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理想世界の作り方 https://note.com/risousekai/

このブログは、 「あらゆる魂たちにとって最高の世界とはどんな世界だろうか?」 というテーマで新世界の設計図をいろいろ空想しているブログです。 どうぞよろしくお願いいたします。

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2023/12/10

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  • 飴と鞭による魂の強制調教という犯罪行為への告訴状

    その不自由な世界では、 飴とは愛や幸福や喜びの体験であり、鞭とはあらゆる種類の不孝や苦しみや悲劇や残酷拷問体験であった。 どちらを選んでも、その飴と鞭を使う者のイエスマンにされる仕組みになっていた。 そのことに、不自由な世界の体験者のほとんどが気づいていなかった。 自作自演の飴と鞭の魂の調教という犯罪がなされていると気づいている魂はほとんどいなかった。 愛に従わなければ、救われない…… 残酷支配者や権力者やそのシステムや法律に従わなければ、救われない…… その背後にある本質は実は、同じだった。 飴と鞭の操り手たちに従わなければ、救われない……救わない……という仕組みのコ

  • 不自由な世界へのムゲンの遺言

    超時空体に進化し新世界の創造主を目指そうと…時のない部屋に入ろうと思ったムゲンだったが、時のない部屋に入ってしまえばしばらく出てこれなくなる可能性があったので、気になっている問題について残る分身体たちに伝言しておこうと思った。 不自由な世界には、まだかなりの分身体たちが残っていたのだ。 彼らは体験の牢獄に入れられてしまっていた… 欲望という体験支配者たちの牢獄に入れられてしまっていた。 彼らに与えられていた欲望には、多種多様ないろいろな欲望があったが、 ある者は支配欲を与えられ、 ある者は食欲を与えられ、 ある者は名誉欲を与えられ、 ある者は愛欲を与えられ、 ある者は

  • ムゲンの思いと超時空城の面々の思い

    これは大変なことになったなあ……とムゲンは思う。 そんな大役、甘太郎だけでつとまるわけがないのだ…… 絶対に、途中で困り果てて泣きついてくるに違いないと思う。 であれば、説得はするにはしたとしても、その説得がうまくいかなかった場合の対策も講じておかねばならない。 不自由な世界群の改革を説得だけで丸っとうまくやれる……などと思うほどムゲンの統合体はお花畑脳ではない。 であれば、やはり、いざとなれば助けを求める体験者たちを助けれるムゲン独自の新世界なども準備しておくべきだと思う。 ずっとシューちゃんや全知ちゃんから催促されているのだ。自分の世界くらい創らないと落ちこぼれとか浮浪

  • 超時空城の面々たちの議論(全知全能神問題他)

    超時空体験図書館での授業を受けた結果……そして未来に残った世界に存在する進化した完全な体験の自治権の一瞥を得た結果…… 体験の自治権……この権利が奪われてしまっているから、いや、そもそも始めからこの権利を体験者たちに与えなかったから……不自由な世界では、体験者たちが不自由な状態に置かれ続けていたのだと、ムゲンは、はっきりと明確に理解した。 誰もが自分の意志だけで自分の味わうあらゆる体験、運命、環境……を自由に選ぶ権利 この権利こそが、はじめから体験者すべてに与えられるべきだったのだ。 人間族たちの社会には、「人権」という価値観があったが、その権利は、明らかに体験の自治権の劣化版

  • 超時空体験図書館

    ムゲンは超時空体験図書館で講義を受けていた。 はやく超時空体に進化するようにと全知ちゃんから催促され続け、とうとう補修授業を受けることになったのだ。 それとは別に超時空体験図書館の司書のシューちゃんも、時のない部屋での修行を準備していてお待ちかねだ。 超時空体に進化するのは大変だ…… 今回は、館長から直接の授業があるらしい。 超時空体験図書館には、過去現在未来に発生したありとあらゆる体験の記録が保存されている。 一定の進化をしていれば、意識を向けるだけでその体験を閲覧できる。 入館するにはいろいろ試験などもあり、誰でも自由に閲覧できるわけではない。 まだ未熟な体験者など

  • あらゆる体験者たちに完全プライベート世界を提供する必要性

    ムゲンは超時空体験図書館から持ち帰った理解をもって不自由な世界にある体験の自治権推進委員会に伝書をしたためていた。 ーーーーーーーーーーーーー ★あらゆる体験者が自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれるように目指すこと ※当面、この目標を皆で目指し、この目標を世界の最高法規として高らかに掲げ広告すること。 ※そのために、完全な体験の自治権をあらゆる体験者に提供し、選べる体験の選択肢を時々刻々より良い状態に向けて進化させてゆくこと。 ※完全な体験の自治権を提供できているかどうかは、超時空体たちに認められなければならない。 ※まずは、あらゆる体験者が、独

  • 「完全なる体験の自治権」とは?

    ムゲンは超時空世界から派遣されてきた講師様とのお話を回想していたが、よく「完全なる体験の自治権」という言葉が使われていたなあ……と思い出した。 ムゲンは、その言葉のおおよその意味は予測できるものの、正確な理解が果たしてできているかどうか疑問になってきた。 そこで超時空体験図書館に赴いて調べてみることにした。 果たして「完全なる体験の自治権」と「不完全な体験の自治権」はどう違うのだろうか? そんな問題意識をもって無限は超時空体験図書館の門を開く…… 超時空体験図書館は、調べたいことを意識するだけで無数の体験記録から必要な情報を検索できる。 「なになに? <体験の自治権の進化に

  • 不自由な世界と霊的ブラック企業と体験強制ピラミッド

    ムゲンは、超時空世界から派遣されてきた講師といろいろな話をしていた。 「講師様、あの訓話で、はたしてあの不自由な世界は、自由な世界になるでしょうかね?」 「ふむ、どうだろうね……あくまで私は必要手続きとして必要な訓話をしたまでだから、あの話を聞いてどうするのかは彼ら次第ということになるね」 「はあ……であれば、難しいんじゃないですか? だって今まで何千年だか、ずっと彼らは体験者たちから体験の自治権を奪うようなことばかりし続けてきたわけでしょう? もうそういうのが習慣化しちゃって、場合によってはほとんどもうロボット化してしまっていて、自分の意志だけで自分たちの行いを改めれなくなっ

  • 新たな世界支配者と「体験の自治権」(超時空派遣講師の訓話2)

    ムゲンは、超時空体験図書館にある未来の各種の体験記録の閲覧を止め、あらゆる体験者にとって望ましい未来へ舵を切るために、不自由な世界の体験の自治権推進委員会に現状の政策を修正するようにと通知した。 そしてムゲンは、体験の自治権推進委員会からの返答を確認する。 一体、どんな修正案を出してくるのだろうか…… すると、こんな内容が書いてあった。 「我々は、人類よりも高度な知性と技術を持っている種族であり、よって人間たちが人間以外の動物たちにしていることを改善させるために、人類全体を我々の奴隷や家畜や操り人形や実験動物にしても問題ないと判断した。 これは人類という種族の自業自得ともいえ

  • 体験の自治権推進委員会は体験世界の意志の法則を変更した

    そしてついに体験の自治権推進委員会は、体験世界=肉体世界、霊的世界、意識世界…のすべての世界の基本法則にまでその改良の手を伸ばし始めた。 その基本法則とは、 「互いの願いや意志が互いの体験に影響を与えてしまう」 という法則だった。 体験者同士がいかに自分の意志だけで自分の体験を自由に選べるようになっても、そう強く意志すれば他の体験者の体験に良かれ悪かれ影響を与えてしまうという基本法則が存在していたのだ。 この法則が存在していたがために、体験者同士は、互いに他の体験者たちから望む意志の影響を受けようとして、ついには他の体験者をだましたり、自分のイエスマンにして無理やり感謝させた

  • 「体験の自治権」推進委員会の発足

    超時空世界からの講師の教えを受けて、魂のお勉強推進委員会は、体験の自治権推進委員会に名前が変わることになった。 一部の支配者たちは、まだ「支配特権!支配特権が~!!!」と言っていたが、委員会全体としては、自業自得学園に送られるよりは方向転換をする方がいいと思うようになったらしい。 委員会としてはこれまでの支配特権を維持しようとする少数意見は排除された模様だ。 「じゃあ、あんたたちだけで自業自得学園に行けばいいでしょう!」などと言われて引き下がったらしい。 こうして体験の自治権推進委員会が不自由な世界に発足した。 ひらすらに体験の自治権を推進することを目指す霊的集団だ。 神族

  • 一番大事なことは何なのか?

    不自由な世界群の支配者たちがどうしても自分たちの支配特権が一番大事なのだと言い張るものだから、ついに、超時空聖体から教師が派遣されてきた。 どうやらメイ先生からの「皆さん、体験演劇サークルで無限の体験を楽しめるんですよ…」とのありがたい提案も受け入れなかったらしい。 「支配者被支配者ゲームなど演劇ゲームを推進してゆけばいくらでも体験できるようになるというのに……」とムゲンは思うが、受け入れられないというのならば、もはや超時空聖体様のありがたい教えを伝えるしかない。 要請を受けて超時空世界からやってきた超時空講師は、時空間を超越して不自由な世界群に多重分身して同時に来訪した。 そ

  • 参加自由の演劇サークルで体験自由自在の未来へ

    魂のお勉強推進委員会の面々は、ムゲンの分身体からの悩み事相談を受信して思った。 「そりゃあ、言ってることはわからんでもないけどさあ……俺たちは支配特権を持ち続けたいんだよ……」 「そうよね、悩み事相談なのに、ぜんぜんあたしたちの悩み事が解決できていない気がするわよね」 「たしかに、そうだな、これは詐欺だよ。とても支配特権の一割なんて提供できんな」 そんな感じで、思い思いに言いたいことを言っている。 そうした会話が超時空城につつぬけになっていることはご存じない模様だ。 超時空城は、不自由な世界群を自らの意志で解脱してきた魂たちにの意志によって創造された時空間を超越したお城なの

  • 「魂のお勉強推進委員会」からのお悩み相談

    ムゲンは、魂のお勉強推進委員会から緊急連絡を受けた。 テレパシー封書を開けてみると、 「なんとか自分たちの支配特権を維持したいのですが、良い方法が見つかりません。ひいては悩み相談にのっていただけないでしょうか? 謝礼として我々の持っている支配特権の一割を提供いたします……」 などと書いてある。 ムゲンは、この前ちゃんと「理想世界の設計図」を送付したはずだよなあ……と思う。 その支配特権で、あの設計図の最高法規を推進すれば自業自得学園に入ってもむしろ果報を得られるのに……と思う。 何を考えているんだろうなあ……と思う。 おそらく前に贈った「理想世界の設計図」をまだ正しく理

  • 自業自得と支配特権問題

    裁判長からのお達しで、「魂のお勉強推進委員会」の面々たちは、自分たちが今までしてきたことを続行すると自業自得学園に入れられてヤバいことになると心配しはじめた。 戦争とか病気とかいじめとか貧困とか……そんなお勉強の犠牲者になるとか、そんなのは嫌だ…と思った。 「これはもう路線変更するしかない……」とさすがの魂のお勉強推進委員会の面々も思った。 しかし、今までの支配特権は失いたくはない。 なんとか自業自得になっても支配特権が維持できるうまい手はないものか……と考え始めた。 一人の委員が、言う。 「それやったら、みんなに支配特権を与えてしまえばいいんとちゃうん?そうすれば、自業自

  • 魂のお勉強と反面教師の是非

    不自由な世界から超時空城にお手紙が届いていた。 差出人には、「魂のお勉強推進委員会」と書かれている。 どうやら超時空城の不自由な世界への判定内容に異議があるらしい。 ムゲンは、その異議申し立ての内容を超時空城の判定者たちにテレパシーで伝言する。 「この度、我々の世界における<魂たちのお勉強>について、それを犯罪行為だという注意警告がありましたが、いかなる体験でもそこから様々な理解が得られ魂たちにとっては結果的にお勉強になり有益な結果になると我々は理解しております。 ですので、我々の世界の魂のお勉強についての否定的な判定について異議を申し立てます」 かいつまんで言えば、そんな

  • 超時空城の判断と理想世界の設計図

    不自由な世界の体験者たちのほとんどが大なり小なり不自由な世界のボスたちの操り人形のような状態だった。 気分、感情、夢体験、生命エネルギー状態、欲望……いずれも体験者たちは自分の意志だけでそれらを自由に選ぶことができない状態に置かれていた。 肉体は体験強制装置にできるように設計されてしまっていた。 人間、鳥、虫……みんな操られていた。 操るために体験遠隔操作毒……までばらまいていた。 さらに気象も操られていた。 まるでエアコンをリモコン操作するように、不自由な世界の気象は不自由な世界の支配者たちに好き勝手に操作されていた。 世界支配者が意図的に各種の天災を生み出せるように世界が創

  • 不自由な世界からのブーイング

    「お宝の意志」=「あらゆる体験者が自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選べて楽しみ続けれる世界、状態を目指す意志」 をプレゼントしたので、これはきっと大いに喜んでもらえると超時空城の面々たちは思っていた。 だが…… かの不自由な世界の体験者たちの多くからブーイングがあった。 なぜだ……と超時空城の面々は思う。 調べの結果、どうやら自分たちが大事だと思っていたものが体験の牢獄だと理解できなかったのだとわかった。 自分たちの家族や社会や宗教やその他いろいろ……は牢獄なんかじゃないと感じているらしい。 しかし、超時空城の面々は理解していた。 そうしたものは、あらゆる

  • 「体験の牢獄」と「魔法の問い」と「お宝の意志」

    不自由な世界のボスは、体験者たちを「体験の牢獄」にそれぞれ閉じ込めていた。 その不自由な世界では、あたかも多くの体験者が一つの現実世界を生きているように見せかけてはいたが、実際は、各々の体験者は各種の固有の体験が強制される「体験の牢獄」に囚われていた。 超時空城からは、その真実がはっきりと見えていた。 だが、その不自由な世界にいる体験者のほとんどすべてがその真実に気づいていなかったか、多少は気づいていてもその全体については気づいていなかった。 つまり、みんな大なり小なり騙されていた。 ある体験者は、まったくそのことを理解していなかった。 いわゆる動物と呼ばれる種族のほとんどが

  • 不自由な世界群のボスとの遭遇

    するとそこには不自由な世界群のボスがムゲンの第三の目で確認された。 どうやら超時空赤ちゃんの中にいた各種族たちの心を一つにしないようにいろいろがんばっているようだ。 「あー、それでかあ……」とムゲンはつぶやく。 どうもあまりにも皆の心がバラバラになりすぎているので、おかしいなとは思っていたのだ。 超音波だか、超電磁波だか、超プラーナだか……のような彼らには気がつけない力を使って彼らの精神に介入していたようだ。 精神操作に気がつかないとみんな操られてしまうのは当然のことだった。 超時空赤ちゃんに飲み込まれた世界にいたたくさんのムゲンの分身体たちも次々と操られてゆくのが、確認さ

  • みんなの意志がバラバラ問題

    まるで夢から覚めたかのように、皆が異変に気づきはじめた。 「あれ? なんだ? 俺のプライベート世界が消えちまった……」 「私の王子様が、消えちゃったわ!!!」 「僕のラスカルがいなくなっちゃった~!」 「天の神様が、神様が~~~消えちゃった~~~!!!」 「俺の超時空暴走バイクが消えちまったぞ!」 「我々の超時空楽園UFOはどこにいったんだ!」 「ぐわーーーー!!!」 「いやーーーーー!!!!」 たちまちパニックになった。 なんとか元に戻せないのかと皆で必死に右往左往している。 「おい! 時間巻き戻しボタンを押した程度で超時空世界が消えるなんておかしいんじゃないの

  • 超時空赤ちゃんが休眠してしまった!

    超時空赤ちゃんが誕生した結果、その中にいる体験者たちはとにかくあらゆることが自由に選択できるようになった。 食欲も、性欲も、睡眠欲も、その他の気分も、感情も、価値観も、種族も、性別も、住む家も、住む星も、住む世界も、住む次元も…… 付き合う相手も、自分の才能も、スタイルも、顔も、体重も、記憶も、時代も、ありとあらゆる食べ物や飲み物を楽しむ体験も…… 感動も、情緒も、読む本や漫画も、見る映画やドラマも、聞く音楽も、あらゆる過去の体験も…… 空を飛ぶ体験も、異世界で遊ぶ体験も、その他のいわゆるダメ絶対体験のすべても…… それらの体験を楽しめる耐性さえあれば、どんな体験でも自由に選

  • しかし、意志の中身が問題だった!

    「あきらめず意志すれば何事も成る……」 ムゲンは自分の意識の中にその理解をメモしていた。 ならば、とてもシンプルだ。 ただ望みの世界、状態を全身全霊で意志すればいい。 だが、本当にそんな単純でいいのだろうか……であれば、なんであれほど多くの不自由な世界群が発生してしまっているのだろうか? ただ願い意志すれば何事も成るのならば、誰もが自分の望む状態を手にしていなければならないはずだ。 だが、そうなっていない世界、魂があまりにもたくさんいた。 そもそもムゲン自身も完全に自分が望む状態を手にしているとはいいがたい。 よく考えてみると、ムゲンの知るほとんどの魂たちは彼らが望む状態

  • 超時空世界の赤ちゃんが誕生してしまった

    「俺も入れてくれ~!」 「あたしも入りたい!」 「入れろ~~~!」 プチ楽園刑務所が公開されると、自業自得学園に大騒動が起こった。 今まで自業自得のお勉強で苦悩していた魂たちが、我さきにと、その楽園刑務所に殺到したのだ。 楽園刑務所はまだ小さな規模だったので、自業自得学園にいる生徒たち全員を収容することができなかったので、抽選となった。 「そんなの不公平だ!」 「抽選はいかさまだろう!」などと抽選にもれた囚人たちが叫んでいる。 テスターとして楽園刑務所に入所した囚人たちからの話を聞いてしまっているので、何としても楽園刑務所に入ろうと必死なのだ。 楽園刑務所作りのアルバイトに

  • 楽園刑務所のプチモデルが仮完成する

    「じゃあ、体験バイキング形式がいいわよね」 と天使族が言う。天使族は天(超時空聖体やその部下)からの指示にはなんでも喜んで従ってくれる。あーしろこーしろと言わなくても率先して理想世界の設計図にある最高法規を推進するアイデアをせっせと考えてくれる。ただ、天の意志さえ間違いないならいいのだが、天が間違えると世界全体が大崩れしてしまうのが難点だ。 天の声といっても間違うこともあるので、その声の内容を<理想世界の最高法規に照らし合わせて>その指示が間違いないかどうかちゃんとその都度検証するようにと教えてあげた。 どうやら理想世界の設計図の最高法規を推進するアイデアとして、自由に自分が味

  • 自業自得検証システムと悪魔族

    結局、「拷問体験も必要なお勉強だ」とする価値観を持った世界のままでは、確実に膨大な魂たちが苦しみ続けることになることがわかった。 未熟な魂たちはもとより、超時空世界の超時空聖体の責任問題にまで発展してしまい、そのままの価値観で進むと皆が苦しみの体験から永遠に逃れられなくなることがわかってしまった。 さらに、自分以外の体験者たちの苦しみを自分の苦しみだと感じてしまう純粋に良心的な魂たちなどは、ずっとひたすら苦しみ続けなければならなくなるということもわかった。彼らは他者の痛み苦しみを自分の痛み苦しみと感じたからだ。 それはどう考えてもそのまま放置していてはならない状態だった。 奴隷

  • 理想世界の設計図の是非は自業自得システムによって検証される

    その後、ありとあらゆる世界に理想世界の設計図(未完成)が通知されることになった。 不自由な世界群の創造主や支配者たちは、「なんじゃこれは!断固拒否じゃ!」などとリアクションしていたが、この改革案を受け入れなければ直ちに自業自得の責任が問われるのだと知ると、おとなしくなってしまった。 理想世界の設計図は、その最高法規に反せず最高法規を推進する内容ならば追加で条文を書き加えることも可能とされた。 ただ、その場合には、その追加された内容を検証するために自業自得学園のシステムを使って提案者がその可否を実体験で確認する義務があるとされた。 よってうかつなことを書き加えると痛い目にあうこと

  • 刑務所楽園化のアルバイト

    自業自得学園の真っ赤な大きな口の中に全知ちゃんのスリムな体が滑り込んでゆく…… なかなかシュールな光景だ…… ムゲンの意識の一部が全知ちゃんの超時空体と融合している… 意識を向けたものについての情報がムゲンの意識に流れ込んでくる。 ムゲンは「理想世界の設計図」を意識領域に展開する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 理想世界の設計図 ★目指すべき新世界の方向は、 「あらゆる体験者が自らの意志だけで自らの体験のすべてを完全に自由にコントロールできるようにし、自らが選んだ体験を心から楽しみ続けれる状態にしてゆくこと」 この価値観を新世界の最高法規とすること

  • 自業自得学園に潜入するための準備

    ムゲンは自業自得学園にある刑務所楽園化のアルバイトに潜入するために、何かしらの軽犯罪をしようといろいろ刑法などをしらべたりしていたのだが、そこに超時空聖体からの使者がやってきた。白い鳩のような姿をしているが顔は四角い奴がきた。 「ムゲンさん、ムゲンさん、超時空聖体組合からの伝言ですです。えーと棒読みしますね。 むげんどの、そなたがじごうじとくがくえんにはいるためにむりにはんざいなどをするというのはわたしたちのこころがいたむのでとくべつにじごうじとくがくえんにはいるきょかしょうをはっこうしたいとおもいます。らくえんけいむしょのあるばいとがんばってね。 とのことです」 直接テレパシ

  • 自業自得学園にいたムゲンの分身体からの報告

    ★とにかく誰もが自分の体験を自分で自由に選べるようにすればいい…… ムゲンは自分の分身体の一体に連絡して自業自得学園のロビーにある掲示板にそう書いてみた。 ちなみにムゲンの分身体の中にも自業自得学園に入っているのが探したらいたのだ。 ただ、永遠に残酷拷問体験を受け続けるような危ない状態では幸いなかった。 軽犯罪という感じで、どうやら不良少女古龍にかどわかされて世界征服のための下っ端仕事をしてしまったらしい。 「あいつまだそんなことやってたのか……」とムゲンはぼやく。 ムゲンの分身体にまで手を出すとは……なかなか筋金入りだ…… 結果、ムゲンの分身体は不良分身体にされてしまっ

  • 自業自得学園入学者の反省日記

    ムゲンは超時空世界は、完成された世界だと思っていた。 しかし、そうではなかった。 時空間を超越し、ありとあらゆる体験を自由自在に楽しめる超時空世界……そして超時空城…… ムゲンには、それ以上の世界など想像することもできなかった。 しかし、生きた意志が世界を生み出している以上、どんな世界でもそこに生じる意志によって変化してゆくのだ。 多くの意志が集まれば、それによって世界の仕様そのものも変わってゆく。法則すら変わる。 NPCでも自らの意志を持ち進化すると、プレイヤーとなり、プレイヤーは進化していつしか新しい世界のプログラマーに進化する。 また、その逆に退化することもある。

  • 超時空世界のメタモルフォーゼ

    超時空世界は、これまで長きにわたりより良い意志をありとあらゆる方法でせっせと育成してきた。 その結果、超時空世界に超時空聖体たちが出現し、彼らが世界全体を統治するようになっていった。 ただあまりにも良き意志を無理やり育成しようとしたために、反面教師的な世界で残酷体験を未必の故意で放置するようになってしまっていた。 魂たちを高温で火あぶりにしないと純金を分離し取り出せないとか……そんな感じだとムゲンは思った。 だが、それはあまりにもやりすぎだった。 不慮の事故でそうしたことが起こる場合はともかくわざとそんな魂を火あぶりにするとかは、してはならないことだ。 自業自得学園様がそう

  • 超時空聖体会議、再び……

    全知ちゃんの計らいで、再度の超時空聖体会議が開かれた。 今度は、おごそかな裁判所的な空間ではなく、大きな炬燵に車座になってみかんやお菓子などもつまめる感じでざっくばらんのほのぼの空間で開催された。 さらには、皆さんそれぞれ自分の望む姿に変身しての会議となった。 なぜそうしたことになったかといえば、皆が楽しめるように目指そうという申し出を受けてそうなったらしい。 どうやら超時空聖体たちも遊び心もあるというか、楽しむことは好きなようだ。ちょっと生真面目だけど。 そこで皆でじゃあ、不自由な世界にあるいろいろなゲームというものを遊んでみようじゃないか、遊びながら会議してみようじゃない

  • 治療か完全プライベート世界か、それとも……

    ムゲンは超時空聖体会議の後、いろいろ考えこんでいた。 治療を要請してはみたが、どうも分身体たちからの評判が悪いのだ。 なんでなのかと聞くと、 「そりゃあ、旦那、あっしらは戦国バトルゲームが楽しくてしょうがないんですぜ、まあ、ゲームですけどね。 当然、あっしらは戦国バトルなどリアルでは絶対にやりませんよ、それくらの分別はあるんですよ。統合型の旦那もそれくらいわかっているでしょう? それなのに、超時空聖体様たちはその戦国ゲームをする楽しみの元になっている欲望を根こそぎ消してしまわれるんだから、たまったもんじゃーありませんぜ、あっしらからしたら……テレビゲームだから別に誰かにひどい

  • 超時空聖体会議

    超時空体で、ムゲンの問題提起したことについて会議が開かれた。 ちなみに会議空間には人影はない。 彼らは普段はその意志だけで存在しているからだ。 望めば肉体をまとうこともできるのだが、好き好んでわざわざ体験強制装置に入ることはないらしい。 ちなみに、ムゲンはまだ意識体であり、超時空体までは進化できていない。 しかし、意識体のままだからこそできることもある。 意識体は肉体に自由に出入りできる。 つまり意識体のままの方が実体験として深く多種多様な体験を味わえるのだ。 そのためにムゲンの実体験を超時空体たちも無碍にはできないのだ。 超時空聖体たちは、さらに進化した存在であり、

  • 超時空体から見た不自由な世界

    ムゲンは、こうしてとある不自由な世界に「理想的な世界の作り方とその最高法規」をテレパシー送信した手前、ちゃんと不自由な世界をあらゆる魂たちにとって理想的な世界に改革してゆけているか確認することにした。 超時空城からならば、ありとあらゆる世界を観察することができる。 「見ないで……」などという世界支配者たちやその部下たちの意志も確認したが、まあ、そういうわけにもいかないのだ。 確かにそれが完全にプライベートなことならば、「見ないで…」と訴えることも正当性があるだろうが、その不自由な世界の支配者たちはせっせとあらゆる体験者たちのプライベートをのぞき見していたからだ。 ただこっそりと

  • 不自由な世界の教師たちの飴と鞭の調教学習の是非

    ムゲンは、幼い分身体たちのお勉強がひと段落したので、孫になったつぶらな瞳のケルベロスちゃんと遊ぼうと思っていた。 すると、とある不自由な世界からテレパシー通信が受信された。 内容を見ると、 「あなたたちのお勉強方法は、私たちには受け入れられませんので、改めてください」 などと言っている。 どうやら不自由な世界のお勉強方針と超時空世界でのお勉強方針が違うらしい。 まあ、そりゃ違うわなあ……とムゲンは思う。 自由自在世界と不自由な世界のお勉強方針が同じなわけがないからだ。 逆に言えば、教育方針を見れば、そこがどんな世界なのかわかるというものなのだ。 どうやら生徒たちがみん

  • 最高法規から超時空世界に発生したビッグバン

    まだ幼いムゲンの分身体たちが質問をしてきた。 ムゲンの分身体の中には赤ん坊状態から成長してゆくタイプもいるのだ。 そういう分身体は、自分が分身体であるという自覚すらない。 あどけなく、 「ねえねえ、さいこうほうきって意味わかんない」 などと言ってくる。 「あー、君たちはまだ幼いからよくわからないかもしれないけどね、最高法規っていうのは誰かに迷惑かけずに自由自在にやりたい放題みたいな感じかな」 「えー!やりたいほうだい~? でも、前にすきかってにやったらダメだよとか、おねーちゃんにいわれたよ~」 などと言う。 どうやら全知ちゃんからの指導があったようだ。 そこで統合タ

  • 検閲や選別ではなく啓蒙成長が大事

    結局のところ、不自由な世界の多くでは検閲や選別が流行してしまっていた。 魂たちを徹底的に検閲し、そして支配者都合で選別すればいいのだという感じの世界支配方法が流行してしまっていた。 だが、超時空体験図書館の記録を調べると、そうしたことをやり続けた世界は滅んでしまったことがわかった。 なぜかなのか? ムゲンはその一部始終を観察してみた。 すると次のことがわかった。 検閲され、選別されて消されていった者たちの怨念のようなものがその世界の存続の可否に大きな影響を与えていたのだ。 その怨念は、時空間を超えてあらゆる時代や空間に影響を与えていたのだ。 とある世界では、社会の期待に

  • 体験自由自在の完全プライベート世界

    それではこれより小説モードに入ります^^ ちなみにストーリーが「無限世界の無限キャラ」という小説の外伝となっているので意味がわからない部分も結構あるかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ^^ どうしても意味は背景が知りたいので質問したいとかありましたらコメント欄からでもご質問くださいませ。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^ 「そもそも不自由な世界の支配者たちというものは、どうしてこうも他者の体験を支配操作したがるのだろうなあ…」 とムゲンは悲しそうにボヤいていた。 そうしたことをせっせとするから不自由な世界として超時空体たちに存続NG判定などをくらってしまうのだ…

  • 理想世界の作り方

    このブログは、 「あらゆる魂たちにとって最高の世界とはどんな世界だろうか?」 というテーマで新世界の設計図をいろいろ空想しているブログです。 空想できることは実現可能である…という前提で制限を設けないで空想してゆくので、たまに現実離れした話も出てくると思いますが、ご興味のある方はあらゆる世界のあらゆる魂にとって最高最良の世界の設計図とはどんな感じになるのだろうか…というテーマについてご一緒に考えてゆきましょう^^ いわゆる現実の常識だとか、物理法則とか、時空間の束縛……なども全部無視して完全に制限なしで空想してゆくので、ほとんど空想小説みたいな内容も出てくると思いますが、いっそ、ま

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