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古今東西のアートを語ろう https://blog.goo.ne.jp/yama-chan1

美術、アート、映画、文学とグルメを中心にブログに綴っています。

芸術関係を偏愛的視点でブログに書いてます。こんな見方もあるのかと楽しんでくたさい。フォローよろしくお願いします。

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2023/03/23

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  • 映画 パーフェクト・ブルー

    『「パプリカ」「千年女優」などで国内外で高い評価を受けたアニメーション監督・今敏が1998年(公開)に手がけたデビュー作。竹内義和の小説「パーフェクト・ブルー完全変態」を原作に、アイドルから女優に転身した女性を襲う悪夢のような出来事を描く。アイドルグループを脱退し、女優へと転身を図った霧越未麻。連続ドラマのレイプシーンやヘアヌード写真集など、これまでのイメージを覆す過激な仕事の連続に戸惑いながらも、着実に知名度を上げていく。そんな中、彼女の関係者を狙った連続殺人事件が発生。ネット上では未麻の名をかたって詳細な日記をつづる人物が現れ、彼女は次第にストーカーの影に怯えるようになっていく。漫画家・江口寿史がキャラクター原案を担当。』引用元映画.comより監督の今敏(こんさとし)は、1963年北海道釧路出身、惜し...映画パーフェクト・ブルー

  • 本歌取り 東下り 杉本博司

    「杉本博司本歌取り東下り」展『杉本は、近年、和歌の伝統技法「本歌取り」を日本文化の本質的営みと捉え、自身の作品制作に援用する試みを行っています。そして、このコンセプトのもとに、2022年には姫路市立美術館で「本歌取り」展として作品を集結させました。本歌取りとは、本来、和歌の作成技法のひとつで、有名な古歌(本歌)の一部を意識的に自作に取り入れ、そのうえに新たな時代精神やオリジナリティを加味して歌を作る手法のことです。そこでは、作者は本歌と向き合い、理解を深めたうえで、本歌取りの決まりごとの中で本歌と比肩する、あるいはそれを超える歌を作ることが求められます。』松濤美術館ご挨拶より姫路市立美術館での「本歌取り」展から渋谷へ『本歌取り東下り』展になったわけですね写真公式サイトより杉本博司(1948〜)東京都台東区...本歌取り東下り杉本博司

  • 永遠の都 ローマ展 東京都美術館

    東京国立博物館の「南山城の仏像」で、平安仏の優品を鑑賞したあと、東京都美術館の「永遠の都ローマ展」へ会場は撮影禁止のため写真はネット画像を借用しましたカピトリーノの牝狼(複製)20世紀(原作は前5世紀)古代ヴィーナス像の傑作「カピトリーノのヴィーナス」奇跡の初来日…?!カピトリーノのヴィーナス2世紀『《カピトリーノのヴィーナス》は、古代ギリシア最大の彫刻家プラクシテレスの女神像(前4世紀)に基づく2世紀の作品。ヴィーナス像に典型的な恥じらいのポーズをとるこの作品は、ミロのヴィーナス(ルーヴル美術館)、メディチのヴィーナス(ウフィッツィ美術館)に並ぶ古代ヴィーナス像の傑作として知られており、カピトリーノ美術館以外では滅多に見る機会がない門外不出の作品だ。』公式サイトより岡倉天心は、ギリシャ、ローマの美術は『...永遠の都ローマ展東京都美術館

  • 南山城の仏像 東京国立博物館

    奈良国立博物館からスケールダウンして巡回してきた「京都・南山城の仏像」。奈良博のタイトルが「聖地南山城」だったことからも分かる通り、仏像の一部巡回です。しかし、小規模ながら(だから良かったかも)重要文化財の優品が見られる、価値ある感動の展覧会でした。『南山城(みなみやましろ)』とは、京都府の最南部で奈良市に隣接する地域。7世紀にこの地域にも興福寺、東大寺系の寺院が建立され、平城京から長岡京、平安京への遷都以降も新旧両都の回廊的地域であり山岳信仰の行地でもあった。中でも、浄瑠璃寺は1107年に建立された現存最古の九体阿弥陀堂であり、庭園は平安時代の浄土庭園(特別名勝)の形態を残している。南山城観光マップお気に入りの仏像(会場は一切撮影禁止のため写真は全てネット画像を借用しました)十一面観世音菩薩立像平安時代...南山城の仏像東京国立博物館

  • 大相撲 伯桜鵬と大の里

    大谷翔平選手の戦線離脱ショックでMBLへの興味が半減…しっかり休養して、手術後の復帰を心からお待ちます!!大相撲の先場所、新入幕で11勝4敗、敢闘賞、技能賞のダブル受賞した伯桜鵬(20歳)にも驚いたが、それ以上の大器か?新十両大の里(23歳)今場所、肩の負傷で休場した、伯桜鵬宮城野部屋(元横綱白鵬)入門会見の大の里2023年4月6日に母校の海洋高校で入門記者会見する、第72代横綱稀勢の里二所ノ関親方と大の里『大の里は二所ノ関部屋を選んだ理由として、部屋の所在地が茨城県阿見町であり誘惑や娯楽の無い環境で相撲に集中できることをあげている。』引用元ウェキペディアより小学1年から相撲を始める。糸魚川市立能生中学校、新潟県立海洋高等学校を経て日本体育大学に進学。2022年(大学4年次)アマチュア横綱2連覇。2023...大相撲伯桜鵬と大の里

  • やまと絵展 攻略プラン

    なにげに空前絶後の『やまと絵』展出品作品をよく事前確認して、計画をたてることが肝要ですねポイントをまとめてみましたご参考に!【展示期間:第一期10/11(水)~22(日)、第二期10/24(火)~11/5(日)、第三期11/7(火)~19(日)、第四期11/21(火)~12/3(日)】月曜休館(要サイト確認)●日本四代絵巻・源氏物語絵巻通期場面替え・信貴山緣起絵巻通期場面替え・伴大納言絵巻第一期のみ・鳥獸人物戯画甲乙丙丁各巻一期●神護寺三像第二期のみ展示・伝源頼朝像・伝平重盛像・伝藤原光能像●三大装飾経・久能寺経第三期第四期・平家納経通期・慈光寺経第三期第四期公式サイトで他の作品も確認できます観覧料:一般2,100円、大学生1,300円、高校生900円ウェブチケット:土日祝は日時予約、ペアチケット(2枚)...やまと絵展攻略プラン

  • 三大装飾経 やまと絵展

    日本美術の特徴を作品を通じて見てみようシリーズ第五弾は、やまと絵の系譜『装飾経』です平安時代の貴族はオフィシャルには密教を、日常的には法華経を信仰していた。法華経には、仏像、仏画をつくり、写経が功徳になると説かれている。法華経は女人成仏を説き、女性の信仰を集め、法華経美術に繊細優美の趣を与えた。写経を美しく飾る事はさらに功徳があるとされ、競うように華麗で優美な『装飾経』が制作された。平家納経1164年国宝平家一門がその繁栄を祈願し、厳島神社に奉納された。法華経の登場人物を女房姿であらわし、女神である厳島の神を荘厳し平清盛の海上交易の発展を祈願している。1602年、本阿弥光悦は平家納経の修理を依頼され、当時無名の俵屋宗達を採用した。この経験が『琳派』誕生の契機になった。久能寺経1141年国宝鳥羽上皇の出家の...三大装飾経やまと絵展

  • 山口晃 ジャムセッション アーティゾン美術館

    表題にあるサンサシオン(Sensation)とは、気持ち、感覚という意味のフランス語ですが、ここでは山口晃氏が「今一度日本人の『近代絵画』に対する向い方を問いたいという思い」と「普段の視覚認知機能を疑い、混乱させ、そこから引き起こされる、新たな(本来の)視覚認知機能を気づかせたいという思い」=”サンサシオン“を、近代日本の美術・文化について、山口自身が感じている感覚(違和感、掻痒感)を共有(追体験)して欲しいという“思い”ではないだろうか、と感じた。会場の入口、暗い階段を上がるあれ?なんか変だぞ部屋が化傾いている!!まっすぐに歩けない…私の視覚と三半規管は、歩くことはおろか、立っていられず、右にずれ落ちて、とんでもない『G』を感覚する…もう少しで嘔吐しそうだ最初から『視覚認知機能』にカウンターパンチをくら...山口晃ジャムセッションアーティゾン美術館

  • 神護寺三像

    日本美術の特徴を作品を通じて見てみようシリーズ第四弾は、やまと絵の系譜『肖像画』です鎌倉時代は、肖像画が隆盛した時代でした。肖像画のもとは、禅宗の頂相(ちんそう)で、祖師、高僧の肖像画の舶載の宋画があります。無準師範像中国南宋1238年東福寺蔵国宝中国の頂相、文人肖像画などを元に似絵(にせえ)が制作される似絵は白描で画かれ、平安時代の白描画の伝統をひくもの随身庭騎絵巻13世紀半ば国宝随身(ずいじん)と貴族の外出時に警護する近衛府の官人。伝藤原信実後鳥羽院天皇像13世紀半ば国宝蘭渓道隆像13世紀後半1246年に来朝した南宋の蘭渓道隆(建長寺開山)南宋での制作とされるが、日本制作かもしれないそして、神護寺三像有名な伝源頼朝像大画面です陰影、肉付のない平面的、2次元画面で背景は無いベタ塗りです顔は裏彩色で白さが...神護寺三像

  • 日本四大絵巻

    日本美術の特徴を作品を通じて見てみようシリーズ第三弾は、やまと絵の系譜『四大絵巻』です白河院、鳥羽上皇の院政時(1086〜1221)、中国の画巻(がかん)が日本化(日本の物語)された絵巻(えまき)が流行し、四大絵巻の『源氏物語絵巻』(12世紀)が完成する。源氏物語絵巻12世紀その後、後白河法皇(1127〜1192)により、四大絵巻の『伴大納言絵巻』『信貴山縁起絵巻』が制作され、『年中行事絵巻』『病草紙』『地獄草紙』『小柴垣草紙』などと共に蓮華王院(三十三間堂)に奉納される。伴大納言絵巻常盤光長12世紀後半『伴大納言絵巻』は、宮廷絵師の常盤光長(土佐派の先祖のひとり)によって描かれた、御所応天門炎上をめぐる伴善男(とものよしお)の陰謀という大事件の物語。信貴山縁起絵巻12世紀後半『信貴山縁起絵巻』は、聖徳太...日本四大絵巻

  • 鳥獣人物戯画 やまと絵展

    日本美術の特徴を作品を通じて見てみようシリーズ第ニ弾は、やまと絵の系譜嗚呼絵『鳥獣人物戯画』です鳥獣人物戯画は、甲乙丙丁の四巻からなる白描絵巻で、甲乙は平安時代の12世紀中頃、丙丁は鎌倉時代のものとされている鳥獣戯画は画僧や絵仏師の白描図像の筆法と宮廷絵師の絵巻の要素も取り入れている鳥獣人物戯画(甲巻)誰もが一度は”本“で見たことがある甲巻、擬人化された動物が遊んだり葬式までやりだす卓越した筆使いで、カエルやうさぎに命を吹き込み、動き出す驚嘆!!カエルの口から吐き出された”気”のかすれた線、秋草の繊細な線を見よ鳥獣人物戯画(乙巻)乙巻は動物(空想も含め)を動物としてそのまま描き、描写は精緻で博物誌的、動きのある甲巻との対照が面白い鳥獣人物戯画(丙巻)丙巻はカエルと猿が主人公で甲巻をオマージュした前半と人間...鳥獣人物戯画やまと絵展

  • 日本美術の特徴

    日本美術の特徴を作品を通じて見てみようシリーズ第一弾は、水墨画から派生した『禅画』です仙厓義梵○△□19世紀仙厓義梵野雪隠図19世紀賛文の「人ハこんそふな」は、「人は来ないようだ」の意細川護熙は、この絵を一番好きな仙厓にあげている仙厓義梵牛図19世紀賛文は「此牛妙妙」お腹に仙厓印、牛は禅宗では悟りの象徴それにしても妙妙です(⁠・⁠o⁠・⁠)仙厓義梵犬図19世紀「きゃふんきゃふん」とキャプションが…子犬を繋ぐ杭は、浅くすぐに引き抜ける『我々もすぐ引き抜いて自由になれる浅い杭に縛られているのでは』文殊菩薩像建武元年(1334)仙厓が描くと↓仙厓義梵文殊師利菩薩図19世紀いや〜すごいですね(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠!仙厓義梵(せんがいぎぼん)は、江戸時代後期(1750〜1837)岐阜県の農民出身で、美濃国臨済宗古月派...日本美術の特徴

  • 泉屋博古館東京とオムライス

    泉屋博古館東京『楽しい隠遁生活』鑑賞隠遁生活を楽しいと感じるのは東洋(中国)独自の思想で、道教の神仙思想の考えですね。中国化した仏教『禅』にもその影響があり、『山水画』の誕生に繫がっています。現代中国の『今だけ、金だけ、自分だけ』の拝金主義からは想像できませんが…伝周文山水図室町時代15〜16世紀周文は雪舟の師書斎で瞑想?する人物が描かれている周文の弟子の作品の可能性が高いらしい長吉観瀑図室町時代16世紀長吉は、狩野元信の高弟滝を観る二人のうち一人とこちら(鑑賞者)の目が合う室町時代とは思えない鮮やかな色彩田能村竹田梅渓閑居図文政10年(1827)南画山水はどうも苦手です…橋本雅邦許由図明治33年(1900)『許由(きょゆう)は、中国古代の三皇五帝時代の人と伝わる、伝説の隠者である。伝説によれば、許由は...泉屋博古館東京とオムライス

  • おわら風の盆

    NHKで中継した「おわら風の盆」を観ました9月1日から9月3日の3日間、富山県富山市八尾地区で行われる300年続く伝統行事”ぼんやりした“とも言えるゆったりしたリズムと抑揚で奏でられる「越中おわら節」三味線の音をたゆたうように包む胡弓のヴィブラート、男性と女性が交互に七五調の唄をのせていく力強い「男踊り」と妖艶な「女踊り」どこか、夢ごこちで、艶っぽい風情が町を包んでいる2022年の映像↓「おわら風の盆」3年ぶりに観客魅了富山の秋の風物詩「おわら風の盆」が1日夜、始まった。新型コロナウイルスの感染拡大で規模を縮小したものの、踊り子らが3年ぶりに観客を魅了した。おわら風の盆は、五穀豊穣(ほうじょう)を願って編みがさをかぶった踊り子が「越中おわら節」に合わせて三日三晩踊りや歌を繰り広げる秋祭り。300年以上の歴...おわら風の盆

  • 白・黒・モノローム 五島美術館

    展示は、展示室1ー白・黒・モノローム絵画、墨跡、近代書画、版本、拓本、考古、陶磁、文房具展示室2ー日本の陶芸(国宝紫式部日記絵巻五島本は10/7〜10/15特別展示)(会場は一切撮影禁止のため、写真はネット画像を借用しました)白・黒・モノロームから尹大納言絵巻断簡(いんだいなごんえまきだんかん)鎌倉時代14世紀『白描(はくびょう)』は墨の線と塗りだけ描かれたもの。写真ではわかりにくいですが、細い線で衣服を書いています。6人の男性と1人の女性。詞書が無いのでどのような場面かは不明。【参考】尹大納言絵巻(女巻)鎌倉時代14世紀福岡市美術館蔵『白描絵巻』は白描画と詞書を画面の中に意匠的に配置し、2次元の平面性を最大限に楽しむ日本独自の様式蘭竹図伝鉄舟徳済筆室町時代15世紀布袋図愚中周及筆見心来復賛室町時代15世...白・黒・モノローム五島美術館

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