花より男子の二次小説。つかつくメインのオールCPです。
Killed by your gaze. 後書き「Killed by your gaze.」をお読みいただきありがとうございました。クソ忙しい中、ぽわっと湧いて出たお話を書き殴っただけで、今回は特にテーマも何もないです。ただ、「君の視線に殺される」という言葉を使って、壁の中に二人きりというイメージで、R18が書きたい!で書きました。そして、最後の最後にぽろりと言うまで「好き」という言葉を使わないで表現できないかなぁなんて、またド素人が無謀な...
花より男子の二 次 小 説。つかつくメインのオールCPです。
Killed by your gaze. 2 (類つく)「それ」がいつからと問われれば、始まりは高校生の頃だったと言える。でも一度は諦めて、ただ幸せでいてくれるならと見守ることにした。だから付かず離れずの距離を保って接していたけど、そのことに一番に気が付いたのは俺だったと思う。二人がその結論を出した時、さして驚かなかったのは、それこそずっと見守っていたからに他ならない。そのことに一番に気付いた時、あいつが本当に彼女の手を...
Killed by your gaze. 1 (類つく)それは、ふとした時。高校生の頃から続いていたらしい「それ」に、あたしが気が付いたのは社会人になる前だったと思う。ジェットコースターのような恋は最後、緩やかにスピードを落として終わりを告げた。お互い特に遺恨があったわけでもなく納得の上で終わりにしたその恋は、高校生の頃から見ていた友人たちには、あまりにも呆気ない幕切れのように見えたらしく、それはもう多大に心配された。確...
Re: notitle 39カランカランと、いつもの喫茶店の扉を開くと鳴る音に、もう流石に手を離すだろうと思ったけど、ミドウさんはずっと手を繋いだままだった。いつもカウンターの向こうにいるマスターらしき年配の男性と、いつもの若いアルバイトの子が、ミドウさんとあたしと繋がれた手を見て、おや?と言うような顔をした。ですよね!いつもと違うパターンですよね!あたしもびっくりしてるんです!なんて言えるはずもなく、ミドウさ...
Re: notitle 38待ち合わせはいつもの喫茶店。そう、いつも会って話をするのは初めて会った時に利用した喫茶店。約束の時間になると、どちらかが先に来ているパターンが定着していて、流石に半年間二週間置きに来るあたしたちを店員さんたちも認識し始めていた。ミドウさんが先に来ていれば、もう来てますよって言われるし、あたしが先に来た時はいつもの窓際の席に案内されるようになった。なのに、ミドウさんは今日は初めて会った...
Re: notitle 37「本当にさ、つくし何やってるの?」「分かってるから言わないで~!」「分かってない。分かってないから、そんな名前も素性も知らない男を好きになるんでしょ?」身も蓋もない言い方だけど、幼稚園からの幼馴染みである優紀の言う通りで、あたしの今までの恋愛事情を知っている彼女の言葉に何も言い返せない。今日はメープルホテルの中層階にあるガーデンレストランで期間限定開催のスイーツブュッフェを二人で楽し...
Re: notitle 36姉ちゃんを騙す。これが一番厄介な問題で、姉ちゃんを知ってるやつは皆、あの人を騙そうとするなんて無理だと言うだろう。特に弟の俺は姉ちゃんに絶対逆らえない。もう無意識レベルで逆らえないように刷り込まれていると言っても過言ではない。「分かってる。女と話すだけだったら仕事でも出来る。それじゃあ姉ちゃんを騙せないし、何の意味もない。だからクシマが知り合いから始めようって言ってくれたあと、姉ちゃ...
こんにちは。いつも当ブログにお越しいただきありがとうございます。しばらく更新出来ず、申し訳ありません。コロナに感染してから、熱はすぐに下がったし味覚も二週間ほどで戻ってきたんですが、夜な夜な激しい咳に襲われまして、さすがに二週間も続くとこれは何かおかしいと思って病院に行ったら、喘息でした。まさかこの歳で突然喘息になるとは思わず、びっくりしました。今は薬と吸引器が手放せない日々です。さらに義母が利き...
「ブログリーダー」を活用して、はらぺこ02さんをフォローしませんか?