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2022/10/30

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  • イワンは神の創った世界を認めない 福岡伸一「エントロピー増大の法則」ショーペンハウエル

    初稿2021-05-07追記2024-03-30「カラマーゾフの兄弟」でイワンは神の創った世界を認めない。仏教の輪廻と涅槃、ショーペンハウエルの「キリスト教には、根拠の原理から解放された箇所がある」。福岡伸一は「カラマーゾフの兄弟」でイワンは神の創った世界を認めない。「世界のフィナーレ、永久調和の瞬間にはすばらしく価値ある何かが起こり、現れてすべての人間の心を満たし、すべての怒りを鎮め、人間の罪や、彼らによって流されたすべての血をあがなう、しかもたんに人間に生じたすべてを許すばかりか、正当化までしてくれる、とな。・・・やがて平行線も交わり、おれ自身がそれをこの目で見て、たしかに交わったと口にしたところで、やはり受け入れない。」「俺が受け入れないのは神じゃない、いいか、ここのところをまちがうな、おれが受け入...イワンは神の創った世界を認めない福岡伸一「エントロピー増大の法則」ショーペンハウエル

  • 日本分割占領案を防いでくれたスリランカ代表ジャヤワルダナ サンフランシスコ平和条約で

    これはいつまでも忘れてはいけないな。この分割案が通っていたら今頃日本はどうなっていただろうか。当時の情勢では通りそうだったようだ。スリランカへの恩義は。現在の世界にも通用する名演説だ。日本は今後の世界に対してこんな立派なメッセージを残せるだろうか。次の旅はスリランカに行ってみたくなった。下記のサイトから引用させていただき、メモしておきます。「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である」法句経https://web.archive.org/web/20190515200122/http://www.frone.life/relationship01/元スリランカ(元セイロン)蔵相、J.R.ジャヤワルダナ氏の演説全文賛同を...日本分割占領案を防いでくれたスリランカ代表ジャヤワルダナサンフランシスコ平和条約で

  • カルトってなんだろうと考えているうちに

    初稿2022-12-23追記2024-03-28追記佐々木閑氏のyoutubeでカルトの見分けかたは持続性だと。オーム真理教は10年ほどで消滅した。なるほどね。ではどのくらい時間が経てばカルトでないと判断できるのかはやはり難しい問題だが非常に参考になる見分け方だ。いつの時代にも信仰を求める一定の人々は存在する。その判別方法を知ることは非常に大事なことになる。さらに付け加えるのであれば供養や献金などと称して庶民から金を巻き上げないことも。それから異常に他宗を攻撃しないことなど4点が判別ポイントになる。1持続性がない(内部分裂も含む)。2異常な金集めをする。3異常な他宗攻撃をする。4異常な選挙活動をする。初稿統一教会がカルトだと騒がれている。では創価学会はどうなんだと世間は俄かに宗教とカルトの危険性について注...カルトってなんだろうと考えているうちに

  • アレクサンドル・グロタンディークと瞑想 たんぽぽのスープ 57を素数

    アレクサンドル・グロタンディークは20世紀を代表する数学者だがその生活は大変興味深い。改めて世の中にはまだまだ知らない魅力的な生き方をする人がいるのだなと思う。彼の業績はフェルマーの定理の証明に使われているという。1966年にフィールズ賞受賞。57を素数の例として講演したことで知られる。一日10時間の瞑想とそれをもとにした執筆という生活を続けた。晩年はピレネー山脈の田舎に住みたんぽぽのスープを飲んで暮らしたという。2014年に86歳で死去。ドイツ出身のフランス人数学者。1966年フィールズ賞を受賞。モスクワでの授与式への出席を拒否。旧ソ連の軍拡政策に反対のため。勤めていた研究所が軍からの資金援助があると知ると、直ちにその研究所を辞職した。グロタンディークの父サシャはアウシュヴィッツ強制収容所で殺害された。...アレクサンドル・グロタンディークと瞑想たんぽぽのスープ57を素数

  • アンコールワット紀行

    18年前のアンコールワット紀行に追記した。なお、アンコールワットとアンコールトムをひとまとめにしてアンコールワット紀行としている。アンコールワットは寺院でアンコールトムは王宮の意だ。アンコール朝の中興の祖ジャヤーヴァルマン7世がチャンパに対する戦勝を記念して12世紀末ごろから造成に着手した。石の積み方や材質が違うことなどから、多くの王によって徐々に建設されていったものであると。建造物部分に仏像を取り除こうとした形跡や、ヒンドゥーの神像があることからは大乗寺院、後にヒンドゥー化。1933年の調査によって、中央祠堂からブッダの像が発見された。wikiよりバイヨン寺院の外回廊と東参道を飾るナーガ、ライオン彫像および欄干は、過去に修復処置が行われたものの、現在は再び破損して遺跡の周囲に散乱している。中央祠堂の階段...アンコールワット紀行

  • プランバナン紀行

    初稿2006-12-23追記2024-03-27プランバナンはジャワ大地震5月発生の年、12月に訪れている。そのため寺院は立ち入り禁止の場所も多く、地震の後の瓦礫が多くみられた。ボロブドゥールを後にして車で2時間ほど。突如としてブランバナンが川の向こうに姿を現した。最高は47Mあり、威圧感がある。右手に修復中の足場が見える。参道に立つとゴチック建築と同様に天に近づこうとの強い意志を感じる。両側の突起は燃え立つ焔に見え、これは勧善懲悪の情念の強さを現すのか。地震により傾いて今にも崩れ落ちそうな一角もあり、その不安定さも相まってあまり長くいたいとは思わなかった。一時間ほどでプランバナンを立ち去った。5月の地震によるのか瓦礫のように遺跡破片が散らばっていた。広い公園を歩きながら考えた。インドでもジャワでも仏教は...プランバナン紀行

  • ボロブドール紀行

    2017-03-22初稿2024-03-26追記2006年12月10日~ボロブドール紀行はインドネシアのジャワ島にある仏教遺跡だ。ジャワ島中部のケドゥ盆地にあるチャンディ・ボロブドゥールは、カンボジアのアンコール・ワット、ミャンマーのバガンと並ぶ、世界三大仏教遺跡のひとつで8世紀に栄えたシャイレーンドラ王朝によって2世紀に渡って建造されたとされている。完成後まもなくジャングルの中に埋もれ、1000年以上も人々の記憶から忘れ去られていたが19世紀にイギリス人により発掘された。火山の噴火によるもの、イスラム教徒の破壊を恐れて埋めたというものなどの説がる。この地を訪れ、夕刻と夜明け前、そして、日中と3回に亘って回廊を進み、頂上にあるストーパ群まで足を運んだ。回廊の両側には石のレリーフが彫られている。釈迦の誕生か...ボロブドール紀行

  • ブランバナン紀行 2006年12月11日 ボルブドールを離れ、ヒンズー教の寺院へ

    ブランバナン2006年12月11日ボルブドールを離れ、ヒンズー教の寺院へ。ボロブドールを後にして車で2時間ほど。突如としてブランバナンが川の向こうに姿を現した。50M近くあり、威圧感がある。参道に立つとゴチック建築と同様に天に近づこうとの強い意志を感じる。両側の突起は燃え立つ焔に見え、これは勧善懲悪の情念の強さを現すのか。地震により傾いて今にも崩れ落ちそうな一角もあり、その不安定さも相まってあまり長くいたいとは思わなかった。一時間ほどでブランバナンを立ち去った。広い公園を歩きながら考えた。インドでもジャワでも仏教は滅び、ヒンドウが残った。こちらの仏教は南伝仏教と呼ばれており、日本のそれは北伝仏教で、受ける印象は異なる。登場する神々も共通しておりヒンドーの一派とも理解されたこの地の仏教は、差別化に失敗したの...ブランバナン紀行2006年12月11日ボルブドールを離れ、ヒンズー教の寺院へ

  • 「ブレイキング・バッド」と米国覚醒剤の蔓延

    初稿2018-10-11追加2024-03-25見直しての追記鉄板ネタのドラッグを元天才化学者が肺がんを宣告され余命数年と宣告される。息子は脳性麻痺で補助具で歩行するが大学進学を控えて資金が必要だ。途中で義兄弟のハンクにもリハビリで金が必要な事態になる。追い詰められてメタンフェタミン製造に走ることで巨大な悪の帝国を築き上げ、最後は自ら仕掛けた改造機関銃で悪の一味を道連れに死ぬ。役者の演技と現代にありそうな筋の設定でどんどん引きずりこまれる。47分62話だから相当な長さだがウォルター・ホワイトを演じるブライアン・クランストンの魅力で見せる。しかし何かが残ったかと自問すると果たしてどうだろう。今のところ何も浮かんでこない。映画にそんなことを期待するのは無意味であり、言ってみれば安全なバスで暗黒街を旅する面白さ...「ブレイキング・バッド」と米国覚醒剤の蔓延

  • 驚きのコーヒー豆

    バリ島で陶芸を試みたがその際にお世話になった陶芸オーナーのタミンさんはいくたびに美味しいコーヒーを淹れてくれた。タミンさんの趣味の領域に達したコーヒーはとても美味しくて目の前で入れてくれる手順も面白くて見惚れていた。お湯でコーヒー豆を短時間蒸らすところから始まりそれにお湯を注ぎ、みんなに分けるまでコーヒーの蘊蓄を語ってやまない。爽やかで深い香りのコーヒーでわざわざ世界中の名産コーヒー豆を手に入れて楽しんでいる。タミんさんがお土産にくれた豆を日本に持って帰り、ようやく手挽きのコーヒーミルを手に入れて飲んでみたら驚きの味だった。そういえばかつてこんなうまいコーヒーを淹れる店に通ったこともあるな、井の頭公園の店モカや田町の喫茶店を思い出した。長らくスーパーで買う豆や大型チェーン店で飲む味にならされてしまい、うま...驚きのコーヒー豆

  • 水原はどのように大谷選手の口座を扱えたのか 厄介なドーパミン

    最大の謎は水原はどのように大谷選手の口座を扱えたのかだが。巨額をネットで振り込むためにはいくつものガードがある。口座へのアクセス、本人確認、日本ならまず金額限度額でダメだろう。一体どうやって?いずれ明かになるだろうがネットフリックスの映画化必須と思われるひさびさのミステリーだ。また、ギャンブル依存症という新たなタームが注目されている。これだけ社会的に耳目を集めるのは初めてではないか。米国映画でも依存症といえばドラッグであり、ギャンブル依存症を扱った作品は未だみたことがない。ギャンブル依存で関連して思い出すことがある。かつて勤務した会社の上司から直接聞いた話だが、彼は商社マンとして石油採掘の現場を世界を見てきた。「石油を掘り当てた時には射精するんだよ」と移動のタクシーで話してくれたことを思い出す。快楽物質ド...水原はどのように大谷選手の口座を扱えたのか厄介なドーパミン

  • 作品 壁画シリーズ2

    作品4ダイヤモンド2色々な雑念を払うとやはりダイヤの輝きは素晴らしい。作品壁画シリーズ2

  • 大吉原展が始まる 遊女の寿命は25から30という悲惨にどこまで迫れるのか

    東京藝術大学大学美術館で3月26日から大吉原展が始まるがなぜか炎上したらしい。キャッチが華美や享楽を全面に出し過ぎで遊女たちの悲惨な歴史が隠れてしまうことに対する非難だということで改められたという。それはさておき、遊女についてその寿命が極めて短かったことと遊郭の近くには必ず若くして死ぬ遊女を葬るための寺があったということを知った。例外はあったのだろうが貧しい家から5、6歳で売られてきて22、3で年季が明ける。妊娠を避けるために遊女が日常的に飲む毒(なんの毒かは不明)や重労働のために25から30で死ぬ人が多かったという。寺と遊郭の関係は単に若くして死ぬ遊女を葬るためだけではなかったらしいがその理由はわからない。大吉原展が始まる遊女の寿命は25から30という悲惨にどこまで迫れるのか

  • 作品 壁画シリーズ 1

    大きな壁画にすると面白いかなと。今まで10年間で作成した作品を順次紹介していきます。作品1ダイヤモンド生物にとって最も大事な元素である炭素(ダイヤモンド)の輝きから。このような壁画かステンドグラスに囲まれた建物で暮らすのも悪くないかな。年齢を重ねるとこのような光り物に魅せられる。作品2最澄筆跡かつて京都国立博物館で見た最澄の筆跡に感動して作成した。磨き抜かれた清涼さを感じる。作品3ペルーの黄金南米横断の最後に近くたどり着いたペルーでみた黄金の記憶を元に作成した作品。作品4グラス幻視箱根などのグラスを眺めているとこういう世界に誘われる。作品壁画シリーズ1

  • 春の暖かい陽射しで庭に出て背中を温める至福

    雲一つない空から暖かい陽射しが注ぐ。帽子のひさし越しに見る太陽は穏やかに輝いている。目の前に広がる山桜は蕾を膨らませてゆったりとそよいでいる。雑木の葉の輝きがどうしてもiPhone13promaxでは写真に残せない。目の記憶に焼き付けるしかない。絵画の意義はこんなところにもある。さくらんぼは花を落とし実はこれからだ。鶯が蜜を吸って撮る間もなく飛び去る。そのうち実がなり百舌鳥の到来となる。雪柳が今満開で彩ってくれる。春風が柔らかな白色の音を立てる。こんな時間を持てることに感謝したくなる。いつも忙しすぎる時を生きることが心身に染み付いた現代でこの錯覚の呪縛はなかなか解けないが、解けてみると実に楽しい。春の暖かい陽射しで庭に出て背中を温める至福

  • 大きな喜び 顔のでかいシミが取れたバリ島など日差しの強いところで滞在するには幅広の深いしかも厚手の生地の帽子が必須ですね

    他人にとってはどうでも良いことだが自分にとってはすごく嬉しいこともある。20年前にはなかった左頬に直径1センチのシミがいつの間にか発生した。いつの頃だろうか自覚はないがバリの強い太陽をいつの間にか受けていたのかシミが濃くなり、昨年には手触りでも気になるほどの瘡蓋風になった。痛みなどはないが気になる。メラノーマなら形が崩れたりするらしい。少し心配になって近所の皮膚科で診てもらうとあっさり「問題ありません。心配なら冷凍して取ることもできますが」と若い女医が自信満々で答えてくれた。そして去年の暮れから今年の2月上旬までバリに滞在している間に瘡蓋風シミがほんの少しずつ取れるようになった。無理にとってはいけないのであくまで自然に任せる。帰国後3月になりシャワーで完全に取れた。やった、嬉しい。手で撫でてもツルッとして...大きな喜び顔のでかいシミが取れたバリ島など日差しの強いところで滞在するには幅広の深いしかも厚手の生地の帽子が必須ですね

  • 「カラマーゾフの兄弟」奇跡、神秘、権威の難問

    追記ホモサピエンス全史でネアンデルタール人に打ち勝ったのはこの三つをホモサピエンスが獲得したからだとわたしなりに理解した。時を離れた書物が語り合うとはこのことかな。初稿2017年11月奇跡、神秘、権威のうち、奇跡と神秘の差がよくわからなかった、Wikipediaで調べても下記のように差がよくわからない。神秘とは、人間の知恵では計り知れない不思議、普通の認識や理論を超えたこと、奇跡は、神など超自然のものとされるできごと。人間の力や自然法則を超えたできごととされること。なのに「カラマーゾフの兄弟」では奇跡、神秘、権威が人をコントロールする三種の神器になっている。同じ意味のものを並べるはずがないので面食らってしまっていた。「この地上には三つの力がある。ひとえにこの三つの力だけが、こういう非力な反逆者たちの良心を...「カラマーゾフの兄弟」奇跡、神秘、権威の難問

  • 「自己」とは何か? インド哲学と西洋の見方 その1

    2024/3/13追記6年前に書いたこの記事を今読み返して見て自画自賛ながら面白い。こういう七面倒くさい記事が段々と書けなくなっている。これはよくない傾向だと自覚しなければならない。この疑問がわたしの出発点でもあるし終着点でもある。来たるべきAI時代の危機回避と連結させていかなければ。2018/4/4加筆初稿に下記のように書いたが、今日本屋でなにげなく本を手にとってなにげに開いたページがまさにこの意識のハード・プロブレムの最新動向だったので少し驚いた。我々にはいくつかの解けない問題が頭の奥底に眠っているが、だれだってその問題にずばり切り込んでいるページを偶然に開くなんて驚き以外の何物でもない。このブログ記事はかつて掲載したものだが、この中に以下の記述がある。この問題の最先端を紹介した記事だったのだ。ティム...「自己」とは何か?インド哲学と西洋の見方その1

  • ベトナム紀行

    古いアルバム(18年前)からベトナムの思い出を何枚か選んでみた。細い板を踏んで籾殻を運ぶ若者バランスを少しでも崩したら大変だベトナムの古刹いかにもベトナムな池弁髪というのかなベトナムの小僧さんたちシュロ春巻きの皮が見事だベトナム戦争当時の要塞ハロン湾ハロン湾闘鶏かな水上の店から買う何やら深刻そうな話にみるがたわいのない世間話ベトナム紀行

  • 3.11回想 事故の現状と起こりうべきリスクを正直に説明すべきだと思った

    来るべき災害時に政治リーダーは「今すぐには影響がない」と繰り返すことだけはやめてほしい。初稿2012-03-1319:32:12あの日、バリの滞在地の海岸沿いのレストランで談笑していると、いきなり誰かの電話が鳴り、日本でも地震が発生したとの連絡を受ける。前日にバリで我が家のお手伝いが娘を抱っこして逃げ出すほどの大きな地震があった直後なので、その程度のものかと思っていると、テレビでは大変な事情が発生していることを伝えている。特に福島原発事故のニュースと、繰り返す津波の映像は心から恐怖を覚えた。翌日からは福島原発一辺倒のニュースが流れるが、政府の対応は今一つよくわからない。「今すぐには影響がない」と繰り返す枝野官房長官、たいしたことは無いと言った感じに受け止められる大阪大学の教授のコメント、NHKのニュースも...3.11回想事故の現状と起こりうべきリスクを正直に説明すべきだと思った

  • 紀野一義 暁烏敏の性欲を語る

    追記以下はyoutube紀野一義の講演録から書き起こしたものです。自分のことを語ろうとする人とそうでない人がいて、ここでは自分のことを語ろうとする人のことについて言っているような気がいたします。自分の事を語るということは気恥ずかしいことでもある。それを語ろうとする人がいる。それは菩薩だというわけです。一度しかお目にかかったことがない暁烏敏は母の実家の近くの寺井から少し離れたところに住んでいらっしゃった方です。今でも寺があります。この方は真宗のお東の方ですが大正8年5月3日43歳の時にこの人の師匠でありました清沢満之の17回忌にあたって「清沢先生へ」という文章を発表している。大正2年2月21日に最初の奥さんの房子という女性を病気で亡くしております。その死を大変悲しんでおりながら彼は若い女と関係しそれを告白し...紀野一義暁烏敏の性欲を語る

  • ホモ・デウスは驚きの書だ AIの未来を深刻に考えさせる

    サピエンス全史に次いでホモ・デウスの著者は現代文明の行方に迷うわたしたちにものすごいインパクトを与えてくれる。以下にホモ・デウスから気になる記述をメモしておきます。1.生き物は本当にアルゴリズムに過ぎないのか?そして、生命は本当にデータ処理に過ぎないのか?2.知能と意識のどちらのほうが価値があるのか?3.意識は持たないものの高度な知能を備えたアルゴリズムが、私たちが自分自身を知るよりもよく私たちのことを知るようになったとき、社会や政治や日常生活はどうなるのか?二十一世紀には人間は不死と至福と神聖を獲得しようとするだろうと予測することから始まった。この人間至上主義の夢を実現しようとすれば、新しいポスト人間至上主義のテクノロジーを解き放ち、それによって、ほかならぬその夢の基盤を損なうだろうと主張する。二一世紀...ホモ・デウスは驚きの書だAIの未来を深刻に考えさせる

  • 「幼年期の終わり」何故オーバーマインドは人類を救済するのか

    追記20240306この「わずかに生き残ったのはアジアの一部の地域の仏教だけだった」とさらりと書かれたことに注目したい。原始仏教をそのまま保つアジアの一部の地域の仏教だけが真理を伝えるものとして生き残ったとのことだろうか。だとすると達見すぎる。名作はいつまでも考えさせる宿題を読者に突きつける。上述の一文はどういうことかを頭の中の疑問袋に入れているとある日に回答ではないがそれに近づくことができる気がする。なぜ「わずかに生き残ったのはアジアの一部の地域の仏教だけだった」のだろうか。世界の主だった宗教は仏教を除いて一神教だ。ヒンドゥは多神教だがどちらかというと一神教的だ。つまり創世主がいるかどうかがキーになる。「幼年期の終わり」のオーバーマインドは人類の創世主だったのだ。だから人類は創世主のいる宗教を信じなくな...「幼年期の終わり」何故オーバーマインドは人類を救済するのか

  • 3月4日 気持ちの良い陽射しを

    バリで熱射病でダウンした身が今やすっかり回復した。日本の東京で春の陽射しを全身に浴びると実に気持ちがいい。暑くもなく寒くもない。涼しい風が額をほんの少し冷やして春の陽射のハーモニーが絶妙だ。庭の雪柳が咲き桜んぼの花がほぼ満開で日本の春は最高だな3月4日気持ちの良い陽射しを

  • ポンペイ紀行

    追記いまだに新しい壁画が見つかるのか。奥深いな。イタリア・ポンペイ遺跡で出土した、黄金の羊に乗ったプリクソスと海に落ちるヘレーを描いたフレスコ画。ポンペイ考古学公園提供(2024年3月1日撮影)。(c)AFPPHOTO/ParcoArcheologicodiPompeipressoffice2006/6/3ポンペイは南イタリアに栄えた古代ローマ都市で2万の人口と農産物と海産物、地中海貿易の中継地という好条件で豊かだった。現在はポンペイ周辺の水位が上がっているが、当時は低く港に隣接した海洋都市であった。西暦62年2月5日にポンペイを襲った激しい地震によりポンペイは大きな被害を受け再建中の79年8月24日午後1時にヴェスヴィオ山の噴火と火砕サージのガスに飲み込まれる。噴火から19時間後には町は高さ6mの火山灰...ポンペイ紀行

  • あ と声を立てた

    サヌールビーチの舗道を歩いていたら目の前でこの花が音を立てるともなく落ちた。でも確かに”あ”と声を立てた。聞き逃さなかったよ、その声。あと声を立てた

  • 紀野一義 講演筆記録1法華経 如来寿量品 永遠のいのち

    紀野一義氏の講演録がYoutubeで500本近くあり、若い時に氏の講演を聴いているわたしにとってこれを聴けるのが大変嬉しい。しかし提供者はおそらくご高齢のためにいつ廃止されるかもわからない。そうなると聞けなくなる可能性もないわけではない。それを恐れて膨大な講演録を少しづつメモとして記録していきたいと念願しました。文責はわたしにあります。聞き取れないところは省略しています。如来寿量品という章に入ることになります。まあこの章だけが大切だというわけではないんですけど昔からの人たちが如来寿量品という章が法華経の最高峰だと考えているわけで、大勢の人がそう考えるにはそれなりの理由があると思いますので私なりにそういう理由について近づいていってみたいと思います。この章は私子供の時からお経を読むわけですが爾時仏告諸菩薩及一...紀野一義講演筆記録1法華経如来寿量品永遠のいのち

  • ハイアットの水風景

    前回も前々回もハイアットは無縁だった。今回の滞在では知人との待ち合わせ場所にハイアットを使った。ロビーからふと下を眺めると素敵な水面が目に入った。モネ風だ。おおいいねえと密かに声を上げる。こんなに素晴らしいのならもっとこればよかった。時間帯にもよるのだろうが記念すべき水が撮れた。ダブっているかもしれないがこの水の魅力には注目せざるを得ない。ハイアットの水風景

  • バリ滞在で気がついたこと 去年と同じく法輪功がいなくなっていた

    バリから法輪功がいなくなっていたと去年の夏に書いたが今回の滞在でも見なかった。興味があるわけではない、浜でやられるとむしろ鬱陶しいなと思う方だが、一方で突然ビーチから姿を消すのは何か異常だなとも感じる。中国観光客の増加と関係があるのかしらとふと思うが。中国観光客の増加でバリ島に圧力をかけてやめさせる?バリ滞在で気がついたこと去年と同じく法輪功がいなくなっていた

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