このss-blogが2025年3月31日にサービスを終了するので、下記サイトに移行しました。 https://myreviews.seesaa.net/
鈴木亮平主演のドラマ、下剋上球児を見た。 ノンフィクション書籍『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)という実話を元にしたオリジナルドラマ。最初は野球部員一人から始まる。野球の大好きな山住先生(黒木華)が、元球児の南雲先生(鈴木亮平)と一緒に野球部を盛り立てる、というストーリー。 このドラマ最大の見せ場は、南雲先生が実は教員免許を持っていなかった、という場面。高校卒業後、就職してスポーツトレーナーとして働くも、教員になる夢を捨てきれず、36歳で大学に入りなおした南雲先生。でも最後の最後で必要な単位を取り忘れたため卒業できず。しかしちょうど結婚もして、子供も生まれ、教員採用試験も受かっていたため、教員免許を偽造して高校で働くこととなった。 ネットでは「教員免許偽造なんてサイコパスすぎる」「南雲先生、どうなっちゃうの?」と盛り上がっていたが、..
「ブログリーダー」を活用して、milpitasさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
このss-blogが2025年3月31日にサービスを終了するので、下記サイトに移行しました。 https://myreviews.seesaa.net/
窪田正孝主演のNHKドラマ「宙わたる教室」を見た。 最近、NHKドラマにハマっているような気がする。「3000万」「団地のふたり」「燕はもどってこない」などなど。この歳になると、アイドル系が出演しているドラマはちょっと難しいし、恋愛系ともなると更に興味がない。 このドラマは伊与原新さんの青春科学小説の原作のドラマ化なのだが、この小説自体が実話を元に書かれたものとのこと。 グーグルAIによると、「研究のテーマは「重力可変装置で火星表層の水の流れを解析する」もので、大阪府立大手前高等学校定時制の課程と大阪府立春日丘高等学校定時制の課程の生徒たちが取り組んだものです。2017年の日本地球惑星科学連合大会で優秀賞を受賞しています。」と出てくる。 下記サイトもとっても参考になった。 https://miwa-mamablog.com/sorawatarukyousi..
安達祐実主演のNHKドラマ「3000万」を見た。 安達祐実演じる(祐子)は、コールセンターで働く主婦。小学4年生?5年生?の息子がいる。旦那を演じるのは青木崇高(義光)。以前はミュージシャンでバンドをやっていたが、メンバーの死や薬物事件で解散し、今は警備員のバイトをしている。 今回は人気のあったドラマだからか、きちんとまとめられたネタバレがあった。 https://lee578.hatenablog.com/entry/2024/10/12/223551 ヤフーニュースや色々なところで記事になっているが、一番共感を得られているのは、主人公の家庭がどこにでもいる普通の家庭で、どの家庭でも直面している経済的な問題を抱えているところじゃないか、と思う。 そんな普通の家庭で、もし今回のような事故があって、たまたま3000万が手元にあったら、思わず手にしたくなっ..
小泉今日子と小林聡美の主演のドラマ「団地のふたり」を見た。 藤野千夜による小説のドラマ化。55歳の太田野枝(ノエチ)と桜井奈津子(なっちゃん)の二人の団地での生活を描いた物語。ノエチは大学の文学部の非常勤講師として片道2時間かかる大学へ通勤している。バツイチで、離婚してからは団地で両親と同居している。なっちゃんは売れないイラストレーター。母親が親戚の看病のため、静岡に移り住んでからは、団地で一人暮らしをしている。なっちゃんも結婚を考えた人がいたが、結局は独身のまま。 下記のニュースでドラマについての解説がされている。 https://fujinkoron.jp/articles/-/14478 このドラマでは、何か特別な大きな事件が起きることはない。どこにでもあるような日常が淡々と描かれている。上記の解説でもあるように、誰でも経験するような身近な出来事が描かれて..
垣谷美雨 著、「ニュータウンは黄昏れて 」を読んだ。 前回の「うちの子が結婚しないので」に続く垣谷作品の3作目。(「リセット」「うちの子が結婚しないので」) 主人公は、50代半ばのパート主婦の織部頼子と、その娘の琴里。 織部家は駅からバスで5分の郊外のニュータウンの分譲団地に住んでる。バブル期に購入した4LDKは5000万円以上したが、バブル崩壊後にどんどんと値段が下がり、今では1500万円でも売れるかどうか微妙な状況。頼子は毎日、駅前のデパ地下のケーキ屋でケーキ作りのパートをしながら、節約を重ねてローン返済に頑張っている。 娘の琴里は27歳。美術大学を卒業して今はフリーターをしている。在学中に決まった内定は、企業の倒産であっけなく無くなり、就職活動をするも何年も正社員になることはできていない。 琴里には二人の幼馴染がいた。二人とも中学までは同じ団地に..
垣谷美雨 著、「うちの子が結婚しないので 」を読んだ。 以前見た映画「老後の資金がありません」を見て、なかなか好印象で、その話を奥さんにしたら、原作を垣谷美雨さんが書いていて、他にも彼女の作品を持っている、というので読んでみることにした。 メイントピックは「親婚活」。子供の写真や経歴を記載した身上書を親たちが持ち寄り、子供に代わってお見合いをする、というもの。 主人公は50代半ばの福田千賀子。大学時代の同級生の旦那と、29歳になる娘の友美と3人で暮らしている。千恵子は派遣でプログラミングの仕事をしていて共稼ぎ世帯。夫婦で娘の将来を考えたときに、やはり娘には結婚をしてほしい、と思い、親婚活を始めた。 最初の親婚活では、40代や50代の息子を持つ親が多く、また医者の息子だったりして家庭の経済的な格差を見せつけられたりした。親の面倒を見てほしい、という男性がいたり..
向井理がSeason1の主演を務めたドラマのSeason2を見た。主演は市原隼人。 Season1の最終回では、伝説の詐欺師「ヤマガミさま」が逮捕されたが、移送途中で事故にあってしまう。ヤマガミさまの上の組織が抹殺した。多家良啓介(向井)は生き延びてそのまま逃走。その後、その組織を探し出そうとするが、銃で撃たれてしまう。多家良を撃ったのが多胡(市原)だった。 しかし多胡は実は潜入捜査官で、実際の名前は渡辺という。渡辺は中学生の時に、父親が詐欺にあい、借金を背負ってしまい、保険金をかけて自動車事故で亡くなってしまった。さらにその自動車事故で銀行の支店長を亡くしてしまい、父親は人殺しとまで言われてしまう。 その父親に詐欺をしたのが、海東(陣内孝則)が率いる「ドミナートル」という集団。多胡はうまくドミナートルに潜入し、海東の信用を得ることができた。海東は、とある地方都市..
二宮和也主演のブラック・ペアン2を見た。 小田和正さんが主題歌を歌っている、ということで見ることにしたが、実はブラック・ペアンのシーズン1も主題歌を担当していたみたいで、全く気が付かなかった。 ドラマ自体は海堂尊の小説が原作となっている、とのこと。いくつかの作品を組み合わせて、シーズン1、シーズン2としているらしい。 シーズン1では、天才的な技量の心臓外科医、渡海征司郎が主人公。論文を書かないため、出世せず一般医局員のまま。しかし助手として入る手術では、執刀医が失敗した手術を代わりに行って成功させている。そして大金を巻き上げて執刀医を辞めさせていた。色々あってシーズン1では大学病院を去っている。 シーズン2では、渡海に似た心臓外科医、天城雪彦が主人公。実は渡海征司郎の双子の兄。オーストラリアのゴールドコーストハートセンターの医師だったが、心臓専門の病院の創設..
小池栄子と仲野太賀のダブル主演のドラマ・新宿野戦病院を見た。 宮藤官九郎・脚本の超コメディドラマ。小池栄子演じるヨウコ・ニシ・フリーマンはアメリカで軍医をしていた。母親が岡山出身の日本人のため、片言の岡山弁を話す。仲野太賀演じる高峰亨は美容整形外科の医師だが、叔父の経営する聖まごころ病院に勤務することになる。この病院は歌舞伎町の真ん中にあり、保険を持っていない浮浪者や、違法外国人がよく運ばれてくるので、治療費を受け取ることができず、いつも赤字経営。 アメリカでは医師免許を持っているが、日本の医師免許を持っていないヨウコは最初は内緒でばりばりと外科手術をこなす。そのうち、日本の医師免許がないと違法ということがわかり、猛勉強をして日本の医師免許を取得することに。 色々な過程で、ヨウコは実は聖まごころ病院の医院長(柄本明)と母親(余貴美子)との子供で、不倫関係にあったた..
前作「店長がバカすぎて」の続編を、偶然本屋で見かけたので迷いもなく購入。 前作から4年。32歳になった谷原京子は32歳。武蔵野書店・吉祥寺本店の正社員として日々働いている。コロナになった大変な時期に頑張っていた小柳店長は、他の社員やアルバイトからの不満を受け止めきれず、結婚を理由に退職してしまう。そしてその後釜として、宮崎に左遷されていた山本猛店長が戻ってきた。 またイライラする日々が始まった。そんな中でも今まで一緒に頑張ってきた磯田真紀子さん。そして新しく入ってきた山本多佳恵さん。山本さんは小柳店長時代に一緒に面接をして採用した。今まで引き籠りだったが、大西賢也著「店長がバカすぎる」を読んで、是非、武蔵野書店・吉祥寺本店で働きたい、と志願してきた。 磯田さんには最近、マーク江本著「ステイフーリッシュ・ビッグパイン」が面白い!と紹介され、二人で何度も読みながら感想..
映画「ゴジラ-1.0」を見た。 友達のお子さんが見て泣いた、というので、とても興味があった。 物語の完璧なあらすじはこちら。 戦後まもない1945~47年が舞台だからか、全編モノクロでまずビックリ。ストーリーもシンプルでとてもわかりやすかった。このゴジラが37作目とのことだったが、前知識がなくてもこれ単体で見ても問題なく楽しめた。 神木隆之介と浜辺美波のダブル主演とのことだが、二人とも迫真の演技がゴジラの緊迫感を盛り上げてくれた。吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介という豪華キャストが出ていたのも、その迫力をより高めてくれた、と思う。 娯楽として充分楽しめた映画だった。
ディズニー映画「マイ・エレメント」を見た。 エレメントとは英語で「要素」という意味で、ここでは火、水、風、土が登場し、それぞれが干渉しあわずに、エレメントシティで生活している。 映画の詳しいあらすじやキャスト情報は下記が完璧。 https://dream.jp/entmeet/article/655355ea3864653d6d3bd33a/ ラジオで映画評論家の町山智浩さんが解説していたことを紹介。 この映画は、監督のピーター・ソーンの体験をそのままストーリーにしている、とのこと。監督の両親は韓国移民で、最初はニューヨークで雑貨店を営んでいた。その時に白人などから民族差別を受けていて、それが題材になっているんだとか。さらに監督の奥さんが白人で、そのこともストーリーに関わっているらしい。その体験がこの映画では火とか水とかに置き換えられて話が進んでいく。 ..
石橋静河主演の「燕はもどってこない」を見た。 北海道で介護の仕事をしていたリキ(石橋)は、不倫関係のある介護職の上司や、その他色々なことから逃げたくて上京。病院の受付業務をしているが、収入は少なく、日々の食事さえも切り詰めるほど貧しい生活をしていた。 そんな時、同僚から「代理母」の仕事を紹介され登録。すると元有名バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とイラストレーターの妻・悠子(内田有紀)の夫妻から代理母の依頼を受ける。 法律上の問題を解決するために、基と悠子は一度偽装離婚をし、そしてリキと偽装結婚をする。その後、人工授精をするのだが、執拗なまでの基からの行動制限に嫌気がさしたリキは、北海道に数日帰省し、不倫していた上司と一夜を過ごす。そして東京に戻ってきてからは、一度だけ体験した女性用風俗の相手の男性とも関係を持った。 そして妊娠が判明。複数の男性と関係を持っ..
君に読む物語(英題;The Notebook)を読んだ。 実は2004年公開の映画を見たことがあり。古本屋でその小説を見つけたので、もう一度おさらいするつもりで購入してみた。 あらすじはウィキペディアに出ているので、それを読むと大体のストーリーがわかるかと思う。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%AB%E8%AA%AD%E3%82%80%E7%89%A9%E8%AA%9E さて読んだ感想としてまず思うのは、とにかく長い。細かい描写が多すぎて読んでいて疲れてしまった。特に映画を先に見ているので、早く先に進みたい、という気持が抑えきれなかった。最初の4分の1ぐらいはそれでも頑張って読んだが、残りは結構飛ばして読んでしまった。 なので、ウィキペディアのあらすじが、小説とちょっと違うんじゃ..
ディズニーの映画インサイド・アウトの続編、インサイド・アウト2を見た。(邦題;インサイド・ヘッド2)。 人間の女の子、ライリーの心の中をコントロールしている感情たち。Joy(喜び)、sadness(悲しみ)、Anger(怒り)、Fear(びびり)、Disgust(むかむか)の5人はいつもライリーのために頑張っている。 前回は、ミシガンの大草原からサンフランシスコの大都会へ引っ越してきたライリーの寂しさや不安によって、Joyがコントロールタワーから記憶の倉庫へ投げ出され、冒険しながらライリーの不安を解消しようとしていく物語だった。 今回13歳になったライリー。思春期(puberty)が発動して、新たに4つの感情が登場する。Anxiety(心配)、Embarrassmen(恥ずかし)、Envy(いいなー)、Ennui(だりぃ)の4人。 中学校を卒業し、高校入学前..
中村アン主演のドラマ「約束~16年目の真実~」を見た。 ドラマの感じが、以前見た「最愛」(吉高由里子主演)に似ていたように思う。どちらも、誰が犯人で、どういう風に事件が解決していくのか?とても興味深く、第一話から自然に入っていくことができた。 16年前の殺人で逮捕された父親の無実を証明するために刑事になった桐生葵(中村アン)。彼女は優秀な刑事だったが、その使命のために田舎町の自分の地元に帰ってくる。父親の冤罪のために、周りから白い目で見られて街を出て行った葵。それでも彼女を信じて迎えてくれた高校時代の同級生。彼らは当時の映像研究会の仲間だ。 しかしまた、16年ぶりに殺人が発生する。それも同じ手口で、死体の口にビー玉が詰められていた。実は映像研究会が文化祭でやる予定だったシナリオに同じようなストーリーがあった。それを書いたのが現在はフリーライターの不破翔(細田善彦)..
向井理主演のドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」を見た。全8話。 普段は交番勤務の警官・多家良啓介(向井)は、クリーニング屋の元詐欺師・矢柴(荒川良々)と一緒に、詐欺師が儲けたお金を詐欺で取り返し、被害者に匿名で返金していた。 多家良は元は警視庁の詐欺犯罪専門の部署にいたが、当時付き合っていた女性弁護士(松本若菜)が大御所の詐欺師(鈴木浩介)と組んでいたために情報が漏洩。責任を取って一警官に格下げとなった。 前半は大体1話完結だが、後半では松本若菜と鈴木浩介が登場。松本と鈴木は小さいころに孤児院で出会った。孤児院の職員から暴行を受けていた松本を救うために、鈴木は孤児院を火の不始末と見せかけて放火。それ以来、松本は鈴木を慕うようになり、詐欺にも加担するようになった。 さて、最後の鈴木の仕事は、ある中東の国との開発関連で詐欺をしかけてきた。詐欺専門..
お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんの著書、「天才はあきらめた」を読んだ。 ドラマ「たりないふたり」を見ていたので、内容もなんとなくわかっていたが、それはあくまでも彼の芸人になるまでの出来事だけだった。実際に色々な節目で彼が何を考えていたか、という心理状況、どのように困難を乗り越えてきたか、の心情的な部分が沢山書かれていて、とても興味深かった。 まずとにかく彼は「努力する人」だった、ということ。 自分で言うのもなんだが、僕自身も努力する人間だ、と思っている。自分には天性の才能なんてない。小学、中学、高校と中の上ぐらいの成績だったし、スポーツでも何かに秀でた才能があったわけでもない。そんな中で結果を出そうと思ったら、努力するしかない、ということを悟った。大学受験ですごく勉強して、その結果志望校に現役で合格できたので、それが大きな成功体験になった。 僕..
企画、監督、脚本を宮藤官九郎が手がけた「季節のない街」を見た。最初はディズニープラスでの配信されていたが、2024年4月にテレビ東京系で地上波放送された。主演は池松壮亮。 12年前に起きた「ナニ」のために、仮設住宅生活を強いられた住民たち。そこに田中新助(池松壮亮)がやってくる。彼もまた、ナニによって生活苦になってしまった一人。しかし、実際はある人に「仮設住宅の状況を伝えたら報酬を与える」という仕事のためにやってきた。 毎回大体一話完結で、仮設住宅で起こる様々な事件や小さな出来事を綴っていく。 実は雇用主は、この仮設住宅を解体するために動いていた開発企業の人間で、新助からの情報で仮設の住人たちの弱みを握り、退去をしやすくしようとしていた。最終的に、新助が情報を流していたことがバレ、実は他にも開発企業の人間が仮設住宅に入り込んでいたことも判明。 最後は仮設の住..
NHKのドラマ、パーセントを見た。TBSラジオ「こねくと」の月曜日のコーナーで、お笑いコンビXXCLUBの大島育宙さんが紹介してくれて、面白そうだったので。 ドラマは全4回。主人公は伊藤万理華が演じる新人テレビプロデューサー。ドラマの企画が通り、初めてのプロデュースとしてワクワクしていたが、多様性月間、ということで障害者を出演させるように、と上司から言われる。 参考のため訪問した、障害者の劇団で和合由依演じる高校生の劇団員に一目ぼれ。ドラマの主人公として抜擢することに。 しかし、周りのチーフプロデューサーや、新しい編成部長からのコメントや注文に翻弄。思うようなドラマにならなくなっていった。「障害者を使うと、撮影が遅くなる。」「障害者を下に見ていないか?」「手話が特別なものとして扱われていないか?」などなど様々な意見が交叉する。 同棲していた恋人で、売れない脚..
君に読む物語(英題;The Notebook)を読んだ。 実は2004年公開の映画を見たことがあり。古本屋でその小説を見つけたので、もう一度おさらいするつもりで購入してみた。 あらすじはウィキペディアに出ているので、それを読むと大体のストーリーがわかるかと思う。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%AB%E8%AA%AD%E3%82%80%E7%89%A9%E8%AA%9E さて読んだ感想としてまず思うのは、とにかく長い。細かい描写が多すぎて読んでいて疲れてしまった。特に映画を先に見ているので、早く先に進みたい、という気持が抑えきれなかった。最初の4分の1ぐらいはそれでも頑張って読んだが、残りは結構飛ばして読んでしまった。 なので、ウィキペディアのあらすじが、小説とちょっと違うんじゃ..
ディズニーの映画インサイド・アウトの続編、インサイド・アウト2を見た。(邦題;インサイド・ヘッド2)。 人間の女の子、ライリーの心の中をコントロールしている感情たち。Joy(喜び)、sadness(悲しみ)、Anger(怒り)、Fear(びびり)、Disgust(むかむか)の5人はいつもライリーのために頑張っている。 前回は、ミシガンの大草原からサンフランシスコの大都会へ引っ越してきたライリーの寂しさや不安によって、Joyがコントロールタワーから記憶の倉庫へ投げ出され、冒険しながらライリーの不安を解消しようとしていく物語だった。 今回13歳になったライリー。思春期(puberty)が発動して、新たに4つの感情が登場する。Anxiety(心配)、Embarrassmen(恥ずかし)、Envy(いいなー)、Ennui(だりぃ)の4人。 中学校を卒業し、高校入学前..
中村アン主演のドラマ「約束~16年目の真実~」を見た。 ドラマの感じが、以前見た「最愛」(吉高由里子主演)に似ていたように思う。どちらも、誰が犯人で、どういう風に事件が解決していくのか?とても興味深く、第一話から自然に入っていくことができた。 16年前の殺人で逮捕された父親の無実を証明するために刑事になった桐生葵(中村アン)。彼女は優秀な刑事だったが、その使命のために田舎町の自分の地元に帰ってくる。父親の冤罪のために、周りから白い目で見られて街を出て行った葵。それでも彼女を信じて迎えてくれた高校時代の同級生。彼らは当時の映像研究会の仲間だ。 しかしまた、16年ぶりに殺人が発生する。それも同じ手口で、死体の口にビー玉が詰められていた。実は映像研究会が文化祭でやる予定だったシナリオに同じようなストーリーがあった。それを書いたのが現在はフリーライターの不破翔(細田善彦)..
向井理主演のドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」を見た。全8話。 普段は交番勤務の警官・多家良啓介(向井)は、クリーニング屋の元詐欺師・矢柴(荒川良々)と一緒に、詐欺師が儲けたお金を詐欺で取り返し、被害者に匿名で返金していた。 多家良は元は警視庁の詐欺犯罪専門の部署にいたが、当時付き合っていた女性弁護士(松本若菜)が大御所の詐欺師(鈴木浩介)と組んでいたために情報が漏洩。責任を取って一警官に格下げとなった。 前半は大体1話完結だが、後半では松本若菜と鈴木浩介が登場。松本と鈴木は小さいころに孤児院で出会った。孤児院の職員から暴行を受けていた松本を救うために、鈴木は孤児院を火の不始末と見せかけて放火。それ以来、松本は鈴木を慕うようになり、詐欺にも加担するようになった。 さて、最後の鈴木の仕事は、ある中東の国との開発関連で詐欺をしかけてきた。詐欺専門..
お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんの著書、「天才はあきらめた」を読んだ。 ドラマ「たりないふたり」を見ていたので、内容もなんとなくわかっていたが、それはあくまでも彼の芸人になるまでの出来事だけだった。実際に色々な節目で彼が何を考えていたか、という心理状況、どのように困難を乗り越えてきたか、の心情的な部分が沢山書かれていて、とても興味深かった。 まずとにかく彼は「努力する人」だった、ということ。 自分で言うのもなんだが、僕自身も努力する人間だ、と思っている。自分には天性の才能なんてない。小学、中学、高校と中の上ぐらいの成績だったし、スポーツでも何かに秀でた才能があったわけでもない。そんな中で結果を出そうと思ったら、努力するしかない、ということを悟った。大学受験ですごく勉強して、その結果志望校に現役で合格できたので、それが大きな成功体験になった。 僕..
企画、監督、脚本を宮藤官九郎が手がけた「季節のない街」を見た。最初はディズニープラスでの配信されていたが、2024年4月にテレビ東京系で地上波放送された。主演は池松壮亮。 12年前に起きた「ナニ」のために、仮設住宅生活を強いられた住民たち。そこに田中新助(池松壮亮)がやってくる。彼もまた、ナニによって生活苦になってしまった一人。しかし、実際はある人に「仮設住宅の状況を伝えたら報酬を与える」という仕事のためにやってきた。 毎回大体一話完結で、仮設住宅で起こる様々な事件や小さな出来事を綴っていく。 実は雇用主は、この仮設住宅を解体するために動いていた開発企業の人間で、新助からの情報で仮設の住人たちの弱みを握り、退去をしやすくしようとしていた。最終的に、新助が情報を流していたことがバレ、実は他にも開発企業の人間が仮設住宅に入り込んでいたことも判明。 最後は仮設の住..
NHKのドラマ、パーセントを見た。TBSラジオ「こねくと」の月曜日のコーナーで、お笑いコンビXXCLUBの大島育宙さんが紹介してくれて、面白そうだったので。 ドラマは全4回。主人公は伊藤万理華が演じる新人テレビプロデューサー。ドラマの企画が通り、初めてのプロデュースとしてワクワクしていたが、多様性月間、ということで障害者を出演させるように、と上司から言われる。 参考のため訪問した、障害者の劇団で和合由依演じる高校生の劇団員に一目ぼれ。ドラマの主人公として抜擢することに。 しかし、周りのチーフプロデューサーや、新しい編成部長からのコメントや注文に翻弄。思うようなドラマにならなくなっていった。「障害者を使うと、撮影が遅くなる。」「障害者を下に見ていないか?」「手話が特別なものとして扱われていないか?」などなど様々な意見が交叉する。 同棲していた恋人で、売れない脚..
門脇麦主演のドラマ、厨房のアリスを見た。会社の人が「面白かった」というので、1シーズン遅れで、1週間ほどかけて駆け足で見た。 料理は化学です。という口癖の主人公は、驚くほどおいしくて優しいご飯を作る自閉症スペクトラムの料理人・ありすは自分のレストランのシェフとして働く。幼い頃から彼女を守る、元ヤンの親友(前田敦子)はそのレストランでウェイトレスをしている。そしてその父親は大学で化学の教授をしているゲイのシングルファーザー八重森心護(大森南朋)。 元ヤンの親友が妊娠して3人目が生まれる、ということで住み込みのバイトを募集したら、やってきたのが普段はネットカフェで暮らす青年・酒江倖生(永瀬廉)。最初は自閉症特有のこだわりのある行動に戸惑うも、それを受け入れていくうちにありすと仲良くなる。 そんなとき、五条製薬の五条蒔子(木村多江)がありすに会いに来る。ありすは彼女が自..
奥さんが、文庫本が出るまで待って待ってやっと手に入れた小説、ということで読んでみた。 どこかのウェブサイトに、ネタバレのあらすじがないか、と調べていたら下記を発見。 https://nonnopan.hatenablog.jp/entry/2024/02/17/172636 僕の書きたかった感想も書いてあって、あぁ、僕は自分の感想文なんて書かなくてもいいかな、と思えるぐらい同じ感想だった。 簡単なあらすじは、超人気IT企業の新卒採用。5000人の応募者の中から選抜された6人の大学生が、最後はディスカッションで一人を選考する、という状況で、その会議室から各応募者に関する告発文が発見される。封筒に入ったそれぞれの告発文を1つづつ開けていく参加者。そして犯人捜しをする参加者たち。最後はアリバイの無い波多野が嵌められた形で犯人となってしまう。 後半は、IT企業に入..
阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本のドラマ「不適切にもほどがある!」を見た。 阿部サダヲも宮藤官九郎も同学年なので、彼らの活躍を見ていると自分もとても元気が出てくる。 あらすじについては、ウィキペディアにかなり詳細が載っているので、そちらを参照。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E9%81%A9%E5%88%87%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%BB%E3%81%A9%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B! このクールでは、昭和の価値観と、令和の価値観を比較するドラマが2つあった。一つはこの「不適切~」でもう一つは原田泰造主演の「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか?」。今回、「おっさんの~」を見なかったのは、あらすじを見る限り、とっても真面目そうな題材で、主演の原田さんがとても肩..
とんねるず・木梨憲武と奈緒のダブル主演。奈緒さん主演のドラマを鑑賞するのは「ファースト・ペンギン」以来。 3か月後に結婚する娘と、3か月後に肝臓がんで余計宣告をされた父の、ハートフル・ホームドラマ。 木梨憲武さんの朝のTBSラジオなどを聞いていたので、どんな演技をするのかな?というのがまず興味があった。木梨さんの演技は、多分、40年ほど前に見た、映画「そろばんずく」以来だと思う。 第一話でいきなりお互いの状況を伝え合う二人。椎名瞳(奈緒)は東大出身の売れないお笑い芸人、それもバツイチで子持ち、というかずまるくん(濱田岳)と結婚したいと言い出す。そんな経済的にも不安定な相手との結婚に断固反対する椎名雅彦(木梨)。 お互いに「結婚までにやりたいこと」「死ぬまでにやりたいこと」を掲げて、試行錯誤しながらもやりたいことを進めていく二人。木梨さんは高校の同級生)に会っ..
反町隆史主演の「グレイトギフト」を見た。 漫画とか小説とか原作があるのかな?と思ったら、オリジナル脚本とのこと。 完全なミステリーというか、サスペンスというか・・・僕が今まであまり見てこなかった分野のドラマで、最初はどうしようかな?と実は見るのを迷っていた。 しかし反町隆史さんが、とても陰気で優柔不断な医師を演じていて、今までの反町さんのイメージが崩れたので、ちょっとどういう展開になるのか、見てみたくなった。1990年代の人気俳優は、結構出演作を選んだり、役を選んだりするんだろうな、という印象があったので(某・織〇裕〇さんはそうらしい)、このイメージと違う役をどこまでうまくできるのかな?というのも興味があった。 ある日、患者が急性心不全でなくなってしまう。首の辺りに不審な黒墨を発見した病理医の藤巻(反町)。調べた結果、心不全の原因となる球菌であることが判明。理事..
山下智久主演の「正直不動産2」を見た。去年の同時期にパート1が放送されていて、その続編。 今回は、宿敵ミネルバ不動産に新たな刺客がやってきた。神木(ディーン・フジオカ)は以前は登坂不動産に勤めていた営業のエースだったが、永瀬(山下)に一位を明け渡してから退職。他の不動産で違法な不動産販売を繰り返していたが、最終的には追放されてしまった。そこにミネルバ不動産の鵤社長(高橋克典)が呼び戻した。 ミネルバの神木に顧客を取られたり、契約を横取りされたり、色々な苦難がやってくるが、いつもの正直さでなんとか乗り切っていく永瀬。そんな永瀬の行動に少しつづ変わっていく、ミネルバの元エースで神木に1位を譲った花澤(倉科カナ)。顧客のことを考えるようになり、故に顧客をないがしろにする神木の行動に納得がいかなくなる。 そして次第に神木の過去が知られる。以前は奥さんと幼稚園児の男の子がい..
「老後の資金がありません」という映画を以前見たことがあるが、その作者の、実は第2作目の小説がこの「リセット」。 3人の47歳の女性が主人公。3人は高校時代の同級生。東京でたまたま再会し飲みに出掛けたお店で、30年前の高校時代に戻ってしまうというお話。 知子は東京の短大を卒業後、高校時代の彼氏と結婚して専業主婦に。大学生の息子、高校生の娘を育て上げるが、子育てに非協力的な夫に愛想をつかしている。 薫は大学を卒業後、ソフトウェア会社に勤務する優秀は課長。独身で周りからの偏見などに疲れ切っている。 晴美は高校時代には不良だった。行きずりの男との一夜で妊娠し中絶。高校も中退し、職を転々としながら今まで生きていた。現在は昼間はコンビニ、夜はスーパー銭湯の掃除のバイトをしている。 そんな彼女たち3人が、故郷の特産品フェアで偶然に出会い、食事に出かけたレストランで、..
NHKのドラマ「お別れホスピタル」を見た。 1シーズンの10話ぐらいのドラマだと思ったら4話で終了した。 NHKのウェブサイトには「沖田×華氏が療養病棟を舞台に描く傑作コミックをドラマ化」との紹介があった。開始前から全4話としているので、視聴率がどうのこうの、という訳ではないらしい。検索したら漫画の画像も出てきた。ドラマはとっても真面目に、深刻に物語が進んでいくが、漫画の作風を見ると、とてもほのぼのとしたイメージで、ちょっとギャップを感じた。 「お別れ」というだけあって、メインのテーマは「死」だと思う。ウェブサイトのドラマの紹介には下記のように書かれていた。 「ある街の病院にある療養病棟。そこは、余命数か月と判断される人や、病状に加え認知症などで日常生活が困難な人がたどり着く場所。その最前線に立つ看護師、辺見歩は、意思表示の難しい患者さんのわずかな変化も見逃さず..
森崎緩のお弁当シリーズの第3弾を読んだ。 ちなみに第一弾、第二弾、第三弾はそれぞれ、 「総務課の幡上君のお弁当 ひとくちもらえますか?」 「総務課の渋澤君のお弁当 ひとくち召し上がれ」 「小料理屋の幡上君のお弁当 皆さま召し上がれ」 だった。 大学の水産学部を卒業して、缶詰の食品会社に就職した草壁君。それと同時にご両親が仕事の都合で東京に引っ越しをしてしまった、留守宅を任された草壁君は緊張しながら初出社を迎える。 配属された開発課では加賀課長(女性)、中堅の小野寺さん(男性)、入社3年目の先輩・中濱さん(女性)に続いて4人目の社員となった。会社のある場所が、夏の観光シーズンになるとレストランもコンビニも混んでいてお昼ご飯にありつけない場所にあるため、開発課の皆からお弁当持参を推奨される。 中濱さんに「イチイさんのレシピサイト」を教えてもらってお弁当作..