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積水ハウスで、夢をかたちに https://building-dream-home.hatenablog.com/

はじめて注文住宅を建てることになり、積水ハウスと契約しました。家づくりを通じて感じたこと、家づくりの経過などを書いていきます。

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2024/01/08

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  • 気密性について考えていること(2):結露や、屋内の空気循環などへの影響

    C値と自然換気の簡単な関係式 前回はシミュレーションをもとに、C値と自然換気(漏気)回数の関係について調べてみました。 調べている中で、C値と自然換気回数をつなぐ近似的な簡便法として、 C値を0.1倍すると、だいたい自然換気回数になる。 という関係が述べられているのを発見しました。前回の掲載した表をみると、確かに住宅地の中であればこの関係が成立しています。計画換気の量が0.5であることと、この関係を覚えておくとよさそうです。 C値が高いと隙間風がぴゅーぴゅ―吹いて寒い? UA値やC値を改善することは快適な家をつくるための手段です。逆に言えばC値が高いとどうして困るかを考えれば、どの程度のC値を…

  • 気密性について考えていること(1):C値と計画換気の効率の関係

    C値はどの程度を目指すべきか? 積水ハウスと契約する際に鉄骨ではなく木造を選んだ理由の一つは、木造の方が気密性を高めやすいと思ったからです。現在の見積もりには気密施工オプションも追加しているし、気密検査を入れる了解ももらうなど、現段階で施主としてできることは概ねしたつもりです。 それでも大半の大手ハウスメーカーに言えることだと思いますが、C値で0.5を切る数字は期待できないと割り切っています。 私たちが求めているのは、「性能が最高だけれどデザインや間取りで我慢する家」ではなく、「性能面で十分条件を満たした上で、デザイン・間取り・使い勝手に思いをこめられる家」です。 では気密性の十分条件はどこら…

  • ウィンドウトリートメントの悩み:ゲストルーム編

    ゲストルーム編 ゲストルームと呼んでいるけれど、家具は何も置いていない多目的スペース。来客が着た時には、隣の納戸に置く予定の折り畳みベッドを持ち出して客間にするつもりなので、ゲストルームと呼んでいます。 普段は、ストレッチ、ヨガなどの軽い運動をしたり、2ndリビングできな使い方をしたりするつもりの場所です。窓は西向き、幅2m、高さ1.2mの腰窓です。 用途が二つあるので、窓の遮蔽にも二つの機能が欲しい。 来客が寝るときに遮光スクリーン(東向きではなので、遮光等級は2級でも可) 日中に使う際に西日を若干抑えられる程度のレースのスクリーン この部屋も窓の幅が2mにぎりぎり収まっているので、その点で…

  • ウィンドウトリートメントの悩み:LDK編

    LDK編 ハウスメーカー選定にあたり直前まで悩んだものの、間取りだけでなく、営業のIさんと、設計士のOさんを信じて積水ハウスと契約しました。契約から2か月で8回の打合せを重ねる中で積水ハウスを選んで良かったという思いは強まるばかり。 ではあるものの、(ちょっとした?)行き違いや、トラブルから気分がとても落ち込むこともあります。LDKのウィンドウトリートメントはその一つ。端折って書けば、天井掘り込みでロールスクリーンなりカーテンレールなりを隠すつもりで契約時の設計図にも入っていたものが、堀り込みができなくなった。という話です。 死守したいのは、LDKのデザイン。同じぐらい大事なのは、リビングルー…

  • ウィンドウトリートメントの悩み:寝室編、ロールスクリーンもろもろ

    寝室編 寝室には南向きに幅2m、高さ1.2mの腰窓がつきます。窓の片側がコーナーに接しているのでカーテンは使いにくいけれど、割り切ってロールスクリーンを受け入れてしまえば対応している製品も多く、候補が多すぎる苦労はあってもLDKや書斎のような悩みはありませんでした。 寝室は寝るだけの部屋と割り切っているので、昼間は使わない(はず)。就寝仕様で遮光スクリーンを条件にしたほかは、標準的な仕様です。 ロールスクリーンの候補 ニチベイ:ソフィー www.nichi-bei.co.jp タチカワブラインド:ラルクシールド www.blind.co.jp トーソー:マイテックシリーズ www.toso.c…

  • ウィンドウトリートメントの悩み:書斎編、幅広の窓は難しい。

    書斎編 今度の家には、私と妻それぞれの書斎を2階に作る予定です。 それぞれの部屋には、幅3m(実寸は285㎝ぐらい)、高さ120㎝の腰窓がつきます。この腰窓は両袖窓と言われるタイプで、真ん中の140㎝ぐらいが固定窓、両側75㎝ずつがスライドする仕組みになっています。 「2階で抜け感のある方向を意識して配置した、3mのまど開放感があって素晴らしい。特に妻の書斎は南向きで完璧!」と間取りを見た時には思っていました。でも、なかなか一筋縄ではいきません。 なぜ悩むのか 漠然と考えていたのは、「普通にカーテン2枚つければどんな用途にも対応できる!。」ということだったのではないか?と思います。自信がないの…

  • ウィンドウトリートメントの悩み:導入編

    間取り図を書いているときは、ウィンドウトリートメントは何とかなるだろう、設計士も考えてくれているだろう、と思い、何も意識していませんでした。一方で、積水ハウスの最大の魅力が大開口の窓ということで、大きな窓をあちこちにとっています。 契約後、内装を考える段になって、このウィンドウトリートメントが俄然問題になってきました。今回は大開口の窓に注意、というお話です。 ウィンドウトリートメントが必要な部屋 LDK:2m幅x4、1m幅X2(床から天井まで) 書斎1:3m幅(腰窓) 書斎2:3m幅(腰窓) 寝室:2m幅(腰窓) 多目的ルーム:2m幅(腰窓) このほかにも二箇所窓がありますが、外からの視線が気…

  • 外壁:ベルバーン選び

    ダインコンクリートとベルバーン 3年ほど前、家づくりを考え始め写真やブログを見始めたころは完全にダインコンクリート推しでした。しかし、展示場を回ったり、住宅地を歩き回って家観察をするようになってからは、徐々にダインコンクリートから心が離れはじめ、気づいたらベルバーン推しになっていました。 鉄骨推しが、気づいたら木造推しになっていたのも影響しているのかもしれません。鉄骨と木造については、記録のためにもいつか機会を見て記事にしたいと思います。 ダインコンクリートで気になり始めた点 質感 厚みがあって彫りが深いのは事実ですが、やはり天然の石に較べると表面の風合いも含め、やや平面的な印象を受けます。柄…

  • 蓄電池の中間経過

    悩んでいる蓄電池ですが、追加の見積もりが届きました。 これまでの経緯 悩み始めたきっかけは、当初提案されていたパナソニックの蓄電池の構成が全負荷型・200V対応だと思っていたのに、特定負荷型・100V対応だったことです。全負荷型・200V対応の構成で改めて見積もりをお願いしたら、大幅に価格が上がり、 想定が狂ってしまったのでした。 building-dream-home.hatenablog.com パナソニック以外のメーカーだともう少し安くならないかと思い、仕様などを調べてまとめたのがこちらです。同時にニチコン・シャープの見積もりをお願いしました。 building-dream-home.h…

  • 断熱について考える(2):窓・サッシ

    アルミ樹脂サッシって本当にダメなの? 家づくりに詳しいYoutuberさんの話を聞いていると「アルミ樹脂サッシは時代遅れ、ありえない。」という気にさせられます。もう少し見ていると、アルミ樹脂でもまあ場合によってはいいんじゃない、という方、あるいはアルミ樹脂擁護派のLIXILなどもありますが、不安になりますよね。 今回のテーマは、アルミ樹脂に落ち着いた私たちが、サッシについて検討したり、考えてきたことのまとめです。 私は、断熱等級やUa値は良ければ良いに越したことないけれど、有限の予算の配分や、その他のニーズとのバランスを考えると、断熱等級5がクリアできれば、あとは他の部分で補えるのでは?、と考…

  • 断熱について考える(1):家庭で使用するエネルギー

    家が使用するエネルギー(一次エネルギー)の内訳 一般家庭が消費するエネルギーは、暖房、冷房、換気、給湯、照明、その他(家電など)に分けて考えることができます。 実際の使用量は家ごと、日ごと、住む人ごとに異なりますが、ZEHや、省エネルギー基準などの基準を満たしているかどうか判定するためには標準的な計算方法が必要になります。この計算式は国土交通省によって定めれらており、多くの場合この計算式に基づく基準値(理論値)を元に判断されるようです。 この分類とはやや区分が異なりますがエネルギー庁の試算によれば、平均すると30%弱が冷暖房、30%弱が給湯、残りが照明・換気、その他に相当するようです。 家庭の…

  • 経緯:契約後2回目の打ち合わせまで。

    これまで 契約時にもらった見積もりを元につくったチェックリストはこちらです。 building-dream-home.hatenablog.com このチェックリストを作ってから、営業マン、設計士さんと打合せを2回で6時間弱しあました。今回は中間経過のまとめです。 契約後の打合せの優先順位 営業の方から、「建築確認申請に関係する部分を先に詰めたい。」というお話があり、設計士との打合せを週に1回のペースで4回まとめてスケジュールしてもらっています。インテリアコーディネーターはその次の段階で参加する予定です。 「建築確認申請に関係する部分」は間取り、外構、外壁の色などです。 外構、外壁の色に関して…

  • 長期優良住宅の認定が取れ無いかも?

    契約後1回目の打ち合わせで点検口の位置を質問したところ、驚きの事実がわかりました・・・。 長期優良住宅について 長期優良住宅制度は「長く良好な状態で住み続けるための措置を講じた性能の高い住宅」の建築を促すことで、住宅を30年前後で使い捨てるのを止めようという趣旨です。 人生で一番大きな買い物と言われる住宅が、実質的には資産にならず消費に終わってしまうことが日本が豊かになることを阻む大きな要因の一つだと感じるので精度の趣旨には多いに賛成です。 税制上のメリットもあることから、長期優良住宅の認定をとることは当然だと思っていました。取得した場合、住みながら定期的に点検や補修を行う義務が発生しますが、…

  • ショールーム見学:RVIERA、リビエラ

    提案されているのはアルティカシリーズ LDKやタイルデッキの床材提案されているのは、RIVIERAのアルティカシリーズです。積水ハウスのカタログを見るとLIXIL製なども含めいろいろなタイルがありますが、RIVIERAはアルティカだけのようです。 なお過去に検討していた他のハウスメーカーも、キッチンや土間のタイルにアルティカが提案されていました。比較的広く使われているタイルなのでしょうか? 滑りにくいように表面をざらざらにしてある外用タイルと、靴下・ストッキングなどが引っかからないように表面を滑らかにしてある中用タイルが用意されています。色味として提供されているのは、全部で6種類。 赤みが入っ…

  • 今日は「住まいの参観日」でした。

    間取りについてはほぼ決まってくると、細かい点や内装などが気になってきます。実例を見るのが一番ということで、今日も住まいの参観日で、3軒ハシゴしてきました。 「住まいの参観日」とは 積水ハウスが建築した家を施主さんのご厚意で、これから家を建てようとしている人に公開していただくイベントです。 積水ハウスのホームページで、いつどの会場が公開されているか発表されていますが、月に1〜2回、週末に設定されているようです。なお、毎回会場は違っており、一つの会場が公開されるのは年に1回か2回ぐらいなのではないでしょうか? 中には、モデルハウスとして建てられている物件の内覧もあリます。 住友林業、三井ホームも同…

  • 家のコストに関する考察(6) まとめ

    ハウスメーカー割高説の根拠 Youtubeやブログなどでよく見る「ハウスメーカー割高説」では二つの理由のどちらかが根拠になっています。 営業経費、間接費が高い → 販売管理費(営業利益ー粗利益) 利益をとりすぎ → 営業利益率を見る。 これらの批判は妥当なのか? 個別案件ごとの数字は当然公開されていませんが、上場企業で投資家への情報開示に熱心な会社は、注文住宅部門としての販売管理費や営業利益率は公表しています。 工務店については少し古いアンケートである程度の水準感がわかります。 これらを比較すると、 営業利益率で見ると、大手ハウスメーカーでも苦戦しているところが多い。儲けすぎという批判は当たら…

  • 光熱費・CO2シミュレーションから

    太陽光発電と蓄電池の電気代節約効果について、概算しました。 前提となる数字 仮定 こちらの数字はざっくりとしたおきの数字です。 買電:36円 / KWh 売電:16円 / KWh(10年間)、11円(それ以降) 太陽光発電の設置費用:30万円 / 1KW 蓄電池の設置費用:22万円 / 1Kw 初期費用については、もう少し安くできるところも多くあるのではないかと思います。 試算値 こちらの試算値は積水ハウスが計算してくれたものです。二人家族だけれど大きめの家なので、消費電力は多めかもしれません。 太陽光発電1KWあたりの年間発電量:1076KWh 月間平均消費電力:736KWh(最小の月は6月…

  • 蓄電池の種類

    前回に続いて蓄電池の話です。 打合せで話をきいていると、蓄電池の導入事例はあまり多くないような印象を受けます。他社も含めて見積もりを改めて取ってくれるのことなのですが、打合せで名前がでていたニチコン、シャープでどのような商品があるのか、自分でも調べてみました。 積水ハウスの設備カタログと、メーカーのサイトを比較すると、特注扱いにしなくても導入できるのはこちらのようです。 パナソニック:創蓄電連携システムS+ - 3.5/5.6/.0/9.1/11.2KWh ニチコン:トライブリッド蓄電システムII(T3)-4.9/7.4/9.9/14.9KWh シャープ:クラウド蓄電池システム -4.2/6.…

  • 蓄電池で悩んでいます。

    漠然と導入を考えていた蓄電池ですが、詳細を詰めていく中で勘違いに気づき、悩んでいます。 前提 オール電化 太陽光発電:最低でもZEH基準を満たすレベルまで太載せる 床暖房、個別エアコンを気兼ねせず使いたい 日中も在宅が多い 石炭・天然ガスに頼る火力発電が主力の間は、長期的な円安トレンドと合わせてエネルギー代が高騰する中で、電気代は更に上がっていくだろうというビューを持っています。原子力の比率が高い関電と東電の電気代の違いを見ても、火力発電がいかに高いかは一目瞭然です。(原子力を擁護したいわけではありません。単に、現在の総括原価方式の価格決定メカニズムの中で、各発電方法がどう電力価格に反映されて…

  • LDKの天井(木質天井、天井面の美観)

    計画中の家はLDK、なかでもリビングとキッチンが最大のこだわりポイントです。 リビングのつくり リビングは積水ハウスならではのクリアビューデザイン(床から天井までの大開口サッシ)と270㎝の天井高を採用し、屋内と軒やデッキとのつながりを感じさせるデザインになっています。 また開放感をもたせるために、玄関ホールから廊下を経てLDKまで、ドアを設けずひとまとまりの空間になる設計です。 この空間の床材にはタイルを採用する予定で、すっきりとした現代的なデザインになりそうだけれど、やや暖かみに欠けるかも、という懸念も持っています。 希望していること 木質天井にしたい 検討する中で候補から外れてしまいまし…

  • 積水ハウス:契約後1回目の打合せにむけた事前準備ー検討項目一覧

    これまでの経緯 積水ハウスとは契約まで、打合せ・住まい参観日・Tomorrow's Life Museum訪問を含めて半年で16回打合せをしています。そのうち、契約時の重要事項説明を含めると3回設計士が同席してくれました。 最初は本命・対抗が滑った場合の第3候補の位置づけでしたが、本命まず脱落、残る二社の比較の中で最後の数週間で逆転し、めでたく契約の運びとなりました。 契約までの半年以上にわたる検討過程は改めてまとめたいと思います。当初は大穴扱いということもあり細かくは詰めていなかったのですが、契約前の最終案の完成度はかなり高いと思います。 一つ目の要因は、設計士・営業ともにとても優秀で我々と…

  • 家のコストに関する考察(5)工務店の場合

    コストを下げる、という観点からは地場の工務店を考える方もいると思います。ここでは、一般社団法人 木を活かす建築推進協議会 により、平成29年3月に発表されたアンケート調査(工務店実態調査アンケート報告書)を引用しながら、工務店の実態を調べてみたいと思います。 アンケート調査のサンプル このアンケート調査は、7300社に配布され、38.1%にあたる2778社からの回答をもとに構成されています。なお、1986社が工務店、764社が一人親方となっており、今回は工務店(除く一人親方)に焦点をあててみていきます。 平成28年はどんな年だったか アンケートは平成28年(2016年)の実態を反映していると考…

  • 家のコストに関する考察(4)中堅HM、ローコストHM

    引き続き、家のコストに関する調査です。前回の記事では、大手ハウスメーカーの代表として、積水ハウス・住友林業中心に見てきました。 今回は、中堅ハウスメーカーおよびローコストハウスメーカーの代表として、まず桧家住宅、タマホームを取り上げたいと思います。この二つのメーカーを選んだのは、どちらも上場企業で売上高、営業利益が公表されているからです。 家づくりのコンサルタントをしている方の推測・経験ベースの数字を使えば、より多くの会社をカバーできますが、サンプル数が少なかったり、サンプルに偏りがあったりすることで、客観性の低い欠点があります。従って、今回の一連の整理では、できるだけ公表ベースの数字、あるい…

  • 家のコストに関する考察(3) 積水ハウス

    前回は住友林業を例に、大手ハウスメーカーのコスト構造を調べてみました。今回は、積水ハウスを例に、同じような分析をしてみましょう。 積水ハウス 利益率のまとめ こちらの数字は、請負型ビジネスー戸建住宅事業の数字です。このセグメントには、瀬積水ハウスブランドのイズシリーズ(鉄骨)、シャーウッドに加えて、価格を抑えたセカンドブランドである積水ハウス・ノイエの数字も含まれています。しかし、2022年の建築戸数で見ると6271(鉄骨、イズシリーズ)、2979(シャーウッド)、673(ノイエ)と、ノイエの数字は小さいので、ほぼ積水ハウスの数字とみなして良いでしょう。 2018 2019 2020 2021…

  • 家のコストに関する考察(2) 住友林業の発表資料から

    住友林業は、注文住宅で建てようと思った2021年から2023年秋ごろまで、ずっと意中のハウスメーカーでした。どこが気に入っていたか、そしてなぜ住友林業を断念したのかは、別の機会にまとめて書きます。ここでは、大手ハウスメーカーで家を建てると、どの程度の金額になるのか、家のコストはどのような要素から成り立つのかを理解するための参考例として、住友林業に登場してもらいます。 住友林業 住友林業は2020年12月に決算期の変更、2023年12月期より、住宅・建築事業を住宅事業と建築事業に分離するセグメント変更を行っています。 住宅・建築事業(単体) 住友林業の住宅部門の売り上げには、注文住宅とは異なるビ…

  • 家のコストに関する考察(1) - 財務諸表をみる準備

    ハウスメーカーに対して工務店の優位性を唱える立場の人からは、「モデルハウスのコスト、広告宣伝費などがある分ハウスメーカーは割高。」という議論がしばしばなされます。 ここでは、できる限り客観的な資料に基づいて、コストについて考えてみたいと思います。 財務諸表のしくみ 情報源の一つとして利用できるのが決算資料です。上場企業は投資家に向けて詳細な資料を定期的に発表することが義務付けられています。 投資家がよりよく業績を理解できるように、会社全体の損益に加えて、部門ごとの損益や、関連する情報も発表することが望まれています。 多くの中堅ハウスメーカーは非上場で開示義務がありませんが、大手である積水ハウス…

  • 大手ハウスメーカーの注文住宅のコストはどれぐらいあがっている?

    擁壁に関する経緯 我々が家を建てようとしているのは傾斜地で、ひな壇のようになった土地が多く、土留・擁壁がある敷地が多いです。 最初は「隣の敷地と高低差が1m以上あって、家を建てたときに2階の窓からの見晴らしがよい土地がよいな。傾斜地でひな壇はこの点でもプラス」と能天気に考えていました。 しかし、妻は既に下調べをしていたようで、「高い擁壁・土留がある敷地はやばい。」との意見。それからいろいろと調べてみると確かにやばそう、ということで土地を買う際には注意をして、結局隣地との高低差が最大1mで収まる土地に決めました。敷地の周囲は、50年ほど前に造成された大谷石の土留めになっています。 けれど、買って…

  • 土地探しで大事なこと、擁壁や土留めは怖い・・・。覚悟が必要かも。

    擁壁に関する経緯 我々が家を建てようとしているのは傾斜地で、ひな壇のようになった土地が多く、土留・擁壁がある敷地が多いです。 最初は「隣の敷地と高低差が1m以上あって、家を建てたときに2階の窓からの見晴らしがよい土地がよいな。傾斜地でひな壇はこの点でもプラス」と能天気に考えていました。 しかし、妻は既に下調べをしていたようで、「高い擁壁・土留がある敷地はやばい。」との意見。それからいろいろと調べてみると確かにやばそう、ということで土地を買う際には注意をして、結局隣地との高低差が最大1mで収まる土地に決めました。敷地の周囲は、50年ほど前に造成された大谷石の土留めになっています。 けれど、買って…

  • やってはいけないことばかりのハウスメーカーとのなれそめ

    いきなり資料請求 2021年春に注文住宅を建てることを思い立ってからまずやってしまったのが、オンラインの資料請求。確かタウンライフ経由だったと思います。間取りを作ってくれるという説明に惹かれて、当時名前を知っていた大手HM数社にコンタクトしました。 結果は・・・。間取りを送ってくれたHMは一つもありませんでした。その替わり、会社の紹介資料や、分譲地や建売住宅の宣伝が送られてきたほか、営業の電話がかかってきました。 今思えば、土地も決まっていないのに意味のある間取りは書けるはずがありません。おそらく、ハウスメーカーは表面的に条件が近い規格住宅の間取りと見積もりをコピー&ペーストして送ってきている…

  • 土地探しから、土地決定まで

    土地に求めたもの 私たちが住みたいと思うエリアは、直径約20kmの円内にすぐに絞り込むことができました。その後、さまざまな条件を考慮してさらに選択肢を絞り込みました。 東京にも実家にも1時間程度でアクセスできる 必要な大きさの家が建てられる 価格が予算に収まる ハザードマップにかからない(津波、水害、土砂災害など) できれば、大規模盛土造成地ではない バス以外の交通手段を使える 近隣の環境が良好で、隣家との距離を一定程度とれる 街並みが整っている 一定の人の入れ替わりがあり、閉鎖的でないコミュニティ 家を建てたとき、2階からみた抜け感がどちらかの方向には確保できる 車で細い道を通らずにたどり着…

  • 家づくりを始めました。

    2023年6月~12月の間は、家づくりのために夫婦それぞれ週に20時間はかけていたと思います。記念の意味もこめて、このブログでは注文住宅建設に関するもろもろを書きます。 これまでの経緯 近い将来の転居をきっかけに、注文住宅を建てようと思い始めたのが2021年の春でした。それまでは、賃貸のアパートやマンションを転々とした後、マンションに15年ほど住んでおり、戸建は初めてです。 ~2023年4月:情報収集、下調べ 2023年4月~6月:土地さがし 2023年6月:土地決定 2023年8月:土地引渡し 2023年12月:ハウスメーカー決定(⇐ 今、ここ) 2024年6月:着工予定 2024年11月:…

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