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2022/12/14

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  • (ドラマ)不適切にもほどがある!

    阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本のドラマ「不適切にもほどがある!」を見た。 阿部サダヲも宮藤官九郎も同学年なので、彼らの活躍を見ていると自分もとても元気が出てくる。 あらすじについては、ウィキペディアにかなり詳細が載っているので、そちらを参照。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E9%81%A9%E5%88%87%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%BB%E3%81%A9%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B! このクールでは、昭和の価値観と、令和の価値観を比較するドラマが2つあった。一つはこの「不適切~」でもう一つは原田泰造主演の「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか?」。今回、「おっさんの~」を見なかったのは、あらすじを見る限り、とっても真面目そうな題材で、主演の原田さんがとても肩..

  • (ドラマ)春になったら

    とんねるず・木梨憲武と奈緒のダブル主演。奈緒さん主演のドラマを鑑賞するのは「ファースト・ペンギン」以来。 3か月後に結婚する娘と、3か月後に肝臓がんで余計宣告をされた父の、ハートフル・ホームドラマ。 木梨憲武さんの朝のTBSラジオなどを聞いていたので、どんな演技をするのかな?というのがまず興味があった。木梨さんの演技は、多分、40年ほど前に見た、映画「そろばんずく」以来だと思う。 第一話でいきなりお互いの状況を伝え合う二人。椎名瞳(奈緒)は東大出身の売れないお笑い芸人、それもバツイチで子持ち、というかずまるくん(濱田岳)と結婚したいと言い出す。そんな経済的にも不安定な相手との結婚に断固反対する椎名雅彦(木梨)。 お互いに「結婚までにやりたいこと」「死ぬまでにやりたいこと」を掲げて、試行錯誤しながらもやりたいことを進めていく二人。木梨さんは高校の同級生)に会っ..

  • (ドラマ)グレイトギフト

    反町隆史主演の「グレイトギフト」を見た。 漫画とか小説とか原作があるのかな?と思ったら、オリジナル脚本とのこと。 完全なミステリーというか、サスペンスというか・・・僕が今まであまり見てこなかった分野のドラマで、最初はどうしようかな?と実は見るのを迷っていた。 しかし反町隆史さんが、とても陰気で優柔不断な医師を演じていて、今までの反町さんのイメージが崩れたので、ちょっとどういう展開になるのか、見てみたくなった。1990年代の人気俳優は、結構出演作を選んだり、役を選んだりするんだろうな、という印象があったので(某・織〇裕〇さんはそうらしい)、このイメージと違う役をどこまでうまくできるのかな?というのも興味があった。 ある日、患者が急性心不全でなくなってしまう。首の辺りに不審な黒墨を発見した病理医の藤巻(反町)。調べた結果、心不全の原因となる球菌であることが判明。理事..

  • 3月10日(日)自宅で散髪

    山下智久主演の「正直不動産2」を見た。去年の同時期にパート1が放送されていて、その続編。 今回は、宿敵ミネルバ不動産に新たな刺客がやってきた。神木(ディーン・フジオカ)は以前は登坂不動産に勤めていた営業のエースだったが、永瀬(山下)に一位を明け渡してから退職。他の不動産で違法な不動産販売を繰り返していたが、最終的には追放されてしまった。そこにミネルバ不動産の鵤社長(高橋克典)が呼び戻した。 ミネルバの神木に顧客を取られたり、契約を横取りされたり、色々な苦難がやってくるが、いつもの正直さでなんとか乗り切っていく永瀬。そんな永瀬の行動に少しつづ変わっていく、ミネルバの元エースで神木に1位を譲った花澤(倉科カナ)。顧客のことを考えるようになり、故に顧客をないがしろにする神木の行動に納得がいかなくなる。 そして次第に神木の過去が知られる。以前は奥さんと幼稚園児の男の子がい..

  • 「リセット」垣谷美雨

    「老後の資金がありません」という映画を以前見たことがあるが、その作者の、実は第2作目の小説がこの「リセット」。 3人の47歳の女性が主人公。3人は高校時代の同級生。東京でたまたま再会し飲みに出掛けたお店で、30年前の高校時代に戻ってしまうというお話。 知子は東京の短大を卒業後、高校時代の彼氏と結婚して専業主婦に。大学生の息子、高校生の娘を育て上げるが、子育てに非協力的な夫に愛想をつかしている。 薫は大学を卒業後、ソフトウェア会社に勤務する優秀は課長。独身で周りからの偏見などに疲れ切っている。 晴美は高校時代には不良だった。行きずりの男との一夜で妊娠し中絶。高校も中退し、職を転々としながら今まで生きていた。現在は昼間はコンビニ、夜はスーパー銭湯の掃除のバイトをしている。 そんな彼女たち3人が、故郷の特産品フェアで偶然に出会い、食事に出かけたレストランで、..

  • (ドラマ)お別れホスピタル

    NHKのドラマ「お別れホスピタル」を見た。 1シーズンの10話ぐらいのドラマだと思ったら4話で終了した。 NHKのウェブサイトには「沖田×華氏が療養病棟を舞台に描く傑作コミックをドラマ化」との紹介があった。開始前から全4話としているので、視聴率がどうのこうの、という訳ではないらしい。検索したら漫画の画像も出てきた。ドラマはとっても真面目に、深刻に物語が進んでいくが、漫画の作風を見ると、とてもほのぼのとしたイメージで、ちょっとギャップを感じた。 「お別れ」というだけあって、メインのテーマは「死」だと思う。ウェブサイトのドラマの紹介には下記のように書かれていた。 「ある街の病院にある療養病棟。そこは、余命数か月と判断される人や、病状に加え認知症などで日常生活が困難な人がたどり着く場所。その最前線に立つ看護師、辺見歩は、意思表示の難しい患者さんのわずかな変化も見逃さず..

  • 森崎緩「函館グルメ開発課の草壁君 お弁当は鮭のおにぎらず」

    森崎緩のお弁当シリーズの第3弾を読んだ。 ちなみに第一弾、第二弾、第三弾はそれぞれ、 「総務課の幡上君のお弁当 ひとくちもらえますか?」 「総務課の渋澤君のお弁当 ひとくち召し上がれ」 「小料理屋の幡上君のお弁当 皆さま召し上がれ」 だった。 大学の水産学部を卒業して、缶詰の食品会社に就職した草壁君。それと同時にご両親が仕事の都合で東京に引っ越しをしてしまった、留守宅を任された草壁君は緊張しながら初出社を迎える。 配属された開発課では加賀課長(女性)、中堅の小野寺さん(男性)、入社3年目の先輩・中濱さん(女性)に続いて4人目の社員となった。会社のある場所が、夏の観光シーズンになるとレストランもコンビニも混んでいてお昼ご飯にありつけない場所にあるため、開発課の皆からお弁当持参を推奨される。 中濱さんに「イチイさんのレシピサイト」を教えてもらってお弁当作..

  • (ドラマ)下剋上球児

    鈴木亮平主演のドラマ、下剋上球児を見た。 ノンフィクション書籍『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)という実話を元にしたオリジナルドラマ。最初は野球部員一人から始まる。野球の大好きな山住先生(黒木華)が、元球児の南雲先生(鈴木亮平)と一緒に野球部を盛り立てる、というストーリー。 このドラマ最大の見せ場は、南雲先生が実は教員免許を持っていなかった、という場面。高校卒業後、就職してスポーツトレーナーとして働くも、教員になる夢を捨てきれず、36歳で大学に入りなおした南雲先生。でも最後の最後で必要な単位を取り忘れたため卒業できず。しかしちょうど結婚もして、子供も生まれ、教員採用試験も受かっていたため、教員免許を偽造して高校で働くこととなった。 ネットでは「教員免許偽造なんてサイコパスすぎる」「南雲先生、どうなっちゃうの?」と盛り上がっていたが、..

  • 森崎緩「小料理屋の幡上君のお弁当 皆さま召し上がれ」

    森崎緩のお弁当シリーズの第3弾を読んだ。 ちなみに第一弾、第2弾はそれぞれ、 「総務課の幡上君のお弁当 ひとくちもらえますか?」 「総務課の渋澤君のお弁当 ひとくち召し上がれ」 だった。 今回は、第一弾の最後で結婚した主人公、幡上君と、同じ総務課で「メシ友」として一緒にお弁当を食べていた清水真琴が結婚したところから始まる。幡上君は函館の実家の小料理屋に入り、父親から色々と教わる日々。そして真琴さんは女将見習いとしてお店に出ることになった。 父親からランチタイムのお弁当作りを任されて、真琴さんと一緒になって新しいお弁当を考える日々。函館の旬の魚や野菜を使って、他のお弁当とは差別化を図りながら、新作のお弁当を考えていく。恵庭市(千歳の近く)出身の真琴さんのアイディアが、幡上君のお弁当作りに大いに役立った。 越冬野菜の肉巻き弁当は、近所の幼馴染の佐津紀さんの..

  • (ドラマ)ブラックポストマン

    田中圭主演のドラマ、ブラックポストマンを見た。 10年前、田中圭と小泉孝太郎はごく普通の郵便配達員だった。父親から虐待を受けていた女の子に、もし辛くなったら、ネバーランドの悪魔宛に手紙を書いて、あの使われていない郵便ポストに入れるように言った。 数日後、手紙を入れた女の子。心配になって女の子の家を訪ねた田中圭。父親と言い争いになり、刃物で刺されそうになったところを、助けに入った小泉孝太郎に助けられ、父親は逆に小泉孝太郎に刺されて死んでしまう。 刑務所送りになった小泉孝太郎。その後、田中圭は郵便局を辞め、遠い町で介護職員として働いていた。 そこに郵便局の局長が訪ねてくる。「またあのポストにネバーランドの悪魔宛ての手紙が入っているんだよ」・・・。心配になった局長は田中圭を再び郵便局に連れ戻した。 そこから始まる、子供達への虐待の数々。それを田中圭が解決して..

  • (ドラマ)転職の魔王様

    成田凌と小芝風花が主演の、転職を題材にしたドラマを見た。 有名広告代理店に勤めていた小芝風花は、パワハラが原因で退職してしまう。次の職を見つけるために、叔母が社長をしている転職エージェントにしばらくの間、働かせてもらうことになった。そして何人かの転職希望者と接していくうちに、転職エージェントという職業に魅力を感じて、そのまま正社員として働くことになった。 全11話で、ほぼ一話完結。その中で転職の魔王様がなぜ足が不自由なのか?どうして転職エージェントになったのか?などのエピソードが紹介されていく。また小芝風花の叔母、石田ゆり子がなぜ転職エージェントの会社を立ち上げたのか?とか、も紹介されていく。 魔王様の場合は、一流の商社でエネルギー関連のプロジェクトをしている最中に、交通事故に合い足が不自由になり、プロジェクトも降ろされて総務部への異動を命じられてしまう。そして自..

  • (ドラマ)この素晴らしき世界

    若村麻由美主演のドラマ「この素晴らしき世界」を見た 主題歌を小田和正さんが担当する、ということで一応見てみた。当初、鈴木京香さんが演じる予定だったらしいが、体調不良のため若村さんに変わったんだとか。若村さんの出ているドラマを初めて見たので新鮮だったし、イメージとしては若村さんの方が良かったかなぁ、と個人的には思う。 有名女優が失踪したので、スーパーでパートをしている主婦に代役をお願いする、という設定。最初は主婦なりに緊張しながらも有名女優を演じている様が描かれる。後半は芸能事務所とテレビ局などが結託して殺人事件をもみ消した事件を、主婦ともう一方の芸能事務所のメンバーが暴いていく、というお話。 主婦の旦那役のマキタ・スポーツも味のある中年オヤジで、なかなかの演技。スーパーで同じくパートをしている平祐奈。実は性転換をしていて家族から理解されていない。でも主婦の息子だけ..

  • 森崎緩「総務課の渋澤君のお弁当、ひとくち召し上がれ」

    前回読んだ、「総務課の幡上君のお弁当~」のシリーズの第2弾。 幡上君の時に出てきた、幡上君と同期の渋澤君。入社3年で東京本社に転勤になった。一人暮らしを始めた渋澤君は、東京2年目でちょっとホームシック。そんな時に同じ総務課で働く芹生さんと仲良くなる。高校の修学旅行で北海道に行けなかった芹生さん。そんな芹生さんに出身地のグルメを楽しんでもらうべく、自分で料理を始めた渋澤君。幡上君にレシピを教わりながら、芹生さんとの距離を縮めていこうとするが・・・。 芹生さんは身長が高く、高校の頃はバレーボール部。見た目がボーイッシュなことから、高校時代は後輩の女子からバレンタインデーのチョコをもらっていた。でも本当は一人の女性として綺麗で可愛くありたい、と思っていた。社会人になって、高校の同窓会に参加した芹生さん。女らしく綺麗な姿で参加するも、みんなから「似合わない」と言われ落ち込み、早..

  • (ドラマ)VIVANT

    言わずと知れた、2023年最大の超大作、VIVANTを僕もキッチリ見ました。主役級の役者さんが沢山出演されていたことでも大きな話題となったドラマ。 とにかく物語が複雑で細かく書いていくのも、簡単にあらすじを書くのも大変なので下記サイトを参照のこと。 https://dorama9.com/vivant-netabare/ 物語全体を通して、とにかくストーリーも映像も壮大過ぎて、圧倒されっぱなしの前半。そして少しづつ色々なことが判明してくる中盤。すべての伏線を回収しきった後半。どこもハラハラどきどきで「えー!」と驚いたり、「なるほど!」と感心したり、「やっぱり!」と予想が当たって嬉しかったり。とにかく感情が落ち着く暇がないドラマだった。 バルカ共和国という国が最初「どこかにある実在する国」だと思ったら実は架空の国で、ロシアとモンゴルの間にある国ということがわか..

  • (ドラマ)ハヤブサ消防団

    中村倫也主演、池井戸潤の作品のドラマ化。 最初、田舎町で起こるドタバタのアットホームなコメディだと思ったら、実はサスペンス物だと知ってびっくり。銀行系、ビジネス系、企業系を主に書いている池井戸作品からは想像ができなかった。 親の残した一軒家がある村のハヤブサ地区に引っ越してきた小説家の三馬太郎(中村)。幼馴染に誘われて行った飲み会で消防団に誘われる。色々と考えて入団。そのころ、放火と思われる火事が何件か続いた。 太郎が調べていくと、放火された人は資産家で、大きな土地を持っていた。そしてその村をうろつくソーラーパネルの会社の営業の真鍋に、土地の売買を拒んだ人たちだった。火事で家を失った人たちは、仕方なく土地を売って他の町へと引っ越ししていった。 実はソーラーパネルの会社というのは偽物で、新興宗教が土地を買占め、そこに宗教団体の施設を作ろうとしていたことが判明。..

  • (ドラマ)ミステリと言う勿れ・特別編

    以前やっていたドラマの特別編。2023年9月15日から映画が公開されるのに合わせて、特別編が放送された。 ドラマは2部構成。前半は多分?以前のドラマでもやっていたお話だったような気がする。大学の同級生が殺されたとして、殺人容疑で事情聴取をさせられている整くん。ベテラン刑事・藪刑事(遠藤憲一)に執拗に責められる。「やっていない」の一点張りの整くん。でも団地のゴミ捨て場から、被害者の血の付いた果物ナイフが発見される。整くんの指紋がついていて、まさに彼の所持品だった。 実はその果物ナイフは、何者かが整くんのアパートに合鍵で侵入し、盗み出したものだった。1年前にアパートのカギをなくした整くん。そのカギを交番に届けたのがなんと!藪刑事だった! 藪刑事は昔、ひき逃げによって愛する妻と子供を殺されてしまう。その車の持ち主が殺された被害者だった。それを知った藪刑事は被害者をナイフ..

  • 高杉良「転職」

    久しぶりの読書。約4か月ぶり。3か月前に出たばかりの高杉良「転職」を読んだ。 主人公の小野健一は、大学では体育会系の大柄な男。ガッツと誠実さで転職を繰り返しながら、出世していくストーリー。 最初は「アクセンチュア」というコンサルティング会社でプログラミングを習得する。それまでプログラミング経験など全く皆無。さらに外資系であるが故に、アメリカでの研修もあり、と多難な毎日を過ごすが、持前の忍耐強さと努力で、プロジェクトを成功へと導いた。 その後、生活雑貨の外資系「P&G」、ジーンズの老舗「リーバイス」、ビールの大手「モリソン・クアーズ」、そして外資系ベンチャーのコーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」と、進んでいく。 アクセンチュアで「社長になる」という夢を抱いた小野。各企業で「マーケティング」「ブランディング」「交渉術」などを学んでいく。 全体的に、全然..

  • (アニメ)鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

    今更かもしれないけど、鬼滅の刃・刀鍛冶の里編を見た。 刀を修理してもらうために刀鍛冶の里を訪れた竈門炭治郎。誰にも知られてはいけない里に、上弦の鬼2体がやってきて、刀鍛冶たちを襲う。それを阻止しようと炭治郎をはじめ、鬼殺隊の柱である、甘露寺蜜璃(恋柱)と時透無一郎(霞柱)と戦っていく。 まず最初に不思議に思ったのが、鬼殺隊にも知られてはいけない刀鍛冶の里が、どうしていともたやすく見つかってしまったのか?まぁ鬼だから、で終わるんだろうけど、それにしてもなぁ、という感じ。 あと、前回の戦いでは宇髄天元なんて、めちゃくちゃやられてしまって、腕も切られてしまって、柱を引退するまでだったのに、今回は二人の柱ともなんとか生きながらえることができた、というのも少し拍子抜け。煉獄杏寿郎なんて命まで落としているのに(涙)。でもみんな頑張って上弦の鬼を倒せて、最後はとてもホッとした。..

  • (映画)The First Slam Dunk

    今更だけど、スラムダンクの映画を見に行った。 ネタバレ解説は下記 https://filmaga.filmarks.com/articles/209005/ 上記のネタバレ解説はとっても秀逸で、僕が感想を書かなくても充分に作品の魅力や経緯を伝えていると思うけど、敢えて僕の視点からの感想を書いてみたい。 僕の場合、神奈川県予選のインターハイ出場を決めたとこまでしか漫画を読んでいなかったので、全くの予備知識ゼロでの鑑賞だった。さらにアニメは見たことが一度もない。なので、映画が始まったときに最初に山王工業戦から、というのを見て単純に「へぇ~」と思った。そして上記解説を見て、アニメ版が僕が漫画を読み終わった部分までの放映だった、と知って納得。 漫画では桜木花道が主人公だったが、今回の映画では宮城リョータが主人公で、彼の過去や家族構成などがストーリーの主軸になってい..

  • (映画)House of Gucci

    有名ブランド・グッチの創業一族の衰退を描いた作品。 あらすじは下記。 https://news-movie.jp/house-of-gucci/ 映画の最初の方から、結構引き込まれていった。パトリツィアの女性的魅力と、マウリツィオとの出会い、そして結婚していく場面がとても自然に描かれていて、とても入りやすかった。特に、グッチ家の顛末が何もわからずに映画を見始めたので、この二人が今後どうなるのか?全くわからない所からのスタートだったので、とても興味深かった。 話が進むにつれて、パトリツィアがグッチを乗っ取ろうと目論んでいく過程はとてもハラハラの連続だった。マウリツィオの父親のロドルフォと、出産を機に関係を修復。マウリツィオの叔父のアルドとその息子で従兄弟のパオロをそれぞれ法的にグッチから追い出し、最後はマウリツィオがグッチの全権を握れるまでになった。しかし、マウリ..

  • (映画)すずめの戸締り

    新海誠監督のアニメ映画、すずめの戸締り、を見た。 ストーリーは下記。 https://cinemarche.net/anime/suzumenotojimari-ito/ 新海監督の作品は、「君の名は」「天気の子」と見て今回が3作目。どの作品も、メルヘンチックなストーリーだし、3作とも昔の逸話とか神話みたいなものがベースになって、それが物語を進めていくが、今回ばかりはわからないことが多々あった。 まず猫の「ダイジン」の存在。最初は、鈴芽と草太の敵だと思ってずっと見ていたけど、最後は味方になっていた。草太のおじいさんの所に表れた時、おじいさんは丁寧に対応していた。結局、ダイジンがどういう存在かわからずに終わった。 東京の地下にある扉に入って、椅子の草太を要石にした後、鈴芽は思い出したように東北の昔住んでいた家に向かう。そこにあった扉からまた別の世界に行くが、..

  • (映画)RRR

    2022年公開のインド映画。「世界の果てまでイッテQ」でおかずクラブのオカリナが「めちゃくちゃ面白い」というので見てみた。 ストーリーは https://eiga-watch.com/rrr/ イッテQでは、映画内で出てくるナトゥーダンスがとっても面白い!と言って、ガンバレルーヤがダンスに挑戦。それがとっても印象が良かったので、「きっとコメディ映画に違いない」と思ってみたら、とんでもない! 時は1920年の英国領時代のインドで、イギリス人がインドを支配していた時。娘をイギリス人に拉致された村の戦士が、娘を取り返すために奮闘する、というお話。 映画には、かなりキツい暴力シーンもあるし、見ていられないような拷問シーンなどもあり、見ていてかなり辛かった。でも、それが当時のインドの状況だった、と思うと、その惨状を表すには仕方がない表現方法なのかな、とも思うが、それ..

  • (ドラマ)だが、情熱はある

    南海キャンディーズ・山里亮太と、オードリー・若林正恭の半生を描いたドラマ。森本慎太郎(SixTONES)と高橋海人(King&Prince)主演。 山里さんのTBSラジオ「JUNK」を時々聞いているし、オードリーの漫才も好きなので、とても興味のあるドラマだったが、どちらの役もジャニーズがやることになり、「あ~あ、またジャニーズか」とちょっとマイナスな気分で見始める。森本君は山里さんにめちゃくちゃ似ていて配役に納得したが、高橋君はどうみても若林さんには似てないだろう!というツッコミをどうしてもしてしまう。若林さんももっとおっとりしている、というか、高橋君みたいなギラギラした目はしてないんじゃないか?と。 でも見ていくうちに、高橋君のしぐさとか台詞の言い回しが、とっても若林さんに似ていて、あぁ彼はものすごく頑張っているんだな、というのが伝わってきた。 ストーリーの..

  • (映画)バッドガイズ

    2022年10月公開のドリームワークスのアニメ映画。 ネタバレのあらすじは下記。どちらも結構読みやすい。 https://cinemarche.net/anime/badguys-matsu/ https://www.alpaca76.com/archives/25278 こういう映画によくある、善人だと思っていた人が実は悪人だった、的な展開が今回もあり。マーマレード教授がその悪人。 でも今回ビックリさせられたのは、敵だと思っていた人が実は味方だった、ということ。女キツネのダイアン市長。素敵な善良な市長かと思ったら、実は昔は悪党で盗人。でも足を洗って今は市長になった、という。でもマーマレード教授が実は悪人なんじゃないか、と疑って、最終的には、主人公のウルフたちを手助けする。 子供にもとてもわかりやすいストーリーだったし、キャラクターたちのデザインや動きも..

  • それってパクリじゃないですか?

    芳根京子、重岡大樹主演の、特許を題材にしたドラマ。奥乃桜子さんが書かれた小説が元ネタとなっている。漫画にもなっているらしい。 最近、恋愛系、刑事もの、病院ものがどうも苦手なので、こういうちょっとコメディ要素がありつつも、あまり題材にされないようなドラマが面白く感じる。 月夜野ドリンクという中小飲料水メーカーに勤務する芳根京子。親会社から「知的財産部」を作るように言われた会社は、開発部から芳根京子、親会社から弁理士の重岡大樹を登用する。 特許ってなんだ?から始まり、特許がどのように扱われているのか?特許によって何が得られるのか?などなどわかりやすく説明してくれる。特許以外にも商標や著作権も話題に上がっている。 全10話のストーリは日本テレビのサイトに掲載されている。 https://www.ntv.co.jp/sorepaku/ 最初に見ようかどうしよ..

  • スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー

    子供たちが「見たい」というので、久しぶりに映画館に見に行った。 相変わらずネタバレあらすじを書くのは面倒なので、下記を参照願います。 https://cinemarche.net/anime/smbmovie-makocha/ 全体的な感想としては、とにかくわかりやすいストーリーだ、ということ。 シンプルに、マリオとルイージの冒険活劇で、悪者を倒す、というお話。仲間だと思っていた人が実は敵だった、とか、ひねった箇所は何一つなく、悪者は悪者だし、仲間は仲間だし、小学生低学年でも簡単に理解できるストーリーは、幅広い人たちに観てもらいたいための手法だな、と思った。 やっぱりメインは、ゲームで使われたシーンが沢山出てくること。途中、途中で、過去のマリオブラザーズのゲームのシーンが出てきたり、ゲームに出てくるキャラクターが出てきたり、ゲームで使われている音楽が流..

  • 森崎緩「総務課の幡上君のお弁当、ひとくちもらえますか?」

    本屋に行って、何か面白い小説はないかな?と思って見つけた本。厚さもちょうどいいし、表紙のイラストも楽しそうな印象を受けたので読んでみることに。 主人公、幡上君が会社の同期の清水さんとお弁当を一緒に食べる仲になってから、最後は結婚するまでの恋愛物語。恋愛モノってあまり自分の趣味ではないけど、今回はとても読みやすくてほのぼのできた。 幡上君の実家は函館で小料理屋を営んでいる。そのせいか、小さい頃から料理が好きで特異な幡上君。大学進学のため札幌で一人暮らしを始める。そしてそのまま会社に就職し、総務課に配属された。 料理好きの幡上君は、毎日お弁当を持参。同期と外のレストランにランチに行くこともなく、一人で社員食堂で食べていたら、清水さんに声をかけられた。 清水さんも一人暮らし。自分でお弁当を作ってくるが、幡上君のレベルにはほど遠いらしい。そこから二人の交流が始まるが..

  • (ドラマ)ブラッシュアップライフ

    安藤サクラ主演のコメディドラマ。 死んでも人生をやり直す、という設定が面白いな、と思って見始めた。 市役所職員の安藤サクラは30台中盤で交通事故で死んでしまう。死後の世界で受付のバカリズムに「来世はグアテマラ南東部のオオアリクイ」と言われ、思い悩んでいると「もう一度人生をやり直しますか?」と言われ、やり直すことに。 次は薬剤師になって徳を積んでいくが、またもや30代中盤で交通事故で死んでしまう。次の来世は「インド太平洋のニジョウサバ」。まだまだ納得のいかない安藤は3度目の人生をやり直す。 次はテレビプロデューサー。最初はアシスタントから始めて、やっとプロデューサーになって自分のドラマ「ブラッシュアップ・ライフ」を手がけるも、オンエア直前でまたもや交通事故死。来世は「北海道のムラサキウニ」と言われ4度目の人生を始める。 今度は医者、そして研究職になる。「..

  • (ドラマ)100万回言えばよかった

    佐藤健、井上真央、松山ケンイチ主演の刑事系+恋愛系ドラマ。 佐藤健が幽霊になって・・・というイントロダクションでちょっと興味が湧いてきて、見始めるようになった。 佐藤健と井上真央は中学生の時に、それぞれが家庭内で問題があり、子供のいない保護司の元で一緒に生活したことがある仲だった。それが20年?ほど経って再会し、付き合うようになった。佐藤健はシェフとしてレストランで働き、井上真央はヘアサロンで美容師をしている。 ある日、井上の誕生日に佐藤のアパートでお祝いディナーをする予定だったが、佐藤は表れず、井上は冷蔵庫を開けると、その夜に二人でお祝いをするための料理が残されていた。 佐藤が次の日になっても戻ってこないので、井上は警察に捜査願いを出す。刑事の松山は親身になって捜査をする。そんな時に街中で佐藤を目撃する。が、なんと佐藤は幽霊となっていて、松山にしか見えない..

  • (ドラマ)リバーサル・オーケストラ

    門脇麦、田中圭主演のクラシック音楽をテーマにしたドラマ。 幼少期にバイオリンの神童と呼ばれた門脇麦は、ある発表会で重圧に耐えられなくなって、演奏途中で舞台から逃げてしまった。そしてその後はバイオリンを引かなくなり、西さいたま市の職員として働いている。 西さいたま市の市長の生瀬勝久は、市の財政の悪化から、市の管轄の児玉交響楽団(玉響)を解散するように迫られる。しかし楽団を残したい市長は、ドイツで指揮者の修行をしている息子の田中圭を呼び戻し、玉響を一流のオーケストラにするように言われる。 玉響の広報担当をしていた門脇麦は、昔バイオリンの神童だったことが田中圭にバレて、玉響に入るように説得され、コンサートマスター(コンマス)を任されることになった。 その後、団員の色々なドタバタがありつつ、物語は進行。反市長派の議員からは、コンサートを満員にできなければ解散!と言わ..

  • (ドラマ)我らがパラダイス

    NHK・BSプレミアムで放送されたドラマ。主演は、木村佳乃、高岡早紀、堀内敬子。 原作は林真理子の同名小説より。NHK総合ではなくBSプレミアムにも関わらず、かなり豪華なキャストでびっくりした。メインのトピックが「親の介護問題」ということもあって、どん物語なのかもとっても気になった。そのトピックを林真理子がどう描いたのか?というのもとても興味深かった。 木村佳乃ら3人は、超高級老人ホームに勤める職員。木村佳乃は看護師、高岡早紀はダイニングのサーバー、堀内敬子は受付。あるとき、木村佳乃の母親が動けなくなり、介護が必要になった。最初は自宅で面倒を見ようとしたが、無職の弟が母親の貯金をねだってきた。それを避けるために木村は、自分の母親と超高級老人ホームで意識のない寝たきり老人を入れ替え、寝たきり老人を安い介護施設に入居させてしまった。 その後、堀内敬子の父親も痴呆症にな..

  • (ドラマ)Get Ready!

    妻夫木聡が主演の医療系ドラマ。他にも藤原竜也、松下奈緒、日向亘などが出演。 妻夫木聡は昔、ブラックジャックによろしく、というドラマで新人研修医を演じていたが、その時からなかなか良い演技をしていたので、今回もちょっと見てみることにした。 妻夫木聡はどんなに困難な病気でも違法な方法で手術をする闇医者。藤原竜也は表の顔は国際弁護士、しかしこの違法な手術の交渉人として患者と接触する。松下奈緒は手術助手。日向亘は患者や警察など色々な情報を収集するハッカー。 この闇医者軍団は、交渉時に仮面をしていることから「仮面ドクターズ」と呼ばれ、違法な医療行為をしている、ということで警察に追われている。 最初の数回は、「お前に生きる価値はあるのか?」と妻夫木聡が患者の素性を考慮しながら、手術すべき患者かどうかを問いながらストーリーが進む。 途中から、物語に関係する人物たちの過..

  • 「すべてがFになる」森博嗣

    何か面白い小説がないか、ネットで調べたところ、この本が出てきたので購入。結構な厚さでびっくりしたが、とりあえず挑戦してみることに。 あらすじはココ。 この本を読み終えるまでにかなり時間がかかってしまった。別に仕事が忙しかったわけでもないけど、僕にとっては物語のテンポが遅く思えた。読んでも読んでもページ数が沢山残っていて、なかなか次に行く、という気になれなかった、というのが正直な感想。 小さな島の孤立した研究所で起きた密室殺人を助教授と学生が解決していく物語で、ここはちょっと東野圭吾のガリレオシリーズにちょっと似ているかな、という印象。ガリレオはそれなりにわかりやすかったし、テンポも良かったので、どんどんと読み進められた。また、ガリレオは湯川教授がそんなに難しい理系用語は使わなかったけど、今回はめちゃくちゃコンピューター用語が多用された。僕は一応コンピュータ関連のエ..

  • (映画)Soul(ソウルフル・ワールド)

    ピクサースタジオ制作のディズニー映画で2020年12月公開。 ネタバレあらすじ https://ciatr.jp/topics/312147 普段は中学校で音楽の先生をしているジョー・ガートナー。でも本当は有名なジャズクラブで演奏をすることを夢見ている。それがまさに実現しようというときに、マンホールに落ちて詩の世界へ行ってしまいそうになる。そこからてんやわんやが始まる、というストーリー。 前半はソウルの世界を色々と周りながら、そこがどうなっているのか、を散策していく。なかなか面白い世界だけど、気になる点が・・・。まず主人公のジョーは、自分が突然死んでしまったことを受け入れられず、まだ夢があるんだ~、と反抗する。そして、死んだ人たちが登っていく階段を降りていき、そして途中で落ちていく。世の中で亡くなっていく人たちって、病気で長く入院していた人たちとかは覚悟ができる..

  • (ドラマ)八日目の蝉

    角田光代さんの小説のドラマ化。2011年?ぐらいに放映されたドラマを見る機会があった。主演は壇れい。 あらすじ・ネタバレは僕の過去の小説の感想から、こちら https://readnobel.blog.ss-blog.jp/2019-12-18 映画にもなっている作品なので、まさかドラマもあるとは思わず、見つけた時には思わず見始めてしまった。全6回。ストーリーを全然覚えていなかったので、小説との違いを探すことはできなかったが、それはそれで純粋にドラマを楽しめて良かった。 小説を読んでいるときは、結末がわからなかったので、わくわくしながら読んでいたが、今回は結末はとりあえず知っているので、少し安心しながら見れた。 小豆島に渡った時に出会った漁師、岸谷五朗が演じているが、この人が小説に出ていたかちょっと覚えていない。でも、ドラマでは檀れいと素敵すぎる恋に落ち、..

  • (ドラマ)ジャパニーズスタイル

    仲野大賀主演のシットコム・ドラマ。全9話。 あらすじ(ネタバレはなし)はこちら https://phity.net/jabanese-style-netabare-tv-asahi お客さんの目の前で演技をしていくシットコム。劇場でやるコントをテレビで放映している、と言ってもいいと思う。それか、8時だよ!全員集合のコントをやっている感じ。 全9話が大体一話完結だが、ちょこちょこと前回のエピソードを挟んでくるスタイル。 出演者の役どころがすべてクズすぎて、どこをどう笑っていいか、なかなか難しいドラマだったが、出ている役者陣は、要潤、壇れい、市川実日子、柄本明などかなり豪華だったので、最初はとっても期待をしていた。で、予想通り、それぞれの演技は素晴らしかったし、毎回出てくるゲスト俳優もドラマを盛り上げてくれた、と思う。 でもストーリーが言うほど笑えなくて..

  • (映画)犬も食わねどチャーリーは笑う

    香取慎吾、岸井ゆきの主演のブラックコメディ映画。 あらすじ、ネタバレはこちら。 この作品、漫画か小説か、何か原作があると思ったら、この映画の監督の市井昌秀さんと奥さんの市井早苗さんの合作オリジナル脚本とのこと。市井監督自身、デビュー作から今までずっとオリジナル作品で勝負してきている人らしい。なかなか映画を作るのが難しい世の中で、オリジナルを出せるのは凄いと思う。 映画を見終わって感じたのは、夫婦関係でよくあるエピソードをきちんと取り入れている、いたって当たり前の物語だな、ということ。 世の中のすべての夫婦はお互いに言いたいことがあって、それを言えずにいる。それを旦那デスノートというSNSに書いている気持ちもわからなくもない。奥さんが2年前に流産をして、その時にフォローしてくれなかった、と不満に思う奥さんの気持ちも自然だし、余計なことを言うよりもそっとしておい..

  • (映画)アイアム・まきもと

    阿部サダヲ主演のちょっとコメディっぽい映画。 映画のあらすじ・ネタバレはこちら 原作のあらすじ・ネタバレはこちら 最近、あらすじ・ネタバレのサイトが色々と良いものがあるので、自分であらすじを書くことは止めようかな、と思っている。 まず僕が阿部サダヲさんと同級生なので、そこもちょっと見てみたいな、と思った理由。それから彼は宮藤官九郎とバンド「グループ魂」でもボーカルをしていて、ちょっと変わった人だな、という興味があったから。 調べてみると、原作がちゃんとあって、その映画化らしい。てっきりオリジナル脚本で挑んだ作品かと思った。 映画は初めから「これは何を伝えたい映画なんだろう?」とよくわからないまま進んでいった。本当に「おみおくり係」なんていう部署がある自治体があるんだろうか?なぜ牧本は遺骨をいつまでも自分の事務所に保存しているんだろうか、自分だったらど..

  • (映画)トップガン・マーベリック

    トム・クルーズ主演、1986年公開の映画「トップガン」の続編。 あらすじはウィキペディアに完璧なものがあるので省略。こちら まず感想としては、トム・クルーズ、少し老けたかな。ミッション・インポッシブルとか他の映画で彼を見ている人はそれほど感じないんだろうけど、自分は彼の映画をあまり見ていない。久しぶりに映画で彼を見たら、なんかとっても変化を感じた。でも、演技はとってもうまいし、迫力があったし、戦闘機のシーンはとっても見ごたえがあった。人気があるのもよくわかった。 ならず者国家、というのが出てくるが、これがどこの国を想定しているのか、うやむやにしているところがさすが、だと思った。これを特定の国だとわかるような演出にしてしまうと何かと問題だろう。でも実戦シーンがないと盛り上がらないし、「敵」を作ることで観客と映画が一体化するところが魅力でもあるので、そこはとても感心し..

  • (ドラマ)作りたい女と食べたい女

    比嘉愛未主演、NHK夜ドラで放送された一回15分の全10回ドラマ。 料理が好きで、ストレスが溜まるとついつい大量に料理を作ってしまう野本(比嘉愛未)。そして、同じマンションに住む、食べるのが大好きなご近所さんの春日(西野恵未)。その日もストレスで大量に料理を作ってしまった野本は、エレベーターで出会ったご近所さんが、大量のチキンナゲットを持っていて「一人で食べる」と言っていたことを思い出し、思い切って誘ってみた。春日は気持よく料理を平らげてくれて、それ以来、野本は春日を時々家に招待してごちそうすることに。 野本が病気になったりすると、薬などを買ってきてくれて、簡単な料理も作ってくれる春日。それから益々仲良くなり、二人でドライブに行ったり、ファーマーズマーケットに行ったり、海に行ったり・・・。そんなことをしているうちに春日のことが気になる野本。 調べてみたら、自分はレ..

  • アトムの童

    山崎賢人主演のゲームを主軸としたビジネス系ドラマ。 昔、匿名のゲームプログラマー・ジョンドゥーとして名を馳せた山崎賢人と松下洸平。そして実はもう一人、アドバイザー的な共通の友人・桝俊太郎がいたが、出資を求めるために新興IT企業・サガスに交渉に行ったら、契約に仕方に問題があったため、自分たちが開発したゲームを乗っ取られてしまう。そして桝はそれがきっかけで自殺してしまう。 それ以降、別々に活動していた山崎と松下だが、老舗おもちゃ会社「アトム」の復興のために、協力してゲームを作ることになった。色々な試練があるなかで、超人気のゲームをつくることになったが、これも銀行の汚い資金操作の末に「アトム」の会社自体を乗っ取られてしまう。 その後、独立して「アトムの童」という会社を立ち上げ直す。おもちゃもゲームも少しづつ軌道に乗り始めた頃、サガスが買収されそうな状況になる。社長のオダ..

  • ファーストペンギン!

    日本テレビ系列のドラマ、「ファーストペンギン!」を見た。 これは実話を元にしたドラマ、ということで見ることにした。あと堤真一さんも出演されているので、それも興味があった。堤さんは前回の「妻、小学生になる」でも好演されていたし、堤さんが出演される最近のドラマは恋愛系ではないので見やすい。 シングルマザーで行き場のなくなった主人公・岩崎和佳(のどか)を演じる奈緒。最初は旅館の仲居などをしていたが、「コンサル、英訳・和訳などやります」みたいな名刺を見た、さんし船団丸の片岡(堤真一)が連絡を取る。 「浜を守りたいんじゃ」。それまでは、取ってきた魚は全て漁協の言い値で引き取られ、両氏の仕事はキツくて、安月給で、若い人たちがどんどん減っていく世界だった。 奈緒の子供(5歳ぐらい?)は、都会では魚が食べられなかったが、取れたての新鮮な魚は問題なく食べれることができた。魚を..

  • つまらない住宅地のすべての家

    NHKで1話15分の全24話。月曜日から木曜日まで6週にわたって放送されたドラマ。原作の小説のドラマ化。 主な家庭は9つ。 丸川家は、自治会長の明(井ノ原)、家出した妻(須藤理沙)、そして息子の亮太(岸蒼汰・ジャニーズ)。 山崎家は50代の夏川結衣の一人暮らし。未婚。母の介護のため、大手企業を辞めてきたが、その母もすでに他界。現在はスーパーでパートをしている。 笠原家は70代の中田喜子が旦那を亡くして一人暮らし。 松山家も50代の尾美としのりの一人暮らし。未婚。山崎が働くスーパーで警備員をしている。密かに山崎に好意をよせている。 三橋家は、夫、妻(京野ことみ)、中学1年の息子の3人暮らし。息子は引きこもり。放浪癖があり、時々どこかへフラっと出かけてしまう。 真下家は、婚約を解消した30代ぐらいの息子(浜野謙太)と母の二人暮らし。 長谷川家は、高校生の娘とその父母..

  • 「未来」 湊かなえ

    次にどんな本を読もうか、と思ってネットで調べたら、なかなか面白い、というコメントを見つけたので、読んでみることに。が!読み終わった後に、これほど嫌な感じのする本だとは思わなかった。でも、湊かなえさん本人の「あとがき」を読んで、その理由がなんとなくわかった。 物語は6章に分かれている。「序章」「章子」「エピソード1」「エピソード2」「エピソード3」そして「終章」という構成。 「章子」の章では、章子という中学3年生が、10歳の時に受け取った、30歳の自分からの手紙を見つめながら、人気テーマパークへ行く夜行バスに乗っている場面から始まる。章子は、父親・良太を癌で亡くした、母子家庭で生活しているが、母親・文乃は精神的に不安定なため、章子自身が家事をしている。その主人公の一人である「章子」の視線で物語が描かれている。 「エピソード1」では、章子の同級生の亜里沙の視線。亜里沙..

  • 「日本人の知らない日本語」蛇蔵・海野凪子

    エッセイ漫画「日本人の知らない日本語」を読んだ。漫画家の蛇蔵さんが、日本語教師をしている凪子先生の体験談を聞いて漫画化した書籍。現在4巻まで発売されていて、累計220万部を突破しているとのこと。 「先生、質問です。」「質問は立って言ってください」「た」・・・。 「立って」を「『た』って」言った、という。。。外国人を相手にした日本語教師。僕自身もアメリカで英語学校に通っていたが、先生はみんな英語しか話せない人たちだったので、授業も質問もみんな英語だったことを思い出したら、なんかとても懐かしくなって、面白味が倍増した。 本当に沢山のエピソードがあり、日本人でも充分に楽しめるし、本当に日本人でさえ知らない、言葉の意味は由来などがあって面白かった。また外国人が見た日本がどういう風に映っているのか、各国から来た留学生にアンケートを取ったと思うが、それぞれのエピソードもあって楽し..

  • (ドラマ)拾われた男

    俳優・松尾論の自伝エッセイがNHKーBSプレミアムでドラマ化された。仲野太賀主演、伊藤沙莉、草彅剛、、薬師丸ひろ子、風間杜夫、石野真子出演。 俳優を夢見て上京してきた松戸論は、モデルを目指す高校の同級生のアパートに居候を始める。色々な劇団のオーディションを受けて落ち続けていたある日、アパートの前の自販機の下にあった航空券を拾う。それを交番に届けたら、その持ち主が芸能プロダクションの社長で、その芸能プロで雇ってもらうことになった。 でも無名の役者がゆえに仕事などなく、アルバイトに励む毎日。そして時々入ってくるエキストラの仕事を少しづつこなしながら、脇役の仕事をもらえるようになっていった。そんな中、同じアルバイト仲間の女性(伊藤沙莉)と結婚。仕事は順調に進んでいった。 論には兄がいて、小さいころから仲が悪かった。あまり面倒を見てくれない兄。いつも自分のことを見下してい..

  • 店長がバカすぎて・早見和真

    書店でこの本を見たときに「なんだ、この題名は!?」と思ったのがきっかけで、最初の数ページを読んだ。 今まで読んできた本は、とてもきっちりしていたし、文面も正しい日本語で書かれていたが、この本はどちらかというと、ブログを読んでいるような感じがした。登場人物のセリフはとても現代的。今まで読んできた小説とは全く違うタイプのもので、最初は読みづらさを感じたが、途中から新鮮な気持ちになり、読み終わった後は他の小説同様、清々しい気持になった。 主人公の谷原京子は28歳、書店で働く契約社員。自分の気に入った小説の推薦コメントを書いた、カリスマ書店員・小柳真理に憧れて、彼女の働く武蔵野書店で働くようになった。そこの店長・山本猛、推定40歳ぐらいは、朝礼ではいつも熱く店員たちを鼓舞し、情熱を燃やしているが、すべて空回り。その態度が京子をいつもイライラさせていた。 全6話で構成されて..

  • (映画)ライトイヤー

    ディズニー映画「トイストーリー」に出てくる、バズ・ライトイヤーというおもちゃの元となった映画、という設定。トイストーリーのアンディが好きだった映画、ということになる。 宇宙を開拓するために、1000人以上が乗った宇宙船。そのほとんどがハイパースリープ(冷凍冬眠)をしていたが、生命体がありそうな惑星を見つけたため、バズとアリーシャが起きて惑星を探索することに。しかし危険な生命体に攻撃され、脱出しようとするも宇宙船が壊れてしまい、脱出不可能となった。 1年かけて宇宙船を修理しようとするも、特殊なエネルギー・クリスタルが最大パワーを引き出せず何度もテストする。バスがテスト飛行をするために宇宙に4分間出かけると、惑星では4年の歳月が流れていくので、惑星に残った人たちはどんどん歳を取っていった。最後は、相棒のアリーシャも亡くなってしまった。 アリーシャの残したロボット猫が、..

  • (映画)私はいったい、何と闘っているのか

    お笑い芸人・つぶやきシロー原作の小説を映画化。 スーパーの店員で主任の安田顕は、何をやってもうまくいかない。他の店舗の店長にも推薦されるも、信頼している上田店長(伊集院光)のために働きつづけた。しかしその上田店長が突然亡くなられた。次の店長に、と期待する安田だったが実際には、年下のパッとしない店長がやってきた。そしてさらに、パートのおばちゃんの不正を隠したことで謹慎になってしまった。 そんな時、妻(小池栄子)の実家の沖縄に娘二人と行くことに。実は、娘二人は安田の娘ではなく妻の連れ子。その父親から沖縄行きのチケットが送られてきて、妻の代わりに安田が行くことになった。住所もわからず、名前だけを頼りに探していたら、偶然乗ったタクシーの運転手が探していた人物だった。彼は動揺することもなく、チラチラと後部座席の娘たちを見て、それで終わった。 詳しいネタバレは下記 http..

  • (映画)Sing 2

    ユニバーサル・ピクチャーズのアニメ映画Singの続編。 オリジナルで成功を収めた、劇場の支配人バスター・ムーンは、自分たちのショーに自信を持っていて、いつかエンターテイメントの聖地である、レッド・ショア・シアターで公演をしたい、と思っていた。 最初は相手にもされなかったが、アニメならではの強引な手法で、レッド・ショア・シアターの支配人でクリスタル・エンターテイメントの社長に気に入られ、そして隠居している超大物ロックスターを出演させることを条件に、3週間後にショーを開催するように命令された。 シナリオ作成から、演出から、舞台セットから頑張って用意するバスター・ムーン。しかし、大物ロックスターを見つけるには時間がかかった。なんとか見つけるも、最初は断られる。最後はギタリストのヤマアラシ・アッシュが説得して、出演をすることが決まった。 他にも、ゴリラのジョニーはダ..

  • (映画)Space Jam / A New Legacy

    1996年にマイケル・ジョーダンが出演したSpace Jamの現代版。主演は、レブロン・ジェームス。 物語は、レブロンの3人の子供のうち、二人の息子から始まる。兄の方はバスケが得意だが、弟のドミニクはバスケよりもゲームを作るのが大好きだった。それを知ったレブロンは、なんとかドミニクのことを理解しようと、一緒にワーナーブラザースの映画撮影所に一緒に行った。そこで、レブロンを主人公にしたゲームを開発したい、とワーナーブラザーズに提案されるも、レブロンは断ってしまう。そのことでレブロンとドミニクは喧嘩になってしまった。さらにレブロンに断られてしまったワーナーブラザーズのサーバーの中にいる人工知能のアル・ゴ・リズムは、怒ってドミニクをサーバーの中に閉じ込めてしまう。レブロンもドミニクを追ってサーバーに入ってしまった。 アル・ゴ・リズムはドミニクを返す条件として、バスケットボール..

  • (ドラマ)正直不動産

    ビッグコミック掲載の漫画のドラマ化で、山下智久主演。 嘘ばかりついてお客を騙し、業績を上げてきた登坂不動産のセールスマン・永瀬財地(山下)。あるとき不動産物件(土地)に残っていた祠を、邪魔だから、と足で蹴って壊したら、祟りで嘘が付けなくなってしまった。それ以来、不動産契約が取れなくなり、業務成績は悪化。住んでいたタワーマンションからも引っ越しをして、風呂無し木造アパートに住むことになった。 最初は、嘘がつけなくなったけど、お客に正直に対応することで一つひとつ物件を売り上げていく、という一話完結のストーリーが続く。新人の月下(福原遥)は、顧客第一で純粋に明るく、そして正直に対応していく。そんな月下の教育係になった永瀬は、正直にお客と対応することで、月下からも尊敬されるようになる。 次に、登坂不動産にライバルのミネルバ不動産が業務の邪魔をしてくるようになった。登坂不動..

  • (ドラマ)しずかちゃんとパパ

    吉岡里帆、笑福亭鶴瓶、中島裕翔が出演しているNHKのドラマ。 吉岡里帆の父親の笑福亭鶴瓶は、生まれつき耳の聞こえないが、写真屋を営んでいる。笑福亭鶴瓶の奥さん、つまり吉岡里帆の母親も耳が聞こえなかった。吉岡里帆が生まれてすぐに他界している。 ある日、建設会社と市役所の人たちがやってきて、吉岡里帆と笑福亭鶴瓶の住む商店街がスマートシティ建設の対象地域になる、という話を持ってきた。もちろん反対する商店街の人たち。その反対する人たちを説得させるために、建設会社から市役所に派遣されたのが中島裕翔だった。中島裕翔は発達障害があるらしく、人の心やその場の雰囲気を読むのが難しく、また喜怒哀楽を表現することも得意ではなかった。 最初は吉岡里帆も含めた町中の人たちから嫌われていた中島裕翔だったが、色々な出来事があるうちに惹かれあい、吉岡里帆と付き合うようになった。最初は反対..

  • 白夜行・東野圭吾

    僕が今まで読んだ本の中で一番分厚い小説に挑戦してみた。 1973年に質屋の主人が殺された。その主人は、殺害現場に行く前に、とあるアパートに100万円とケーキを持って立ち寄った。そのアパートには母親と小学生の女児が住んでいた。その母親も1年後にガス漏れ事故で亡くなってしまう。質屋の息子、桐原亮司。アパートに住んでいた女児、西本雪穂。彼らが中学、高校と成長していく中で一見関連性のない奇怪な事件が起きていく。 最初の質屋殺しからずっと事件を追い続けている刑事は、最終的に亮司と雪穂が関わっていたと思われる事件にたどり着いた。そのころ雪穂の新しい店が大阪でオープンとなり、亮司は販促のアルバイトとして店の近くにいるところを警察に発見され追い詰められた。 そして亮司は逃亡したが死亡、雪穂は無関係を装って去っていった。 亮司と雪穂は小学生の頃、図書館でたまに会うことで仲良くなった..

  • (映画)劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班

    元々韓国のドラマだったものを日本でリメイクして、その劇場版とのこと。僕はドラマを見ていなかったので、最初の導入部分がわからなかったが、見ていくうちにしっかりそこは説明をしていくれて、30分ぐらい過ぎたところでなんとか理解できるようになった。 充電切れの無線機がなぜか不定期に作動し、2021年の三枝刑事と2009年の大山刑事が会話できることによって、大きな事件を解決していく、という物語。ドラマの時はどうだったのかわからないけど、劇場版では官房長官とか刑事部長とか公安部長とかが、過去の事件を「解決した」ことにして色々な情報を隠ぺいしていたせいで、色々な人たちが犠牲になった、というお話。 サスペンスなどは好きだが、こういう刑事ものは実はあまり好きではなくて、見ている途中で辞めようかな、と思ったが、ダラダラと見てしまったのは、多分、僕が坂口健太郎と北村一輝の演技を見たかったか..

  • (朝ドラ)カム・カム・エブリバディ

    前回の朝ドラを覚えてないぐらい、久しぶりに朝ドラを見た。多分10年以上ぶり。 今回はヒロインが3人で、展開がとても早くておもしろい、ということで勧められてみたが、確かに早かった。ダラダラした感じが全くしなかったので、そこも人気の要因だったと思う。 物語は、戦前1925年から2025年の100年を3代の親子が繰り広げるストーリー。1925年に生まれた安子は、岡山の和菓子屋の娘。近所の繊維会社の御曹司に恋をし、彼からラジオ英語講座がある、ということを教えてもらう。そして毎日頑張って英語の勉強をして、流暢に離せるようになった。御曹司と結婚するもすぐに夫は出征。そして帰らぬ人となった。 繊維会社の家を出て、娘の「るい」と二人で大阪で生活するも、あるとき自分の不注意でるいのオデコに大きな傷を負わせてしまう。そのため、義父に岡山に連れ戻される。それでも頑張って、自立していける..

  • (ドラマ)ミステリと言う勿れ

    原作漫画のドラマ化。ウィキペディアによるとドラマ化は各テレビ局で争奪戦になり、最終的にフジテレビが放映権を獲得したらしい。 大学生の久能整は、ある日、とある事件の容疑者にされてしまう。しかし新米刑事・風呂光の協力を得ながら状況と情報から、捜査本部内の刑事が事件をでっち上げた、ということが判明。無事に事件が解決した。 これが第一話で、その後も同じような感じで、警察が久能を頼りながら色々な事件を解決していく、と思いきや、次は2週を使って2話前後編を、そこで付箋を残しながら次の3話、4話、そしてまた2週続けて5話前後編、6話前後編、そして最後は2話の付箋を取り戻すための2.5話があって終了となった。さらにさらに、次回作の付箋を残して終わっていくという・・・。 全ての回が結構それなりにつながっていたりして、普通の1話完結のミステリーと思っていた僕はちょっとびっくりして、そ..

  • (ドラマ)妻、小学生になる

    10年前に交通事故で妻を亡くした堤真一と娘の蒔田彩珠。ある日、小学生の白石万理華に魂が乗り移った妻の石田ゆり子が戻ってきた!というお話。 最初は皆半信半疑だったが、妻と夫、娘しか知らない事実を小学生の女の子が語りだしたことで、「妻が戻ってきた!」と喜ぶ堤真一と蒔田彩珠。普段と違う娘の態度が気になる、白石万理華の母親の吉田羊。しかし最後は、自分の娘に石田ゆり子が乗り移ったことを認めた。 成仏できない霊が、もう死にたい!と思っている人に乗り移ってしまった、というのがそもそもの理由だが、結局は生きている人の人生をちょっと借りているだけで、最後は返さないといけない、ということを石田ゆり子も理解する。 実は、石田ゆり子以外にも生き返った人がいた。小説家を夢見ていた高校の国語教師が、あるとき事故死。どうしても小説家になりたくても成仏できず。その時に、ケガでバスケを断念した女子..

  • (映画)ウエスト・サイド・ストーリー

    スティーブン・スピルバーグ監督の「ウエスト・サイド・ストーリー」を見た。 時は1950年代後半のニューヨーク・マンハッタン西部。プエルトリコ系移民と、貧乏な白人の若者たちの対立。その中で、白人のトニーと、プエルトリコ系のマリアの恋を描いた作品。当時のアメリカは、ちょうど公民権運動が巻き起こり、人種差別を無くす動きが始まったばかり。 1961年版の映画のネタばれ・あらすじは下記。 https://mihocinema.com/west-side-story-3919 この映画の評論では、その多くが「なぜ今、スピルバーグがウエストサイドストーリーを撮ったのか」が話題になっている。映画評論家の町山智浩さんは、トランプ政権になってから、アメリカファーストになって、中国を批判したり、何かと世界が分断していることが大きな理由ではないか、と言っていた。自分もまさにそう思う。 ..

  • (アニメ)鬼滅の刃・遊郭編

    鬼滅の刃・遊郭編を見た。全12回(だったかな?) 遊郭に潜む上弦の鬼を討つために、炭治郎、善逸、伊之助たちは、女装をして遊郭にもぐりこむ。そして下働きをしながら、鬼の行方を探る。彼らを率いてやってきた柱の宇髄天元。彼には3人の嫁がいて、彼女たちも遊郭に潜入していたが、連絡が途絶えていたので、天元は彼女たちの行方を探っていた。 そして上弦の鬼を見つけたと同時に戦い開始。この鬼は遊郭一の遊女で、帯を自在に操って攻撃する。一度首を切ったが、実は二人で上弦の鬼となっていて、二人の首を同時に切らないと倒すことができない。2~3話使って攻撃に攻撃を重ね、最後は4人で同時に首を切ることができた。 こういう戦い系のアニメは一度戦いが始まると、まぁ長い長い。切っても生き返り、切られても生き返り、だんだん「いつになったら終わるんだろう」という感じ。上弦の鬼がどれだけ強いか、を表現した..

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