本記事ではアガサ・クリスティーさんの小説『そして誰もいなくなった』を 紹介します。 そして誰もいなくなった あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 そして誰もいなくなった 著者：アガサ・クリスティー 訳者：青木久惠 出版社：早川書房 ページ数：400ページ 読了日：2025年5月26日 満足度：★★★★☆ アガサ・クリスティーさんの『そして誰もいなくなった』。 あらすじ ウォーグレオヴ元判事は、列車に乗ってデヴォン州スティクルヘイヴンにある 「兵隊島」へ向かっていた。 「兵隊島」は、まず大金持ちのアメリカ人が買い取り、 やがてオーエンという人物が買い取ったということだっ…

本記事では米澤穂信さんの小説『インシテミル』を紹介します。 インシテミル あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 インシテミル 著者：米澤穂信 出版社：文藝春秋社 ページ数：528ページ 読了日：2025年5月23日 満足度：★★★★☆ 米澤穂信さんの『インシテミル』。 『インシテミル 七日間のデス・ゲーム』というタイトルで映画化されている。 あらすじ 「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで、時給十一万二千円。 期間は七日間で、二十四時間ずっとモニタリングされているということ。 破格の仕事に応募した年齢も性別も様々な十二人の男女。 しかしその実験内容は、 より多くの報酬…

本記事では東野圭吾さんの小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』を 紹介します。 『ブラック・ショーマン』シリーズの第一弾です。 ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 著者：東野圭吾 出版社：光文社 ページ数：528ページ 読了日：2025年5月20日 満足度：★☆☆☆☆ 東野圭吾さんの『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』。 『ブラック・ショーマン』シリーズの第一作。 あらすじ 結婚式を控えた神尾真世の元に父の英一が亡くなったという警察からの連絡が届いた。 英一は自宅の裏庭で亡…

本記事では宮部みゆきさんの小説『魔術はささやく』を紹介します。 魔術はささやく あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 魔術はささやく 著者：宮部みゆき 出版社：新潮社 ページ数：476ページ 読了日：2025年5月17日 満足度：★★★☆☆ 宮部みゆきさんの『魔術はささやく』。 「このミステリーがすごい！1991年版」9位。 日本推理サスペンス大賞受賞作。 あらすじ 高校生の日下守の父親は市役所で働く公務員だったが、 公金横領事件を起こして失踪していて、 母親も去年の暮れに三十八歳の若さで亡くなっていた。 そのために伯母の浅野より子のもとに引き取られて、東京の下町に住…

本記事では辻村深月さんの小説『スロウハイツの神様』を紹介します。 スロウハイツの神様 あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 スロウハイツの神様 著者：辻村深月 出版社：講談社 ページ数：上巻：368ページ 下巻：488ページ 読了日：上巻：2025年5月11日 下巻：2025年5月14日 満足度：★★★☆☆ 辻村深月さんの『スロウハイツの神様』。 また漫画化もされている。 あらすじ 中高生たちに人気の作家チヨダ・コーキの小説のせいで人が死んだ。 チヨダ・コーキのファンによる、小説を模倣した大量殺人。 この事件を境にして筆を折ったチヨダ・コーキだったが、 ある新聞記事を…

本記事では伊坂幸太郎さんの小説『夜の国のクーパー』を紹介します。 夜の国のクーパー あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 夜の国のクーパー 著者：伊坂幸太郎 出版社：東京創元社 ページ数：544ページ 読了日：2025年5月8日 満足度：★★★☆☆ 伊坂幸太郎さんの『夜の国のクーパー』。 伊坂幸太郎さんにとっては十冊目の書き下ろし長編小説。 あらすじ 仙台の港から小舟に乗り、釣りに出かけた「私」は、 雲行きが怪しくなり、波が荒くなったと思った時には船がひっくり返り、 意識を失ってしまった。 やがて目が覚めたら、見覚えのない土地の草叢で、蔓で縛られ、 身動きがとれなくな…

本記事では越谷オサムさんの小説『ボーナス・トラック』を紹介します。 ボーナス・トラック あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 ボーナス・トラック 著者：越谷オサム 出版社：東京創元社 ページ数：369ページ 読了日：2025年5月5日 満足度：★★★☆☆ 越谷オサムさんの『ボーナス・トラック』。 越谷オサムさんのデビュー作にあたる長編で、 第十六回日本ファンタジーノベル大賞において優秀賞受賞の作品。 あらすじ 某大手ハンバーガーチェーンに勤める草野哲也は、 深夜の仕事からの帰り道、轢き逃げ事故を目撃することになった。 事故の被害者の青年に対して心臓マッサージと人工呼吸…

本記事ではホリー・ジャクソンさんの小説『卒業生には向かない真実』を紹介します。 『自由研究には向かない殺人』シリーズの第三弾です。 卒業生には向かない真実 あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 卒業生には向かない真実 著者：ホリー・ジャクソン 訳者：服部京子 出版社：東京創元社 ページ数：688ページ 読了日：2025年5月2日 満足度：★★★☆☆ ホリー・ジャクソンさんの『卒業生には向かない真実』。 『自由研究には向かない殺人』シリーズの第三作。 あらすじ リトル・キルトン・グラマースクールを卒業して、 ケンブリッジ大学へ入学直前のピップだったが、身辺では不審な出来…

本記事では東野圭吾さんの小説『手紙』を紹介します。 手紙 あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 手紙 著者：東野圭吾 出版社：文藝春秋社 ページ数：432ページ 読了日：2025年4月29日 満足度：★★★★☆ 東野圭吾さんの『手紙』。 山田孝之さん主演で映画化されている。 また亀梨和也さん主演でドラマ化もされている。 あらすじ 両親を亡くして弟と二人暮らしの武島剛志は、 膝と腰を痛めてしまい、ついには仕事をクビになってしまった。 そんなある日、剛志は弟の大学進学の学費欲しさに空き巣に入るが、 意図せず殺人を起こしてしまい、 強盗殺人の罪で刑務所に十五年間服役すること…

本記事ではホリー・ジャクソンさんの小説『優等生は探偵に向かない』を紹介します。 『自由研究には向かない殺人』シリーズの第二弾です。 優等生は探偵に向かない あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 優等生は探偵に向かない 著者：ホリー・ジャクソン 訳者：服部京子 出版社：東京創元社 ページ数：560ページ 読了日：2025年4月26日 満足度：★★★★☆ ホリー・ジャクソンさんの『優等生は探偵に向かない』。 『自由研究には向かない殺人』シリーズの第二作。 『このミステリーがすごい！2023年版』海外編の5位。 あらすじ リトル・キルトン・グラマースクールに通うピップは、 …

本記事では結城真一郎さんの小説『やらなくてもいい宿題』を紹介します。 やらなくてもいい宿題 あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 やらなくてもいい宿題 著者：結城真一郎 出版社：主婦の友社 ページ数：176ページ 読了日：2025年4月23日 満足度：★★★☆☆ 結城真一郎さんの『やらなくてもいい宿題』。 あらすじ 5年1組の東雲数人のクラスに女の子・ナイトウカンナが転校してきた。 ナイトウカンナは不思議な子で、 いつもニコニコ楽しそうにみんなの話を聞いているのだけど、 自分のことは「内緒」とはぐらかしてばかりいるのだった。 そんなナイトウカンナのことが気になる東雲数人が…

本記事では綾辻行人さんの小説『奇面館の殺人』を紹介します。 『館シリーズ』の第九弾です。 奇面館の殺人 あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 奇面館の殺人 著者：綾辻行人 出版社：講談社 ページ数：上巻：372ページ 下巻：420ページ 読了日：上巻：2025年4月18日 下巻：2025年4月21日 満足度：★★★☆☆ 綾辻行人さんの『奇面館の殺人』。 『館シリーズ』の第九作目になる。 あらすじ 一九九三年三月末、推理作家の鹿谷門実は、小説家の日向京助から、 四月三日と四日に資産家・影山逸史の別荘で開かれる会合に 身代わりとして出席してほしいと依頼される。 会合が開かれる…

本記事では司馬遼太郎さんの小説『燃えよ剣』を紹介します。 燃えよ剣 あらすじ 主な登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレなしの感想 燃えよ剣 著者：司馬遼太郎 出版社：新潮社 ページ数：上巻：592ページ 下巻：560ページ 読了日：上巻：2025年4月12日 下巻：2025年4月15日 満足度：★★★★☆ 司馬遼太郎さんの『燃えよ剣』。 岡田准一さん主演で映画化されている。 またそれ以外にも映画化やドラマ化がされている。 あらすじ 武州石田村の百姓の子・土方歳三は、喧嘩と女遊びに明け暮れる日々を送り、 バラガキ（乱暴者）と 呼ばれていた。 京都では攘夷党の志士たちの横行、暴虐に幕府は手を焼い…

本記事では宮部みゆきさんの小説『理由』を紹介します。 理由 あらすじ ネタバレなしの感想 主な登場人物（ネタバレ要素あり） ネタバレありの感想 理由 著者：宮部みゆき 出版社：新潮社 ページ数：800ページ 読了日：2025年4月9日 満足度：★★★★☆ 宮部みゆきさんの『理由』。 第120回直木賞受賞作品。 またWOWOWのドラマWで映像化されている。 あらすじ 東京荒川区の超高層マンション『ヴァンダール北千住ニューシティ』の ウエストタワーの二〇二五号室で四人の死体が発見された。 室内には中年の男女と老女の惨殺死体、 そしてベランダから転落死した若い男性の死体。 当初、四人は二〇二五号室に…

本記事ではホリー・ジャクソンさんの小説『自由研究には向かない殺人』を 紹介します。 自由研究には向かない殺人 あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 自由研究には向かない殺人 著者：ホリー・ジャクソン 訳者：服部京子 出版社：東京創元社 ページ数：581ページ 読了日：2025年4月5日 満足度：★★★★☆ ホリー・ジャクソンさんの『自由研究には向かない殺人』。 『このミステリーがすごい！2022年版』海外編の2位。 「週刊文春」2021ミステリーベスト10 海外部門の2位。 『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇の2位。 あらすじ リトル・キルトン・グラマースクールに…

本記事では高見広春さんの小説『バトル・ロワイアル』を紹介します。 バトル・ロワイアル あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 バトル・ロワイアル 著者：高見広春 出版社：太田出版 ページ数：666ページ 読了日：2025年4月1日 満足度：★★★★☆ 高見広春さんの『バトル・ロワイアル』。 藤原竜也さん主演で映画化されている。 また漫画化もされている。 あらすじ 東洋の全体主義国家・大東亜共和国では、 毎年全国の中学3年生のクラスから50クラスを無作為に選び出し、 殺人ゲーム「プログラム」を実施していた。 ゲームはクラスごとに実施し、生徒たちは与えられた武器でお互いに殺し合…

本記事では伊坂幸太郎さんの小説『バイバイ、ブラックバード』を紹介します。 バイバイ、ブラックバード あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 バイバイ、ブラックバード 著者：伊坂幸太郎 出版社：双葉社 ページ数：368ページ 読了日：2025年3月28日 伊坂幸太郎さんの『バイバイ、ブラックバード』。 六編収録の連作短編集になっている。 文庫版には伊坂幸太郎ロングインタビューが特別収録されている。 あらすじ 星野一彦は「あのバス」で連れていかれることが決まっており、 身長が百九十センチ、体重は二百キロの女性・繭美に監視されていた。 そして「あのバス」に乗るまでにまだ二週間ある…

本記事では青崎有吾さんの小説『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』を紹介します。 裏染天馬シリーズの三作目です。 風ヶ丘五十円玉祭りの謎 主な登場人物 もう一色選べる丼 あらすじ ネタバレありの感想 風ヶ丘五十円玉祭りの謎 あらすじ ネタバレありの感想 針宮理恵子のサードインパクト あらすじ ネタバレありの感想 天使たちの残暑見舞い あらすじ ネタバレありの感想 その花瓶にご注意を あらすじ ネタバレありの感想 総評 風ヶ丘五十円玉祭りの謎 著者：青崎有吾 出版社：東京創元社 ページ数：290ページ 読了日：2025年3月25日 満足度：★★★☆☆ 青崎有吾さんの『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』。 裏染天馬シリ…

本記事では東野圭吾さんの小説『学生街の殺人』を紹介します。 学生街の殺人 あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 学生街の殺人 著者：東野圭吾 出版社：講談社 ページ数：482ページ 読了日：2025年3月22日 満足度：★★★☆☆ あらすじ 大学の正門の位置が変わったためにさびれてしまった旧学生街。 津村光平は大学を卒業後も自分の進む道が見つからないため、 旧学生街のビリヤード場でアルバイトをしていた。 光平の同僚の松木元晴が何者かに殺されてしまう。 松木は「俺はこの街が嫌いなんだと」と数日前に不思議なメッセージを残していた。 松木は自分のことは何ひとつ話さず、松木の素性…

本記事では東川篤哉さんの小説『新 謎解きはディナーのあとで2』を紹介します。 「新 謎解きはディナーのあとで」シリーズの二作目。 新 謎解きはディナーのあとで2 登場人物 第一話 笠原邸の殺人 あらすじ ネタバレありの感想 第二話 灰色の血文字 あらすじ ネタバレありの感想 第三話 浜辺のパラソルの問題 あらすじ ネタバレありの感想 第四話 服を脱がされた男 あらすじ ネタバレありの感想 第五話 四回殺された女 あらすじ ネタバレありの感想 総評 新 謎解きはディナーのあとで2 著者：東川篤哉 出版社：小学館 ページ数：272ページ 読了日：2025年3月19日 満足度：★★★☆☆ 東川篤哉さ…