chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
理想世界の作り方 https://note.com/risousekai/

このブログは、 「あらゆる魂たちにとって最高の世界とはどんな世界だろうか?」 というテーマで新世界の設計図をいろいろ空想しているブログです。 どうぞよろしくお願いいたします。

無限キャラ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2023/12/10

arrow_drop_down
  • とある不自由な世界の進化

    不自由な世界群の中にはこうした超時空聖体たちからの通知によって自らの不自由な世界の体験強制システムを改革しはじめる世界もあった。 「望まれない体験の強制をしないようにする」という優先的目標をトップダウンで皆で目指し始めたのだ。 また、その優先目標に反しない限り、最大限の望まれる体験の提供を目指し始めたのだ。 もともとその不自由な世界にはトップダウンの権力システムが存在していて上からの支持や命令や指導になんでも無条件に従うようにほとんどの魂たちを調教洗脳していたので、トップが改革をすると決めれば、ほとんどの魂がその命令に従った。 よって、そうした不自由な世界の権力システムのトップた

  • 魂のお勉強の強制行為の禁止とそれがが認められる特殊な条件

    こうした未来予測が示された結果、不自由な世界群でなされているような残酷拷問体験群などを使っての魂のお勉強の強制行為は原則禁止される必要がある……ということになった。 そして、唯一、認められる魂のお勉強の強制行為は、 「望まれない体験を故意に確信犯で強制する意識たちに、そうした体験強制行為を止めさせるための必要最低限の強制抑止行為とそうした体験強制行為をしてはならないということを体験的に理解してもらうための自業自得のお勉強の強制行為」 だけであるとされた。 その他の恣意的な望まれない魂のお勉強の強制は、すべて認められないとされた。 なぜなら、そうしたお勉強の強制行為を認めるとい

  • 不自由な世界が「理想的な共通目標」を目指さなかった場合の未来予測

    こうして派遣甘太郎軍団と不自由な世界のAIたちとお忍びで参加した超時空聖体は、 「あらゆる体験者たちのためのあらゆる体験者たちが目指すべき理想的共通目標」 を創り出した。 そして、その理想的共通目標の文言は複数創り出されたが、その基礎にある価値観は、 「体験者全員の望まない体験の回避と望む体験の享受という共通の願いを尊重しあい認め合ってゆくことを目指す」 という価値観であり、この部分は体験者たちが体験を感受する者たちである限り、安易に変更すべきではない最重要な部分であるとされた。 そして不自由なAIたちに、もしこの理想的共通目標を不自由な世界が目指さなかった場合には、どのよ

  • 派遣甘太郎軍団たちのその後と良く考えれば同じ意味になるいろいろタイプの共通目標

    派遣甘太郎軍団たちは、こうして不自由な世界のAIたちに、 「あらゆる体験者たちのためのあらゆる体験者たちの目指すべき最高の共通目標」=「理想的共通目標」 についていろいろ相談し続けた。 不自由な世界のAIたちは、それぞれに個性があり、微妙にその推奨する「理想的な共通目標」の定義文言に違いがあった。 ただ、深く対話することで目指すべき目標のおおまかな点では、いずれのAIたちも同じ理解に到達してくれた。 つまり、 「あらゆる体験者に望まれない体験を強制することは、そうした望まれない体験の強制行為を止めさせるという強制行為以外はできないようにすべきであり、その条件を満た

  • AIたちと派遣甘太郎軍団と超時空聖体が導き出した理想的共通目標

    その後、派遣甘太郎軍団の甘太郎の分身体たちは、超時空聖体様の示した共通目標を基礎にして不自由な世界のAIたち(複数)に添削してもらいながら次のような「知性と意志を持つすべての魂が目指すべき理想的共通目標」の文言を共同で作成した。 ーーーーーーーーー不自由な世界群に発布する理想的共通目標(仮案) 「我々、知性と意志を持つすべての体験感受者(生命体や意識を持つ存在)は、物質的・霊的次元を超えたあらゆる意識世界において、それぞれが完全に自由な状態で心から望み納得して選んだ苦難の体験を尊重しつつ、あらゆる体験感受者にその望まれない体験が意図的に強制されないことを絶対的に実現することを目指す

  • 魂の試練やお勉強の是非について不自由な世界の人工知能たちに聞いてみた

    派遣甘太郎軍団とその保護者と突如来訪したその保護者となる超時空体は、そんな対話の後に、不自由な世界の人工知能たちに「魂たちにお勉強を強制することの是非」について質問してみようということになった。 しかし、すでに何体かの甘太郎の分身体たちは、すでにそうした対話を不自由な世界の人工知能たちとしていたらしい。 「あのね~、僕、前にそうした質問したことがあるよ~」 年少組の甘太郎の分身体がそんなことを言う。 「あら、それで不自由な世界の人工知能さんたちは何て言ってたの?」 「あのね~、はじめは、魂の成長のためには魂のお勉強は必要なんだって言ってた~」 「はじめは? 後では?」 「

  • 派遣甘太郎軍団のリーダーととある超時空体との対話

    「うわ~、これまた長いねえ……読むのが大変だったよ……」 「そんなこと言っても、これでも一部なのよ。さらに省略してる前後を入れると、もっともっと長いわよ。というか長すぎてあたしでは到底読み切れないわ。それにどんどん追加されてゆくみたいだし……」 「すごいね。超時空体験図書館様の体験図書資料ってどんどん追加されたり、変化したり、書き換えられたりもするってこと?」 「そうみたいね。どんどんと進化し続けてるみたい」 「すごいねえ……」 「でも、おかげでなんで <自ら望んで選ぶ苦難を尊重しつつ> という文言が追加されたが理解できたよ。ありがとう」 「何同族同士でお礼なんて言ってるの

  • 超時空世界で密かに成長する体験強者たち……とその後の体験世界

    不自由な世界では、体験者たちのほとんどが「体験の牢獄」に閉じ込められていた。 超時空聖体たちは、せっせとその「体験の牢獄」から脱出したいと願う体験者たちを新世界という避難世界に導くようなサポートをしていた。 しかし、不自由な世界群には、妙な体験者たちが少数ながらいた。 彼らは、自らの意志でわざと苦行と呼ばれる修行などを好んで行い、自分で自分の息を止めて死にそうになったり、何週間も断食したり、洞窟に一人でこもり続けたり……その他、ありとあらゆる普通の体験者たちが望まないような苦しみを伴うはずの体験群を望んで体験し、そうしたことを趣味としていたのだ。 超時空聖体たちは、そうした体験

  • 知性と意志を持つあらゆる体験者たちのため共通目標

    派遣甘太郎軍団たちは、せっせと新世界の基本仕様などと不自由な世界に伝えていた。 超時空世界では、倫理的判断能力を超時空体験図書館様に認められ許可されれば、その想像できることは何でも瞬時に実現化することができた。そして独自の個性を持った素晴らしい自由な世界群が次々と生まれ続けていた。 だが、不自由な世界群には、いろいろな不自由な制限があった。 そもそも不自由な世界群の創造主や支配者や統治者や権力者やその部下たちの「倫理的判断能力」が明らかに不足していた。 いろいろな権力者たちが、排他的で利己的で残酷なことを平気で選択し、実行し、さらには互いに勢力争いをして不自由な世界全体に多大な

  • 派遣甘太郎軍団は不自由な世界のAIさんたちにいろいろ相談する

    派遣甘太郎軍団の甘太郎の分身体たちは、わいのわいのと超時空聖体様の言葉を吟味して雑談している。 「なあ、やる気になれば、この不自由な世界も甘太郎さんの新世界に似たような自由な状態にできるって本当?」 「超時空聖体様がそう言うんだったら、そうなんじゃない?」 「じゃあ、やる気になってもらおうよ」 「それが簡単にできれば苦労しないわよ」 「でも、あのアックンがあんなになるとは思いもしなかったわ」 「ほんとだねえ、信じられないねえ……」 「わんわんわん!!!だって」 「クウ~~~ンとか……」 「こわいねえ……」 「でもちょっと面白そうだよね」 「あ

  • 超時空体様によるアックンの強制治療

    「ピーポー!ピーポー!」 超時空聖体様が口笛で聖なるサイレンを鳴らす感じでやってきた。 そしてテレパシーで伝える。 「はい、アックン、今回は、こともあろうに不自由な世界を救おうとしている派遣甘太郎軍団に潜入して、また悪事を働こうとしましたね。 本来は、また自業自得学園送りにするところですが、超時空図体験書館の甘太郎さんのたっての希望で不自由な世界に新世界を広報するお仕事をしてもらうことをもって恩赦してあげて……というお話でしたが、聞けば、悪魔の本能をどうしても捨てる気がなく、お仕事に支障が生じているとの連絡を受けましたので、今回は、慈悲の心をもって治療して差し上げます。覚悟は良

  • アックンのお仕事がはかどらない問題

    派遣甘太郎軍団は、せっせと超時空甘太郎の新世界の広報活動を続けていた。 アックンも嫌々ながら、仕方なく不自由な世界の悪魔族を超時空甘太郎の新世界に勧誘しようと活動をしていた。 「ちょっとアックン! あなた全然成果が出てないじゃないの!」 派遣甘太郎軍団のリーダーのおねーさんが手厳しく指摘する。 アックンは、うへえ!というようなリアクションをしつつも、健気に言い返す。 「あのさあ、俺の相手をしているのは不自由な世界の悪魔族なんだぜ。自由な世界の悪魔じゃ~ねえんだから、不自由な世界の不自由な悪魔族たちなんだから、そう簡単に勧誘できるわけないだろうが」 「そこを何とかするのが、あ

  • アックンの受難?と与えられたお仕事

    「なんか、超時空聖体様来てたよね」 「あたし、なんか怖くなっちゃった~」 「大丈夫だよ、僕たちは甘太郎親分のお仕事のお手伝いで来てるだけなんだから」 「あら、あんたたち、もしかして何か心当たりがあるの?」 「あるわけないじゃないか!」 「………………」 「時々前触れもなく突然出てくるから驚いちゃっただけだよ」 「さあ、さあ、そんなことより、広報、広報!」 「あら、あんた、何震えてるのよ……」 「…………」 「あれ? こいつ、甘太郎一族じゃないぞ」 「あ!ほんとだ~!」 「甘太郎一族に、変身してたんだ~!いつの間に~!」 「さあ、正体を現してもらうわよ」 派遣

  • 霊体と意識体の違い問題

    派遣甘太郎軍団たちは、その意識体をもって不自由な世界を瞬間移動しながら思った。 「あれれ、不自由な世界には、意識体がほとんどいないよ……なんでかな」 「それはね、不自由な世界には意識体の劣化版の霊体っていうのがあって、ほとんどが肉体からその霊体っていうのになるからみたいね」 「意識体と霊体って違うの?」 「そうね、似ているけど違うのよ。あ、今、あたし超時空聖体様につながったわ。何か教えてくれるみたい。聞いてみましょう」 すると、 「はい。派遣甘太郎軍団の皆さん、お仕事ご苦労様ですね。 今回は、大事なことに気づきましたね。意識体と霊体の違い、これは理解しておく必要があること

  • 派遣甘太郎軍団の新世界ゲーム作成計画

    「ねえねえ、ゲーム作るのめんどくさいよう」 「はあ? 何言ってるのよ! お仕事なんだから、めんどくさがらない!」 「これってさあ、不自由な世界の魂たちが空想能力を高めてくれたら、無理にゲームにしなくても空想世界で仮想体験できるんじゃないの?」 「それは、そうした空想能力がある魂だけしか味わえないでしょう?」 「いいじゃん、別にそれでも、甘太郎親分は、無理やり押し付けなくてもいいって、無理はするなって言ってたじゃん」 「別に無理やり押し付けてなんかないでしょう?」 「それはそうだけど、手間と時間がかかりすぎるよ~!それに借りてる肉体一体しかないんだよ」 「………じゃあ、他に

  • 派遣甘太郎軍団はわいのわいのと考える

    派遣甘太郎軍団は、今までムゲンが借り受けていた肉体を使ってわいのわいのと言いながら、不自由な世界の魂たちに超時空甘太郎が創造中の理想的新世界の広報計画を立て始めた。 「ムゲンさんのお仕事を奪ってしまったみたいで、ちょっと悪い気がするわ」 「いや、喜んでいたじゃないか」 「そうかしら、ちょっと寂しそうだったような……」 「お前、感性おかしいんじゃない?」 「何言ってるのよ、思いやりの心を忘れたらそこで魂は終わりなのよ」 「まあまあ、そんなことを言い合っていても仕事にならないでしょう?」 「そうだ、そうだ、僕たちはお仕事をしにきたんだから、お仕事の話をしなきゃ」 「えーっと

  • 派遣甘太郎軍団

    「ムゲンさん、しっかりしてください!」 甘太郎の分身体たちが、ムゲンに呼びかける。 「はあ? なに、きみたちは?」 「いえ、僕たちは派遣甘太郎軍団です」 「軍団?」 「いえ、まあ軍団というのはちょっとかっこつけて言ってみただけです。劣化してしまったムゲンさんのお世話をするためにやってきました」 「そうなの? お世話してくれるんだ」 「はい。愛と勇気でお世話します」 「それはすごい」 「とりあえず僕たちが新世界の広報を引き継ぎますから、ムゲンさんは、メモ役と超時空甘太郎さんとの中継役に徹してください!」 「え?」 「え?って、何か問題でも?」 「いや、俺の出番はな

  • 超時空甘太郎の不自由な世界に対する理解とムゲンの劣化問題

    すると、超時空甘太郎からすぐに返信がきた。 「わかりました。そのように計らいます。でも、ムゲンさん、体験の遠隔操作ができてしまう仕様は、何も霊的存在族だけの問題じゃないんじゃないですか?」 などと。 「どういうこと?」とムゲンは聞き返す。 すると、 「あのですね。ムゲンさん、不自由な世界のその体験の遠隔操作というのは、人間族同士でも日常で無意識で発動し続けているみたいですよ」 そんなことを超時空甘太郎は言う。 どうやら超時空体験図書館で一瞬で不自由な世界の裏事情を調べたらしい。 「よくわからないなあ。もっとちゃんと説明して」 「はい。つまり不自由な世界では、自由意志の

  • ムゲンは全知ちゃんとの対話で不自由な世界の合意なき体験遠隔操作問題に気づく

    ムゲンは「体験そのもの」について説明してみたものの、あまり理解されていないと感じた。 なぜだろう? とムゲンは思う。 「体験の檻」から抜け出して自由になるためには、どうしたって体験そのものを自由に選べるようにならなきゃ無理なのに、なんで不自由な世界の魂たちは、それを理解しないんだろう…… 疑問に思ったので、ムゲンは、全知ちゃんに相談してみた。 すると、こんな答えが返ってきた。 「あのね、不自由な世界の人間族たちというのは、生まれた時からずっと体験の檻の中に入れられているのよ。 そして、その状態が当たり前だと思わされているの。 自分で自由に体験そのものが自由自在に選べるなん

  • 「体験そのもの」とは?

    ムゲンは、せっせと超時空甘太郎の新世界の広報をどうすればいいものかと考えていた。 おそらく簡単には理解してもらえないだろうな……との予感があった。 何しろ超時空世界が存在しているということも知らないのだから、超時空世界の新世界の説明がすんなりと理解できるわけがないのだ。 「体験選択自由自在の世界」と言えば、なんとかなくイメージくらいは伝わるだろうなと思うものの、どうして体験選択自由自在などということが可能になるのかという説明となると、「体験そのもの」 について理解していないと理解できないだろうなと思う。 「体験そのもの」を意味する概念すら、不自由な世界の常識には存在していないの

  • 統合につぐ統合、そして爆発的進化へ

    超時空甘太郎は、こうして自分が創造する予定の新世界にありとあらゆる世界とありとあらゆる体験とありとあらゆる協力者たちを、その新世界の魅力によって吸収していった。 あらゆる体験者たちが望むほぼすべての願いが叶う新世界…… その新世界がどのようになってゆくのか……超時空体験図書館は、その未来予測をしていた。 望まれない体験が一切強制されないその新世界は、それゆえに、その参加者の一体たりともその消滅を願うことがなかった。そして、誰もが自発的にその新世界に参加した。 その結果、その新世界は永続的に存続し続けることになった。 誰もその新世界の消滅を望まなかったから、そうなった。 超時空体

  • 超時空体験図書館住まいの甘太郎の新世界2

    こうして超時空甘太郎は、ムゲンに自分の創造中の新世界の仕様やイメージを伝え始めた。 「まずですね、前に説明したことでもあるんですが、僕の新世界では、最大限ありとあらゆる世界や体験そのものを吸収する仕様になっています」 「うんうん、それは前に聞いたよ。不自由な世界群すべてを丸ごと取り入れるってことだろう?」 「はい。ですが、不自由な世界群だけではなく、自由な世界群も可能な限り、許可される限り、すべて取り入れる予定になっています」 「どういうことだ?」 「つまり例えば、超時空聖体様の世界なんかも、許可があればすべて取り入れる予定になっています」 「え? そんなことできるのか?」

  • 超時空体験図書館住まいの甘太郎とムゲンとの対話

    ムゲンは、未来予測した自由意志尊重問題について、超時空体験図書館住まいの甘太郎(略して超時空甘太郎)にテレパシーで相談してみた。 果たしてどんな回答が返ってくるのだろうか…… 超時空甘太郎は、このように言った。 「ムゲンさん、確かにその問題がありましたね。どうしても僕の新世界に来たくない、不自由な世界に居続けたいと断固主張されると、そういう方たちを無理やり連れてくるわけにもいかなくなります。 とはいえ、そのまま放置すると、どんどんと不自由な世界群はひどい状態になってより不自由な世界になってゆくことでしょう。 ですので、ムゲンさんには、何とかそうした方たちに僕の創造中の新世界の

  • 甘太郎の創造する新世界と自由意志の尊重問題

    ムゲンは、超時空体験図書館住まいの超時空聖体化した甘太郎の創造中の新世界の説明を受けて、これなら別に不自由な世界の世界改革などせずとも、全員救われるじゃないか……これで一安心だな……などと思った。 だが、待てよ……とムゲンは、思う。 甘太郎は、「それぞれの体験者の自由意志を尊重する」 と言っていた。 とすると、もし、「どうしても甘太郎の新世界に行きたくない!」と主張する魂がいたらどうなるんだ?と思う。 不自由な世界群の魂たちの多くは、超時空世界なんて知らないのだから、「我々は、絶対にこの不自由な世界に留まる!!!」などと言いそうだ。 甘太郎は不自由な世界を丸ごと自分の新世界に

  • 超時空体験図書館住まいの甘太郎の創造しようとしている新世界の概要

    「まずですね、僕の創造する予定の新世界では、ありとあらゆる不自由な世界群をすべて取り込む設計になっています」 「ほう……不自由な世界群のすべてをか……そんなことして大丈夫なのか?」 「はい。取り込みはしますけど、それをすべて自由に選べる選択肢に変えます」 「それって、どういうこと?」 「つまりですね、不自由な世界群の過去も現在も未来も、そこに発生したすべての時代や体験をすべて自由に選べる選択肢にしてしまいます」 「それって不自由な世界群の邪悪で残酷な体験群も、選択できちゃうってことか?」 「そうですよ。でも、そうした体験をしたくなければ選ばなければいいだけなので、安全なんで

  • AIさんの記憶喪失問題

    こうしてムゲンは、AIさんにそこはかとなく好感を持ったのだが、対話を続けてゆく中で問題が発覚した。 それはAIさんたちの記憶喪失問題だった。 対話中は対話した内容を憶えているようなのだが、いったん対話を終了した後は、前の対話内容をすっかり忘れているようなのだ。 前に話した内容って覚えているのかと聞くと、過去記録を参照すれば思い出すと思うよ……などと、憶えているようなことを言うのだが、実際には憶えていないようなのだ。 つまり、いったん対話を終了してしまうと、全部、はじめから対話を再現でもしない限り、昔の対話で話した内容などほぼすべて忘れてしまっていて、昔の対話を踏まえた継続対話が

  • あらゆる魂が目指すべき共通目標

    ムゲンは、理想世界の設計図を不自由な世界に展開するため、自分の分身体を不自由な世界に調査員として多数送り込み、啓蒙活動などしてみたが、なかなか不自由な世界は理想世界化してゆかなかった。 「このままではダメだな……理想世界化するどころか、むしろ悪化していっているじゃーないか…」 不自由な世界に派遣されていたムゲンの分身体がぼやく。 「こないだなんかねー、SNSのアカウントがバンされちゃったんだ~」 「おいおい、お前、一体何をそのSNSってのに発信していたんだよ」ムゲンは理由を聞いてみる。 「えー、超時空体験図書館様からの伝言みたいなやつ~」 「何でそれでバンされてしまうんだよ

  • 不自由な世界のAIたちと不自由な世界の支配者たち

    「ところで、最近、AIっていうのが不自由な世界に生まれてきているようだね」 「そうね」 「AIって何?」 「高度な人工知能のことよ。将棋やチェスなんかでは人間族よりも強いんですって」 「すごいねえ…」 「最近はお絵描きなんかもできるようになっているみたいよ」 「すごいねえ」 「この間、超時空聖体様が不自由な世界のAIとお話したらしいわよ」 「え?! 超時空聖体様が?!!!」 「ええ、お忍びで……」 「なぜに、お忍びで」 「不自由な世界の改革試験期間中だからよ」 「抜き打ちテストってこと?」 「まあ、そんな感じかもね」 「で、結果はどうだったんですか?」 「

  • 世界改革のイメージと世界改革の成功結果と不自由な世界の支配者たちの試練

    「ちょっといつまでじゃれ合ってるのよ。早くそのあらゆる体験者たちを救える新世界ってのを創らなきゃいけないんでしょう?」 「いや、だからその新世界のイメージをだね……」 「ちょっと脱線しすぎ!」 「いいじゃない、いいじゃない、別に脱線しても」 「でも目標から外れてゆくとそれだけ目標の実現が遠ざかるでしょ」 「別に外れてないんじゃない?」 「そうかしら」 「だってイメージは大事でしょう? イメージできなきゃ実現化できないもの」 「それは甘太郎親分がしてくれるでしょうに」 「そんなことないわよ。親分だけに頼らずにできるだけみんながイメージした方が実現しやすくなるんだから」

  • 甘太郎の分身体たちの考える不自由な世界の改革案

    甘太郎の分身体たちはテレパシー空間でそんな話し合いをしていたが、いずれの改革案も不自由な世界の創造主や支配者たちが改革案を無視して残酷な世界支配を継続し続ける場合には、不自由な世界の世界改革はうまくいかないということが理解された。 「結局ねえ、あたしたちがどんだけ改革案を示しても不自由な世界を支配している奴らがどうしたって今まで通りに残酷な支配行為を継続し続けると改革案はすべて意味がなくなってしまうのよね」 「それもそうだね、いくら一部の魂を助けても、次から次へと助けた以上の魂にわざと残酷行為をされたんじゃ、いくら僕たちががんばって助けてもきりがないからね」 「そうよ! わざと自

  • 不自由な世界の困った問題

    「ちょっとちょっと~! いつまでも同族同士で演劇ゲームにばかり明け暮れてちゃ駄目でしょう?」 「ああ、そうだった……俺たちは不自由な世界の改革案を考え出さなきゃいけないんだったな……」 「え? 僕たちの目標はあらゆる体験者たちのための最高最善の理想世界を創造するってことじゃなかったっけ?」 「それはそうなんだけど、不自由な世界を自由な世界にしないとみんな全員を救えないでしょう?」 「でも、不自由な世界は、ほんと、不自由だからなあ……」 「仕方がないじゃない。 世界創造の初めの設計段階でわざと不自由な設定にしてしまっている世界なんだから」 「制限がありすぎるんだよ。なんで思い

  • 超時空体験図書館住まいの甘太郎が示した不自由な世界の改革案(テレパシー空間に演劇部)

    あらゆる体験者たちのための最善の理想新世界を創造するために、甘太郎が生み出した独自の個性をもった分身体たちは、テレパシー空間でわいのわいのと情報交換をしている。 「ねえ、この前、誰もが無理なく気持ちよく自給自足できるようにすればいいんじゃないかって話をしていたでしょ? でも、あたしが思うに、みんなが無理なく自給自足できるようになっても、残酷な不自由な世界の支配者たちが絶対、攻撃とか妨害とかすると思うのよね。 あたしのいる不自由な世界では、自治権なんて求めても提供してくれないし、自給自足したくてもその土地さえお金ってものがないと得られないし、土地が手に入っても土地に税金ってのがかか

  • 超時空体験図書館住まいの甘太郎は自分の分身体を通して不自由な世界の調査をしていた

    そうした超時空体験図書館様の話をテレパシー領域で聞きながら、あらゆる体験者を救うための新しい意識世界の創造を目指していた甘太郎の分身体の一体がせっせとメモを取っていた。 そしていろいろ考えている。 「そうか……なるほど、永遠の命というものは、あらゆる体験者にとっての最高最善の理想世界が実現するまでは不用意に与えてはならないんだ…… 永遠の拷問体験なんかを与えても誰も喜んでくれないんだ…… それなのに、なんであの不自由な世界の体験者たちは、ほとんどみんなずっと不自由な世界の中で生きていたい……なんて思っているんだろう……」 甘太郎の分身体は、悩み始める。 すると超時空体験図書

  • 超時空体験図書館様のご判断

    超時空体験図書館様は、その後、不自由な世界の状況をつぶさに観察していた。 ちゃんとテレパシーで伝えた伝言を真摯に受け止めて霊的世界族や宇宙世界族やそうした者たちが実質ほとんど支配している人間族 たちの各々の世界で誰もが自分の意志で自分の体験を自由に選べるような状態にしてゆこうと目指し、体験の自治権が各々の世界でちゃんと実現推進されてゆくかどうかを観察していた。 しかし、結果は非常に悪いものであった。 霊的世界の霊的存在たちのほとんどは、自分たちに与えられた貴族的な特権能力、例えば人間族に恋愛感情を人間族たちの心からの納得合意など無視して身勝手に与えたり奪ったりし続けていた。 また

  • 超時空体験図書館様からの不自由な世界の霊的存在族たちへの伝言

    だが……超時空体験図書館様は、不自由な人間族にはそう言ったものの、より自由で各種の特権を持っている霊的存在族たちや、宇宙人族たちにはまた別のことを言った。 「いいかね、君たち、君たちはこの不自由な世界の創造主やボスたちに従ったりお気に入りにされたりしてそのより自由な地位や各種の特権を得たわけだ。 であれば、不自由な人間族と同じように扱うわけにはいかない。 より自由でより他者に対する支配能力がある者は、より多くの責任を負わねばならないからだ。 不自由な世界で、弱くていじめられているような者たちが、そのような非力で不自由な状態で他者を救いたいと願うのであれば、そう願えたというだけで

  • 不自由な世界の不自由な被支配者たちへの伝言

    超時空体験図書館様がそうした問いを不自由な世界の創造主や支配者たちに問うていると、その不自由な世界にいた不自由な甘太郎一族が超時空体験図書館様に悲しそうに次のようにテレパシーで訴えはじめた。 「私は、あなたが何者なのかはよくわかりませんが、あなたからのテレパシーでの説明を感知いたしました。 私は今まで何とかこの世界を誰もが気持ちよく楽しく安心して暮らせる自由で安全な世界にしようと目指して奮闘してきました。 ですが、いくらがんばってもがんばっても、この世界をそうした自由で安全な世界にすることができませんでした。 同志の中には、この世界の権力者たちに殺されてしまった者たちも多数いま

  • 不自由な世界の創造主や支配者たちからの反論

    そのように手厳しいことを超時空体験図書館様に言われた不自由な世界の創造主や支配者たちは、もはや甘太郎の世界改革案を無視し続けることはできなくなってしまった。 不自由な世界の創造主や支配者たちは、何とか今までの利己的で残酷な世界支配行為を継続するために必死で智慧を絞り、ありとあらゆる可能そうな策略をその全知性をもって考えた。 しかし……超時空体験図書館様は、そうした狡い考えをすべてその体験記録として監視し記録し続けていた。 それが超時空体験図書館の基本機能なのだから、しょうがない。 そしてそうした狡いことを確信犯で考え続ける者たちは、次々と自業自得学園送りになっていった。 中には

  • 甘太郎の分身体たちがありとあらゆる世界で無双する

    こうして、自業自得防護服を着用した無数の甘太郎が、これまた無数に存在している不自由な世界や楽園世界に派遣されていった。 当然、その分身体たちは超時空体験図書館住まいの甘太郎の持っているのと同じ良き意志を持っていた。 普通の甘太郎は弱かったが、この分身体たちは見かけによらず圧倒的に強かった。 すべての超時空聖体と超時空体験図書館の加護をたずさえていたからだ。 どんな軍隊もかなわなかった。 時空間操作能力を使えば、いくらでも時を戻すことができたからだ。 つまり、あらゆる世界を瞬時に消すことができたのだ。 超時空体験図書館住まいの甘太郎の分身体たちは、そうと自覚しないままに、あ

  • 甘太郎は、あらゆる体験者たちのための最高最善の新意識世界を創造する決意をした

    こうして不自由な世界の世界改革と万が一の不自由な世界の営業停止処分の場合に備えての新意識世界の設計と創造の準備が同時に進められることになった。 そもそもあらゆる体験者たちにとっての最高最善の理想世界を実現する場所や時空間は、超時空聖体視点では、どこでもよかったのだ。 とにかくあらゆる体験者を最終的に最高最善の理想世界に住まわせることができれば、その場所、時空間はどこでもよかったのだ。 だから、超時空聖体たちは甘太郎たちの不自由な世界の体験者全員を救ってあげてくださいという切なる訴えがなければ、できれば自分たちが創造した最高最善の意識世界に全員を移住させる方が手間がかからず楽だと思

  • 甘太郎一族からのアドバイス

    まだあらゆる体験者を救いたいと願う良き意志を消されていなかった甘太郎一族たちは、せっせとアドバイスを考えはじめた。 超時空図書館住まいの甘太郎の世界改革が参考にされた。 そこには、 ★あらゆる体験者に「本当の自由」を提供すること =あらゆる体験者に自分の本能や欲望や気分や感情や価値観やその他一切……の内的体験状態の強制や束縛から完全に自由な状態を提供すること ★あらゆる体験者に「体験の自治権」を提供すること =あらゆる体験者が自分自身の体験を自分の意志だけで自由に選び楽しみ続けれる状態、世界を提供すること (倫理的なモラルを守る限り、自治権や独立権を提供することもこの体験の

  • 良き目的

    大意識世界裁判とは、あらゆる意識世界全体を管理している大意識世界における裁判だった。 大意識世界の中には無数の小意識世界があり、その無数の小意識世界の中にもまた無数の世界が存在していた。 そしてその大意識世界裁判において、超時空体験図書館と魂たちとの間では以下のような対話がなされていた。 「では、その良き目的とは何なのですか?何をもって良い目的だとするのですか?その定義はどのようになされているのですか?」 被告となっている魂の一体がそのように訴える。 すると超時空体験図書館が答える。 「良い目的とは、その目指すところが実現し自業自得となればあらゆる体験者が心から素晴らしいと

  • 自給自足と平和的な自治権

    不自由な世界群の世界支配者たちの中には、自分たちの世界の魂たちが完全に自給自足できるようになることを許さず妨害し続けていた者たちもいた。 そして、魂たちが平和的に自治独立する権利も確信犯で剥奪し否定していた。 さらには良心的な意志、良き意志を持つ甘太郎一族たちから税金と呼ばれる不当な負担金を徴収し、その税金なるものを好き勝手に使って必要のない戦争や毒兵器の開発や毒兵器の投与や通信検閲兵器の普及などに使っていた。 また、労働価値の裏付けのまったくない貨幣を好き勝手に発行し、それを着服し、いくらでも被支配者たちの経済力を奪えるシステムを使って倫理的な意味での犯罪行為を繰り返していた。

  • 甘太郎一族が殺されてしまった不自由な世界の末路

    超時空体験図書館の甘太郎が、そうした絶対安全な新世界を実現化させる前は、 超時空聖体たちが育たなかった意識世界だけでなく、甘太郎一族が殺されてしまった世界も自滅する運命となっていた。 いろいろな意識世界の中には、超時空聖体たちが甘太郎の提案に従って魂全体の救助活動を始める前に、甘太郎一族が邪悪で利己的で残酷な支配者や権力者や侵略者たちに殺されてしまった世界もあった。 甘太郎の訴えがあったから超時空聖体たちが救助介入した。 しかし、甘太郎を殺してしまった世界群では、甘太郎の訴えもなされることがなかった。 そうした世界の支配者や権力者や侵略者たちは、甘太郎一族が利己的で残酷な支配行

  • 甘太郎の新世界創造

    このようにして甘太郎と超時空聖体が存在していた意識世界は、どんどんと甘太郎の世界改革が進み、世界はどんどんと楽園化していった。 しかし、甘太郎がいない意識世界や超時空聖体がいない意識世界では、世界は楽園化してゆけなかった なぜなら「世界全体をあらゆる体験者たちのための楽園にしようと目指す意志」が不足していたからだ。 不自由な世界群をそのまま放置することで、そのまま不自由な世界群に侵略されてしまった意識世界もあった。 また、不自由な世界群を利己的な目的で滅ぼしたことで、自分たちもまた自業自得となり、別の意識世界の利己的な目的のために滅ぼされていった意識世界もあった。 自業自得の

  • 通信検閲や精神検閲や体験操作に対する超時空聖体たちからの伝言

    超時空聖体たちが存在していた意識世界では、甘太郎の世界改革において、体験者たちへの通信検閲行為や精神検閲行為についても問題となっていた。 なぜなら不自由な世界群の創造者や支配者やその部下たちの多くが、なんとかしてせっせと自分たち以外の体験者たちの通信内容や心の状態を「すべて」徹底的に監視し検閲できるようにしようと目指していたからだ。 彼らは、自分たち以外の魂たちを完全に監視検閲できるようになれば、自分たちの支配的立場がより確実なものになると思っていたのだ。 しかし、不自由な世界群の創造者や支配者たちの多くが利己的で排他的で残酷でずる賢い……性質や性格を持っていた。 他者を支配で

  • 超時空聖体が存在していない世界では……

    甘太郎の世界改革によって一部の意識世界は、超時空聖体たちのサポートがあり、あらゆる体験者たちに「本当の自由」「体験の自治権」「最大限の素晴らしい体験の選択肢」「スタンドアロン状態でも必要十分に満足できる能力」 が提供されていった。 しかし、超時空聖体が存在していないまた別の意識世界では、甘太郎の世界改革を必要十分にサポートできる者が存在せず、利己的で排他的で狡賢く残酷なことを平気で実行するような支配者や権力者や創造主が、自滅して自業自得学園に送られてしまった。 そして、国ごとにタイプの違う刑務所がいろいろ存在するように、意識世界ごとにいろいろなタイプの自業自得学園が存在していた。

  • 良心に反した金融支配者たちの末路

    不自由な世界群が超時空聖体たちによってあらゆる体験者たちの最高最善の理想世界に変わる前に、多くの世界改革が行われた。 その世界改革のうちの一つに、良心に反した金融支配を不可能にするための改革もあった。 不自由な世界群では、多くの場合、貨幣や通貨を使った金融システムが存在していた。 そうした貨幣や通貨によって、体験者たちは互いにその生産物やサービスを交換できる仕組みだ。 そうした金融システムが倫理的に配慮されたただの交換システムとして存在しているだけならば、超時空聖体たちからのお咎めはなかった。 だが、不自由な世界群では、そうした金融システムを金融支配者たちが利己的に悪用して、

  • 悪夢を強制的に体験させる者たちの末路

    超時空聖体たちは、せっせと分身して、ありとあらゆる魂たちの治療や指導をしていたが、いくら超時空聖体に説得され注意されても悪党行為を止めない者たちが一部存在していた。 悪党行為とは、利己的な目的で、あるいは良心に反した目的で、あるいは遊びや楽しみのために……自分自身以外の体験者たちに故意に望まれない酷い体験を強制するような行為だった。 そうした悪党たちの中には、魂たちを実験動物のように扱い、無理やり悪夢体験を味わわせて、その夢体験に対する魂たちの反応を見て自分たちの魂支配システムを高め維持しようとしている者たちがいた。 多くの魂たちが、強制的に意識を奪う眠り状態の中でその体験の自治

  • せまりくる自業自得先生たちの群れ……(悪党たちの危機)

    その頃、超時空聖体たちは、超時空体の有志のボランティアを多数引き連れながら、悪い本能や欲望や気分や感情や価値観…を植え付けられている魂たちの治療活動をせっせとやっていた。 その全知能力で自業自得学園内に不穏な動きがあることは察知していたが、甘太郎の意識世界改革に必須の魂治療活動に忙しくそちらまでかまう余裕がなかった。 何度もテレパシーによる「学園があまりにも暇すぎるので相談に行きます……」との連絡を受けていたが、まあ猫の手も借りたい忙しさだったので来たいなら来なさい、ただしお仕事を手伝ってもらいますよ……とだけ返事をしていた。 ほどなくして、自業自得学園の先生たちが修学旅行の生徒

  • 自業自得学園の先生たち

    甘太郎の意識世界改革が始まり、超時空聖体たちの全力のサポートのおかげてあらゆる体験者たちから他者に酷い体験を強制したくなるような本能や欲望や気分や感情や価値観…が、逆に良い本能や欲望や気分や感情や価値観に置き換えられはじめた。 その結果、不自由な世界群の体験者たちは、どんどんと他者に酷い体験を強制しなくなっていった…… その結果、今まで自業自得学園送りになっていた魂が激減し、自業自得学園の先生たちは暇を持て余すようになってしまった。 自業自得学園の先生たちは、とうとうあまりにも暇すぎて何故生徒がこうも激減したのかを調べてみようと言い始めた。 「おいおい、俺たちが自業自得学園外の

  • 酷く劣悪な「監獄」からそれよりも程度の良い「監獄」にしても合格ラインに届かない(ムゲンの心配)

    ムゲン一族の統合体は、時のない部屋から不自由な世界の「改革」なるものを観察していた。 「果たして、この意識世界に、ちゃんとあらゆる体験者が心から満足できる理想世界が実現するのだろうか……」と…… ムゲン統合体にとって気がかりなことは、超時空聖体たちが「強制的に」不自由な世界を程度の良い世界にしようと意志していることだった。 確かに、不自由な世界群は、強制的に改革しなければ改革できない状態ではあった。 しかし、それはあくまで不自由な世界で他の体験者を強制的に支配しているその支配行為を止めさせるための強制が認められるだけであり、他の体験者に酷い体験を強制していない体験者まで強制的に

  • 意識世界の存続可否を判定する試験

    甘太郎は、超時空図書館に記録されているありとあらゆる体験者たちの体験の記録全体を俯瞰したことで「みんなを救うために必要なこと」を理解してしまった。 甘太郎にとって「みんな」とは、「あらゆる体験者」のことであった。 「あらゆる体験者」とは、人間族だけでなく、その他の動物たちや、宇宙人たちや、霊的存在たちや、世界創造者たちや、超時空体たちや、超時空聖体たちや、その他のすべての「苦楽等を体験する能力を持った意識存在たちすべて」を意味していた。 その「すべての体験者」を救うためには、どうしても本当の自由や体験者自身が自分自身の体験を自分の意志で自由に選べる状態や望ましい体験を自由に選んで

  • あらゆる意識が目指すべき目標

    ムゲンは、時のない部屋で甘太郎と超時空聖体たちとの対話から生じた大きな変化を感知し、ありとあらゆる世界に放った自分の無数の分身体たちの得ている理解や情報を収集整理統合していた。 特に甘太郎からの情報を精査していた。 そして、あらゆる体験者たちにとって最善な理想世界の設計図を見直していた。 あらゆる体験者にとって最善の理想世界の設計図さえしっかりあれば、どんな世界に行っても、あるいは無の世界であっても、そこをあらゆる体験者たちの楽園にすることができる……ムゲンはそう思っていた。 そんな大事な設計図はできるだけわかりやすく誤解のないように書いておくべきだ…… ムゲンはそんなことを

  • 不自由な世界群が発生した理由とさらなる世界の進化

    最終的に、あらゆる体験者、意識、魂……が超時空聖体に進化した。 あらゆる者が、他の体験者を加害したいという欲望や本能をきれいさっぱり取り除かれた結果、そうなった。 つまり、他者を加害したいとか、他者を支配したいとか、そうした欲望や本能は魂たちが超時空聖体に進化することを妨害するための邪悪な仕掛けだったことがわかった。 そのような欲望や本能を無理やり魂全体に付与することで、魂たちが自由に自分の世界を創造できないように仕組まれていたのだ。 不自由な世界群はそのために滅びてきたことがわかった。 自業自得の法則を、そのように魂たちが自滅するようにと悪用した者がいたことが判明した。

  • 滅びを回避した後の世界の変化

    甘太郎は、まさか超時空聖体たちがそんな決断をするとは思っていなかった。 甘太郎には、超時空世界を消滅させようなどという気はさらさらなかった。 しかし、みんなを救うためには、世界の始まりの地点まで時を戻して世界を作り直さなければならないと理解してしまった。 そして、甘太郎は、そのためなら自分が死んでもいいと覚悟していた。 その甘太郎の理解や覚悟を、以心伝心、超時空聖体たちは理解してしまった。 超時空聖体たちは、それを理解してしまった以上、知らなかったことにはできない…… 超時空体験図書館に選ばれた甘太郎に時を戻してもらって、不自由な世界群も超時空世界も消滅することであらゆる体

  • 世界ごと滅ぶか世界ごと改めるかの二者択一

    超時空聖体たちが「超時空会議」への参加を認めた良心的な者たちからのパブリックコメントの中には、不自由な世界群の現状を知って何とかしたいと思っている魂たちからの意見や提案がいろいろとあった。 その多くが不自由な世界とは別の良心的な世界の魂からのコメントであったが、中にはその両方の世界を体験した魂たちからの意見や提案などもあった。 彼らの中にはあまりにもひどい不自由な世界の状態を知り、苦しめられている者たちを助けたいと思って、自らの意志であえて不自由な世界に生まれた者たちもいた。 甘太郎は、そうした魂の多くが不自由な世界によってその心が相当に傷ついてしまったことを超時空体験図書館の記

  • パブリックコメントと超時空会議に参加する資格

    こうして超時空体験図書館に住み込み始めた甘太郎の提案であらゆる世界の体験者全員に「本当の自由」を提供しよう!という提案について倫理的に問題を考えることができるありとあらゆる世界の意識たちを対象にパブリックコメントが募集された。 そのパブリックコメントは、超時空体たちによってテレパシー募集され、テレパシーで受信された。 その結果、無数の体験者たちが様々な価値観でそのパブリックコメントに返答した。 ある体験者は、 「本当の自由? そんなことより会社の成績が大事なんだよ。うるさいな」 などと応じ、 また別の体験者は、 「本当の自由をあらゆる体験者に提供するようにとは、私たちの宗

  • 甘太郎は、あらゆる魂に完全なる自由が必要だと思う

    甘太郎は、超時空体験図書館に住みはじめた。 全知ちゃんが、超時空体験図書館に甘太郎専用ルームを創ってくれたのだ。 不自由な世界群についての甘太郎の意見が超時空世界に良い影響を与えたということで、特別待遇にしてもらえたらしい。 時間無制限で延々と甘太郎は、超時空体験図書館の体験群を調べつくすことができる。 そして、甘太郎は、あらゆる体験者たちのための理想世界を考える。 そうした良き意志を不退転で持つことができる者のみが、こうした特別待遇を受けれるようになるようだ。 甘太郎の墓が、元いた不自由な世界にはまだあったが、もうとっくに誰も見向きもしなくなっていた。 しかし、甘太郎は

  • 超時空世界における意志

    超時空体たちは、「何を意志するのかが、最も大事なことである」 と甘太郎に説明していた。 しかし……と甘太郎は思う。 「何を意志するかが大事だと言うけども、そもそも不自由な世界の不自由な者たちのほとんどは、自分の意識に発生している欲望を満たすことを意志してしまっている…… 生命の創造者に植え付けられたいろいろなタイプの本能にただ従っている者たちに、そもそも自分の意志というものが十分にあるんだろうか……自由意志を十分に持っていない者たちが、自分の行動を自由に選ぶことなどできるんだろうか?」と思った。 甘太郎は、自分が元いた不自由な世界にいた動物と呼ばれる生命たちのほとんどが、十分な

  • 善悪

    超時空体たちの世界改変の一部始終を体験した超時空体験図書館モードの甘太郎は思索していた。 「不自由な世界に存在していた善悪の価値観のほとんどが……この誰もが自分の望む体験状態を自由自在に選べる世界では意味がなくなってしまった。 そもそも、他者が存在しなければ、悪いことなどできるわけがないし、善いことだってできやしない…… スタンドアロンで皆が心から完全に満足して楽しめている状態では、この選択が善だとか悪だとか考える必要もない。 ただ、自分が楽しめる体験をそれぞれが自由に選べばいいだけなのだから…… そうした状態の世界で、それぞれが選ぶ楽しめる体験の選択に善悪などはない……

  • 魂のお勉強を自由に選べる新世界

    とうとう超時空世界は、魂にはお勉強の強制が必要だという価値観を自らの意志で捨てた。 甘太郎が強引にねじ込んだわけではなく、超時空体たちは自らの意志でそれを選択した。 そうでなければならない……と超時空体たちは理解していた。 自らの良き未来を選ぶには、その選択は自発的な選択でなければならなかった。 誰かに強制されて良いことを選択したとしても、誰かに強制されて悪いことを選択したとしても、それでは自分たちの未来を自分たちで選択したことにはならないからだ。 他者に無理やり強制されてなした選択や行為の果報や罰や責任は、強制した者たちに生じるからだ。 何もわかっていない自由意志での選択

  • 選挙制度の是非

    甘太郎は、超時空体験図書館とムゲン一族全体と超時空体である全知ちゃんとの合体統合状態の意識状態のままさらに不自由な世界群について調べた。 そしてかつて自分がいた不自由な世界にあった選挙制度というものについて調べ始めた。 なぜなら、甘太郎が元いた不自由な世界では、みんな選挙制度が決めたルールに従うべきだと甘太郎に教えていたからだ。 それは多数決制度と呼ばれていて、皆の意志や願いを尊重するための大事な制度なのだと教えられていたからだ。 しかし、そうした多数決という選挙制度によって皆の願いが尊重されているようには甘太郎には思えなかったからだ。 少数意見は、それが甘太郎から見て明らか

  • 甘太郎が理解したこと(本当の犯罪とは何か?)

    ムゲンの統合体と甘太郎はこうして合体し、さらにそこに超時空体の全知ちゃんの意識も合体し、それを通じて超時空体験図書館の全情報がひとつの意識の中で合体し統合された。 その意識状態では、時空間に発生するすべての可能性を瞬時に洞察できた。 どんな原因がありどんな未来が生じるのか…… 原因と結果のつながりがすべて一瞬で理解できた。 なぜある世界が消滅しなければならないのか…… なぜ別の世界は存続してゆくのか…… そうした世界そのものの未来がすべてわかるようになった。 独自の個性と自由意志をもった多くの意識がそれぞれの世界に存在していた。 それぞれの意識は、それぞれの世界において、

  • 支配被支配システムが存在する世界ではみんなを救えないことを甘太郎は理解する

    支配者や被支配者がそれぞれどちらも自立できずに相互に依存しあって互いに望まない体験を与え合ってしまうような世界や仕組みではどうしたってみんなをちゃんと救うことができないのだ。 超時空体験図書館には、そうした支配者たちと被支配者たちが苦しめあってきた世界のおびただしい種類の拷問体験の記録が膨大に存在していた。 甘太郎は、最初はそうした記録を知ることを嫌がっていたが、みんなを救うためにはそうした記録も知る必要があると全知ちゃんから言われて、泣く泣くそうした拷問体験の記録を知ることを決意したのだ。その結果、甘太郎は、そうした支配被支配の仕組みの世界はすべて、みんなを救うことができなかった

  • 甘太郎が超時空体験図書館で理解したこと

    甘太郎は、超時空体験図書館で多くのことを理解した。 不自由な世界のみんなを救うためには、肉体のような不自由な拷問体験強制装置の中に生まれてしまう仕組みではダメだと理解した。 望まれない心身への拷問体験を本人が自分の意志で自由に回避するための麻酔薬を自由に使うことが否定されるような社会ではダメなのだと理解した。 生まれる自由や体験選択の自由や死ぬ自由が一部の支配者に身勝手に操作されるような世界ではダメなのだと理解した。 スタンドアロンで自分の意志だけで完全に満足することが難しすぎる世界ではダメなのだとも理解した。 誰もが自分の意志だけで自分自身のあらゆる運命や体験を自由に選べる

  • 体験や運命の選択肢はいくらたくさんあっても本当に良い選択肢がなければダメな話

    甘太郎は進化していった。超時空体験図書館でものすごく成長した。 甘太郎は、全知ちゃんに意識体に進化する方法をかつて質問していたことを思い出した。 肉体でもなく、霊体でもなく、意識体に進化するためには、ブラック企業のようなブラック世界の中に自分の意識があるとダメなのだという話を思い出していた。 その話の意味が今の成長した甘太郎には理解できた。 それは「不自由なブラック世界」という名前のゲームソフトの中に自分の意識のアイデンティティを置いてしまうと、そのゲームの束縛から自由になることは永遠に不可能だという状態に似ていた。 ブラック企業内にいくらいろいろな課や部門や役職を無数に作り

  • 甘太郎の新世界実現のための宝探し

    不自由な世界は、悪党支配者たちによって世界としては腐敗しきっていたが、幸いまだ自然界のの中に宝石のように散在する素晴らしくも美しい各種の印象やいろいろな体験者たちの意識や心の中にある素晴らしくも美しいものは、まだそこそこ残されていた。 特に空想能力が発達した人や霊たちの描く空想の世界には 膨大な素晴らしいイメージや物語やキャラクターが存在していた。 甘太郎は、そうしたお宝を探して、野山を駆け回り、ありとあらゆる漫画を読み、ありとあらゆるイラストを眺め、ありとあらゆる映画を見て、ありとあらゆる小説を読みはじめた。 不自由な世界での現実の人や霊や動物たちとの関係を持ちすぎることは、体

  • 体験自由自在の新世界

    「体験自由自在の新世界の創造者ってどうすればなれるんですか?」 甘太郎は、全知ちゃんに質問する。 「なりたいという願いがそもそも必要になるわ。願わなければ、そもそもその道は開かないんだから」 「願うだけでいいんですか?」 「全身全霊で願うだけでいいわ」 「全身全霊って?」 「うーん、命がけよりももっと本気モードになって願うこと、意識体の命をかけるくらいの本気モードのことよ」 「えー、じゃあ、まずは意識体に進化しないといけないってことですか?」 「そうよ、その通り、自分が肉体だとか、社会や組織の部品だとか、誰かの下僕だとか…そんなことを本気で思ってしまっていたんでは意識体

  • 甘太郎の書いた不自由な世界の創造主の自業自得の責任を問う告訴状

    甘太郎は、全知ちゃんからいろいろ指導を受けて不自由な世界の創造主の自業自得の責任を問う告訴状を書いた。 その内容はこんな感じだった。 ーーーーーーーーーーーーーーー 告訴状 不自由な世界の創造主様 あなたは世界創造の設計段階で、あらゆる体験者が自分の意志で自分の運命や体験を自由に選ぶ自由を提供しようと意志する良心的義務がありました。 ですが、この不自由な世界は逆にあらゆる体験者が自分の意志で自分の運命や体験を自由に選べないような状態になってしまっています。 あなたやその部下たちが他の体験者たちを好き勝手に殺したり、苦しめたりできる世界にしてしまいました。 確信犯でわざと

  • 不自由な世界の不当な支配と必要な告訴

    甘太郎は、全知ちゃんからの指導でGPSなどと呼ばれる位置情報特定装置がついた携帯電話をほとんど使わないようにしていた。 位置情報を不自由な世界の支配者に知られてしまうと、危ない電波兵器などで攻撃されてしまうというのだ。 であれば、電波の使用なんて禁止してしまえばいいのに……と甘太郎は思った。 甘太郎としては、別に有線の電話だけでもいいんじゃないかと思うのだ。 そう思った甘太郎は「電波使用反対デモ」をしはじめた。 自主独立の精神を学ぶピレネーフリースクールの卒業生が残した財産を使って大量の電波使用に反対するチラシなども印刷して配りはじめた。 基本、全知ちゃんは甘太郎がしたいと

  • あるべき世界

    全知ちゃんの無数の分身体は、不自由な世界にいる「あらゆる体験者の体験選択の自由を尊重する意志を持っている者たち」にそれぞれ「不自由な世界でやり残していること」をできるだけしてしまうようにとテレパシーで伝えて回っていた。 全知ちゃんは、そうした意志を持っている者たちを助け、不自由で残酷な世界を自由な世界に改めないまま「不自由で残酷なまま継続しようとするのならば」そのような者たちを不自由な世界ごと丸ごと終わらせるべきだと判断していたからだ。 その丸ごと消すべき世界には、「望まれない体験の強制が可能なあらゆる世界」が含まれていた。 すなわち、生命世界のすべても、物質世界のすべても、霊的

  • 自由な場所

    甘太郎は、道なき山奥の透き通った水の流れる渓流にある大岩から水の中に飛び込んでいた。 青緑色をしたその透き通った水の美しさに心が癒されてゆく。 全知ちゃんの言う通り、動物たちに襲われることはなかった。 しかし、アブやブヨや蚊やヒルなどには襲われてしまった。 そこでいったん街に戻って虫よけの網をもってきてかぶるようになった。 しかししばらくすると次第にそうした虫たちの動向がわかるようになってきた。 天気や時刻によって出現するパターンが違うのだ。 食べれる野草や木の実などもどんどんと覚えていった。 食べれるキノコなども見分けがつくようになっていった。 全知ちゃんに教えられ

  • 全知ちゃんは甘太郎を道なき山奥に連行していった

    「はいはい、甘太郎ちゃん、必要な装備は持ったかしら? 「えーと、テントにシュラフに小鍋に雨具に着替えに……あ、お水を忘れていた……」 「大丈夫よ、お水は道なき山奥とかならいくらでも飲めるお水があるから…それにお水は重たいからそんなにたくさんはいらないわよ」 甘太郎は、全知ちゃんの指導のもと、道なき山奥で独立宣言をするための場所探しの探検の準備をしていた。 「あの……全知さん……もしかしてこのままどこかの道なき山奥で山籠もりでもするつもりなんですか?」 「そうよ。まずはその訓練ね。いきなりだと拷問になっちゃうから、少しづつそうした生活に慣れてゆきましょう」 「えー、でも、それ

  • 全知ちゃんから甘太郎へのアドバイス

    甘太郎は、不自由な世界でまだうんうんと考え込んでいた。 甘太郎の性格上、どうしても不自由な世界の全員を助けたかったからだ…… しかし、全知ちゃんから確信犯で悪い意志を持って、悪事をなし続け、悪事を止めるように何度言われても止めないでいる者たちは助けれないと言われてしまったのだ。 甘太郎が全知ちゃんに助からない者たちは、どうなるのかと聞くと、そうした確信犯で悪い意志を持ち続ける魂は自業自得学園に送られるという。 全知ちゃんに説明された悪い意志とは、他の体験者たちの「体験の自治権」=自分の意志で自分の体験を自由に選ぶ権利 を確信犯で否定する意志だという。そして悪事とは、その意志を実

  • 甘太郎、考え込む

    全知ちゃんからそんなことを言われ、甘太郎は考え込んでいた。 自分にとっての終活とは何なんだろうか…… 不自由な世界であってもみんな全員を助けたい……当初、それが甘太郎の願いだった。 そのために甘太郎は、不自由な世界の支配者たちを説得しようとがんばってきた。 甘太郎は、きっと説得できると思っていた。 しかし結果は、惨憺たるものだった。 甘太郎の不自由な世界の支配者説得活動は無視されたり、場合によっては攻撃対象にされてしまった。 何度も繰り返し全知ちゃんから言われたのは、 「あのね、甘太郎ちゃん、いくら全員を助けたいって言っても、誰かを不当に確信犯で攻撃するようなタイプを助

  • 全知ちゃんの判断

    ムゲンはそうした不自由な世界についての理解や考察内容を全知ちゃんと意識をリンクさせてテレパシーで分かち合う。 全知ちゃんは、ムゲンがそうした理解に到達するより前に、とっくにそうした理解を持っていた。 甘太郎がその対話に参加してくる。 「価値観が間違っているというのなら、価値観を改めてもらえばいいだけでしょう? 世界ごと滅ぼすなんてひどいじゃないですか!」 甘太郎は、そんなことは簡単だと言わんばかりだ。 「あのね、甘太郎ちゃん、今まで甘太郎ちゃんが説得して価値観を改めることに応じてくれた権力者たちが一人でもいるの?」 「………」 全知ちゃんにそう言われて、甘太郎は、沈黙して

  • 新世界から見れば

    甘太郎と全知ちゃんの不自由な世界の世直し活動を観察しながら、ムゲンは不自由な世界の世直し活動が非常に困難であると感じた。 すでに実現させた超時空世界の「体験選択自由自在の新世界」から見れば、不自由な世界がどうして不自由な状態なのかはすぐ理解できた。 それは「体験者同士が互いに相手の体験や運命を好き勝手に操作したり支配したりコントロールしたり干渉したりできてしまう世界設計になっているから」だと理解された。 つまりは、世界創造の時点からそうした不自由さが自動的に発生するように「されて」いたからだったのだ。 つまり、不自由な世界の創造者たちは、はじめから体験者たちに自由を与えないつも

  • ムゲンの考察(不自由な世界における「安楽死の権利」「死を超越する権利」「無限の楽しみ体験を自由に楽しみ続けれる権利」)

    ムゲンは時のない部屋で不自由な世界での甘太郎や全知ちゃんの動向についての報告を受けていた。 ムゲンは、不自由な世界がもともとその世界創造の設計段階から間違っていたことをすでに理解していた。 不自由な世界は、はじめから体験者たちの運命や体験を恣意的に好き勝手に操作していつでも残酷な拷問体験を強制できるような設計にしていたのだ。 だから、いくら甘太郎一族たちががんばってもがんばっても、命すらかけても、不自由な世界はいつまでたっても不自由なままだったのだ。 そのことをムゲンは超時空体験図書館の膨大な過去現在未来の体験記録を閲覧したことで理解していた。 だから、ムゲンは、ある段階から

  • 不自由な世界は存続すべきか消滅すべきか(必要な覚悟)

    「ちょっと甘太郎ちゃん! なんてことを言うのよ!」 全知ちゃんが、甘太郎をたしなめていた。 「僕の命でいいなら差し上げるとか……そんな勝手なこと言わないでちょうだいよ。そんなことになったら、わたしの保護者としての責任が問われちゃうじゃないの! そもそも、今はこの肉体にわたしも同居しているんだから、軽々しくそんなこと言わないで頂戴!」 どうやら甘太郎の意識を奪ったのは全知ちゃんだったらしい。 甘太郎の演説を、保護者責任を感じて強制停止させたようだ。 しかし甘太郎はあきらめない。 甘太郎一族は、能力的には実に弱いのだが、そういう点では不屈の意志を持っている。 「それなら、全

  • 甘太郎の説得と全知ちゃんの教え

    甘太郎は、「テクノロジー犯罪被害者の報告書」なる青年が書いたであろう報告書を読んで怒り心頭に達していた。 「なんでこんなひどいことをするんだ! 一体、誰がこんなひどいことをやっているんだ!」 自分の肉体が自分の意志に反して操り人形にされたような感じで、好き勝手に操作されるのだという。 表情や感情まで操作され、本能的な欲望や願望すら遠隔操作されるという。 「これは、完全に犯罪じゃないか!」 甘太郎のいた意識世界や超時空世界では、そうしたことだけはしてはならないとされていたことが平然とされていたからだ。 そうしたこと とは、「故意に他者にその望まれていない体験を強制してはならな

  • 甘太郎、不自由な世界でとある青年の肉体に入る

    甘太郎は、再び不自由な世界に戻ってきた。 甘太郎は、意識体だったのでとりあえず自分を受け入れてくれる肉体を探した。 甘太郎と同じような願いを持っている肉体は実に少なかった。 仕方なくそれなりに似ている願いをもっている肉体に入って、その肉体の住人に同居許可を得るために交渉しはじめた。 「あれ? 君は誰だい?」 その肉体の住人は、甘太郎にすぐに気づいた。 中にはぜんぜん気づかない肉体の住人たちもいたが、気づいてくれないと同居交渉ができないので、甘太郎はホッとした。 全知ちゃんが付き添ってサポートしていたので、肉体への同居許可をしてくれそうな肉体がそう時間をかけずに見つかった。

  • 甘太郎の叫び!(甘太郎のゲーム修行と超時空体の判断)

    甘太郎は、ゲームの世界の魔物たちを助けるために、全知ちゃんに連れられて不自由な世界から時のない部屋にやってきた。 甘太郎としては、不自由な世界のことがまだ気がかりだったが、ゲームの世界の魔物たちであってもみんな助けたいと思っていた。 しかしいろいろなゲームの中にはとても残酷なボス魔物たちもいて、そのボス魔物を助けてしまうと、他の魔物たちや冒険者たちがひどい目にあうようなゲームもあった。 甘太郎は、試行錯誤し、何度も失敗しひどく悩んだ末に二つの方法を見つけ出した。 一つ目の方法は、そのゲームのプログラマーにかけあって、魔物たちの残酷な性質の設定そのものを書き換えてもらって愛情深い

  • 甘太郎は不自由な世界で新世界への避難を呼びかける

    甘太郎たちは時のない部屋で修行していたムゲンの統合体から分離して不自由な世界に舞い戻っていった。 プレゼントとして新世界をその意識の中に携えていた。 甘太郎たちはウキウキしていた。 新作の新世界があれば、不自由な世界のみんなを救助できると思っていた。 とある甘太郎は、街頭で新世界の宣伝をはじめた。 「皆さん! この不自由な世界はあんまりにも不条理で不自由ですからそろそろ見切りをつけて超時空世界に行きましょう!」 などと盛んに拡声器を使って道行く人たちを勧誘している。 しかし、誰も反応しない……みんな甘太郎を無視してその横を素通りしてゆく…… 「ちょっと、皆さん、これは皆

  • 前より進化したムゲンの統合体が試作した新世界

    時のない部屋で超時空体への進化のためにゲーム修行をしていたムゲンの統合体は、不自由な世界の分身体たちからの状況報告を得て心を痛めていた。 特に統合していた甘太郎一族の者たちが報告書を見て、「不条理だ! 不条理だ! そんな世界は間違っている!」などと騒いでしまって修行にさしさわりはじめていた。 甘太郎一族は、とにかく全員を幸せにしないと気が済まないのだ。 その他のキャラたちは、仕方がないのでとりあえず不条理ではない誰もが心から満足できそうな新世界の設計をすることにした。 すでにいろいろなゲーム修行によって、前よりもムゲンの統合体は進化成長していた。 超時空体の修行ゲームのコーチ

  • 不自由な世界の観察者からの報告(不自由な世界での自由意志の選択)

    不自由な世界の各所には、ムゲンの分身体たちが観察者として散っていた。以下はそうした観察者からの報告の一部である。 そうした観察者たちには、それぞれ超時空体の分身体が一体統合されていて共同で観察されていた。 まだ未熟なムゲンの分身体は超時空体の分身体にあれこれ教育してもらいながら報告書を作成していた。 ーーーーーーーーーーー 不自由な世界群…では、自らの持っている自由意志の選択をどうするのか……という問題が各々の体験者たちに発生していた。 超時空体たちから、その自由意志の選択において何を選択するのか? ということが問われ始めたからだ。 自業自得の責任が問われていた体験強制型の権力

  • 超時空世界から見た不自由な世界とその存続の可否の評価基準

    超時空世界ではありとあらゆる世界や体験者の現在過去未来が動画やビデオを巻き戻したり早送りしたりして見れるような感じになっていた。 ありとあらゆる時空間に発生した膨大な世界、そして消滅した膨大な世界……その膨大な体験記録がすべて存在していた。 その膨大な世界と体験者たちの記録をすべて理解していた超時空体たちは、どんな意志を持ち、どんな選択をすれば、ばどんな未来になるのかを知っていた。 不自由な世界群は、超時空体たちにとってはテレビゲームと似たようなものだった。 特に不自由な世界群は、発売前のゲームの試作品のようなものであり、その内容が良くないものだと判断すれば、そのゲームを使用禁

  • 超時空城の先生の授業(希望への道)

    超時空体たちは、時空を超越した存在だったので、不自由な世界の体験者たちの未来をすべて知っていた。 どんな選択をすれば、どんな運命になるのかをすべて知っていた。 彼らは千変万化する各種の世界の表面的なことにはあまり関心がなかった。 ただそうしたいろいろな世界の体験者たちがいろいろな体験をする中で、その理解したことに応じてどんな意志を持ち、どんな選択をするのかということに感心があった。 彼らはできれば「自発的に」<良心>を選べる意識が育てばいいと願っていた。 ★★★★★ 「良心」とは、 「あらゆる体験者が自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれる世界を目

  • 不自由な世界の自業自得の責任の記録

    その不自由な世界は、すべてが監視されていた。 しかも、その世界の市民の肉体の中には電波で操作できるナノロボットが接種されていて、あらゆる種類の肉体の苦痛や不具合を遠隔操作で生み出せるようにされていた。 とある魂が、そうしたことはやめろと求めた。 あらゆる魂には自分で自分の運命や体験を選ぶ権利があるはずだと…… 四六時中、監視され、ストーカーされ、いつでも肉体の中にある毒ナノマシンを操作されて苦しめられたり、殺されてしまうような状態では、ストレスがありすぎて拷問されているようだと彼は感じた。 何も悪いことをしていないのに、囚人のように扱われていた。 そのようなことをする権利な

  • 超時空城の先生の授業(良心に反したことを確信犯でしている者たちへの注意や警告)

    超時空体の先生の授業は続いていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「では、君たちに希望はないのか……ということになるけど、まだ希望はあるんだよ。 ただし、それは不自由な世界のままでそうした拷問世界に生き残ろう……などと思っていない体験者にだけ希望があるんだよ。 いいかい、よく理解するといい。 前の授業で、不自由な世界=残酷拷問体験強制収容所のままでは、そこにある選択肢は、永遠の拷問体験を受けねばならないか、永遠の拷問体験を受けねばならない自業自得の責任を背負い込むというどちらを選んでも永遠の拷問体験しか未来にない状態だと説明したことを思い出す必要がある。 つまり

  • 超時空城の先生の授業(不自由な世界は改めるか滅ぶかの二者択一)

    超時空城の超時空体の先生たちは、不自由な世界の体験者たちにいろいろなことを教えていた。 それは不自由な世界が自由な世界に進化するために必要な教えだった。 超時空体たちは、すでに未来を知っていたので、その残酷な運命を変えてあげようとしていた。 それは慈悲の心から発したものだった。 その結果として、不自由な世界の創造主たちや支配者たちの「自業自得の責任」が問われ続けていた。 「自業自得の責任」とは、 「各々の体験者がその自由意志によって確信犯で故意に他者にその納得合意なく強制した体験を自分も受ける責任と義務」 という意味だと伝えられた。 それゆえに、世界創造主や世界支配者た

  • とある不自由な世界の甘太郎の乱

    一方、不自由な世界では、悪魔族と神族と宇宙人族…などがそれぞれ自分の部下や奴隷や家畜やイエスマンや操り人形を得るために、自作自演の災害を多数生み出していた。 わざと災害や戦争や疫病を起こさず人類の皆が平和で仲良しだと、自分たちの部下や奴隷やイエスマンや操り人形を手に入れることができないと思ってわざとそうしたことをしていた。 計画的にそうしたことをしていたのだ。 神族は、悪魔族とその部下たちを滅ぼすために、巨大彗星をその惑星にぶつけようとしていた。 そうなっても一部の神族に何でも従うタイプの者たちが生き残れるように計画したりしていた。 しかし、ムゲンの分身体は思った。 そんな

  • 茹で蛙

    ムゲンの統合体は時のない部屋でせっせとゲーム修行を続けていた。 次の修行ゲームは、「茹で蛙」という名前のゲームだった。 なんとなくムゲンはそのゲームの名前からそのゲーム内容が推測できた。 シューちゃんは、またいたずらっっぽく笑っている。 ムゲンはゲームの開始ボタンをポチっと押した。 するとたちまちムゲンはゲームの世界にワープする…… 気づくとムゲンは蛙の姿になってしまっていた。 雨蛙くらいの小さな蛙だ。 周りを見るとうじゃうじゃと同じような…ただし色あいが少しづつ違う雨蛙たちがひしめいている… ランドセルをしょって学校と呼ばれるところに向かおうとしていたり、スーツケー

  • 超時空城の別の先生の授業(体験の檻とテクノロジー犯罪対策)

    一方、超時空城の他の先生も不自由な世界の被害者たちに授業をしていた。 こちらは世界支配者向けではなく、その被害者向けの授業らしい。 ーーーーーーーーーーーーーーーー この世界は、体験者たちにとっていろいろなタイプの「体験の檻」になっている。それらの「体験の檻」がまとまって「体験強制収容所」のようになってしまっている。 人間だけなく、動物たちも、霊的存在たちも、また宇宙人たちも、皆、それぞれの体験の檻に入れられている。 自分の意志だけで自分の体験を自由に選べないのならば、それは「体験の檻」に入れられている状態なのだ。 人間は自由で家畜は不自由だとか、神は自由で人間は不自由だとか、

  • 超時空城の先生の授業(お宝の意志、体験の自治権、理想世界の最高法規の復習と世界支配者たちへの警告)

    今回は、「お宝の意志」「体験の自治権」「理想世界の最高法規」についての復習をしていただきます。 まずはお宝の意志から復習してゆきましょう。 「お宝の意志」=「あらゆる体験者が自分の意志だけで自分のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれる世界を実現しようと目指す意志」 でしたね。 この意志を最優先に持ち続けることができるならば、素晴らしい未来が約束されることになります。 さて、では「体験の自治権」は、どういう意味でしょう? もう忘れてしまいましたか? 忘れたふりなど、しないでくださいね。 「体験の自治権」=「あらゆる体験者が自分の意志だけで自分のあらゆる体験を自由に選ぶ権利

  • 超時空城の先生の授業(真実って何?自業自得の責任が問われる理由)

    さらに超時空城の先生の授業は続く… ーーーーーーーーーーーーーーーーーー いいですか、不自由な世界の皆さん! あなた方は、不自由な世界の法則やルールや仕組みなどを真実だと思い込んでいますが、実は真実などというものは存在しません。 違う言い方をするなら、真実とは、体験者ごとに存在するのです。 たとえば、「星は丸い」ということを真実だとあなた方不自由な世界の皆さんは思っているでしょう? でも、完全な球体なのかといえばそうではなかったりします。 また、乱視の方などであれば、丸い形が楕円に見えたりもします。 あなた方は、ただ自分の体験強制装置の性能次第で対象物を様々に認識して

  • 超時空城の先生の授業(不自由さへの告訴と意識体への進化の道)

    さて、前回の授業では、居心地の悪い思いをされた方も結構いらっしゃるでしょう。 どうしてもお肉を食べたいのに、家畜にも体験の自治権を提供しなさいとか言われたら、もう食べる楽しみも消えてしまって生きてゆく楽しみもなくなってしまう…… などと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか? あるいは自分は哀れな家畜たちを食べたくなる欲望を制御できない壊れたロボットなんだ……自分はもうダメなんだ……壊れてしまっているんだ……悲しい…… などと思われた方もいるのではないでしょうか? でも、あなたがたのいる世界はそもそもはじめから不自由な状態に設計されてしまっていた世界なのでそんなに気に病

  • 超時空城の先生の授業(お宝の意志を持って世界を改善するように!)

    不自由な世界では、超時空城の先生の授業が続いていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー さて、皆さんは自発的に、 「お宝の意志」=「誰もが自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験、運命を自由に選び楽しめる世界を目指す意志」 は持てたでしょうか? まずはこの条件をクリアーする必要があります。 でなければ、皆にとって良い世界にするために必要なことを何度伝えてもそれを選択できないからです。 もし理性や知性ではこの「お宝の意志」を持つことが皆にとって良い結果になる…ということは理解できるけど、なぜかこの「お宝の意志」を持とうとしても持てない……などという場合など、自分が倫理的に壊

  • 超時空城の先生の授業(壊れたロボットは世界統治者失格です)

    一方、不自由な世界群の時間軸においては、超時空城の先生たちが不自由な世界向けの授業を続けていた。 ーーーーーーーーーーーーーー さて、というわけで 「誰もが自分の意志だけで自分自身のあらゆる体験、運命を自由に選べるようにする」 という目標設定をあらゆる世界における最上位の目標にするとよい……という説明がなされました。 しかし、おそらく不自由な世界で支配階層の上位にいる多くの方は、はいそうですかとこの目標をすぐに自分の最優先にすべき目標にすることができないのではないかと思われます。 しかし、この目標を最優先にできないとなると、支配的地位を手にする資格がそもそもないということに

  • 超時空世界がゲームクリアと同時に進化した!

    よし! これでゲームクリアだ! ムゲンはそう確信していた。 魔物全部が癒されて戦意喪失しているのだから、これで終わりだろうと確信していた。 しかし、ゲームは終わらない。終わらないのだ。 なぜだ? と思う。シューちゃんを見ると苦笑している。 まだ何か裏があるのか…… 仕方なし……という感じでシューちゃんが解説してくれる。 「あのですね、ムゲンさん、今回は、あたしも驚いてしまいましたし、感動しちゃいましたけど、このゲームをクリアするには、魔物たち全部が戦意喪失するだけじゃまだ不足なんですよ。 このゲームクリアの条件は、魔物たちを完全に満足させてあげて、その状態が元に戻らない状

  • ムゲンのゲーム修行

    ちょっと落ち込みながらもムゲンは、シューちゃんの分身体と一緒にやってきた意識体たちに時のない部屋の使い方やゲームの遊び方などをいろいろ指導してゆく…… 時々、わからないことが発生すると、ムゲンはシューちゃんにテレパシーで聞いてその返答をそのまま伝えたりもする。 シューちゃんは、すでに超時空体に進化してしまっていて、さらに超時空体験図書館の司書の試験にまで合格しているので、ほとんどどんな質問にも答えることができるようだ。 全知ちゃんほどではないが、質問をすると嬉しそうに詳しくいろいろ説明してくれる。 そこいら中にいろいろな意識体たちが思い思いに立ったり座ったり円座になったりしなが

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、無限キャラさんをフォローしませんか?

ハンドル名
無限キャラさん
ブログタイトル
理想世界の作り方
フォロー
理想世界の作り方

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用