chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 目には目を歯には歯をってなんか嫌だな

    「ジャッジメント」小林由香目には目を歯には歯を、とはよく聞く言葉ですね。その考え方は「やられたらやり返す、倍返しだ!」とは対極をなすものです。目をくり抜かれたのなら、そいつの目をくり抜きましょう。歯を取られたのなら、そいつの歯を取ってやりましょう。とい

  • 小説に学ぶ恋愛テクニック(男性向け)

    本が友だちで知られる僕でも女友だちはいます。心優しき彼女たちはごはん代の代わりとばかりに恋愛について語ってくれます。ちなみに財布はいつも家に忘れてしまうみたいです。ドジっ子ですね^_^彼女たちはどんな男に惹かれるか教えてくれます。もしかしたら小説の登場人

  • 今日は猫の話をします。もちろん本の話もしてます。

    「猫は聖夜に推理する」柴田よしき副題 「猫探偵正太郎の冒険②」 今日は猫にまつわる切ない話を2つします。僕の実家では2匹の猫を飼っていました。「くま」と「トラ」という名前です。猫なのに犬猿の仲のメス猫です。彼女たちは十数年に渡り、生活を共にし、癒しを与

  • 女同士に友情はあるのか?

    「誰にも言えない」丸木文華本書は表紙から見ていただきました。かわいい女の子が4人で寝そべっていますね。この物語ではこの4人がコテージに泊まり、1人ずつ秘密の話をしていきます。とても和気あいあいとしてて、秘密の恋なんかの話でもするのかなぁ、これで女心を研究

  • 一番好きなドラマと小説について書きます。

    「雨と夢のあとに」柳美里早速ですが一番好きなドラマのタイトルと小説のタイトルは一緒で「雨と夢のあとに」です。著者は柳美里さんです。2005年に発行されて同年にテレビ朝日でドラマ化、奥田美和子さんが同じタイトルで主題歌を出しています。この曲もとてもいいです。

  • 今回は怖い話をします。

    どんな仕事だよってツッコミが入るかもしれませんが、僕はときどき子どもに怖い話をしていました。そのときはこの話をします。 これは僕の父が50年くらい前に小学校で経験した話なんだけどさ。当時は今みたいに学年にひとクラスしかないよって学校はなくて、父さんは一

  • 「殺戮にいたる病」我孫子武丸

    いつかは書かなきゃなと思っていたら憂鬱な気分になりました。ミステリー好きならば、最高と評するかそれとも特長を認めつつも誉めることはできない作品となることでしょう。本書は「十角館の殺人」と同じくらいの衝撃を放ち、後世まで残るであろう小説です。ですが、正直

  • 「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎

    伊坂幸太郎さんは強盗好きで有名です。思えばデビュー作の主人公も強盗でした。「チルドレン」というコメディ色の強い作品でも強盗とそれに乗じた盗みが出てきます。そして特殊能力好きでも知られています。「砂漠」ではテレキネシスの少女、「魔王」の主人公は腹話術を使

  • 心霊現象とは何か?この本に答えはなかったけど誠実に向き合っていました

    「背の眼」道尾秀介 訳のわからないタイトルですみません。本書は第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した本書は道尾秀介さんのデビュー作です。そして「背の眼」は僕の心霊観の基礎を作ってくれました。

  • 昔話の裁判員裁判に参加してみました①

    「昔話法廷」 NHK Eテレ「昔話法廷」制作班 編今井雅子 原作  イマセン 法律監修 タイトルをユーチューブっぽくしてみました。本書は裁判員裁判を昔話に当てはめて行ったものではなく、昔話の世界には裁判があってそこで行われた裁判記録です。1時間かからずに読み終わる

  • 「天久鷹央の推理カルテ」知念実希人

    これぞ小説がヒットする黄金パターン!と煽り文から始めましたが、黄金パターンとは思ってもらえないとしても僕が大好きなパターンの一つです。それはかわいくて天真爛漫、もしくは聡明な女性とその子に振り回される男の組み合わせです。この組み合わせがあると大体面白いで

  • ピアノを使った名著、たくさん 「メディア・スターは最後に笑う」水原秀策

    ピアノを使った名作は多いですよね。「蜜蜂と遠雷」「羊と鋼の森」「さよならドビュッシー」、個人的におすすめなのは「四日間の奇蹟」ですね。「四日間の奇蹟」は終始穏やかで優しい曲がかかっているかのようでした。 今回紹介したいのは「メディア・スターは最後に笑

  • うん。太った!「月曜断食」関口賢

    「月曜断食」関口賢 タイトルは太ってる!でもよかったのですが太った!が近いのでしょう。これを書いている日、僕の体重は63㎏までいきました。身長は163㎝、BMIは23.7、体脂肪率は22%でした。ちなみに体脂肪率計は10年ほど前に買ったやつなので正確性を疑っています

  • 「噂」荻原浩

    人が他人について話すのが噂ですが、その内容には少しばかりの興味を抱いてしまいます。あと気になるのはなぜ、この人(他人の噂話をしてる人)は噂話を僕に聞かせるのか。色んな仮説を立て考えますが、他人のことを悪く言う人はきっと僕のことも悪く言ってるんだろうなと

  • 「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」浜口倫太郎

    本書は読みやすさでいったらトップクラスかもしれません。読者の煽り方がものすごい上手いのです。映画の公開よりちょっと前に発売された本書では帯や表紙により、殺人犯役を藤原竜也さんが演じることを知っています。イケメンが殺人犯で刑事を挑発しまくる映画、裏に何か

  • 言葉の受け止め方について(カエルの楽園を考えた)

    言葉の受け止め方について(カエルの楽園を考えた)「カエルの楽園」 百田尚樹 本書はカエルたちの人生を描いた優れた寓話だったのですが、モヤモヤポイントがたくさんありました。結論を先に書くと寓話はそれだけで完成されていて面白いのがベストです。「はだかのおう

  • 14歳が書いた傑作「さよなら、田中さん」鈴木るりか

    「さよなら、田中さん」鈴木るりかまずは僕の自慢話です。僕の書店員時代は読書好きが皆に知られていて、文芸書担当の方から見本を渡してもらうことがありました。それは発売前に読んで、気に入ればおすすめ文やPOPを書き、気に入らなければ担当者に愚痴を聞いてもらう仕事

  • 二歩前を歩く者の正体とは

    「二歩前を歩く」 石持浅海 これは僕のベストミステリーとして紹介します。僕は短編が好きなのと動機の解明にばかり頭を使っています。そのどちらも本書は十二分に満たしてくれるものでした。六つの話から成る本書は、どれも不思議なことが起こります。

  • パニック映画ベスト3とゾンビ小説の話少し

    「不死症 アンデット」周木律 「不死症」は不老不死人間の行く末の話です。ざっとまとめるとゾンビものですね。今回はたくさんの死者が出てしまう=パニックものとして、お話させていただきます。もちろん本の話もしますが、まずは僕が好きなパニック映画ベスト3を紹

  • 女子の飲み会ってこんな感じなのかなぁ?

    「野良女」 宮木あや子 宮木あや子さんは「校閲ガール」で有名ですね。僕はドラマの第1回を観たのですが、途中で観れなくなってしまいました。よく発動してしまうリアリティセンサーのせいではなく、与えられた仕事に文句を言い、上司にも楯突く石原さとみさんを観たく

  • 女性向けエッセイ 5選

    今回は女性向けの本を5冊集めました。この記事で僕と初めましての方がいたらドン引きな内容かもしれませんが、僕は恋愛小説やスピリチュアル本も好きなのです。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、読書好きのノブ※応援クリックは必ず返します。さんをフォローしませんか?

ハンドル名
読書好きのノブ※応援クリックは必ず返します。さん
ブログタイトル
読書好きのノブ
フォロー
読書好きのノブ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用