[海鼠:なまこ]食生活について語ろう
・海鼠Seacucumberなまこマナマコ科、日本全国の浅瀬に生息する。食用とするのは、アカナマコ、アオナマコが主でイボイボのキュウリに似た形をして体色は、濃淡のある褐色、斑点が散らばり腹部は赤色を帯る。大きくなると体長が40cmにも達し、まさに海のねずみのよう。産卵は、晩春から初夏にかけておこなわれ12~2月に採れたものが美味でこりこりとした歯ざわりと弾力、香りが好まれる。主に塩で揉んでぬめりを取り除き、身を引き締めたものを薄切りにし酢のものにする。鮮度が落ちると身が軟らかくなってまずくなる。内臓の塩辛(このわた)、卵巣の干物(くちこ・ばちこ・このこ)は珍味として賞味している。中国料理の「いりこ(海参:ハイシェン)」は、内臓を除き煮て干し乾燥したもので高級食材として煮物、炒め物、あんかけに使われ生とは違...[海鼠:なまこ]食生活について語ろう
2022/12/27 05:25