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トムジィの日常雑記 https://tomzt.hatenablog.com/

子どもの頃から本屋が遊び場。学卒以来ずっと本の周辺のお仕事(書店・取次・出版社などなど)してきて、気がつけば還暦越えに。映画・音楽・絵画鑑賞を少々。

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2025/04/23

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  • 風呂のお湯が止まらない

    夕方、シャワーを浴びていて、髪の毛を洗いいざシャワーが使おうとすると、シャワーがきかない。同時、水栓を真ん中にしてもお湯が出続けている。グラグラしたまま。 まずは頭のシャンプーをどうにかしなくてはならないのだが、お湯の出勢いがないままダラダラと流れている。困ったね。 仕方なく、風呂に溜めてあるぬるま湯(前日沸かした)で洗い流す。給湯栓からひたすらお湯が出続けている。時計を見ると時間は4時半くらい。もろもろ修理の電話をするとなると、5時までに手配しないとダメだし。 とにかく身体を拭いて、着替えて、それから風呂関係の取説とかそのへんをリビングに探しに行く。風呂はたしか2013年に交換し、そのときに…

  • 吹奏楽定期演奏会 (6月14日)

    子どもが所属している市民吹奏楽団の定期演奏会に行って来た。 聞けば今回で5回目の定演だという。大学のインカレサークルの吹奏楽部出身者を母体にした楽団を5年も続けているというのも大変なことだと思う。代表者、運営スタッフ、毎回参加する演奏者たちの努力、音楽愛を感じる。 というのは市民楽団はとにかく続けていくのは大変なこと。演奏会場の確保、毎回の練習場所の確保、そしてメンバーはみんな仕事をしながら練習に参加している。聞けば毎回の定演ごとに参加費用として数万円必要で、そのうえで観客の我々は無料で演奏が聴くことができる。 吹奏楽と一口にいっても、中学や高校のレベルとは違うし、演奏されるのはクラシック曲で…

  • 排外主義とか反中国について

    日々、テレビをつけていると、中国人観光客の悪行やムスリムの自分勝手な行動が半分面白おかしく報道される。 「中国人観光客のマナーが酷すぎる。」 「ゴミを捨てまくる中国人」 「並ばない、すぐに文句を言う中国人」 「ムスリムを雇うと、やれハラルの時間だといってサボる」 などなど。 これはテレビだけでなくネットでも流れまくっている。そして外国人、主に中国人や韓国人、ムスリム、クルドなどをdisると「いいね」がつく。承認欲求が満たされる。いつのまにか自分のポストが排外的なものになっていく。選挙で排外主義を煽る政党に一定の支持が集まるのもなんとなくうなずける。 外国人のマナー違反については、たぶん中国人だ…

  • リュックを洗う

    6月に入ってからなんとなく訃報が続いている。長嶋が逝き、ここ何日かの間に、スライ・ストーン、フレデリック・フォーサース、ブライアン・ウィルソンなどなど。みんな80代6月に入ってからなんとなく訃報が続いている。長嶋が逝き、ここ何日かの間に、スライ・ストーン、フレデリック・フォーサース、ブライアン・ウィルソンなどなど。みんな80代、まあこればかりは順番だからな。 そうした訃報とは何の関係もない話。 普段、出かけるときはたいていリュックを持っていく。本を1~2冊、ノートPC、iPodやBluetoothイヤホンなどを入れている。読む読まない、使う使わないに関わらず、まあとりあえずということになるだろ…

  • 免許の更新について(6月11日)

    水曜日に免許の更新に行って来た。 毎回、鴻巣の免許センターで行っているのだけど、今回は地元の警察署でやろうかと思っていた。実は警察署は歩いても10分かそこらで行けるところにある。なんとなく楽かなと思ったりもしていた。というか、これまでの人生で警察署で免許更新したことが一度もない。このへんは地域限定の話になるが、横浜に住んでいたときは二俣川で。埼玉に越してきてからはずっと鴻巣である。 この雑記を長く続けていると過去の振り返りにが簡単にできることがある。免許更新で検索すると最初の記述が2005年で、そのときに埼玉で3度目の更新とある。それから5年ごとの更新を続けて今回をあわせると埼玉県民になって7…

  • ブライアン・ウィルソンが亡くなった

    午前中、Blueskyのタイムラインを見ていたら、なんとなくブライアン・ウィルソンについてのポストがいくつか流れていた。ひょっとしたらとググってみると、やっぱりかとなった。 ビーチ・ボーイズのリーダー ブライアン・ウィルソンさん死去 82歳 NHK 訃報 とはいえかなり前から精神疾患を抱え、その容貌は明らかに病気の相だったし、なんとなく遅かれ早かれみたいな部分も思っていた。82歳という年齢、これは致しかたなしかと思ったりもする。 しかしここ数年、彼についてのドキュメンタリーなどもけっこうでている。そしてアメリカン・ロックを築き上げてきた偉大なミュージシャンとして、ずいぶんと評価されてい…

  • 住宅ローン 70代完済予定が

    やや旧聞になってしまうけど、6月8日の朝日の朝刊記事。 40代でマンションを購入した男性が定年後にローン完済の目途が立たずに、マンションを売却することを決断したという。 記事は「40歳を過ぎて住宅ローンを組む人の割合が増え、平均返済期間は28年、70代以降も偏在が続く人も多いと紹介している。そしてリストラや介護などの想定外の事態で「住宅ローン破綻」に陥る人も多いとしている。ここで記事となった方はまさに「住宅ローン破綻」の典型例である。 試みに記事で綴られたこの方の辿った道筋を時系列で追ってみる。別に興味本位とかそういうことではない。なぜならこの人の人生はひょっとしたら、自分が辿った道筋だたかも…

  • 6月日誌的①

    6月6日(金) 朝からエアコンの設置工事。 家の前の道路が狭いので、車を近所のコインパーキングに動かす。 業者は10時きっかりに来て、工事は1時間半くらいで終了した。今度のエアコンはかなりデカい印象があったが、いざ設置されるとそれほどでもない。いちおうフラグシップモデルなので、機能は充実しているようだが、たぶんその機能の三分の二くらいは使いこなすことないかもしれない。基本的に冷房、暖房、自動の三つしか使わないような気がする。 最近のエアコンはスマホアプリからも操作が可能だという。さっそくアプリをダウンロードして設定してみるが、マニュアル操作ではエアコンをうまくアプリ上で登録できないし、そもそも…

  • 『奇跡の人』

    BSで放送していた『奇跡の人』を観た。 厳密には今日の午後放映していたのを録画したものを観たか。 この映画は何度も観ている。DVDも持っている。この雑記でもたぶん書いたことがあるはずだ。「奇跡の人」で検索すると2005年に感想を書いている。 『奇跡の人』 - トムジィの日常雑記 20年も前である。なにか遠い目になるな。まもなく五十になるかという頃に、一人深夜にこの映画を観たのか。 今回の感想は基本20年前と同じ。三重苦ヘレン・ケラー女子に人間的教育を授ける弱視の家庭教師サリヴァン先生の苦闘の日々を描く。もともとウィリアム・ギブスンの書いた舞台劇で、舞台でサリヴァン先生を演じたアン・バンクロフト…

  • 長嶋茂雄逝く

    朝、リビングに降りると妻が言う。 「長嶋が死んだみたいよ」 ネットで確認をする。 長嶋茂雄さんが死去、89歳 「ミスタープロ野球」の元巨人監督 [長嶋茂雄さん]:朝日新聞 長嶋茂雄終身名誉監督が死去2025.6.3 チーム 読売巨人軍の長嶋茂雄・終身名誉監督が3日午前6時39分、肺炎のため、東京都内の病院で死去しました。89歳でした。 https://www.giants.jp/news/26394/ いつかその日が来ることは判っていた。でも実際にその事実の報を受けると、なにかたまらなく淋しい。 長嶋茂雄はずっとアイドルだった。一プロ野球選手ということではなく、自分の少年時代のヒーロー、昭和、…

  • 高齢者は謙虚であらねば

    先日、ユニクロでのこと。 妻がマネキンが着用している服が気に入ったみたいで、探して欲しいという。女性ものなので見当もつかないので、近くにいた店員さんに聞いた。 「これって、どこにある」 なんか、これって上からのタメ口風である。あまりこういうのって良くないなと思い、すぐに言い直した。 「ごめん、ちょっと失礼ですね。どこにありますか」 すると店員の女性、真顔で「大丈夫ですよ」と対応された。そしてすぐに洋服の場所を教えてくれた。 まあ、一応客だし、若い女性店員からすれば、明らかに年長だし、多少くだけた上から目線的なため口も特に問題ではないかなとは思う。でもやっぱり気をつけないといけないのだろうとは思…

  • エアコンを購入する

    昨日、リビングのエアコンを購入した。 1月に10年以上使っていた妻と自分の寝室のエアコンを買い替えたばかりだが、リビングも2012年に購入したもので13年目に突入。こればかりは致し方ないか。 ボーナス商戦直前、これから夏本番というところで、そろそろ家電量販店のチラシもエアコンがメインになってくる時期。なんとなくは入ってきたチラシの中で、パナソニックのEOLIAで15~23畳タイプが168000円(税別)と出ていた。お掃除機能付き、しかもこの量販店は工事費込みという。かなりお買い得かなと思いいってみることにした。ちなみにこの量販店は1月に2台購入したお店。 店で実物を見たり、他の機種を見たりして…

  • 川島を巡る(5月29日)

    木曜日は妻がデイサービスがお休みの日。 ウィークデイでどこも空いていることが多いので、おでかけする頻度が高い。 昼前に階下に降りると、妻はもうお出かけの準備ができている感じ。こちらはというと、前夜レポート作成とかで完徹した影響か、どこか体調がすぐれない。いい歳して徹夜なんかするものじゃないと、わかっていることなんだが。 すったてうどん 川島町 田んぼのど真ん中カフェ 埼玉平成の森公園 すったてうどん 遅めの朝食、あるいは早めの昼食も食べないで出かけることに。なんとなく「うどん」が食べたいなとそんな気分。なんで「」つきなんだ。この時期、「」のうどんとなると、やはり埼玉のソウルフード的な「すったて…

  • 西洋美術館で遊ぶ(5月24日)

    上野周辺を散策したあと、やっぱり小1時間くらいということで西洋美術館の常設展に行くことにする。もっと時間的余裕があれば企画展「西洋絵画、どこから見るか?」を観たいところだけど、土曜日かつ会期末なのでけっこう混んでいるだろうと思い、最初からこっちはパス。まあ一度観ているのでそのへんは余裕。 常設展もけっこう混んでいる。やはり企画展からの流れだろうかと思ったりもする。でも混んでいるといっても、なんていうかちょっと人が多い、あるいは人がこそこそいるみたいな感じ。ウィークデイの常設展、しかも4時過ぎとかだと、もうのんびりしていることの方が多いので。そしてそういう混まない西洋美術館の常設展は、同じように…

  • 上野周遊(5月24日)

    妻の装具の仮合わせのために都内の装具屋さんに行く。新しい装具はほぼ出来上がっているのだが、ここで実際に履いて少し歩いたりして、不具合や気になる点を調節する。妻のリクエストで数ミリ短くする。あと微妙な角度によって押し出される感じとか、逆に少し前のめりになるかどうかなどもチェックする。 こればかりは一応健常な自分にはまったくわからない部分だが、障害者にとっては重要な点でもある。装具を作ってくれる職人さんは女性の方で、妻が障害になってまもなく多分二度目に装具を作ったときにやってくれた方なので、もうお付き合いは18年とかそういう年月になる。当時は寡黙な若い、学校を出たばかりみたいな印象があったが、今で…

  • 『広辞苑』が刊行70年らしい

    『広辞苑』の誕生日というのがあるらしい。 初版が発売されたのが1955年の5月25日なので、これが誕生日。今年で70年となるという。自分と同世代の国民的辞書である。なんとも微妙だな。 今自分の家にあるのは1976年の第二版補訂版の総皮装と2008年の第6版だ。最新版の7版も買ったはずなのだが見当たらない。リタイアしたときに会社の棚に置いてきてしまったか。身辺片づけていたときに大型辞書なので後回しにしたか何か。あとで取りに行こうと思ってそれきりになったか。そういえば辞めてから会社には一度も足を向けていない。老兵だものね。 家にある第二版の方には子どものいたずら書きが多数ある。小さい頃、といっても…

  • セバスチャン・サルガドが亡くなった

    写真家セバスチャン・サルガドが亡くなったようだ。 早朝、新聞の訃報欄に掲載されていた。 81歳、まあそういう年齢だったのだろう。15年前に取材で訪れたインドネシアでマラリヤに感染し、合併症が進行して重度の白血病になり、闘病の末の死ということのようだ。 この人のことを知ったのは、やはりこの本だ。 セバスティアン・サルガード写真集: 人間の大地労働 作者:セバスティアン サルガード 岩波書店 Amazon 最初に手に取り、ページをめくった時の衝撃は忘れられない。たぶん、人からお借りしたか何かだったのだろうが、食い入るようにして見た。 そのうち買おう、入手しようと思いながら、そのままになってしまった…

  • 「米が高いな」という素朴な疑問

    いまさらながら「米が高い」という感想。 去年の今頃はまだ5キロで2千円以下だったのに、今は軒並み4500円から5千円近い。しかもずっと品薄状態が続いている。備蓄米の放出が始まったというのに、小売りで見かけることは少ない。相変わらずスーパーの米売り場の棚はスッカラカンのままだ。 米の品薄の原因の第一は、去年の不作によるものだったのだろう。そして第二は難解トラフ地震への危機感からの国民の買占め。さらに流通業者が米は儲かることに気づいて、直接生産者から購入して放出を絞り込んで価格を高値に維持し続けている。たぶんそんなことだろう。 さらには農水大臣の「米は買ったことがない」、「米は売るほどある」の失言…

  • 富弘美術館へ行く(5月17日)

    足尾銅山観光の後、周辺の観光施設・名所などを検索して近くにあることを知り、行ってみることにした。 この美術館については、以前ネットで調べたことがある。花の詩画作家ということで、人気があることで興味を持ったが、肢体不自由な方が口に筆を加えて描いた絵に言葉を添えるということに、なんとなく興味本位的なものを感じ、ちょっとこれは苦手な分野かもしれないと思った。いくつか検索して表示された作品も、どこか凡庸な感じがしたし、なによりそこに添えられた言葉が、どこか相田みつお的なもの、あるいは宗教的なものを感じさせた。 とはいえだいぶ小降りになったとはいえ雨はずっと降っている。せっかく遠出をしてきているので、こ…

  • 足尾銅山観光(5月17日)

    夜半からずっと雨降りである。しかも雨脚が強い。 旅行最終日だが、雨となると行くべきところが限られてしまう。日光付近でどこか。今年の1月に行った田母沢御用邸にはもう一度行きたいのだが、駐車場から道路を渡って入り口まで歩くことを考えると。傘をさして行けばいいだけなのだが、車いすを押してとなるとどうにも。基本、妻に傘を持たせて自分は濡れるというパターンなのだが、強い雨だとびしょ濡れになってしまう。 雨なので屋内施設、美術館へという選択肢も、一番近い日光美術館にしろ、宇都宮美術館、栃木県立美術館、いずれも駐車場から建物までは少し歩くことになる。調べた限りではあまり食指が動くような企画展もやっていないみ…

  • 那須観光~花巡り(5月16日)

    日光旅行の2日目。今回は那須に行ってみることにした。特段どこかへ行きたいということもなく、妻が八幡のツツジがキレイみたいと言っていたので。 日光の健保の宿に泊まる機会が多いので、これまでにも何度か那須観光はしている。でも八幡のツツジや殺生石、紅葉大吊り橋などには何度も行っている。千本松牧場なども。でも例えばサファリパーク、りんどう湖ファミリー牧場、ハイランドパークといったテーマパークっぽいところには行ってない。多分これからもいかないような気もする。ああいうところは、なんというか小さい子どもがいるファミリー層がいくとこのような気もする。行けば行ったで、それなりに楽しめるのかもしれないけれど。 那…

  • 家事的恒例行事完了

    GW前後の我が家の恒例行事がある。 石油ファンヒーターや石油ストーブを庭の物置に片付けて、今度はグルニエに置いてある扇風機を出す。扇風機は自室用、妻用、リビング用の3台。グルニエは子ども部屋からアクセスする。3台を1台ずつ階段を上り下りしておろす。ついでに妻の部屋にあった電気ストーブもグルニエにあげる。 グルニエの中は子どもの小さいときの服や教科書などが段ボールに入っている。自分が昔買った雑誌なども少しあるだろうか。たぶん高校生くらいの時に愛読していた『話の特集』とかそのへん。あとはやはり子どものひな人形なども。 そういえばひな人形を飾らなくなったどのくらいになるのだろう。最後に飾ったのはいつ…

  • マクドナルドで流れたBGM

    最近はマクドナルド(以下マック)で本を読んだりパソコン開いたりすることが多い。スタバより圧倒的にマックだ。スタバなんとなく高齢者には敷居が高いかもしれないな、Macbookとかもっていないし、さすがにMacbook air2015ではちょっと気が引ける。 マックの店内を見渡すと高齢者が多い。コーヒー一杯で新聞を読んだり、自分と同じように学習するような人もチラホラで、何かの問題集を開いたりしている。 先日もマックでビデオ講義を視聴していた。2時間くらいで2章分の短いビデオ講義を8本ほど視聴した。しかしマックの無料Wi-Fiは繋がりにくい。いったん繋がっても突然切れる。一応、1時間ごとに再接続とい…

  • 日光旅行(5月15日)

    今年、二回目の日光である。もはや健保の宿は常宿になりつつある。 初日、家を出たのが10時過ぎといつものように遅めだったので、日光市内に入ったのは12時過ぎ。どこへ行くかも特に決めていなかったのだが、とりあえず定番観光ということで社寺見学に。 ウィークデイかつゴールデンウィーク明けということで、駅から神橋のあたりまでを車で走っていてもかなり人が少ない印象。もっとも有名な東照宮の春季例大祭が17日、18日と行われるのでその前の静けさみたいな感じもあっただろうか。 土日ではないので、東照宮、二荒山神社、輪王寺などの駐車場もどこでも止められる。東照宮の駐車場だとそこから参道に出るには、けっこう急な坂道…

  • トーハク・蔦屋重三郎展も観る(5月8日)

    ミロ展の後で久々東京国立博物館(トーハク)にも寄った。 東美や西美の後にトーハクに寄るみたいな上野の美術館のハシゴみたいなことは以前にもやったことがある。今回は久しぶり。ただし体力的に落ちている部分もあるので、大型企画展だとけっこうしんどいかもしれない。美術館巡りも体力が必要。高齢者はガツガツといくのは難しいかもしれない。 去年だか一昨年だったか、京都で、キョーハク、京都京セラ、京近美と三軒回ったことがあったが、もうああいうのは無理かもしれないな。 トーハクで行われていたのは、特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」。 tsutaju2025.jp 主催がトーハクとNHK、NHKプロモ…

  • ミロ展に行く(5月8日)

    気になっていた東京都美術館(以下東美)のミロ展に行って来た。 そういえば東美は去年も同時期にデ・キリコの回顧展をやっていたけど、春はなんとなくこういう尖がった抽象芸術系みたいなことになっているのかどうか。まあたまたま偶然的に2年続いたのだろうか。 さてと正直なところミロは苦手というか、理解不能な部分がある。どこから入っていいのかどうか。 ときにミロとカンディンスキーの区別がつかないことがある。 これは2016年にTwitterにつぶやいたこと。これですね。正直ミロとカンディンスキーを交互に見せられたら、どっちがどっちと正解答えられる自信がない。 前者がミロの《明けの明星》、後者がカンディンスキ…

  • 新教皇選出で思ったこと

    新教皇にアメリカ出身のレオ14世が選出された。 新教皇、米出身レオ14世 「苦しむ人に寄り添う」:朝日新聞 自分はカトリックにも興味はないし、もともと無宗教の人間なのでさして新教皇について思うこともないはずだ。なのでこれはただの雑感だ。 まず教皇選出のコンクラーベについて。あのシスティーナ礼拝堂のなかで133人という枢機卿がどんな風に議論し、投票を行ったのか。そういえば『教皇選挙』という映画が3月くらいに上映されていたけど、再上映がかかっているのか、ちょっと気になったりする。調べるとご近所のシネコンでは上映されていないみたいだったが。 システィーナ礼拝堂はもちろん行ったことがない。バチカンの壮…

  • ガーデニング(5月7日)

    5日に川島のカインズホームで花壇の植え替え用の花と肥料を買った。翌日に植え替え作業をやろうとおもっていたのだけど、一日ずっと雨だったので作業は断念した。 そして翌日はけっこう朝からいい感じで晴れていたのだけど、雨で花壇も湿っているから作業は難しいかと思ったのだが、午後になってからなんとなく多少は土いじりしても良さげになっていたので作業することに。 とはいっても、もともとネコの額のような狭小の庭なので、作業はけっこう短時間で終わってしまう。とりあえず秋植えのパンジー、ビオラ、シクラメンなどを引っこ抜く。バンジー類はまだまだ咲いているのだけど、無残にも抜いてしまう。花の命は短い。 そして土を少し削…

  • うらわ美術館「フランス近代絵画の巨匠たち」展(5月5日)

    浦和美術館で開催されている「日動美術館コレクション フランス近代絵画の巨匠たち」展を観てきた。 フランス近代絵画の巨匠たち:モネ、ルノワールからピカソ、マティスまで うらわ美術館 うらわ美術館は初めて訪れる。浦和駅から徒歩10分以内にある商業ビル浦和センチュリーシティの3階にある。開設は2000年で浦和画家など地域所縁の作品と本をめぐるアートを二大収集方針にしているとか。 うらわ美術館 - Wikipedia 収集方針 うらわ美術館 以前からなんとなく名前は耳にしていたけど、同じ県内に住むけれど行く機会がなかった。埼玉は美術館不毛の地みたいな印象がある。公立美術館というと埼玉県立近代美…

  • レシートをノートに貼る

    ここ何年かずっと買い物をしたときのレシートを捨てずにいる。レシートは財布にいれておいて、何日かしたらノートに貼っておくようにしている。 もともと浪費癖のあった兄にやるようにと勧めたことである。弟が兄に対してそんなことをという部分もあるかもしれない。兄は5年近く前に亡くなっているが、ちょっと訳アリの兄弟関係で、晩年の兄のことは自分が面倒をみていた。兄は60で仕事を辞めたときにちょっとした借金を背負っていて、住んでいたアパートも汚部屋と化していて追い出される寸前。さらに身体も壊していてその治療費も工面できないでいた。 なので住む家を買ってやり、医療費なども自分がサポートした。健康と節約、家の管理を…

  • 5月の日誌①

    5月1日(木) 世間的にはメーデーの日。 連合系は集会を4月26日にやったとか、全労連はきちんと1日にやるとかなんとか。 昔々、最初に勤めた職場や次に務めたところでは、組合があり1日は動員がかかって代々木公園の集会、その後はデモ行進して渋谷で流れ解散とかあったような記憶がある。組合の執行委員とかが中心で、一般組合員は若手の社員が駆り出されるとかそんな感じだっただろうか。今はたぶん集会後のデモとかはやらないのだろうな。組合の組織率も相当下がっているのだろうし。 でも組合運動の低下、組織率の低下と、今の非正規雇用の増加、不安定な雇用状況やブラック企業の増加などと呼応しているようにも思う。働き方改革…

  • 熱川バナナワニ園に行ったこと(4月17日)

    伊豆旅行で熱川バナナワニ園に行ったときのこと。 年に何度か伊豆へ行っているので、なんとなく行くべきところはけっこう行った感がある。今回はどこへ行くか、あるいは今日はどこへ行くかみたいな話を妻としていて、妻が何気にバナナワニ園行ってみようかと。 熱川バナナワニ園か・・・・・・、まあ別にいいんだけど、ワニもバナナもあんまり関心がないというか、なんというか。 もちろん行ったことはある。たぶんある。でももうかなり久しく行っていない。最後に行ったのはいつ頃だろうか。まだ子どもが1~2歳の頃じゃないか。だとすると20世紀のことになるかもしれない。しかし21世紀になってからすでに四分の一が経つ今になって、ワ…

  • 三島 楽寿園について(4月18日)

    もう半月も前になってしまったが、三島の楽寿園について。 去年、三島大社を訪れたときに、市内の名所を検索すると近くに日本庭園のある公園があると出てきて、次回は行ってみようと思っていたところ。 三島市立公園 楽寿園(Rakujyuen) 楽寿園 - Wikipedia 本当に三島駅の真ん前にある市民公園だ。 駐車場は駅前入り口から少し離れたところにあるのだが、身障者は公園事務所に申し出るとバス専用の駐車場に止めさせてもらえる。 この公園は小松宮彰仁親王が1890年(明治23)に別邸として造営したものだ。小松宮親王は一代限りの宮家であったため、その死後は1911年(明治44年)に韓国王世子である李垠…

  • 府中市美術館再訪(4月26日)

    府中市美術館「司馬江漢と亜欧堂田善 かっこいい油絵』の後期展示を観てきた。 といっても、なんだか疲れていたみたいで30分以上ベンチで寝ていたみたい。ここのとろこ寝は足りているはずなのに、なんだんだろう。目を覚ましたのは閉館の30分くらい前。企画展も途中までだったので、あわてて残りを観る。さらに駆け足で常設展の方も。 府中市美術館のこの「春の江戸絵画まつり」という企画展はここ数年ずっと観ている。いろいろと趣向を凝らした形で、その都度、動物であったり、面白いキャラクターものだったり、地獄をテーマにしていたりとか。基本的に日本画の展示のため、作品保護の点からも展示期間が限られていることが多い。そのた…

  • ぎりぎりでレポート提出

    ここ数日、政治学のレポートに追われている。一応、アラ古希の通信教育の学生である。本日30日が提出期限なのにテキストの読み込みも終わらない。設問は2問あり、1問が「日本国憲法と国会法に想定された立法のあり方」について、内閣提出法案や議員立法などを含め論述すること。2問目が「イギリスやヨーロッパ諸国の政治制度を踏まえ、日本の内閣と議会の関係」について論述すること。2問目は1990年以降の政治改革の動向も踏まえることとか付加条件がある。設問はそれぞれ1600字程度でまとめることになっている。なので原稿用紙8枚くらい書く必要があるわけ。 45年前に大学生した頃は一応政治学というか、政治思想とかをやって…

  • 装具を作りに行く(4月26日)

    都内の装具屋さんに新たな装具を作ってもらうために出かける。 あわせて今使っている装具のうち、ベルトとかがダメになっているものを3足ほど持って行って交換してもらったりすることに。 この装具屋さんは所沢の国リハに出入りしているところだったので、妻が入院していたときから付き合いだ。国リハ時代は介護保険を使って作ったりしていたけど(多少の補助がでる)、地元の病院に通うようになってからはずっと自費で作っている。 この業者でどのくらい作ったかというと、入院しているときに一つ、退院するときに予備で一つ、2013年くらいに一つ、そして2017年と2018年に一つずつ作っている。全部で5つである。ほかに今の病院…

  • 対米外交「なるべく自立」68%

    digital.asahi.com 今日の朝日新聞一面の記事である。読者アンケートの詳細は5月3日の紙面に掲載されるという。 しかし日米安保条約を基軸としてきたこの国の世論が対米協調という名の従属からいよいよ自立へと世論動向がシフトしてきたということか。もっともこの間のトランプ政権の動きを見れば、これは致し方ないというか、アメリカは頼りにならないと考えざるを得ないのは自明かもしれない。 いざとなったらアメリカは日本を守ってくれるのかの問いに77%が「そう思わない」という回答。それでは誰が守ってくれるのか。となればEUのような集団安全保障的な志向をもっているかといえば、どうもそうでもないようだ。…

  • 越生周遊~五大尊つつじ公園(4月24日)

    木曜日は妻のデイがお休みの日。 こちらはあまりおでかけモードに入っていず、午前中はいちおう政治学のノート取りしていて、午後になってからどこか出かけるかとなる。ということで近場でどこかということになり、ご近所花巡りで五大尊つつじ公園に行って来た。 五大尊つつじ公園 五大尊つつじ公園は越生の駅から徒歩圏内の山の斜面にある。場所的には越生梅林に行く手前あたり。といってもディープ埼玉に住んでいないと多分まったくピンとこないようなとこだとは思う。 越生町・五大尊つつじ公園 越生町・五大尊つつじ公園のホームページです。 この公園の近くには世界無名戦士之墓という戦没者の慰霊施設がある。ここにはたしか20…

  • 池田20世紀美術館(2025年4月17日)

    年に数回伊豆への小旅行に行く。定宿の健保の施設が伊東にあるため、伊東にある池田20世紀美術館に行くことも多い。この雑記の記録をみると最初に訪れたのは2017年のことのようだ。それから多分、5回くらいは行っているだろうか。 一碧湖の近くの別荘が点在する高台にある。もともとは舗装材料の製造販売を行うニチレキの創業者池田英一氏の個人コレクションを元に設立された私設美術館。コレクションは20世紀の西洋美術が中心で、ルノワールの小品、シニャックの水彩からヴラマンク、キスリングなどからピカソ、ダリ、シャガール、レジェ、マティスなどの作品が展示されている。 こじんまりとした美術館ながら、落ち着いた雰囲気で、…

  • MOA美術館へ行く(2025年4月16日)

    伊豆旅行初日、MOA美術館へ行った。 ここは2月の「名品展」の時にも訪れている。伊豆旅行の定番になりつつある。 「広重 EDO×TOKYO 今と昔」 今回の企画展は22日に終了した歌川広重の企画展「「広重 EDO×TOKYO 今と昔」。広重の『江戸名所百景』と現在の風景写真を対比させるような試み。 広重 EDO×TOKYO 今と昔 – MOA美術館 MOA MUSEUM OF ART 全体として展示してある版画は、色合いが鮮やかでベロ藍と呼ばれる青の発色も良いように感じられる。おそらくMOAの所蔵品は初期刷りなのかもしれないと思ったりもした。 ベロ藍 ベロ藍は、江戸時代に西洋から輸入された…

  • 清澄庭園に行く(4月21日)

    汐留から清澄白河へは大江戸線一本で行ける。 ということで今回は浜離宮には行かずに清澄庭園に行ってみることにする。 東京都には以下のように9つの文化財庭園がある。これまでに浜離宮、六義園、小石川後楽園、芝離宮と4つの庭園に行っているので、清澄庭園で5つめとなる。たぶん今年中にはすべて制覇したいと思っているのだけど、どうだろうか。 都立文化財庭園9選 浜離宮恩賜庭園(中央区):江戸時代の潮入の池や鴨場が残る、都内唯一の海水庭園. 国の特別名勝・特別史跡に指定 旧芝離宮恩賜庭園(港区):江戸時代の大名庭園の雰囲気を残す 小石川後楽園(文京区):水戸黄門ゆかりの名園. 国の特別史跡・特別名勝に指定 六…

  • 芝離宮・汐留地区(4月21日)

    午前中、歯医者の定期通院でお茶の水まで。 もろもろチェック、クリーニングしてもらう。あらたに虫歯とかもなく、四か月後にまた定期検査となる。 その後、特にあてもなく、春季に受講する芸術教養演習のテーマを芝離宮にしたこともあり浜松町まで行ってみることにする。浜離宮は周囲に高層ビル群が多く囲まれ感が他の伝統庭園に比べて強い。第一印象としてここは現代の箱庭みたいな感想をもった。できれば上方から見てみたいとは思った。 周囲のビルはオフィスビルばかりで展望スペースをもったところはない。以前は貿易センタービルがあったが、現在は建て替え中だ。なので浜松町から竹芝方面への空中歩行者デッキ「ポートデッキ」から見た…

  • ご近所散歩ー牛のいる風景(4月19日)

    旅行から帰って翌日。前夜回した洗濯物を干したり、旅行前に風呂場に干した洗濯物を畳んだり。なにか生活の基本が洗濯物を中心に回っているような日々。 旅行中の写真をパソコンに移動したりクラウドに保存したり。さらに幾つかを縮小圧縮させたりとか小作業を。 その後は階下に降りて妻を誘って散歩に行く。車いすを押してのご近所散歩、少し遠出してみる。407号線を渡ってからまず白髭神社を目指す。地域ネタ的にいうと4年に一度の脚折雨乞の麦わらで作る長さ36メートル、重さ3トンの竜神は、この神社で作る。 神社の奥には樹齢900年というケヤキがある。 そこで参拝。妻と子どもの健康を祈る。これはどこに行ってもデフォルトの…

  • 伊豆旅行に行って来た 2025年4月

    年に何度も行くのだけど、また伊豆に小旅行に行って来た。今年は2月に行ってる。去年はたぶん三回くらい行っただろうか。まあ健保の宿がある限りは、近場で宿泊費も安くて食事も美味いということで、何度も行くのだろう。運転が難しくなるとかそういうことでもない限りは。もっとも健保の資格は75歳までだから、せいぜい6年くらいということになるんだろうけど。 4月16日(水) 旅行初日。 緊張感もなにもなく朝9時過半頃に出発。 いつものように圏央道から東名、小田原厚木道路へと進むのだが、途中で工事があるせいか、ナビの案内で大磯で下道に降ろさせる。しばらく走ってから今度は西廂バイパスに入る。西湘バイパスを走るなんて…

  • 山口崇が亡くなったようだ

    俳優の山口崇が亡くなった。 新聞の社会面を開くと訃報記事を見つけた。 山口崇さん死去 俳優「天下御免」:朝日新聞 88歳、肺がんということらしいが、まあ寿命なのだろう。それよりもあの山口崇がそんな年齢になっていたということが、ちょっとした驚きかもしれない。 記事にもあるとおり、山口崇はNHKドラマ『天下御免』の平賀源内が当たり役だった。大ヒットドラマだっただけに、平賀源内のイメージが定着してしまった。二枚目男優だったが、ドラマでの飄々とした平賀源内=山口崇みたいになってしまった。同様にあのドラマで、実は山口崇を喰うくらいにイメージが強かった小野右京の介役の林隆三もあのイメージが定着したかもしれ…

  • 『山の音』を観る

    3月にNHKBSで放映されたのを録画しておいた成瀬巳喜男の『山の音』を観た。 本当は政治学のノート取りをしなくてはいけないのだが、いつものように現実逃避してしまった。子どもの頃から、しなければならないことを放ってしまう。虎の皮は洗っても落ちないか。 『山の音』は川端康成の代表作だ。川端はあまり読んでいないが、この『山の音』、『伊豆の踊子』、『雪国』あたりは読んだはずなのだが、まったくもって覚えていない。1968年に日本で初めてノーベル文学賞を受賞、1972年に自殺を遂げている。もう50年以上も前のことで、もはや日本文学史上の人物ともいえるかもしれない。 『山の音』は、初老の男が息子の嫁に淡い恋…

  • 高麗川ふるさと遊歩道沿いの桜(4月12日)

    一日雨降り。しかもけっこう風も強い。 前日、遠山記念館を後にして久々、坂戸浅羽野のビオトープに行ってみた。4時を回っていたけれど、まだけっこう明るい。 都内の桜は盛りを過ぎて葉桜になっている。木曜日に庭園美術館、浜離宮と芝離宮に寄った帰りに、妻が行きたいというのでちょっとだけ千鳥ヶ淵の方に回ってみた。多分、桜はもう終わっているよと話したのだけど、どうしてもと言う。靖国通りを神保町から九段方面に行き九段坂上で左折、しばらく走ってから墓苑入り口で左折すると緑道に入る。でも桜はほとんど散っていて葉桜になっていた。お堀の向こう側にかろうじて何本か花をつけているくらいだった。桜はもう終わりだなと。 浅羽…

  • 遠山記念館 (4月12日)

    遠山記念館で日本画の企画展をやっていると、ポスターかなにかで見た。以前から中近東の古美術品、中国の陶器などを観ているが、実は近代日本画も良品コレクションがあるとは聞いたことがある。実際、他の美術館で安田靫彦作品が遠山コレクションだったと知って驚いたこともある。今回はそうした日本画コレクションの企画展ということで、行かなくてはとは思っていた。 遠山記念館 第一室 橋本雅邦 第二室 大観、松園、春草、その他の作品 菱田春草 速水御舟 上村松園 横山大観 小林古径 小倉遊亀 黒田清輝 橋本明治 邸内と庭園 おまけ 遠山記念館 遠山記念館とはなにか。 遠山記念館_Toyama Kinenkan 遠山記…

  • 浜離宮の「かっこいい眺望」(4月10日)

    芝離宮によるためにまず浜離宮に車を止める。そしてメインの入り口から中御門に出て、浜松町方面に向かう。時間も押していたので、駆け足(言葉のあや)で車いすを押して芝離宮へ。そしてこれも駆け足(言葉のあや)で回って再び浜離宮に戻った。 浜離宮にはここ最近で4回目になる。最初(去年の暮)に訪れたときは、妻が車いすで転倒して救急搬送なんてこともあったが、それでも悪しき場所というイメージはなく、自分も妻もたいへんお気に入りの場所になっている。とにかく広くて解放感がある。前方に運河、そしてその向こうにかちどき地区の埋め立て地というロケーションは、空間的にも広がりがある。もっとも造園当時の17世紀には、一帯は…

  • 芝離宮のモノリス (4月10日)

    庭園美術館の後、多分同じ港区で近くだということで芝離宮と浜離宮にも行ってみた。10日前くらいに来ているのだけど、いくつか確認したい点があったこともあり。 多分、今回の演習講座のレポートに芝離宮を考えている。この庭園はもともとは江戸期の最も古い池泉回遊式大名庭園の一つで、造園当初は海に隣接した汐入の御庭でもあった。もっとも戦前から竹芝方面の埋め立てが進んでおり、現在では海に隣接していない。そのへん浜離宮はまだ運河に面しており、海水を日々引き入れているので、汐入(海水)の池となっている。それに対して芝離宮の大泉水は淡水になっているとか。 基本的なテーマは、大都市の文化財庭園の借景についての意味性の…

  • 東京都庭園美術館(4月10日)

    前から一度来てみたいと思っていたところ。 調べると都内の一等地白金にある美術館ながら、一応駐車場もあるという。最近、庭園ずいている部分もある。おそらく通信教育の卒業研究のテーマは日本庭園についてと考えているので、そのへんことも含んでいる。 東京都庭園美術館 東京都庭園美術館 TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM 東京都庭園美術館 - Wikipedia この美術館は皇族朝香宮の屋敷だったという。戦後、プリンスホテルに払い下げられた。西武鉄道の創業者堤康次郎はホテルにするつもりだったのだろうが、反対にあい断念。一時はプリンスホテルの本社として利用されていたが…

  • ナイトフライトⅠ/ナイトフライト

    先日、地元の図書館のささやかなCDコーナーを渉猟していて見つけた。 ナイトフライト I(期間生産限定盤) アーティスト:ナイトフライト SONY(ソニー) Amazon キューバ出身のギタリスト、サンディ・トレノとボーカル、ハワード・ジョンソンのユニットによる、AORの心地よいダンサブルなナンバーを収めた1979年のアルバム。グループ名のナイトフライトは、NIGHT FLIGHTではなくNYTEFLYTEなのが、当時的にはオシャレだったのだろうか。 80年代にこういう心地よい軽めのソウル風ダンスナンバーが流行ってました。そのへんの多分先駆け的なアルバムの一つのよう。 このグループのことを知った…

  • 権現堂桜堤(4月8日)

    テレビのワイドショーで幸手権現堂桜堤がしばしば紹介されている。今が満開だとか、週末には見頃が過ぎるとかなんとか。そして桜まつりは9日までのところが13日まで延長になったという。テレビを見て妻が「権現堂の桜」としばしば口にする。さてと週末は当然混むだろうし、行くならウィークデイかと思う。 花情報 - 県営権現堂公園 幸手桜まつり ー4月13日まで延長ー - 県営権現堂公園 権現堂には多分二回行っている。一度は部分的に植えられている河津桜を見に。そして本格的な桜は去年だったか。なかなか見事な桜並木が続き見応えがある。 権現堂桜堤 (4月4日) - トムジィの日常雑記 圏央道を使えば30分と少しで行…

  • 幸福な枝垂れ桃、そして桜

    今年庭に植えた枝垂れ桃が満開である。 ここ数日は毎日、朝、窓から小さな庭を眺めてにやにやとしている。 4月3日 4月4日 4月5日 そして今日(4月7日)はこんな感じである。 枝垂れ花桃を見ているとなんとなく幸福な気分になってくる。まさに小市民的な幸せというやつだろうか。こういうのも年取ったせいなんだろうなとは思う。 枝垂れ花桃というものがあるのを知ったのはつい数年前のことだ。健保の宿があるので、毎年伊豆には1~2回は行っている。ある時、妻が多分テレビで仕入れたネタということで蓮台寺の枝垂れ花桃がきれいなので行ってみたいという。蓮台寺ってどこにあるのかと思い調べると、下田の近くにあるという。下…

  • 川越、桜周遊(4月5日)

    妻と二人で川越に行って来た。 喜多院、蔵造りの街並み、新河岸川沿いの桜などなど。 電車に乗り川越市で降りてから、車いすを押しての周遊だ。多くの観光客でにぎわうが、このコースだとけっこうみなさんは巡回バスなどを使うようだが、自分らは歩く。たぶん本川越あたりから喜多院、蔵造りの街並み、氷川神社あたりをぐるりとするとなんだかんだで10キロくらいの距離になる。車いすを押しての移動ではあるが、今のところさほど苦にはならない。とはいえ年齢的にいえば、こういうお散歩はあと1~2年くらいかと思わないでもないが。 喜多院 ここには先月も友人と一緒に来た。そのときは桜はまだまだだったが、今回は境内の桜も満開である…

  • 東近美常設展示(4月2日)

    胃カメラ検査、神保町で古書の後、竹橋の東京国立近代美術館(以下東近美)に行く。 3月13日と割と至近に来ている。企画展のヒルマ・アフ・クリントはなんとなくお腹いっぱいになっていたので、今回はアート・ライブラリーで少し学習の後に常設展へ。 寝不足の故、まずは4階眺めのよい部屋で仮眠。その後は4階から順に観ていく。いつものように気になった作品をいくつか。 《極楽井》と《舞妓林泉》のアップ 《極楽井》部分 小林古径 美しい少女たちの横顔、着物。背景には裏箔が使われ、モクレンを際立たせているという。 《舞妓林泉》部分 土田麦僊 背景の装飾的性と舞妓の写実表現なのだそうな。速水御舟の《京の舞妓》が写実表…

  • 3月~4月の日誌

    3月23日(日) 昼過ぎに外出。妻と二人で坂戸のビオトープへ。天気も良く気温も20度超えだという。遊歩道沿いの菜の花もすこしずつ咲き始めている。 妻の部屋のLEDシーリングライトが明るくならない。なんらかの故障なのか寿命なのか。かなり暗いので使っていない子どもの部屋のものを付け替える。たしか妻の部屋のLEDは一番新しくて5年前くらいに付けたもの。子どもの部屋と自分の部屋のものは、かれこれ7~8年前にLEDが喧伝された頃に買ったNEC製もの。LEDの寿命は8~10年くらいというので、こっちが先だろうとは思うのだが、まあ妻の部屋のやつは当たり外れでいえば外れだったのだろう。 3月24日(月) 妻の…

  • 西洋美術館所蔵品購入リスト Ver.1.0

    ウィキペディアに西洋美術館の収蔵品リストがある。 国立西洋美術館の収蔵作品一覧 - Wikipedia 参考になるので試しにフランスから返還された松方コレクションや寄贈された作品以外に、西洋美術館が購入したものはどのくらいあるのかをリストにしてみた。まあ完全に個人的な資料という感じである。当然、抜けや誤記もありそうなので、その都度修正していくことにする。 table { border-collapse: collapse; } th { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #ff9999; } td { bo…

  • 芝離宮と浜離宮 (3月30日)

    子どもが昼から吹奏楽の練習があるというので午前中やってきた。流れで都内まで送っていくことになった。練習場所は滝野川だったので、そこから浜離宮まで足を伸ばした。ここは都内の一等地でありながら、身障者用の駐車場が10台分くらい用意されている。たぶん都内の伝統的日本庭園の中で唯一駐車場があるところなので、なんとなく行く頻度が高い。昨年の暮に来て以来、今回で三度目。 旧芝離宮恩賜庭園 今回は着いたのが13時半くらいだったので、浜離宮に入ってから中の御門橋から一度外に出て近くだという芝離宮にも足を運んだ。たぶんあまりいいことではないけれど、芝離宮周辺には駐車場もなさそうなので。 浜離宮から芝離宮はだいた…

  • 西洋美術館「西洋絵画、どこから見るか?」展 (3月27日)

    西洋美術館で開かれている「西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」展を観てきた。 西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館|国立西洋美術館 【公式サイト】西洋絵画、どこから見るか?-ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館VS国立西洋美術館 サンディエゴ美術館と西洋美術館のコラボ企画により、両館所蔵の西洋絵画88点を組み合わせた企画展で、ルネサンスから19世紀にいたる作品、特にルネサンスから18世紀までの名品、いわゆるオールドマスターを中心にした企画展である。 まずサンディエゴとい…

  • 上野で花見 (3月27日)

    我が家の桜は去年、かなり大幅に枝を切ったため今年は多分桜が咲くような雰囲気がない。文字通り「桜切るバカ」を地でいっている。まあL腐ってはいないのだろうが。かといって切らずにおくと、お隣との関係もある。狭小住宅の狭小の庭に桜は向いていないな。 2月に苗を植えた枝垂れ桃は少しずつ蕾が膨らんできている。来週あたりは開花しそうな雰囲気である。数年前に伊豆蓮台寺の枝垂れ桃を見て、けっこうあの雰囲気が気にいった。しばらくは下田まで出向かなくても、庭で楽しむことができるかもしれないと、密かに期待しているのだが。 日曜日に坂戸のビオトープを散歩していて、高麗川沿いの桜はどんなものかと思ったが、ようやく蕾がつき…

  • 府中市美術館「司馬江漢と亜欧堂田善」展 (3月25日)

    府中市美術館で開催されている「春の江戸絵画まつり 司馬江漢と亜欧堂田善 かっこいい油絵」に行って来た。 春の江戸絵画まつり 司馬江漢と亜欧堂田善 かっこいい油絵 東京都府中市ホームページ 毎年恒例の「春の江戸絵画まつり」だが、今回は洋風画、江戸中期から後期、18世紀から19世紀にかけて銅版画や荏胡麻油を使った油絵をなどにより洋風画を描いた司馬江漢と亜欧堂田善にスポットをあてた企画展だ。 二人の洋風画が「かっこいい」かどうかは判らない。「かっこいい」という切り口が適当であるかどうか、個人的には微妙な部分もある。なのだが18世紀に洋風画のパイオニアとして登場した二人の作品を多数観ることができるのは…

  • 『中国絵画入門』を読む

    中国絵画入門 (岩波新書) 作者:宇佐美 文理 岩波書店 Amazon 気とはなんだろうか 「画の六法」 中国絵画の立体表現 終わりに 気とはなんだろうか 新書、教養新書とは、それを読むことで、何かしらそこに書かれたもの——それは哲学でも思想でも、経済、政治、まあなんでもいい——が判ったような気にさせる。そういうものではないか。いわば理解という錯覚を作用させる、そういう罪作りなものかもしれない。 本書は「中国絵画」について書かれている。でも美術史のように系統だって解説する訳でもなく、個々の画家の作品、作風を解説するものでもない。ではなにが書かれているか、本書は中国絵画に通底する大元、「気」とい…

  • リポ セーフティバッグ

    小ネタである。 SNSでモバイルバッテリーの発火事故の投稿を見た。 スマホにモバイルバッテリーを接続して、多分動画か何かを見ていて寝落ちしたら、枕元で発火炎症して、髪の毛が燃えたとかなんとか。幸い大きな事故、怪我には至らなかったとか。 モバイルバッテリーの事故については、電車の中で背負っていたバッグパックが燃えたとか、そういうのが時々報道されたりもする。 ググるとモバイルバッテリーの取り扱い注意の記事を目にする。けっこう危ないというか、身近な危険物なのかもしれない。 自分の生活を翻る。モバイルバッテリーは多分4つくらいある。一応ぜんぶPSEマークはついている(当たり前か)。でももう4~5年使っ…

  • ときがわの河津桜(3月20日)

    2月末にときがわ(都幾川)をドライブしている時に、桃木農村公園の河津桜というポスターを見て、ちょっとばかり気になっていた。その時は越生の梅林でさえ3分咲きとか5分咲きくらいだったので、さすがに河津桜は早いだろうと行かなかった。というかその公園がどこにあるのかでさえ判らない。 今回はまあ近所のお出かけでちょっと行ってみようかと。ときがわであれば車で30分くらいである。早速、ナビに「桃木農村公園」と入れてみるがヒットしない。これはマイナーなところなんだろうなと思った。まあディープ埼玉だし、ときがわだし。 仕方なく住所検索で「ときがわ町桃木」付近で検索して、行き当たりばったり行ってみる。だいたいが前…

  • 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』を観た(3月19日)

    『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』を観てきた。 そのうち観なくちゃね、アカデミー賞に8部門ノミネートするも受賞なしだし、多分、劇場公開もすぐに終わりそうだと思っていた。近所のシネコンの上映スケジュールを確認すると、20時40分からのレイトショーのみでしかも金曜日までの上映という。ということで昨日の水曜日に行って来た。なんか感謝デーとかで2000円が1300円になるとか。 一人で行くつもりだったが、妻が行きたそうにしている。ディランなんて興味、関心一切ないはずだし、この手の映画でレイトショーだと、間違いなく寝ちゃうだろうと思ったのだが、なんかテレビでボブ・ディランの映画があると…

  • ボブ・ディランについて

    あの伝記映画の話ではない。 観てきた友人によると、かなり面白いらしい。 アカデミー賞ノミネートされていたけど、結局受賞はなかったので、映画上映は早々に終わるだろうか。だとすると早めに観に行かないといけないかもしれない。でも、あの手の音楽伝記映画はちと微妙だったりする。フレディ・マーキュリー、エルトン・ジョン、プレスリーなどなど。そこそこ面白かったし、同時代的に聴いていたから、懐かしくもあったのだけど。 なんていうのだろう、観ているとなんか違うみたいな感覚を覚える。多分、それぞれのアーティストに対する個人的な思い入れがあるからだろうか。あの手の映画、万人受けするように個々のファンの思い入れを最大…

  • 自民党、商品券問題

    あえて自民党の商品券問題と思う。 現首相が新人議員との懇談会で10万円相当の商品券を配ったことで、マスコミも大きく取り上げる、国民の間でも庶民の生活感覚からあまりにもかけ離れているとして、石破首相への批判の声が上がっている。内閣の支持率も大きく下がった。 この報道が出たときに思ったのは、何を今さらということ。そして高々10万円の商品券ごときで大騒ぎするのはいったいどういうことか。SNSなのでで裏情報とかも流れてきているが、これは間違いなく政争であり、自民党内の権力闘争である。 新人議員の中で、首相と対立する安倍派清話会や菅グループらが、リークしたのだろう。おそらく派閥幹部に「総理からこんなのも…

  • What's going on? 財務省解体デモ

    連日、財務省前で「財務省解体デモ」が行われているという。 そしてその混沌の中でNHKから国民を守る党の党首立花隆志が暴漢に襲われるという事件も起きた。この人のことは政党を作る前から知っているかもしれない。YouTubeでNHK受信料の不払い運動を進めていたような記憶がある。NHK受信料不払運動については、大昔、朝日新聞の記者でジャーナリストの本多勝一が受信料拒否の本を書いていた。そういうこともあり、一度立花のYouTubeを見た記憶があるが、ただの総会屋、ヤクザみたいな押しかけ屋だったので、そういう人たちの範疇に入れた。 政党を作ってからの立花の運動は、単なるYouTubeの視聴回数による広告…

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