新しい兼題に挑戦してみました。題は「母」です。あるようでないのが、母の記憶ですね。優しい母とか母の味とか色々切り口はあると思いますが、どうしましょう。私の母と料理が下手で、というか習ったことがなくて全て自己流。お正月の数の子料理で、白い筋が苦いのを知らなかったのです。なので我が家の数の子料理はなぜか苦くて、評判がもう一つ。私が嫁を貰って初めてのお正月の時に、おせち料理の数の子が苦くないと言って、嫁に聞いていました。そんなわけで、料理は所謂手抜き料理でした。そんな母に体して一句と言われても。即席の味噌汁母の味がする季語無しです。そんなときふと思い出しのが、最初の盂蘭盆の時です。母の本棚から歳時記を見つけました。「ええ、母さんが歳時記使っていたの」と思って中を見ると、真っ白でした。一度も使った感じがしないもの...NHK俳句に投稿③