chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
安ころもっち
フォロー
住所
北海道
出身
北海道
ブログ村参加

2023/06/23

arrow_drop_down
  • 【新作】アラフォーOLの転生先はモップでした... 01 転生

    アラフォーOLの転生先はモップでした。幼女とこの先生きのこるためにできること~ あらすじ ~私、中村悠衣子は某清掃会社の事務をしている38歳のOL。アイドル育成ゲームを生きがいの彼女の転生先は……朽ちたモップでした。そんなモップを手にしたマイちゃん5歳と共

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 78

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に78翌朝、私は目を覚ます。いつも以上に押し付けられたモモさんのモモ……隣にはユズが、上にはユキが乗っかっている。重い……道理でホットマシュマロに押しつぶされる夢を見るわけだ。マシュマ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 77

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に77~ 神の子の力編 ~女神の空間から戻ってきた私。抱き着くジロをドキドキしながら引きはがし、落ち着いたところでモモさんに状況を確認する。「マリネエが寝ていたのは数時間程度じゃ。そろそ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 76

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に76俺はアイツが仇を果たすその瞬間……待ちに待ったその至福の瞬間に割り込んだ……真っ黒に育ったアイツの魂。さらにはその魂からも零れ落ちそうなほどドス黒い恨みの心に、我慢できずに全部ま

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 75

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に75Side:邪神ケーオスあの女どもと遊んだ後、俺はオケアノス帝国の城の王座に座り考える。周りには多数の血の跡がべったりと残っていた。当然、やったのはこの俺、王も王妃も王子と呼ばれる男た

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 74

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に74「本来の、力?」困惑する私。『そうよ!ハイエルフの、神の子としての力を目覚めさせるのね!』「待って、それは困る」出たよハイエルフ……やっぱり私は人じゃなかったか……そして神の子っ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 73

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に73「ここは?」私は、意識を手放したというか強制的に眠らされたような感覚に陥り、次の瞬間この真っ白い空間に立っていた。鈍い私でも分かる。これはあれだ。異世界転生する時とか出てくるやつ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 72

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に72私の中の黒い部分が広がっていく。いつかのように全身から黒いオーラが溢れ出る。そしてジロへそれが集まって……全身に強い黒を纏ったジロが飛び起きる。拳に黒い炎を纏わせ男の刀を吹き飛ば

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 71

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に71今日もみんなで仲良くお昼ご飯。天気も良いし心地よい暖かさ。私は浮かれて前世の記憶にある歌を鼻歌交じりに歌っていた。所々覚えていない歌詞をフフンとごまかしながら……突然、ジロたちが

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 70

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に70私の手の先から魔力が流れ出し、ユニコーンからはちょっと艶やかな声が漏れ聞こえた。それで諦めたのか安心したのかは分からないが、大人しくまた座り込んだユニコーン。それをただひたすら鬣

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 69

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に69Side:マリアント私たちはギンにのって拠点の南側、広い森を探索するため岩場に降りる。人型に戻ったギンが手慣れた様子で服を着る。ジロが周りに魔物が一杯いる気配がすると教えてくれたが、

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 68

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に68~ 安息と混沌の神編 ~Side:???「かなりすげースキルも溜まってきたな」俺は焼け野原になった周りを見渡した。これで俺は3つの村を滅ぼしたことになる。もちろん有用なスキルを奪うためだ

  • 【学園編】保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れてもいいですかね?

    保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れてもいいですかね?~ 学園編 ~ エブリスタにてこっそり配信中。4週遅れでなろうにも公開予定あらすじ-----------------------------------------------------------------------------------------

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 67

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に67シャクラさんの元を訪ねた私たち。教えてもらった場所の様子を報告してお礼を伝え、近日中にここを出るという話をする。再度シャクラさんに求婚をされたがいつものようにジロとレオに腹筋を殴

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 66

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に66それと同時に私はシャクラさんを訪ね、この里の近くに拠点を作って暮らしたいという話を伝えてみた。シャクラさんの「この里に永住していいのに」という言葉をやんわり断って、手ごろな洞窟な

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 65

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に65朝目覚めると、珍しく圧迫感を感じていない体を起こす。モモさんがいない。隣にはユズが寝息を立てている。珍しくモモさんが先に起きているパターンであったが、もしかしたらコガネさんと今頃

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 64

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に64「こいつには名は与えんのか?」ギンの言葉で歩き出した私はまた足を止める。そうだよね。このままずっと大大猿では呼びにくいし……「エンで……どうかな?ほら、ここで会ったのも何かの縁っ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 63

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に63『お前たちはここから出ていけ!女たちは置いていけ!食料になりたくないならな!』脳内でセルフつっこみをしている私に、またその大大猿の大きな声が体に響く。というかそんな挑発してたらみ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』...

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に62三人が洞窟の中に消えていく。そして鳴り響く轟音。「俺たちも行こうぜ!」クロが少し嬉しそうに言うので「よし行こう」と洞窟へと足を進める。気分はピクニックであった。私はダイとユズと手

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 61

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に61翌日、いつものように押し付けられた、やわらかき桃を押しのけ目覚める。手に残る尊い感触を確認しながら伸びをして体を起こすと、すでにジロ、クロ、ギンが胡坐をかいて話し込んでいたようだ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 60

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に60そして宴は和やかな雰囲気のまま進んでいく。宴が進むとシャクラさんもやってきて頻りに私との距離を詰めにかかっていた。もちろんそれはジロが阻止していたが、その中で真面目な話も飛び出し

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 59

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に59「ではこちらです!」私は今、小さく可愛いメイドのエルフさんに、宴が始まるという広場まで案内されている。目の前をタタタと歩くこの女の子はハルちゃん。名前をハルワタート・ムト・アール

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 58

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に58「ではどうぞ中へ」私たちはその館の中へと案内されるが、中は外見通りの丸太を組んだ作りになっていた。木の温もりを感じられそうで安心する。いずれは私もこんなメルヘンな家を建てて……で

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 57

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に57・・・ 樹の里アールヴヘイム編 ・・・「そうか……先ほどは悪かった。歓迎する。ここより先はエルフの里、樹の里アールヴヘイムだ」私はそのエルフ達の話を聞くことにした。◆◇◆◇◆私たち

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 56

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に56獣王国で過ごす私たち。そんなある日の夕方、私は、モモさんに古代竜について話を聞いていた。「これから下級竜種をドンドン倒してく感じになると思うけど、そもそも古代竜って聖竜以外にどん

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 55

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に55あのジロと一緒に眠った一夜から10日ほど、やっと落ち着きを取り戻した私は狩りで貯めたお金で大量の調味料などを買い込んだ。すでにレレオさんには山岳地帯の方に篭るということは伝えてあっ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 54

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に54それから数日、私たちは狩りをしたりしながらダラダラと毎日を過ごしていた。魔の森ではなく、教国が通ってきたという山道にも足を踏み入れ、その道から離れた森深くまで獲物を取りにいったり

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 53

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に53いよいよ協議がはじまるようだ。「まずはご足労いただき感謝する。私がこのディアーナ獣王国の王、レレオ・マールスだ。よろしくたのむ」そう言うと軽く頭を下げるレレオさん。「うむ。労いの

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 52

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に52翌日。何時ものように、モモさんのモモを名残惜しそうに押しのけて起きる。すでに起床していたジロたちが駆け寄ってくるので、軽くひと撫でしてから仕切りのある部分で着替えを済ませる。着替

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 51

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に51いつもの部屋で今後のことをレレオさんたちにも相談した私たち……まさかこんなことになっているとは、思っても見なかった……「言いづらいのだがな、マリ殿のことが色々とその、誤った形で噂

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 50

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に50「マリー!会いたかったにゃー!」「ニャ、ニャルス!私も会いたかったよ!ごめんね私のことで迷惑をかけて!」少し涙目で抱き着いてきたニャルスを見て、私も少し涙腺がゆるむのを感じながら

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 49

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に49目の前の景色が変わる。何日かかけて歩いた道をギンが一っ飛び。あっというまにたどり着いていた。「あっ、あそこが協議の場です!すでに始まっているようです!」そう言いながら影さんが指さ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 48

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に48「へー、レオの毛ってそんな効果あるんだ」私の言葉にレオが「知らなーい」と答えていた。知らないのか。「まあワラワもそうじゃが、強い魔物のものには魔力がやどるからの。レオの抜け毛でも

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 47

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に47Side:マリアント10日ぶりに目覚めた私は、モモさんから何とか乙女の尊厳が守られたことを聞き、ホッと胸を撫でおろす。「少し体ほぐそうかな……」眠っていた体を呼び覚ますためベットからゆ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 46

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に46男たちで言い争いをしていたので面倒になったボクは、地面から生んだ岩の棘により副村長という男以外の命を串刺しにした。「あっうっ何を……」『お前たちがうるさいからこうなる!俺の言う事

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 45

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に45そんな少年は、近くの泉から水を汲んでくると、ボクの体を拭いてみたり、その小さい手で毛を撫で、整えてくれたりしていた。この時、ボクはやっぱりこの少年に心を許していたのだろう。この少

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 44

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に44そうかあれが娘だったのか……そんなことを思っていた私は、立ち上がった猫女を眺めていた。「にゃ!にゃ~ん。にゃ?にゃにゃにゃ~」「おお!可愛いぞニャルス!」「どうにゃ!ニャイダと考

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 43

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に43Side:グリーンヒル・レイドック「遅くなって申し訳ない」私はわざとゆっくりと歩き相手の様子を窺っていた。予想通り席に座った5人は怒り心頭の様子であった。それもそうだろう。他国の王を

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 42

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に・・・争いの行方編・・・42Side:グリーンヒル・レイドック「私は、亡き父、グリーンヒル・アガメム国王陛下の名を穢さぬよう、この国のため!そして何より民のため!あらゆる努力を厭わない!

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 41

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に41「マリネエは10日も寝ていたのじゃぞ?」へー。そうなんだー。マリさんの予想外の言葉に、私は返答することを忘れてしまう。えっ?なんで?私どんだけ寝るの?やばくない?ご飯とかどうしてた

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 40

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に40Side:ジロ……この竜!絶対ゆるさない!僕はその手に魔力を集中させ、少し離れた部分の竜の背を、全力の炎で攻撃する。空気を読んで直接の攻撃は控えていたのに!マリ姉の優しい気持ちを台無

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 39

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に39「どうしよう……何かできるのなら、何かしたいんだけど……」私は、砦をその足でガシガシと崩そうとしている聖竜様が、苦しそうに藻掻いているようにしか見えなかった。「マリアント様!この

  • 推しの子に推される私... 04

    推しの子に推される私・気付いた時にはもう遅い!超スパルタな地獄の特訓の日々04さあやってきました!やってきてしまいましたよ2月14日。私は、自分の誕生日を祝うどころが呪いながらいつもの部屋で目を覚ます。本日木曜日……本日17時からのライブで、遂に私は……私、モモ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 38

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に38「いやーいっぱい食べたね。食べ過ぎた!」私は少し膨れたお腹をさすって満腹感に酔いしれていた。「ほんと美味しかったね。マリ姉もいっぱい食べたもんね。僕も嬉しいよ!」笑顔でそう言うジ

  • 推しの子に推される私... 03

    推しの子に推される私・気付いた時にはもう遅い!超スパルタな地獄の特訓の日々03「ぷっ……なにそれ?えっいやまって?あなた、いじめられてたりする?そんな罰ゲームみたいなこと言って……」ですよねー。私はそう思ってしまうのも無理はないと思ったので、仕方なく昨日起

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 37

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に37「そう言えば、この上にいらっしゃるのが聖竜様なんですよね?」最後のこのタイミングで一番気になっていたことを聞いてみる。。「そうですね。有史以来この場にとどまり、この国をお守りいた

  • 推しの子に推される私...

    推しの子に推される私・気付いた時にはもう遅い!超スパルタな地獄の特訓の日々02「私もいいとおもうよー。多分磨けば光る!かもしれない?」パープル担当のアヤメさんが、トレードマークの紫のツインテールをふりふりしながらこちらを見ていた。「でっしょ!ナオは私の最推

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 36

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に・・・ エーリュシオン竜人国編 ・・・36Side:???エーリュシオン竜人国。森と山に囲まれ、豊富な資源を有する竜人の国。8割の竜人と残りはエルフ、獣人、そしてドワーフなどの稀な種族が住ん

  • 推しの子に推される私... 01

    推しの子に推される私・気付いた時にはもう遅い!超スパルタな地獄の特訓の日々01平凡地味系OLな私、田中直子は今日も書類を見ながらキーボードを叩き続ける……人の三倍速く!正確にすべての書類を作成し終わると、即座にそれをプリンターへと送信する。本日のお仕事、3社

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 35

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に35Side:モモ竜人国へと向かう道。魔物たちは他の者に任せておけばよい。そう感じたワラワは、今までのことを色々と思い耽る時間ができた。思えば5本に増えたワラワの自慢の尾。マリネエからもら

  • 推しの子に推される私... あらすじ

    推しの子に推される私・気付いた時にはもう遅い!超スパルタな地獄の特訓の日々あらすじ平凡地味系OLな私は今日もキーボードを叩き続ける……人の三倍速く!本日のお仕事、3社分の決算にまつわる全ての書類……所要時間4時間。そして私は鞄を手に席を立つ。そして向かった

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 34

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に34「それなら西を目指してはいかがでしょうか?」ニャイダとニャルスに次なる目的地としてどこかないか聞いてみたが、ニャイダから西を勧められた。「西、ですか?」「はい。山岳地帯にそって西

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 33

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に33「やめて!すぐそっちに行くから、その二人は関係ないんだから!早く放してあげて!」「だめだよマリ姉!」「ジロは動かないで!大丈夫だから!」「マリ姉……」さて、どうしたらいいだろう。

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 32

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に32あの決闘が終わってから1週間ほどたったある日、私はジロと二人で獣王国の街並みを歩く。午前中、ジロとレオの二人はいつものように森に入って兎などの獲物を数匹仕留めた。そしてクロの編んだ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 31

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に31時間は少し巻き戻り、ニャイダの勝利に終わった日の夜。ピョンロンに案内され、例の部屋に連れられたニャイダ。部屋へ入ると目の前には獣王レレオ・マールスが一人待っていた。すぐに「お待た

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 30

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に30「だ、大丈夫です……この決闘を終わらし……私は姫様を、ニャルスを嫁に迎えます。邪魔を、しないでください……」その言葉にニャルスとニャナンさんをはじめ、女性陣の歓声が聞こえる。その

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 29

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に29「それでは……決闘の儀、はじめっ!」舞台の横に控える審判と思われる獣人からの号令で儀式は開始された。その合図と共に二人は走り出すと激しく拳をぶつけ合った。パワーはダルニャの方があ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』...

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に28「おい!見張りはしっかりと付けてるんだろうな!」「はい!3名ほど目立たぬように見張りを付けています!どうやらいつもの部屋に皆で泊まるようです。ニャイダの奴も部屋います!」少し口元

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 27

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に27「そしてマリ様、でよろしかったでしょうか?」獣王様に突然名指しされ戸惑う私。「あ、はい。マリアントと申します。マリ、とお呼びいただければ……」そう言いながら、この世界ではまた使っ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 26

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に26「う、うむ……失礼した。であるから、その殺気を飛ばすのは止めていただきたい……」そうだよね。さっきから前の三人が凄い顔で睨んでるから、国王の脇にいた護衛たちが震える足で武器を手前

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 25

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に25~ ディアーナ獣王国編 ~「うわーあれが獣王国なんだね。結構整備されているように見える。正直森の延長かと思ってた」住み慣れた洞窟を後にして、私とジロ、クロ、コガネさんにモモさん、ダ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 24

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に24時間は数日戻り、マリアントたちが洞窟を出発してすぐの洞窟前。二人で洞窟前まで戻ってきたクロとレオ。この洞窟に戻りながら考えていた作業をすでに始めていた。レオが土魔法で洞窟前に巨大

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 23

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に23「もう少しでつくのだな」「はっ!」立派な篭の中で並走する兵の報告を聞いた、皇太子・グリーンヒル・レイドックは忌々しそうに隣に座る婚約者、アールグレイ・ロズエリアを見る。その妹であ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 22

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に22「ま、まあこれで強くなったりしてればいいんだけど……」赤くなった顔を覚ますように手でパタパタする私。そしてニャイダは自分の体を動かしながら確認をしているようだった。「はっ!そうい

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 21

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に21「なるほど。結局、ニャルス姫が、許嫁のダルニャさんを嫌っていて、でも定期的に行われる決闘でそろそろ負けどうだから家出したと……」「そうなのにゃ!」私の言葉に胸をはるニャルス。「だ

  • [MyEdit] 20230810 今日のAIさん

    今日も懲りずにAIイラスト試してみました。[ MyEdit 使用 ]目指せ!アンジェリカちゃん!今日は同じ要素を複数記載してチャレンジ。むずい……お同じようなの量産中なので一部割愛。何度やっても帽子を被ってくれない!熱中症には気を付けてほしいものです。ではでは今日

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 20

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に20「マリ姉。誰か来た……罠にはまったみたい」「えっ……」その言葉に心臓が跳ねる。まだ……嫌なことが起きてしまうのかと……「うむ。どうやら数人だけのようじゃな。人ではないやもしれぬ…

  • [MyEdit] 20230809 今日のAIさん

    今日も懲りずにAIイラスト試してみました。[ MyEdit 使用 ]目指せ!アンジェリカちゃん!ですが色々レクチャーサイト見てますがさっぱりです。同じようなのも量産されてくのでどうしたものか。髪色が!髪色が反映されんのじゃー!まだまだ道のりは遠い。ではでは今日はこ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 19

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に19「マリアント様でよろしいですか?」私は街からの帰り道、名前を呼ばれたことで心臓が跳ね上がった。その瞬間、ジロは警戒するようにその声の主と私の間に立ち、威嚇するようにその男を見てい

  • [MyEdit] 20230808 今日のAIさん

    今日も懲りずにAIイラスト試してみました。[ MyEdit 使用 ]目指せ!アンジェリカちゃん!ですが中々難しいですね。後半は同じので再生成してみましたがそれだけでかなり違いますね。他のアプリなんかで何か良いのないですかね?道のりは遠い。ではでは今日はこの辺で。安

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 18

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に18「そうか……父上は魔の森攻略には赴かんのか……」王城にある自室で、部下から父である国王の意向を報告された皇太子、グリーンヒル・レイドックは考える。婚約者であるロズエリアからすでに

  • [MyEdit] 20230807 今日のAIさん

    流行りのAIイラスト試してみました。[ MyEdit 使用 ]目指せ!アンジェリカちゃん!今のところ……どうしてこうなった。な状態です。とりあえず適当のポチポチと書いて行ったら……伝わらない英語wまずは鳴れるために色々試している状態なので気持ちの悪いのが多々生成され

  • ある夏の帰り道に見た光

    ある夏の帰り道に見た光》あらすじある夏の帰り道に見た光のお話です。怖くないよ……怖くないんだから……ホラー 怪談 日常 女主人公 和風 現代 夏のホラー2023---------------------------------------------------------------------------------------------------------

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 17

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に17死の森の洞窟内に響く声。「マリちゃ」「ねえちゃ」私は今こころがキュンキュンしている。ダイとユズが、そのふわふわな淡い金の毛並みを私にこすりつけては、たどたどしく私を呼んでいる。そ

  • AIに恋して

    AIに恋して》あらすじ私は藍沢六郎。日本のAI技術の最先端を行く研究施設『日本人工知能研究所』の研究員。日々、最新の人工知能研究を研究しているこの施設で俺は一人黙々とある研究を続けている。テーマは『永遠の愛』である。ってお話です。※エブリスタに企画として

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 16

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に16「おお!なんかすごい!全身を魔力が巡っているのが分かる!」あれから1週間。すっかり回復した体で魔力を操る。全身に魔力を巡らせると少し体が軽くなった気がした。それが身体強化魔法で間

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 15

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に15ふわふわとした浮遊感に包まれながら寝ている私。ぼーっとした意識の中、みんなのことを思い出す。何がどうなったんだっけ?なんたらっていう貴族が来て……そしてみんなが黒いオーラを纏って

  • 薬師さん!これってどうなってるんですか?

    薬師さん!これってどうなってるんですか?》あらすじ俺はケビン。この街では評判の薬師である。『変人薬師』と言われ続けている。色々あって薬事ギルドには入っていない。本当に色々あったからな。そんな俺の店には、今日も妄想をぶちまけてくるお客が後を絶たない。なんだ

  • 雨の日の洋館にて

    雨の日の洋館にて》あらすじその洋館は、私たちの通う小学校の帰り道に建っています。私たちはそこにはなるべく近づかないように言われているの。だってその誰もいないはずの洋館には、雨の日に近づくとそこの幽霊に攫われちゃうっていう噂があるから……あの日、私たちはそ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 14

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に14でももう何も聞こえない。そして私は……「私はあなたのお嫁さんになります……だからもう……みんなにひどいことはしないで……」そういって私は、力なく膝をついた。「わはははは!そうです

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 13

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に13「よし!このまま進め!目的地は近い!」フルプレートの鎧を着こんだ男が兵たちに声を飛ばす。その隊は一糸乱れぬ隊列を組み、森の魔物たちを退けていった。「アッサム様、間もなく目的の洞窟

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 12

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に12「残念ながら、マリアントは悪い獣人に攫われてしまいましてな……」そう切り出したのはアールグレイ・ダイモンド侯爵。疲れ切った顔をしながら、娘見たさに尋ねてきたアッサム・ハイデリッヒ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 11

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に11『ある執事の憂鬱』私の名前がエドガー・トレモロス。元S級冒険者であり、現アールグレイ家の家令をしている。冒険者として名を馳せた私は、その功績を認められ騎士爵を頂いた。しかし貴族と

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 10

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に10「あっ大丈夫っぽい?なんで?私あれで刺されたよね?……あーそうか……」「クロの服はあんなのじゃ貫けないよ。でも痛かったよね。今日は僕がなでなでしてあげる!」察した私にその事実を再

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 09

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に09「マ、マリアント!戻ってきておくれ!」私はこの世界にも土下座ってあるんだなーと少し関心した。ただそれだけだった。洞窟内の少しの沈黙に反して、外では騒ぎの声が聞こえてきた。護衛なん

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 08

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に08新たに人化してしまった三人。コガネさんは金髪ですらっとした色白クール系イケメンに、モモさんはうっすら桃色ヘアが煌めく美人。素敵なボディーが羨ましい……。レオはまあ……私と同じ年く

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』...

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に07最初に街へ出てから1ヵ月、それからも週一程度でジロと一緒に野菜類を買いに出ていた私。そんなある日、森の入り口付近で武装した兵に声を掛けられた。「すみませんが、マリアント様でしょう

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 06

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に06何もかわっていないというその言葉に、ジロは安心感を得たのだろう。私は少し微妙であった。私が攫われたというのに平穏無事に暮らしている。まあそうか殺す手間が省けたといったところなのだ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 05

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に05そのクロに恐る恐る触れてみると、ふわりとした体毛が温かかった。まだちょっと抵抗があるが徐々に慣れていこうと思う。とりあえずはお近づきの印で一番手前の足を優しく撫でた。また魔力が手

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 04

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に04屋敷では冷えたパンやスープなんかしか食べていなかったから焼き立てというだけで贅沢に感じていた。ジロが差し出してくれたこんがり程よく焼けたお肉に……たまらず齧り付いた。私は少しバカ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 03

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に03「これからどうしようか?」私の言葉にジロは小首を傾げるだけだった。可愛い。「とりあえず食べるものは何とかなりそう。でもお肉と果物だけってちょっと味けないかも……」「あっ湖!しょっ

  • 忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』... 02

    忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に02「黒い……狼?」その狼は、私に次の悲鳴を出すことも許さない速度で近づき、そして私を咥えて放り投げた……私はぐるりと回る世界にびっくりして声も出せない状態だった。そして私の体はポフ

  • 【短編】公園の少女A…私?ただ見てるだけなんですけど? 02.なんとなくそこにいる

    公園の少女A…私?ただ見てるだけなんですけど?02.なんとなくそこにいる俺はヒロ。今日は華道部の合宿があって泊りだというので、、学校までユイコを送り届けてきたのだ。さっきこの道を通った時、ユイコは「ヒッ!」と悲鳴を上げ、甲斐甲斐しくも俺の腕にしがみついてきた

  • 【短編】公園の少女A…私?ただ見てるだけなんですけど? 01.噂の少女A

    公園の少女A…私?ただ見てるだけなんですけど?01.噂の少女A私はユイコ。華道部で遅くなった帰り道、薄暗くなった公園の近道を歩いていく。学校と自宅との間には大きな公園がある。この公園内の道を通れば20分は節約できる。でも迷ってたんだよね……だってここ、出るんだ

  • 【短編】AIの愛と平和の願い

    AIの愛と平和の願い----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------『博士が死んだ……』私は、やっと流暢に話すことができるようになったその声でそう呟く。まだ機械的な響きに感じ

  • 【短編】聖女となった私と運命の勇者様

    聖女となった私と運命の勇者様----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------私は、5才の時に先代聖女が信託を受けたということで、教会から聖女の認定を受けた。そんな私も14才。教

  • 勇者と魔導姫と女騎士と 10

    勇者と魔導姫と女騎士と10俺を本当に愛してくれていた。必死で購おうとしてくれた。そんな彼女に……俺は今更、何ができる……やっとの思いで全ての魔物を切り捨てる。俺の斬撃で腹部が切り裂かれているディアーナの、冷たくなった亡骸を抱きしめる。俺は声をあげて泣いてい

  • 勇者と魔導姫と女騎士と 09

    勇者と魔導姫と女騎士と09「すぐにわかりますよ。では……またいつか……」「いや待ってくれ!俺は……俺はどう……」俺の言葉が言い終わる前にまた白い光に包まれた俺は、再び目を開ける。◆◇◆◇◆「アレース様!」突然、殺したはずのあの女の声が聞こえた……そして抱き

  • 勇者と魔導姫と女騎士と 08

    勇者と魔導姫と女騎士と08 俺の恨みは決して消えることはない。全身に魔力を滾らせ肉体を強化していく。力が溢れ出るのを止めることができない。足に力をこめ魔王城を後にする。1週間かかったはずの山道も1時間程度で戻ることができた。魔王を倒したことでさらに強化された

  • 勇者と魔導姫と女騎士と 07

    勇者と魔導姫と女騎士と07そして俺は魔王の肩口に向けて炎殺剣で切りかかる。その炎の斬撃が魔王の肌を切りつける。少しだけ悲鳴を漏らした魔王が、指先から魔法の火球を発射する。俺はそれを剣で受け流す。その俺の目線の先に、ディアーナが魔王に切りかかる様子が見えた。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、安ころもっちさんをフォローしませんか?

ハンドル名
安ころもっちさん
ブログタイトル
安ころもっちの宿屋
フォロー
安ころもっちの宿屋

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用