四国遍路の様に寺から寺へ巡り歩く事だけが遍路ではない。日常の中にこそ遍路は存在している。今度訪れる寺は何番の寺なのか。死装束で見上げる空の雲に問うてみるのだ。南無大師遍照金剛。。。同行二人今日は誰に出会うのか。。。
これは四国遍路八十八ヶ所にある第51番札所の石手寺に伝わる物語である。天長年間の頃、伊予を治めていた河野家の河野息利に長男が生まれた。どうしたことかその子は何日経っても片手を固く握って開かない。そこで河野家の菩提寺である […]
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