日々の生活のこと、病気のこと、考えたことなど
こんにちは。 還暦を迎えたばかりのあるるんです。 息子と二人暮らし。愛する夫とは2006年に死別。 趣味はお散歩、ピアノ。弱気だけど明るい性格。 乳がんで闘病中。化学療法と手術を終えました。 秋頃には仕事復帰したいな。できるかな。
散歩から帰り、マフラーをはずしハンガーにつるそうとした瞬間、マフラーからツンと来る薬剤のような匂いがしました。 キッチンハイターの匂いにも少しだけ似ているような…薬品成分が私の汗に混じっているんだろうか。 そういえば昨晩お風呂に入った時には、亡くなった夫の匂いを感じた気がし...
今月に入って還暦を迎えていました。とうとう50代とバイバイしました。 誕生日のプレゼント交換などはもうどなたともしていなかったのですが。 ※先日記事に登場させた親友K子ともプレゼント交換する習慣なし。そんなサッパリとした関係性もわりと好ましいです😊 おシゴト仲間のMちゃん...
神奈川には丹沢山地があり、中でも綺麗なピラミッド型をしている大山は我が家からも行きやすく、ケーブルカーに乗り、山の中腹にある大山阿夫利神社までお詣りに行くことがあります。 神社近くに登山口があり、そこから本格的な登山をする人もいますが、私は体力的にも無理なので登山はしません...
毎年寒さが深まる季節になると、あの頃のことがよみがえります。 夫が入院したのが12月15日。退院が29日。再入院が年明け12日。臨終となったのが1月25日でした。約40日間。嵐のような日々。 思い出して悲しい気持ちになるかというと全然そんなことはなく、そこから連鎖的に夫との...
もしも病を克服出来たとして。長く生きることが出来たとして。 前回の記事に登場させた、K子と一緒に暮らすのもありかなあと夢見ています。 親兄弟はもうこの世におらず、たった一人で生きているK子と、家族はいても家族との縁が薄い、寂しい境涯の私がツルむようになったのは、必然と言えば...
割と何でも打ち明けることで出来て、かつ近距離ですぐに会うことが出来る女友達が二人いますが、そのうちの一人、K子さんのこと。 私の治療が始まってからはラインのやり取りのみとなっていますが、改めて彼女との関係性を分析、自覚するようになった今日この頃です。 一例ですが、初回治療後...
治療後に起こる副作用は毎回少しずつ違うけど、お通じ、食欲などの胃腸関係は大体同じような経過をたどるもんだなあ…と、3回目ともなると分かって来ました。 治療翌日から便秘薬を使っておけばカチカチに詰まってしまうことはないけど、気持ち良く出た！とは言えない状況が最初何日も続きます...
旅先の寝床で目を覚ました時など、聴きなれない音を耳にして、あ…って思うこと、ありますよね。 鳥の声だったり、川の流れる音、旅館の中居さんが廊下を足早かつ静かに歩く音など。 おぼろな意識の中で、ああそうだったここは旅の宿だから、いつもと違った音が聴こえてくるんだなあ…とか思っ...
治療前日の18日に、作り置きをいっぱいしたことを書きました。 ⇒＊3回目治療前日・サラダチキンを作ってみた - ＊あるるん日記＊ 結果として…作り置き過ぎました😅 自分でもそこそこは食べ、しかし息子がもっと食べるかと思っていたらそうでもなく、昨晩の時点ですでに5日めでし...
仕事関係の書類をポストに投函する必要があり、それも昨日中でないと駄目だったため、昨日、家から徒歩4分のポストまで行きました。 治療後にこんなに早く外出したのは初です。一週間～10日程度は軽い脳貧血があるので…。 ゆっくり無理せずポストまで行き、無事投函。 スーパーにも寄って...
人の思いはごくごく微量の質量を持つ…って聞いたことありますか？ 「量子力学」「波動」などを研究している科学者の方の中には、そういう考えがあるそうなんです。 物質の単位をどんどん小さくしていくと、分子⇒原子⇒素粒子とかになるそうなのですが…。 その先も、どこまでもどこまでも小...
3回目の治療を終えてほっと一息です。 今日は横になったり、起きてテレビを見たり、タラーンとして過ごすことになるでしょう。 すっかり冬の空気になったのでお部屋もあったかくして。 朝ご飯を食べました。 初めて作ったサラダチキン、塩気はそもそもよくわからない舌になっているので、む...
治療前日…ということは、作り置き惣菜の日です。 …その前に、録画してある『海に眠るダイヤモンド』最新話を観ないことには始まりません(笑 ドラマを見終わってから朝ご飯を食べたりまたボーッとしたりして、ようやく行動開始しました。 これまで、治療後の食欲ない＆横になってじっとして...
体重増加を防ぐためにも、血行促進のためにも、無理のない範囲で運動することにしました。 過去にいろいろ、ストレッチの本とか買った記憶があったので引っ張り出して来ましたが…。(これ以外にもあと3～4冊はあると思う…) どれも買ってちょっとだけやってみて、それきりだったものです。...
我が家にニンテンドーのゲーム機がやって来たのは、息子が幼児の頃でした。 サンタさんに「ゲームが欲しいです」と息子がお願いしていたので、クリスマスイブの夜、ドンキーコングのソフトとゲーム機を、息子の枕元にそーっと置いたわけです。 息子はまだとても小さかったせいか、すぐに思うよ...
2回目の治療から2週間以上が過ぎ、ヘナヘナしていた体にかなり普通の感覚が戻って来ました。 …、と、いうことは3回目の治療が近づいているということで少々ユウウツですが、まーこれは仕方がないですね😅 それはともかく…体重がやばいです。 増えている予感は確かにありました。 少し...
日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』を観ています。 ドラマとしても面白いですが、個人的に大興奮してしまうのは、こんなヘンテコリンな島がかつて存在したの？！…という事実そのものです。 こんな炭鉱の島があったなんて全然！知りませんでした。 軍艦島(端島)の名前はそういえば耳にしたこ...
母はよく、自分ら夫婦のうち一人だけになったら、あるるんは帰って来てくれると言うし、弟は自分のところへ来ればいいと言ってくれるから自分は幸せだ…と言います。 ※後まで残るのは自分だと決め込んでいるのが母らしいです(笑 その件について、直接、姉弟で話したことってなかったので、訊...
母が、夫婦そろって要支援認定されたことをラインで知らせて来たのが20日程前。 要支援と聞いただけでアワワッとなってしまい、思わず、私がそっちに引っ越すから！と返信しました。 しかし、少なくとも今は両親に伝えるわけにはいかない、私の闘病の件があるため、歯切れ悪くも、私も抱えて...
ご自身の病気を公表されて、闘病生活を送られている梅宮アンナさん。 自分と状況がよく似ているのではないかなとは思っていました。 病状、進行度合い、術前の抗がん剤治療であることなどなど…。 それだけに、ネットに上がる彼女の闘病に関する記事は、真っ向から読むことが出来ません。 何...
2クール目も10日を過ぎ、体調が戻って来ました。 ここから次の治療直前まで、比較的ラクな時期になります。 あまり思い切ったことは出来ないけれど、体力温存のためにも、お散歩や近所での買い物は欠かさずに行きたいと思います。 ＊味覚が… ところで、自分の味覚が鈍くなっていることを...
前回と前々回で、理由もなく「私は知っている」「あの人は私だ」という感覚が呼び起こされるホームレスの人の姿から、もしかして前世で経験しているのかなーと考えたことを書きました。 もうひとつ、この感覚が呼び起こされるものがありまして。 ↓ たまーに、電車の中や街中で、この姿をした...
ホームレスの経験があるのかもなあ…と思う理由はもうひとつありまして。 数日前の「カプセルのような安全基地で…」の記事にも、その感覚について書いた部分が少しあるのですが。 壁と屋根で囲まれた自分のおウチ、安心出来る自分の寝床…そういうものが存在することを、まるで奇跡のように感...
輪廻転生とか前世とかを、信じているというよりも、そんなことを空想するのが好きです。 私、きっと前世のどこかで、自分がホームレスを経験したことがあると思っています。 子供の頃、家族でよく遊びに行く市街地があり、その市街地の中心に、有名な観光名所でもある大きなお寺さんがありまし...
夫が亡くなってしばらく後のこと。 どっかのサイトの、ちょっとした遊びっぽい小さなコンテンツがありまして。 自分の名前、例えば「あるるん」とか入力すると、ひたすら褒め言葉だけをくれるという仕組みでした。 ● あるるん、何でもできるんだね ● あるるんちゃん可愛いよ ● あるる...
初回の治療から学習していたため、今回、便秘と胃痛モンダイは最初からクリアです。 しかし、脳貧血ぽくなるのはまぬがれず。 冷や冷やくらくらしたら、すぐに体勢を低くし、それからおもむろにベッドへ。 しばらく休んだり、そのまま寝てしまったり…、また動けそうなら動いてみる。 そんな...
病気になってからわかったことっていろいろあります。 そういうことを、病気になる前にわかっていたらよかったなー、とも。 もっともっと、素直で謙虚で明るくて優しい人でいられたかもしれないのになあ、私は、と。 だけど、考えてみたけど、きっとそれは無理だったな、と分かりました。 ど...
パソコンが使えるようになったのは、私よりも夫が先でした。 会社に導入されたため、自然と覚えていったようです。 私は夫に遅れを取ること4年程。 その私がようやく、少しタイピングが早くなって来た頃です。 夫はヤフオクにハマっていました。 ある日、ヤフオクに関して夫から頼まれごと...
病院内の化学療法室に通う際、旦那様や娘さんらしき人など、付き添いの方がすぐ近くまで送って来ている人もいます。 化学療法室前でバイバイして…済んだらまたお迎えに。 そんな時は、少しうらやましくなることもあります。 うらやましくなってしょぼーん⤵️としているわけではありません。...
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