2025年6月
ヤハズカミキリ作シーズンの散策で出会ったいきものたちのご紹介。広葉樹の枯れ枝で見つけたヤハズカミキリ。触角の長いスマートなカミキリムシ。上翅の矢筈模様が名前の由来。コトラカミキリミズナラの伐採木に突如として飛来したコトラカミキリ。札幌近郊ではなかなか見る事が出来ない為ちょっと嬉しい出会いでしたフチグロヤツボシカミキリホオノキなどの葉をスウィーピングして得られたフチグロヤツボシカミキリ。見上げたホオノキの葉に食痕が見られたので網を振るとかなりの個体数が見る事が出来た本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 昆虫ランキング にほんブログ村
カラスアゲハ日本各地に分布する蝶の仲間で、開張は80㎜~120㎜前後。幼虫はキハダ・サンショウ・ツルシキミなどの葉を食べる。2024年9月 採幼キハダの葉に付いていたカラスアゲハの幼虫です。以前から札幌近郊産を見てみたいと思っていた幼虫だったのですごくうれしかったです。道南のサンショウで採集した個体とは模様がだいぶ違うのが驚きました。こちらは以前道南でサンショウにいた幼虫です。2024年9月 幼虫35㎜幼虫を採集して4日後の幼虫、体長は35㎜。左がカラスアゲハで右がミヤマカラスアゲハです。そっくりですが模様が微妙に違います、この2匹は同じキハダの葉に付いていました。左はミヤマカラスアゲハで右が…
オナガミズアオ日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は80㎜~110㎜前後。幼虫はハンノキ・ヤシャブシなどの葉を食べる。2024年7月 採卵成虫から採卵してみました。卵には毛見たいなものが付着しています。イラガの繭の様な模様が入っていますね。2024年7月 孵化1週間後孵化しました、5㎜くらいの毛玉小僧です2日後、ハンノキの葉を与えました。うまく育ってくれたら良いのですが・・・残念ながらうまく葉を食べる事が出来ず今回は失敗に終わってしまいました2024年8月 採卵再度オナガミズアオのメスを採集する機会があり改めてもう一度チャレンジです、母親から採卵します。2024年8月 孵化採卵から8日目で孵化し…
ヒロオビトンボエダシャク日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は48㎜~58㎜前後。幼虫はツルウメモドキ・マユミなどの葉を食べる。2024年6月 採幼クリの葉に付いていた幼虫を発見しました。2023年も飼育したヒロオビトンボエダシャクの幼虫です。以前はブドウ・サルナシ・カエデ・ツルウメモドキの葉で飼育を何度かしております。2024年6月 蛹化幼虫を採集した翌日、既に蛹になりました。2024年6月 羽化蛹になって13日後に無事に羽化、ヒロオビトンボエダシャクは数も多いけど幼虫も蛹もカワイイのでみつけたらいつも採集して育ててしまいます本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、…
ヤナギトラカミキリ作シーズンの散策で出会ったいきものたちのご紹介。名前の通りヤナギの樹で見つけたヤナギトラカミキリ。北海道特産種で、局地的で個体数も少ない。毎年探しているが昨年は新規ポイントを5カ所も発掘出来た為たくさんの本種を見つける事が出来たこちらも新規で見つけたポイントで出会ったヤナギトラカミキリ。立派な個体のヤナギトラカミキリ。こちらは交尾中の個体です。今年はクワヤマトラカミキリを見つけてみたいです本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 昆虫ランキング にほんブログ村
リンゴシジミ北海道のみに分布する蝶の仲間で、開張は27㎜~30㎜前後。幼虫はスモモ・エゾノウワミズザクラ・シウリザクラ・梅などの葉を食べる。2024年 採幼偶然見つけたリンゴシジミの幼虫。2024年 採蛹付近を探すと蛹もみつかった。上手く鳥の糞に擬態しているようだけど、逆に見つけやすいですね。幼虫を持ち換えた次の日には前蛹になっていました。さらに数時間後には蛹になっています。2024年 羽化可愛いリンゴシジミちゃんがちゃんと羽化しました。今回は幼虫も採集した蛹も全て寄生される事なく無事に羽化してくれたのが良かったです本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願…
イチヤクソウ作シーズンの散策で出会った植物たちのご紹介。6月には植物は色々見れたけど名前が分からいものばかり。でも綺麗な花がたくさん咲いていました。ギンリョウソウ唯一分かったのがイチヤクソウとこのギンリョウソウのみ。後は名前は分からないけど綺麗な花を見て気持ち良かったです 本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 昆虫ランキング にほんブログ村
オオマダラヒゲナガゾウムシ作シーズンの散策で出会ったいきものたちのご紹介。日本各地に分布するヒゲナガゾウムシ、体長は10.5~11㎜。広葉樹の枯れ木などで見つかるが少ない。オオマダラヒゲナガゾウムシ北海道RDBでは、希少種に選定されている。本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 昆虫ランキング にほんブログ村
コモンマダラヒゲナガゾウムシ Litocerus multiguttatus[分 布] 日本各地[食 樹] 不明[時 期] 5月~9月※ 体長は約5.1㎜~6.5㎜前後のヒゲナガゾウムシ科ヒゲナガゾウムシ亜科に属する甲虫。日本各地に分布し、平地~山地かけて生息し局地的で個体数は少ない。成虫は日中に広葉樹の衰弱木・伐採木などで見る事が出来る。脛節は基部近くに灰色環がある。オスの第1・2腹節中央に黄色毛房が見られる。本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 昆虫ランキング にほんブログ村
オオメナガヒゲナガゾウムシ作シーズンの散策で出会ったいきものたちのご紹介。市内の森で見つけたオオメナガヒゲナガゾウムシ。少ない種なので嬉しい出会いです。ケチビコフキゾウムシ自宅の室内で見つけた小さいゾウムシです。体長わずか4㎜程度。1954年に北海道で見つかったヨーロッパ原産の外来種です。ツメクサ類に紛れ込んで国内に移入してきました。マダラメカクシゾウムシいつも見ているマダラメカクシゾウムシよりも色が濃く脚の色も少し違和感があります。シギゾウムシの仲間➀シギゾウムシの仲間➁シギゾウムシの仲間③シギゾウムシの仲間は同定が難しい。調べたけどなんとも名前も分かりません、3種とも同じ種にもみえなくはな…
シラキトビナナフシ作シーズンの散策で出会ったいきものたちのご紹介。ミズナラの葉の上で休んでいたシラキトビナナフ。北海道では南部と道央圏内にとびとびで分布がある不思議なシラキトビナナフシ。道内ではもう1種ヤスマツトビナナフシと言う種もいるがなかなか数が少ないのでまだ2度しか出会った事がありません。本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 昆虫ランキング にほんブログ村
ウエツキブナハムシ Chujoa uetsukii[分 布] 本州・四国・九州[食 樹] ブナなど[時 期] 6月~10月※ 体長は約6㎜~7.9㎜前後のハムシ科ヒゲナガハムシ亜科に属する甲虫。本州・四国・九州に分布し、平地~山地まで広く見られ個体数は多い。成虫は日中にホスト植物の葉の上で見られる他、夜間灯火にも飛来する。写真は2024年7月に北海道南部で撮影したものだが北海道に分布しているかは分かりません。時に大量発生してブナの葉を枯らしてしまうハムシとして知られている。ウエツキブナハムシの成虫・幼虫は共にブナの葉肉のみを食べる。成虫は8月頃に発生し、葉の上にまとめて産卵。孵化した幼虫は集団…
アカクビボソハムシ作シーズンの散策で出会ったいきものたちのご紹介。2022年に初めて見つけたアカクビボソハムシ。昨年は計3カ所の新産地を発見する事が出来たのが嬉しい成果です。意外と生息地では個体数も多く、また夜間灯火にも飛来してくれました。アカクビボソハムシ日本各地に分布する体長5㎜前後のハムシで首が細長い事からクビボソハムシの仲間に振り分けられています、今まで個体数が少ない種かと思っていたけどいる所には結構まとまって生息している事が分かったが、やはり範囲は狭く局地的と言えるのかなと思います。数年前からツユクサを注意して見ているけど、他のツユクサ喰いのクビボソハムシの仲間は見られなかった。アカ…
エゾアザミテントウ作シーズンの散策で出会ったいきものたちのご紹介。ゴボウの葉に付いていたテントウムシ。札幌市内で見つけた個体でエゾアザミテントウの様です。良くにたものにオオニジュウヤホシテントウがいるが斑紋で区別しやすいとの事。北海道にいるエゾアザミテントウには札幌型・基本型・層雲峡型・稚内型があるようでいつか全タイプ撮影して見たいですね。今回採集したエゾアザミテントウ。エゾアザミテントウこちらも市内で見つけたテントウムシ。ナスの葉に複数みつけましたがおそらくこちらもエゾアザミテントウでしょう。ナスの葉で採集したエゾアザミテントウ。ヤマトアザミテントウ北海道南部のアザミで見つけたテントウムシ。…
クロカミキリ作シーズンの散策で出会ったいきものたちのご紹介。日本各地に分布するカミキリムシ、体長20㎜前後で夜間灯火に飛来する。原始的なカミキリムシで、手足が短く歩く姿がぎこちなくて面白いです。クロカミキリライトに飛来したクロカミキリ日中はホスト根際や樹皮の隙間に隠れている事が多いクロカミキリ。本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 昆虫ランキング にほんブログ村
イワサキキンスジカミキリ Glenea iwasakii[分 布] 先島諸島(石垣島、西表島、池間島、与那国島)[食 樹] カンヒザクラなど[時 期] 4月~6月※ 体長は約8㎜~12㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。先島諸島(石垣島、西表島、池間島、与那国島)に分布しており、個体数は普通。成虫は日中にアワブキやカズラ類の葉などで見られる。春に出現した成虫はアワブキ類などの葉を後食する事が知られています。黒と灰緑色のストライプ模様が特徴的なイワサキキンスジカミキリ。本州の友人から頂いたイワサキキンスジカミキリ本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、…
イガブチヒゲハナカミキリ Corymbia igai[分 布] 本州・四国・九州[食 樹] サクラ・トウヒ・ウラジロモミ・サワラ・アスナロ・ヒノキアスナロなど[時 期] 7月~8月※ 体長は約18㎜~25㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。本州・四国・九州に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。成虫は日中にリョウブやノリウツギなどの花に飛来します。前翅は赤褐色で頭胸部は黒色で、触角が黒と灰黄色のブチヒゲ模様になっています。近似種のブチヒゲハナカミキリに似る。[イガブチヒゲハナカミキリとブチヒゲハナカミキリ]ブチヒゲハナカミキリ体長13-16㎜前後・前胸背は毛で覆わ…
ナカバヤシモモブトカミキリ Leiopus guttatus[分 布] 日本各地[食 樹] アカマツ・クロマツ・ウラジロモミ・ツガなど[時 期] 6月~8月※ 体長は約5㎜~9㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。日本各地に分布しており、山地に生息し個体数は少ない。成虫は日中にホストの衰弱木などで見られます。前翅はやや赤みを帯びた灰褐色、黒帯や小黒点が見られる。似た様な種が数種いるので同定には注意が必要(比較写真参照)。北海道のナカバヤシモモブトカミキリ[近似種との比較写真] 左:ナカバヤシモモブトカミキリ右:ヒゲナガモモブトカミキリ 左:カラフトモモブトカミキリ右:ゴマダラモモ…
ホクチチビハナカミキリ Alosterna tabacicolor[分 布] 北海道・本州[食 樹] ニレ科・カエデ類など[時 期] 6月~8月※ 体長は約5.4㎜~8.6㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。成虫は日中にシモツケやセリ科・クリなどの花で見られます。前翅は赤褐色で中央基部から会合部~翅端にかけて黒褐色となる。北海道では平地の花などでも見らるが、本州では比較的標高の高いエリアに生息する。日中山地の花に飛来したホクチチビハナカミキリ指で摘まむと、小ささがわかります 北海道のホクチチビハナカミキリ本日は当ブログ…
ホソトドマツカミキリ Tetropium gracilicum[分 布] 北海道[食 樹] アカエゾマツ・エゾマツなど[時 期] 7月~8月※ 体長は約11.5㎜~13㎜前後のカミキリムシ科クロカミキリ亜科に属する甲虫。国内では北海道のみに分布しており、山地に生息し個体数は少ない。成虫は日中にホストの衰弱木などで見られます。前翅は赤褐色で側面と頭頂部には短い毛が生えている。前胸背板・頭部・脚・触角は黒色。日中にマツ類の衰弱木の樹皮の裂け目などに潜んでいる事が多い。マツ類の衰弱木で見られたホソトドマツカミキリホソトドマツカミキリの生息する環境[ホソトドマツカミキリの標本] 本日は当ブログにご訪問…
クロツヤヒゲナガコバネカミキリ Glaphyra hattorii[分 布] 北海道・本州[食 樹] アキグミなど[時 期] 5月~6月※ 体長は約5.5㎜~7㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。成虫は日中にホストの枯れ枝や花などで見られます。前翅は模様は無く綺麗な藍色で光沢が見られる。胸部・脚には短い白い毛がまばらに生えている。北海道のクロツヤヒゲナガコバネカミキリクロツヤヒゲナガコバネカミキリの蛹本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 昆虫ランキング にほんブ…
クリチビカミキリ Sybra(Microzotale) kuri[分 布] 日本各地[食 樹] クリ・カシワ・コナラ・ミズナラなど[時 期] 5月~9月※ 体長は約3.5㎜~5.4㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。成虫は日中にホストの枯れ枝などで見られます。小型のカミキリムシでクリなどの枯れ枝から得られているが局地的で個体数も少ない。前翅中央には大きな黒紋が見られるが斑紋の変異がやや見られる。※ 似た様なカミキリムシにケシカミキリがいる(比較写真参照)。北海道のクリチビカミキリクリチビカミキリの標本[クリチビカミキリと…
モモイロツマキリコヤガ日本各地に分布する蝶の仲間で、開張は23㎜~27㎜前後。幼虫はサルトリイバラ・シオデなどの葉を食べる。2024年7月 採幼森の中のシオデの葉にいた幼虫を見つけて採集しました。1カ所にまとまって見られたモモイロツマキリコヤガの幼虫。2024年7月 蛹化幼虫を採集してから5日後、ケース内を覗くと葉を齧って綴った繭の様なものがいくつか転がっています、一つだけ中を見ると蛹になっていました。2024年8月 羽化蛹になってから13~15日後に無事に全て羽化してくれました。北海道では南部に分布する綺麗な翅を持つモモイロツマキリコヤガです。幼虫の飼育は自身にとって貴重な経験になりました本…
ニイジマトラカミキリ Xylotrechus emaciatus[分 布] 日本各地[食 樹] 広葉樹各種・カラマツなど[時 期] 6月~8月※ 体長は約7㎜~15.2㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。成虫は日中にホストの衰弱木・倒木・伐採木などで見られます。体は黒く黄色い虎模様が目立ちます、前胸背板中央付近にも途切れた一本の黄色帯があります。肩部には大きめの茶褐色の斑紋があり、小楯板は黄褐色。腹部は黒と黄褐色の縞模様になっている。他種とは斑紋で区別は容易。クワの樹に張り付いていたニイジマトラカミキリアジサイの枯れ枝で見つ…
アカアシオオアオカミキリ Chloridolum japonicum[分 布] 本州・四国・九州[食 樹] クヌギなど[時 期] 7月~8月※ 体長は約25㎜~30㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。本州・四国・九州に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。成虫は夜行性の為日中は見つからない様に身を潜め、夜間には灯火に飛来したりクヌギなどの樹液に集まる。体は金緑色の輝く大型のカミキリムシで、触角・脚は赤褐色。近似種のアオカミキリ・オオアオカミキリに似るが本種は触角や脚が赤褐色である事から区別は容易。本州の友人に頂いたアカアシオオアオカミキリアカアシオオアオカミキリの標本本日は…
アオヒメスギカミキリ Callidium (Palaeocallidium) coriaceum[分 布] 北海道[食 樹] アカエゾマツ・エゾマツなど[時 期] 7月~8月※ 体長は約11㎜~17㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。北海道に分布しており、山地に生息し個体数は少ない。成虫は日中にホストのマツ類の衰弱木や倒木などで見られる。緑色の金属宅があり短い毛で覆われる。前胸背板の中央には光沢のある隆起と大点刻があり、左右にはややピンク色がかった色彩が現れる。近似種のミドリヒラタカミキリに似る(下の比較写真参照)。※ミドリヒラタカミキリの記事はこちらアカエゾマツの衰弱木で見られた…
タイワンメダカカミキリ Stenhomalus taiwanus[分 布] 日本各地[食 樹] サンショウ・イヌザンショウ・カラスザンショウなど[時 期] 5月~9月※ 体長は約4.5㎜~7.5㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。成虫はサンショウ類の衰弱木・伐採木などで見られる他、灯火にも飛来する。近似種のカッコウメダカカミキリに似るが、本種は翅に「V字」の模様が2つあるのに対しカッコウメダカカミキリの「V字」の模様は1つなので容姿からも区別は容易(下の比較写真参照)本種は台湾・朝鮮半島などにも広く分布し、目が異常に大きいの…
モンクロベニカミキリ Purpuricenus lituratus[分 布] 本州・四国・九州[食 樹] クヌギ・コナラ・ナラガシワなど[時 期] 4月~6月※ 体長は約17㎜~23㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。本州・四国・九州に分布しており、平地~山地に生息し局地的だが個体数普通。成虫はクヌギやコナラ等のひこばえに集まり、柔らかい葉や茎などを好んで後食する。また日中には、ホスト類の衰弱木や伐採木などにも集まる。体は赤く、前翅後方に大きくて特徴的な黒紋がある。モンクロベニカミキリ本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ …
2025年6月
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