積もる積もる枯葉が積もるときどき風に攫われて行く
寝台に横たわる君の頬に触れ二度と聴けない声を待ってた
荒れ狂う野分は去りて見上げれば空から秋が降りてきた午後
ふっくらと母になりたる君を抱き眠った夜を我は忘れじ
霞かかる弥生の空の富士の山鳳眼を以て我を眺る
新年号は「巗輾」ゲンテンでありますやだなこんなの朔日の終わりに思うあぁ今日は平成最後の元旦だった
我よりも早く逝きたる人を思い燠火の様な残照を見る
餌〜〜餌くれ〜〜てなもんかでも可愛いんだぜ水槽の上に翳した手の影を追いつメダカやひよひよ游ぐ
もうちょっと見ていたい滑らかな茄子の姿に見惚れたから献立変更包丁を置く
コロロロロ6階の窓を開ければコオロギの声聴こえてきたり意外な距離で
そこここで秋がチラリと覗いてる空の高さや海の蒼さや
台風怖い黒雲がちぎれて奔る大風に震える窓をじっと見る猫
この旅の終わりに見える風景がわかる気がするきっと既視感(dejavu)
この旅の終わりに見える風景がわかる気がするきっと既視感(dejavu)
クマ共に負けてたまるかミンミンとミンミンゼミの絶唱を聴く
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