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二鶴工芸です。得意先が云十年前の商品を持ってきて、同じような色目の加工ができないか!?と。あぁ、独立したての頃に流行ったやつね。金泥の摺り込み加工。渋い金色というか錆びているような金色や金までとはいかない中間色の錆びたような色目。当時は嫌になるくらいやった(笑)今風ではないですが、通好みの色ですね。金泥
二鶴工芸です。先日の実演時に加工していたもの。波文様を金泥で摺り込みぼかし加工。丸刷毛を使って金色を付けていきます。修業時代によくやった加工です。今回の金泥は市販のものですが、自分で金粉から作ったものなど色々です。基本は例えば四角いマス見本があるとすると、均一に摺って金一色のベタや、逆に薄い色目の金色を均一に摺れるのが大前提です。ぼかしはその後です。それができないと、刷毛にどれくらい金泥をなじませて、どれくらい摺らないと色が付かないかなど、自分の感覚が掴めないからです。修業時代はまだ良い時代でしたので、訓練が積めるほど仕事がありました。現在はほんまに難しい時代になりました。摺り込みぼかし