幾ちゃんの独り言(第71回) 以前も触れたかもしれませんが、横穴式石室は竪穴式石室と異なり追葬が可能です。石室を構築したあとは、九州では多くの場合、大きな板石で閉塞し、反対に畿内では直径10cm程度の石(ぐり石)を用いて閉じています。追葬のたびに、これらを外
自分が歩いた全国の古墳を臨場感のある動画で基本情報とともに紹介しています。墳丘に登れるもの中心です。
3世紀半ばからの350年ほどの間に、これほどの古墳が造られたとはただただ驚くばかりです。とりわけ日本独特(少数韓国にあり)の前方後円墳の姿には惹かれます。当時の人口は専門家によれば400万人程度だそうですから、人々は強制的に巨大古墳の築造に動員されたわけではないのでしょう。当時の社会システムにも思いをめぐらす日々です。動画で撮った古墳はまだまだ数が限られていますが、徐々に増やしていくつもりです。
幾ちゃんの独り言(第71回) 以前も触れたかもしれませんが、横穴式石室は竪穴式石室と異なり追葬が可能です。石室を構築したあとは、九州では多くの場合、大きな板石で閉塞し、反対に畿内では直径10cm程度の石(ぐり石)を用いて閉じています。追葬のたびに、これらを外
手光波切不動古墳■(リニューアル版)(福津市)(福岡県)Tebikanamikirifudou Tumululs, Fukuoka Pref.
素晴らしいの一言!これを見ないという手はありません 古墳名の読み方が難しいですね。てびかなみきり不動と読みます。石室の長さは10.8mで、よく似ているとされる近くの宮地嶽古墳の半分ほとですが、築造当時のままと思われる巨石が並ぶ羨道の迫力は十分です。少々
金山古墳■(リニューアル版)(大阪府)(河南町)(後期)、Kanayama Tumulus, Oosaka Pref.
降雪の翌日、冬晴れに映える二つの墳丘はめったに見られない光景 古墳巡りをはじめて間もない頃、一度夏場に訪ねている古墳ですが、知識も乏しく、「へー、墳丘が二つある」ぐらいの印象しかありませんでした。その後、墳丘に草が生えていない冬場にと思って2016年1月
小島古墳■(伊万里市)(佐賀県)(後期)Kojima Tumulus, Saga Pref.
佐賀県と長崎県に挟まれた伊万里湾に残るドーム型石室前方後 円墳! アクセスが不便なところですが、訪ねただけの甲斐はありました。博多から有田駅まではJR。そこから一時間に一本運行の松浦鉄道で伊万里経由で久原駅まで移動。ここまで博多から約3時間。遠いと思いなが
伊勢塚古墳■(藤岡市)(群馬県)(後期)Isezuka Tumulus,Gunma Pref.
東国の一部のみに見られる美しい模様積みの石室 お目当ての古墳を再訪してよい意味で驚くことは珍しくありませんが、びっくりし、残念と思ったのは今回がはじめてです。2025年4月に三度目の訪問時のことです。もちろん、古墳には何の責任もなく、このまま放置すれば根
服部川服部川6号墳(高安千塚古墳群)■(八尾市)(大阪府)(後期)Hattorigawa No.6 Tumulus,Oosaka Pref.
日本庭園と調和した石室保存に感心!国指定史跡の高安千塚古墳群。現在230基余りが残っていますが、中でも服部川支群には130基以上と最も多くの古墳を数えます。隣り合うように、これらの古墳が立ち並び(?)、少々、どれも同じと飽きてきた頃に訪れることをお勧めします。
見徳古墳■(浜松市)(静岡県)(後期)Kentoku Tumulus, Shizuoka Pref.
墳丘、石室の両方が完存!見学しやすく超お勧め! 天竜・浜名湖線、西鹿島駅近くの静岡県林業技術センター内の向野古墳(クリック)を予定どおり見学できてほっと一息。次は石室が完存するという見徳古墳です。西鹿島駅から15分ほど天浜線に乗って都田駅で下車。そこか
こうぜ1号墳(リニューアル版)■(桜井市)(奈良県)(後期)Kouze No.1 Tumulus,Nara Pref.
長さ50m の前方後円墳に入室可能な二つの石室! 自分にとり実に思い出深い一基です。訪ねたのが横穴式石室をまだよく知らない2017年2月のことでした。桜井駅で入手した「桜井の古墳探訪」を見ながら歩いたものの、よくわからず、観光協会に道を聞き、ようやく藪をかき分
西ノ田古墳(吉野ヶ里町)(佐賀県)(後期)Nishinoda Tumulus, Saga Pref.
抽象アートにも見える石室ですが、実は大変なことになっています! 抽象アートにも見えると書きましたが、横穴式石室をはじめて訪ねる方には絶対お勧めしたくない古墳です。イメージが悪すぎます。これが横穴式石室の標準と考えられては困ります。もちろん、本来の姿が保
浅間様古墳(リニューアル統合版)■(大田区)(東京都)(後期)Sengensama Tumulus,Tokyo
東京で唯一完存の石室!小ぶりながら整美な切石造り! ネットで「浅間様古墳、画像」と検索して、表示された石室画像を見てびっくり。今では開口部に柵が設けられているようです。今回の動画は2016年10月に、この古墳のある個人さんのお宅に、ある人に連れられてお邪
一須賀古墳群B14とB16■(河南町)(大阪府)(後期)Ichisuga Tumuli B14,B15、Oosaka Prefecture.
半壊状態の多い群中でB14号、B15号はB16号と並び築造時を忍べます! 古墳見学がはじめての方、横穴式石室がどのようなものかよくわからないという方々には、うってつけのB14号、B15号、B16号の3基です。見学しやすいところに3基が集中し、しかも同じ6Cに造られたと考え
一須賀古墳群B16号■(河南町)(大阪府)(後期)Ichisuga Tumuli B16, Oosaka Pref.
一須賀古墳群中最も見学しやすく墳丘も石室も見応え 古墳を歩き始めた最初の頃から裏山に一須賀古墳群が展開する近つ飛鳥博物館へは何度も足を運びましたが、なぜか古墳群へは足を向けませんでした。おそらくですが、博物館の建物近くの復元された石室のある古墳を見学し
豊田市八柱神社と香久礼1号墳■(豊田市)(愛知県)(後期)Yahashirasha Tumulus ,Aichi Pref.
アレアレ!豊田スタジアムと古墳が共存! 現代と古代が共存。なかなか見事な対比です。特に動画の33秒、豊田スタジアムの全体像から反転し、こんもりした森の光景。ほとんど自己満足です(苦笑)。それはともかく豊田市駅から東にひたすら歩くと豊田大橋。右手をみなが
鶏塚古墳■(真岡市)(栃木県)Niwatorizuka Tumulus, Tochigi Pref.
世にも不思議。ケヤキの巨木と古墳石室が共存! 石室を破壊しそうに木の根がはっているところは、私が訪ねた古墳でも少なくありません。ところが今回の鶏塚古墳、両者が共存しているではありませんか。どのような事情で、現在のような姿になったのか、どこにも説明らしき
妙徳山古墳■(リニューアル版)(福崎町)(兵庫)(後期)Myoutousan Tumulus,Hyogo Pref.
訪ねた甲斐があったと思うに違いない残りのよい墳丘と石室! livedootのブログ(同名)を見て頂くとわかりますが、兵庫県福崎町には多くの見学可能な横穴式石室のある古墳が築かれています。非常によくできた福崎町の古墳マップ(HPでダウンロード可能)では7基が紹介され
羽根戸古墳群(3)■(福岡市)(福岡県)(後期)Hanedo Tumuli No.3,Fukuoka Pref.
古墳巡りの楽しさはこうした雑木林に埋もれた古墳を見つけた時です! 福岡市でよく知られた飯盛山(羽根戸古墳群(1)で紹介)の東山麓は古墳の宝庫だそうで、この羽根戸古墳群が140基、金武古墳群も同規模で、さらに羽根戸南古墳群も確認されているそうです。親戚縁者な
赤坂天王山古墳(三訪版)■(桜井市)(奈良県)(後期)Akasakatennouzan Tumulus, Nara Pref.
何度訪問しても新鮮で強烈なインパクトの長大な石室! 桜井市といえば定型化された前方後円墳のはじまり箸墓古墳を思い出しますが、横穴式石室では、なんといっても今回の赤坂天王山古墳をあげるべきでしょう。最初に潜ったのは(?)2010年の10月、二回目が2021年の3月、
興覚寺後古墳■(リニューアル版)(浜松市)(静岡県)(後期)Koukakuji ushiro Tumulus, Shizuoka Pref.
墳丘の状態からは想像できない良好な保存状況の石室! この古墳を訪ねたのは、古墳巡りをはじめてさほど日が経っていない2017年の1月末のことです。以来、数多くの古墳、古墳石室を見てきましたが、「意外性」という点で、この古墳、秀逸です。やや皮肉に聞こえるかもしれ
神並(こうなみ)5号墳■ (東大阪市)(大阪府)(後期)Kounami No.5 Tumulus,Oosaka Pref.
街中によくぞ残った横穴式石室2基の双円墳! 近鉄けいはんな線の新石切駅から東に500m ほど。google mapで確認したとおり歩いて無事に到着しました。ただ、どう考えても古墳が残っているという風景ではなく、ひっきりなしに車がとおります。途中神並遺跡のあるグランド前
幾ちゃんの独り言(第70回) いつも見て下さる方も、はじめての方も古墳にワクワクへようこそ!最近、気が付いたことがありますのでご紹介を。このブログに貼り付けているYouTubeでは、アクセス数がカウントされるようになっていて、どの地域の古墳がよくみられているかが
大安場古墳(郡山市)(福島県)(前期)Ooyasuba Tumulus,Fukushima Pref.
東日本大震災の被害を乗り越えて今も美しい前方後方墳! 3.11から14年(2025年現在)。東北地方の古墳も数多く被災しています。前方後円墳では津波が墳丘下まで、押し寄せた福島県南相馬市の桜井古墳(クリック)、宮城県名取市の雷神山古墳(クリック)が知られており、
向野古墳■(浜松市)(静岡県)(後期)Mukaino Tumulus,Shizuoka Pref.
荒々しい石材が独特の雰囲気を醸し出す長方形の箱型石室! この日は浜松市の古墳を一日かけて歩こうと品川駅発の早い時間のひかりに乗車。トラブルもなく浜松駅に8時31分に着き、遠州鉄道8時48分発で西鹿島駅に向かいました。と、書けば簡単ですが、遠州鉄道に乗るのはは
恩塚古墳■(行橋市)(福岡県)(後期)Onzuka Tumulus ,Fukuoka Pref.
巨石で構成された複室構造! 目の前に目的地があるのに、なかなか辿りつかないということはよくありますが、この古墳もそうでした。日豊本線を利用する方はご注意ください。小波瀬西工大前駅の線路を挟んで200mほどのところにある大原八幡神社。google mapをみながら、
伊丹宮古墳■(桜井市)(奈良県)(後期)Itamiya Tumulus, Nara Pref.
斜面に残る古墳石室にはあっけにとられる巨大な天井石 横穴式石室を歩きはじめて間もないころ訪れた秋殿南古墳(クリック)、こうぜ1号墳(クリック)のすぐ東に、こんな巨石墳が残されているとは・・・。正直、びっくりしました。理由の一端は、みつけにくいからなの
浅間山古墳■(上里町)(埼玉県)(終末期)Sengenyama Tumulus, Saitama Pref.
横穴式石室の見学の仕方も色々ありますね! 最寄り駅はJR神保原駅。さてどこだろう?高崎線は結構乗っていますが、ピンときませんでした。私の好きな大型前方後円墳、大鶴巻古墳の最寄り駅は高崎の一つ手前の倉賀野駅。高崎の先は、高崎線とは呼ばないし、どこにあるかと
文堂古墳■(リニューアル版)(香美町)(兵庫県)(後期)Bundou Tumulus, Hyogo Pref.
石積みのバランスが見事な石室から金銅製太刀が出土! 今回の説明はYouTubeと全く同じという手抜きです(苦笑)。google mapを見返してあらためて香美町の広大さに驚きました。兵庫県で最大の町といわれるだけのことはあり、実は日本海に面しています。それに対して今回の
天王塚古墳■(益子町)(栃木県)(後期)Tennnouzuka Tumulus,Tochigi Pref.
28基からなる群集墳荒久台古墳群中の主墳 益子駅から9時10分発の東武バスで益子参考館下車。徒歩15分の予定だったのですが、とんでもないことに。バス停の場所が頭に描いていたところと違っていたこともあり、何人かの方に道を聞き漸く到着。朝、早かったこともあり、窯元
童男山25 号墳■(八女市)(福岡県)(後期)Dounanzan No.25 Tumulus, Fukuoka Pref.
1号、2号墳もいいけれど、恰幅のよい25号が推し! 八女丘陵に展開する童男山古墳群は総数27基と群集墳としての規模は大きくありません。ただ、現在、見学可能な石室を含めた古墳の比率は、他の群集墳よりも高い印象です。それに、散策路が整備されていて、主な古墳を短時
服部川3号墳■(後期)(八尾市)(大阪府)Hattorigawa No.3,Oosaka Pref.
背の高い玄室と長い羨道が印象的な整美な石室! 国の史跡に指定されて以来、多くの人が訪れている高安千塚古墳群は、約230基からなる群集墳です。私も近鉄信貴山口から何度も坂道を上りました。目指す古墳群に到達する途中でも、眼下に大阪市内を見渡すことができ、な
平石4号墳■(伊豆の国市)(静岡県)(後期)Hiraishi No.4 Tumulus, Shizuoka Pref.
石棺が迎えてくれる見応えのある横穴式石室! 近づくと何やらごつい石材が遠くから確認できました。そう。石室の天井石です。ということは封土の大半は流失しているようです。それでも、墳丘の下半分は古墳とわかるほどには残っています。石室のある南側にまわりましたが、
御大師山古墳■(姫路市)(兵庫県)(後期)Odaishiyama Tumulus,Hyogo Pref.
はるばる来た甲斐があった美形の横穴式石室!カーブが美しい! 姫路市近くの古墳は何度か訪ねていますが、今回の御大師山古墳、気にはなっていたものの姫路駅からみて北北東方向に30㎞ほど。かなりの距離で神姫バスに揺られて45分。途中から乗客は私一人。こんなに出して
馬場瀬8号墳■(豊田市)(愛知県)(後期)Mabase No.8Tumulus,Aichi Pref.
1基だけ残っただけのことはある見応え十分の石室! この日は矢作川沿いに築かれた後期古墳を集中してまわろうと、猿投の駅からおいでんバスに乗り御船橋で下車。ところが最初に見学しようと思った滝1号墳になかなか訪ね当たらず、大幅に時間のロス。前回豊田市を訪れた時
西隈古墳■(佐賀市)(佐賀県)(後期)Nishima Tumulus, Saga Pref.
不思議な感覚に襲われる家形石棺の存在感! 前日に降った名残の雪の中、この日はまず乱斗山古墳群を訪ね、その足で長崎自動車道沿いに西へ。google mapによれば、500m ほどで以前訪れた西隈古墳につくはずです。澄み切った青空の中、佐賀平野を左手にみながら実に気持ちが
丸墓山古墳(埼玉古墳群1)(行田市)(埼玉県)(後期)Maruhakayama Tumulus,Saitama Pref.
径105mと全国第2位の巨大円墳、墳頂から見渡す埼玉古墳群は絶景! つけ加えるのを忘れましたが、何度か訪れた動画を再構成し、新しいソフトで編集したリニューアル版です。現在は奈良県奈良市の富雄丸山古墳(径110m)に抜かれましたが、つい最近までは全国一位の円墳でし
羽根戸古墳群(2)■(福岡市)(福岡県)(後期)Hanedo Tumuli No.2、Fukuoka Pref.
並んでいるのに全く形が異なる羽根戸古墳群の逸品今回は福岡市の西部、あの独特な形で知られる飯盛山の麓に築かれた大型の群集墳、羽根戸古墳群の中から前回紹介した1基(クリック)とは、石室の形状が全く異なる古墳を見て頂きます。この羽根戸古墳群、既に紹介した巨石
八幡塚古墳(保渡田古墳群)(リニューアル統合版)(高崎市)(群馬県)(中期)、Hachimanzuka Tumulus, Gunma Pref.
100m 急の全面葺石の貴重な復元古墳! これだけコントラストがハッキリした前方後円墳も珍しいです。おそらく、幅のある周濠のせいでしょう。夏は緑の絨毯に囲まれた黒灰色の葺石の墳丘が美しく、冬は中堀に浮かぶ中島の存在とも相まってスケールの大きさを感じさせます。
東山古墳■(吉野ヶ里町)(佐賀県)(後期)Higashiyama Tumulus,Saga Pref.
弥生遺跡だけでない吉野ヶ里町の貴重な横穴式石室! 弥生時代の環濠集落跡である国の特別史跡吉野ヶ里遺跡はJR吉野ケ里公園駅の西500m ほどのところにあるのに対して、今回の東山古墳、駅の北東方向4㎞ほどのところにあります。背振山を仰ぎ見る山裾にあたります。その東
心合寺(しおんじ)山古墳(リニューアル版)(八尾市)(大阪府)(中期)Shionjiyama Tumulus,Oosaka Pref.
いつ訪れても墳丘の美しい姿にホレボレ! リニューアル版ですが、元のデータを紛失してしまい、やむなく、初回アップ(2015年7月)の動画を、多少見やすくリメイクしています。揺れを修正すると文字が踊ってしまうため、そのままにしました。 古墳ファンにとり、関
愛宕塚古墳■(リニューアル版)(八尾市)(大阪府)(後期)Atagozuka Tumulus,Oosaka Pref.
大阪の横穴式石室では見学しやすく最もお勧め! 動画冒頭は心合寺山古墳です。今回の愛宕塚古墳はそこから南東方向に約1㎞のところにあります。築造時期は心合寺山古墳が5C初め、愛宕山古墳は6後半以降と、まったく違いますが、愛宕山古墳を造った人々は心合寺山古墳の巨
長柄桜山古墳(リニューアル版)(逗子市、葉山町)(神奈川)(前期)Nagaesakurayama No.1 Tumulus,Kanagawa Pref.
整備終了後の前方後円墳から相模湾と富士山を一望! 新年最初のアップはこの古墳です。古墳巡りをスタートしたかなり初めのころから訪ねています。ようやくという感じですが、失礼ながらなかなかの出来ですね。動画の終わりに、同じ角度から撮った整備途中の墳丘を載せて
明けましておめでとうございます東京は年のはじめに相応しい青空が広がりましたが、皆さまのお住いの地域は如何でしたでしょうか。 丁度一年前、能登半島では大きな地震が起こり、今でも数多くの方々が被災地で、あるいはまた遠く離れた地で疎開生活を送っていらっしゃ
隅田(すだ)八幡宮古墳■(橋本市)(和歌山県)(終末期)Sudahachimanjinjya Tumulus,Wakayama Pref.
すぐそこにあるというのに到達できない切石積みの終末期古墳 日本最古の金石文として知られる国宝の銅鏡(人物画像鏡)は、この隅田八幡神社に代々伝わるものです(だそうです)。現物は東京国立博物館が所蔵しているようで現地で見学することはできません。それはともか
稲荷山古墳(埼玉古墳群2)(リニューアル版)(行田市)(埼玉県)Inariyama Tumulus,Saitama Pref.
国宝、金錯銘鉄剣の出土状況がよくわかる後円部の整備! 文字資料としては最古(471年らしい)といわれる115字が刻まれた金錯銘鉄剣が、どのような状態で、どこから出土したのか気になる人には、よくできた墳丘の整備状況です。以前は、こんなにわかりやすくありませんでし
羽根戸古墳群(1)■(福岡市)(福岡県)(後期)Hanedo Tumuli(1)Fukuoka Pref.
小ぶりながらもカチッとしたドーム型天井が見事! 今回は福岡市の西部、あの独特な形で知られる飯盛山の麓に築かれた大型の群集墳(143基)、羽根戸古墳群の中から最もアクセスしやすい1基です(あとで振り返るとたしかにそうだった)。この古墳群、既に紹介した巨石墳、
矢野の古墳■(リニューアル版)(徳島市)(徳島県)(後期)Yano no Tumulus,Tokushima Pref.
大きく美しい鏡石は必見!アクセスが容易な点もお勧め JR徳島線の府中駅。はじめは東京にもある地名なのでふちゅうと読みましたが、事前に考古歴史資料館に問い合わせをしたところ、話がかみ合いません。はじめて、これを「こう」と呼ぶことを知りびっくりしました。その
梅木平古墳■(三原市)(広島県)(後期)(リニューアル版)Baikihira Tumulus,Hiroshima Pref.
巨石墳というよりは大柄な石室 再編集しながらたしかに巨石墳だと改めて思いました。ただ、終末期に近い割には、全体として、やや雑な感じがするのは筆者だけでしょうか。土圧のせいかもしれませんが、側壁がややでこぼこしていますね。同じ広島県の福山市にある大坊古墳
滝1号墳■(豊田市)(愛知県)(後期)Taki No.1 Tumulus,Aichi Pref.
石室前の前庭部の広がりが印象的! 豊田市の全体図を見ると、矢作川が大きな役割を担っていることに気が付きます。滝1号墳を含む4基からなる滝古墳群は最も上流に築かれ、実際には矢作川の支流、御船川沿いに築かれています。1号墳は径17mの円墳で、現状1.4mほど
車塚古墳■(壬生町)(栃木県)(後期)(リニューアル版)、Kurumazuka Tumulus,Tochigi Pref.
朱が塗られていた石室! 全国を歩いて来た経験からすると、車塚古墳、超大型の円墳という規模もさることながら、墳丘、規模、周濠、周堤の保存状況のよさは、群を抜いていると思います。それに横穴の石室。報告書(壬生車塚古墳Ⅱ、壬生町埋蔵文化財調査報告書 第34集
平塚古墳■(リニューアル版)(観音寺市)(香川県)Hirazuka Tumulus, Kagawa Pref.
補強のパイプ越しに見る長さ13.2mの超巨大石室! 大野原3大巨石墳として椀貸塚古墳、角塚古墳とともに2015年に国の史跡指定を受けています。300m四方のところに6C後半から7C前半の100年余りの間に造られた3基が、今でも残っているのですから、すごいですね。残念ながら
平林古墳(リニューアル版)■(葛城市)(奈良県)(後期)Hirabayashi Tumulus,Nara Pref.
長い羨道の先に背の高い玄室が見事! 古墳巡りをはじめて間もない頃に訪ねたことがありますが、その時は石室は施錠され、中は隙間から覗くだけで残念な思いでした。やむなく墳丘中心に見学。前方部の幅が後円部径よりもずっと大きな前方後円墳なのですが、道路建設なども
服部川16号墳(リニューアル版)■(八尾市)(大阪府)(後期)Hattorigawa No.16 Tumulus,Oosaka Pref.
開発にもめげず残る高安千塚古墳群の大規模石室が道路脇に! 高安千塚古墳群のある八尾市東部の山地(高安山)にも開発の波は押し寄せています。何度か訪ねていますが、24年春に訪れた時には、動画冒頭にあるように八尾市が高安千塚古墳群を歩くコースの一部が激変してし
夏梅木6号墳■(三島市)(静岡県)(後期)Natsumegi No.6 Tumulus,Shizuoka Pref.
草茫々に埋もれた石室でしたが見応えのある石室 古墳見学者はわがままなので、いつも最良の状態で見学したいと思ってしまいます。この日12月に入ったのだから、草も枯れて墳丘もよく見えるのではないかと新幹線のこだまで三島駅まで移動。まず、古墳踏査を開始して間も
那波野古墳■(相生市)(兵庫県)(後期)Nabano Tumulus,Hyogo Pref.
側壁にも平滑された巨石を用いた整美な玄室! JR山陽本線の相生駅からテクテクと国道2号線(旧山陽道)沿いに姫路方向に歩くと、動画最後に付け加えた塚森古墳の墳丘が右手に見えてきます。目指す那波野古墳は国道を挟んで左側です。google mapにも表示されていますし、迷
鳥谷口古墳■(葛城市)(奈良県)(終末期)Toritaniguchi Tumulus, Nara Pref.
古代史ファン必見!大津皇子の真墓といわれいる鳥谷口古墳 この日も強行軍。次の平林古墳、そして二室塚古墳と葛城市のめぼしい古墳を歩く予定です。そのため、早朝の新幹線で大阪経由、近鉄大阪線の当麻寺駅に10時過ぎに到着。少々、駅から離れた北にある鳥谷口古墳まで
大牧1号墳■(リニューアル版)(各務原市)(岐阜県)(後期)Oomaki No.1 Tumulus,Gifu Pref.
自然石に囲まれた丸石の床との対比が美しい玄室! リニューアル版を作成していると、初回編集時には気が付かなかった新たな発見があります。今回の大牧1号墳がその一例です。家形石棺の床には丸っこい川原石が敷かれていますが、棺との間に棺台が置かれていました。この辺
愛宕下古墳■(栃木市)(栃木県)(後期)Atagoshita Tumulus,Tochigi Pref.
崖の途中にありますが導線は確保されていて入室も容易 この日は最初に愛宕下古墳を訪ね、その後、大平歴史民俗資料館に寄る計画。公共交通機関中心の移動にもかかわらず、電車の本数が少なく、この日も綱渡り。東武日光線栃木市駅からバス部屋線に乗り、SIIテクノロジー
笹塚古墳■(リニューアル版)(壱岐市)(長崎県)(後期)Sasazuka Tumulus,Nagasaki Pref.
これが横穴石室?3室に羨道。まるで豪華なマンション風! 壱岐といえば巨大な石室をもつ古墳。古墳に興味を持つまで、そんなことは、全く知らず、朝鮮半島と日本の間にある、小さな島。魚介類が美味しいのだろうなぐらいのイメージでした。しかし、全国の古墳を歩いてい
大佐山白塚(リニューアル版)■(福山市)(広島県)(終末期)Oosayamashiratsuka Tumulus,Hiroshima Pref.
超お勧めの標高180mの高地に眠る大型切石の終末期古墳 近くを通るコミュニティーバスもなく、やむを得ず、ふもとまでタクシーを利用することに。動画からおわかりのように、当日は冬晴れではなく寒々とした曇天。標識どおりに歩きましたが、すぐに墳丘はみえず、途中に東屋
隼人塚古墳(行橋市)(福岡県)(後期)Hayatozuka Tumulus, Fukuoka Pref.
丁寧に保存された墳丘も石室も完存の小型の前方後円墳! JR日豊本線の新田原駅の北500mほどの個人さんのお宅の中に今回の隼人塚古墳はあります。さて、本題に入る前に、駅名の新田原は何と読むのでしょう。私は宮崎県の古墳を訪ねた時に、自衛隊の新田原駐屯地近くを通り
綿貫観音山古墳■(リニューアル統合版)(高崎市)(群馬)Takaskikannonnyama Tumulus,Gunma Pref.
国宝がザクザク出土の美形石室と墳丘完存の前方後円墳 古墳巡りをはじめて間もない2015年の夏に訪れた際の動画を再編集したものです。やはり、撮影機材が古いこともあり、あまり鮮明ではありませんが、雰囲気は出ているかなあと思っています。時折青空がのぞく程度の曇り
山口千塚4号墳(リニューアル版)■(葛城市)(奈良県)(後期)Yamagucisenzuka No.4 Tumulus,Nara Pref.
スバラシイ玄室ですが三度潜る勇気はありません。ワナワナ! 一回目は藪まみれの古墳をみつけ、匍匐前進しながら玄室に到達。ところが、なんと、ヘッドランプが不調。帰宅後チェックしてみたら、ぼんやりと奥壁、左右の壁がうかびあがる程度。まいりました。そこでめげな
宮西古墳■(豊橋市)(愛知県)(後期)Miyanishi Tumulus,Aichi Pref.
玄室天井は石室マニアには外せません! 宮西古墳。何年か前に馬越長火塚古墳を訪ねた際に時間がなくてスルーしてしまった古墳です。動画冒頭にあるように馬越バス停で下車し県道81号線を北上し一つ目の大きな通りを右折すれば宮西古墳、県道をさらに進み左折すれば馬越長
小宅古墳群(益子町)(栃木県)(後期)Oyake Tumuli, Tochigi Pref.
花の季節か紅葉時がお勧め!亀岡八幡宮裏に広がる群集墳 今回の益子町行きの主たる目的は、横穴石室のある古墳を訪ねること。その意味でも、石室が開口している古墳が一つもない小宅古墳群、少々、気が進まなかったのですが、倒れそうな天井石の西坪3号墳(クリック)のす
伊勢塚古墳■(リニューアル版)(神埼市)(佐賀県)(後期)Isezuka Tumulus, Saga Pref.
九州の巨石墳の凄さがわかる長さ16.7mの石室! 再編集しながら、絶え間なくトラックが行き来する県道そばに、果たして長さ16mもある石室が残されているのか不安になったことを思い出しました。動画でおわかりのように、石室が残されている墳丘は小さな円墳状態です。疑問
西坪3号墳■(益子町)(栃木県)(後期)Nishitsubo No.3 Tumulus,Tochigi Pref.
何これ状態!の大震災の影響を受けた切石胴張りの石室 真岡鉄道七井駅の北東3㎞ほどのところにある今回の西坪3号墳。亀岡八幡宮一帯に広がる小宅古墳群に隣接する山裾にあります。午後の移動を考え、七井駅から行きはタクシー、帰りは徒歩にすることにしました。四季折
前山A13号■(和歌山県)(和歌山市)(後期)Maeyama No.13 Tumulus,Wakayama Pref.
岩橋千塚古墳群で最も見学しやすい石室! 振り返ってみると今回の前山A13号墳。公園ゲート(資料館があるところ)から最も近くにあり、本格的な岩橋千塚型の石室が見学できる見事な古墳です。記憶では徒歩で10分もかからなかったのではないでしょうか。にもかかわらず、ア
東乗鞍古墳(リニューアル版)■(天理市)(奈良県)Higashinorikura Tumulus,Nara Pref.
何度見返してみてもあの時の不思議な感じを思い出させる空間です! 幅は7.6m もあるのに幅は2.4m しかない超縦長の玄室です。長さ5.4m で幅は1.2mの埼玉県皆野町の天神塚古墳ほどではないにせよ、平面は短冊のような感じです。そこに2基の石棺が埋もれていて、その土砂
二子古墳(安城市)(愛知県)(前期)Futago Tumulus,Aichi Pref.
新幹線の擁壁の向こうに美形の前方後方墳! 東京方面から東海道新幹線に乗ったことがある方は、「ただいま、三河安城駅を時刻通りに通過いたしました」というアナウンスを聞いたことがあると思います。思わず、外の景色をと窓に顔を向けると、騒音防止用の擁壁が視界を遮
二本松古墳■(東大阪市)(大阪府)(後期)Nihonmatsu Tumulus,Oosaka Pref.
生駒山系に残る見事な石室! 生駒山系は宅地開発が進み、数多く築かれた古墳も住宅の陰にひっそりと佇んでいるという感じです。今回の二本松古墳もそうした一基です。古墳群としては、同じ東大阪市の山畑古墳群よりずっと小規模ということもあり、あまり知られていないよう
升田山15号墳(リニューアル版)(加古川市)(兵庫県)(後期)升田山No.15 Tumulus,Hyogo Pref.
古墳時代にはなかった平荘湖との調和が美しい 最初にアップした際のブログを改めて読み返してみたら、当時のことを思い出しました。今回の動画の冒頭にある、痩せた標柱がなかなか見つからず、いったり来たり。そこに自転車を漕いでいるシニアをみつけ、子供のころからよ
小迫大塚■(リニューアル版)(矢掛町)(岡山県)(終末期)Okayama Pref.
訪問時期を誤らなければ、この巨石墳を独り占めできます! 江戸時代には宿場町として栄えた現在の矢掛町。今では人口1.2万人ほど。もっとも、弥生時代には、集団墓地が造られ、その後の古墳時代にも数多くの古墳が築かれていることを考えれば、ここが古来、交通の要衝であ
秋葉山12号墳(広畑2号墳)■(御坊市)(和歌山県)(後期)Akibayama No.12 Tumulus,Wakayama Pref.
南海トラフ大地震を間近に見るはずの古墳! ブログの石室イメージ図からお分かりのように、羨道は消失しているものの1300年を越えて生き残ってきた秋葉山12号墳。いずれ来ると考えられているマグニチュード8-9クラスの南海トラフ地震。人命第一ですが、この古墳も、地元の
大塚1号墳■(久留米市)(福岡県)(後期)Ootsuka No. Tumulus,Fukuoka Pref.
古墳踏査の醍醐味は知られざる石室に遭遇した時! 北九州にはドーム型(穹窿式)の石室が多くみられますが、これもその一つです。しかもサムネイルでもおわかりのように、玄室は胴張り。カーブが美しい。まったく期待しないで、この石室に潜った時のことはよく覚えてい
馬越長火塚古墳■リニューアル版(豊橋市)(愛知県)(後期)Magoshinagahizuka Tumulus,Aichi Pref.
墳丘と長い石室と二つ楽しめる東三河の古墳 ゴツゴツとした緑泥片岩につるつるした一枚板の奥壁。きっと楽しめるに違いありません。動画冒頭でおわかりのように、周辺は柿畑。冬の柿の木は白いオブジェのようになるのですね。後円部がとんがり帽子のように高くなっている
天神塚古墳■(リニューアル統合版)(皆野町)(埼玉)(後期)Tenjinzuka Tumulus,Saitama Pref.
この奥壁の鏡石の美しさ際立っています! リニューアル版を作成しながら改めて気づかされたのは、天井石の板石の薄さです。石室の天井石というと部厚く、重さを感じるものがほとんどですが、これほど華奢なのははじめて(のような気がします)。それにしても ごつごつと
将軍塚古墳(岩橋千塚古墳群)■(和歌山市)(和歌山県)(後期)Shoubunzuka Tumulus,Wakayama Pref.
石棚、石梁つき高さ4.3mの玄室を見逃すわけにはいきません 2017年と2023年。二度冬の時期に訪れていますが、なぜかアップを忘れていました。石室周りが手を加えられておらず、道に迷いながらも到達した大谷山22号墳を優先させてしまいました。今回の将軍塚古墳は、その石
上宿古墳(印西市)■(リニューアル版)(印西市)(千葉県)(終末期)Kamijyuku Tumulus,Chiba Pref.
貝化石砂岩製切石でできた独特の味わいの石室! ご存じの方も多いとは思いますが貝の化石をたくさん含んだ堆積岩(砂岩)を用いて造った古墳では、千葉県成田市の龍角寺岩屋古墳(クリック)がよく知られています。残念なことに柵越しに玄室を覗くだけなので、奥壁に立
平松古墳■(幸田町)(愛知県)(後期)Hiramatsu Tumulus,Aichi Pref.
平将門の残党が隠れていたとの言い伝え この日は日帰りで愛知県のあちらこちらを飛び回りました。午前中は田原市の新美古墳、豊橋市の宮西古墳に寄り、午後は幸田町の日向山古墳まで東海道線の三河塩津駅から往復1時間かけて歩き、駅に戻って幸田駅まで移動し、最後に平松
岩屋山古墳(リニューアル版)■(明日香村)(奈良県)(終末期)Iwayayama Tumulus,Nara Pref.
奈良が別格ということがよくわかる整美な巨大切石の石室 この石室を古墳巡りの最初に訪ねるのはお勧めしません。なぜなら、他の古墳石室がみすぼらしく感じるからです。10基、20基訪ねたあとに、この岩屋山古墳に立ち寄られると、その素晴らしさがわかるのではないでしょ
有明山将軍塚古墳(リニューアル統合版)(千曲市)(山梨県)(前期)Ariakeyama shougunzuka Tumulus,Yamanashi Pref.
実はこの映像、お宝です YouTubeの説明にも書きましたように、この2014年8月の映像、お宝です。今では、この動画にみる光景は見ることができません。墳丘上の松が伐採されてしまっているからです。自分は墳丘に松というのは、一幅の水墨画を見るようで好きです。全国の古
秋葉山11号墳■(御坊市)(和歌山県)(後期)Akibayama No.11 Tumulus,Wakayama Pref.
紀伊半島南部にもう一基、ドーム型天井の石室!切目の崎山14号墳を見学後、大急ぎでJR和歌山線切目駅まで戻り、御坊行の電車で印南まで移動。次の秋葉山古墳群へは、ここから御坊南海バスに乗らねばなりません。バス待ちが30分ほど。びっくりしたのはこのバス、PayPayが使え
高柳大塚古墳■(みゃき町)(佐賀県)(後期)Takayanagi Ootsuka Tumulus,Saga Pref.
まるでポツンと一軒家みたい! 以下の本文はYouTuneの説明と同じです。このミニ前方後円墳は北側の背振山山系と九州自動車横断道を借景にしています。古代と現代が交錯していて、不思議な気分になります。動画の途中で、白いトラックが墳丘背後を通り抜けていく姿が確認で
高柳大塚古墳■(みゃき町)(佐賀県)(後期)Takayanagi Ootsuka Tumulus,Saga Pref.
まるでポツンと一軒家みたい!墳長30mのミニ前方後円墳は北側の背振山山系と九州自動車横断道を借景にしています。古代と現代が交錯していて、不思議な気分になります。動画の途中で、白いトラックが墳丘背後を通り抜けていく姿が確認できます。動画キャプションにも書い
口明塚古墳■(豊田市)(愛知県)(後期)Kuchiakezuka Tumulus,Aichi Pref.
古墳名のとおり胴張りの玄室が上を向いているような!愛知県豊田市には古墳時代後期、矢作川沿いに多数の円墳が築かれています。今でも結構な数の入室可能な古墳があることを知ってびっくりです。今回の口明塚古墳もその一基です。名鉄猿投駅からおいでんバスで御船橋まで
珠城山古墳群(リニューアル版)■(桜井市)(奈良県)(後期)Tamakiyama Tumuli,Nara Pref.
1号墳、桜井市の横穴石室の中では6C央と最古 JR巻向駅周辺には、巨大前方後円墳(後方墳)が数多く造られています。JR巻向駅周辺には数多くの前方後円墳(後方墳)が造られています。北から並べると下池山古墳、中山大塚古墳、黒塚古墳、崇神天皇陵(行燈山古墳)、櫛
夫婦塚古墳(リニューアル版)■福岡市、福岡県、後期、Meotozuka Tumulus,Fukuoka Pref.
九州の方にはお馴染みの巨石墳! これで福岡市の史跡止まりとはびっくりです。県の指定史跡に格上げすべきという声も少なくないはずです。というのも再訪してその凄さ、すばらしさに改めて驚驚かされたからです。数多くの石室をみてきた経験からすると、間違いなく、第一
青塚古墳(リニューアル版)(犬山市)(愛知県)(前期)Aotsuka Tumulus,Aichi Pref.
多くの人々に訪れて頂きたい前方後円墳 青空に映える長さ123mの前方後円墳です。2段築成の前方部には坪型埴輪(円筒埴輪ではない)がまわり、前期の前方後円墳でも比較的古い段階のものだということがわかります。墳丘のすぐ北側には県道が走り、名鉄犬山線の楽田駅から古
鳳張(ほうばり)2号墳■(上郡町)(兵庫県)(後期)Houbari No.2 Tumulus,Hyogo Pref.
天井石に線刻模様が残る鳳張2号墳! 石棚付きの1号墳の見学後ということもあり、開口部から一気に奥壁までみえる2号墳には、さほどの感動はありませんでした。ただ、石積み自体はとても丁寧で、しかも側壁に細長い石材を数多く使用した整美なものです。加えて、天井石の線
市尾宮塚古墳■(リニューアル版)(高取町)(奈良県)(後期)、Ichiomiyatsuka Tumulus,Nara Pref.
美形の墳丘に石棺の残る石室は貴重! YouTubeの説明がよくできていたのでそのまま再録します。古墳巡りをはじめてまもない2015年春に訪れたこの古墳を「天満神社の境内に隣接する木立に見え隠れする古墳の凛とした姿は荘厳そのものです」とブログに書いています。その印象
伊太祈曽神社古墳■(和歌山市)(和歌山県)(後期)Itakisojinjya Tumulus,Wakayama Pref.
棺台、石棚、石梁と岩橋千塚型石室が完存! それにしても変わった名称ですね。イタキソと読むようで、来歴は伊太祈曽神社が木の神様 五十猛命(イタケル)を祭っているというところから来たそうです。和歌山電鉄の伊太祈曽駅から南に5分ほど。大鳥居をくぐり、神社を右手
鬼の窟(いわや)古墳■(リニューアル統合版)(壱岐市)(長崎県)Oninoiwaya Tumulus,Nagasaki Pref.
石室前に立つと、その威容さがわかります! 壱岐の古墳は、多くの方が感心を持たれているようです。それはそうですよね。九州北部から20㎞ほど。玄界灘に浮かぶ小島に巨石を使った長さ10m以上の石室をもつ古墳が5基もあるのですから。そのなかでも、今回の鬼の窟古
前回の独り言で、このブログが10年目に入ったと書きましたが、その際、書き忘れたことがあります。平野塚穴山古墳(奈良、香芝市)以降、動画編集ソフトをPowerDirector365に変えてみました。というよりも、これまで使用してきた使い勝手のよいmovie makerを変更せざるを得
天神山1号墳■(たつの市)(兵庫県)(後期)Tenjinyama No.1 Tumulus,Hyogo Pref.
美しい墳丘と揖保川沿い最大の石室が見どころ! 播磨新宮駅から朝日を浴びながら徒歩20分。正面に播磨地域では最古の前方後円墳吉島(よしま)古墳をみながらの気持ちのいウォーキングです。標高250m に築かれた墳長36mの古墳です。これから訪ねる天神山1号墳が築かれ
亀塚古墳(リニューアル統合版)(大分市)(大分県)(中期)Kamezuka Tumulus,Ooita Pref.
数ある前方後円墳のなかで、美形という点で一推し! 数多くの前方後円墳を訪れていますが、再訪したい(二度訪れたので、正確にはそれ以上)前方後円墳というとそれほど数多くはありません。その意味で、今回の大分市の亀塚古墳は筆頭に来るのではないかと思っています。
新美(にいのみ)古墳■(田原町)(愛知県)(後期)Niinomi Tumulus,Aichi Pref.
最後でもたついて漸く到着した三河の古墳 この日は駆け足で三河の古墳巡り。早朝、6時28分に品川を発って、豊橋経由で、初めて訪れる知多半島へ。豊橋で豊橋鉄道に乗り換え、終点の三河田原には8時48分着。どんなところかワクワクする。思ったよりも早いのでびっくり。幸
平野塚穴山古墳■(香芝市)(奈良県)(終末期)Hiranotsukaanayama Tumulus,Nara Pref.
整備前の石槨の様子もわかる貴重な映像 いやはやビックリしました。久しぶり(8年ぶり)に訪れた平野塚穴山古墳。すっかり現代のオブジェのように姿を変えていました。調べてみると2016年度から2019年度にかけて発掘調査が行われ、その後、整備が行われ、現在のよ
番外編 石村洞古墳群(リニューアル版)ソウル、韓国、Seoul Seokchon-dong Gobungun、Republic of Korea
ソウルを訪ねたら是非どうぞ! 再編集しながら、ロッテタワーを借景にする石村洞古墳群、美しいなと思いました。都会の中のオアシスという意味では、同じく高層ビルを背景とする東京芝の浜離宮も同じですね。規模の大きい3号墳は天理市の石上神社に伝わる国宝 七支刀(4
崎山14号墳(切目崎の塚穴)■(印南町) (和歌山)(後期)Sakiyama No.14 Tumulus,Wakayama Pref.
紀伊半島の突先にドーム型の石室が・・・ 品川を6時22分の新幹線に乗り、新大阪経由で紀伊本線切目駅に11時22分到着。幸い乗り継ぎもスムーズで予定どおり。しかも動画冒頭にあるように、快晴の海原が迎えてくれました。ただ、崎山14号墳(切目崎の塚穴)までは、海岸沿い
このブログもついに皆さんの支えもあり10年目に入ります。動画の編集も稚拙なままに走り出しましたが、全国の古墳を歩きながら、その魅力をどうしたら伝えられるだろうかを第一に考えてきました。ご存じのようにリニューアル版、リニューアル統合版などの説明がついた動画
松尾古墳■(リニューアル版)(壱岐市)(長崎県)(後期)Matsuo Tumulus,Nagasaki Pref.
この巨石墳が壱岐島では中規模とは驚き 二度目の壱岐島行きも博多からフェリーで日帰りです。一度目は路線バスを使ったために、予定の半分も歩けず残念な思いをしました。そこで二度目はタクシーをチャーター。古墳をこの順で回ってほしいと準備万端です。最初に訪れる予
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幾ちゃんの独り言(第71回) 以前も触れたかもしれませんが、横穴式石室は竪穴式石室と異なり追葬が可能です。石室を構築したあとは、九州では多くの場合、大きな板石で閉塞し、反対に畿内では直径10cm程度の石(ぐり石)を用いて閉じています。追葬のたびに、これらを外
素晴らしいの一言!これを見ないという手はありません 古墳名の読み方が難しいですね。てびかなみきり不動と読みます。石室の長さは10.8mで、よく似ているとされる近くの宮地嶽古墳の半分ほとですが、築造当時のままと思われる巨石が並ぶ羨道の迫力は十分です。少々
降雪の翌日、冬晴れに映える二つの墳丘はめったに見られない光景 古墳巡りをはじめて間もない頃、一度夏場に訪ねている古墳ですが、知識も乏しく、「へー、墳丘が二つある」ぐらいの印象しかありませんでした。その後、墳丘に草が生えていない冬場にと思って2016年1月
佐賀県と長崎県に挟まれた伊万里湾に残るドーム型石室前方後 円墳! アクセスが不便なところですが、訪ねただけの甲斐はありました。博多から有田駅まではJR。そこから一時間に一本運行の松浦鉄道で伊万里経由で久原駅まで移動。ここまで博多から約3時間。遠いと思いなが
東国の一部のみに見られる美しい模様積みの石室 お目当ての古墳を再訪してよい意味で驚くことは珍しくありませんが、びっくりし、残念と思ったのは今回がはじめてです。2025年4月に三度目の訪問時のことです。もちろん、古墳には何の責任もなく、このまま放置すれば根
日本庭園と調和した石室保存に感心!国指定史跡の高安千塚古墳群。現在230基余りが残っていますが、中でも服部川支群には130基以上と最も多くの古墳を数えます。隣り合うように、これらの古墳が立ち並び(?)、少々、どれも同じと飽きてきた頃に訪れることをお勧めします。
墳丘、石室の両方が完存!見学しやすく超お勧め! 天竜・浜名湖線、西鹿島駅近くの静岡県林業技術センター内の向野古墳(クリック)を予定どおり見学できてほっと一息。次は石室が完存するという見徳古墳です。西鹿島駅から15分ほど天浜線に乗って都田駅で下車。そこか
長さ50m の前方後円墳に入室可能な二つの石室! 自分にとり実に思い出深い一基です。訪ねたのが横穴式石室をまだよく知らない2017年2月のことでした。桜井駅で入手した「桜井の古墳探訪」を見ながら歩いたものの、よくわからず、観光協会に道を聞き、ようやく藪をかき分
抽象アートにも見える石室ですが、実は大変なことになっています! 抽象アートにも見えると書きましたが、横穴式石室をはじめて訪ねる方には絶対お勧めしたくない古墳です。イメージが悪すぎます。これが横穴式石室の標準と考えられては困ります。もちろん、本来の姿が保
東京で唯一完存の石室!小ぶりながら整美な切石造り! ネットで「浅間様古墳、画像」と検索して、表示された石室画像を見てびっくり。今では開口部に柵が設けられているようです。今回の動画は2016年10月に、この古墳のある個人さんのお宅に、ある人に連れられてお邪
半壊状態の多い群中でB14号、B15号はB16号と並び築造時を忍べます! 古墳見学がはじめての方、横穴式石室がどのようなものかよくわからないという方々には、うってつけのB14号、B15号、B16号の3基です。見学しやすいところに3基が集中し、しかも同じ6Cに造られたと考え
一須賀古墳群中最も見学しやすく墳丘も石室も見応え 古墳を歩き始めた最初の頃から裏山に一須賀古墳群が展開する近つ飛鳥博物館へは何度も足を運びましたが、なぜか古墳群へは足を向けませんでした。おそらくですが、博物館の建物近くの復元された石室のある古墳を見学し
アレアレ!豊田スタジアムと古墳が共存! 現代と古代が共存。なかなか見事な対比です。特に動画の33秒、豊田スタジアムの全体像から反転し、こんもりした森の光景。ほとんど自己満足です(苦笑)。それはともかく豊田市駅から東にひたすら歩くと豊田大橋。右手をみなが
世にも不思議。ケヤキの巨木と古墳石室が共存! 石室を破壊しそうに木の根がはっているところは、私が訪ねた古墳でも少なくありません。ところが今回の鶏塚古墳、両者が共存しているではありませんか。どのような事情で、現在のような姿になったのか、どこにも説明らしき
訪ねた甲斐があったと思うに違いない残りのよい墳丘と石室! livedootのブログ(同名)を見て頂くとわかりますが、兵庫県福崎町には多くの見学可能な横穴式石室のある古墳が築かれています。非常によくできた福崎町の古墳マップ(HPでダウンロード可能)では7基が紹介され
古墳巡りの楽しさはこうした雑木林に埋もれた古墳を見つけた時です! 福岡市でよく知られた飯盛山(羽根戸古墳群(1)で紹介)の東山麓は古墳の宝庫だそうで、この羽根戸古墳群が140基、金武古墳群も同規模で、さらに羽根戸南古墳群も確認されているそうです。親戚縁者な
何度訪問しても新鮮で強烈なインパクトの長大な石室! 桜井市といえば定型化された前方後円墳のはじまり箸墓古墳を思い出しますが、横穴式石室では、なんといっても今回の赤坂天王山古墳をあげるべきでしょう。最初に潜ったのは(?)2010年の10月、二回目が2021年の3月、
墳丘の状態からは想像できない良好な保存状況の石室! この古墳を訪ねたのは、古墳巡りをはじめてさほど日が経っていない2017年の1月末のことです。以来、数多くの古墳、古墳石室を見てきましたが、「意外性」という点で、この古墳、秀逸です。やや皮肉に聞こえるかもしれ
街中によくぞ残った横穴式石室2基の双円墳! 近鉄けいはんな線の新石切駅から東に500m ほど。google mapで確認したとおり歩いて無事に到着しました。ただ、どう考えても古墳が残っているという風景ではなく、ひっきりなしに車がとおります。途中神並遺跡のあるグランド前
幾ちゃんの独り言(第70回) いつも見て下さる方も、はじめての方も古墳にワクワクへようこそ!最近、気が付いたことがありますのでご紹介を。このブログに貼り付けているYouTubeでは、アクセス数がカウントされるようになっていて、どの地域の古墳がよくみられているかが
最後でもたついて漸く到着した三河の古墳 この日は駆け足で三河の古墳巡り。早朝、6時28分に品川を発って、豊橋経由で、初めて訪れる知多半島へ。豊橋で豊橋鉄道に乗り換え、終点の三河田原には8時48分着。どんなところかワクワクする。思ったよりも早いのでびっくり。幸
整備前の石槨の様子もわかる貴重な映像 いやはやビックリしました。久しぶり(8年ぶり)に訪れた平野塚穴山古墳。すっかり現代のオブジェのように姿を変えていました。調べてみると2016年度から2019年度にかけて発掘調査が行われ、その後、整備が行われ、現在のよ
ソウルを訪ねたら是非どうぞ! 再編集しながら、ロッテタワーを借景にする石村洞古墳群、美しいなと思いました。都会の中のオアシスという意味では、同じく高層ビルを背景とする東京芝の浜離宮も同じですね。規模の大きい3号墳は天理市の石上神社に伝わる国宝 七支刀(4
紀伊半島の突先にドーム型の石室が・・・ 品川を6時22分の新幹線に乗り、新大阪経由で紀伊本線切目駅に11時22分到着。幸い乗り継ぎもスムーズで予定どおり。しかも動画冒頭にあるように、快晴の海原が迎えてくれました。ただ、崎山14号墳(切目崎の塚穴)までは、海岸沿い
このブログもついに皆さんの支えもあり10年目に入ります。動画の編集も稚拙なままに走り出しましたが、全国の古墳を歩きながら、その魅力をどうしたら伝えられるだろうかを第一に考えてきました。ご存じのようにリニューアル版、リニューアル統合版などの説明がついた動画
この巨石墳が壱岐島では中規模とは驚き 二度目の壱岐島行きも博多からフェリーで日帰りです。一度目は路線バスを使ったために、予定の半分も歩けず残念な思いをしました。そこで二度目はタクシーをチャーター。古墳をこの順で回ってほしいと準備万端です。最初に訪れる予
高校を見下ろすように残る巨大石室 JR姫新線の本竜野駅下車。ここから古墳のある県立龍野高校までのルートはマップを見る限り迷うことはなさそうです。何より学校というのは、小学校にせよ、高校にせよ、地元の人で知らない人はいないからです。途中市役所の前を通るとい
天井石の隙間から降下したら目の前に横口式石槨 リニューアルに際して、古墳への道から振り返ると目の前に広がっていた吉野の山々を付け加えました。美しい。ラッキーでした。このところ横口式石槨をたびたび紹介していますが、色々なタイプがあるものですね。今回の嶽山
住宅街のそこを曲がってすぐのところにこんな巨石墳が! この日は博多を早朝の新幹線で新山口経由JR宇部線阿智須駅近くの丸塚古墳群へ。思ったよりも見応えのある古墳群を後に山口駅まで移動。そこからJRバスに乗り国の史跡指定を受けている大日古墳へ。長さ13m以上もある
複室構造の整美な石室が自由に見学可能 リニューアル統合版を作成しながら、愛知県指定の史跡になっている意味がよくわかりました。墳丘がよく残っていますし、羨道は大半が欠損しているものの、前室、後室からなる石室主要部分は完存していますし、それに超大型の鏡石、
前方後円墳(後方墳)ファンなら必見と言いたいのですが 見応えのあった佐渡ケ岩屋古墳(平沢1号墳(クリック))などの平沢古墳群を後にして土浦駅まで移動。幸い天気は快晴なので予定どおり13時25分発の霞ヶ浦広域バス ブルーラインで薬王寺の墓地内にある2基の古墳に
小雪舞い散る中、ようやく会えた斜面利用の終末期古墳 鳳張り1号墳(クリック)を見学した帰途、コミュニティーバスで移動するのは、その後の相生の古墳を訪ねる時間がなく、やむなくタクシーで神明寺公民館まで移動。ケチといわれるかもしれませんが、メーターが上がる
見学可能な家形石棺が2基も リニューアル版は揺れを補正、袖石を立柱石に変えるなどキャプションの変更も行いました。リニューアル版を作りながら、御年代古墳の重要さに改めて気づかされました。整美な切石で造られた石室全体はもちろんですが、2基の刳抜式の家形石棺
羨道が完存する横口式石槨は貴重 塚山古墳群等を訪ねて何度か降り立った山陰本線の有年(うね)駅。なんとなく土地勘があると考えたのがいけませんでした。大型トラックがひっきりなしに爆走する国道2号線をただただ東へ。あまりの怖さに途中から、北寄りの集落側の道を
この堂々たる石室が被災したとは残念! 能登島の須曽蝦夷穴古墳のほうは、さほど大きな被害もなく見学が可能とのことで一安心ですが、院内勅使塚古墳は、石川考古学研究会のHPによれば、2月14日の時点では、石室の石材の落下及びズレ、雨漏りが発生しているそうです。そ
この陶棺が4基も石室から出土!びっくり 今回の定北古墳、定東、西古墳の裏山にあって道標もしっかりしているので到達は容易です。しかも、南北25m、東西18m、高さ現状では3m弱の墳丘に、長さ10mを越える石室が完存しています。はじめは天井石が失われた羨道かと思った前
石室マニアの方はご存じでしょう。この変わった石室! 今回ブレを修正したり、お勧めの箇所の強調、キャプションの修正などを行いました。YouTubeの説明欄にも書きましたが、どうしてこの吉野川流域だけに、この形式の石室が造られたのか、不思議ですね。最初にアップし
美形の奥壁をもつ石室がすぐそこにあるとはびっくり! 古墳踏査の開始は12年ほど前に遡りますが、高安千塚古墳群をはじめて訪ねたのは、比較的最近の2017年2月末のことです。それ以来、何かが引き寄せるのでしょうか、3度も、4度も足を運んできました。近鉄の信貴山口駅か
これこそが横口式石槨。石材の厚みに脱帽! リニューアル統合版を編集しながら、これほど見事な石槨だったかなあと見返してしまいました。初回アップの際のブログ本記(クリック)でも、その点について触れています。再編集までに、色々な石室をみたからでしょうか。その
これはいったい何?現代アートのような石のオブジェ! 奈良県の明日香村をはじめて訪れた人が、この石造物をみたとしても、何やらさっぱりわからないと思います。私もそうでした。まず、鬼の雪隠ですが、しばらくして、古墳時代終末期の横口式石槨の蓋にあたる部分という