子どもの頃から本屋が遊び場。学卒以来ずっと本の周辺のお仕事(書店・取次・出版社などなど)してきて、気がつけば還暦越えに。映画・音楽・絵画鑑賞を少々。
年に数回伊豆への小旅行に行く。定宿の健保の施設が伊東にあるため、伊東にある池田20世紀美術館に行くことも多い。この雑記の記録をみると最初に訪れたのは2017年のことのようだ。それから多分、5回くらいは行っているだろうか。 一碧湖の近くの別荘が点在する高台にある。もともとは舗装材料の製造販売を行うニチレキの創業者池田英一氏の個人コレクションを元に設立された私設美術館。コレクションは20世紀の西洋美術が中心で、ルノワールの小品、シニャックの水彩からヴラマンク、キスリングなどからピカソ、ダリ、シャガール、レジェ、マティスなどの作品が展示されている。 こじんまりとした美術館ながら、落ち着いた雰囲気で、…
伊豆旅行初日、MOA美術館へ行った。 ここは2月の「名品展」の時にも訪れている。伊豆旅行の定番になりつつある。 「広重 EDO×TOKYO 今と昔」 今回の企画展は22日に終了した歌川広重の企画展「「広重 EDO×TOKYO 今と昔」。広重の『江戸名所百景』と現在の風景写真を対比させるような試み。 広重 EDO×TOKYO 今と昔 – MOA美術館 MOA MUSEUM OF ART 全体として展示してある版画は、色合いが鮮やかでベロ藍と呼ばれる青の発色も良いように感じられる。おそらくMOAの所蔵品は初期刷りなのかもしれないと思ったりもした。 ベロ藍 ベロ藍は、江戸時代に西洋から輸入された…
汐留から清澄白河へは大江戸線一本で行ける。 ということで今回は浜離宮には行かずに清澄庭園に行ってみることにする。 東京都には以下のように9つの文化財庭園がある。これまでに浜離宮、六義園、小石川後楽園、芝離宮と4つの庭園に行っているので、清澄庭園で5つめとなる。たぶん今年中にはすべて制覇したいと思っているのだけど、どうだろうか。 都立文化財庭園9選 浜離宮恩賜庭園(中央区):江戸時代の潮入の池や鴨場が残る、都内唯一の海水庭園. 国の特別名勝・特別史跡に指定 旧芝離宮恩賜庭園(港区):江戸時代の大名庭園の雰囲気を残す 小石川後楽園(文京区):水戸黄門ゆかりの名園. 国の特別史跡・特別名勝に指定 六…
午前中、歯医者の定期通院でお茶の水まで。 もろもろチェック、クリーニングしてもらう。あらたに虫歯とかもなく、四か月後にまた定期検査となる。 その後、特にあてもなく、春季に受講する芸術教養演習のテーマを芝離宮にしたこともあり浜松町まで行ってみることにする。浜離宮は周囲に高層ビル群が多く囲まれ感が他の伝統庭園に比べて強い。第一印象としてここは現代の箱庭みたいな感想をもった。できれば上方から見てみたいとは思った。 周囲のビルはオフィスビルばかりで展望スペースをもったところはない。以前は貿易センタービルがあったが、現在は建て替え中だ。なので浜松町から竹芝方面への空中歩行者デッキ「ポートデッキ」から見た…
旅行から帰って翌日。前夜回した洗濯物を干したり、旅行前に風呂場に干した洗濯物を畳んだり。なにか生活の基本が洗濯物を中心に回っているような日々。 旅行中の写真をパソコンに移動したりクラウドに保存したり。さらに幾つかを縮小圧縮させたりとか小作業を。 その後は階下に降りて妻を誘って散歩に行く。車いすを押してのご近所散歩、少し遠出してみる。407号線を渡ってからまず白髭神社を目指す。地域ネタ的にいうと4年に一度の脚折雨乞の麦わらで作る長さ36メートル、重さ3トンの竜神は、この神社で作る。 神社の奥には樹齢900年というケヤキがある。 そこで参拝。妻と子どもの健康を祈る。これはどこに行ってもデフォルトの…
年に何度も行くのだけど、また伊豆に小旅行に行って来た。今年は2月に行ってる。去年はたぶん三回くらい行っただろうか。まあ健保の宿がある限りは、近場で宿泊費も安くて食事も美味いということで、何度も行くのだろう。運転が難しくなるとかそういうことでもない限りは。もっとも健保の資格は75歳までだから、せいぜい6年くらいということになるんだろうけど。 4月16日(水) 旅行初日。 緊張感もなにもなく朝9時過半頃に出発。 いつものように圏央道から東名、小田原厚木道路へと進むのだが、途中で工事があるせいか、ナビの案内で大磯で下道に降ろさせる。しばらく走ってから今度は西廂バイパスに入る。西湘バイパスを走るなんて…
俳優の山口崇が亡くなった。 新聞の社会面を開くと訃報記事を見つけた。 山口崇さん死去 俳優「天下御免」:朝日新聞 88歳、肺がんということらしいが、まあ寿命なのだろう。それよりもあの山口崇がそんな年齢になっていたということが、ちょっとした驚きかもしれない。 記事にもあるとおり、山口崇はNHKドラマ『天下御免』の平賀源内が当たり役だった。大ヒットドラマだっただけに、平賀源内のイメージが定着してしまった。二枚目男優だったが、ドラマでの飄々とした平賀源内=山口崇みたいになってしまった。同様にあのドラマで、実は山口崇を喰うくらいにイメージが強かった小野右京の介役の林隆三もあのイメージが定着したかもしれ…
3月にNHKBSで放映されたのを録画しておいた成瀬巳喜男の『山の音』を観た。 本当は政治学のノート取りをしなくてはいけないのだが、いつものように現実逃避してしまった。子どもの頃から、しなければならないことを放ってしまう。虎の皮は洗っても落ちないか。 『山の音』は川端康成の代表作だ。川端はあまり読んでいないが、この『山の音』、『伊豆の踊子』、『雪国』あたりは読んだはずなのだが、まったくもって覚えていない。1968年に日本で初めてノーベル文学賞を受賞、1972年に自殺を遂げている。もう50年以上も前のことで、もはや日本文学史上の人物ともいえるかもしれない。 『山の音』は、初老の男が息子の嫁に淡い恋…
一日雨降り。しかもけっこう風も強い。 前日、遠山記念館を後にして久々、坂戸浅羽野のビオトープに行ってみた。4時を回っていたけれど、まだけっこう明るい。 都内の桜は盛りを過ぎて葉桜になっている。木曜日に庭園美術館、浜離宮と芝離宮に寄った帰りに、妻が行きたいというのでちょっとだけ千鳥ヶ淵の方に回ってみた。多分、桜はもう終わっているよと話したのだけど、どうしてもと言う。靖国通りを神保町から九段方面に行き九段坂上で左折、しばらく走ってから墓苑入り口で左折すると緑道に入る。でも桜はほとんど散っていて葉桜になっていた。お堀の向こう側にかろうじて何本か花をつけているくらいだった。桜はもう終わりだなと。 浅羽…
遠山記念館で日本画の企画展をやっていると、ポスターかなにかで見た。以前から中近東の古美術品、中国の陶器などを観ているが、実は近代日本画も良品コレクションがあるとは聞いたことがある。実際、他の美術館で安田靫彦作品が遠山コレクションだったと知って驚いたこともある。今回はそうした日本画コレクションの企画展ということで、行かなくてはとは思っていた。 遠山記念館 第一室 橋本雅邦 第二室 大観、松園、春草、その他の作品 菱田春草 速水御舟 上村松園 横山大観 小林古径 小倉遊亀 黒田清輝 橋本明治 邸内と庭園 おまけ 遠山記念館 遠山記念館とはなにか。 遠山記念館_Toyama Kinenkan 遠山記…
芝離宮によるためにまず浜離宮に車を止める。そしてメインの入り口から中御門に出て、浜松町方面に向かう。時間も押していたので、駆け足(言葉のあや)で車いすを押して芝離宮へ。そしてこれも駆け足(言葉のあや)で回って再び浜離宮に戻った。 浜離宮にはここ最近で4回目になる。最初(去年の暮)に訪れたときは、妻が車いすで転倒して救急搬送なんてこともあったが、それでも悪しき場所というイメージはなく、自分も妻もたいへんお気に入りの場所になっている。とにかく広くて解放感がある。前方に運河、そしてその向こうにかちどき地区の埋め立て地というロケーションは、空間的にも広がりがある。もっとも造園当時の17世紀には、一帯は…
庭園美術館の後、多分同じ港区で近くだということで芝離宮と浜離宮にも行ってみた。10日前くらいに来ているのだけど、いくつか確認したい点があったこともあり。 多分、今回の演習講座のレポートに芝離宮を考えている。この庭園はもともとは江戸期の最も古い池泉回遊式大名庭園の一つで、造園当初は海に隣接した汐入の御庭でもあった。もっとも戦前から竹芝方面の埋め立てが進んでおり、現在では海に隣接していない。そのへん浜離宮はまだ運河に面しており、海水を日々引き入れているので、汐入(海水)の池となっている。それに対して芝離宮の大泉水は淡水になっているとか。 基本的なテーマは、大都市の文化財庭園の借景についての意味性の…
前から一度来てみたいと思っていたところ。 調べると都内の一等地白金にある美術館ながら、一応駐車場もあるという。最近、庭園ずいている部分もある。おそらく通信教育の卒業研究のテーマは日本庭園についてと考えているので、そのへんことも含んでいる。 東京都庭園美術館 東京都庭園美術館 TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM 東京都庭園美術館 - Wikipedia この美術館は皇族朝香宮の屋敷だったという。戦後、プリンスホテルに払い下げられた。西武鉄道の創業者堤康次郎はホテルにするつもりだったのだろうが、反対にあい断念。一時はプリンスホテルの本社として利用されていたが…
先日、地元の図書館のささやかなCDコーナーを渉猟していて見つけた。 ナイトフライト I(期間生産限定盤) アーティスト:ナイトフライト SONY(ソニー) Amazon キューバ出身のギタリスト、サンディ・トレノとボーカル、ハワード・ジョンソンのユニットによる、AORの心地よいダンサブルなナンバーを収めた1979年のアルバム。グループ名のナイトフライトは、NIGHT FLIGHTではなくNYTEFLYTEなのが、当時的にはオシャレだったのだろうか。 80年代にこういう心地よい軽めのソウル風ダンスナンバーが流行ってました。そのへんの多分先駆け的なアルバムの一つのよう。 このグループのことを知った…
テレビのワイドショーで幸手権現堂桜堤がしばしば紹介されている。今が満開だとか、週末には見頃が過ぎるとかなんとか。そして桜まつりは9日までのところが13日まで延長になったという。テレビを見て妻が「権現堂の桜」としばしば口にする。さてと週末は当然混むだろうし、行くならウィークデイかと思う。 花情報 - 県営権現堂公園 幸手桜まつり ー4月13日まで延長ー - 県営権現堂公園 権現堂には多分二回行っている。一度は部分的に植えられている河津桜を見に。そして本格的な桜は去年だったか。なかなか見事な桜並木が続き見応えがある。 権現堂桜堤 (4月4日) - トムジィの日常雑記 圏央道を使えば30分と少しで行…
今年庭に植えた枝垂れ桃が満開である。 ここ数日は毎日、朝、窓から小さな庭を眺めてにやにやとしている。 4月3日 4月4日 4月5日 そして今日(4月7日)はこんな感じである。 枝垂れ花桃を見ているとなんとなく幸福な気分になってくる。まさに小市民的な幸せというやつだろうか。こういうのも年取ったせいなんだろうなとは思う。 枝垂れ花桃というものがあるのを知ったのはつい数年前のことだ。健保の宿があるので、毎年伊豆には1~2回は行っている。ある時、妻が多分テレビで仕入れたネタということで蓮台寺の枝垂れ花桃がきれいなので行ってみたいという。蓮台寺ってどこにあるのかと思い調べると、下田の近くにあるという。下…
妻と二人で川越に行って来た。 喜多院、蔵造りの街並み、新河岸川沿いの桜などなど。 電車に乗り川越市で降りてから、車いすを押しての周遊だ。多くの観光客でにぎわうが、このコースだとけっこうみなさんは巡回バスなどを使うようだが、自分らは歩く。たぶん本川越あたりから喜多院、蔵造りの街並み、氷川神社あたりをぐるりとするとなんだかんだで10キロくらいの距離になる。車いすを押しての移動ではあるが、今のところさほど苦にはならない。とはいえ年齢的にいえば、こういうお散歩はあと1~2年くらいかと思わないでもないが。 喜多院 ここには先月も友人と一緒に来た。そのときは桜はまだまだだったが、今回は境内の桜も満開である…
胃カメラ検査、神保町で古書の後、竹橋の東京国立近代美術館(以下東近美)に行く。 3月13日と割と至近に来ている。企画展のヒルマ・アフ・クリントはなんとなくお腹いっぱいになっていたので、今回はアート・ライブラリーで少し学習の後に常設展へ。 寝不足の故、まずは4階眺めのよい部屋で仮眠。その後は4階から順に観ていく。いつものように気になった作品をいくつか。 《極楽井》と《舞妓林泉》のアップ 《極楽井》部分 小林古径 美しい少女たちの横顔、着物。背景には裏箔が使われ、モクレンを際立たせているという。 《舞妓林泉》部分 土田麦僊 背景の装飾的性と舞妓の写実表現なのだそうな。速水御舟の《京の舞妓》が写実表…
3月23日(日) 昼過ぎに外出。妻と二人で坂戸のビオトープへ。天気も良く気温も20度超えだという。遊歩道沿いの菜の花もすこしずつ咲き始めている。 妻の部屋のLEDシーリングライトが明るくならない。なんらかの故障なのか寿命なのか。かなり暗いので使っていない子どもの部屋のものを付け替える。たしか妻の部屋のLEDは一番新しくて5年前くらいに付けたもの。子どもの部屋と自分の部屋のものは、かれこれ7~8年前にLEDが喧伝された頃に買ったNEC製もの。LEDの寿命は8~10年くらいというので、こっちが先だろうとは思うのだが、まあ妻の部屋のやつは当たり外れでいえば外れだったのだろう。 3月24日(月) 妻の…
ウィキペディアに西洋美術館の収蔵品リストがある。 国立西洋美術館の収蔵作品一覧 - Wikipedia 参考になるので試しにフランスから返還された松方コレクションや寄贈された作品以外に、西洋美術館が購入したものはどのくらいあるのかをリストにしてみた。まあ完全に個人的な資料という感じである。当然、抜けや誤記もありそうなので、その都度修正していくことにする。 table { border-collapse: collapse; } th { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #ff9999; } td { bo…
子どもが昼から吹奏楽の練習があるというので午前中やってきた。流れで都内まで送っていくことになった。練習場所は滝野川だったので、そこから浜離宮まで足を伸ばした。ここは都内の一等地でありながら、身障者用の駐車場が10台分くらい用意されている。たぶん都内の伝統的日本庭園の中で唯一駐車場があるところなので、なんとなく行く頻度が高い。昨年の暮に来て以来、今回で三度目。 旧芝離宮恩賜庭園 今回は着いたのが13時半くらいだったので、浜離宮に入ってから中の御門橋から一度外に出て近くだという芝離宮にも足を運んだ。たぶんあまりいいことではないけれど、芝離宮周辺には駐車場もなさそうなので。 浜離宮から芝離宮はだいた…
西洋美術館で開かれている「西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」展を観てきた。 西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館|国立西洋美術館 【公式サイト】西洋絵画、どこから見るか?-ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館VS国立西洋美術館 サンディエゴ美術館と西洋美術館のコラボ企画により、両館所蔵の西洋絵画88点を組み合わせた企画展で、ルネサンスから19世紀にいたる作品、特にルネサンスから18世紀までの名品、いわゆるオールドマスターを中心にした企画展である。 まずサンディエゴとい…
我が家の桜は去年、かなり大幅に枝を切ったため今年は多分桜が咲くような雰囲気がない。文字通り「桜切るバカ」を地でいっている。まあL腐ってはいないのだろうが。かといって切らずにおくと、お隣との関係もある。狭小住宅の狭小の庭に桜は向いていないな。 2月に苗を植えた枝垂れ桃は少しずつ蕾が膨らんできている。来週あたりは開花しそうな雰囲気である。数年前に伊豆蓮台寺の枝垂れ桃を見て、けっこうあの雰囲気が気にいった。しばらくは下田まで出向かなくても、庭で楽しむことができるかもしれないと、密かに期待しているのだが。 日曜日に坂戸のビオトープを散歩していて、高麗川沿いの桜はどんなものかと思ったが、ようやく蕾がつき…
府中市美術館で開催されている「春の江戸絵画まつり 司馬江漢と亜欧堂田善 かっこいい油絵」に行って来た。 春の江戸絵画まつり 司馬江漢と亜欧堂田善 かっこいい油絵 東京都府中市ホームページ 毎年恒例の「春の江戸絵画まつり」だが、今回は洋風画、江戸中期から後期、18世紀から19世紀にかけて銅版画や荏胡麻油を使った油絵をなどにより洋風画を描いた司馬江漢と亜欧堂田善にスポットをあてた企画展だ。 二人の洋風画が「かっこいい」かどうかは判らない。「かっこいい」という切り口が適当であるかどうか、個人的には微妙な部分もある。なのだが18世紀に洋風画のパイオニアとして登場した二人の作品を多数観ることができるのは…
中国絵画入門 (岩波新書) 作者:宇佐美 文理 岩波書店 Amazon 気とはなんだろうか 「画の六法」 中国絵画の立体表現 終わりに 気とはなんだろうか 新書、教養新書とは、それを読むことで、何かしらそこに書かれたもの——それは哲学でも思想でも、経済、政治、まあなんでもいい——が判ったような気にさせる。そういうものではないか。いわば理解という錯覚を作用させる、そういう罪作りなものかもしれない。 本書は「中国絵画」について書かれている。でも美術史のように系統だって解説する訳でもなく、個々の画家の作品、作風を解説するものでもない。ではなにが書かれているか、本書は中国絵画に通底する大元、「気」とい…
小ネタである。 SNSでモバイルバッテリーの発火事故の投稿を見た。 スマホにモバイルバッテリーを接続して、多分動画か何かを見ていて寝落ちしたら、枕元で発火炎症して、髪の毛が燃えたとかなんとか。幸い大きな事故、怪我には至らなかったとか。 モバイルバッテリーの事故については、電車の中で背負っていたバッグパックが燃えたとか、そういうのが時々報道されたりもする。 ググるとモバイルバッテリーの取り扱い注意の記事を目にする。けっこう危ないというか、身近な危険物なのかもしれない。 自分の生活を翻る。モバイルバッテリーは多分4つくらいある。一応ぜんぶPSEマークはついている(当たり前か)。でももう4~5年使っ…
2月末にときがわ(都幾川)をドライブしている時に、桃木農村公園の河津桜というポスターを見て、ちょっとばかり気になっていた。その時は越生の梅林でさえ3分咲きとか5分咲きくらいだったので、さすがに河津桜は早いだろうと行かなかった。というかその公園がどこにあるのかでさえ判らない。 今回はまあ近所のお出かけでちょっと行ってみようかと。ときがわであれば車で30分くらいである。早速、ナビに「桃木農村公園」と入れてみるがヒットしない。これはマイナーなところなんだろうなと思った。まあディープ埼玉だし、ときがわだし。 仕方なく住所検索で「ときがわ町桃木」付近で検索して、行き当たりばったり行ってみる。だいたいが前…
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』を観た(3月19日)
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』を観てきた。 そのうち観なくちゃね、アカデミー賞に8部門ノミネートするも受賞なしだし、多分、劇場公開もすぐに終わりそうだと思っていた。近所のシネコンの上映スケジュールを確認すると、20時40分からのレイトショーのみでしかも金曜日までの上映という。ということで昨日の水曜日に行って来た。なんか感謝デーとかで2000円が1300円になるとか。 一人で行くつもりだったが、妻が行きたそうにしている。ディランなんて興味、関心一切ないはずだし、この手の映画でレイトショーだと、間違いなく寝ちゃうだろうと思ったのだが、なんかテレビでボブ・ディランの映画があると…
あの伝記映画の話ではない。 観てきた友人によると、かなり面白いらしい。 アカデミー賞ノミネートされていたけど、結局受賞はなかったので、映画上映は早々に終わるだろうか。だとすると早めに観に行かないといけないかもしれない。でも、あの手の音楽伝記映画はちと微妙だったりする。フレディ・マーキュリー、エルトン・ジョン、プレスリーなどなど。そこそこ面白かったし、同時代的に聴いていたから、懐かしくもあったのだけど。 なんていうのだろう、観ているとなんか違うみたいな感覚を覚える。多分、それぞれのアーティストに対する個人的な思い入れがあるからだろうか。あの手の映画、万人受けするように個々のファンの思い入れを最大…
あえて自民党の商品券問題と思う。 現首相が新人議員との懇談会で10万円相当の商品券を配ったことで、マスコミも大きく取り上げる、国民の間でも庶民の生活感覚からあまりにもかけ離れているとして、石破首相への批判の声が上がっている。内閣の支持率も大きく下がった。 この報道が出たときに思ったのは、何を今さらということ。そして高々10万円の商品券ごときで大騒ぎするのはいったいどういうことか。SNSなのでで裏情報とかも流れてきているが、これは間違いなく政争であり、自民党内の権力闘争である。 新人議員の中で、首相と対立する安倍派清話会や菅グループらが、リークしたのだろう。おそらく派閥幹部に「総理からこんなのも…
連日、財務省前で「財務省解体デモ」が行われているという。 そしてその混沌の中でNHKから国民を守る党の党首立花隆志が暴漢に襲われるという事件も起きた。この人のことは政党を作る前から知っているかもしれない。YouTubeでNHK受信料の不払い運動を進めていたような記憶がある。NHK受信料不払運動については、大昔、朝日新聞の記者でジャーナリストの本多勝一が受信料拒否の本を書いていた。そういうこともあり、一度立花のYouTubeを見た記憶があるが、ただの総会屋、ヤクザみたいな押しかけ屋だったので、そういう人たちの範疇に入れた。 政党を作ってからの立花の運動は、単なるYouTubeの視聴回数による広告…
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