☆美味しい食事やCafeのお店。映画や音楽。季節の表情からポツリと心象まで☆
東京都杉並区在住。 某企業情報システム部にフリーランスとして従事。読書と映画鑑賞 が趣味。 週末の楽しみは東京ランチ巡り。 信州の松本や安曇野、白馬で過ごしたり。人生は短い。限りある生命生活の中で見聞を広めて、自分の考えを確かなものにしていきたい。
2025年7月
『アデュー・フィリピーヌ』(1962年)鑑賞日時:7/13(日)17:45~鑑賞映画館:ユーロスペース(渋谷) 【ネタばれ少々】 今まで時折ユーロスペースで繰り返し上映されてきたものの、一日に一回だったり期間が短かったりと機会を逃していたが、今日ようやく鑑賞を果たした。フランス映画史上でも指折りの傑作とも言われている名作で、そのとおり確かに110分があっというまの満足感しかなかったような鑑賞の手ごたえ。アニエス・ヴァルダとも、ゴダールともシャブロルとも違う、今この瞬間にそこで何かふつうに奇跡が起こっているようなショットの連続を見せられているような不思議な感覚。ほとんど物語そっちのけで表現された…
『この夏の星を見る』鑑賞日時:7/6(日)8:25〜鑑賞映画館:新宿バルト9 青春には人生でたった一時期しか持つことができない有り余る熱量というものがある。青少年たちの躍動は無念にもコロナ禍による社会的な制約に塞がれてしまった。学校行事、放課後、部活、修学旅行、数え上げればキリがない。 そのコロナ禍で青春を奪われた中高生たちがオンラインで繋がり、「スターキャッチコンテスト」と名づけられて、全国各地で同時に天体観測を実施する。茨城1組が主催、長崎・五島市1組、東京2組が参加した。実在のモデルがあるようだ。桜田ひより主演の青春群像劇。私の好きな作品ジャンル。 主催者である高校の天文部顧問から指定さ…
地域タグ:新宿区
『夏の砂の上』 鑑賞日時:7/5(土)8:35〜 鑑賞映画館:TOHOシネマズ日本橋 【ネタバレ少々御免】 陽炎が立ち込める極暑の夏。 坂の多い長崎の街。 無職の小浦治(オダギリジョー)は無精髭をたくわえ、ともすれば見窄らしさも甚だしい風貌で、日課となっているタバコ屋に立ち寄りながらぶらぶらしている。 ただならぬ人生の機微を纏った独特の雰囲気を醸すオダギリジョーの演技が素晴らしい。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックを想起した。 治の妹・川上阿佐子(満島ひかり)の娘・優子(髙石あかり)。不本意にも治はこの17歳の少女を一時預かることになってしまった。社会性に未熟な優子との同…
地域タグ:新宿区
『BLUE LEAF CAFE』(上野)日時:7/2(水)17:30抹茶フレンチトースト 銀座線の上野御徒町駅から中央通りを上野動物園方面へ歩いて2、3分。サイゼリヤを過ぎたあたりでauショップの1階のカフェスペースが『BLUE LEAF CAFE』だ。店内はなかなかゆったりとした雰囲気の空間が広がっている。穴場だ。 パフェなどの種類も多く、食事もできるようだ。選ぶメニューはフレンチトーストと決めていたけど、プレーンか抹茶か迷って抹茶を選んだ。フレンチトーストと抹茶テイストの組み合わせは初めて。どんなものか? 熱々鉄板に乗せられたフレンチトーストに抹茶アイスとホイップクリーム。さらに小豆も添え…
地域タグ:台東区
『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』鑑賞日時:6/29(日)8:25~鑑賞映画館:TOHOシネマズ新宿 他にも優先的に鑑賞したい作品がいくつかあるはずなのにも関わらず、綾野剛の演技の奇怪ぶりだけを目撃したいといった衝動的な思いつきで前日の夜遅くに急遽シネコンのオンライン予約チケットを購入したりする。 その奇怪ぶりというのは例えば『うさぎドロップ』(2011)で芦田愛菜の背後から又吉よろしく長髪姿で薄気味悪い視線を送るキョウイチだったり、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016)ではスーツ姿でいかにも胡散臭い雰囲気を漂わせて黒木華に接近する安室だったりと数え上げればキリがない。 綾野剛の演技の…
2025年7月
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