阪神は今夜、あかんかった

夜、実家に到着すると母は今の時期、野球中継をつけていることがよくある野球の雰囲気を楽しんでいるのだろうそう思っていた父の生前はいつもテレビは野球だったしその名残りだと思っていたでも、今夜母はちゃんと試合の成行きをチェックしてるそのことがわかった母はこう言

母との食事の時間

私もアラカン一日2回実家を訪れることが楽ではなくなってきた勤務の前と後に実家に通っている週末には母を美容院に連れて行こうそう思っていたがそのパワーがなかった日々、睡眠不足で疲れていたのだろうか昨日の土曜日は夜の8時くらいから翌日の朝8時まで眠り続けてしま

おしっこ臭い

母を怒らせてしまった風呂やシャワーができないままで3週間経過それでも毎日声かけは続けているあゝ今夜もダメか～がっかり～母に近寄ると尿臭がする認知症は言い換えれば、自覚ができない病気昨晩はもう、はっきりと言った家族だからこそ本音で言える「おしっこ臭いから風

覚悟を決めるしかない

前回の入浴は4月の最初今は5月一ヵ月ぶりに母はやっと入浴をしてくれた。お風呂が沸いたよと私が言えば、勝手に沸かさないであんたに言われたらイライラするしんどいから入りたくない自分で勝手に入るからほっといてそんな答えが返ってくるつらいそれでも身体を痒そうにし

高齢者斡旋業者

朝日新聞のたしか2月の掲載に高齢者の施設への斡旋業者に対して悪徳だと批判する記事が大きく掲載されていた。「高額値付け」老人ホーム紹介ビジネスが横行そのように記されていた現役の在宅ケアマネである私からすれば実情を知らない、誤解を招く記事だと言わなければなら

桜の花びら

このところ、うまくいっている。入浴の声かけに応じてくれた。その翌日、シャンプーの声かけにもすんなり応じてくれた。入浴の時に洗髪しようとしない母なのでシンクで私が母の髪を洗っている私も徐々に慣れて、うまく洗えるようになった。仏壇で母は「髪の毛を息子に洗って

しあわせな時間

私の心の持ち方を変えることで母と穏やかな時間を持てるようになった。年老いた母には時間がない穏やかな時間が最高の母へのプレゼントになる母を説得したりしない昨晩も、もし良かったらシャンプーしない？とさりげなく母に声かけをした。髪の毛が固まってきていたし頭がか

暗闇の中の人影2

暗闇の中で揺れていた影が母だった夢遊病者のような感じだったそんなことがあってから私は母に対しての気持ちが変わった危ないことをしていても自覚が持てない状態なのだから私自身がいたわりの気持ちを持たなければ母自身がきっと、不安の中にいてつらいだろうから認知症と

暗闇の中の人影

実家の母に毎晩会いに行くいつものように仕事を終え向かうは実家バスを下車実家までの道のり私はまっすぐ帰らず公園によって帰ろうとしていた19時前暗闇で人の歩く姿はほぼない道その暗闇の中に揺れる人影がみえた母だった。他人がみたら徘徊と思うだろうサンダルをはいて

フランネルシャツ

仕事（正職）と母の介護で目まぐるしい生活をしているはっと気づくと自分自身のことが放りっぱなしになっている部屋はゴミ屋敷衣服は着た切り雀毎日ほぼ同じフランネルシャツで生活していた母の食事、シャンプー、入浴仕事の締め切りや約束そんなことに追われる生活で自分の

作り話

このところ、うまくいっている作り話をすることは母には悪いけれどそれで母が納得して行動に移してくれてそれで母が快適に過ごせるのならば良しとしよういい湯が沸いたよそう母に言っても「今夜はしんどい、明日にするわ」そう毎日言い続け10日が過ぎていた母に膀胱炎のよ

サラサラの髪に変身

母は入浴してもシャンプーをしないもの忘れのある母なので入浴中に私は声をかけるでも、しようとしない指図せんといて、なんて言う結局、2ヵ月位洗髪しないまま毎日私はつらかった。他人ならば平常心でいられるだろうけど身内の痛みは自分の痛み母の頭は髪の毛が固まって痛

杏子の花

花のことに詳しい母それもそのはず戦後、家業で花屋を営んでいた大阪まで花を仕入れに行った話や近所の畑を借り花を栽培していたことそんな母のリアルな思い出話を聞くことは母の人生をさらに知ることができてかけがえのない時間になっている母の若かりし頃の情景が浮かんで

使命感

そんな感覚ほどほどにした方がいいそう思う自覚の持てない母ひと月以上もシャンプーしない入浴もしないまま失禁しても便失禁しても着替えをしようとしない自覚がないその分いつも私に責められているそんな感覚にさせているのかも知れないどうにかしなきゃそんな使命感それも

介護抵抗

知らず知らず母のことで必死になってしまい空回り入浴拒否それが半月ほど続いた膀胱炎になりやすい母尿路感染の怖さもある毎日母に声かけするが一向に入浴しようとしない母私に指図せんといてそう怒りだすともう手が付けられない今夜はもう、帰るねいくら言っても風呂に入っ

発熱

大晦日から元日にかけて一晩だけ外泊した。仕事と介護に追われる毎日だけどその合間でなんとか休養をとらないと身が持たないしかし風邪をもらったようだ倦怠感と発熱が2日から始まった検査キットがたまたま残ってたのでコロナではないことはわかったがインフルエンザはどう

洗髪

本日の日曜はもちろん母を朝から訪問日曜だけは仕事がないのでその分 母と多く過ごすことができた母は入浴してもなかなかシャンプーをしてくれない髪の毛が脂ぎっている髪の毛が固まっているつらいけれどそんな自覚のない母を見ることが日常だキッチンのシンクで洗髪をして

再会

私も一人の男で人間だから人を好きになる介護と仕事に明け暮れる毎日でも人を好きになる私の場合は恋愛対象が男だ昨年の秋に出会い一目惚れをしてしまった男性がいた一方的に私が惚れてしまった男その男に偶然再会した一年ぶりに再会した一期一会で終わらせたくなかった私の

記憶

毎日母の家を訪問する朝と晩に訪問する母はご機嫌な時不穏な時が交互にあるそれに合わせることにも慣れてきた私だしかしつらいのは記憶の問題だ憎んでいる相手とのエピソードを綺麗に忘れていることがある母のいう事を否定しない方がいいので母に合わせて話をしていると私が

話に花が咲く

今夜も母とゆっくり話をした仕事に行く前も母を訪問するが朝は時間がないし気持ちに余裕がない仕事の帰り母を訪問する夕食時は話に花が咲くやさしい気持ちで話ができる母と話しているとおもしろい母の辿ってきた人生をみることができるだから面白い「仏壇に花を供えたい」母