こんにちは、はいじです。【ランキング1位の小説家に推されている!】最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。正直なところ……このお話を載せていいのか、すごく迷いました。ええ、今めちゃくちゃ緊張してます。ど、どうでした?(おずおず...
『サトシ!』そして、そこにはやはりエーイチの想像した通り、不安そうな表情を浮かべる友達の姿。サトシが居た。同時に、先程まで腹の底に渦巻いていた不安が一気に消えてなくなる。『サトシ!やっぱりサトシだ!』ほらね。やっぱりサトシだった。そう、エー
---------------------≪砦にて最前線に立つ勇敢なるリーガラントの兵士達よ。我が名はジェローム・ボルカー。リーガラント国元帥である≫『ジェローム。まさか……アイツ、ここに来てたのか』『……は?』エーイチは驚いたように口にさ
「うーん、無事にリーガラント軍を撤退させる事は出来たけど、皆に私がこの世界の住人じゃないってバレちゃったわね」体を投げ出した体勢でベッドを背もたれにしながら、栞はジッとテレビ画面を眺めた。そこには、驚いた表情で此方を見つめてくるテザーやエー
——再会して二日後くらい犬「初代様」初代「何だ」犬「あの、何かする事は」初代「俺の側に居ろ」犬「それ以外は…」初代「今のところない」犬「…あの、初代様」初代「まだ何かあんのか」犬「本当に、申し訳ございません。あの、俺」初代「あ?(コイツ、何
ーーー茂木宅にてかた、かた、か、た……シン大豆「……うぅ」茂木(先程から大豆先輩…いや、豆乳さんが執筆で悩んでいらっしゃる)大豆「また……また」茂木「豆乳さん、どうされましたか?」大豆「あ、キッコウさん」茂木「何か執筆に関してお悩みですか?
ゴウキ「あられ、ほら」あられ「っ!これなに!?スゴく豪華なハートのハコだ!」ゴウキ「ゴディバだ」あられ「……?なに?ソレ」きょとんゴウキ「え!?(あられが俺に買ってやりたいっつってたのってゴディバじゃなかったっけか……?)」あられ「可愛いハ
俺は……仲本聡志は、困り果てていた。何をって。そりゃあこの状況に、だ。「これは一体どういう事ですか?サトシ・ナカモト」「あ、え?いや……えっと」「どういう事ですか?」と俺に腕組をして問いかけてくるのは、声だけで黒幕感を漂わせてくる岩田旭さん
-------------------------リーガラント国最高指導者、ジェローム・ボルカーは大いに混乱していた。「おいっ!これはどういう事だ!何故俺の指示なしに全軍が撤退している!?」普段の彼ならば、ここまであからさまに感情を表に出す
--------ジェロームの台詞も、ちょっとやってみてくれないかな?そんな事を言って貰えたのは、初めてだった。『えっと、キミは、仲本聡志さんか……仲本さん?今日はジェロームの台本は持って来てますか?』『え?』現場に突然響いたマイク越しの声に
番外編17:犬よ、お前は元仲間達についてどう思ってるんだ?(初代×犬)
はいじ{勝手に質問に答えるよ!犬の仲間達は置いて行かれて困ってたよ!じゃあ、逆に犬の方はどうだったのかな?仲間達の事どう思ってる?ヒーラー「王様への報告はどうしましょう」魔法使い「魔王がイケメンで忘れられない」召喚師「俺は間違った判断をした
番外編16:初代様、時代逆行前の犬とそのパーティに嫉妬する(初代×犬)
-----魔王になり、やっと犬(時代逆行前の勇者時代)と再会した初代様。犬「…(こ、これが最新作の闇落ちした初代勇者)」初代「…(あぁ、犬だ)」ジッ犬(魔王がめちゃくちゃコッチ見てくる。怖い。怖すぎる)ブルヒーラー「ねぇ、どうしたの?何か言
番外編15:息子大きくなる、その名前は――!(初代×犬+息子)
(注意!)久々、初代様のおしゃべり!本編から100年以上後。犬と初代様に子供が居ます。そして、少しだけ大きくなりました。息子の名前は------。悪魔「子守悪魔サンジョー!」悪魔「マオー!久々ー!」悪魔「兵役やっと終わったー」初代「クソが。
-----十勝には教えない!十勝(大豆、たった2年でまた出会った最初に逆戻り、か…。昔は俺にだけ懐いてくれてたのに)ジッ大豆(次のネタはどうしようかな。前回は茂木君をモデルに書いたから……今度は十勝がいいかもしれない!イケメンだし、優しいし
番外編9:本mirin、魂の片割れtounyu0312と出会う(茂木×大豆/未鈴)
ーーーー大丈夫だよ。再燃なんてよくある話だし。未鈴(ホントねホントねホントねーーー!アンタの言う通りだわ!待って待って!めちゃくちゃ楽しいんですけど!?二次も楽しいけど、一次もめちゃくちゃ楽しい!昔と違って小説投稿サイトに作品まとまってるか
※父ちゃんが出稼ぎから帰ってきてます会話文のみinスーパーあられ「わぁ」父「どうした?あられ」あられ「父ちゃん、もうチョコレートがいっぱい置いてある。ついこないだお正月だったのに」父「おぉ、もうそんな時期か。バレンタイン…どうだ、あられ?今
※会話文のみあられ「…ゴウキ、ここ。子供が入っていいところ?俺が捕まらない?」コソゴウキ「全然いい。スタバは子供も入って良い場所だ(可愛すぎかよ)」あられ「…ゴウキ。メニューがカタカナばっかりで、英語みたい」コソゴウキ「大丈夫だ。カタカナは
※会話文のみファミレスにてゴウキ「あられ、好きなの注文しろよ」あられ「(レ、レストランなんて、いつぶりだろ)…えっと。じゃあ、この、セットのサラダってやつで」ゴウキ「女子か!つーか!セットのサラダはセットにしねぇと注文出来ねぇし!また値段で
------あられ!父ちゃん今月頑張ったから、ほら!お小遣いだ!もう高校生だからな!ちょっと奮発した!あられ「あわ、あわわわっ。父ちゃんから、三千円も貰ってしまった。こんな大金初めてだ…」ソワゴウキ(あられ、もう来てるのか)そろあられ「どう
※会話文のみーーーー放課後ゴウキ「あられ、好きなの食えよ」あられ「ハンバーガーなんて小さい時に父ちゃんと食べて以来だなぁ」ゴウキ「…そうか(早く金稼いで何でも食わせてやりてぇ)」あられ「じゃあ、えっと。チーズバーガー」ゴウキ「(また、ンな安
※会話文のみIn塾ゴウキ(休み時間とかいらねーから、早く授業終わんねーかな。早くあられに会いてぇ)女子「ねぇ、聞いてよ」女子「なに?」女子「私の彼氏がさぁ、絶対に会う度にヤりたがんの」女子「うわぁ」女子「デートとか本当に雑でさ。なんならすぐ
※会話文のみゴウキ「あーー、ダリィ」あられ「どうしたの?」ゴウキ「あー、明日体育大会があんだけど」あられ「うん」ゴウキ「出場競技が多くて…ダリィんだよ」あられ「それってさ!皆がゴウキに出てって頼んできたってこと?」ゴウキ「あ、あぁ。まぁ。そ
※会話文のみ〜♪ゴウキ「ん?何だ?…電話?」-----非通知-----ゴウキ「は?非通知?キモ」〜♪ゴウキ「しっつけぇな……ん?」----これ、俺の携帯の番号。----俺ん家。スマホも電話もないよ?ゴウキ「っ!まさか!」〜♪…ピタ...
※会話文のみゴウキ「今日はどうすっか、あられ」あられ「公園?」ゴウキ「さすがに、さみぃだろ。…俺ん家は、今日は親が居るし」あられ「親が居るとダメ?」ゴウキ「いや、別にダメってワケじゃねぇけど。(ヤれねぇし)親居るとウゼェし」あられ「親が居な
あられ「ゴウキー!」ゴウキ「おう」あられ「今日はゴウキの方が早かったなー!」ゴウキ「だな。あられの方が遅いって珍しいな。何かあったのか?」あられ「えっと、今日は中間テストの点数が悪過ぎて放課後は補習って言われてた」ゴウキ「補習?補習にしては
「エイダ。お前は僕と似てるよ」「……それは光栄だ」「ずっと一人で友達なんか居なかったし、いらないって思ってたから……友達ってヤツの難易度が凄く上がっちゃってるんだ」 エーイチは思い出していた。自分の事を何の気のてらいなく、損得勘定も何もなく
「エイダ、お前は誰の味方?」「なぁ、それは『はい』でも『いいえ』でも答えられないから無効じゃないか?」「そうだね。じゃあ、言い方を変えよう」 頷くことも、首を振る事もしない。そんなエイダにエーイチは確信した。記憶を辿る。辿った先に居る小さな
ここは、どこだろう。 エーイチは、とある部屋の一室でぼんやりとそんな事を思った。 その部屋には、簡易的ながらもベッドもある。現在、エーイチはそのベッドの上に居る。そして、右端に見える入口の扉は、取っ手も何も付いていない。確認したワケではな
≪前書き≫軽い小話です。R18となっております。豆乳は、BL小説を書くのに余念がない。特にR18を書くのに大忙しだ。キッコウは、そんな豆乳に対するネタの提供に余念がない。あとは自慰にも余念がない。茂木君が気持ち悪いし、大豆も相当です。どうぞ
「しかし、結果として軍はキミを求めたよ。何故だか分かるかな?」「親父が年食ってヤバイからでしょう」「おい、俺はそこまでヤバくねぇよ」「ヤベェだろうが。こないだの仕入れ、また間違ってたぞ。食材無駄になるから止めろよ」「それは年食ってるからじゃ
「まったく、ヴィタリックは俺に最期まで働けと、仕事を山積みにして逝ったんだ。堪らない。もうさすがに俺も疲れたというのに。お前もそうだろ。ドージ?」「あぁ、その通りだな。そろそろ息子に代替わりしても良い頃合いかもしんねぇがな」「……まぁ、息子
世も明けきらぬ夜中の事だ。 カナニは城の一角に設けられた軍事演習場に居た。ヴィタリックの喪も明けきらぬ上に時刻は夜中である。カナニ以外の人物など誰も居ない……ワケでは無かった。 前宰相カナニの隣には、二人のガタイの良い男が居た。片方は年若
番外編6:しょうゆさんのその後(茂木×大豆/しょうゆ)※会話文のみ。茂木「大豆先輩はこういった場所でも執筆されるんですか?」大豆「うん。なんか、こういう場所って周りの人達の会話が面白くて。ネタになるんだ。あと、フラペチーノ美味しいし」茂木「
ーーーー9月中旬異動発表日課長「未鈴さんが異動になるとはーー!ウチの課の最大にして最強の戦力だったのにーー!」未鈴「大丈夫ですよ。もう茂木君がバリバリやってくれてるじゃないですか」茂木「俺なんて、まだまだですよ。未熟者です(大豆先輩を養うに
≪前書き≫【番外編3:人間とは欲深な生き物である】の続きです。R18となっております。キリリクを受け付けた豆乳さんに、茂木君はどんな性行為をお願いするのか。行為自体は温いですが、ともかく茂木君が気持ち悪いです。どうぞ。 俺の神は慈悲深い。茂
※会話文のみーーー金曜日の夜茂木「大豆先輩、どうぞ。今日はドライカレーにしてみました」大豆「わぁ、美味しそう。ありがとうございます」ペコ茂木「いいえ。どうぞ食べてください(俺が手掛けたモノで、神の血肉が作られる…ん。良い)」大豆「いただきま
番外編2:投げるのはファンの特権ですので(茂木×大豆)※会話文のみ茂木「大豆先輩。本当に俺と住んで下さいますか?」大豆「い、いいの?」茂木「俺がお願いしているんですが」大豆「あの、親にはまだ言ってないけど。俺ももう26歳だし、何も言われない
番外編1:別垢フォローは浮気に入る?(茂木×大豆)※会話文のみ茂木「……(あ、更新されてる)」大豆「あ」チラ茂木「っ!(大豆先輩にフォロー用の別アカ見られた!)」バッ!大豆「あ、ごめん。見るつもりなかったんだけど、ちょっと目に入っちゃって」
まったくもって予想通りの報告内容に、マティックは深く息を吐きながら報告書を机の上へと投げ捨てた。ここに登場するスリの子供、というのがエイダの関係者で間違いないだろう。もしかすると、エイダ本人かもしれない。 なにせ、エイダは一つの姿で長時間
その夜、執務室に緊急の伝書鳩が舞い降りた。「ん?」 執務室には緊急の伝書鳩が入り込めるように小さな戸がある。そこから入り込んできた鳩は、一枚の紙をスルリと部屋の中へと落とすと、またすぐさま扉を抜けてと夜空へと飛び立った。 よく躾られている
〇『ほら、茶』『……ほう』 そう言って少年から出されたのは、完全に水だった。『んだよ、文句あんのか?』『ぜんっぜん!森の上質な川の水の感じがして最高に嬉しい!』『いや、井戸から汲んできた地下水だけど』『地下水も森の水じゃん!
--------------------『サトシ、これ』 そう言ってエーイチから差し出されたのは、手のひらサイズの小さな麻袋だった。『なんだ?コレ』『ソレ、入れるのに使って?』 ソレ。そう言ってエーイチが指さしてきたのは、あのイーサのマナの
目が覚めた。 どうやら俺は、牢屋に入れられているようだ。 〇『サトシ、卵を全部同じカゴに入れちゃダメだよ?リスクは、いつだって出来る限り分散しなくちゃ』 あぁ、エーイチの言う事を聞いておいて本当に良かった。やっぱり、エーイチ
読了お疲れ様です。 いかがだったでしょうか。 いつもの如く、誤字脱字の見直しをお願いした夫は、これを読んで「食欲がなくなった。気持ち悪い。きっと皆、お前がこんな風に思ってるって思って引かれるよ!ぺっ!」と言っていました。 ……凄い言い草で
初めまして。管理人の豆乳と申します。「まろやか毎日」へ来てくださって本当にありがとうございます。当サイトは創作BL小説サイトです。言葉の意味が分からない方・趣味に合わない方はお戻りいただけますようお願いします。当サイトの小説はフィクション
俺は、昔から独占欲が異様に強かった。『万、お前。兄貴に逆らうのかよ。コレは俺のだ』『……』『もう、万。お兄ちゃんでしょ。我慢しなさい』『……』 俺の家は稀に見る大家族で、下には妹や弟がたくさん居た。かといって、俺が一番上というワケでもなく
茂木君の部屋に来た。「お邪魔します」「どうぞ」 一人暮らしなので仕方がないが、キッチンは部屋に入った通路に付いていて、部屋は一つ。広いとは、お世辞にも言えない部屋だった。「へぇ」 一人暮らしの部屋って、このくらいのサイズ感なんだ。勉強にな
「しょうゆさんだ!」 しょうゆさんからのメールは、その後も頻回に続いた。 どうやら社交辞令ではなく、本当に俺の過去作品も読んでくれているようで、昔の作品の感想も、たくさん送ってくれた。 そして、最近では作品の裏話なんかもメールで話す事も増え
----------豆乳 1分前今日は、新人の男の子がコンビニで見つけたと言って、お菓子を買って来てくれました。先日の飴のお礼だそうです。やっぱり、彼はとても優しい子です。-----------いいね!1----------豆乳 1
「あ」「……」 次の日、ロッカーで茂木君と会った。 朝の時間が被るなんて珍しい。俺はバスの時間が決まっているので、職場に着くのは誰よりも早いのだ。いつもなら、茂木君はあと十五分くらい遅い筈なのだが。「おはよう、茂木君。今日は早いね。風邪の具
---------キッコウ 3時間前お返事が遅くなってしまい申し訳ございません。豆乳さん。私は、豆乳さんが男性でも、女性でも別にかまいません。私は、豆乳さんの作品、引いては人間性に惹かれてやりとりをさせて貰っています。そして、お気づきか
「っ!」 その日、嫌な夢を見た。再び、アカウントのフォロワーが0になる夢だ。 昨日、俺は結局、更新出来なかった。そのせいもあって、今朝はキッコウさんからの感想メッセージも来ていない。仕方のない事だけど、夢の事もあって妙に気持ちがソワソワして
俺は苦手だ。たくさん苦手な事はあるけど、人前で喋ったり、慣れない人と喋る事が特に苦手だ。 あと、それらと同じくらい苦手なのが――「あ、あの。茂木君」「なんですか、大豆先輩」「あの、一応……今、研修の時間だから。スマホは、あんまり」「失礼し
前書き※小説です。番外編13:俺のツレに口出すな!の続きです。自分の為に人を殺す犬を見て、興奮した初代様が犬を抱くお話。もちろんR18です。二人とも、人を殺したり、殺しているのを見ていたりするせいで頭がトんでいます。それでは、どうぞ。ーーー
ーーーー旅の途中地主「ようこそいらっしゃいました!勇者様」初代「いいえ。おもてなし、ありがとうございます」犬(ぺこ)地主「あの、そちらの方は」初代「あぁ、彼は俺のツレです。お気にならさらず」地主「…そうですか。さぁ、こちらへどうぞ。勇者様」
注意!犬と初代に子供が居ます。赤子「あー」悪魔「よしよーし」悪魔「かわいーね!」悪魔「ねー、ツレ!この子もうしゃべるー?」犬「あ、えと。まだ…」赤子「うにゅ、うにゅ」悪魔「ふへっ!うにゅうにゅ言ってる」悪魔「何が言いたいんだろ?」悪魔「何歳
注意!犬が子供を産んでます!ウチで飼ってるワンちゃんが赤ちゃん産んだよ!みたいな、ほのぼの報告みたいな字面ですが、もちろん違います。我が家、ワンちゃん居ない…【初代様には仲間が居ない!】の受けである”犬”が男性妊娠の上、出産しました。という
---旅の途中(終盤)犬(北の大帝国都市ファンダルメン…寒すぎる。これ本当に昼?到着して一週間になるけど、一度もお日様を見てない)初代「あー、クソ。なんだここ。寒ぃし暗ぇし。さっさと、神殿攻略して、こんな所おさらばするぞ。犬」犬「はい(そう
ーーーー旅の途中犬「初代様、次は何をしましょう?」初代「(コイツ…いつも俺の命令ばっか聞いてやがんな)いや今はいい」犬「はい、わかりました」初代「おい」犬「はい!何をしましょう!」初代「今日は特別だ。俺がお前の願いを聞いてやろう(まぁ、たま
「人間の歴史の傍には、いつもエルフ達が居る。人間はいつもエルフに怯えているよな。まるで俺のようだ」「またそんな卑屈な皮肉ばっかり言って!」「……卑屈な皮肉」 暗くなるばかりのジェロームの表情に、ハルヒコはパンパンと両手を叩いた。「卑屈は終わ
ジェロームは久々に夢を見た。父親の夢だった。『ジェローム。よく覚えておきなさい。戦争とは、常に諸刃の剣だ。振り上げれば、必ず我が身も傷つく』『はい、お父様』 目の前に父が居る。父はジェロームを見下ろしながら、両手を後ろ手に組んだ姿で立って
「っい゛でぇぇぇっ!」「っ!サッ、サトシ!?」 俺の首にかかっていたイーサからのネックレスが、またしても凄まじい痛みを俺へと与えてきたのだ。俺の突然の悲鳴に、それまで子供を拘束していたエーイチが、慌てて俺の方へと駆け寄ってくる。「っあ゛っつ
「お前!可愛いな!」「……なに?急に」 突然、エーイチを見て「可愛い!」と声を上げ始めたのは、まさかのエーイチに手首を掴まれているスリの少年だった。先程までの、涙目でエーイチを見上げていた姿がまるで嘘のように、興奮気味にエーイチににじり寄っ
どのくらい走っただろう。「っはぁ、っはぁ……ちょっ。っはぁ、やっと、おい、ついたっ」 正直、こんな森の奥まで走る事になるとは思ってもみなかった。完全に運動不足だ。今や、呼吸するのが精いっぱいで、喋る事すらままならない。「っはぁ、っはぁ。え
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こんにちは、はいじです。【ランキング1位の小説家に推されている!】最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。正直なところ……このお話を載せていいのか、すごく迷いました。ええ、今めちゃくちゃ緊張してます。ど、どうでした?(おずおず...
年末の気配が色濃くなってきた十二月。 「京明祭」が終わって、一か月が経った。 今日も今日とて、この俺——宮沢直樹は、月曜倶楽部の部室にいた。 エアコンなんていう文明の利器のないこの部屋は、まさに「極寒」という言葉がふさわしい。「……さむ」 ...
文学と伝統の名門【京明大学】。 それは、明治初期に創設された、日本でも有数の私立文系名門校だ。そこでは、創立からこれまで、数多くの文化人を輩出し、日本の文学史を次世代へと繋いできた。 そんな【京明大学】では、毎年十一月になると学生たちにとっ...
————あーーーーー……。俺、最低。マジで、死んだ方がいい。いや、死んだ方が……っていうか、俺が知的生命体だなんて、そもそも壮大な勘違いだった。ただの、蝿です。ゴミです。誰か、俺を叩き潰して……。俺は、なんで……あんな、バカなことを。あ……...
「あ、れ?」 やっぱり【那須与一】は、あの日から一ページも更新されていなかった。 三日間、余生先生が更新しないなんて、本当にありえない。 俺は、慌てて横になっていた体を起こし、普段はあまり見ないようにしている作品のコメント欄へ飛んだ。 案の...
十月下旬。 気が付けば、京明祭まであと二週間を切っていた。「部誌、あと三ページ足りないんだけど!誰か手が空いてる人いない!?」「え、まだ入稿してないの!?マジで終わるぞ!」「うっそ、打ち上げの会場まだ押さえてないの!?早くしなさいよ、どこも...
視界の端、ふと映ったスマホの画面。「……あ」 そこに映っていたのは、【ノキ】という名の小説投稿アカウント。しかも、ログイン中の管理ページだった。 この画面に入れるのは、もちろん。「余生先生?」 心配そうに覗き込んでくる直樹の顔は、先ほどとな...
「続き、書かないと」 そう、頭を切り替えようとした矢先。ふと畳の一角が目に入った。「あ」 そこには、直樹が初めて来た日に垂らした鼻血の跡が、今も薄く残っていた。拭いても消えないその染みに、胸の奥がわずかにざわつく。「……クソ、またかよ」 視...
夜中の三時。 キーボードを打つ手を止めて、俺は小さく息を吐いた。——集中できない。 普段なら、この時間はゾーンに入ってて、時計なんて見る余裕もないはずだ。それなのに今日は、いったい何度、パソコンの隅に表示された時刻を確認しただろう。 ふすま...
「批判コメントについてどう思うか?どうも思うわけないだろ」「へ?」 余生先生の部屋に着いてすぐ尋ねた俺に、彼はあまりにもあっさりと答えた。 聞くべきか迷って、ずっとウダウダしていた俺に対し、結局先生のほうから「言いたいことあるんだろ」と詰め...
14歳時代in街シモン「師匠、今日はなんで街に来たの?修行は?」キトリス「シモン、毎日修行を頑張ってるからな。今日は皆には内緒でご褒美をやろう」シモン「いいの!?」ぱぁキトリス「あぁ、だから好きなモノを…」町娘A「うわ…、スラムのシモンよ」...
※タイトルだけ異様に格好良い話旅の途中in宿屋初代「はー、やっと宿に着いた。マジで疲れたわ」犬「初代様、俺が受付をしてきます」初代「おう、急げよ」犬「はい!」犬はすててっと宿屋の受付に小走りしたよ!犬「あの、部屋は空いてますか?」宿屋の婦人...
≪番外編2:長男と次男≫の後。※全て会話文ですinラティの部屋ラティ「フルスタ、今日の晩餐会はどうだった?気になる人はいた?」フルスタ「いや、特には。いつも通りのメンツが集まったって感じだったかな」ケイン「ああ、カルヴァン大臣も特に変わった...
≪小話1:ありがとうの示し方≫——旅の途中セイフ「テ、テルは……」おずテル「ん?」セイフ「よく『ありがとう』って……言う」テル「え、そう?」セイフ「……」コクリテル「そっか。あんまり自覚はなかったけど、セイフが言うならそうなんだろうな」セイ...
≪本編後≫in都会の街サンゴ「あー、買い出しとかダリィ」サンゴ、母親に頼まれて街まで買い物に来たみたい!サンゴ「さっさと買って帰るか……うおっ!」どてっ!サンゴが道端ですっ転んだよ!通行人「……」すたすた通行人「……」すたすたサンゴ(クソッ...
ドラゴンと同じくらい怖い(セイフ×テル)旅の途中セイフ「……兜、壊れた」テル「まぁ、あんだけモンスターからぶっ叩かれりゃな。俺はあの攻撃でお前が無傷なのがビックリだわ。防御力高すぎだろ」セイフ「……でも兜は」テル「仕方ない。この街の鍛冶屋で...
設定とか深く考えないで!クロスオーバー!【レベル30の俺】のヤコブが、【初代様】のせがれと出会ったら……ヤコブ「おまえ、ちっちゃいからおれのでしな!あっちいこ!」大家族育ち発揮!せがれ「…う、うん」一人っ子遺伝子発揮!ヤコブ「えい!えい!ほ...
空君、初めての女モノの下着!(光×空+ギャル2人)※会話文のみ————空と光がギャル2人に連れられて下着屋さんに来たよ!ギャルA「ねぇ空、これどう思うー?めっちゃ可愛くなーい?」ギャルAが派手な下着を持って来た!空「えっ、待って……なんで俺...
そうだ!今日はこの二人がいるんだった! ベッドの脇から聞こえてきた二人の女子の声に、俺は慌てて光の体を押しのけて飛び起きようとした。しかし、無情にも光君の体は俺の力ではビクともしなかった。「空、空……っはぁ、空。お前の唇は甘くて熱い。まるで...
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キトリスとシモン再会後 In王宮 ヤコブ「ねー、師匠!たまには皆で遊びたいんだけど!」 キトリス「遊ぶ?」 シモン「はぁ?」 ヤコブ「そーだよー!教会に居た時は、夜とか皆で遊んだじゃん!ぐるぐるしたり、隠れんぼしたりさぁ!」 シモン「つって
【前書き】 夏のある日、アオイがタローを映画デートに誘う話。 R表現は温いですが、無いワケじゃない。そんな感じ。 デートの合間に、アオイがタローをトイレに連れ込んで日焼け止めを塗ってあげてます。 アオイ視点での、建前上最強にツンツンしつつも
-------- 7月7日 認知されなくても良いって思ってた みなさん、こんばんは。 七夕の夜にやってまいりました、コタローです^^ 皆さんは七夕の夜をいかがお過ごしでしょうか。俺は、今期の夏アニメの1話を見てました。七夕は俺と夏アニメ第1
inコーヒー ブルーム(朝) 寛木(あー、クソ。今日は仕事が忙し過ぎて昼休みの時間に行けそうにねぇ……あ゛ーー。マジでもったいねぇな) 寛木君はマスターの休憩時間に合わせてコーヒーブルームに行けるように仕事の予定を調整してるんだよ! 健気だ
下校中 あられ「ゴウキ、すばーばっくすには不儀さんが居るんだよ」 ゴウキ「あられ、スタバに不儀さんは居ないんだ」 あられ「居たもん。ハラムさんのサインくれるって言ったもん」 ゴウキ「あられ、それは夢だ」 あられ「居たもん、不儀さん……居たん
大豆「うーん」 茂木「どうしたんですか?大豆先輩」 大豆「昨日書いた小説の感想を見てたんだけどね……これ、見て」そそ 茂木「……なになに(どの感想だ?)」 茂木は大豆より先に全部の感想をチェックして検閲しているよ! 胸糞なヤツは茂木が問答無
初代様にはバッテリーが居ない!(野球部パロ) 初代様:キャッチャー(1年) 犬:ピッチャー(3年) -------- 春:出会い 初代「俺のリードに首振るクソ投手はマウンド下りてもらうからな」 犬「っは、はい!」 初代(……コイツ、マジで首
旅の途中 in野宿 イライライライライラ 初代「あ゛ーーー!なんだ、このクソ地方は!夜の癖にクソ暑ぃな!?虫も多いし……これじゃ寝れやしねぇ!」 初代様はあまりの暑さにイライラしてるよ! そりゃあもうイライラしてる! 犬「あ、あ。しょ、初代
課長「あー、これは困ったなぁ。どうしよっかなぁ」 大豆「っ!(あ、あっ……これは俺に言ってるのかな?返事した方がいいのかな。ど、どうだろう。でも、用があったら『大豆君、ちょっといい?』って呼ばれそうだし。き、気にしなくていいよね……?)」お
in茂木宅 カタカタカタ 大豆「茂木くーん、今日の分が出来たから更新してー」タタ! 茂木「あ、わかりました。大豆先輩って、学生時代もそうでしたが今も必ず毎日更新しますよね。凄いですよ」 大豆「そうかなぁ。サイトの時もそうだったけど、投稿サイ
「ようこそ、ソードクエスト百貨店へ!」 ここは、お客様が全て「勇者」である、不思議な百貨店だ。 そして、俺は今日からこのソードクエスト百貨店で働く事になった、超新人の「コンシェルジュ」である。 「あー、緊張するなぁ。でも、やっと夢が叶っ
in職場 タロー「……」 飯島(宮森さん、いつもは昼はコンビニ飯なのに。今日は何も食べない気か?) タロー「……うぅ」俯 飯島(あれは完全に腹が減ってる顔だな。さすが宮森さん、思ってる事が全部顔に出ている。……まさか、財布でも忘れたのか?)
In会社 カタカタカタ タロー(……月曜日から残業とか死ぬ。なんでエラーは退勤間際に起こるのか)ぐったり 飯島(おーっと、宮森さんが週始めからさっそく起こったエラーで顔が死んでるなー。ちょっと声かけとくかー)チラ すたすた 飯島「宮森さん、
【前書き】 【北極百貨店のコンシェルジュさん】という作品がとても好きでずっと書きたかったコンシェルジュパロ。犬がコンシェルジュ。初代様がVIBのお客様という設定。 ノリとテンションで読んでください◎ では、どうぞ! -------- 俺は
番外編27:施術室にて の後日談お喋り タロー(また、同じ失敗をしてしまった……前日に処理してもダメなら、もうオプションの麻酔クリームを使って感覚を麻痺させるしかない!そしたらアオイさんにも迷惑をかけずに済むし!お店の売上にも貢献できる!)
【前書き】 こちらは、R18の修行の一環で書いたR18番外編になります。 5000文字縛りR18特訓② (6000文字になったけど……) アオイ×タロー/手コキ・手マン・本番無 本編の少し後くらい。 アオイ、もう完全にタローにハマりまくって
コイシ 5歳/ヘマ 年齢なんて関係ない コイシ、お布団の中 コイシ「…っ、っひく、ひく」 ヘマ「コイシ君、どうしたの?なんで泣いてるの?」ぽんぽん コイシ「…!」ばっ! ヘマ「イシ君が村に戻っててお城に居ないから寂しい?」 コイシ「…」ふる
ヒスイとコイシ コイシ4歳/ヒスイ34歳 コイシ「おとうさん」くい ヒスイ「どうした?」 コイシ「ち、ちょうだい」 ヒスイ「……何だって?」 コイシ「おとうさんの、ち」 ヒスイ「血って…な、なんで?」 コイシ「ぼくの、からだにいれる」 ヒス
【前書き】 こちらは、R18の修行の一環で書いたR18番外編になります。 5000文字縛りR18特訓① セイフ×テル/発情・フェラ・兜合わせ セイフ×テルらしく終始仲良しな感じなので、頭を空っぽにして読んで頂けると幸いです。 では、どうぞ!
ゆきさん いつもお話を楽しんで頂きありがとうございます◎ 先日、Amazonの方からもご支援頂き(´;ω;`) 本当に嬉しかったですっ!! あの、そしてきちんと届いております!ご安心ください! そして、私はAmazonの方からご支援いただい