本との偶然の出会いを生む本屋「GACHA-BOOKS」公式サイトです。取り扱う本や気になる本屋のご紹介などをしています。
表紙を見て、ホラー系の小説だとは思わなかったなぁ。恋に悩む30代女性の話ではあるのですが。。。 文章の感じが読みやすく、描写もわかりやすいのですが、その分各シーンの様子が頭に浮かびやすく、ちょっとゾワッとするかも。 No.JN0057 ジャ
家庭と仕事って、天秤にかけられることが多いですよね。 でもそれって、単純に比べて重さを決められるようなものでもない気がする。 仕事人間であった男が突然、子どもとの二人暮らしを強いられるストーリー。 その路線変更って、楽じゃないよな。。。 N
無職の主人公たちが登場する短編集。最後に好転しないところも妙にリアルだったりして。 ハッピーエンドではないけれど、「あ~あ、うまくいかないや」なんて力が抜ける感じはあるかも。 No.JN0055 ジャンル:小説 初版:2005年 販売場所:
生きていると、「こんなはずじゃなかった」と思ってしまう瞬間、ありますよね。 この作品に登場するのは、いろいろな「こんなはずじゃなかった」に直面する女性たち。 果たしてそこから、どんな風に歩き出していくのか。。。 酸いも甘いも経験した大人世代
娘がいるからといって遠慮はせず、自分の気持ちに正直に生きる無茶苦茶な母親。 そんな母親をどうしようもない人と言いながらも、その自由さに憧れを抱く娘。 そんな奇妙な親子の話。 この母親がまた、明言を数々口にするのです。 一度しかない人生、気持
この作家さんの作品って、お腹あたりが落ち着かない感じを抱えながら読むことが多いんです。 日常の中に潜む影とか不気味さで気持ちをえぐってくるような作品が多くて。。。ところがこの作品は意外にも(笑)、人と人との奇妙なつながりを描いた、読後感さっ
ここまで多様なジャンルの小説を書く人は他にいないんじゃないかと、いつも思う作家さんの初期の頃の短編集。 都会の片隅で孤独を感じながらも、前を向いて生きていこうとする人々が描かれます。 ミステリー、ホラー、ファンタジーなど、いろいろな「不思議
ちょっとありえないエピソードがありながらも、全体としてはほんわかとした世界観。 とある食堂を舞台に、そこにかかわる人々の日常が流れていきます。 「いろいろあっても、こんな風に軽やかに生きていけたらいいなー」と感じる一冊。 No.JN0050
北海道に実在する、珍しい場所に建つコテージが舞台。 仕事を辞め、このコテージを「えいっ」と引き継ぐことにした女性と、コテージにやってくる個性的な人々がつむぐ物語です。 旅に出たい気持ちと食欲が刺激されるかも。 No.JN0049 ジャンル:
タイトルから受ける印象とは違うな、というのが自分の感想。 閉塞感ある田舎の町に住む人々の物語。 みんな、劣等感とか後悔、あきらめを抱えながらも、懸命に生きてます。 この作品通しての主人公、第一章では頼りない印象なのに、章が進むにつれて自分な
タイトルから受ける印象とは違うな、というのが自分の感想。 閉塞感ある田舎の町に住む人々の物語。 みんな、劣等感とか後悔、あきらめを抱えながらも、懸命に生きてます。 この作品通しての主人公、第一章では頼りない印象なのに、章が進むにつれて自分な
こ読んだら絶対泣くだろうなと思ったら、案の定泣きました。犬と暮らしている人ならたぶんそうなります。 短い文章とヘタウマなイラストで綴られる、愛犬と飼い主の物語。 犬がもっと愛おしくなります、きっと。 No.JE0005 ジャンル:エッセイ
たしかにスーパーマーケットって、家族構成や雰囲気、買うものなどで「どんな生活を送っている人なのかな?」という想像を掻き立てられる場所だと思います。 そんなことに共感できる人や、人間観察が好きな人なら楽しめるエッセイです。 No.JE0004
淡い、淡すぎる。 恋・出会い・別れ・せつなさ・もろさ。。。10代が抱えるような、つかみどころのない淡い感情が綴られた詩の数々です。 自分からすると遠い記憶ですが、多感な時期の感覚が呼び戻されるような気がします。 No.JE0003 ジャンル
何をすることが、自分の人生にとって幸せなんだろうか? なんていう想いが募っていた時、そのタイトルに惹かれて手に取った一冊。 対談を収録したものなのでちょっと読みづらいですが、結局は今を存分に生きることが最良かな、なんてことを感じます。 対談
毎日暮らしていると、突然何もかもから逃げ出したくなるってこと、ないですか? それが旅に出る動機という人もいるかもしれませんね。 この本は、そんな時に“ある方角”へと逃亡したくなる習性を持つ女性のエッセイ。 「わかるなぁ」って人は結構いるかな
人が生きていくうえで「働くこと」は、半自動的なものになっている気がしますが、ふと 「なぜこんな思いをしてまで働いてるんだっけ?」という疑問にぶち当たることがあります。 だからと言って「働かない」を選ぶ勇気はないので悶々としてしまう。。。そん
タイトルが気になって手に取ったものの、開くまでなかなか踏ん切りがつかなかった一冊。 「生きるもの死ぬのもイヤ」 この感覚、実によくわかる。 でも、生まれてしまったからには気持ちよく生きてはいきたい。そのためにはどうすればいいのか? 人生って
はじめて行った本屋で売り場に迷い、普段は足を踏み入れることのない哲学書のコーナーで、そのタイトルのインパクトに惹かれた本。 マンガを挟みながら短い章組でまとめられているので、とても読みやすく腹落ちします。 生きる上での悩みがスッキリ解決する
はじめて行った本屋で売り場に迷い、普段は足を踏み入れることのない哲学書のコーナーで、そのタイトルのインパクトに惹かれた本。 マンガを挟みながら短い章組でまとめられているので、とても読みやすく腹落ちします。 生きる上での悩みがスッキリ解決する
表紙のビジュアルだけ見ると、嫌な予感しかしない小説。 でも実際はちょっと違って、結婚、育児、家族について考えさせられる短編集でした。 思い通りにならないことだらけだけど、それでも人生捨てたもんじゃないよね、と思える物語かな。 No.JN00
お弁当屋さんって、なんか好きです。 それも個人でやっているようなこじんまりとしたお店が。 おまけつけてくれたりして、なんかほっこりするんですよね。 この小説の舞台も、そんなお弁当屋さん。 お弁当屋さんを営む店主とお客との、特に何も起きない物
高校時代の先生と教え子だった女性との、ゆったりした恋愛小説。 なにげない日々の中でかすかに揺れる感情とか、「なんかいいなぁ」と思える一冊です。 No.JN0045 ジャンル:小説 初版:2004年 販売場所:渋谷〇〇書店内 棚番号208「G
明日死んでもいいくらい濃く生きたい。 明日死んでもいいくらい人生どうでもいい。 「死」を起点にしながらも、正反対の気持ちを持った少女の心が入れ替わってしまうファンタジー。 複雑多感な思春期の中学生が登場、ありえないぐらいの悪意を抱えていたり
素敵なタイトルだなぁ、というのが第一印象。 途中まで書いた小説を残したまま失踪した父を持ち、銀河鉄道の夜を修士論文のテーマに選んだ女子大学院生が主人公。 自分は何をしたいのか?どうしてそれを選んだのか?など、自分を見つめなおしていく物語。
いつもだとこの作家さんの本を読むのには、ちょっと覚悟が必要。心をえぐられるような内容が多いから。 でもこの作品は一味違いました。 ドロドロはしつつも、全体を通してみればママへの応援歌のような。 タワマンカーストに縛られた、子育てママたちの日
この作家さん、妖怪が出てくるような作品を専門に書かれているのかと思ったら、こんなテーマの物語もあるのですね。 登場するのは72歳のおじいさん。ほぼ独り言のように話が進みます。 昔のことはよく思い出せるのに、最近のことが霞んでしまう様子とか、
自分にも娘がいるので、結婚となったらこんな風にオロオロしたりするのかな?なんて思いながら読みました。 男手一つで娘を育てたこの主人公なら、なおさらこうなってしまうのでしょう。 他人を理解して自分なりに評価して受け入れるのって、大変なことです
北海道には観光でしか行ったことがないので華やかな部分しか見ていないのですが、地域によってはこんな感じなのかも。 北の地で、どん詰まった希望のない生活を生きる人たちの短編集。 北海道ということも相まって寒々しい空気感ですが、厳しい境遇の中でも
いきなり「第5章」からはじまるので何かの間違いかと思ったら、なるほどそういうことなんですね。 女性や写真との出会いによって人生を揺さぶられてきた、ある男性カメラマンの一生をたどる物語。 No.JN0038 ジャンル:小説 初版:2003年
ある意味、それぞれ心に荷物を抱えた3人の男女の共同生活。 単純に恋愛関係になるとかではなく、3人がお互いを思いやって静かに再生していくような物語。 No.JN0034 ジャンル:小説 初版:2012年 販売場所:渋谷〇〇書店内 棚番号208
表紙からは、はかなく過ぎる青春時代を描いた内容のように思えてしまうが、実際には大人たちの夏休みを描いた物語。 子どもっぽさを残したまま大人になったような人たちによる、ちょっと?な物語。 No.JN0033 ジャンル:小説 初版:2019年
40代の独身女性が、衝動的に未経験のカフェを始めるストーリー。 人生って、思い切って一歩を踏み出すといろいろな風が吹きはじめますね。 将来に漠然とした不安を抱えながらも、代わり映えのしない日常には飽きているような大人の背中を押してくれる一冊
みなさんラジオって聞きますか? テレビよりも距離が近くて、リスナーの熱量とかつながりも感じられるので、僕は好きで良く聴きます。 恋愛観・結婚観を描くこの本にも、アクセントとしてラジオが登場します。 日常がなにげなく過ぎていくことって、実は一
地方の高校で同じ部に所属していた女性たちの人生をたどる物語。 どんな人生を送っていれば幸せだと言えるのか。 これって人によって尺度が違うから、正解のない問いですね。 それでも自分なりの正解を求めて、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。。。 N
自分の居場所があるって、生きていくうえではすごく心強いものなんだと思う。 でもその居場所って、手にしている時にはそのありがたみがわからず、無くして初めて大事だと気付くのでしょう。 表題作は、そんな居場所を無くした二人が惹かれあう物語。でも、
表紙の鮮やかさに惹かれて手に取った一冊。 ただ、ちょっとスピリチュアル的な要素もあるので、苦手な人には読み進めづらいかも。 ふがいない男が繰り広げる三角関係のお話。 No.JN0028 ジャンル:小説 初版:2007年 販売場所:渋谷〇〇書
不思議な雰囲気ながら、全体を通して優しい空気が漂う短編集。 ちょっぴり変な状況×ちょっぴり変な登場人物たちによる、なんとなくほっこりする物語。 実際にはこんなこと起こらないだろうと思いつつ、登場する人たちの、自分の身に起こった出来事に対する
ちょっとだけついていない大人たちがつながっていくオムニバスストーリー。 いろいろな理由でついていない人たちが登場します。 ついていない時って気分が落ち込み気力も無くなっていくけれど、「自分が本当に大切にしたいもの」を確認する時間なのかもしれ
お店にある飾り棚には客が持ち込んだ様々なものが置かれていて、自由に持ち帰ってよい代わりに、同等の価値のあるものを置いていかないといけない。 そんな不思議なルールのある、一軒の喫茶店が舞台。 同じ空間にいた見知らぬ人と人が、そんな風につながる
自分の足りていない部分に嫌気がさしたり、そんな自分を変えようともがいたり。 青春時代ってそんな葛藤の繰り返しですよね。 この作品に出てくるのも、そんな人物たち。 深夜ラジオから生まれたつながりが、奇妙な友情を育みます。 普段ラジオを聞かない
令和になっても会社には依然と、女性にとって働きづらい慣習や感覚って残っていますよね。 この小説は少し古いけれど、今読んでも「わかるぅ」というシーンは多々ありそう。(時代が変わらないことにがっかり感もあるけど) 日々なんとなく息苦しさを感じな
大人がこの本を読むと、若さゆえの熱っぽさとか、もどかしさとか、淡い想いとかを抱えながらじたばたしていた中学生の頃を思い起こさせるかもしれません。 3人の男女が織りなす青春小説。 No.JN0013 ジャンル:小説 初版:2012年 販売場所
旅はお好きですか? 旅って気分転換になるのはもちろん、時には人生を変えてしまうような経験をもたらすことがありますよね。 この小説に描かれるのは、ひとつのスーツケースと旅を通じて、さまざまな事情を抱える人たちの人生が動き出すストーリー。 読め
結婚する生き方、しない生き方。 人生の選択肢が多くなった今、適齢期(これも古いけど)に差し掛かった人の悩みは尽きないと思う。 そんな子供を持つ親はさらに頭を痛めることも。。。だから、親による代理婚活というものが生まれてくるのでしょう。 「結
なにやらいわくつきで個性ありすぎる住人と暮らす羽目になって、毎日翻弄されて。。。という、テレビドラマにありそうな設定の本作品。 突然妻から離婚を言い渡され、悪いことつづきの転落人生が始まってしまう主人公。 そんな中、自分自身に欠けていたもの
本というのは本当にすごいものだと思う。 新しい世界を見せてくれたり、心が動かされたり、人によっては人生が変わってしまうこともあるでしょう。 そんな影響力を持つものが、数百円~数千円で買えてしまうというのもすごいことだと思います。 この本に描
行きつけのお店があるって、ちょっと憧れます。 家と会社の往復ばかりの毎日に、ちょっと寄り道ができるようなサードプレイスがあるって、いいですよね。 この小説は、そんな場所にやってくる一人客たちの物語。 いろいろな事情や気持ちを抱えた普通の人た
日常の何気ない場面を切り取った小説が個人的に結構好きです。 この本にも、はじまりと終わりで大きくは何も変わらない短編小説が載っています。 3つ目の姉と妹の物語は、自分も普段見ているような何でもない日常の風景が頭に浮かんできて、なぜか気持ちが
最初にこのタイトルを見た時は、ふんわりとしたファンタジー系の小説かと思った。 けれど読んでみると、どちらかと言えばダークファンタジーな印象で、ミステリー&サスペンス要素もあって、どんな気分で読めばいいのかちょっと迷います。 あの世とこの世の
人生の大半って、なにも起こらない時間の積み重ねでできていると思う。 ドラマチックな大きな出来事や信じられないようなアクシデントは、そう頻繁には起こらない。 でも、人も街も生きていて、ちっちゃなエピソードを折り重ねながら少しずづ変化している。
こんにちは。本との偶然の出会いを生み出す本屋「GACHA-BOOKS」店主のTokoroです。 12/1にシェア型書店「渋谷〇〇書店」の一角にお店をオープンしたわけですが、今回は僕がなぜ本屋を始めようと思ったのかについて書いてみたいと思いま
この作家さんの小説って、「どのタイミングでどんでん返しが起こるんだろう」とヒヤヒヤしながら読むことが多い。この本もまさにそう。 ジャンルはサスペンスかもしれないけれど、全体的にはその印象は薄くて、あるところで「え!?」となる。 ちょっと古い
「GACHA-BOOKS」のコンセプトは、「本との偶然の出会いを生み出す本屋」。並べられている本にはすべてカバーがかけられていて、中身は見えません。その本との一期一会を楽しんでいただきたいと思います。
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