafutakozuka Tumulus,Nagano Pref.
天竜川沿いに残る美形の前方後円墳! 2016年に国の史跡に指定された飯田古墳群を振り返ってみるとびっくりです。指定された22基の古墳の18基が前方後円墳、残りが帆立貝形前方後円墳ですが、その大半に横穴石室が造られ、現在でも見学が可能です。数多くの横穴石室を訪ね
平沢3号墳(平沢古墳群)■(つくば市)(茨城県)(終末期)Hirasawa No.3 Tumulus
後世の石像とともに残る板石のT字型石室! 平沢古墳群では、最も高いところにある1号墳、ついで2号墳。そして最後に見学したのが3号墳でしたが、紹介の順では最初になってしまいました。特段の理由はありません。それはともかく、平沢古墳群を訪ねた時のことでいつも思い
牽牛子塚古墳■(奈良)(明日香村)(終末期)Kengoshizuka Tumulus、Nara Pref.
蘇った大王(天皇)墓に主に用いられた八角墳! 近鉄吉野線の飛鳥駅から西へ500mほど。高鳥町に向かう道路から、サムネイルにある墳丘がよくみえます。この谷筋から墳丘に近づくことができるはずと思ったのが大間違い。田畑の先には柵があって、通れないのです。やむなく
あけましておめでとうございます。皆さんはどのように新年を迎えられたでしょうか。今年が皆様にとり良い年でありますようにお祈り申し上げます。 この動画ブログも今年の5月で丸9年目を迎えます。あっという間だった気がします。ただ、よくご覧になっておられる方はお分
権現山古墳■(姫路市)(兵庫県)(後期)Gongenyama Tumulus,Hyogo Pref.
アクセス容易なのに長さ14mの石室が完存 播但線、おそらく古墳踏査を始めなければ、その名を知ることもなかったでしょう。ところが、播但線沿いに結構数多くの古墳が眠っていることがわかり、何度か利用しています。古墳踏査の面白さの一つは、私のように基本、公共交通
茅原大墓古墳(リニューアル版)(桜井市)(奈良県)(中期)Chiharaoohaka Tumulus,Nara Pref.
5段重ねのケーキのよう! 茅原大墓古墳を訪ねたのは、古墳踏査をはじめてさほど時間が経っていない2012年の暮れのことでした。まだ動画撮影をはじめてはいない頃のことです。箸墓古墳を訪れたあと、住宅の隙間から田畑がのぞくのどかな風景をみながら歩いていると、突如、
八幡山古墳■(リニューアル版)(行田市)(埼玉県)(後期)、Hachimanyama Tumulus,Saitama Pref.
後室(玄室)全体が截石切組積み! はじめて訪れたのが2015年の夏でしたから7年ぶりの再訪です。まだ古墳踏査をはじめて間もないということもあり、横穴石室の意味すらよくわかっていませんでした。その後、多くの石室を見学したこともあって、この石室の意義や魅力をあら
今市大念寺古墳■(リニューアル統合版)(出雲市)(島根県)(後期)Imaichidainennji Tumulus,Shimane Pref.
全国屈指の刳り抜き式超大型家形石棺が石室とともに完存! リニューアル統合版を作成しながら、改めてこの超大型家形石棺の規模に驚かされるとともに、横口から覗いた石棺内の出来のよさに感心させられました。端正という言葉がぴったりです。それにしても、高さが1.89mも
舟形木棺(七廻り鏡塚)(栃木市)(栃木県)(後期)boat--shapped wodden coffin,Nanamawarikagamizuka,Tochigi Pref.
腐食せず蘇った舟形木棺 栃木の古墳踏査はそれぞれが離れていることもあり、かなりな距離を歩くことになります。今回の衝撃的な舟形木棺との出会いも、私の地理音痴のせいで、ずいぶんと時間がかかることに。もともと予定ではJR両毛線の下大平駅から歩くつもりでしたが
白山神社古墳(リニューアル統合版)(君津市)(千葉県)(前期)Hakusanjinjya Tumulus,Chiba Pref.
林の中に佇む美形の前方後円墳。房総半島の前期古墳 リニューアル統合版を作成しながら、改めて白山神社古墳の重要性を確認しました。YouTubeに書いた説明をそのまま引用します。是非、房総半島と三浦半島の位置関係に注目をしてください。 ご存じの方も多いと思います
定西塚古墳■(恵庭市)(岡山県)(後期)Sadanishizuka Tumulus,Okayama Pref.
定東塚の隣に仲良く並ぶ方墳 定古墳群は見学が容易という点で、どなたにもお勧めできます。定東塚古墳(クリック)、西塚古墳の裏山にはより残りのよい北古墳が控えています。加えて国道の西側には完全に復元された大谷1号墳もあります(クリック)。これほど大型で見応え
定東塚古墳■(真庭市)(岡山県)(後期)Sada higashizuka Tumulus,OkayamaPref.
開口部から想像つかない整美な巨石石室! 大谷1号墳(クリック)を訪ねたあと、国道313号を挟んだ東にある定東塚古墳を訪問。見事に復元整備された大谷1号墳のあとということもあり、緑に覆われた墳丘は若干見劣りがするような気がしました。東塚、西塚と一つの墳丘に見え
禁裡塚古墳■(リニューアル統合版)(養父市)(兵庫県)(後期)Kinrizuka Tumulus,Renewal ver.Hyogo.Pref.
押しつぶされそう!巨石に唖然! 大藪古墳群のうち見学可能な主な古墳は、こうもり塚、塚山古墳、野塚(古墳群)、今回の禁裡塚、それに西ノ岡古墳ですが、あとで振り返ってみると町中に近く、見学しやすく、そして見応えがあるという意味では禁裡塚古墳がベストです。と
亀甲山古墳(統合版)(大田区)(東京都)(前期)Kamenokoyama Tumulus,Tokyo
墳丘が目視できない東京都最大の残念な前方後円墳 最初にアップしたのは2018年2月ですから、今から5年以上前になります。先日、久しぶりに現状はどうか見てきましたが、樹木が生い茂り、中の藪状態は全く変わらず、いや、若干ひどくなったという印象でした。というのも
熊野古墳■(可児市)(岐阜県)(後期)Kumano Tumulus,Gifu Pref.
美しい奥壁と大迫力の巨石1枚の天井石 住宅に囲まれた墳丘が目に入った時、一瞬、京都市の蛇塚古墳(クリック)を思い出しました。もっとも、蛇塚古墳は墳丘が完全になくなり、長大な石室だけが残っています。今回の熊野古墳は、封土はかなり流失しているものの、一応、円
赤坂天王山古墳(リニューアル統合版)■(桜井市)(奈良県)(後期)Akasakatennnouzan Tumulus,Nara Pref.
長い羨道と天井の高い玄室! 今回で3回目のアップです。どこが違うのといわれてしまいそうですが、違いはあります。今回は2021年の動画を中心に手振れを補正し、ところどころ視覚効果を使って、特に石室内ですが明るくなるように補正してみました。その結果、巨石を用いた
大谷1号墳■(真庭市)(岡山県)(終末期)Ootani No.1 Tumulus,Okayama Pref.
ピラミッド状の方墳と石室!これは見事です。 朝食もとらずに伯備線で備中高梁へ。7時5分発の特急です。本数がすくないので、これを逃すと肝心の古墳にたどり着くためのバスに乗り遅れてしまうのです。無事に備中高梁に着き、7時50分発呰部(あざえ)行きバスに乗り込みま
岩家古墳■(栃木市)(栃木県)(後期)Iwaie Tumulus,Tchigi Pref.
残る玄室だけでも十分見応えのある逸品! 2年前に訪れた岩家古墳。すっかりアップするのを忘れていました。古墳見学を終えた帰り道、丁度、日が落ちる時間帯でしたが、自転車を引いた古老に声を掛けられたことを思い出します。赤城山、男体山はじめ日光の山々について説明
笹塚古墳(リニューアル統合版)(宇都宮市)(栃木県)(中期)Sasazuka Tumulus,Tochigi Pref.
前方後円墳ファンなら見逃せない100m超級の逸品! 笹塚古墳というと長崎県壱岐市の長大な石室をもつ古墳(クリック)を思い浮かべてしまいますが、今回の宇都宮市の笹塚古墳、再編集をしながら100m超級の前方後円墳として、なかなか魅力的であることに気が付きました。そ
ムネサカ1号墳■(リニューアル統合版)(桜井市)(奈良県)(後期)Munesaka No.1Tumulus,Nara Pref.
藪をかき分け上った先にこの巨石の石室! リニューアル統合版を作ろうと思い、元の動画に当たってみましたが、残念なことに、肝心の上り口辺りの様子がまったく撮れていません。おそらく、案内して下さったMさんを追っかけるのにやっとで、カメラのことはしばし忘れていた
山畑2号墳■(リニューアル版)(東大阪市)(大阪府)(後期)Yamahata No.2 Tumulus,Osaka Pref.
土砂の流入もなく大阪1,2を争う整美な巨大空間 山畑古墳群。現在では宅地造成等により70基を数えるだけですが、古墳時代には100基を超える規模の群集墳だったと考えられ、今回の2号墳の上円下方墳や、博物館横の22号墳の双円墳のように、個性的な墳丘をもつ古墳が含まれ
大平1号墳と2号墳■(甲府市)(Yamanashi Pref.)(後期)Oohira No.1&No.2 Tumulus.Yamanashi Pref.
小ぶりながら2基の石室の違いが分かります! うっかりアップするのを忘れていた4年前の小ぶりの古墳2基です。地元では地蔵古墳とか、こうもり塚古墳と呼ばれてきたようです。長大な石室の加牟那塚古墳(クリック)のすぐ近くに塩澤寺というお寺さんがあり、その裏山に今回
山畑12号■(東大阪市)(大阪府)(後期)Yamahata No.12 Tumulus,Oosaka Pref.
道路脇なのに見つけにくい長さ11.5mの石室 山畑古墳群訪問は今回で3度目。奈良県と大阪府の間の生駒山系の西側(大阪府側)に展開する群集墳で、高安古墳群とともに、よく知られた存在です(だそうです)。自分も古墳巡りをはじめてすぐに、博物館横で見学できる山畑22号墳
大堺3号墳(金崎古墳群)(リニューアル統合版)■(皆野町)(埼玉県)(後期)Oosakai No.3 Tumulus,Saitama Pref.
川下りだけではない長瀞の美しい石室! 長瀞といえば水しぶきをあげての川下りをすぐ思い浮かべてしまいますが、古墳時代にも、荒若沿いを支配する豪族がいたことの証でしょうか。川沿いにみられる緑泥片岩をはじめとする片岩をふんだんに使った石室が築かれていて、今回
琵琶塚古墳(リニューアル統合版)(小山市)(栃木県)(後期)Biwatsuka Tumulus,Tochigi Pref.
以前は裏表どちらも楽しめた美形の大型前方後円墳 JR両毛線の小金井から真西に2㎞ほどのところに今回の琵琶塚古墳は築かれています。直線では2㎞ですが、格子状に道が走っているために、一本間違えると大変です。ただ、この日は冬晴れ。動画冒頭のように日光方面の山々を流
宮山西塚古墳■(岡山市)(岡山県)(後期)Miyayamanishizuka Tumulus,Okayama Pref.
それにしても狭長の石室ですね! 今回の古墳、JR赤穂線の西大寺駅から北東に4㎞ほどのところにあります。岡山の他の古墳に行く前に、ここを訪ねることにしましたが、岡山から西大寺にある古墳近くまでのバス路線はなく、やむなく、西大寺まで電車で移動し、そこからはタク
馬立南8号墳■(馬立南古墳群)(たつの市)(兵庫県)(後期)Umatate Minami No.8 Tumulus,Hyogo Pref.
疎林の中に眠る群集墳!残りのいい石室 まだ2022年前半でアップしていない古墳はなかったかなと思いながら以前の元データをひっくり返していたら、ありました。その一基が今回の馬立南古墳群です。7号墳の時に書いた気もしますが、馬立古墳群の姥塚古墳(クリック
ずいぶんとこの独り言、ご無沙汰してしまいました。5か月近く間が空いてしまいました。その間、動画のアップは続けており、そのブログ本記に、独り言に書くようなことを入れていたからかもしれません。それはともかく、お気づきの方もおられるかもしれません。ブログ本記でも
二子山古墳(さきたま古墳群)と白山古墳(行田市)(埼玉県)(後期)Futagoyama & Hakusan Tumulus,Saitama Pref.
たしかに二つの小山に見えます! 古墳というのは、訪れるたびにその姿をかえているような気がします。完全な錯覚なのですが、これまで気が付かなかったのは不覚でした。名前の由来も考えずにぼーっとみていたのかもしれません。今回の、国の特別史跡、二子山古墳は、たしか
牧野(ばくや)古墳■(リニューアル版)(広陵町)(奈良県)(後期)Bakuya Tumulus,Nara Pref.
高さ4.5mと見学可能な石室では日本屈指! 今回が3度目の訪問。といっても、2015年、2016年のことです。いずれもヘッドランプの照度が不足して、よく見えませんでした。今回は、既に数多くの石室を見たあとなので、照度が不足失敗ということはないのではないかとは思いまし
放れ山古墳■(出雲市)(島根県)(後期)Hanareyama Tumulus,Shimane Pref.
凝灰岩の切り石製の石室が見事 出雲市にはいくつもの見応えのある石室が残されていますね。ただ大念寺古墳など市内中心部のものは別にして、周辺に点在している古墳への訪問は車がないと不便です。ということが今回もよくわかりました。ただ一度決めたルールは極力守りた
生目(いきめ)5号墳(生目古墳群)(リニューアル統合版)(宮崎市)(宮崎県)(中期)Ikime No.5 Tumulus,Miyazaki Pref.
灰黒色に覆われた前方後円墳 葺石に覆われた墳丘は築造当時の姿に復元された生目5号墳。こうして元動画に戻り揺れもなくし、BGMを付けたリニューアル統合版です。復元された前方後円墳としては、神戸市の五色塚古墳がよく知られていますが遠望が効きません。その意味で全体
弁天社古墳■(桜井市)(奈良県)(後期)Bentensya Tumulus,Nara Pref.
石棺の高い技術には驚きましたが・・・ 巨大石室にびっくりしたJR桜井線沿いの茅原狐塚古墳(クリック)の帰り道、近くにある弁天社古墳に寄ってみました。聞いてはいたものの、古墳がどこにあるのか道路側からはまったくわかりません。なるほど、神社の大木に隠れるよう
大谷山22号■(リニューアル版)(和歌山市)(和歌山県)(後期)Ootaniyama No.22 tumulus,Wakayama Pref.
岩橋千塚古墳群中、最も好きな石室です 以前アップした3本の動画をブレなどを直し統合版にしようと思って作業をはじめたところ、石室がさほど映っていないことに気が付きました。未編集の動画をチェックしたところ、なかなか、迫力のある映像があるではないですか。今では
御輿塚古墳■(姫路市)(兵庫県)(終末期)(Mikoshizuka Tumulus, Hyogo Pref.
竹藪の中の石室と竜山石の石棺 古墳巡りの醍醐味といえば聞こえはいいですが、かなり大変でした。google mapに出ているぐらいですから、さほど道もわかりにくくないしと歩き始めましたが、肝心の古墳手前にある認定保育園が通せんぼ。その敷地内を越えたところにあるはず
棚塚古墳(段の塚穴)■(リニューアル版)(美馬市)(徳島県)Tanazuka Tumulus, Tokushima Pref.
小ぶりながら段の塚穴を堪能!! 是非訪ねてみてくださいと自信をもっていえる石室の一つに今回の棚塚古墳と太鼓塚古墳からなる段の塚穴は確実に入ります。玄室、羨道ともに完存。壁から天井にかけての石積みが、ほかのどこにもみられない階段状になっているのです。どう
悪戸古墳群(石川町)(福島)(後期)Akudo Tumuli,Fukushima Pref.
古墳群に到着するまでの道のりがなかなかのもの JR水郡線。福島県の郡山と茨城県の水戸を結ぶローカル線ですが、古墳踏査をしていなければ乗ることもなかったと思います。実にのどか。朝夕の通勤、通学路線化していて少ないのです。でも1時間に一本はありますから、他
江崎古墳(リニューアル統合版)(総社市)(岡山県)(後期)Ezaki Tumulus,Okayama Pref.
長大な石室のある吉備地域最後の前方後円墳! この日は墳丘に上れる前方後円墳としては最大の前方後円墳、造山古墳にはじまり、同じく超大型の作山古墳まで、間に石室が開口する前方後円墳2基を訪ねるという強行軍でした。吉備自然歩道沿いに(所在地マップ参照)地図を
松本1号墳他(雲南市)(島根県)(前期)Matsumoto No.1 Tumulus & others,Shimane Pref.
出雲の本格的古墳時代到来を思わせる長さ50mの前方後方墳 出雲空港から連絡バスで出雲市駅に到着したのが、ラッキーなことに予定に遅れること5分の12時10分。ここから三刀屋バスセンター行きの12時21分発三刀屋バスセンター行に乗り、三刀屋小学校まで約40分。
水泥北(みどろきた)古墳■(リニューアル統合版)(御所市)(奈良県)(後期)Midorokita Tumulus、NaraPref.
個人さんが丁寧に保存されている迫力満点の石室! 2基の古墳を所有されている個人さん。それだけでもびっくりですが、管理、整備され、見学者にも丁寧に対応されていることに驚かされます。おまけに、ミニ資料館をご自宅の一部に開設し、メディアの記事や、石室から出土し
唐人塚古墳(カロウド塚)■(岡山市)(岡山県)(後期)Karouto Tumulus,Okayama Pref.
整ってますね!放置されてもったいない巨石墳 あまり期待せずに訪ねると、いい意味で裏切られることがあります。今回も入室するまでは、それほどの石室とは思っていませんでした。動画冒頭でお分かりのように、墳丘は形もわからないほど削られ(墳丘の上を以前は道が走って
道越古墳■(リニューアル統合版)(太良町)(佐賀県)(後期)Michigoshi Tumulus,Saga Pref.
有明海を望む高台に高さ4.3m のドーム型石室! はじめてアップしたのは4年以上前の2018年の梅雨の頃ですが、何度見ても新鮮ですね。何がそうさせるのでしょうか。おそらく、その立地ではないでしょうか。有明海が時々覗く道を竹崎島(中世の城、竹崎城跡がある)に向かって
神原神社古墳■(雲南市)(島根県)(前期)Kanbarajinjya Tumulus, Shimane Pref.
銅鏡はじめ豊富な副葬品が出土した竪穴式石室を移築復元! 神原神社といっても、ピンとくる人はそう多くはないのではないでしょうか。自分は古墳関連の書籍に、神原神社古墳と和泉小金塚古墳出土の三角縁神獣鏡に景初三年(239年)と刻まれている点が重要で、魏志倭人
西谷2号墳(西谷墳丘墓)(リニューアル版)■(出雲市)(島根県)Nishitani No.2 Tumulus,Shimane Pref.
四隅突出型弥生墳丘墓を理解するには最適! 島根県出雲市大津にある史跡公園 出雲弥生の森 では、今回の2号墳を含め27基の墳丘墓が確認されているそうですが、そのうち6基が見学できるように整備されています。ただ、自然保存に近い1号墳や4号墳などもあれば、築造時に
水泥南古墳■(リニューアル統合版)(御所市)(奈良県)(終末期)Midorominami Tumulus,Nara Pref.
古墳文化と仏教文化の融合 個人さんのお宅にもかかわらず、このスバラシイ石室を見ようと、多くの方が訪れているようです。二度お邪魔しましたが、当主ご夫妻が二つの石室を案内して下さり、びっくり。それだけに、石室の中はとてもきれいに保たれています。南北、2基
横瀬古墳(リニューアル統合版)(大崎町)(鹿児島県)(中期)Yokose Tumulus,Kagoshima Pref.
遠くから見える前方後円墳では日本一 是非、所在地マップをご覧頂き、この古墳の築かれた位置を確認してみてください。墳丘だけに関心が行きがちですが、どこにその古墳があるのかも重要です。その点を考えるうえでも鹿児島県の大隅半島にある横瀬古墳は、格好の事例では
西谷3号墳(リニューアル版)(出雲市)(島根県)Nishitani No.3 Tumulus,Shimane Pref.
独特の形をした弥生墳丘墓も見応えがあります! 古墳巡りをしていて一番困るのは路線バス、コミュニティーバスの本数が少ないことです。それでもあればよいほう、時々ブログでも触れていますが、バスがないのでタクシーを利用せざるを得ない時もあります。自分の車か、さ
下戸山古墳と椿山古墳(栗東市)(滋賀県)Shimotoyama &Tsubakiyama Tumulus,Shiga Pref.
現代のお墓と駐車場に囲まれた2基の古墳 和田古墳群(クリック)を見学している時に川を挟んだ南側に大きな墳丘に気づきました。聞けば下戸山古墳とのこと(栗東市出土文化財センター)。ものの10分ほどで現代の墓に囲まれた墳丘に到着。前方後円墳の可能性もある径50m、高
下戸山古墳と椿山古墳(栗東市)(滋賀県)Shimotoyama &Tsubakiyama Tumulus,Shiga Pref.
現代のお墓と駐車場に囲まれた2基の古墳 和田古墳群(クリック)を見学している時に川を挟んだ南側に大きな墳丘に気づきました。聞けば下戸山古墳とのこと(栗東市出土文化財センター)。ものの10分ほどで現代の墓に囲まれた墳丘に到着。前方後円墳の可能性もある径50m、高
エンドウ山古墳■(リニューアル統合版)(桜井市)(奈良県)(後期)Endouyama Tumulus,Nara Pref.
道を間違え古墳到までの急斜面に唖然! 7C後半にこの古墳が築かれた頃と周囲の状況は大きく変化しています。動画の冒頭と最後に紹介している1957年に完成した倉橋溜池が美しい姿をみせ、スバラシイ石室を見学したあとの余韻を楽しむには絶好な場所です。個人的にとても気に
天神塚古墳(大生古墳群)(潮来市)(茨城県)(中期)Tenjinzuka Tumulus,Ibaraki Pref.
墳丘が緑のカーペット!こういう前方後円墳もいいですね 広域マップをご覧頂ければわかるように、北浦と西浦などからなる日本で二番目の湖、霞ヶ浦近くに、今回の天神塚古墳はあります。太平洋側にあるのが北浦で、西浦との間の台地に、今回の天神塚古墳を含む古墳群、大
塚穴山古墳(リニューアル統合版)■(天理市)(奈良県)(後期)Tsukaanayama Tumulus,Nara Pref.
青空が天井石で覆われていました。ただただ巨大! 残念ですね。天理高校敷地内とはいえ、見学が不可能になってしまいました。そのことを聞いて高校に確認したところ、事実のようでした。まさかとは思いますが、高校の施設建設のために破壊するなんてことはないでしょうね。
後井古墳■(リニューアル統合版)(田布施町)(山口県)(後期)Goi Tumulus,Yamaguchi Pref.
安倍(晋三)前首相の祖父岸元首相も遊んだかもしれない横穴石室! 古墳踏査も色々な楽しみ方がありますね。この古墳が築かれているところから、歴史上の人物が出ているのかいないのか。その意味では以前から山口県の田布施町は是非、訪ねたいと思っっていたところでした
森将軍塚古墳(リニューアル版)(千曲市)(長野県)(前期)Morishougunzuka Tumulus,Nagano Pref.
標高490m!まるで山城のような長さ100mの前方後円墳 再訪してよかったと思っています。実は既にブログにも書いていますが、動画で古墳を撮ることになったきっかけはこの森将軍塚古墳なのです。偶然、上信越道屋代バス停から上を見上げたと、森将軍塚古墳の墳丘が夕陽に照ら
円山古墳■(野洲市)(滋賀県)(後期)Maruyama Tumululs, Shiga Pref.
こんな貴重な石室が格子越しの見学とは 隔靴掻痒というのはこういうことをいうのでしょうか。見応えがある石室なのに、入れない。うーん。現地で唸ってしまいました。実は、甲山古墳もそうですが、大岩山古墳群の円墳は、径のわりに高さが高く、とても立派です。今回の円
いたすけ古墳(百舌鳥古墳群)(リニューアル版)(堺市)(大阪府)Itasuke Tumulus,Oosaka Pref
木々を伐採して驚きの大変貌! 世界遺産に登録された百舌鳥古墳群23基の中で前方後円墳は仁徳天皇陵はじめ8基(前方部の短い帆立貝形前方後円墳も多数登録対象になっていますが、前方後円墳とは区別されています)ありますが、そのうち、墳丘に上れるのは何基あるでし
城の山古墳(胎内市)(新潟県)(前期)Jyounoyama Tumulus, Niigata Pref.
畿内と遜色ない副葬品が未盗掘のまま出土 いやはや新潟県も広いですね。古津八幡山古墳を見学後、新潟駅経由で羽越本線の中条駅まで、結構な時間がかかりました。到着は昼過ぎの13時4分。この日は日帰りなので、やむを得ず古墳までタクシーを利用。道案内は私。午前の古津
石舞台古墳■(リニューアル統合版)(明日香村)(奈良県)(後期)Ishibutai Tumulus,Nara Pref.
古墳全体を想像するには北東側からの遠望がお勧め! 明日香村訪問といえば高松塚古墳と並び必ず訪れるはずの石舞台古墳。スケルトン化した石室をはじめて目にする人が全体の構造を理解するのは決して容易ではないのではないでしょうか。むきだしになっている石室は墳丘によ
天川二子山古墳(リニューアル版)(前橋市)(群馬県)(後期)Amakawafutagoyama Tumulus,Gunma Pref.
葺石がゴロゴロしている街中の大型前方後円墳 前橋の台地には、前橋天神山古墳、天川(前橋)二子山古墳と100m超の前方後円墳が2基、それに長さ130mとかなり大型の前方後方墳、前橋八幡山古墳が1基築かれており、朝倉・広瀬古墳群を形成しています。出土品では国
池の下1号墳■(リニューアル統合版)(奈良市)(奈良県)(後期)Ikenoshita No.1 Tumulus,Nara Pref.
味わい深い現地周辺の状況が石室を引き立てています! 色々な意味で思い出深い古墳です。というのも、野外活動センターというのは、奈良県立と奈良市立と二つあることを知らずに、はじめは奈良市立の野外活動センターであっちへウロウロ、こっちへウロウロ。結局は県の文
古津八幡山古墳(新潟市)(新潟県)(中期)Furutsuhachimanyama Tumulus,Niigata Pref.
新潟(越後)平野を見下ろす丘陵先端に径60mの円墳が! JR信越本線の古津駅から県道320号線を1.5㎞ほど南にくだったところに広大寺があり、その先を山側に入れば整備された、花と遺跡のふるさと公園に到着します。この遺跡の最初に、今回の古津八幡山古墳が築かれて
船戸山1号墳■(リニューアル統合版)(岩出市)(和歌山県)(後期)Funadoyama No.1 Tumulus,Wakayama Pref.
左右の袖がずれている変わった玄室 複雑な構造だった2号墳とは違い、よくいえばすっきり、素朴な1号墳です。2号墳は前室、後室からなる複室構造。玄室床は区画のための石障が置かれ、玄室奥壁下部には屍床(ベッド)、見上げれば石棚という本家本元の岩橋千塚古墳群の石
日拝塚古墳■(リニューアル統合版)(春日市)(福岡県)(後期)Hihaizuka Tumulus,Fukuoka Pref.
墳丘とドーム型石室を楽しめます! 博多駅からわずか8.5㎞のところにこある博多南駅。そこから10分もかかりません。長さ46mの前方後円墳、日拝塚古墳が公園として整備された空間に待っています。嬉しいことに、この公園、古墳以外なにもありません。よく見かける子供用の
黒田古墳(南丹市)(京都府)(前期)Kuroda Tumulus,Kyoto Pref.
穴場の初期前方後円墳 以前から訪れたいと思っていたものの、京都市内からもポツンと離れていることもあり、他の古墳訪問とも組合わせにくい。ようやく実現したのは、南丹市立博物館に草刈りの状況を聞いてから2年以上も過ぎていました。そんなことをしていたらいつまでた
船戸山2号墳■(リニューアル統合版)(岩出市)(和歌山県)(後期)Funadoyama No.2 Tumulus,Wakayama Pref.
岩橋千塚よりさらに複雑な石室! 船戸山2号墳は、国の特別史跡、和歌山市の岩橋(いわせ)千塚古墳群と同様の緑泥片岩の板石を丁寧に積み上げた石室ですが、最初にアップした際には、それほど多くの石室をみていなかったこともあり、精巧に作られた2号墳の特色を理解して
古室山古墳(夏)(リニューアル版)(藤井寺市)(大阪府)(中期)Komuroyama Tumulus, Oosaka Pref.
墳丘に上らないなんて! 世界遺産に登録された百舌鳥古墳群、古市古墳群ですが、墳丘に上れる前方後円墳は堺市の百舌鳥古墳群はゼロ、藤井寺市、羽曳野市の古市古墳群は3基です。その3基はすべて藤井寺市にあります。しかも3基のうち1基は、後円部(ここだけ陵墓参考地と
はっちょう塚7号墳(馬立南古墳群)■(たつの市)(兵庫県)(後期)HacchouNo.7 Tumulus, Hyogo Pref.
工人のこだわりが伝わるようやくたどり着いた石室! いささかややこしいのですが、たつの市の馬立(うまたて)には、穹窿式の1号墳 姥塚古墳(クリック)で有名な馬立古墳群の西側に、馬立南古墳群があります。これももちろん群集墳ですが、別名、はっちょう塚古墳群と呼
島田塚古墳■(リニューアル統合版)(唐津市)(佐賀県)(後期)Shimadazuka Tumulus,Saga Pref.
朱の残りのよさで断トツの石室 何度見ても、この残りの良さには唖然とします。ただ、不思議なのは塗られていないところが結構ある点ですね。キャプションにも書きましたが、天井近くは手つかずですし、玄室の玄門側は下も塗られていません。塗られているのは奥壁、側壁
上庄司原2号墳と4号墳(陣馬・庄司原古墳群)■(前橋市)(群馬県)(後期)KamishoujiharaNo.2&No.4 Tumulus,Gunmapref.
100年間の技術の進歩がわかる2基 移築された古墳石室というのは目(?)が肥えてくるにつれない、訪問前から「なんだ、がっかり」という気持ちになりがちです。そんな気持ちに「カツ」を入れてくれたのが今回の2基でした。移築古墳侮るべからずです。2基とも、榛名
金鈴塚古墳■(リニューアル統合版)(木更津市)(千葉県)(後期)Kinreizuka Tumulus,Chiba Pref.
重要文化財 金の鈴も近くでみれます! えーっ・・・。どこにあるの?周りを見渡しても見えるのは住宅ばかり。それもそのはず、明治時代には、この辺り開発が進み田畑や道路が次々とできていたそうです。しばらくうろうろし、ようやく、住宅の片隅に後円部の一部が残り
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天井石の隙間から降下したら目の前に横口式石槨 リニューアルに際して、古墳への道から振り返ると目の前に広がっていた吉野の山々を付け加えました。美しい。ラッキーでした。このところ横口式石槨をたびたび紹介していますが、色々なタイプがあるものですね。今回の嶽山
住宅街のそこを曲がってすぐのところにこんな巨石墳が! この日は博多を早朝の新幹線で新山口経由JR宇部線阿智須駅近くの丸塚古墳群へ。思ったよりも見応えのある古墳群を後に山口駅まで移動。そこからJRバスに乗り国の史跡指定を受けている大日古墳へ。長さ13m以上もある
複室構造の整美な石室が自由に見学可能 リニューアル統合版を作成しながら、愛知県指定の史跡になっている意味がよくわかりました。墳丘がよく残っていますし、羨道は大半が欠損しているものの、前室、後室からなる石室主要部分は完存していますし、それに超大型の鏡石、
前方後円墳(後方墳)ファンなら必見と言いたいのですが 見応えのあった佐渡ケ岩屋古墳(平沢1号墳(クリック))などの平沢古墳群を後にして土浦駅まで移動。幸い天気は快晴なので予定どおり13時25分発の霞ヶ浦広域バス ブルーラインで薬王寺の墓地内にある2基の古墳に
小雪舞い散る中、ようやく会えた斜面利用の終末期古墳 鳳張り1号墳(クリック)を見学した帰途、コミュニティーバスで移動するのは、その後の相生の古墳を訪ねる時間がなく、やむなくタクシーで神明寺公民館まで移動。ケチといわれるかもしれませんが、メーターが上がる
見学可能な家形石棺が2基も リニューアル版は揺れを補正、袖石を立柱石に変えるなどキャプションの変更も行いました。リニューアル版を作りながら、御年代古墳の重要さに改めて気づかされました。整美な切石で造られた石室全体はもちろんですが、2基の刳抜式の家形石棺
羨道が完存する横口式石槨は貴重 塚山古墳群等を訪ねて何度か降り立った山陰本線の有年(うね)駅。なんとなく土地勘があると考えたのがいけませんでした。大型トラックがひっきりなしに爆走する国道2号線をただただ東へ。あまりの怖さに途中から、北寄りの集落側の道を
この堂々たる石室が被災したとは残念! 能登島の須曽蝦夷穴古墳のほうは、さほど大きな被害もなく見学が可能とのことで一安心ですが、院内勅使塚古墳は、石川考古学研究会のHPによれば、2月14日の時点では、石室の石材の落下及びズレ、雨漏りが発生しているそうです。そ
この陶棺が4基も石室から出土!びっくり 今回の定北古墳、定東、西古墳の裏山にあって道標もしっかりしているので到達は容易です。しかも、南北25m、東西18m、高さ現状では3m弱の墳丘に、長さ10mを越える石室が完存しています。はじめは天井石が失われた羨道かと思った前
石室マニアの方はご存じでしょう。この変わった石室! 今回ブレを修正したり、お勧めの箇所の強調、キャプションの修正などを行いました。YouTubeの説明欄にも書きましたが、どうしてこの吉野川流域だけに、この形式の石室が造られたのか、不思議ですね。最初にアップし
美形の奥壁をもつ石室がすぐそこにあるとはびっくり! 古墳踏査の開始は12年ほど前に遡りますが、高安千塚古墳群をはじめて訪ねたのは、比較的最近の2017年2月末のことです。それ以来、何かが引き寄せるのでしょうか、3度も、4度も足を運んできました。近鉄の信貴山口駅か
これこそが横口式石槨。石材の厚みに脱帽! リニューアル統合版を編集しながら、これほど見事な石槨だったかなあと見返してしまいました。初回アップの際のブログ本記(クリック)でも、その点について触れています。再編集までに、色々な石室をみたからでしょうか。その
これはいったい何?現代アートのような石のオブジェ! 奈良県の明日香村をはじめて訪れた人が、この石造物をみたとしても、何やらさっぱりわからないと思います。私もそうでした。まず、鬼の雪隠ですが、しばらくして、古墳時代終末期の横口式石槨の蓋にあたる部分という
動画のような震災前の姿に戻るのはいつでしょうか? ただただ、この貴重な古墳が、古墳時代の能登半島を知る貴重な文化財としてよみがえることを祈るばかりです。須曽蝦夷穴古墳について詳しく知りたい方は、最初にアップした時のブログへどうぞ。こちら(クリック)です。
マニアにはたまらない鏡石が見事! なんとなくカメラ回しがいつもよりも早いことにお気づきでしょうか。そうなんです。藤山1号墳の滞在時間は15分ほど。タクシーを待たせてのことでした。本来ならば、バスを乗り継ぎ、藤山1号墳に着く予定だったのですが、猿投駅から乗
この美しい玄門 仏教の影響とみられています 仏教伝来は538年、6C半ばとされていますが、宗教、文化、建築等さまざまな分野で影響を与えたようで、古墳の築造もその例外ではなかったようです。特に終末期の古墳石室には、奈良県葛城市の水泥南古墳の石棺に刻まれた蓮
墳丘の表側、裏側ともによくみえる東国1の前方後方墳 この古墳も再訪してよかったと思った1基です。はじめて訪れたのは2015年春のことでしたが、ここでいう裏側に広がるグランドでは野球の試合が行われていて、喧騒の中の見学でした。今回は天川二子塚古墳を訪問したあと
山登り好きに知られる西目山が見下ろす古墳! 防府駅から中国・JRバスの山口大学・防府線で15分ほど。高井バス停で降りてまず目に入ったのは、動画冒頭の、急峻な山肌が露わになった山、西目山でした。思わず声が出ました。あとでわかりましたが目指す大日古墳は、この西
これ古墳と思うほどの豪勢な「お屋敷風」石室!今回はリニューアル版ということもあり、説明はYouTubeと同じです。より詳しく壱岐古墳群と兵瀬古墳について知りたい方は、最初にアップした際のブログ(クリック)をご覧ください。所在地マップ、石室イメージ図もあります。
少々残念な2基の古墳。でも古墳のせいではありません! 真庭市といってもピンとくる人は少ないと思います。備中松山城のある備中高梁駅まで、JR伯備線で移動し、その後はバスで国道311号線をひたすら北上します。今回の2基の古墳もその沿線上に築かれています。真庭市の
前方後円墳に見学できるタイプの異なる二つの石室! 見通しが効く道の先にやせ細った墳丘を確認した時、うーん。これ前方後円墳なのと思ってしまいました。最初のブログでは控えめに書きましたが、そんな第一印象でした。今回、リニューアル統合版を作成するにあたり、飯田
東海道線の線路沿い、海岸まで500mに完存する前方後円墳 東海道線の片浜の駅から東に4-5分住宅街を歩くと、今回の古墳のある公園に到着です。しかも、車窓からも確認できる線路沿いですから、迷うこともありません。墳長53mと中型の前方後円墳ですが、後円部、前方部とも
スリル満点の劇狭盗掘孔から石室へ入室 所在地マップ、石室イメージ図などは最初に書いたブログをご覧ください。こちらです(クリック)。 石室ファンの方々には馴染みのある方もいるかと思いますが、はじめて石棺式石室を見た時には、その残骸の古墳だったこともあり
山の頂上の可憐な円墳 兵庫県福崎町といってもピンとくる人は少ないのではないでしょうか。どこか確認してみてください。そう、下にあるマップにあるように福崎町は、姫路市の北側にあって、瀬戸内海から日本海に抜ける交通の要衝に位置していますね。律令制下では播磨で
終末期古墳に見る造墓技術のレベルの高さ! 前方後円墳の築造が終わりを迎えると、古墳の様相もそれまでとは大きく変わります。旧来からあった横穴石室を伴う円墳、方墳の石室そのものの姿もこれまでのものとは、素人目にみても明らかに違っています。今回の横口式石槨、狭
JR桜井線と共存する際どく残った大型石室! 元は一辺40mの方墳といわれても、よほどの想像力がないと難しそうです。JR桜井線の線路あたりまで墳丘はあったようですが・・・。その桜井線の電車、丁度、墳丘に近づいたところで通過していきました。サムネイルがその様子です
奥壁側から入室すると広がる長い玄室にびっくり! 次から次へと同じような古墳が並ぶ群集墳とは違って、とびとびに個性豊かな墳丘が点在しているのもなかなかのものです。遠くから墳丘を確認することができる場合にはなおさらです。まさに今回の兵庫県福崎町での古墳巡
今年は全国的に春が一足早く訪れたようですね。東京の桜もとおに葉桜になってしまいました。冬場こそがシーズンの古墳を歩く者からすると、まことに残念。ご存じのように新緑の季節になると墳丘は雑草におおわれはじめ、石室内には苦手の多足類が待ち構えています(冬場で
愛鷹山麓に築かれた円墳に無袖式の石室が完存! いつも遠くから眺める富士山。その富士山の麓に築かれた古墳から、その姿はどうみえるのだろうというのが、今回の訪問のもう一つの楽しみでした。残念ながら晴れ間はのぞくものの、風も強く、残念な結果に。もっとも、正確
墳丘マニアには意外な穴場 崇神天皇陵(行燈山古墳)の後円部の東側にある双方中円墳という変わった墳形の古墳ですが、何年か前にはじめて紹介した際にも書いたように、あまり知られていません。古墳マニアでもよほどのマニアでないと足を運ばないのではないでしょうか
疎林に眠る奥壁の鏡石が見事な3基! 1号墳の姥塚古墳(クリック)は、穹窿式(ドーム型)の石室が保存状況も良好なまま残されていて県指定の史跡になっています。ただ、それ以外の31基に関しては6C後半から7Cはじめにかけて造られたのではないかという以外の情報は、広
視界を遮られずに一周できる巨大前方後円墳 だいぶ前にアップした巨大前方後円墳ですが、改めて見返してみると、いくつも貴重な点があることに気が付きました。一つは視界を遮られることなく墳丘を一周できることです。これは世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群とは決
草刈りがなされてなくてよかったかも! 見応えのある鶴萩古墳(クリック)をあとに、長野道をくぐり県道70号を真北に歩けば、ほどなく着くはず。上信越の山並みを楽しみながらの道中です。ところが、google mapで池ノ上古墳と表示された辺りにきても、まったく墳丘らしき
古墳とわかる方はよほどの通です! 古墳とわかりながらリニューアル版を作成していても、戸惑いを覚えざるを得ませんでした。おそらく石材が羨道、前室の左右側壁近くに散乱し、しかも玄室には天井石が仕切りのように縦に落下しているためではないでしょうか。よくみる
竹が占領する羨道を抜けると見違える光景が! 現状230基を数える高安千塚古墳群はいくつかの支群にわかれていますが、今回とりあげる郡川支群は南北にわかれ、両方で43基。内6基が北支群に属し2号墳は1号墳(開山塚古墳)とともに北支群に属しています。このような詳細な説
石室マニアなら必見! いやはや凄い石室です。再度編集しながら改めて、この石室の「凄さ」に驚かされています。広さ8畳ほどの玄室(胴張りなので正確にはわからない)は、奥壁、側壁から階段状に高さ4.2mまで、持ち送っています。穹窿式(ドーム型)の天井です。道路の高
藪の中に服部川支群中最大の石室が完存 17号、18号を紹介した際に右隣りにあった16号墳。実は130基余を数える服部川支群の中で最大規模の石室です。全長で12.1m(推定)にもなります。17号は6.5m、土砂流入で入室できなかった18号は大きいとはいえ9.1mです。高安古墳群
盗掘孔のせいで奥壁がよく見える長い羨道の石室! 近鉄吉野口から国道309号を東へ20分ほど歩くと中垣内バス停に着きます。そこに動画冒頭の小さな道標が立っています。あまりに遠慮がちで小さかったので一度通り過ぎてしまったほどですが、そのあとは簡単。すぐにとんが
黒い塊の積石塚が迫る 長野県の積石塚古墳の大半(500基)が群集墳、大室古墳群、たとえばこれ(クリック)に集中しています。このブログでもいくつか紹介していますが、だいぶ雰囲気が違います。松本市の積石塚、針塚古墳(クリック)とも同じではありません。それもそ
最終段階の東国終末期古墳。切石が美しい! 最初に訪れたのは古墳踏査をはじめてまもない2014年のこと。まだ横穴石室の右も左もよくわからないままに見学しただけでしたが、その後、数多くの石室を訪ね、ようやくこの石室の特色が理解できるようになりました。隣の複室構