6月と7月の間

め「6月と7月の間ってなに？」 なんだろう⋯。 め「6月と7月の間の、なんやったけ、春休みじゃなくて、あの」 め「6月と7月の間にな、えっと⋯、えっと、あの、6月と7月の間に、あの、あの、6月のな」 なんとか自分の知っている言葉で伝えようと一生懸命頑張っているのが可愛い。可愛いけど、長い⋯。 母は寝てしまい、はっとしたら、めい太も隣で寝ていた。（夕ご飯前のお話） 翌朝、 私「6月と7月の間には何があったんやったけ、思い出した？」 め「え？4月ちゃう。あ、秋か」 色々言いたいけど、君がいかに適当に喋っているかはよーく分かったよ。 結局6月と7月の間は何があったのかは謎⋯。 ランキング参加中育児・…

抽選会

ふらっと立ち寄ったお店で、ガラガラを回す抽選をやっていた。 当たると商品券が貰えるみたいで、参加賞はティッシュ、カエルのマスコット人形など。マダムが沢山レジに並んでいた。 めい太はじっとそれを見て め「やりたい」 カエルが欲しいんだろな、きっと。 抽選は2000円お買い上げで1回。 でもお茶ぐらいしか買うものもない。 私「2000円も買われへんよ、また今度でいいんじゃない？？」 だって欲しいのは参加賞⋯。 め「今日めい太お財布あるやん。これで、2000円分買いな」 素敵。 でも君の財布120円しか入ってないのよ。 私「お母さんが化粧品買うわ⋯」 いざ抽選場。 め「⋯」 私「当たればいいけどなぁ…

春の草花

春になってきて色んな花が咲いてきた。 母が花粉症でも子供には関係なく、今日は完全防備でお散歩。 め「これはたんぽぽやで、あ、スイセンも知ってる」 め「これはなぁ⋯草！」 私「これはホトケノザ」 め「なにそれ」 私「仏様知らんかなぁ、神様みたいな。座は、座布団みたいな。葉っぱが仏様の座布団に似てるからホトケノザやねんて」 め「何で知ってんの？」 私「学校で習ったんよ、あとはオオイヌノフグリとかも一緒に習ったわぁ」 め「なにそれ」 私「オオイヌは大きい犬かな、ふぐりは犬のタマ。でかい犬の玉って意味。実が玉にそっくりやねん、でもお花は青くて小さくて可愛いで。何で犬なんやろなぁ？猫でもいいやんなぁ？」…

おでかけの戦い

今日は朝からおでかけの日。 そういう時に限って、子供は朝食にとてつもなく時間がかかったり。 しかし母はそれも計算済。 私「食べたら口拭いて、ほら着替えて」 ガシャーン 常に頭の中で時間調整の母とは反対に 子供はブロックをばら撒く。 私「⋯。さ。時間余ったらテレビかな。あ、でも遊ぶよね、 時間ないからテレビやめて出発かな」 め「早く片付けなきゃ！」 テレビ様、いつもお世話になります。 この間に私も準備をしなければ、まだ着替えすら出来ていない。 私「お母さん出来たよーめい太はあれ！？」 さらに散らかった遊びスペースとリラックスしているめい太。 私「テレビはもう間に合わへんなぁ⋯そろそろ行こか」 め…

ご褒美

本日の親子のお出かけは母の病院と100均と買い出し。 母は体力もあり頑丈。だけどアレルギー体質なのです。この時期は特に辛い⋯。 め「病院ついて行ったるからご褒美買って」 言うようになったじゃないか。 うちではご褒美=大体は好きなおやつ。 もしくは100均でめい太が好きなものを選んでお買い物。 100均に行くから、おもちゃとかかな？ 私「そうやなぁ。病院で大人しかったらな。何が欲しい？」 め「えーー！！！？」 そんな大げさなリアクションせんでも。 私「お母さんがいいよって言ったやつやけどな、何がいい？」 め「チョコ」即答 め「待って！」 め「ピザ。あ、違う、きな粉パン。やっぱり飴ちゃん。やっぱり…

最終奥義

め「さぁ！この画用紙を切ってー？穴をあけてー？」 め「あ、その前に色塗りか。そかそか」 お菓子の空き箱を与えたら何かひらめいたのか、 めい太は大好きな工作を考え中。 め「穴はお母さんがあける。めい太は切る。よし、やろか」 はさみと、画用紙と、のりとテープと手際よく出していく。 私「その前に先トイレ行ってくるわ」 め「はいはい」 はいは1回やで。 そして私がトイレから戻ってきたら、我が子は一糸まとわず踊っていた。 私「なんでやねん」 め「暑い」 私「エアコン切ったるから、パンツは履くで。ばい菌入らんように」 め「まだいい」 私「すぐ寒くなるから、お腹も隠そうや」 しかしそれで母の膝に座ろうとする…

蛇

め「わ！蛇や！」 散歩中、通りすがりの駐車場にあった、もさもさの乾いた黒いロープ。めい太は ちょちょちょっと走ってお母さんの後ろへ。 私「これロープやで」 近づいて足で触ろうとしたら め「お母さんあかん！噛まれる！」 私「いや、ロープやで。糸見えてるやん」 め「やめて！駄目！」 そうか。なんだかお母さんも蛇に見えてきたかもしれない。 私「もしかしたら蛇かもしれへんなぁ、死んだふりかも知れへんから離れるわ」 め「そうやで、蛇は毒があるからな」 私「危険なものは触ろうとしたらあかんな」 め「蜂とか⋯あの⋯せ⋯セカ⋯セカケカケクモとか」 セアカゴケグモな。 ランキング参加中育児・子育てランキング参加…

格好良いバイク

スーパーの駐輪場でめい太が動かなくなった。 私「危ないから、歩いてほら」 荷物も重いのよ。 め「おかあさん！」 め「格好良いバイクが！あそこ！」 赤の車体に、前後カバー付きのカゴ、両ハンドルにはサイドミラー＆くすんだ赤のハンドルカバー（中はモッコモコ）。シートにも防水の柄付きカバー。 カゴに入ったヘルメットもおそろいの赤。 これはまさに、一般的なマダム仕様のスクーター。 （関西地域ではほんとに良く見る） め「今までみたバイクの中で一番格好良い」（早口） 私「うん」 め「世界で一番格好良い」（早口） 私「おしゃれにこだわりが見えるもんな」 め「あ、鍵取ってないやん、泥棒くるで」 すると持ち主が買…

嫌な夢

朝の4時過ぎ。隣で寝ていためい太が、 「嫌な夢見た」としがみついてきた。 すぐに寝てくれたけど、その日の夕方、その夢の話をしてくれた。 め「エレベーターの穴に、めい太は出て、ぺしゃんこになってエレベーターから落ちて」から始まり。 子供の話を訳すと イオンの一階からめい太はエレベーターに乗った。エレベーターの天井には穴が開いていて、めい太は穴に最初は気付かなかったらしい。 上の階についたとき、めい太は穴に気づいてエレベーターから出た。 すると、乗っていたエレベーターはめい太をおいて下に行ってしまって、めい太は壁の非常用はしご？を使って降りていたけど、足を踏み外して落ちてしまった。 先におりたエレ…

鼻水

最近よく唇を舐めるめい太。 何かのクセ？お昼のソース？まぁ可愛いからそっとしておこう。 そんなある日、幼稚園に迎えに行くと 「めい太君のお母さんだ！おーい！」 同じクラスの◯ちゃん（芸能人並みの美少女）が手を降って近づいてきた。 私「は、鼻！鼻水すっげぇで！」 普段お友達には言葉遣いは気をつけているけど、 あまりの鼻水の垂れ流し具合と、顔とのギャップについでかい声で反応してしまった。 「うふふ」と◯ちゃんは鼻水を拭くこともない。 お母さんが気づいて走ってきた。 「もー、鼻水拭いて！ほら！すみませんっ」って私に申しわけなさそうに。 こちらこそびっくりしてごめん。 決して汚いとか思っていませんから…

弱い子

め「めい太は⋯弱い子だ！えーん！」 帰り道にコンクリートの上でこけて泣いちゃった。 膝を擦りむいて、おうちに着いてもひんひん言っていた時のこと。 子供はえーん、わぁーんと漫画みたいに泣くんやなぁ。などと思って慰めていたら突然どうした。 め「めい太は弱い！すぐに泣いてしまうんだ！」 私「え、◯ちゃんも先生に怒られて泣くやん、◯君はお母さんと離れる時泣くやん、□ちゃんは寒くて泣いてたやん。子供は普通やで」 め「それでも⋯！めい太はとっても弱い！どうして膝ばかり痛いの！」 上手にこけてる証拠だよ。 私「お母さん昨日ぶつけて泣いてたやん。ほら青タン。お母さんも弱いなぁ」 め「めい太は弱いんだ…」 何か…

お勉強

め「間違えて土星の写真撮ったらごめんねー？」 ？？？ またまた突然の謎発言。なんだか申し訳ないような顔をしている。 め「本当は衛星とか、ロケットの写真撮りたいんやけど⋯間違えちゃうかも」 なるほど。 最近のめい太は少しだけ宇宙に興味がある。と言うことは 私「宇宙飛行士になるんやったっけ？」 め「うん。（大きくなったら）色々なるからほんま忙しいわ」 信号を作る人、警備員、大工さん、パイロット、バスの運転手、宇宙飛行士と順番になると、最近はいつも言っている。 私「宇宙飛行士は強い身体と、いっぱい勉強せななれへんで。他の仕事もな」 め「知ってるから！勉強して、ご飯食べて、また勉強しとくわ。お母さんは…

子供の下ネタ

※今回のお話はちびっ子のお下品発言です。もしも苦手でしたら以下はお読みになるのを避けて下さい…※ めい太の幼稚園クラスでは最近特に下ネタが流行。 女の子の方がそれは楽しそうに言って爆笑している。 めい太も当然影響を受け、口を開ければ 「ぷぅ」「ぶぅー」「しー」「うん♡」「お♡り」のオンパレード。 その程度だし幼稚園でも特に何も言われないので、 家の中では成長の証として、時には母も楽しんでいる。 （方言でお気づきと思いますが地域柄？あまり抵抗がなく…） め「ぷう！ぶう！お母さんの背中にぷぅ〜」（まだましな方） とおしりを突き出し。 め「しー！」 とお腹を突き出し。 私はその時の気分で 私「ばっち…

小学生男児

土曜日の夕方、買い物帰りにいつもの公園に行った。 親子で地面に枝でお絵かきをしていると、すぐ側に小学生2〜4年生くらい（多分）の男の子達が 「遊ぼうぜ！」「じゃんけんな！」「俺鬼するわ！」「あ！田中来た！おせーよ！」と、わらわらわらわら集まっては騒ぎ、少し懐かしい気持ちな母。 至近距離でそれをじっと見ていためい太は とことことこ…ぴと。 私「どうしたん、怖いん？」 め「うん」 しゃがんでいる私の背中にぴたっとお腹だけをひっつけてくる。ちくしょう可愛い。 そしてなんで怖いってすぐわかったのか不思議。母の力？？ いつもは午前中に公園に行くから、大勢の小学生に遭遇しないからびっくりしたのかな。（特に…