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2022/12/14

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  • (ドラマ)宙わたる教室

    窪田正孝主演のNHKドラマ「宙わたる教室」を見た。 最近、NHKドラマにハマっているような気がする。「3000万」「団地のふたり」「燕はもどってこない」などなど。この歳になると、アイドル系が出演しているドラマはちょっと難しいし、恋愛系ともなると更に興味がない。 このドラマは伊与原新さんの青春科学小説の原作のドラマ化なのだが、この小説自体が実話を元に書かれたものとのこと。 グーグルAIによると、「研究のテーマは「重力可変装置で火星表層の水の流れを解析する」もので、大阪府立大手前高等学校定時制の課程と大阪府立春日丘高等学校定時制の課程の生徒たちが取り組んだものです。2017年の日本地球惑星科学連合大会で優秀賞を受賞しています。」と出てくる。 下記サイトもとっても参考になった。 https://miwa-mamablog.com/sorawatarukyousi..

  • (ドラマ)3000万

    安達祐実主演のNHKドラマ「3000万」を見た。 安達祐実演じる(祐子)は、コールセンターで働く主婦。小学4年生?5年生?の息子がいる。旦那を演じるのは青木崇高(義光)。以前はミュージシャンでバンドをやっていたが、メンバーの死や薬物事件で解散し、今は警備員のバイトをしている。 今回は人気のあったドラマだからか、きちんとまとめられたネタバレがあった。 https://lee578.hatenablog.com/entry/2024/10/12/223551 ヤフーニュースや色々なところで記事になっているが、一番共感を得られているのは、主人公の家庭がどこにでもいる普通の家庭で、どの家庭でも直面している経済的な問題を抱えているところじゃないか、と思う。 そんな普通の家庭で、もし今回のような事故があって、たまたま3000万が手元にあったら、思わず手にしたくなっ..

  • (ドラマ)団地のふたり

    小泉今日子と小林聡美の主演のドラマ「団地のふたり」を見た。 藤野千夜による小説のドラマ化。55歳の太田野枝(ノエチ)と桜井奈津子(なっちゃん)の二人の団地での生活を描いた物語。ノエチは大学の文学部の非常勤講師として片道2時間かかる大学へ通勤している。バツイチで、離婚してからは団地で両親と同居している。なっちゃんは売れないイラストレーター。母親が親戚の看病のため、静岡に移り住んでからは、団地で一人暮らしをしている。なっちゃんも結婚を考えた人がいたが、結局は独身のまま。 下記のニュースでドラマについての解説がされている。 https://fujinkoron.jp/articles/-/14478 このドラマでは、何か特別な大きな事件が起きることはない。どこにでもあるような日常が淡々と描かれている。上記の解説でもあるように、誰でも経験するような身近な出来事が描かれて..

  • 「ニュータウンは黄昏れて」垣谷美雨

    垣谷美雨 著、「ニュータウンは黄昏れて 」を読んだ。 前回の「うちの子が結婚しないので」に続く垣谷作品の3作目。(「リセット」「うちの子が結婚しないので」) 主人公は、50代半ばのパート主婦の織部頼子と、その娘の琴里。 織部家は駅からバスで5分の郊外のニュータウンの分譲団地に住んでる。バブル期に購入した4LDKは5000万円以上したが、バブル崩壊後にどんどんと値段が下がり、今では1500万円でも売れるかどうか微妙な状況。頼子は毎日、駅前のデパ地下のケーキ屋でケーキ作りのパートをしながら、節約を重ねてローン返済に頑張っている。 娘の琴里は27歳。美術大学を卒業して今はフリーターをしている。在学中に決まった内定は、企業の倒産であっけなく無くなり、就職活動をするも何年も正社員になることはできていない。 琴里には二人の幼馴染がいた。二人とも中学までは同じ団地に..

  • 「うちの子が結婚しないので 」垣谷美雨

    垣谷美雨 著、「うちの子が結婚しないので 」を読んだ。 以前見た映画「老後の資金がありません」を見て、なかなか好印象で、その話を奥さんにしたら、原作を垣谷美雨さんが書いていて、他にも彼女の作品を持っている、というので読んでみることにした。 メイントピックは「親婚活」。子供の写真や経歴を記載した身上書を親たちが持ち寄り、子供に代わってお見合いをする、というもの。 主人公は50代半ばの福田千賀子。大学時代の同級生の旦那と、29歳になる娘の友美と3人で暮らしている。千恵子は派遣でプログラミングの仕事をしていて共稼ぎ世帯。夫婦で娘の将来を考えたときに、やはり娘には結婚をしてほしい、と思い、親婚活を始めた。 最初の親婚活では、40代や50代の息子を持つ親が多く、また医者の息子だったりして家庭の経済的な格差を見せつけられたりした。親の面倒を見てほしい、という男性がいたり..

  • (ドラマ)ダブルチート 偽りの警官 Season2

    向井理がSeason1の主演を務めたドラマのSeason2を見た。主演は市原隼人。 Season1の最終回では、伝説の詐欺師「ヤマガミさま」が逮捕されたが、移送途中で事故にあってしまう。ヤマガミさまの上の組織が抹殺した。多家良啓介(向井)は生き延びてそのまま逃走。その後、その組織を探し出そうとするが、銃で撃たれてしまう。多家良を撃ったのが多胡(市原)だった。 しかし多胡は実は潜入捜査官で、実際の名前は渡辺という。渡辺は中学生の時に、父親が詐欺にあい、借金を背負ってしまい、保険金をかけて自動車事故で亡くなってしまった。さらにその自動車事故で銀行の支店長を亡くしてしまい、父親は人殺しとまで言われてしまう。 その父親に詐欺をしたのが、海東(陣内孝則)が率いる「ドミナートル」という集団。多胡はうまくドミナートルに潜入し、海東の信用を得ることができた。海東は、とある地方都市..

  • (ドラマ)ブラック・ペアン2

    二宮和也主演のブラック・ペアン2を見た。 小田和正さんが主題歌を歌っている、ということで見ることにしたが、実はブラック・ペアンのシーズン1も主題歌を担当していたみたいで、全く気が付かなかった。 ドラマ自体は海堂尊の小説が原作となっている、とのこと。いくつかの作品を組み合わせて、シーズン1、シーズン2としているらしい。 シーズン1では、天才的な技量の心臓外科医、渡海征司郎が主人公。論文を書かないため、出世せず一般医局員のまま。しかし助手として入る手術では、執刀医が失敗した手術を代わりに行って成功させている。そして大金を巻き上げて執刀医を辞めさせていた。色々あってシーズン1では大学病院を去っている。 シーズン2では、渡海に似た心臓外科医、天城雪彦が主人公。実は渡海征司郎の双子の兄。オーストラリアのゴールドコーストハートセンターの医師だったが、心臓専門の病院の創設..

  • (ドラマ)新宿野戦病院

    小池栄子と仲野太賀のダブル主演のドラマ・新宿野戦病院を見た。 宮藤官九郎・脚本の超コメディドラマ。小池栄子演じるヨウコ・ニシ・フリーマンはアメリカで軍医をしていた。母親が岡山出身の日本人のため、片言の岡山弁を話す。仲野太賀演じる高峰亨は美容整形外科の医師だが、叔父の経営する聖まごころ病院に勤務することになる。この病院は歌舞伎町の真ん中にあり、保険を持っていない浮浪者や、違法外国人がよく運ばれてくるので、治療費を受け取ることができず、いつも赤字経営。 アメリカでは医師免許を持っているが、日本の医師免許を持っていないヨウコは最初は内緒でばりばりと外科手術をこなす。そのうち、日本の医師免許がないと違法ということがわかり、猛勉強をして日本の医師免許を取得することに。 色々な過程で、ヨウコは実は聖まごころ病院の医院長(柄本明)と母親(余貴美子)との子供で、不倫関係にあったた..

  • 新!店長がバカすぎて・早見和真

    前作「店長がバカすぎて」の続編を、偶然本屋で見かけたので迷いもなく購入。 前作から4年。32歳になった谷原京子は32歳。武蔵野書店・吉祥寺本店の正社員として日々働いている。コロナになった大変な時期に頑張っていた小柳店長は、他の社員やアルバイトからの不満を受け止めきれず、結婚を理由に退職してしまう。そしてその後釜として、宮崎に左遷されていた山本猛店長が戻ってきた。 またイライラする日々が始まった。そんな中でも今まで一緒に頑張ってきた磯田真紀子さん。そして新しく入ってきた山本多佳恵さん。山本さんは小柳店長時代に一緒に面接をして採用した。今まで引き籠りだったが、大西賢也著「店長がバカすぎる」を読んで、是非、武蔵野書店・吉祥寺本店で働きたい、と志願してきた。 磯田さんには最近、マーク江本著「ステイフーリッシュ・ビッグパイン」が面白い!と紹介され、二人で何度も読みながら感想..

  • (映画)ゴジラ-1.0

    映画「ゴジラ-1.0」を見た。 友達のお子さんが見て泣いた、というので、とても興味があった。 物語の完璧なあらすじはこちら。 戦後まもない1945~47年が舞台だからか、全編モノクロでまずビックリ。ストーリーもシンプルでとてもわかりやすかった。このゴジラが37作目とのことだったが、前知識がなくてもこれ単体で見ても問題なく楽しめた。 神木隆之介と浜辺美波のダブル主演とのことだが、二人とも迫真の演技がゴジラの緊迫感を盛り上げてくれた。吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介という豪華キャストが出ていたのも、その迫力をより高めてくれた、と思う。 娯楽として充分楽しめた映画だった。

  • (映画)マイ・エレメント

    ディズニー映画「マイ・エレメント」を見た。 エレメントとは英語で「要素」という意味で、ここでは火、水、風、土が登場し、それぞれが干渉しあわずに、エレメントシティで生活している。 映画の詳しいあらすじやキャスト情報は下記が完璧。 https://dream.jp/entmeet/article/655355ea3864653d6d3bd33a/ ラジオで映画評論家の町山智浩さんが解説していたことを紹介。 この映画は、監督のピーター・ソーンの体験をそのままストーリーにしている、とのこと。監督の両親は韓国移民で、最初はニューヨークで雑貨店を営んでいた。その時に白人などから民族差別を受けていて、それが題材になっているんだとか。さらに監督の奥さんが白人で、そのこともストーリーに関わっているらしい。その体験がこの映画では火とか水とかに置き換えられて話が進んでいく。 ..

  • (ドラマ)燕はもどってこない

    石橋静河主演の「燕はもどってこない」を見た。 北海道で介護の仕事をしていたリキ(石橋)は、不倫関係のある介護職の上司や、その他色々なことから逃げたくて上京。病院の受付業務をしているが、収入は少なく、日々の食事さえも切り詰めるほど貧しい生活をしていた。 そんな時、同僚から「代理母」の仕事を紹介され登録。すると元有名バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とイラストレーターの妻・悠子(内田有紀)の夫妻から代理母の依頼を受ける。 法律上の問題を解決するために、基と悠子は一度偽装離婚をし、そしてリキと偽装結婚をする。その後、人工授精をするのだが、執拗なまでの基からの行動制限に嫌気がさしたリキは、北海道に数日帰省し、不倫していた上司と一夜を過ごす。そして東京に戻ってきてからは、一度だけ体験した女性用風俗の相手の男性とも関係を持った。 そして妊娠が判明。複数の男性と関係を持っ..

  • 「君に読む物語」ニコラス・スパークス

    君に読む物語(英題;The Notebook)を読んだ。 実は2004年公開の映画を見たことがあり。古本屋でその小説を見つけたので、もう一度おさらいするつもりで購入してみた。 あらすじはウィキペディアに出ているので、それを読むと大体のストーリーがわかるかと思う。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%AB%E8%AA%AD%E3%82%80%E7%89%A9%E8%AA%9E さて読んだ感想としてまず思うのは、とにかく長い。細かい描写が多すぎて読んでいて疲れてしまった。特に映画を先に見ているので、早く先に進みたい、という気持が抑えきれなかった。最初の4分の1ぐらいはそれでも頑張って読んだが、残りは結構飛ばして読んでしまった。 なので、ウィキペディアのあらすじが、小説とちょっと違うんじゃ..

  • (映画)インサイド・アウト2

    ディズニーの映画インサイド・アウトの続編、インサイド・アウト2を見た。(邦題;インサイド・ヘッド2)。 人間の女の子、ライリーの心の中をコントロールしている感情たち。Joy(喜び)、sadness(悲しみ)、Anger(怒り)、Fear(びびり)、Disgust(むかむか)の5人はいつもライリーのために頑張っている。 前回は、ミシガンの大草原からサンフランシスコの大都会へ引っ越してきたライリーの寂しさや不安によって、Joyがコントロールタワーから記憶の倉庫へ投げ出され、冒険しながらライリーの不安を解消しようとしていく物語だった。 今回13歳になったライリー。思春期(puberty)が発動して、新たに4つの感情が登場する。Anxiety(心配)、Embarrassmen(恥ずかし)、Envy(いいなー)、Ennui(だりぃ)の4人。 中学校を卒業し、高校入学前..

  • (ドラマ)約束~16年目の真実~

    中村アン主演のドラマ「約束~16年目の真実~」を見た。 ドラマの感じが、以前見た「最愛」(吉高由里子主演)に似ていたように思う。どちらも、誰が犯人で、どういう風に事件が解決していくのか?とても興味深く、第一話から自然に入っていくことができた。 16年前の殺人で逮捕された父親の無実を証明するために刑事になった桐生葵(中村アン)。彼女は優秀な刑事だったが、その使命のために田舎町の自分の地元に帰ってくる。父親の冤罪のために、周りから白い目で見られて街を出て行った葵。それでも彼女を信じて迎えてくれた高校時代の同級生。彼らは当時の映像研究会の仲間だ。 しかしまた、16年ぶりに殺人が発生する。それも同じ手口で、死体の口にビー玉が詰められていた。実は映像研究会が文化祭でやる予定だったシナリオに同じようなストーリーがあった。それを書いたのが現在はフリーライターの不破翔(細田善彦)..

  • (ドラマ)ダブルチート 偽りの警官 Season1

    向井理主演のドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」を見た。全8話。 普段は交番勤務の警官・多家良啓介(向井)は、クリーニング屋の元詐欺師・矢柴(荒川良々)と一緒に、詐欺師が儲けたお金を詐欺で取り返し、被害者に匿名で返金していた。 多家良は元は警視庁の詐欺犯罪専門の部署にいたが、当時付き合っていた女性弁護士(松本若菜)が大御所の詐欺師(鈴木浩介)と組んでいたために情報が漏洩。責任を取って一警官に格下げとなった。 前半は大体1話完結だが、後半では松本若菜と鈴木浩介が登場。松本と鈴木は小さいころに孤児院で出会った。孤児院の職員から暴行を受けていた松本を救うために、鈴木は孤児院を火の不始末と見せかけて放火。それ以来、松本は鈴木を慕うようになり、詐欺にも加担するようになった。 さて、最後の鈴木の仕事は、ある中東の国との開発関連で詐欺をしかけてきた。詐欺専門..

  • 山里亮太「天才はあきらめた」

    お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんの著書、「天才はあきらめた」を読んだ。 ドラマ「たりないふたり」を見ていたので、内容もなんとなくわかっていたが、それはあくまでも彼の芸人になるまでの出来事だけだった。実際に色々な節目で彼が何を考えていたか、という心理状況、どのように困難を乗り越えてきたか、の心情的な部分が沢山書かれていて、とても興味深かった。 まずとにかく彼は「努力する人」だった、ということ。 自分で言うのもなんだが、僕自身も努力する人間だ、と思っている。自分には天性の才能なんてない。小学、中学、高校と中の上ぐらいの成績だったし、スポーツでも何かに秀でた才能があったわけでもない。そんな中で結果を出そうと思ったら、努力するしかない、ということを悟った。大学受験ですごく勉強して、その結果志望校に現役で合格できたので、それが大きな成功体験になった。 僕..

  • (ドラマ)季節のない街

    企画、監督、脚本を宮藤官九郎が手がけた「季節のない街」を見た。最初はディズニープラスでの配信されていたが、2024年4月にテレビ東京系で地上波放送された。主演は池松壮亮。 12年前に起きた「ナニ」のために、仮設住宅生活を強いられた住民たち。そこに田中新助(池松壮亮)がやってくる。彼もまた、ナニによって生活苦になってしまった一人。しかし、実際はある人に「仮設住宅の状況を伝えたら報酬を与える」という仕事のためにやってきた。 毎回大体一話完結で、仮設住宅で起こる様々な事件や小さな出来事を綴っていく。 実は雇用主は、この仮設住宅を解体するために動いていた開発企業の人間で、新助からの情報で仮設の住人たちの弱みを握り、退去をしやすくしようとしていた。最終的に、新助が情報を流していたことがバレ、実は他にも開発企業の人間が仮設住宅に入り込んでいたことも判明。 最後は仮設の住..

  • (ドラマ)パーセント

    NHKのドラマ、パーセントを見た。TBSラジオ「こねくと」の月曜日のコーナーで、お笑いコンビXXCLUBの大島育宙さんが紹介してくれて、面白そうだったので。 ドラマは全4回。主人公は伊藤万理華が演じる新人テレビプロデューサー。ドラマの企画が通り、初めてのプロデュースとしてワクワクしていたが、多様性月間、ということで障害者を出演させるように、と上司から言われる。 参考のため訪問した、障害者の劇団で和合由依演じる高校生の劇団員に一目ぼれ。ドラマの主人公として抜擢することに。 しかし、周りのチーフプロデューサーや、新しい編成部長からのコメントや注文に翻弄。思うようなドラマにならなくなっていった。「障害者を使うと、撮影が遅くなる。」「障害者を下に見ていないか?」「手話が特別なものとして扱われていないか?」などなど様々な意見が交叉する。 同棲していた恋人で、売れない脚..

  • (ドラマ)厨房のありす

    門脇麦主演のドラマ、厨房のアリスを見た。会社の人が「面白かった」というので、1シーズン遅れで、1週間ほどかけて駆け足で見た。 料理は化学です。という口癖の主人公は、驚くほどおいしくて優しいご飯を作る自閉症スペクトラムの料理人・ありすは自分のレストランのシェフとして働く。幼い頃から彼女を守る、元ヤンの親友(前田敦子)はそのレストランでウェイトレスをしている。そしてその父親は大学で化学の教授をしているゲイのシングルファーザー八重森心護(大森南朋)。 元ヤンの親友が妊娠して3人目が生まれる、ということで住み込みのバイトを募集したら、やってきたのが普段はネットカフェで暮らす青年・酒江倖生(永瀬廉)。最初は自閉症特有のこだわりのある行動に戸惑うも、それを受け入れていくうちにありすと仲良くなる。 そんなとき、五条製薬の五条蒔子(木村多江)がありすに会いに来る。ありすは彼女が自..

  • 「六人の嘘つきな大学生」浅倉秋成

    奥さんが、文庫本が出るまで待って待ってやっと手に入れた小説、ということで読んでみた。 どこかのウェブサイトに、ネタバレのあらすじがないか、と調べていたら下記を発見。 https://nonnopan.hatenablog.jp/entry/2024/02/17/172636 僕の書きたかった感想も書いてあって、あぁ、僕は自分の感想文なんて書かなくてもいいかな、と思えるぐらい同じ感想だった。 簡単なあらすじは、超人気IT企業の新卒採用。5000人の応募者の中から選抜された6人の大学生が、最後はディスカッションで一人を選考する、という状況で、その会議室から各応募者に関する告発文が発見される。封筒に入ったそれぞれの告発文を1つづつ開けていく参加者。そして犯人捜しをする参加者たち。最後はアリバイの無い波多野が嵌められた形で犯人となってしまう。 後半は、IT企業に入..

  • (ドラマ)不適切にもほどがある!

    阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本のドラマ「不適切にもほどがある!」を見た。 阿部サダヲも宮藤官九郎も同学年なので、彼らの活躍を見ていると自分もとても元気が出てくる。 あらすじについては、ウィキペディアにかなり詳細が載っているので、そちらを参照。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E9%81%A9%E5%88%87%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%BB%E3%81%A9%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B! このクールでは、昭和の価値観と、令和の価値観を比較するドラマが2つあった。一つはこの「不適切~」でもう一つは原田泰造主演の「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか?」。今回、「おっさんの~」を見なかったのは、あらすじを見る限り、とっても真面目そうな題材で、主演の原田さんがとても肩..

  • (ドラマ)春になったら

    とんねるず・木梨憲武と奈緒のダブル主演。奈緒さん主演のドラマを鑑賞するのは「ファースト・ペンギン」以来。 3か月後に結婚する娘と、3か月後に肝臓がんで余計宣告をされた父の、ハートフル・ホームドラマ。 木梨憲武さんの朝のTBSラジオなどを聞いていたので、どんな演技をするのかな?というのがまず興味があった。木梨さんの演技は、多分、40年ほど前に見た、映画「そろばんずく」以来だと思う。 第一話でいきなりお互いの状況を伝え合う二人。椎名瞳(奈緒)は東大出身の売れないお笑い芸人、それもバツイチで子持ち、というかずまるくん(濱田岳)と結婚したいと言い出す。そんな経済的にも不安定な相手との結婚に断固反対する椎名雅彦(木梨)。 お互いに「結婚までにやりたいこと」「死ぬまでにやりたいこと」を掲げて、試行錯誤しながらもやりたいことを進めていく二人。木梨さんは高校の同級生)に会っ..

  • (ドラマ)グレイトギフト

    反町隆史主演の「グレイトギフト」を見た。 漫画とか小説とか原作があるのかな?と思ったら、オリジナル脚本とのこと。 完全なミステリーというか、サスペンスというか・・・僕が今まであまり見てこなかった分野のドラマで、最初はどうしようかな?と実は見るのを迷っていた。 しかし反町隆史さんが、とても陰気で優柔不断な医師を演じていて、今までの反町さんのイメージが崩れたので、ちょっとどういう展開になるのか、見てみたくなった。1990年代の人気俳優は、結構出演作を選んだり、役を選んだりするんだろうな、という印象があったので(某・織〇裕〇さんはそうらしい)、このイメージと違う役をどこまでうまくできるのかな?というのも興味があった。 ある日、患者が急性心不全でなくなってしまう。首の辺りに不審な黒墨を発見した病理医の藤巻(反町)。調べた結果、心不全の原因となる球菌であることが判明。理事..

  • 3月10日(日)自宅で散髪

    山下智久主演の「正直不動産2」を見た。去年の同時期にパート1が放送されていて、その続編。 今回は、宿敵ミネルバ不動産に新たな刺客がやってきた。神木(ディーン・フジオカ)は以前は登坂不動産に勤めていた営業のエースだったが、永瀬(山下)に一位を明け渡してから退職。他の不動産で違法な不動産販売を繰り返していたが、最終的には追放されてしまった。そこにミネルバ不動産の鵤社長(高橋克典)が呼び戻した。 ミネルバの神木に顧客を取られたり、契約を横取りされたり、色々な苦難がやってくるが、いつもの正直さでなんとか乗り切っていく永瀬。そんな永瀬の行動に少しつづ変わっていく、ミネルバの元エースで神木に1位を譲った花澤(倉科カナ)。顧客のことを考えるようになり、故に顧客をないがしろにする神木の行動に納得がいかなくなる。 そして次第に神木の過去が知られる。以前は奥さんと幼稚園児の男の子がい..

  • 「リセット」垣谷美雨

    「老後の資金がありません」という映画を以前見たことがあるが、その作者の、実は第2作目の小説がこの「リセット」。 3人の47歳の女性が主人公。3人は高校時代の同級生。東京でたまたま再会し飲みに出掛けたお店で、30年前の高校時代に戻ってしまうというお話。 知子は東京の短大を卒業後、高校時代の彼氏と結婚して専業主婦に。大学生の息子、高校生の娘を育て上げるが、子育てに非協力的な夫に愛想をつかしている。 薫は大学を卒業後、ソフトウェア会社に勤務する優秀は課長。独身で周りからの偏見などに疲れ切っている。 晴美は高校時代には不良だった。行きずりの男との一夜で妊娠し中絶。高校も中退し、職を転々としながら今まで生きていた。現在は昼間はコンビニ、夜はスーパー銭湯の掃除のバイトをしている。 そんな彼女たち3人が、故郷の特産品フェアで偶然に出会い、食事に出かけたレストランで、..

  • (ドラマ)お別れホスピタル

    NHKのドラマ「お別れホスピタル」を見た。 1シーズンの10話ぐらいのドラマだと思ったら4話で終了した。 NHKのウェブサイトには「沖田×華氏が療養病棟を舞台に描く傑作コミックをドラマ化」との紹介があった。開始前から全4話としているので、視聴率がどうのこうの、という訳ではないらしい。検索したら漫画の画像も出てきた。ドラマはとっても真面目に、深刻に物語が進んでいくが、漫画の作風を見ると、とてもほのぼのとしたイメージで、ちょっとギャップを感じた。 「お別れ」というだけあって、メインのテーマは「死」だと思う。ウェブサイトのドラマの紹介には下記のように書かれていた。 「ある街の病院にある療養病棟。そこは、余命数か月と判断される人や、病状に加え認知症などで日常生活が困難な人がたどり着く場所。その最前線に立つ看護師、辺見歩は、意思表示の難しい患者さんのわずかな変化も見逃さず..

  • 森崎緩「函館グルメ開発課の草壁君 お弁当は鮭のおにぎらず」

    森崎緩のお弁当シリーズの第3弾を読んだ。 ちなみに第一弾、第二弾、第三弾はそれぞれ、 「総務課の幡上君のお弁当 ひとくちもらえますか?」 「総務課の渋澤君のお弁当 ひとくち召し上がれ」 「小料理屋の幡上君のお弁当 皆さま召し上がれ」 だった。 大学の水産学部を卒業して、缶詰の食品会社に就職した草壁君。それと同時にご両親が仕事の都合で東京に引っ越しをしてしまった、留守宅を任された草壁君は緊張しながら初出社を迎える。 配属された開発課では加賀課長(女性)、中堅の小野寺さん(男性)、入社3年目の先輩・中濱さん(女性)に続いて4人目の社員となった。会社のある場所が、夏の観光シーズンになるとレストランもコンビニも混んでいてお昼ご飯にありつけない場所にあるため、開発課の皆からお弁当持参を推奨される。 中濱さんに「イチイさんのレシピサイト」を教えてもらってお弁当作..

  • (ドラマ)下剋上球児

    鈴木亮平主演のドラマ、下剋上球児を見た。 ノンフィクション書籍『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)という実話を元にしたオリジナルドラマ。最初は野球部員一人から始まる。野球の大好きな山住先生(黒木華)が、元球児の南雲先生(鈴木亮平)と一緒に野球部を盛り立てる、というストーリー。 このドラマ最大の見せ場は、南雲先生が実は教員免許を持っていなかった、という場面。高校卒業後、就職してスポーツトレーナーとして働くも、教員になる夢を捨てきれず、36歳で大学に入りなおした南雲先生。でも最後の最後で必要な単位を取り忘れたため卒業できず。しかしちょうど結婚もして、子供も生まれ、教員採用試験も受かっていたため、教員免許を偽造して高校で働くこととなった。 ネットでは「教員免許偽造なんてサイコパスすぎる」「南雲先生、どうなっちゃうの?」と盛り上がっていたが、..

  • 森崎緩「小料理屋の幡上君のお弁当 皆さま召し上がれ」

    森崎緩のお弁当シリーズの第3弾を読んだ。 ちなみに第一弾、第2弾はそれぞれ、 「総務課の幡上君のお弁当 ひとくちもらえますか?」 「総務課の渋澤君のお弁当 ひとくち召し上がれ」 だった。 今回は、第一弾の最後で結婚した主人公、幡上君と、同じ総務課で「メシ友」として一緒にお弁当を食べていた清水真琴が結婚したところから始まる。幡上君は函館の実家の小料理屋に入り、父親から色々と教わる日々。そして真琴さんは女将見習いとしてお店に出ることになった。 父親からランチタイムのお弁当作りを任されて、真琴さんと一緒になって新しいお弁当を考える日々。函館の旬の魚や野菜を使って、他のお弁当とは差別化を図りながら、新作のお弁当を考えていく。恵庭市(千歳の近く)出身の真琴さんのアイディアが、幡上君のお弁当作りに大いに役立った。 越冬野菜の肉巻き弁当は、近所の幼馴染の佐津紀さんの..

  • (ドラマ)ブラックポストマン

    田中圭主演のドラマ、ブラックポストマンを見た。 10年前、田中圭と小泉孝太郎はごく普通の郵便配達員だった。父親から虐待を受けていた女の子に、もし辛くなったら、ネバーランドの悪魔宛に手紙を書いて、あの使われていない郵便ポストに入れるように言った。 数日後、手紙を入れた女の子。心配になって女の子の家を訪ねた田中圭。父親と言い争いになり、刃物で刺されそうになったところを、助けに入った小泉孝太郎に助けられ、父親は逆に小泉孝太郎に刺されて死んでしまう。 刑務所送りになった小泉孝太郎。その後、田中圭は郵便局を辞め、遠い町で介護職員として働いていた。 そこに郵便局の局長が訪ねてくる。「またあのポストにネバーランドの悪魔宛ての手紙が入っているんだよ」・・・。心配になった局長は田中圭を再び郵便局に連れ戻した。 そこから始まる、子供達への虐待の数々。それを田中圭が解決して..

  • (ドラマ)転職の魔王様

    成田凌と小芝風花が主演の、転職を題材にしたドラマを見た。 有名広告代理店に勤めていた小芝風花は、パワハラが原因で退職してしまう。次の職を見つけるために、叔母が社長をしている転職エージェントにしばらくの間、働かせてもらうことになった。そして何人かの転職希望者と接していくうちに、転職エージェントという職業に魅力を感じて、そのまま正社員として働くことになった。 全11話で、ほぼ一話完結。その中で転職の魔王様がなぜ足が不自由なのか?どうして転職エージェントになったのか?などのエピソードが紹介されていく。また小芝風花の叔母、石田ゆり子がなぜ転職エージェントの会社を立ち上げたのか?とか、も紹介されていく。 魔王様の場合は、一流の商社でエネルギー関連のプロジェクトをしている最中に、交通事故に合い足が不自由になり、プロジェクトも降ろされて総務部への異動を命じられてしまう。そして自..

  • (ドラマ)この素晴らしき世界

    若村麻由美主演のドラマ「この素晴らしき世界」を見た 主題歌を小田和正さんが担当する、ということで一応見てみた。当初、鈴木京香さんが演じる予定だったらしいが、体調不良のため若村さんに変わったんだとか。若村さんの出ているドラマを初めて見たので新鮮だったし、イメージとしては若村さんの方が良かったかなぁ、と個人的には思う。 有名女優が失踪したので、スーパーでパートをしている主婦に代役をお願いする、という設定。最初は主婦なりに緊張しながらも有名女優を演じている様が描かれる。後半は芸能事務所とテレビ局などが結託して殺人事件をもみ消した事件を、主婦ともう一方の芸能事務所のメンバーが暴いていく、というお話。 主婦の旦那役のマキタ・スポーツも味のある中年オヤジで、なかなかの演技。スーパーで同じくパートをしている平祐奈。実は性転換をしていて家族から理解されていない。でも主婦の息子だけ..

  • 森崎緩「総務課の渋澤君のお弁当、ひとくち召し上がれ」

    前回読んだ、「総務課の幡上君のお弁当~」のシリーズの第2弾。 幡上君の時に出てきた、幡上君と同期の渋澤君。入社3年で東京本社に転勤になった。一人暮らしを始めた渋澤君は、東京2年目でちょっとホームシック。そんな時に同じ総務課で働く芹生さんと仲良くなる。高校の修学旅行で北海道に行けなかった芹生さん。そんな芹生さんに出身地のグルメを楽しんでもらうべく、自分で料理を始めた渋澤君。幡上君にレシピを教わりながら、芹生さんとの距離を縮めていこうとするが・・・。 芹生さんは身長が高く、高校の頃はバレーボール部。見た目がボーイッシュなことから、高校時代は後輩の女子からバレンタインデーのチョコをもらっていた。でも本当は一人の女性として綺麗で可愛くありたい、と思っていた。社会人になって、高校の同窓会に参加した芹生さん。女らしく綺麗な姿で参加するも、みんなから「似合わない」と言われ落ち込み、早..

  • (ドラマ)VIVANT

    言わずと知れた、2023年最大の超大作、VIVANTを僕もキッチリ見ました。主役級の役者さんが沢山出演されていたことでも大きな話題となったドラマ。 とにかく物語が複雑で細かく書いていくのも、簡単にあらすじを書くのも大変なので下記サイトを参照のこと。 https://dorama9.com/vivant-netabare/ 物語全体を通して、とにかくストーリーも映像も壮大過ぎて、圧倒されっぱなしの前半。そして少しづつ色々なことが判明してくる中盤。すべての伏線を回収しきった後半。どこもハラハラどきどきで「えー!」と驚いたり、「なるほど!」と感心したり、「やっぱり!」と予想が当たって嬉しかったり。とにかく感情が落ち着く暇がないドラマだった。 バルカ共和国という国が最初「どこかにある実在する国」だと思ったら実は架空の国で、ロシアとモンゴルの間にある国ということがわか..

  • (ドラマ)ハヤブサ消防団

    中村倫也主演、池井戸潤の作品のドラマ化。 最初、田舎町で起こるドタバタのアットホームなコメディだと思ったら、実はサスペンス物だと知ってびっくり。銀行系、ビジネス系、企業系を主に書いている池井戸作品からは想像ができなかった。 親の残した一軒家がある村のハヤブサ地区に引っ越してきた小説家の三馬太郎(中村)。幼馴染に誘われて行った飲み会で消防団に誘われる。色々と考えて入団。そのころ、放火と思われる火事が何件か続いた。 太郎が調べていくと、放火された人は資産家で、大きな土地を持っていた。そしてその村をうろつくソーラーパネルの会社の営業の真鍋に、土地の売買を拒んだ人たちだった。火事で家を失った人たちは、仕方なく土地を売って他の町へと引っ越ししていった。 実はソーラーパネルの会社というのは偽物で、新興宗教が土地を買占め、そこに宗教団体の施設を作ろうとしていたことが判明。..

  • (ドラマ)ミステリと言う勿れ・特別編

    以前やっていたドラマの特別編。2023年9月15日から映画が公開されるのに合わせて、特別編が放送された。 ドラマは2部構成。前半は多分?以前のドラマでもやっていたお話だったような気がする。大学の同級生が殺されたとして、殺人容疑で事情聴取をさせられている整くん。ベテラン刑事・藪刑事(遠藤憲一)に執拗に責められる。「やっていない」の一点張りの整くん。でも団地のゴミ捨て場から、被害者の血の付いた果物ナイフが発見される。整くんの指紋がついていて、まさに彼の所持品だった。 実はその果物ナイフは、何者かが整くんのアパートに合鍵で侵入し、盗み出したものだった。1年前にアパートのカギをなくした整くん。そのカギを交番に届けたのがなんと!藪刑事だった! 藪刑事は昔、ひき逃げによって愛する妻と子供を殺されてしまう。その車の持ち主が殺された被害者だった。それを知った藪刑事は被害者をナイフ..

  • 高杉良「転職」

    久しぶりの読書。約4か月ぶり。3か月前に出たばかりの高杉良「転職」を読んだ。 主人公の小野健一は、大学では体育会系の大柄な男。ガッツと誠実さで転職を繰り返しながら、出世していくストーリー。 最初は「アクセンチュア」というコンサルティング会社でプログラミングを習得する。それまでプログラミング経験など全く皆無。さらに外資系であるが故に、アメリカでの研修もあり、と多難な毎日を過ごすが、持前の忍耐強さと努力で、プロジェクトを成功へと導いた。 その後、生活雑貨の外資系「P&G」、ジーンズの老舗「リーバイス」、ビールの大手「モリソン・クアーズ」、そして外資系ベンチャーのコーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」と、進んでいく。 アクセンチュアで「社長になる」という夢を抱いた小野。各企業で「マーケティング」「ブランディング」「交渉術」などを学んでいく。 全体的に、全然..

  • (アニメ)鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

    今更かもしれないけど、鬼滅の刃・刀鍛冶の里編を見た。 刀を修理してもらうために刀鍛冶の里を訪れた竈門炭治郎。誰にも知られてはいけない里に、上弦の鬼2体がやってきて、刀鍛冶たちを襲う。それを阻止しようと炭治郎をはじめ、鬼殺隊の柱である、甘露寺蜜璃(恋柱)と時透無一郎(霞柱)と戦っていく。 まず最初に不思議に思ったのが、鬼殺隊にも知られてはいけない刀鍛冶の里が、どうしていともたやすく見つかってしまったのか?まぁ鬼だから、で終わるんだろうけど、それにしてもなぁ、という感じ。 あと、前回の戦いでは宇髄天元なんて、めちゃくちゃやられてしまって、腕も切られてしまって、柱を引退するまでだったのに、今回は二人の柱ともなんとか生きながらえることができた、というのも少し拍子抜け。煉獄杏寿郎なんて命まで落としているのに(涙)。でもみんな頑張って上弦の鬼を倒せて、最後はとてもホッとした。..

  • (映画)The First Slam Dunk

    今更だけど、スラムダンクの映画を見に行った。 ネタバレ解説は下記 https://filmaga.filmarks.com/articles/209005/ 上記のネタバレ解説はとっても秀逸で、僕が感想を書かなくても充分に作品の魅力や経緯を伝えていると思うけど、敢えて僕の視点からの感想を書いてみたい。 僕の場合、神奈川県予選のインターハイ出場を決めたとこまでしか漫画を読んでいなかったので、全くの予備知識ゼロでの鑑賞だった。さらにアニメは見たことが一度もない。なので、映画が始まったときに最初に山王工業戦から、というのを見て単純に「へぇ~」と思った。そして上記解説を見て、アニメ版が僕が漫画を読み終わった部分までの放映だった、と知って納得。 漫画では桜木花道が主人公だったが、今回の映画では宮城リョータが主人公で、彼の過去や家族構成などがストーリーの主軸になってい..

  • (映画)House of Gucci

    有名ブランド・グッチの創業一族の衰退を描いた作品。 あらすじは下記。 https://news-movie.jp/house-of-gucci/ 映画の最初の方から、結構引き込まれていった。パトリツィアの女性的魅力と、マウリツィオとの出会い、そして結婚していく場面がとても自然に描かれていて、とても入りやすかった。特に、グッチ家の顛末が何もわからずに映画を見始めたので、この二人が今後どうなるのか?全くわからない所からのスタートだったので、とても興味深かった。 話が進むにつれて、パトリツィアがグッチを乗っ取ろうと目論んでいく過程はとてもハラハラの連続だった。マウリツィオの父親のロドルフォと、出産を機に関係を修復。マウリツィオの叔父のアルドとその息子で従兄弟のパオロをそれぞれ法的にグッチから追い出し、最後はマウリツィオがグッチの全権を握れるまでになった。しかし、マウリ..

  • (映画)すずめの戸締り

    新海誠監督のアニメ映画、すずめの戸締り、を見た。 ストーリーは下記。 https://cinemarche.net/anime/suzumenotojimari-ito/ 新海監督の作品は、「君の名は」「天気の子」と見て今回が3作目。どの作品も、メルヘンチックなストーリーだし、3作とも昔の逸話とか神話みたいなものがベースになって、それが物語を進めていくが、今回ばかりはわからないことが多々あった。 まず猫の「ダイジン」の存在。最初は、鈴芽と草太の敵だと思ってずっと見ていたけど、最後は味方になっていた。草太のおじいさんの所に表れた時、おじいさんは丁寧に対応していた。結局、ダイジンがどういう存在かわからずに終わった。 東京の地下にある扉に入って、椅子の草太を要石にした後、鈴芽は思い出したように東北の昔住んでいた家に向かう。そこにあった扉からまた別の世界に行くが、..

  • (映画)RRR

    2022年公開のインド映画。「世界の果てまでイッテQ」でおかずクラブのオカリナが「めちゃくちゃ面白い」というので見てみた。 ストーリーは https://eiga-watch.com/rrr/ イッテQでは、映画内で出てくるナトゥーダンスがとっても面白い!と言って、ガンバレルーヤがダンスに挑戦。それがとっても印象が良かったので、「きっとコメディ映画に違いない」と思ってみたら、とんでもない! 時は1920年の英国領時代のインドで、イギリス人がインドを支配していた時。娘をイギリス人に拉致された村の戦士が、娘を取り返すために奮闘する、というお話。 映画には、かなりキツい暴力シーンもあるし、見ていられないような拷問シーンなどもあり、見ていてかなり辛かった。でも、それが当時のインドの状況だった、と思うと、その惨状を表すには仕方がない表現方法なのかな、とも思うが、それ..

  • (ドラマ)だが、情熱はある

    南海キャンディーズ・山里亮太と、オードリー・若林正恭の半生を描いたドラマ。森本慎太郎(SixTONES)と高橋海人(King&Prince)主演。 山里さんのTBSラジオ「JUNK」を時々聞いているし、オードリーの漫才も好きなので、とても興味のあるドラマだったが、どちらの役もジャニーズがやることになり、「あ~あ、またジャニーズか」とちょっとマイナスな気分で見始める。森本君は山里さんにめちゃくちゃ似ていて配役に納得したが、高橋君はどうみても若林さんには似てないだろう!というツッコミをどうしてもしてしまう。若林さんももっとおっとりしている、というか、高橋君みたいなギラギラした目はしてないんじゃないか?と。 でも見ていくうちに、高橋君のしぐさとか台詞の言い回しが、とっても若林さんに似ていて、あぁ彼はものすごく頑張っているんだな、というのが伝わってきた。 ストーリーの..

  • (映画)バッドガイズ

    2022年10月公開のドリームワークスのアニメ映画。 ネタバレのあらすじは下記。どちらも結構読みやすい。 https://cinemarche.net/anime/badguys-matsu/ https://www.alpaca76.com/archives/25278 こういう映画によくある、善人だと思っていた人が実は悪人だった、的な展開が今回もあり。マーマレード教授がその悪人。 でも今回ビックリさせられたのは、敵だと思っていた人が実は味方だった、ということ。女キツネのダイアン市長。素敵な善良な市長かと思ったら、実は昔は悪党で盗人。でも足を洗って今は市長になった、という。でもマーマレード教授が実は悪人なんじゃないか、と疑って、最終的には、主人公のウルフたちを手助けする。 子供にもとてもわかりやすいストーリーだったし、キャラクターたちのデザインや動きも..

  • それってパクリじゃないですか?

    芳根京子、重岡大樹主演の、特許を題材にしたドラマ。奥乃桜子さんが書かれた小説が元ネタとなっている。漫画にもなっているらしい。 最近、恋愛系、刑事もの、病院ものがどうも苦手なので、こういうちょっとコメディ要素がありつつも、あまり題材にされないようなドラマが面白く感じる。 月夜野ドリンクという中小飲料水メーカーに勤務する芳根京子。親会社から「知的財産部」を作るように言われた会社は、開発部から芳根京子、親会社から弁理士の重岡大樹を登用する。 特許ってなんだ?から始まり、特許がどのように扱われているのか?特許によって何が得られるのか?などなどわかりやすく説明してくれる。特許以外にも商標や著作権も話題に上がっている。 全10話のストーリは日本テレビのサイトに掲載されている。 https://www.ntv.co.jp/sorepaku/ 最初に見ようかどうしよ..

  • スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー

    子供たちが「見たい」というので、久しぶりに映画館に見に行った。 相変わらずネタバレあらすじを書くのは面倒なので、下記を参照願います。 https://cinemarche.net/anime/smbmovie-makocha/ 全体的な感想としては、とにかくわかりやすいストーリーだ、ということ。 シンプルに、マリオとルイージの冒険活劇で、悪者を倒す、というお話。仲間だと思っていた人が実は敵だった、とか、ひねった箇所は何一つなく、悪者は悪者だし、仲間は仲間だし、小学生低学年でも簡単に理解できるストーリーは、幅広い人たちに観てもらいたいための手法だな、と思った。 やっぱりメインは、ゲームで使われたシーンが沢山出てくること。途中、途中で、過去のマリオブラザーズのゲームのシーンが出てきたり、ゲームに出てくるキャラクターが出てきたり、ゲームで使われている音楽が流..

  • 森崎緩「総務課の幡上君のお弁当、ひとくちもらえますか?」

    本屋に行って、何か面白い小説はないかな?と思って見つけた本。厚さもちょうどいいし、表紙のイラストも楽しそうな印象を受けたので読んでみることに。 主人公、幡上君が会社の同期の清水さんとお弁当を一緒に食べる仲になってから、最後は結婚するまでの恋愛物語。恋愛モノってあまり自分の趣味ではないけど、今回はとても読みやすくてほのぼのできた。 幡上君の実家は函館で小料理屋を営んでいる。そのせいか、小さい頃から料理が好きで特異な幡上君。大学進学のため札幌で一人暮らしを始める。そしてそのまま会社に就職し、総務課に配属された。 料理好きの幡上君は、毎日お弁当を持参。同期と外のレストランにランチに行くこともなく、一人で社員食堂で食べていたら、清水さんに声をかけられた。 清水さんも一人暮らし。自分でお弁当を作ってくるが、幡上君のレベルにはほど遠いらしい。そこから二人の交流が始まるが..

  • (ドラマ)ブラッシュアップライフ

    安藤サクラ主演のコメディドラマ。 死んでも人生をやり直す、という設定が面白いな、と思って見始めた。 市役所職員の安藤サクラは30台中盤で交通事故で死んでしまう。死後の世界で受付のバカリズムに「来世はグアテマラ南東部のオオアリクイ」と言われ、思い悩んでいると「もう一度人生をやり直しますか?」と言われ、やり直すことに。 次は薬剤師になって徳を積んでいくが、またもや30代中盤で交通事故で死んでしまう。次の来世は「インド太平洋のニジョウサバ」。まだまだ納得のいかない安藤は3度目の人生をやり直す。 次はテレビプロデューサー。最初はアシスタントから始めて、やっとプロデューサーになって自分のドラマ「ブラッシュアップ・ライフ」を手がけるも、オンエア直前でまたもや交通事故死。来世は「北海道のムラサキウニ」と言われ4度目の人生を始める。 今度は医者、そして研究職になる。「..

  • (ドラマ)100万回言えばよかった

    佐藤健、井上真央、松山ケンイチ主演の刑事系+恋愛系ドラマ。 佐藤健が幽霊になって・・・というイントロダクションでちょっと興味が湧いてきて、見始めるようになった。 佐藤健と井上真央は中学生の時に、それぞれが家庭内で問題があり、子供のいない保護司の元で一緒に生活したことがある仲だった。それが20年?ほど経って再会し、付き合うようになった。佐藤健はシェフとしてレストランで働き、井上真央はヘアサロンで美容師をしている。 ある日、井上の誕生日に佐藤のアパートでお祝いディナーをする予定だったが、佐藤は表れず、井上は冷蔵庫を開けると、その夜に二人でお祝いをするための料理が残されていた。 佐藤が次の日になっても戻ってこないので、井上は警察に捜査願いを出す。刑事の松山は親身になって捜査をする。そんな時に街中で佐藤を目撃する。が、なんと佐藤は幽霊となっていて、松山にしか見えない..

  • (ドラマ)リバーサル・オーケストラ

    門脇麦、田中圭主演のクラシック音楽をテーマにしたドラマ。 幼少期にバイオリンの神童と呼ばれた門脇麦は、ある発表会で重圧に耐えられなくなって、演奏途中で舞台から逃げてしまった。そしてその後はバイオリンを引かなくなり、西さいたま市の職員として働いている。 西さいたま市の市長の生瀬勝久は、市の財政の悪化から、市の管轄の児玉交響楽団(玉響)を解散するように迫られる。しかし楽団を残したい市長は、ドイツで指揮者の修行をしている息子の田中圭を呼び戻し、玉響を一流のオーケストラにするように言われる。 玉響の広報担当をしていた門脇麦は、昔バイオリンの神童だったことが田中圭にバレて、玉響に入るように説得され、コンサートマスター(コンマス)を任されることになった。 その後、団員の色々なドタバタがありつつ、物語は進行。反市長派の議員からは、コンサートを満員にできなければ解散!と言わ..

  • (ドラマ)我らがパラダイス

    NHK・BSプレミアムで放送されたドラマ。主演は、木村佳乃、高岡早紀、堀内敬子。 原作は林真理子の同名小説より。NHK総合ではなくBSプレミアムにも関わらず、かなり豪華なキャストでびっくりした。メインのトピックが「親の介護問題」ということもあって、どん物語なのかもとっても気になった。そのトピックを林真理子がどう描いたのか?というのもとても興味深かった。 木村佳乃ら3人は、超高級老人ホームに勤める職員。木村佳乃は看護師、高岡早紀はダイニングのサーバー、堀内敬子は受付。あるとき、木村佳乃の母親が動けなくなり、介護が必要になった。最初は自宅で面倒を見ようとしたが、無職の弟が母親の貯金をねだってきた。それを避けるために木村は、自分の母親と超高級老人ホームで意識のない寝たきり老人を入れ替え、寝たきり老人を安い介護施設に入居させてしまった。 その後、堀内敬子の父親も痴呆症にな..

  • (ドラマ)Get Ready!

    妻夫木聡が主演の医療系ドラマ。他にも藤原竜也、松下奈緒、日向亘などが出演。 妻夫木聡は昔、ブラックジャックによろしく、というドラマで新人研修医を演じていたが、その時からなかなか良い演技をしていたので、今回もちょっと見てみることにした。 妻夫木聡はどんなに困難な病気でも違法な方法で手術をする闇医者。藤原竜也は表の顔は国際弁護士、しかしこの違法な手術の交渉人として患者と接触する。松下奈緒は手術助手。日向亘は患者や警察など色々な情報を収集するハッカー。 この闇医者軍団は、交渉時に仮面をしていることから「仮面ドクターズ」と呼ばれ、違法な医療行為をしている、ということで警察に追われている。 最初の数回は、「お前に生きる価値はあるのか?」と妻夫木聡が患者の素性を考慮しながら、手術すべき患者かどうかを問いながらストーリーが進む。 途中から、物語に関係する人物たちの過..

  • 「すべてがFになる」森博嗣

    何か面白い小説がないか、ネットで調べたところ、この本が出てきたので購入。結構な厚さでびっくりしたが、とりあえず挑戦してみることに。 あらすじはココ。 この本を読み終えるまでにかなり時間がかかってしまった。別に仕事が忙しかったわけでもないけど、僕にとっては物語のテンポが遅く思えた。読んでも読んでもページ数が沢山残っていて、なかなか次に行く、という気になれなかった、というのが正直な感想。 小さな島の孤立した研究所で起きた密室殺人を助教授と学生が解決していく物語で、ここはちょっと東野圭吾のガリレオシリーズにちょっと似ているかな、という印象。ガリレオはそれなりにわかりやすかったし、テンポも良かったので、どんどんと読み進められた。また、ガリレオは湯川教授がそんなに難しい理系用語は使わなかったけど、今回はめちゃくちゃコンピューター用語が多用された。僕は一応コンピュータ関連のエ..

  • (映画)Soul(ソウルフル・ワールド)

    ピクサースタジオ制作のディズニー映画で2020年12月公開。 ネタバレあらすじ https://ciatr.jp/topics/312147 普段は中学校で音楽の先生をしているジョー・ガートナー。でも本当は有名なジャズクラブで演奏をすることを夢見ている。それがまさに実現しようというときに、マンホールに落ちて詩の世界へ行ってしまいそうになる。そこからてんやわんやが始まる、というストーリー。 前半はソウルの世界を色々と周りながら、そこがどうなっているのか、を散策していく。なかなか面白い世界だけど、気になる点が・・・。まず主人公のジョーは、自分が突然死んでしまったことを受け入れられず、まだ夢があるんだ~、と反抗する。そして、死んだ人たちが登っていく階段を降りていき、そして途中で落ちていく。世の中で亡くなっていく人たちって、病気で長く入院していた人たちとかは覚悟ができる..

  • (ドラマ)八日目の蝉

    角田光代さんの小説のドラマ化。2011年?ぐらいに放映されたドラマを見る機会があった。主演は壇れい。 あらすじ・ネタバレは僕の過去の小説の感想から、こちら https://readnobel.blog.ss-blog.jp/2019-12-18 映画にもなっている作品なので、まさかドラマもあるとは思わず、見つけた時には思わず見始めてしまった。全6回。ストーリーを全然覚えていなかったので、小説との違いを探すことはできなかったが、それはそれで純粋にドラマを楽しめて良かった。 小説を読んでいるときは、結末がわからなかったので、わくわくしながら読んでいたが、今回は結末はとりあえず知っているので、少し安心しながら見れた。 小豆島に渡った時に出会った漁師、岸谷五朗が演じているが、この人が小説に出ていたかちょっと覚えていない。でも、ドラマでは檀れいと素敵すぎる恋に落ち、..

  • (ドラマ)ジャパニーズスタイル

    仲野大賀主演のシットコム・ドラマ。全9話。 あらすじ(ネタバレはなし)はこちら https://phity.net/jabanese-style-netabare-tv-asahi お客さんの目の前で演技をしていくシットコム。劇場でやるコントをテレビで放映している、と言ってもいいと思う。それか、8時だよ!全員集合のコントをやっている感じ。 全9話が大体一話完結だが、ちょこちょこと前回のエピソードを挟んでくるスタイル。 出演者の役どころがすべてクズすぎて、どこをどう笑っていいか、なかなか難しいドラマだったが、出ている役者陣は、要潤、壇れい、市川実日子、柄本明などかなり豪華だったので、最初はとっても期待をしていた。で、予想通り、それぞれの演技は素晴らしかったし、毎回出てくるゲスト俳優もドラマを盛り上げてくれた、と思う。 でもストーリーが言うほど笑えなくて..

  • (映画)犬も食わねどチャーリーは笑う

    香取慎吾、岸井ゆきの主演のブラックコメディ映画。 あらすじ、ネタバレはこちら。 この作品、漫画か小説か、何か原作があると思ったら、この映画の監督の市井昌秀さんと奥さんの市井早苗さんの合作オリジナル脚本とのこと。市井監督自身、デビュー作から今までずっとオリジナル作品で勝負してきている人らしい。なかなか映画を作るのが難しい世の中で、オリジナルを出せるのは凄いと思う。 映画を見終わって感じたのは、夫婦関係でよくあるエピソードをきちんと取り入れている、いたって当たり前の物語だな、ということ。 世の中のすべての夫婦はお互いに言いたいことがあって、それを言えずにいる。それを旦那デスノートというSNSに書いている気持ちもわからなくもない。奥さんが2年前に流産をして、その時にフォローしてくれなかった、と不満に思う奥さんの気持ちも自然だし、余計なことを言うよりもそっとしておい..

  • (映画)アイアム・まきもと

    阿部サダヲ主演のちょっとコメディっぽい映画。 映画のあらすじ・ネタバレはこちら 原作のあらすじ・ネタバレはこちら 最近、あらすじ・ネタバレのサイトが色々と良いものがあるので、自分であらすじを書くことは止めようかな、と思っている。 まず僕が阿部サダヲさんと同級生なので、そこもちょっと見てみたいな、と思った理由。それから彼は宮藤官九郎とバンド「グループ魂」でもボーカルをしていて、ちょっと変わった人だな、という興味があったから。 調べてみると、原作がちゃんとあって、その映画化らしい。てっきりオリジナル脚本で挑んだ作品かと思った。 映画は初めから「これは何を伝えたい映画なんだろう?」とよくわからないまま進んでいった。本当に「おみおくり係」なんていう部署がある自治体があるんだろうか?なぜ牧本は遺骨をいつまでも自分の事務所に保存しているんだろうか、自分だったらど..

  • (映画)トップガン・マーベリック

    トム・クルーズ主演、1986年公開の映画「トップガン」の続編。 あらすじはウィキペディアに完璧なものがあるので省略。こちら まず感想としては、トム・クルーズ、少し老けたかな。ミッション・インポッシブルとか他の映画で彼を見ている人はそれほど感じないんだろうけど、自分は彼の映画をあまり見ていない。久しぶりに映画で彼を見たら、なんかとっても変化を感じた。でも、演技はとってもうまいし、迫力があったし、戦闘機のシーンはとっても見ごたえがあった。人気があるのもよくわかった。 ならず者国家、というのが出てくるが、これがどこの国を想定しているのか、うやむやにしているところがさすが、だと思った。これを特定の国だとわかるような演出にしてしまうと何かと問題だろう。でも実戦シーンがないと盛り上がらないし、「敵」を作ることで観客と映画が一体化するところが魅力でもあるので、そこはとても感心し..

  • (ドラマ)作りたい女と食べたい女

    比嘉愛未主演、NHK夜ドラで放送された一回15分の全10回ドラマ。 料理が好きで、ストレスが溜まるとついつい大量に料理を作ってしまう野本(比嘉愛未)。そして、同じマンションに住む、食べるのが大好きなご近所さんの春日(西野恵未)。その日もストレスで大量に料理を作ってしまった野本は、エレベーターで出会ったご近所さんが、大量のチキンナゲットを持っていて「一人で食べる」と言っていたことを思い出し、思い切って誘ってみた。春日は気持よく料理を平らげてくれて、それ以来、野本は春日を時々家に招待してごちそうすることに。 野本が病気になったりすると、薬などを買ってきてくれて、簡単な料理も作ってくれる春日。それから益々仲良くなり、二人でドライブに行ったり、ファーマーズマーケットに行ったり、海に行ったり・・・。そんなことをしているうちに春日のことが気になる野本。 調べてみたら、自分はレ..

  • アトムの童

    山崎賢人主演のゲームを主軸としたビジネス系ドラマ。 昔、匿名のゲームプログラマー・ジョンドゥーとして名を馳せた山崎賢人と松下洸平。そして実はもう一人、アドバイザー的な共通の友人・桝俊太郎がいたが、出資を求めるために新興IT企業・サガスに交渉に行ったら、契約に仕方に問題があったため、自分たちが開発したゲームを乗っ取られてしまう。そして桝はそれがきっかけで自殺してしまう。 それ以降、別々に活動していた山崎と松下だが、老舗おもちゃ会社「アトム」の復興のために、協力してゲームを作ることになった。色々な試練があるなかで、超人気のゲームをつくることになったが、これも銀行の汚い資金操作の末に「アトム」の会社自体を乗っ取られてしまう。 その後、独立して「アトムの童」という会社を立ち上げ直す。おもちゃもゲームも少しづつ軌道に乗り始めた頃、サガスが買収されそうな状況になる。社長のオダ..

  • ファーストペンギン!

    日本テレビ系列のドラマ、「ファーストペンギン!」を見た。 これは実話を元にしたドラマ、ということで見ることにした。あと堤真一さんも出演されているので、それも興味があった。堤さんは前回の「妻、小学生になる」でも好演されていたし、堤さんが出演される最近のドラマは恋愛系ではないので見やすい。 シングルマザーで行き場のなくなった主人公・岩崎和佳(のどか)を演じる奈緒。最初は旅館の仲居などをしていたが、「コンサル、英訳・和訳などやります」みたいな名刺を見た、さんし船団丸の片岡(堤真一)が連絡を取る。 「浜を守りたいんじゃ」。それまでは、取ってきた魚は全て漁協の言い値で引き取られ、両氏の仕事はキツくて、安月給で、若い人たちがどんどん減っていく世界だった。 奈緒の子供(5歳ぐらい?)は、都会では魚が食べられなかったが、取れたての新鮮な魚は問題なく食べれることができた。魚を..

  • つまらない住宅地のすべての家

    NHKで1話15分の全24話。月曜日から木曜日まで6週にわたって放送されたドラマ。原作の小説のドラマ化。 主な家庭は9つ。 丸川家は、自治会長の明(井ノ原)、家出した妻(須藤理沙)、そして息子の亮太(岸蒼汰・ジャニーズ)。 山崎家は50代の夏川結衣の一人暮らし。未婚。母の介護のため、大手企業を辞めてきたが、その母もすでに他界。現在はスーパーでパートをしている。 笠原家は70代の中田喜子が旦那を亡くして一人暮らし。 松山家も50代の尾美としのりの一人暮らし。未婚。山崎が働くスーパーで警備員をしている。密かに山崎に好意をよせている。 三橋家は、夫、妻(京野ことみ)、中学1年の息子の3人暮らし。息子は引きこもり。放浪癖があり、時々どこかへフラっと出かけてしまう。 真下家は、婚約を解消した30代ぐらいの息子(浜野謙太)と母の二人暮らし。 長谷川家は、高校生の娘とその父母..

  • 「未来」 湊かなえ

    次にどんな本を読もうか、と思ってネットで調べたら、なかなか面白い、というコメントを見つけたので、読んでみることに。が!読み終わった後に、これほど嫌な感じのする本だとは思わなかった。でも、湊かなえさん本人の「あとがき」を読んで、その理由がなんとなくわかった。 物語は6章に分かれている。「序章」「章子」「エピソード1」「エピソード2」「エピソード3」そして「終章」という構成。 「章子」の章では、章子という中学3年生が、10歳の時に受け取った、30歳の自分からの手紙を見つめながら、人気テーマパークへ行く夜行バスに乗っている場面から始まる。章子は、父親・良太を癌で亡くした、母子家庭で生活しているが、母親・文乃は精神的に不安定なため、章子自身が家事をしている。その主人公の一人である「章子」の視線で物語が描かれている。 「エピソード1」では、章子の同級生の亜里沙の視線。亜里沙..

  • 「日本人の知らない日本語」蛇蔵・海野凪子

    エッセイ漫画「日本人の知らない日本語」を読んだ。漫画家の蛇蔵さんが、日本語教師をしている凪子先生の体験談を聞いて漫画化した書籍。現在4巻まで発売されていて、累計220万部を突破しているとのこと。 「先生、質問です。」「質問は立って言ってください」「た」・・・。 「立って」を「『た』って」言った、という。。。外国人を相手にした日本語教師。僕自身もアメリカで英語学校に通っていたが、先生はみんな英語しか話せない人たちだったので、授業も質問もみんな英語だったことを思い出したら、なんかとても懐かしくなって、面白味が倍増した。 本当に沢山のエピソードがあり、日本人でも充分に楽しめるし、本当に日本人でさえ知らない、言葉の意味は由来などがあって面白かった。また外国人が見た日本がどういう風に映っているのか、各国から来た留学生にアンケートを取ったと思うが、それぞれのエピソードもあって楽し..

  • (ドラマ)拾われた男

    俳優・松尾論の自伝エッセイがNHKーBSプレミアムでドラマ化された。仲野太賀主演、伊藤沙莉、草彅剛、、薬師丸ひろ子、風間杜夫、石野真子出演。 俳優を夢見て上京してきた松戸論は、モデルを目指す高校の同級生のアパートに居候を始める。色々な劇団のオーディションを受けて落ち続けていたある日、アパートの前の自販機の下にあった航空券を拾う。それを交番に届けたら、その持ち主が芸能プロダクションの社長で、その芸能プロで雇ってもらうことになった。 でも無名の役者がゆえに仕事などなく、アルバイトに励む毎日。そして時々入ってくるエキストラの仕事を少しづつこなしながら、脇役の仕事をもらえるようになっていった。そんな中、同じアルバイト仲間の女性(伊藤沙莉)と結婚。仕事は順調に進んでいった。 論には兄がいて、小さいころから仲が悪かった。あまり面倒を見てくれない兄。いつも自分のことを見下してい..

  • 店長がバカすぎて・早見和真

    書店でこの本を見たときに「なんだ、この題名は!?」と思ったのがきっかけで、最初の数ページを読んだ。 今まで読んできた本は、とてもきっちりしていたし、文面も正しい日本語で書かれていたが、この本はどちらかというと、ブログを読んでいるような感じがした。登場人物のセリフはとても現代的。今まで読んできた小説とは全く違うタイプのもので、最初は読みづらさを感じたが、途中から新鮮な気持ちになり、読み終わった後は他の小説同様、清々しい気持になった。 主人公の谷原京子は28歳、書店で働く契約社員。自分の気に入った小説の推薦コメントを書いた、カリスマ書店員・小柳真理に憧れて、彼女の働く武蔵野書店で働くようになった。そこの店長・山本猛、推定40歳ぐらいは、朝礼ではいつも熱く店員たちを鼓舞し、情熱を燃やしているが、すべて空回り。その態度が京子をいつもイライラさせていた。 全6話で構成されて..

  • (映画)ライトイヤー

    ディズニー映画「トイストーリー」に出てくる、バズ・ライトイヤーというおもちゃの元となった映画、という設定。トイストーリーのアンディが好きだった映画、ということになる。 宇宙を開拓するために、1000人以上が乗った宇宙船。そのほとんどがハイパースリープ(冷凍冬眠)をしていたが、生命体がありそうな惑星を見つけたため、バズとアリーシャが起きて惑星を探索することに。しかし危険な生命体に攻撃され、脱出しようとするも宇宙船が壊れてしまい、脱出不可能となった。 1年かけて宇宙船を修理しようとするも、特殊なエネルギー・クリスタルが最大パワーを引き出せず何度もテストする。バスがテスト飛行をするために宇宙に4分間出かけると、惑星では4年の歳月が流れていくので、惑星に残った人たちはどんどん歳を取っていった。最後は、相棒のアリーシャも亡くなってしまった。 アリーシャの残したロボット猫が、..

  • (映画)私はいったい、何と闘っているのか

    お笑い芸人・つぶやきシロー原作の小説を映画化。 スーパーの店員で主任の安田顕は、何をやってもうまくいかない。他の店舗の店長にも推薦されるも、信頼している上田店長(伊集院光)のために働きつづけた。しかしその上田店長が突然亡くなられた。次の店長に、と期待する安田だったが実際には、年下のパッとしない店長がやってきた。そしてさらに、パートのおばちゃんの不正を隠したことで謹慎になってしまった。 そんな時、妻(小池栄子)の実家の沖縄に娘二人と行くことに。実は、娘二人は安田の娘ではなく妻の連れ子。その父親から沖縄行きのチケットが送られてきて、妻の代わりに安田が行くことになった。住所もわからず、名前だけを頼りに探していたら、偶然乗ったタクシーの運転手が探していた人物だった。彼は動揺することもなく、チラチラと後部座席の娘たちを見て、それで終わった。 詳しいネタバレは下記 http..

  • (映画)Sing 2

    ユニバーサル・ピクチャーズのアニメ映画Singの続編。 オリジナルで成功を収めた、劇場の支配人バスター・ムーンは、自分たちのショーに自信を持っていて、いつかエンターテイメントの聖地である、レッド・ショア・シアターで公演をしたい、と思っていた。 最初は相手にもされなかったが、アニメならではの強引な手法で、レッド・ショア・シアターの支配人でクリスタル・エンターテイメントの社長に気に入られ、そして隠居している超大物ロックスターを出演させることを条件に、3週間後にショーを開催するように命令された。 シナリオ作成から、演出から、舞台セットから頑張って用意するバスター・ムーン。しかし、大物ロックスターを見つけるには時間がかかった。なんとか見つけるも、最初は断られる。最後はギタリストのヤマアラシ・アッシュが説得して、出演をすることが決まった。 他にも、ゴリラのジョニーはダ..

  • (映画)Space Jam / A New Legacy

    1996年にマイケル・ジョーダンが出演したSpace Jamの現代版。主演は、レブロン・ジェームス。 物語は、レブロンの3人の子供のうち、二人の息子から始まる。兄の方はバスケが得意だが、弟のドミニクはバスケよりもゲームを作るのが大好きだった。それを知ったレブロンは、なんとかドミニクのことを理解しようと、一緒にワーナーブラザースの映画撮影所に一緒に行った。そこで、レブロンを主人公にしたゲームを開発したい、とワーナーブラザーズに提案されるも、レブロンは断ってしまう。そのことでレブロンとドミニクは喧嘩になってしまった。さらにレブロンに断られてしまったワーナーブラザーズのサーバーの中にいる人工知能のアル・ゴ・リズムは、怒ってドミニクをサーバーの中に閉じ込めてしまう。レブロンもドミニクを追ってサーバーに入ってしまった。 アル・ゴ・リズムはドミニクを返す条件として、バスケットボール..

  • (ドラマ)正直不動産

    ビッグコミック掲載の漫画のドラマ化で、山下智久主演。 嘘ばかりついてお客を騙し、業績を上げてきた登坂不動産のセールスマン・永瀬財地(山下)。あるとき不動産物件(土地)に残っていた祠を、邪魔だから、と足で蹴って壊したら、祟りで嘘が付けなくなってしまった。それ以来、不動産契約が取れなくなり、業務成績は悪化。住んでいたタワーマンションからも引っ越しをして、風呂無し木造アパートに住むことになった。 最初は、嘘がつけなくなったけど、お客に正直に対応することで一つひとつ物件を売り上げていく、という一話完結のストーリーが続く。新人の月下(福原遥)は、顧客第一で純粋に明るく、そして正直に対応していく。そんな月下の教育係になった永瀬は、正直にお客と対応することで、月下からも尊敬されるようになる。 次に、登坂不動産にライバルのミネルバ不動産が業務の邪魔をしてくるようになった。登坂不動..

  • (ドラマ)しずかちゃんとパパ

    吉岡里帆、笑福亭鶴瓶、中島裕翔が出演しているNHKのドラマ。 吉岡里帆の父親の笑福亭鶴瓶は、生まれつき耳の聞こえないが、写真屋を営んでいる。笑福亭鶴瓶の奥さん、つまり吉岡里帆の母親も耳が聞こえなかった。吉岡里帆が生まれてすぐに他界している。 ある日、建設会社と市役所の人たちがやってきて、吉岡里帆と笑福亭鶴瓶の住む商店街がスマートシティ建設の対象地域になる、という話を持ってきた。もちろん反対する商店街の人たち。その反対する人たちを説得させるために、建設会社から市役所に派遣されたのが中島裕翔だった。中島裕翔は発達障害があるらしく、人の心やその場の雰囲気を読むのが難しく、また喜怒哀楽を表現することも得意ではなかった。 最初は吉岡里帆も含めた町中の人たちから嫌われていた中島裕翔だったが、色々な出来事があるうちに惹かれあい、吉岡里帆と付き合うようになった。最初は反対..

  • 白夜行・東野圭吾

    僕が今まで読んだ本の中で一番分厚い小説に挑戦してみた。 1973年に質屋の主人が殺された。その主人は、殺害現場に行く前に、とあるアパートに100万円とケーキを持って立ち寄った。そのアパートには母親と小学生の女児が住んでいた。その母親も1年後にガス漏れ事故で亡くなってしまう。質屋の息子、桐原亮司。アパートに住んでいた女児、西本雪穂。彼らが中学、高校と成長していく中で一見関連性のない奇怪な事件が起きていく。 最初の質屋殺しからずっと事件を追い続けている刑事は、最終的に亮司と雪穂が関わっていたと思われる事件にたどり着いた。そのころ雪穂の新しい店が大阪でオープンとなり、亮司は販促のアルバイトとして店の近くにいるところを警察に発見され追い詰められた。 そして亮司は逃亡したが死亡、雪穂は無関係を装って去っていった。 亮司と雪穂は小学生の頃、図書館でたまに会うことで仲良くなった..

  • (映画)劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班

    元々韓国のドラマだったものを日本でリメイクして、その劇場版とのこと。僕はドラマを見ていなかったので、最初の導入部分がわからなかったが、見ていくうちにしっかりそこは説明をしていくれて、30分ぐらい過ぎたところでなんとか理解できるようになった。 充電切れの無線機がなぜか不定期に作動し、2021年の三枝刑事と2009年の大山刑事が会話できることによって、大きな事件を解決していく、という物語。ドラマの時はどうだったのかわからないけど、劇場版では官房長官とか刑事部長とか公安部長とかが、過去の事件を「解決した」ことにして色々な情報を隠ぺいしていたせいで、色々な人たちが犠牲になった、というお話。 サスペンスなどは好きだが、こういう刑事ものは実はあまり好きではなくて、見ている途中で辞めようかな、と思ったが、ダラダラと見てしまったのは、多分、僕が坂口健太郎と北村一輝の演技を見たかったか..

  • (朝ドラ)カム・カム・エブリバディ

    前回の朝ドラを覚えてないぐらい、久しぶりに朝ドラを見た。多分10年以上ぶり。 今回はヒロインが3人で、展開がとても早くておもしろい、ということで勧められてみたが、確かに早かった。ダラダラした感じが全くしなかったので、そこも人気の要因だったと思う。 物語は、戦前1925年から2025年の100年を3代の親子が繰り広げるストーリー。1925年に生まれた安子は、岡山の和菓子屋の娘。近所の繊維会社の御曹司に恋をし、彼からラジオ英語講座がある、ということを教えてもらう。そして毎日頑張って英語の勉強をして、流暢に離せるようになった。御曹司と結婚するもすぐに夫は出征。そして帰らぬ人となった。 繊維会社の家を出て、娘の「るい」と二人で大阪で生活するも、あるとき自分の不注意でるいのオデコに大きな傷を負わせてしまう。そのため、義父に岡山に連れ戻される。それでも頑張って、自立していける..

  • (ドラマ)ミステリと言う勿れ

    原作漫画のドラマ化。ウィキペディアによるとドラマ化は各テレビ局で争奪戦になり、最終的にフジテレビが放映権を獲得したらしい。 大学生の久能整は、ある日、とある事件の容疑者にされてしまう。しかし新米刑事・風呂光の協力を得ながら状況と情報から、捜査本部内の刑事が事件をでっち上げた、ということが判明。無事に事件が解決した。 これが第一話で、その後も同じような感じで、警察が久能を頼りながら色々な事件を解決していく、と思いきや、次は2週を使って2話前後編を、そこで付箋を残しながら次の3話、4話、そしてまた2週続けて5話前後編、6話前後編、そして最後は2話の付箋を取り戻すための2.5話があって終了となった。さらにさらに、次回作の付箋を残して終わっていくという・・・。 全ての回が結構それなりにつながっていたりして、普通の1話完結のミステリーと思っていた僕はちょっとびっくりして、そ..

  • (ドラマ)妻、小学生になる

    10年前に交通事故で妻を亡くした堤真一と娘の蒔田彩珠。ある日、小学生の白石万理華に魂が乗り移った妻の石田ゆり子が戻ってきた!というお話。 最初は皆半信半疑だったが、妻と夫、娘しか知らない事実を小学生の女の子が語りだしたことで、「妻が戻ってきた!」と喜ぶ堤真一と蒔田彩珠。普段と違う娘の態度が気になる、白石万理華の母親の吉田羊。しかし最後は、自分の娘に石田ゆり子が乗り移ったことを認めた。 成仏できない霊が、もう死にたい!と思っている人に乗り移ってしまった、というのがそもそもの理由だが、結局は生きている人の人生をちょっと借りているだけで、最後は返さないといけない、ということを石田ゆり子も理解する。 実は、石田ゆり子以外にも生き返った人がいた。小説家を夢見ていた高校の国語教師が、あるとき事故死。どうしても小説家になりたくても成仏できず。その時に、ケガでバスケを断念した女子..

  • (映画)ウエスト・サイド・ストーリー

    スティーブン・スピルバーグ監督の「ウエスト・サイド・ストーリー」を見た。 時は1950年代後半のニューヨーク・マンハッタン西部。プエルトリコ系移民と、貧乏な白人の若者たちの対立。その中で、白人のトニーと、プエルトリコ系のマリアの恋を描いた作品。当時のアメリカは、ちょうど公民権運動が巻き起こり、人種差別を無くす動きが始まったばかり。 1961年版の映画のネタばれ・あらすじは下記。 https://mihocinema.com/west-side-story-3919 この映画の評論では、その多くが「なぜ今、スピルバーグがウエストサイドストーリーを撮ったのか」が話題になっている。映画評論家の町山智浩さんは、トランプ政権になってから、アメリカファーストになって、中国を批判したり、何かと世界が分断していることが大きな理由ではないか、と言っていた。自分もまさにそう思う。 ..

  • (アニメ)鬼滅の刃・遊郭編

    鬼滅の刃・遊郭編を見た。全12回(だったかな?) 遊郭に潜む上弦の鬼を討つために、炭治郎、善逸、伊之助たちは、女装をして遊郭にもぐりこむ。そして下働きをしながら、鬼の行方を探る。彼らを率いてやってきた柱の宇髄天元。彼には3人の嫁がいて、彼女たちも遊郭に潜入していたが、連絡が途絶えていたので、天元は彼女たちの行方を探っていた。 そして上弦の鬼を見つけたと同時に戦い開始。この鬼は遊郭一の遊女で、帯を自在に操って攻撃する。一度首を切ったが、実は二人で上弦の鬼となっていて、二人の首を同時に切らないと倒すことができない。2~3話使って攻撃に攻撃を重ね、最後は4人で同時に首を切ることができた。 こういう戦い系のアニメは一度戦いが始まると、まぁ長い長い。切っても生き返り、切られても生き返り、だんだん「いつになったら終わるんだろう」という感じ。上弦の鬼がどれだけ強いか、を表現した..

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