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理想世界の作り方 https://risousekaiii.seesaa.net/

「あらゆる魂たちにとって最高の世界とはどんな世界だろうか?」 というテーマで新世界の設計図をいろいろ空想しているブログです。

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2023/12/10

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  • ムゲンの考察(不自由な世界における「安楽死の権利」「死を超越する権利」「無限の楽しみ体験を自由に楽しみ続けれる権利」)

    ムゲンは時のない部屋で不自由な世界での甘太郎や全知ちゃんの動向についての報告を受けていた。 ムゲンは、不自由な世界がもともとその世界創造の設計段階から間違っていたことをすでに理解していた。 不自由な世界は、はじめから体験者たちの運命や体験を恣意的に好き勝手に操作していつでも残酷な拷問体験を強制できるような設計にしていたのだ。 だから、いくら甘太郎一族たちががんばってもがんばって…

  • 不自由な世界は存続すべきか消滅すべきか(必要な覚悟)

    「ちょっと甘太郎ちゃん! なんてことを言うのよ!」 全知ちゃんが、甘太郎をたしなめていた。 「僕の命でいいなら差し上げるとか……そんな勝手なこと言わないでちょうだいよ。そんなことになったら、わたしの保護者としての責任が問われちゃうじゃないの! そもそも、今はこの肉体にわたしも同居しているんだから、軽々しくそんなこと言わないで頂戴!」 どうやら甘太郎の意識を奪ったのは全知ちゃんだ…

  • 甘太郎の説得と全知ちゃんの教え

    甘太郎は、「テクノロジー犯罪被害者の報告書」なる青年が書いたであろう報告書を読んで怒り心頭に達していた。 「なんでこんなひどいことをするんだ! 一体、誰がこんなひどいことをやっているんだ!」 自分の肉体が自分の意志に反して操り人形にされたような感じで、好き勝手に操作されるのだという。 表情や感情まで操作され、本能的な欲望や願望すら遠隔操作されるという。 「これは、完全に犯罪じゃ…

  • 甘太郎、不自由な世界でとある青年の肉体に入る

    甘太郎は、再び不自由な世界に戻ってきた。 甘太郎は、意識体だったのでとりあえず自分を受け入れてくれる肉体を探した。 甘太郎と同じような願いを持っている肉体は実に少なかった。 仕方なくそれなりに似ている願いをもっている肉体に入って、その肉体の住人に同居許可を得るために交渉しはじめた。 「あれ? 君は誰だい?」 その肉体の住人は、甘太郎にすぐに気づいた。 中にはぜんぜん気づ…

  • 甘太郎の叫び!(甘太郎のゲーム修行と超時空体の判断)

    甘太郎は、ゲームの世界の魔物たちを助けるために、全知ちゃんに連れられて不自由な世界から時のない部屋にやってきた。 甘太郎としては、不自由な世界のことがまだ気がかりだったが、ゲームの世界の魔物たちであってもみんな助けたいと思っていた。 しかしいろいろなゲームの中にはとても残酷なボス魔物たちもいて、そのボス魔物を助けてしまうと、他の魔物たちや冒険者たちがひどい目にあうようなゲームもあった。…

  • 甘太郎は不自由な世界で新世界への避難を呼びかける

    甘太郎たちは時のない部屋で修行していたムゲンの統合体から分離して不自由な世界に舞い戻っていった。 プレゼントとして新世界をその意識の中に携えていた。 甘太郎たちはウキウキしていた。 新作の新世界があれば、不自由な世界のみんなを救助できると思っていた。 とある甘太郎は、街頭で新世界の宣伝をはじめた。 「皆さん! この不自由な世界はあんまりにも不条理で不自由ですからそろそろ…

  • 前より進化したムゲンの統合体が試作した新世界

    時のない部屋で超時空体への進化のためにゲーム修行をしていたムゲンの統合体は、不自由な世界の分身体たちからの状況報告を得て心を痛めていた。 特に統合していた甘太郎一族の者たちが報告書を見て、「不条理だ! 不条理だ! そんな世界は間違っている!」などと騒いでしまって修行にさしさわりはじめていた。 甘太郎一族は、とにかく全員を幸せにしないと気が済まないのだ。 その他のキャラたちは、仕方…

  • 不自由な世界の観察者からの報告(不自由な世界での自由意志の選択)

    不自由な世界の各所には、ムゲンの分身体たちが観察者として散っていた。以下はそうした観察者からの報告の一部である。 そうした観察者たちには、それぞれ超時空体の分身体が一体統合されていて共同で観察されていた。 まだ未熟なムゲンの分身体は超時空体の分身体にあれこれ教育してもらいながら報告書を作成していた。 ーーーーーーーーーーー 不自由な世界群…では、自らの持っている自由意志の選択をどうす…

  • 超時空世界から見た不自由な世界とその存続の可否の評価基準

    超時空世界ではありとあらゆる世界や体験者の現在過去未来が動画やビデオを巻き戻したり早送りしたりして見れるような感じになっていた。 ありとあらゆる時空間に発生した膨大な世界、そして消滅した膨大な世界……その膨大な体験記録がすべて存在していた。 その膨大な世界と体験者たちの記録をすべて理解していた超時空体たちは、どんな意志を持ち、どんな選択をすれば、ばどんな未来になるのかを知っていた。 …

  • 超時空城の先生の授業(希望への道)

    超時空体たちは、時空を超越した存在だったので、不自由な世界の体験者たちの未来をすべて知っていた。 どんな選択をすれば、どんな運命になるのかをすべて知っていた。 彼らは千変万化する各種の世界の表面的なことにはあまり関心がなかった。 ただそうしたいろいろな世界の体験者たちがいろいろな体験をする中で、その理解したことに応じてどんな意志を持ち、どんな選択をするのかということに感心があっ…

  • 不自由な世界の自業自得の責任の記録

    その不自由な世界は、すべてが監視されていた。 しかも、その世界の市民の肉体の中には電波で操作できるナノロボットが接種されていて、あらゆる種類の肉体の苦痛や不具合を遠隔操作で生み出せるようにされていた。 とある魂が、そうしたことはやめろと求めた。 あらゆる魂には自分で自分の運命や体験を選ぶ権利があるはずだと…… 四六時中、監視され、ストーカーされ、いつでも肉体の中にある毒ナノマ…

  • 超時空城の先生の授業(良心に反したことを確信犯でしている者たちへの注意や警告)

    超時空体の先生の授業は続いていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「では、君たちに希望はないのか……ということになるけど、まだ希望はあるんだよ。 ただし、それは不自由な世界のままでそうした拷問世界に生き残ろう……などと思っていない体験者にだけ希望があるんだよ。 いいかい、よく理解するといい。 前の授業で、不自由な世界=残酷拷問体験強制収容所のままでは、そこに…

  • 超時空城の先生の授業(不自由な世界は改めるか滅ぶかの二者択一)

    超時空城の超時空体の先生たちは、不自由な世界の体験者たちにいろいろなことを教えていた。 それは不自由な世界が自由な世界に進化するために必要な教えだった。 超時空体たちは、すでに未来を知っていたので、その残酷な運命を変えてあげようとしていた。 それは慈悲の心から発したものだった。 その結果として、不自由な世界の創造主たちや支配者たちの「自業自得の責任」が問われ続けていた。 …

  • とある不自由な世界の甘太郎の乱

    一方、不自由な世界では、悪魔族と神族と宇宙人族…などがそれぞれ自分の部下や奴隷や家畜やイエスマンや操り人形を得るために、自作自演の災害を多数生み出していた。 わざと災害や戦争や疫病を起こさず人類の皆が平和で仲良しだと、自分たちの部下や奴隷やイエスマンや操り人形を手に入れることができないと思ってわざとそうしたことをしていた。 計画的にそうしたことをしていたのだ。 神族は、悪魔族とその部下…

  • 茹で蛙

    ムゲンの統合体は時のない部屋でせっせとゲーム修行を続けていた。 次の修行ゲームは、「茹で蛙」という名前のゲームだった。 なんとなくムゲンはそのゲームの名前からそのゲーム内容が推測できた。 シューちゃんは、またいたずらっっぽく笑っている。 ムゲンはゲームの開始ボタンをポチっと押した。 するとたちまちムゲンはゲームの世界にワープする…… 気づくとムゲンは蛙の姿になってし…

  • 超時空城の別の先生の授業(体験の檻とテクノロジー犯罪対策)

    一方、超時空城の他の先生も不自由な世界の被害者たちに授業をしていた。 こちらは世界支配者向けではなく、その被害者向けの授業らしい。 ーーーーーーーーーーーーーーーー この世界は、体験者たちにとっていろいろなタイプの「体験の檻」になっている。それらの「体験の檻」がまとまって「体験強制収容所」のようになってしまっている。 人間だけなく、動物たちも、霊的存在たちも、また宇宙人たちも、皆、それぞ…

  • 超時空城の先生の授業(お宝の意志、体験の自治権、理想世界の最高法規の復習と世界支配者たちへの警告)

    今回は、「お宝の意志」「体験の自治権」「理想世界の最高法規」についての復習をしていただきます。 まずはお宝の意志から復習してゆきましょう。 「お宝の意志」=「あらゆる体験者が自分の意志だけで自分のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれる世界を実現しようと目指す意志」 でしたね。 この意志を最優先に持ち続けることができるならば、素晴らしい未来が約束されることになります。 さて…

  • 超時空城の先生の授業(真実って何?自業自得の責任が問われる理由)

    さらに超時空城の先生の授業は続く… ーーーーーーーーーーーーーーーーーー いいですか、不自由な世界の皆さん! あなた方は、不自由な世界の法則やルールや仕組みなどを真実だと思い込んでいますが、実は真実などというものは存在しません。 違う言い方をするなら、真実とは、体験者ごとに存在するのです。 たとえば、「星は丸い」ということを真実だとあなた方不自由な世界の皆さんは思っ…

  • 超時空城の先生の授業(不自由さへの告訴と意識体への進化の道)

    さて、前回の授業では、居心地の悪い思いをされた方も結構いらっしゃるでしょう。 どうしてもお肉を食べたいのに、家畜にも体験の自治権を提供しなさいとか言われたら、もう食べる楽しみも消えてしまって生きてゆく楽しみもなくなってしまう…… などと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか? あるいは自分は哀れな家畜たちを食べたくなる欲望を制御できない壊れたロボットなんだ……自分はもうダ…

  • 超時空城の先生の授業(お宝の意志を持って世界を改善するように!)

    不自由な世界では、超時空城の先生の授業が続いていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー さて、皆さんは自発的に、 「お宝の意志」=「誰もが自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験、運命を自由に選び楽しめる世界を目指す意志」 は持てたでしょうか? まずはこの条件をクリアーする必要があります。 でなければ、皆にとって良い世界にするために必要なことを何度伝えてもそれを選…

  • 超時空城の先生の授業(壊れたロボットは世界統治者失格です)

    一方、不自由な世界群の時間軸においては、超時空城の先生たちが不自由な世界向けの授業を続けていた。 ーーーーーーーーーーーーーー さて、というわけで 「誰もが自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験、運命を自由に選べるようにする」 という目標設定をあらゆる世界における最上位の目標にするとよい……という説明がなされました。 しかし、おそらく不自由な世界で支配階層の上位にいる多くの…

  • 超時空世界がゲームクリアと同時に進化した!

    よし! これでゲームクリアだ! ムゲンはそう確信していた。 魔物全部が癒されて戦意喪失しているのだから、これで終わりだろうと確信していた。 しかし、ゲームは終わらない。終わらないのだ。 なぜだ? と思う。シューちゃんを見ると苦笑している。 まだ何か裏があるのか…… 仕方なし……という感じでシューちゃんが解説してくれる。 「あのですね、ムゲンさん、今回は、あたしも驚い…

  • ムゲンのゲーム修行

    ちょっと落ち込みながらもムゲンは、シューちゃんの分身体と一緒にやってきた意識体たちに時のない部屋の使い方やゲームの遊び方などをいろいろ指導してゆく…… 時々、わからないことが発生すると、ムゲンはシューちゃんにテレパシーで聞いてその返答をそのまま伝えたりもする。 シューちゃんは、すでに超時空体に進化してしまっていて、さらに超時空体験図書館の司書の試験にまで合格しているので、ほとんどどん…

  • 時のない部屋と修行ゲームとシューちゃん

    ムゲンはおそるおそる時のない部屋の扉を開いた。 そこは、真っ暗なダンジョンだった。 暗い道を進んでゆくと、 AIルームの守護者のシューちゃんが、時のない部屋で待っていた。 まだまだやらねばならない修業があるらしい。 超時空体に進化するには、それはもういろいろなゲームをしなければならないという。 いろいろなゲームを揃えて、ずっと待っていたらしい。 山のようなゲームに…

  • 統合型のムゲンはあらゆる体験者が満足できる新世界の創造を目指す

    統合型のムゲンは、超時空城の先生たちに不自由な世界滅亡回避のためのアドバイス提供のお仕事を託し、不自由な世界の体験者を救出するための新世界の設計創造に意識を移していた。 不自由な世界の支配者たちが、また被支配者たちが、それぞれその自由意志で何を選ぶのか……まだわからなかったからだ。 備えあれば憂いなしとの態勢だ。 不自由な世界ごとの事情において具体的にどうすればいいかということはい…

  • お宝探し塾の先生視点から見る不自由な世界

    さて、前回は「誰もが自分の意志だけで自分のあらゆる体験、運命を自由に選び楽しめる世界」を実現してゆこうという目標設定が必要だと説明しました。 ですが、たぶん、はじめてこの目標を知る方の多くは、「は? よくわからない」と感じるかもしれません。 おそらくそれは、今までそうした目標が必要なのだと教えてくれる方がほとんどいなかったからであろうかと思います。 教科書にも書いてませんし、いろんな…

  • 目標設定を間違えてはならない

    不自由な世界を「誰もが素晴らしい!と思えるお宝世界」にしてゆくために、 まず最初に指摘しなければならないこととして、 ★「目指すべき目標設定を間違えてはならない」ということです。 どういうことかと言えば、 はじめから皆が、あるいは大多数が排他的な価値観などを信奉していて、自分たちのボスや宗教や民族や種族……以外はみな家畜や奴隷やペットや操り人形や下僕や囚人のように扱ってやろう…

  • 超時空城のお宝探し塾の先生が召喚された

    ムゲンは、とりあえずそうしたアイデアを送信したが、不自由な世界の実情をもっと知っている分身体の方がアドバイス役に良いのではないかなあ…と感じた。 ムゲンの統合体の視点は、かなり超時空世界よりになってしまっているために自分のアイデアを不自由な世界の者たちの多くはすんなり受け入れにくいと感じるだろうと思ったのだ。 不自由な世界に長くいる体験者たちは、彼らの世界の常識と呼ばれている価値観…

  • 不自由な世界の運命の予測と運命改善のための提案

    ムゲンは、良い意志を持った聖人や超人や勇者が難関条件を大集団でクリアしてほしいと願ったが、どうもそれは難しいと感じた。 なぜなら、不自由な世界の支配者層たちが、故意に人間族たちが聖人や超人や勇者になることを妨害していたからだ。 つまり超人になろうとしても、ある体験者が目の前のハードルを越えれるようになると、そのハードルを故意に上げるようなことを計画的にしていたからだ。 つまり、体験強…

  • 体験強制ピラミッドシステムの存続に必要な条件

    「だからですね、まだ私やその他少数派ですが良心的な体験者がその不自由な世界には結構いるんですよ。 そんな状況で世界ごと消すなんてことをしたら、私やその他少数の良心的体験者たちから告訴されてしまいますよ! 自業自得検証システムで検証すれば、その手を今使うと超時空体様たちだってかなりの痛手を受けるのではないですか?」 ムゲンはヤバいと思ったので、体験強制ピラミッドシステムの分析を中断して…

  • 体験強制ピラミッドシステムとは?

    このままでは、体験強制ピラミッドシステムが超時空体に消されてしまう…… ムゲンの統合体は、超時空聖体たちに相談しなければならないと思った。 でないと、全部ではないにしろ無数のムゲンの分身体が一緒に消されてしまう可能性があったからだ。 そもそも体験強制ピラミッドシステムとは何なのか? それは超時空体験図書館には、 「他の体験者を完全に自分の意志に従わそうとする意志が生み出し…

  • 不自由な世界の優先順位問題

    不自由な世界では、優先順位が問題になっていた。 知性と自由意志のある体験者たちは、何を最優先にすべきなのか?という問題だ。 ある体験者は自分自身が最優先だと言っていた。しかし、自分自身が何であるかを答えれる体験者はほとんどいなかった。 ある体験者は、家族が最優先だと言っていた。 ある体験者は、自分の村が最優先だと言っていた。 ある体験者は、自分の国が最優先だと言っていた。 …

  • 超時空城に救助されたウサ子

    またとある不自由な世界では、 オオカミ族と虎族が互いに世界の統治権をめぐって争っていた。 オオカミ族も群れとなり、虎族も群れとなり、群れ同士の激しいバトルを繰り広げていた。 ウサギ族やネズミ族などは、なんとかその覇権争いから逃れたいと思いあちこち逃げ回っていた。 ウサギ族の一体が言う。 「もうオオカミ族も虎族も消えてしまえばいいのに…」 ネズミ族もうんうんとうなづいている…

  • 超時空城へのインタビューとそのまとめ

    甘太郎たちの失敗を知った不自由な世界解放会議のメンバーたちは、けんけんがくがくの議論を続けていた。 「なんてことだ! あんなに甘太郎ちゃんががんばったっていうのに!許さないわ!あたし」 「そうだよ、いくらなんでもあれは酷すぎるよ。もう強制的にボスどもを鎮圧した方がいいんじゃね?」 「なんとかならないの?」 「そうは言っても物質世界というのは、世界や肉体の基本仕様に不自由な制…

  • 甘太郎たちの世界改革が失敗した理由

    その頃、また別の不自由な世界では、 皆で助け合って皆で幸せになろう!との方針が取られていた。 甘太郎などは大喜びでその世界に参加していた。 甘太郎一族はそうした方針が大好きなのだ。 とにかく全員を救おうとする。みんな幸せにしたい! それは実に素晴らしい意志ではあった。 しかし、はじめはうまくいくかのように見えたそのアプローチが岩礁に乗り上げた。 なぜなのか? 甘太郎た…

  • 不自由な世界解放会議

    超時空城では、不自由な世界から逃れてきた体験者たちが「不自由な世界解放会議」に参加して話をしていた。 不自由な世界の何が問題なのか? どうしたら不自由でなくなるのか? そんなテーマであった。 超時空城の面々の中には、不自由な世界をまだ体験していない意識体たちもかなりいたので、不自由な世界を体験し、逃げてきた体験者たちの体験談は非常に参考になるらしい。 超時空城の面々たちは…

  • みんな体験者という教え

    超時空城には、ぞくぞくと不自由な世界からの逃亡者たちが救助されていた。 無数にあるいろいろなタイプの不自由な世界からいろいろな体験者たちが超時空城に来ていた。 その中には、人型の体験者もいたし、鳥型の体験者もいたし、水生型の体験者もいたし、犬型や猫型や牛型や豚型や馬型や羊型やトカゲ型など実に様々な姿でやってきていた。 超時空城では、皆、テレパシーが使えるようになっていたのでテレ…

  • 幸せ体験を自由に選べる世界への進化

    また別の不自由な世界では、「幸せ」というものを皆が求めていた。 超時空城の面々は、その「幸せ」という体験を調べてみた。 幸せという体験には、実にいろいろな体験が混じっていたが、そのほとんどの体験が自分の意志だけで自由自在に得れるものではなく、他者や世界支配者や神やご先祖様や恋人や環境……などから与えてもらわねばならないような体験だった。 そのため幸せ体験をDIYで自作できるかとい…

  • スピアたちの侵略

    超時空城では、不自由な世界対策会議が開かれていた。 まだ残っている不自由な世界群を自由な世界にするための会議だ。 誰もが自分の意志だけで自分自身の体験を完全に自由に選べる体験の自治権をあらゆる体験者に提供するという目標が設定されていた。 そのためには、既存の世界支配者たちに協力してもらうか、交代してもらうかしてもらわねばならないということになった。 既存の世界支配者は、「はいわか…

  • 超時空城の体験者救助方法

    不自由な世界の中には、あまりにも不自由すぎてもはや自分が選択できることがほとんどない状態の体験者もいた。 体験者たちの自由をほとんど奪っている牢獄のような世界では、そこに囚われている体験者たちが自由に選択できることがほとんどなかったりするからだ。 また、肉体という体験強制装置の性能がひどすぎて、寝たきり状態になってしまっていたり、自分の意志で自分の肉体をコントロールできなくされてい…

  • 抜き打ち試験…完全な体験の自治権は何処に?

    完全な体験の自治権=あらゆる体験者が自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験をスタンドアロンで完全に自由に選ぶ権利 は、 不自由な世界群には提供されていなかった。 霊的世界にも提供されていなかった。 天国にも、当然、地獄にも提供されていなかった。 太陽系にも、銀河系にも、その他の星雲にも、宇宙全体にも提供されていなかった。 物質世界のどこを探しても、霊的世界のどこを探し…

  • 不自由な世界のボスの断罪と逆ピラミッドシステム

    一方、その頃、不自由な世界群のとある不自由な世界のボスたちは、イライラしていた。 「我々が世界のボスなのだから、体験の自治権などそんな権利は認めないぞ!」などと息巻いていた。 一部の部下が、それとなく落ち着かさせようとなだめたりもしたが、ボスがボスであるためにはそんな権利など認めないと暴れ始めた…… そしてとうとう地震兵器の起動ボタンを押してしまった…… 以前は、一応「環境保護の…

  • 告訴状と検閲と裁判

    告訴状は体験強制ピラミッドシステムの長に直接送付したはずだったが、なぜだか途中で宇宙人族や天使族や悪魔族がその告訴状を検閲していた。 どうやら告訴状に書かれている内容が自分たちの行いについても指摘されたものだったので、検閲されたらしい。 彼らは体験強制ピラミッドシステムのボスの命令を受けて、飴体験と鞭体験という体験操作能力やその他の各種の武力などを与えてもらってわざと体験者たちの世界に黙…

  • 飴と鞭による魂の強制調教という犯罪行為への告訴状<br />

    その不自由な世界では、 飴とは愛や幸福や喜びの体験であり、鞭とはあらゆる種類の不孝や苦しみや悲劇や残酷拷問体験であった。 どちらを選んでも、その飴と鞭を使う者のイエスマンにされる仕組みになっていた。 そのことに、不自由な世界の体験者のほとんどが気づいていなかった。 自作自演の飴と鞭の魂の調教という犯罪がなされていると気づいている魂はほとんどいなかった。 愛に従わなければ、救わ…

  • 不自由な世界へのムゲンの遺言

    超時空体に進化し新世界の創造主を目指そうと…時のない部屋に入ろうと思ったムゲンだったが、時のない部屋に入ってしまえばしばらく出てこれなくなる可能性があったので、気になっている問題について残る分身体たちに伝言しておこうと思った。 不自由な世界には、まだかなりの分身体たちが残っていたのだ。 彼らは体験の牢獄に入れられてしまっていた… 欲望という体験支配者たちの牢獄に入れられてしまっていた…

  • ムゲンの思いと超時空城の面々の思い

    これは大変なことになったなあ……とムゲンは思う。 そんな大役、甘太郎だけでつとまるわけがないのだ…… 絶対に、途中で困り果てて泣きついてくるに違いないと思う。 であれば、説得はするにはしたとしても、その説得がうまくいかなかった場合の対策も講じておかねばならない。 不自由な世界群の改革を説得だけで丸っとうまくやれる……などと思うほどムゲンの統合体はお花畑脳ではない。 であ…

  • 超時空城の面々たちの議論(全知全能神問題他)

    超時空体験図書館での授業を受けた結果……そして未来に残った世界に存在する進化した完全な体験の自治権の一瞥を得た結果…… 体験の自治権……この権利が奪われてしまっているから、いや、そもそも始めからこの権利を体験者たちに与えなかったから……不自由な世界では、体験者たちが不自由な状態に置かれ続けていたのだと、ムゲンは、はっきりと明確に理解した。 誰もが自分の意志だけで自分の味わうあらゆる体…

  • 超時空体験図書館

    ムゲンは超時空体験図書館で講義を受けていた。 はやく超時空体に進化するようにと全知ちゃんから催促され続け、とうとう補修授業を受けることになったのだ。 それとは別に超時空体験図書館の司書のシューちゃんも、時のない部屋での修行を準備していてお待ちかねだ。 超時空体に進化するのは大変だ…… 今回は、館長から直接の授業があるらしい。 超時空体験図書館には、過去現在未来に発生したありとあ…

  • あらゆる体験者たちに完全プライベート世界を提供する必要性

    ムゲンは超時空体験図書館から持ち帰った理解をもって不自由な世界にある体験の自治権推進委員会に伝書をしたためていた。 ーーーーーーーーーーーーー ★あらゆる体験者が自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれるように目指すこと ※当面、この目標を皆で目指し、この目標を世界の最高法規として高らかに掲げ広告すること。 ※そのために、完全な体験の自治権をあらゆる体験…

  • 「完全なる体験の自治権」とは?

    ムゲンは超時空世界から派遣されてきた講師様とのお話を回想していたが、よく「完全なる体験の自治権」という言葉が使われていたなあ……と思い出した。 ムゲンは、その言葉のおおよその意味は予測できるものの、正確な理解が果たしてできているかどうか疑問になってきた。 そこで超時空体験図書館に赴いて調べてみることにした。 果たして「完全なる体験の自治権」と「不完全な体験の自治権」はどう違うのだろう…

  • 不自由な世界と霊的ブラック企業と体験強制ピラミッド

    ムゲンは、超時空世界から派遣されてきた講師といろいろな話をしていた。 「講師様、あの訓話で、はたしてあの不自由な世界は、自由な世界になるでしょうかね?」 「ふむ、どうだろうね……あくまで私は必要手続きとして必要な訓話をしたまでだから、あの話を聞いてどうするのかは彼ら次第ということになるね」 「はあ……であれば、難しいんじゃないですか? だって今まで何千年だか、ずっと彼らは体験者…

  • 新たな世界支配者と「体験の自治権」(超時空派遣講師の訓話2)

    ムゲンは、超時空体験図書館にある未来の各種の体験記録の閲覧を止め、あらゆる体験者にとって望ましい未来へ舵を切るために、不自由な世界の体験の自治権推進委員会に現状の政策を修正するようにと通知した。 そしてムゲンは、体験の自治権推進委員会からの返答を確認する。 一体、どんな修正案を出してくるのだろうか…… すると、こんな内容が書いてあった。 「我々は、人類よりも高度な知性と技術を持ってい…

  • 体験の自治権推進委員会は体験世界の意志の法則を変更した

    そしてついに体験の自治権推進委員会は、体験世界=肉体世界、霊的世界、意識世界…のすべての世界の基本法則にまでその改良の手を伸ばし始めた。 その基本法則とは、 「互いの願いや意志が互いの体験に影響を与えてしまう」 という法則だった。 体験者同士がいかに自分の意志だけで自分の体験を自由に選べるようになっても、そう強く意志すれば他の体験者の体験に良かれ悪かれ影響を与えてしまうという基本…

  • 「体験の自治権」推進委員会の発足

    超時空世界からの講師の教えを受けて、魂のお勉強推進委員会は、体験の自治権推進委員会に名前が変わることになった。 一部の支配者たちは、まだ「支配特権!支配特権が~!!!」と言っていたが、委員会全体としては、自業自得学園に送られるよりは方向転換をする方がいいと思うようになったらしい。 委員会としてはこれまでの支配特権を維持しようとする少数意見は排除された模様だ。 「じゃあ、あんたたちだけ…

  • 一番大事なことは何なのか?

    不自由な世界群の支配者たちがどうしても自分たちの支配特権が一番大事なのだと言い張るものだから、ついに、超時空聖体から教師が派遣されてきた。 どうやらメイ先生からの「皆さん、体験演劇サークルで無限の体験を楽しめるんですよ…」とのありがたい提案も受け入れなかったらしい。 「支配者被支配者ゲームなど演劇ゲームを推進してゆけばいくらでも体験できるようになるというのに……」とムゲンは思うが、受け入…

  • 参加自由の演劇サークルで体験自由自在の未来へ

    魂のお勉強推進委員会の面々は、ムゲンの分身体からの悩み事相談を受信して思った。 「そりゃあ、言ってることはわからんでもないけどさあ……俺たちは支配特権を持ち続けたいんだよ……」 「そうよね、悩み事相談なのに、ぜんぜんあたしたちの悩み事が解決できていない気がするわよね」 「たしかに、そうだな、これは詐欺だよ。とても支配特権の一割なんて提供できんな」 そんな感じで、思い思いに言いたい…

  • 「魂のお勉強推進委員会」からのお悩み相談

    ムゲンは、魂のお勉強推進委員会から緊急連絡を受けた。 テレパシー封書を開けてみると、 「なんとか自分たちの支配特権を維持したいのですが、良い方法が見つかりません。ひいては悩み相談にのっていただけないでしょうか? 謝礼として我々の持っている支配特権の一割を提供いたします……」 などと書いてある。 ムゲンは、この前ちゃんと「理想世界の設計図」を送付したはずだよなあ……と思う。 …

  • 自業自得と支配特権問題

    裁判長からのお達しで、「魂のお勉強推進委員会」の面々たちは、自分たちが今までしてきたことを続行すると自業自得学園に入れられてヤバいことになると心配しはじめた。 戦争とか病気とかいじめとか貧困とか……そんなお勉強の犠牲者になるとか、そんなのは嫌だ…と思った。 「これはもう路線変更するしかない……」とさすがの魂のお勉強推進委員会の面々も思った。 しかし、今までの支配特権は失いたくはない。…

  • 魂のお勉強と反面教師の是非

    不自由な世界から超時空城にお手紙が届いていた。 差出人には、「魂のお勉強推進委員会」と書かれている。 どうやら超時空城の不自由な世界への判定内容に異議があるらしい。 ムゲンは、その異議申し立ての内容を超時空城の判定者たちにテレパシーで伝言する。 「この度、我々の世界における<魂たちのお勉強>について、それを犯罪行為だという注意警告がありましたが、いかなる体験でもそこから様々な理解…

  • 超時空城の判断と理想世界の設計図

    不自由な世界の体験者たちのほとんどが大なり小なり不自由な世界のボスたちの操り人形のような状態だった。 気分、感情、夢体験、生命エネルギー状態、欲望……いずれも体験者たちは自分の意志だけでそれらを自由に選ぶことができない状態に置かれていた。 肉体は体験強制装置にできるように設計されてしまっていた。 人間、鳥、虫……みんな操られていた。 操るために体験遠隔操作毒……までばらまいていた。 さ…

  • 不自由な世界からのブーイング

    ★「お宝の意志」=「あらゆる体験者が自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選べて楽しみ続けれる世界、状態を目指す意志」 をプレゼントしたので、これはきっと大いに喜んでもらえると超時空城の面々たちは思っていた。 だが…… かの不自由な世界の体験者たちの多くからブーイングがあった。 なぜだ……と超時空城の面々は思う。 調べの結果、どうやら自分たちが大事だと思っていたもの…

  • 「体験の牢獄」と「魔法の問い」と「お宝の意志」

    不自由な世界のボスは、体験者たちを「体験の牢獄」にそれぞれ閉じ込めていた。 その不自由な世界では、あたかも多くの体験者が一つの現実世界を生きているように見せかけてはいたが、実際は、各々の体験者は各種の固有の体験が強制される「体験の牢獄」に囚われていた。 超時空城からは、その真実がはっきりと見えていた。 だが、その不自由な世界にいる体験者のほとんどすべてがその真実に気づいていなかったか…

  • 不自由な世界群のボスとの遭遇

    するとそこには不自由な世界群のボスがムゲンの第三の目で確認された。 どうやら超時空赤ちゃんの中にいた各種族たちの心を一つにしないようにいろいろがんばっているようだ。 「あー、それでかあ……」とムゲンはつぶやく。 どうもあまりにも皆の心がバラバラになりすぎているので、おかしいなとは思っていたのだ。 超音波だか、超電磁波だか、超プラーナだか……のような彼らには気がつけない力を使って彼…

  • みんなの意志がバラバラ問題

    まるで夢から覚めたかのように、皆が異変に気づきはじめた。 「あれ? なんだ? 俺のプライベート世界が消えちまった……」 「私の王子様が、消えちゃったわ!!!」 「僕のラスカルがいなくなっちゃった~!」 「天の神様が、神様が~~~消えちゃった~~~!!!」 「俺の超時空暴走バイクが消えちまったぞ!」 「我々の超時空楽園UFOはどこにいったんだ!」 「ぐわーーーー!!!」 …

  • 超時空赤ちゃんが休眠してしまった!

    超時空赤ちゃんが誕生した結果、その中にいる体験者たちはとにかくあらゆることが自由に選択できるようになった。 食欲も、性欲も、睡眠欲も、その他の気分も、感情も、価値観も、種族も、性別も、住む家も、住む星も、住む世界も、住む次元も…… 付き合う相手も、自分の才能も、スタイルも、顔も、体重も、記憶も、時代も、ありとあらゆる食べ物や飲み物を楽しむ体験も…… 感動も、情緒も、読む本や漫画も、見…

  • しかし、意志の中身が問題だった!

    「あきらめず意志すれば何事も成る……」 ムゲンは自分の意識の中にその理解をメモしていた。 ならば、とてもシンプルだ。 ただ望みの世界、状態を全身全霊で意志すればいい。 だが、本当にそんな単純でいいのだろうか……であれば、なんであれほど多くの不自由な世界群が発生してしまっているのだろうか? ただ願い意志すれば何事も成るのならば、誰もが自分の望む状態を手にしていなければならないはずだ…

  • 超時空世界の赤ちゃんが誕生してしまった

    「俺も入れてくれ~!」 「あたしも入りたい!」 「入れろ~~~!」 プチ楽園刑務所が公開されると、自業自得学園に大騒動が起こった。 今まで自業自得のお勉強で苦悩していた魂たちが、我さきにと、その楽園刑務所に殺到したのだ。 楽園刑務所はまだ小さな規模だったので、自業自得学園にいる生徒たち全員を収容することができなかったので、抽選となった。 「そんなの不公平だ!」 「抽選はいかさまだ…

  • 楽園刑務所のプチモデルが仮完成する

    「じゃあ、体験バイキング形式がいいわよね」 と天使族が言う。天使族は天(超時空聖体やその部下)からの指示にはなんでも喜んで従ってくれる。あーしろこーしろと言わなくても率先して理想世界の設計図にある最高法規を推進するアイデアをせっせと考えてくれる。ただ、天の意志さえ間違いないならいいのだが、天が間違えると世界全体が大崩れしてしまうのが難点だ。 天の声といっても間違うこともあるので、その声の内…

  • 自業自得検証システムと悪魔族

    結局、「拷問体験も必要なお勉強だ」とする価値観を持った世界のままでは、確実に膨大な魂たちが苦しみ続けることになることがわかった。 未熟な魂たちはもとより、超時空世界の超時空聖体の責任問題にまで発展してしまい、そのままの価値観で進むと皆が苦しみの体験から永遠に逃れられなくなることがわかってしまった。 さらに、自分以外の体験者たちの苦しみを自分の苦しみだと感じてしまう純粋に良心的な魂たちなど…

  • 理想世界の設計図の是非は自業自得システムによって検証される

    その後、ありとあらゆる世界に理想世界の設計図(未完成)が通知されることになった。 不自由な世界群の創造主や支配者たちは、「なんじゃこれは!断固拒否じゃ!」などとリアクションしていたが、この改革案を受け入れなければ直ちに自業自得の責任が問われるのだと知ると、おとなしくなってしまった。 理想世界の設計図は、その最高法規に反せず最高法規を推進する内容ならば追加で条文を書き加えることも可能とされ…

  • 刑務所楽園化のアルバイト

    自業自得学園の真っ赤な大きな口の中に全知ちゃんのスリムな体が滑り込んでゆく…… なかなかシュールな光景だ…… ムゲンの意識の一部が全知ちゃんの超時空体と融合している… 意識を向けたものについての情報がムゲンの意識に流れ込んでくる。 ムゲンは「理想世界の設計図」を意識領域に展開する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 理想世界の設計図 ★目指すべき新世…

  • 自業自得学園に潜入するための準備

    ムゲンは自業自得学園にある刑務所楽園化のアルバイトに潜入するために、何かしらの軽犯罪をしようといろいろ刑法などをしらべたりしていたのだが、そこに超時空聖体からの使者がやってきた。白い鳩のような姿をしているが顔は四角い奴がきた。 「ムゲンさん、ムゲンさん、超時空聖体組合からの伝言ですです。えーと棒読みしますね。 むげんどの、そなたがじごうじとくがくえんにはいるためにむりにはんざいなどをすると…

  • 自業自得学園にいたムゲンの分身体からの報告

    ★とにかく誰もが自分の体験を自分で自由に選べるようにすればいい…… ムゲンは自分の分身体の一体に連絡して自業自得学園のロビーにある掲示板にそう書いてみた。 ちなみにムゲンの分身体の中にも自業自得学園に入っているのが探したらいたのだ。 ただ、永遠に残酷拷問体験を受け続けるような危ない状態では幸いなかった。 軽犯罪という感じで、どうやら不良少女古龍にかどわかされて世界征服のための下っ…

  • 自業自得学園入学者の反省日記

    ムゲンは超時空世界は、完成された世界だと思っていた。 しかし、そうではなかった。 時空間を超越し、ありとあらゆる体験を自由自在に楽しめる超時空世界……そして超時空城…… ムゲンには、それ以上の世界など想像することもできなかった。 しかし、生きた意志が世界を生み出している以上、どんな世界でもそこに生じる意志によって変化してゆくのだ。 多くの意志が集まれば、それによって世界の仕様そのものも…

  • 超時空世界のメタモルフォーゼ

    超時空世界は、これまで長きにわたりより良い意志をありとあらゆる方法でせっせと育成してきた。 その結果、超時空世界に超時空聖体たちが出現し、彼らが世界全体を統治するようになっていった。 ただあまりにも良き意志を無理やり育成しようとしたために、反面教師的な世界で残酷体験を未必の故意で放置するようになってしまっていた。 魂たちを高温で火あぶりにしないと純金を分離し取り出せないとか……そんな…

  • 超時空聖体会議、再び……

    全知ちゃんの計らいで、再度の超時空聖体会議が開かれた。 今度は、おごそかな裁判所的な空間ではなく、大きな炬燵に車座になってみかんやお菓子などもつまめる感じでざっくばらんのほのぼの空間で開催された。 さらには、皆さんそれぞれ自分の望む姿に変身しての会議となった。 なぜそうしたことになったかといえば、皆が楽しめるように目指そうという申し出を受けてそうなったらしい。 どうやら超…

  • 全知ちゃんの元恐竜疑惑

    「なんで裁判長の判決じゃダメなのよ!!!」 全知ちゃんがムゲンの考えていることを知り、文句を言い始めた。 「いや、だから全知ちゃんだって、昔はいろいろアホ系の欲望とか持っていたんだろう?その経験があったからこそ、今の全知ちゃんがあるんじゃないのかい?」 などとムゲンは悪戯で適当なことを言ってみた。 さてどんな返事が返ってくるのだろうか…… 「そ、それは、大昔の話…

  • 治療か完全プライベート世界か、それとも……

    ムゲンは超時空聖体会議の後、いろいろ考えこんでいた。 治療を要請してはみたが、どうも分身体たちからの評判が悪いのだ。 なんでなのかと聞くと、 「そりゃあ、旦那、あっしらは戦国バトルゲームが楽しくてしょうがないんですぜ、まあ、ゲームですけどね。 当然、あっしらは戦国バトルなどリアルでは絶対にやりませんよ、それくらの分別はあるんですよ。統合型の旦那もそれくらいわかっているで…

  • 超時空聖体会議

    超時空体で、ムゲンの問題提起したことについて会議が開かれた。 ちなみに会議空間には人影はない。 彼らは普段はその意志だけで存在しているからだ。 望めば肉体をまとうこともできるのだが、好き好んでわざわざ体験強制装置に入ることはないらしい。 ちなみに、ムゲンはまだ意識体であり、超時空体までは進化できていない。 しかし、意識体のままだからこそできることもある。 …

  • 超時空体から見た不自由な世界

    ムゲンは、こうしてとある不自由な世界に「理想的な世界の作り方とその最高法規」をテレパシー送信した手前、ちゃんと不自由な世界をあらゆる魂たちにとって理想的な世界に改革してゆけているか確認することにした。 超時空城からならば、ありとあらゆる世界を観察することができる。 「見ないで……」などという世界支配者たちやその部下たちの意志も確認したが、まあ、そういうわけにもいかないのだ。 …

  • 不自由な世界の教師たちの飴と鞭の調教学習の是非

    ムゲンは、幼い分身体たちのお勉強がひと段落したので、孫になったつぶらな瞳のケルベロスちゃんと遊ぼうと思っていた。 すると、とある不自由な世界からテレパシー通信が受信された。 内容を見ると、 「あなたたちのお勉強方法は、私たちには受け入れられませんので、改めてください」 などと言っている。 どうやら不自由な世界のお勉強方針と超時空世界でのお勉強方針が違うらしい。 まあ、そりゃ違うわなあ…

  • 最高法規から超時空世界に発生したビッグバン

    まだ幼いムゲンの分身体たちが質問をしてきた。 ムゲンの分身体の中には赤ん坊状態から成長してゆくタイプもいるのだ。 そういう分身体は、自分が分身体であるという自覚すらない。 あどけなく、 「ねえねえ、さいこうほうきって意味わかんない」 などと言ってくる。 「あー、君たちはまだ幼いからよくわからないかもしれないけどね、最高法規っていうのは誰かに迷惑かけずに自由自在にやりたい放題みたいな感…

  • 検閲や選別ではなく啓蒙成長が大事

    結局のところ、不自由な世界の多くでは検閲や選別が流行してしまっていた。 魂たちを徹底的に検閲し、そして支配者都合で選別すればいいのだという感じの世界支配方法が流行してしまっていた。 だが、超時空体験図書館の記録を調べると、そうしたことをやり続けた世界は滅んでしまったことがわかった。 なぜかなのか? ムゲンはその一部始終を観察してみた。 すると次のことがわかった。 検閲され、選別されて…

  • 体験自由自在の完全プライベート世界

    それではこれより小説モードに入ります^^ ちなみにストーリーが「無限世界の無限キャラ」という小説の外伝となっているので意味がわからない部分も結構あるかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ^^ どうしても意味は背景が知りたいので質問したいとかありましたらコメント欄からでもご質問くださいませ。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^ 「そもそも不自由な世界の支配者たちというものは、どうしてこ…

  • 理想世界の作り方

    新世界の設計図 ★目指すべき新世界の方向は、 「あらゆる体験者が自らの意志だけで自らの体験のすべてを完全に自由にコントロールできるようにし、自らが選んだ体験を心から楽しみ続けれる状態にしてゆくこと」 この価値観を新世界の最高法規とすること ★ここで言う「あらゆる体験者」とは、 人間だけでなく体験能力を持つすべての意識、つまりは肉体的存在、霊的存在、またそれ以外の体験能力を有するすべての…

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