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  • 唐ゆきさん(1)

    「唐ゆきさん」を知っているだろうか。私が、長崎に赴任して、ぶらり立ち寄った本屋で目に止まった加害者の告白の一書である。長崎は、出島を通して外国との貿易の窓口になっていた。様々な品が取引され、文化も多く輸入して、多彩な文化の華を咲かせた。他の地域の日本とは違う絢爛たる活気ある長崎の街だったに違いない。 ところが、その裏で若い娘達の人身売買が行われていたと言うのだ。長崎に隣に浮かぶ天草の島々の人々は貧しく困窮していた。そこで、身売りが始まったようだ。 出島に来た外国船は、帰りに娘達を乗せて東南アジアへと連れて行くのだ。仲介人は、集めた娘達を小舟に乗せて、沖合に停泊して待っている外国船に引き渡すのだ…

  • 「近田」という苗字のルーツ

    「近田」と言う苗字は、長崎には数件しかない。平凡に見えて珍しい苗字のようだ。私は、愛媛県出身である。以前、愛媛の電話帳を調べたら、新居浜を中心に多くの「近田」と言う苗字を見つけた。愛媛では珍しい苗字ではないようだ。そこで、少々由来を調べてみることにした。遡ること400年前、関ヶ原の戦いで高知県の有力大名である長曾我部は、豊臣方に味方して戦い敗戦。その後、高知県は、岡山県の山内家が移り住んで治めることになる。 山内家の支配下にはいることを嫌った長曾我部の残党は、愛媛に逃げ込んだようだ。山を開墾して土地を得て力を得た残党は、愛媛で認められて「近田」と言う苗字を貰った、と言う説を聞いた。「近田」の苗…

  • 雲仙温泉へ行ってきた。

    先日、友人と雲仙の温泉に浸かりに行った。コロナ禍で、閑散としていた小さな温泉街も多少賑わいを取り戻しつつある。喜ばしいことである。街中は、小さな観光客向けの小店が軒を並べている。観光客は、もの珍し気に中をのぞきこんでいる。皆、人里離れて解放気分にふけっているのか笑顔があふれている。恋人達は、ここでは堂々と手をつないで歩いている。ここならではの微笑ましい光景である。 さて、私ときたら年老いた友人と青雲荘と言う国民宿舎の露天風呂を目指してやって来たのだ。下界の喧騒から離れて、一時の心身のリフレッシュを求めて時々来るのである。雲仙の温泉は、硫黄の温泉で入白濁としたクリームのようなお湯だ。匂いが強烈だ…

  • 花粉症

    今年のスギ花粉は、特に多いと報道されていた。私も、もれなく花粉症である。30台で発症してからの付き合いだから、もう、40年近くなる。それでも何とか大事に至らず今までくることができた。 ところが、今年は、ダメだ。咳、鼻水が多く、挙句の果ては咳き込んで、夜に眠れない有様だ。早速、病院へ駆け込んだ。血液検査。結果はスギ花粉アレルギー。その他は、なにも反応していない。血液検査で、細かく分かることに驚いた。聴診器を当てられ「スギ花粉アレルギー喘息」と診断された。 原因がはっきり分かって一安心だ。薬を処方して貰う。その夜は、咳き込むこともなく寝ることができた。薬の効き目のも驚かされた。我慢しないで、病院へ…

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