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  • 597 米国GDP 堅調持続

    相場の基本的スタンスは 2024年7月19日 今後の相場のキーは、米国が景気後退に陥るかどうか? で変わっていない。 その後、米国の金融政策の転換があったが、基本に変わりはない。 しかし、世界経済と違って、米国経済の減速は全く明確でない。まだ、株にしろ、為替にしろ明確な方向性は出ていない。 参照 565 米国GDP堅調 なら、相場はどうなる? GDPはまったりした指標で、発表も遅いが、総合的な指標としてチェックしていく。とくに、パウエル議長は、6月12日 FOMC後の記者会見で、『米経済は堅調なペースで拡大。24年1-3月期の在庫・政府支出・輸出を除く民間最終需要は2.8

  • 596 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年8月20日時点 投機筋の変化

    前回記事 2024年8月18日 589 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年8月13日時点 続凄まじい巻き戻し 2024年8月11日 581 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年8月6日時点 凄まじい巻き戻し 今、為替市場の最大の注目は「投機筋のポジションの巻き戻し」がどうなるかだ。なので、今は、毎週、日本時土曜日の朝にCFTCから発表される、前火曜日時点の投機筋のポジションのウォッチは欠かせない。 では、為替先物における投機筋の円、ユーロ、豪ドルのポジションを見てみよう。また、投機筋のポジションと日米金利差の関係(これが重要)も見てみる。

  • 595 ドル円と米日金利差

    ドル円と米日金利差など

  • 594 パウエル議長、利下げに軸足を移す パウエル・ピボットが来た

    パウエル議長は、2024年8月23日のジャクソンホールでの講演で、現在、利下げの道を歩んでいると明確に宣言した。条件も前提もつけなかった(ヘッジしなかった)。9月の利下げは確実で、今の関心は、利下げのスピード(頻度、幅)だ。 要は、金融政策の優先目標をインフレ抑制から、雇用の最大化に変えたということ。 また、利下げに転じた後、景気後退に陥らないのは歴史的に稀で、今回は違うのかも焦点。 要は、史上稀なソフトランディングできるかどうか。 ・「インフレ率はの目標(2%)にかなり近づいている。目標対象の個人消費支出(PCE)物価指数の前年同月比の上昇率は7月に2.5%程度になる」との推計も示

  • 593 日銀の植田総裁、8月23日、衆院財務金融委員会の閉会中審査で

    いつも通りの答弁 利上げ継続を示唆する従来の姿勢に変わりはない。 ・8月初めの世界的な急激な円高や株価変動は、米経済指標の下振れを受けた世界的なドル安と日銀の政策変更が背景。 ・8月中旬以降に株価は上昇しており、米国経済への過度に悲観的な見方が修正された。 ・7月末の利上げは、基調的な物価が想定通りに推移し、円安による輸入物価上昇で物価の上振れリスクがあったため。 ・今年3月までの大規模金融緩和の継続は、物価目標の持続的安定的な実現が見通せるまでとのコミットメントがあり適切だった。 ・「日銀の金融緩和正常化が遅れたため円安バブルが過度に膨らんだのでは」との質問には回答を控えた。 ・

  • 592 FX必須情報#035 為替相場と金利差

    参照 ・2024年6月15日 525 FX必須情報#033 為替相場と金利差 ・2024年6月26日 534 仁義なきドル円相場 ・2024年7月17日 561 FX必須情報#034 為替相場と金利差 ・2024年8月19日 590 大きいようで、さざ波 為替相場は、「時々ファンダメンタルズを反映する形で仕切り直ししては金利差と連動」というパターンになることが多い。なので、中長期的にはファンダメンタルズが重要になるし、短期的(あるいはファンダメンタルズに大きな変化がない場合)には金利差が為替相場にとって重要だ。 とはいうものの、 (1)米独豪などの10年金利はほ

  • 591 日本 対外純資産 世界一から陥落

    1968年、日本は高度経済成長が続いており、GNPで西ドイツを抜いてアメリカに次ぐ世界第2位の経済大国となった。 2010年、日本のGDPは「世界の工場」として急成長した中国に抜かれて3位に後退した。 2023年、日本のGDPはドイツに抜かれて世界4位に転落。 しかし、2023年末時点で対外純資産は依然(33年連続で)世界最大だった。 対外純資産は日本の政府、投資機関、企業、個人などが海外に保有する対外資産から、日本が海外の政府、投資機関、企業、個人などから受け入れている投資や借り入れといった対外負債を差し引いたもの。 ・令和5年末現在本邦対外資産負債残高の概要 : 財務省 ・日

  • 590 大きいようで、さざ波

    今はこれ。 米国の金融政策が引き締めから、ターミナルに到達し、金融緩和に転換(pivot)しつつある。市場の興味はそこに集中している。

  • 589 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年8月13日時点 続凄まじい巻き戻し

    前回記事 2024年8月11日 581 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年8月6日時点 凄まじい巻き戻し 2024年8月5日 578 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年7月30日時点 今、為替市場の最大の注目は「投機筋のポジションの巻き戻し」がどうなるかだ。なので、今は、毎週、日本時土曜日の朝にCFTCから発表される、前火曜日時点の投機筋のポジションのウォッチは欠かせない。 では、為替先物における投機筋の円、ユーロ、豪ドルのポジションを見てみよう。また、投機筋のポジションと日米金利差の関係(これが重要)も見てみる。

  • 588 投資の極意(5) 寄道(2)

    445 投資の極意(1) 心 551 投資の極意(2) 入門編 559 投資の極意(3) 入門編 583 投資の極意(4) 寄道 588 投資の極意(5) 寄道(2) オルカン積立、下落時に買う投資術は 目標額を着実達成 長期の積み立て投資では、急落時に手放さず、逆に買い増しした投資家が報われると過去のデータは示しています。インデックス投資を「進化」させる方法を探りました。  日経ヴェリタス 結論に、『資産が目減りしても生活が揺るがない範囲の投資にとどめること』とある。 投資の極意で、最も重要なのは出るタイミングだ。投資は死んでも続け子孫に引き継ぐ、あ

  • 587 米 消費 住宅

    基本は、2024年7月19日 今後の相場のキーは、米国が景気後退に陥るかどうか? ということ。 今後の相場のキーは、米国が景気後退に陥るかどうか? 今のところ、米国が景気後退に陥る状況ではない。 消費は堅調、不動産市場は弱い。米オフィス向けローンの痛み。

  • 586 米国経済 近況

    8月5日のISMサービス業のデータが出て以来、景気はそう悪くはないという考えが主流に。8月8日の新規失業保険申請件数では雇用市場も懸念されるほど悪くはないのでは(サームルールはダマシでは)、8月15日の小売売上高では消費も堅調では、と。 金融政策は年内1回(9月)0.25%の利下げで終わるのでは、との観測も。 7月の米ISM景況感指数 8月1日発表の製造業景況感指数は下落した。 需要は減速している。ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は需要減について「現下の金融政策やそのほかの状況により、企業が資本や在庫への投資に消極的になっている」と説明し、併せて、製造業の収益性に下

  • 585 米消費者物価 予想通りの上昇率低下

    7月総合物価前年同期比上昇率 2.9236%(6月は2.9756%) 7月コア物価前年同期比上昇率 3.2132%(6月は3.2769%) まだ目標の2%より高いが、予定通りだろう。 一部のサービス価格(自動車保険、交通費、病院サービス、電気代4.9%)は依然高い伸びを示しているが、足元で急低下している。 今、物価判断のキーとなる指標は、家賃と中古車を除くコア(要は、家賃、中古車、エネルギー、食品を除く指数)は前年同月比で2.44%まで低下してきている。 その3か月前比はゼロ付近まで低下しており、物価の鎮静化は続いている。 FRBは金融政策の目標をインフレ抑制から、雇用市場のサ

  • 584 現状解説

    市場が懸念しているのは、 (1)金利上昇で、商業用不動産市場が崩壊しており、そこへ貸し込んでいる銀行が破綻し、信用不安が起こるリスク。過去、金利が急上昇した後は、事故が起きていた。 (2)金利上昇で消費者ローン等(クレジットカード金利、自動車ローン利払い)が増え、消費が低迷するのではないか? 米クレジットカード延滞率13年ぶり9%台 4〜6月、債務残高も増加 - 日本経済新聞 【ニューヨーク=佐藤璃子】ニューヨーク連銀が6日発表した四半期報告書によると、4〜6月期の米家計におけるクレジットカードの www.nikkei.com 市場が上記の懸念を持ってい

  • 583 投資の極意(4) 寄道

    445 投資の極意(1) 心 551 投資の極意(2) 入門編 559 投資の極意(3) 入門編 Xで 妻「ニュースで株の暴落を見かけたけど、ウチは大丈夫?」 ボク「大部分がインデックスで長期上昇するから大丈夫」 妻「新NISAを手放す人もいるみたい」 ボク「損切りって言うだよ」 妻「ウチはしなくて良いの」 ボク「確実に長期で上昇するから大丈夫」 妻「確実な投資って詐欺みたい」 ボク「…」 https://x.com/shiroyama007/status/1822447631660184056 TOPIXのような国内に十分分散されたインデックス投資は長期では上昇

  • 582 日銀は追加利上げをするか?

    日銀は、今年はもう利上げをしないかもしれない。という声もあるが・・・

  • 581 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年8月6日時点 凄まじい巻き戻し

    最初に、いつものように、念のため、 相場は投機筋のポジション動向で決まるわけではない。むしろ、彼らも相場の後追いをすることが多く、彼らもしばしば間違う。 しかし、投機筋の情報収集力は凄く、その情報に基づいてポジションを張っているので、投機筋の動きは参考になるときがある(いつも参考になるわけではない)ということだ。 前回記事 2024年8月5日 578 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年7月30日時点 2024年7月28日 568 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年7月23日時点 今、為替市場の最大の注目は「投機筋のポジションの巻き戻し」がどうなるか

  • 泡 froth bubble 地震

    相場には絶えず小さな泡frothができ、破裂する。小さな地震が絶えず起きている。 それらには、それぞれ理由がある。日々のニュースにもなる。 しかし、時に大きな泡bubbleができ、破裂する。また、大きな地震も起きる。 震源地は直下型のこともあれば、遠くの場合もある。大きな津波が間髪入れず伝わってくることもある。 大きな地震の場合は、なぜ起きたか以上に、何故大きかったの方が重要である。余震はどうなのか。 今回の日本株相場に起きた大地震は、行き過ぎた為替相場の一部修正である。 為替相場が行き過ぎているのは、実質実効為替相場で分かる。経常黒字の国で、それはない。理由は、構造的には、日

  • 日本株「歴史的暴落」と円高ショック

    先日の日本株暴落についてダイヤモンドに書いた。 その理由よりも、過去2番目という下落率の大きさ、日本株の下落率が特に大きかった、円急騰と同時に起きたということが注目される。なので、私は、キャリートレードショックとか、円高株安同時激震と名付けている。 日本株「歴史的暴落」と円高ショック、今後を見通すポイントと米景気の行方 8月5日、日本株は歴史的な暴落となったが、それに合わせる形で円高も大きく進んだ。日本株と円相場は無関係ではなく、両者の動き diamond.jp NHKは、7月31日の日銀の(僅か0.15%)の利上げについて、次のように報じている。 202

  • 578 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年7月30日時点

    最初に、いつものように、念のため、 相場は投機筋のポジション動向で決まるわけではない。むしろ、彼らも相場の後追いをすることが多く、彼らもしばしば間違う。 しかし、投機筋の情報収集力は凄く、その情報に基づいてポジションを張っているので、投機筋の動きは参考になるときがある(いつも参考になるわけではない)ということだ。 前回記事 2024年7月28日 568 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年7月23日時点 2024年7月22日 563 CFTC 為替先物の投機筋のポジション 2024年7月16日時点 今、為替市場の最大の注目は「投機筋のポジションの巻き戻し」がどうなる

  • 577 円高ショック

    <相場記事だが【FREE公開】> 今回は日本株の下げが特にきつい。 植田ショック(景気=消費が冴えないのに、金融政策正常化の名のもとに利上げするなんて狂気の沙汰)という声が聞かれる。 ちょっと前までは、円安で日本経済は物価高にまみれ青息吐息、日銀は利上げして円安対策を取るべきだと責められていたのに。 とにかく、この日本株の大きな下落は、リーマンショック以降の2日間下落率では5番目になる。ブラックマンデー(私はロンドンにいた)やリーマンショックは凄まじかった。今回は、チャイナショックと同じように感じている。 勿論、この日本株の下落は僅か0.15%の日銀の利上げが主の理由ではない。円

  • 575 ドル円と米日金利差

    ドル円相場は金融政策を意識した相場になっている。 つまり、米日2年金利差との連動性が高くなっている。

  • メモ 2024年8月1日

    世界中で景気の悪化が懸念されている。 もともと、米国以外は景気は軟化しており(特に、中国、欧州)、グローバル経済は米国経済で支えられていたが、前日パウエル議長が弱気なことを言ったことから、支えるものがなくなった。 商品価格は下落、金利は低下し、株は下落。金へ資金は逃避している。 ドル円は円キャリートレードの巻き戻しが起きている。日本株は植田トレードの巻き戻しも出ているのではないか。 株価(特に米国株)は下落したと言っても、水準的にはまだ高く(つまり、PERが高い)、今後の展開が不透明、

  • 574 米 新規失業保険申請件数 景気減速を示唆 & 雇用統計の予想

    米国経済統計のうち、最も信頼性、速報性に高い新規失業保険申請件数が増加、高金利が企業に圧力をかけている。 水準的には低いのだが、変化としては悪化(増加)している。 3か月増加数で見ると、経済成長率はほぼゼロに相当する。 非農業部門雇用者前月比増加数の市場予想は、過去のトレンドからの予想が市場予想に近い(7月の市場予想は17.5万人)が、 新規失業保険申請件数から非農業部門雇用者前月比増加数を推計すると、

  • 572 日本株と為替

    日経平均とドル円為替相場の動きに相関性があるときがある。 円安が日本企業の利益にとってプラスになることが多いからだ。 その為、アベトレード(今は植田トレードともいう)という、日本株買い・円売りというコンビネーション取引もなされることがある。 植田トレードにおいては、円安が円高に転換したと判断されるなら、その巻き戻しが起きよう。つまり、円買い・日本株売りだ。 以上は普遍的なものではないが、日経平均とドル円為替相場の動きに相関性があるときがあるし、日本株買い・円売りというコンビネーション取引も存在する。なので、日経平均とドル円為替相場の関係を、一応見てみる。 2017年から、日経平均と

  • 571 パウエル議長 2024年7月31日 FOMC後の記者会見

    FOMCでは、政策金利を据え置いた。 パウエル議長は、雇用市場が "normalizing" し、インフレが鎮静化(cooling)していることから、次回9月の会合での0.25%の利下げを示唆した。 記者会見では、 インフレの収束に向けて実質的な進展を遂げた。2%の目標への持続可能な道筋を歩んでいるという確信を深めている。もうインフレだけに100%注意を集中する必要はなくなった。 何度も「雇用市場の正常化」を言い、「労働市場がこれ以上冷え込むことを望まない」と。 個々には問題はあっても、総合的には全てうまくいっている。 今回の記者会見では質問が出なかったが、商業用不動産市場の動向が

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Kecofinの投資情報 グラフで見る経済・相場分析
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