相場で君たちはどう生きるか

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ なんとなく映画のタイトルに準えてみましたが、相場という厳しい世界で利益を上げるにはどのような姿勢で投資に臨むべきなのか、ということを考えてみます。 相場というのは参加者全員がお金を稼ぎたいと考えており、ゼロサムゲームまではいかないものの他人の損失が自分の利益となる側面があり、愚か者から安く買い、また愚か者に高く売りつけることが最適戦略となります。 このことから相場はまさしく戦場・・・もっと言うと「初心者狩りが横行するFPS」のように残酷なゲームであり、無知や未経験な人間は容赦なく狩られることになります。 そのような相場の中で、個人投資…

【おもしろ銘柄研究】9279ギフトHD_町田商店・豚山など多種のラーメン店チェーンを展開するインバウンド関連銘柄！

finance.yahoo.co.jp こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 今回の記事ではおもしろ銘柄研究第二回として、アフターコロナ後の増収増益が大いに期待できるインバウンド関連銘柄でもあるラーメン店チェーン 9279ギフトHD を取り上げさせていただきます！ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【企業概要】 2008年1月に社長の田川翔らが東京都町田市で創業した町田商店1号店を事業の源流とします。事業は町田商店をはじめとする直営店の運営と、ラーメン店のプロデュースです。直営店事業部門では、国内で横浜家系ラーメン・豚骨ラーメンなどの店舗を運…

【おもしろ銘柄研究】6323ローツェ_半導体ウエハ搬送装置のシェア世界トップのニッチ企業！

finance.yahoo.co.jp こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 今回は初めて個別銘柄のご紹介記事を書いてみようと思います！ 初回は広島県福山市に本社を置く半導体ウエハ搬送装置のシェア世界トップ企業 6323ローツェ を簡単にご紹介させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【企業概要】 ローツェは世界最高峰エベレスト（8,848m）の傍らに位置する山の名前であり、漢字をあてれば、「楽孜」となり、エベレストを脇で支えているローツェ峰の姿を「技術に自信を持って、楽しみながら仕事のできる集団」にぴったりな社…

大口の空売りという個別株投資の難敵について

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 個別株投資はリスクが高い、というのはよく言われてる話ですが、そう言われる理由の一つにETFや分散投資より「株価のボラティリティが高い」というものがあります。 株価が急激に上下することは資産形成を目的とした運用には不適格と判断される事象でありますが、この個別銘柄のボラティリティの発生要因のひとつに「大口の空売り」があると考えています。 特に個人投資家が好むような、「成長期待が高い時価総額が1千億円未満」の銘柄は、好決算で株価が一気に20％上昇したかと思えば、その後急激に元値近くまで売り込まれて好決算発表直後に買い込んだ投資家が大損する・…

期待を売って恐怖を買うという考え方について

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 株式投資をやっていると、「株価が突然吹き上がったので買ってみたら、そこが天井だった・・・。」や「暴落に耐えきれず損切りしたらそこが底だった・・・。」という、自分の心を弄ぶために誰かが株価を動かしていることを疑うぐらいカモにされる経験をすることがあります！ もちろん実際は誰もわざわざ自分だけをターゲットにして株価を動かすようなことはしていないです。 ただ株式投資というゲームは「割安な値段で売ってくれる人」、そして「割高な値段で買ってくれる人」を探し出してその人たちと取引することで、利ザヤを稼ぐことができる対人ゲームです。（「デイトレード…

【ビッグモーター事件】不誠実な会社に投資することの意味

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 昨日「信用できない会社の株は絶対に買わない方がいいというお話」という題名で記事を書きましたが、今回はその続きにあたるようなお話で、今世間を騒がせているビッグモーター事件について、投資家として思うことを書きます！ まず当のビッグモーターについては散々報じられている通り、顧客から預かった資産に従業員が故意に傷をつける・・・等の中古車販売店としてありえない対応が組織的に行われてきたことが明るみになっており、もはやこの契約社会において存在価値が認められなくなってきていることは当然だと思います。 が、私としてはビッグモーターより注目しているのは…

【体験談】信用できない会社の株は絶対に買わない方がいいというお話

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 皆さんが投資する会社を選ぶ際、会社の信用というものを考えたことはあるでしょうか？ 日本人は保守的かつ安定志向の方が多く、日常生活でも聞いたことがあるような大企業や財閥系企業の株を好んで買うので、自然と社会的信用度の高い銘柄を選んでいると思われます。 ただ、私のような個別株集中投資で大きなリターンを得ようとする人の場合、増収率やROEが高くなる発展途上の会社に投資する機会が多くなりがちです。 そうすると考えなければならないのは、「その会社は信用できるか」という問題です。 現在国内の上場企業は約3,800社ありますが、ハッキリ言って半分詐…

名著「ミネルヴィニの成長株投資法」の紹介

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 今回はすでに大幅に株価を上げている銘柄が、さらに高くなっていく局面を狙って投資するという方法で大きな成功を収めたマーク・ミネルヴィニ著の「ミネルヴィニの成長株投資法」をご紹介します！ この投資法はカップウィズハンドルなどの買いの勢いが強まるタイミングで投資することを進めているオニールの投資法と似ており、適切なリスク管理と組み合わせれば大きな利益を上げられる手法だと思います。 特に良い銘柄を選んでいるはずなのになかなかリターンに結びつかない方などには、成績向上のきっかけになることが多く書かれている著書かと思いますので、是非今回の記事と著…

「半分売る」という究極の戦術

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 株式投資をしていると、持株の株価が急騰して、どうすればいいかわからず右往左往している間に株価は元値付近まで下落してしまい、売却のチャンスを逃してしまった・・・という経験をされた方は多いのではないでしょうか？ また株価が暴落した時にすぐに損切の判断ができず、そのまま更なる暴落に巻き込まれて、その持株は長期塩漬けリスト入り・・・という悲しい目に遭った方も多いと思われます。 株価の急騰＆暴落の発生要因は様々ですが、決算などの定期イベントによるものでもなければ事前準備は不可能に近く、その後の株価推移ももちろん予想できません。 これらから個人投…

株式投資の儲けは我慢料である

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 相場の暴落というものは突然起こり、またその勢いが急なもので、なかなか途中で抜け出すこともできず、せっかく作った含み益が消し飛んで含み損に突入し、苦しんでいる方も多いと思います。 今回はその株式投資による苦しみを、少しでも和らげるような話ができればと思います。 昨今は「株式投資をしない人は将来大きな損をする。」といった株式投資を資産形成の必須要素として礼賛する記事なども多いですが、世の中甘くないもので、株式投資で儲けるにはいくつもの試練を乗り越えなければならないようになっております。 そんな相場で苦しんでいる時に思い出したい言葉に、「株…

持株が暴落したときに整理すべきこと

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 株式投資を続けていると、必ず株価が暴落してしまう日がありますね！！ そのきっかけは市場全体の下落や経営者のインサイダー取引発覚・工場の火事など、様々なものがありますが、事前に予測するのは大体が不可能に近いものです。 初心者の方は一日で10％とかも資産価値が吹き飛んでしまうとびっくりして、もう株を続けるのが怖くなってしまいますよね・・・。 しかし投資を続けていればほぼ絶対にこういう暴落に巻き込まれてしまうことはありますので、株式投資で資産を増やしたければ暴落時の対処方法も身に付けなければなりません！ 今回はそんな時に冷静さを失わないため…

PERは意外と信用ならないというお話

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 皆さんは株価の割安＆割高を示すPERという数値をご存じでしょうか？ PERは「Price Earnings Ratio」の略で、算式は以下の通りです。 PER(倍)=株価／1株当たり当期純利益(EPS) ちなみにこのPERについては、よく「予想PER」という形で分母のEPSを来期決算の純利益予想値を使用します。 基本的にはこのPERが低ければ割安、高ければ割高、というものさしとして使用する数値ですが、実はこの判断基準をそのまま使うことが適切でない場面があります！ その理由ですが、以下のように「景気」に業績が左右される企業の株価とEPS…

配当金は正義ではない？

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 皆さんは配当金を年間何円ほど受け取っているでしょうか？ この質問にすぐ答えられる人は、ある程度年間の配当額を考えながら投資しており、投資先を選ぶときも配当利回りなどもよくご覧になられているかと思います。 投資はお金を増やすためにやっているので、年間数パーセント投資額が還元される配当金は嬉しいもので、配当目的で株式投資をしている方も多いと思います。 しかしこの配当金、一概に喜んで受け取っていればいいものではないことは意識されているでしょうか？ その理由は主に二点あります。 ①成長性が見込めなくなる 配当金の原資は、今まで企業が積み上げて…

特に初心者は個別株投資もやっておいた方がいいと思う理由

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 皆さんは個別株に投資してますか？ どうやら投資家のなかでも個別株投資を行っている人は半分にも満たないようです。 それというのも最近はETFや投資信託などのリスクが低いとされる金融商品が充実しており、かのバフェットも「素人はS&P500のETFに積立投資しときましょう」と発言しているほどで、分散投資が正とされる風潮が強いです。そしてその考え方は概ね正しいと思います・・・。 しかし株式投資の本質を全身で感じ取るには、やはり個別株にも投資して、株価のアップダウンに一喜一憂することが一番であり、特に投資初心者の方には一度個別株投資を経験したほ…

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名著「ビジョナリーカンパニー～時代を超える生存の法則～」の紹介

こんにちは！やまゅの株式投資がもっと楽しくなるブログです！ 今回は投資家のみならず、経営者や就活生など広い範囲の人々に愛読され、企業から個人単位まであらゆる戦略判断の基礎とすべき考え方を教えてくれる名著「ビジョナリーカンパニー～時代を超える生存の法則～」をご紹介したいと思います！ 今まで読んだ本の中でも一番読みごたえのあった著書で、おススメの本を聞かれたらまずこれと答えるぐらい内容も読み心地も素晴らしいので、是非お読みいただきたい逸品です！ 今回取り上げる～時代を超える生存の法則～については第4編まである本著のうちの第1編であり、特に時代を超えて繁栄し続けた企業の共通点について、分かりやすくま…

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簡単な理論株価の計算方法の紹介と計算しておくメリット

こんにちは！ 今回はもっとも簡単な理論株価の計算方法をまず紹介し、次に理論株価を自分で計算しておくことのメリットについて考えていきます！ 早速ですが、「バフェットの銘柄選択術」でも使用されているもっとも簡単な理論株価の計算式は以下の通りです。 理論株価 ＝ 実績EPS × 平均PER 例えば実績EPSが100円、平均PERが10倍の企業の理論株価は1,000円となります。 凄い簡単ですよね。 実績EPSについては一番新しい決算期のものを採用し、企業の有価証券報告書や証券会社のサイトで調べればすぐに出てきます！ 問題は平均PERで、これは統計的に信用できるよう数年以上のある程度の期間のPERの平…

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名著「オニールの成長株発掘法」の紹介

こんにちは！ 今回は市場の調子が良い時でも悪い時でも一貫して利益を上げ続けてきた「CAN-SLIM」という手法を取り上げている名著「オニールの成長株発掘法」をご紹介します！ 特にトレードの損益を即座に向上させたい投資家にとって役立つ一冊かと思いますので、興味のある方はぜひご一読ください！ ■著書のデータ 【評価】 オススメ度 ：★★★★★ 読みやすさ ：★★★ 内容の深さ ：★★★★ 内容の持続力：★★★★★ 内容の説得力：★★★★★ 【著者の情報】ウィリアム・J・オニール アメリカの投資業界で最も成功した人物のひとりである。証券投資で得た利益によって30歳でニューヨーク証券取引所の会員権を取…

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名著「デイトレード～マーケットで勝ち続けるための発想力」の紹介

こんにちは！ 今回は株式投資で勝ち続けるための思考法を学べる名著「デイトレード～マーケットで勝ち続けるための発想力」をご紹介します！ ■著書のデータ 【評価】 オススメ度 ：★★★★★ 読みやすさ ：★★★★ 内容の深さ ：★★★★ 内容の持続力：★★★★★ 内容の説得力：★★★★ 【筆者の情報】オリバー・ペレス＆グレッグ・カプラ トレーダー教育と投資情報提供を手掛けるプリスティーン・キャピタル・マネジメント社の共同創業者。同社が運営するWebサイト「Pristine.com」は、バロンズ社により「オンライン・トレーダーのためのNo.1サイト」に選ばれている。購読者に向けてマーケット情報を提供…

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名著「バフェットの銘柄選択術」の紹介①基礎編

こんにちは！ ブログ開設初回を飾る記事といたしまして、私が株式投資を始める前に初めて読んだ投資本であり、最も重要なことを教わった名著である「バフェットの銘柄選択術」をご紹介します！ ■著書のデータ 【評価】 オススメ度 ：★★★★★ 読みやすさ ：★★★★ 内容の深さ ：★★★★★ 内容の持続性：★★★★★ 内容の説得力：★★★★★ 【学べること】 ・長期投資に適した優良銘柄の選び方 ・銘柄の買い場の見分け方 ・期待リターンの計算方法（応用編） 【筆者の情報】 ①メアリー・バフェット＆②デビッド・クラーク ①バフェットの息子ピーターの元夫人。ファミリーの一員としてバフェットの投資を最も身近に見…

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将来の成長が楽しみな会社に投資しよう！（長期投資のススメ）

皆さんが株式投資をしている、またはしようと考えている理由は何でしょうか？ これはもう99.9%言い当てられるのですが、「お金を増やすため」でしょう！ よく株式投資を推奨するために言われることで、下図のアメリカのNYダウ平均の推移グラフが右肩上がりに上昇していることを示しながら、「だから貯金は現金ではなく株式に投資しないともったいない！」というものがあります。 これは過去については全くの事実で、おそらく未来についてもある程度長期でダウ平均に投資さえすれば、同様に右肩上がりに上昇する可能性はかなり高く、お金を増やすには株式投資をすべきだ、という理屈もほぼ正しいと思います。 つまり、株式というものは…

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