【米雇用統計(2025年4月)】雇用者数は17.7万人増、利下げ期待と関税リスクが交錯
2025年4月の米国雇用統計が発表されました。非農業部門の雇用者数は前月比で17.7万人増と、市場予想(15万人前後)を上回る結果となりました。 この統計は、米国経済の健全性を測るうえで非常に重要な指標です。投資家にとっても、景気動向を見極める材料として常に注目されています。 ■ 雇用は堅調、ただし鈍化の兆しも 4月の雇用者数増加は予想以上だったものの、3月分は下方修正され、また失業率は3.9%とやや上昇しました。 加えて、【平均時給の伸びは前月比+0.2%】と、前月(+0.3%)からやや鈍化しています。 これは労働需給が過熱していないことを示唆しており、インフレ圧力の沈静化→利下げの可能性が…
2025/05/03 00:16