中国労働法と日本労働法との違い
中国では、1995年1月1日から中華人民共和国労働法が施行されており、基本的には日本の労働法(正確には、日本には労働法という名称の法律はないので、労働基準法、労働関係調整法、労働組合法などのことです)とあまり変わらないようですが、下記のような相違点もあります。また、日本では法制度の内容は全国どこでもほぼ同一ですが、中国では省が国のようなもので、法制度が地域ごとに異なるのも中国の特徴です。 1.労働時間の基準 日本の労働基準法とほぼ同じ内容で、労働時間は1日8時間以内、週平均44時間以内(現実には多くの地域で条例などにより週40時間以内)、休日は週1日以上、1年以上勤務した労働者には年次休暇を与…
2023/04/09 16:22