2025年6月
こんにちは、デンタルこぞうです🐘 昔の歯科業界といえば、「卒後7年くらいで◯◯歯科クリニックを開業!」なんて流れが王道でした。 ある程度の経験を積んで、借金を背負ってでも“自分の城”を持つ。そんなロールモデルが、かつては確かに存在していたんです。 ですが、いまは時代が変わりました。 コロナ前までは開業費用がだいたい5,000万円前後と言われていたのですが、最近では1億円に迫るケースも出てきています。 もちろん、地域や居抜き物件、継承案件などによって差はあります。でも、全体的に「開業に必要なお金」がどんどん増えているのは間違いありません。 背景には、不動産価格の上昇があります。 それに加えて、歯…
子どもの歯磨き、どうして嫌がるの?「ながら歯磨き」に要注意!
こんにちは、デンタルこぞうです!🐘 子どもって歯磨きが嫌いな子が多いですよね。特に、男の子なんかは、歯磨きの時間が「じっとしていなきゃいけない時間」って感じちゃうことが多いんです。遊んでいる方が楽しいし、歯磨きなんて面倒だなぁって思っちゃう気持ち、わかります。 でも、歯磨きって、虫歯や歯周病を防ぐためにとっても大事!だから、どうにかして歯磨きの時間を楽しくして、子どもにしっかりやらせたいですよね。今日は、子どもの歯磨きを楽しくするためのアイデアと、「ながら歯磨き」のリスクについてお話しします! 1. ながら歯磨きに要注意! 「ながら歯磨き」、つまり、テレビやおもちゃを見ながら歯磨きをすること、…
デンタルこぞうのキャラクター作りました!!!! AIで作ってもらったわけでなく、家族に書いてもらいました。とっても可愛くないですか(笑) これからもデンタルこぞうよろしくお願いいたします!!!
高齢者も確実に貧しくなってきている日本。そのとき歯科医療は?
こんにちは、デンタルこぞうです🐘 最近、選挙の時期が近づいてくると「高齢者の医療費自己負担を3割にすべきだ」という意見を耳にすることが増えました。 個人的には、制度の公平性という意味では賛成です。しかし現実を考えると、それを実現するのはかなり難しいとも感じています。 というのも、「高齢者は資産を持っている」という一般的なイメージがある一方で、実際は生活ギリギリの方も多く見られます。特に現在1割負担の方々は、2割・3割負担の方と比べて、より貧困の傾向が強い印象です。 若いころに不動産などをうまく仕込んでいれば多少の余裕はあるかもしれません。でも、たとえ持ち家であっても、国民年金のみの収入では、生…
銀歯も入れ歯も…保険ではもう限界かもしれないという話 こんにちは、デンタルこぞうです🐘 最近、銀歯や入れ歯が「保険でできない」と断られたという声を患者さんから聞くことが増えました。 実は今、歯科技工士が深刻に不足していて、しかも材料費が保険点数を上回る“逆ザヤ”という現象が起きているのです。 銀歯を作るほど赤字? 特に深刻なのが、保険で使う銀歯(パラジウム合金)。 戦争や資源高騰の影響で、パラジウムの価格が爆上がり。いまや1本作るごとに赤字になるほどです。 そのため、銀歯の製作を断る医院も少しずつ出てきています。 入れ歯やブリッジも限界 入れ歯(義歯)もブリッジも、手間も材料費もかかるのに点数…
こんにちは、デンタルこぞうです🐘 今回は、患者さんからよく聞かれるこちらのご質問についてお話ししてみたいと思います。 「やっぱり高い治療のほうが良いんですよね?」 治療の選択って、本当に悩ましいですよね。保険の範囲で十分な気もするし、でも高い治療の方が長持ちするとも聞くし…。 そんな「ちょっと聞きづらいけど気になること」、現役歯科医の視点から、やさしく本音でお伝えしていきますね。 自費診療の一番のメリットは「時間がかけられること」 自費診療にはいろいろなメリットがありますが、その中でも大きいのが、治療にしっかりと時間をかけられることです。 特に根の治療(神経の治療)は、保険診療だとどうしても短…
こんにちは、デンタルこぞうです🐘 今回は、読者の方からもよく聞かれる「歯磨き粉ってどう選べばいいの?」というテーマについて、あらためて詳しくまとめてみました。 前にも少し触れた内容ではありますが、ご好評だったので、今回はもう少し深掘りしてお届けします。 歯磨き粉って、毎日使うものなのに意外と「なんとなく」で選んでいませんか? でも実は、虫歯のなりやすさ、歯茎の状態、味の好みや年齢によって、選ぶべき歯磨き粉はけっこう変わってきます。 まず、6歳をすぎて永久歯が生えはじめたら、大人用を使うのがおすすめ。フッ素濃度もしっかりあるし、虫歯予防の面でメリットが大きいです。 ただし、ミント味が苦手なお子さ…
2025年6月
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