「戒名」が「死後の名前」と理解されたのはいつ頃からか?

「戒名」が「死後の名前」と理解されたのはいつ頃からか?

まぁ、ちょっとした雑考である。以前から、拙ブログでは、「戒名」という用語に注目して、色々と考察してきたのだが、今回は「戒名」が「死後の名前」だと理解されたのはいつ頃からか?というのが気になっている。本来は、仏弟子となって受戒し、その時に授けられる「仏教徒としての名前」だったはずだが、いつの間にか、「死後の名前」という理解がある。おそらくは江戸時代には既に一般化されているとは思うが、明治時代になってすぐの資料にも見出したので、紹介しておきたい。KAI-MYO,カイミヤウ,戒名,n.ThenamegivenbytheBuddhiststoadeceasedperson,posthumousname.『和英語林集成』1872年、199頁以上の通りなのだが、訳してみると、「仏教徒が故人につけた名前、おくりな」の意...「戒名」が「死後の名前」と理解されたのはいつ頃からか?

2022/12/23 09:45