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  • 再び、断酒を始めました。

    昨年末から、再び飲酒を始めていました。数年続けていた断酒でしたが、年末の繁忙期のストレスと、連日のように続いた忘年会・新年会の誘いに負けてしまいました。「たまにはいいか」「これくらい大丈夫」と、自分に都合のいい言い訳を重ね、気づけば週に3日は飲むようになっていました。 最初は、久しぶりのお酒に懐かしさすら感じました。気分転換になる気もして、「前より上手に付き合えるかもしれない」と思い込んでいたのです。でも現実は甘くありませんでした。 以前とは違い、加齢とともに、アルコールの分解能力が著しく落ちていることを実感しました。朝起きても体が重く、頭がぼんやりして、飲んだ次の日はすっきりした目覚めを感じ…

  • 「どこ見る展」を観て──頭が混乱して、でも最後に少しスッキリした話

    国立西洋美術館で開催中の「どこ見る展」に行ってきました。タイトルからしてちょっと変わっているこの展覧会、いざ足を踏み入れてみると、やっぱり一筋縄ではいかない内容でした。正直に言うと、私にとっては、かなり難しかったです。というのも、特定の作家や様式、時代に焦点を絞っているわけではなく、ルネサンスから印象派までの作品が時代ごとに並んでいるものの、テーマとしては「とりとめもなく」並んでいる印象で、流れで理解するのが難しい構成だったからです。しかも今回の展示は、それぞれの作品に対して「どこを見れば面白いか」が明示されているスタイル。通常の美術展のようにテーマや時代背景の流れを追うのではなく、「この一点…

  • ミロ展(大回顧展)へ行ってきた

    上野の東京都美術館で開催中の「ミロ展」(大回顧展)へ行ってきた ジュアン・ミロは、ピカソ、ダリに並ぶ20世紀を代表するスペインの芸術家である。今回の展示は、彼の創作活動を網羅的に紹介する大回顧展であった。大回顧展ということで、作風の変化や時系列の説明など様々な切り口で感想をまとめることができるが、今回は激動の時代を不器用に乗り越え、それがむしろミロを進化させた遍歴であることに焦点を当ててみたい。■ 独自の世界観 — 詩的表現の確立巨匠ピカソやダリが時代の流れに乗りつつ自身のスタイルを確立していったのに対し、ミロはキュビズムや抽象画の影響を受けつつも、あくまで自身の詩的な表現を追求していった。彼…

  • トランプ政策の末路

    トランプ政権は「アメリカ第一」を掲げ、世界各国に対して強硬な関税政策を展開している。しかし、これは決して新しい政策ではない。アメリカは過去にも国内経済が危機に直面するたびに、他国を犠牲にして経済問題の解決を図ってきた。その代表例が 1930年代のブロック経済政策 と 1985年のプラザ合意 である。これらの歴史的な経済政策の結果を振り返ることで、現在のトランプ政策が導く結末を予測できるかもしれない。 ⭐️1930年代のブロック経済政策 — 貿易戦争の引き金1929年の世界恐慌後、アメリカは自国産業を守るために スムート・ホーリー関税法(1930年) を制定し、2万品目以上に高関税を課した。目的…

  • トランプがやるだろう、関税政策を“演出として使う”テクニック

    現在行われている法外に高い関税政策は、 まさに“強いリーダー演出”の王道といえる。 高い関税をちらつかせるだけで、 国内には「俺たちの雇用を守ってる感」、 相手国には「譲歩を引き出す圧力」 がかけられる。 しかも、実際に課す前の“検討段階”でメディア効果が出るのがポイント。即効性のある、コスパの高い演出だ。 どんなやり口が想定されるか? 1. 「検討開始」だけで圧力と存在感を演出 「国家安全保障上の観点から関税の是非を検討を開始した」と発表。例:鉄鋼・半導体・電気自動車などの戦略物資。実際に課税しなくても、マーケットも相手国もピリッとする。 → 国内には「大統領がちゃんと守ってくれてる感」、国…

  • トランプが行うコスパの良い、見せかけの政策

    いきなり結論として「同盟国との劇的会談」って、即効性・演出力・コストパフォーマンスが良いんですよ。しかも、大統領としては外交権限が強いので、議会を通さずに動ける。 そこで、トランプ大統領が簡単にできる“劇的会談”のやり口とは? 関税で求心力をあげるのは、第一の矢として至極真っ当なやり口だろう。次の手は 1. 「民主主義サミット」を即席開催 日欧+韓国+カナダなどをオンラインですぐ招集。「自由と人権を守る国の連携強化」と掲げれば、国民にも国際社会にもアピールできる。中身は形式的でも、「首脳の連帯映像」が出回るだけで効果大。 2. 日本or韓国との“友情再確認サミット” 軍事・経済・テクノロジー協…

  • スタグフレーション時代を生き残る方法

    スタグフレーション(景気停滞+インフレ)の時代を乗り切るには、「守りを固めながら、柔軟に動く」ことがカギになります。ピンチの中にチャンスあり。 雑草のように強く生きよう!以下に、具体的な対策を5つのポイントにまとめました。⸻1. 収入の多角化 • 副業やスキルアップを通じて、本業の収入が不安定になっても耐えられるよう、複数の収入源を持っておくことが大切です。 • そのために、フリーランス的な働き方も視野に入れてみましょう。IT、介護、教育、物流など、需要が高まる分野をチェックして、「自分に合うスキル」を身につけましょう。資格取得は有効です。⸻2. 支出の最適化 • 固定費の見直しは、すぐにでき…

  • トランプが頑張ると、日本は高金利になる

    先に述べたトランプがアメリカファーストのような政策を進めた場合、日本は 高金利経済 に移行せざるを得ない可能性が高い。 その理由、、 1. アメリカの「ドル高政策」が日本に与える影響 • FRBが 高金利を維持 し、世界的な「ドル高」を進めると、日本円は 円安 になりやすい。 • 円安が進むと輸入コスト(エネルギー・食料・原材料)が上昇し、日本の物価が上がる(輸入インフレ)。 • そのため、日本銀行(日銀)は 金利を上げざるを得なくなる(低金利のままだと円安が加速し、物価が制御不能になる)。 2. 日本の金利上昇のシナリオ ① 日銀の利上げ(ゼロ金利政策の終了) • インフレを抑えるため、日銀…

  • トランプが行うべき政策

    アメリカが海外に最大限の負担をかけながら、自国の経済を豊かにし、国内のインフレを抑えつつ市民の所得を上げ、企業の利益も確保するための政策は、主に以下の戦略に分けられます。 1. 貿易・産業政策:海外の負担を増やし、国内の利益を最大化 ① ドルの国際的優位性を強化(「ドル覇権」の維持) • ドルの基軸通貨としての地位を強化し、他国がドルを必要とする状況を維持。 • 例えば、新興国の通貨を不安定化させ、資金流入をアメリカに集中させる(資本逃避)。 • 米国債の需要を維持し、アメリカが財政赤字を拡大しても問題なく資金を調達できるようにする。 ② 他国の経済をコントロールする関税・規制政策 • 競争力…

  • 村上春樹にご用心

    内田樹さん著を、読んだ。 ゴリゴリに解説してくれると期待したが、ブログやエッセイの寄せ集めで、正直取り止めのない小話が続く構成であった。脱線しまくりで、数ページで全く別の話題になるので、特定の村上春樹作品についてガッツリと理解できることは無かった。 しかし、脱線するが故に、ハイデッカーの存在と時間について期待していなかった知見を得られたことは収穫であった。 一部引用する。 「死者は死んでもう存在しないから、私たちに何の関係もない」などというお気楽なことを言う人間は文学とも哲学ともついに無縁である。 死者は存在しない。存在しないけれど、存在しないことによって私たちを affecter することを…

  • 医薬品登録販売者の資格試験に合格した

    副業や定年後の準備のため、医薬品登録販売者の資格をとった。 忘れないうちに、勉強の足跡を書く。 ★勉強期間8ヶ月 ★総勉強量200時間 ★ノートまとめは一切行わなかった ★勉強方法 ①サブスクStudyingの授業を全て受講 ②Studying のAI復習を繰り返す ③無数にある成分、漢方、生薬について、 語呂合わせをネットで探し、スクショして覚える ④副読本で7日で受かる登録販売者を購入し、 少しでも気になる事項、周辺知識を調べる ⑤副読本で登録販売者100のオキテを購入し、 知識を深掘りする ⑥試験1.5ヶ月前、昨年度の過去問を購入し、 間違えた問題について、解答集でチェック ★結果、9割…

  • 利上げ、経済予測について

    私は以前から利上げや株価の下落を予測していたため、それが実際に起こっても特に驚きはありませんでした。今後も利上げが続き、株価がさらに下がる可能性は高いでしょう。 ニュースやSNSでは、多くの人々が日銀の植田総裁を批判していますが、その中には的外れな意見も見受けられます。日銀の主な目的は物価の安定であり、株価や住宅ローンといった投機的な事柄に対して責任を負うものではありません。こうした基本的な理解が欠けているか、あるいは意図的に世間を混乱させようとしている人々が批判しているように思います。 アベノミクスは異次元の金融緩和政策であり、それによって低金利や株価上昇という恩恵を受けた人々も多くいました…

  • 金利が上がることを見越した住宅ローン対策

    住宅ローンアナリストの中に、変動金利の人は、余剰資金で株式投資してリスクヘッジせよ、また繰上げ返済は御法度みたいな言説をしている人がいます。しかし、私は逆に繰上げ返済や別の選択の方が良いと思い、今回纏めてみました。金利が上がるとどうなる?住宅ローンを変動金利で借りていると、金利が上がると月々の返済額が増えてしまいます。さらに、金利が上がると株価が下がることも多いので、投資をしている人はダブルパンチで痛い目にあうことも。だから、金利が上がることを織り込んで対策を考えることが大事なんです。繰上げ返済のメリット 1. 総返済額を減らす: 繰上げ返済をすると、借りている元本が減るので、将来支払う利息も…

  • 場を考える

    最近、場について考える機会があった。30~40代から意識を始め、50代には本気で 定年後の自分の5つの居場所を確保するべきと以前に書いた。これはつまり、仕事以外の居場所を、 定年までに確保しておかないと、心身ともにキツイという 教訓を知り合いから聞いたからである。概ね、年を重ねると役職が上がっていたり、 年齢が高いというだけで、若い人に大事に扱われたりする。しかし、いざ定年を迎えて、やることがない。 または、老後の資金にアルバイトをしてみても、 以前のように尊敬を集めるようなことは難しく、 自己肯定感を著しく失う。そうならないためにも、フラットにいられる 5つの居場所は大切だという考えである。…

  • 残業する体力について

    以前働いていた会社の同僚に、よく残業する人がいた。 彼曰く、「普段から残業する体力を培っておかないと、 いざという時、馬力が効かないよ」 ピンとこない言説だったので、黙って聞いていたが、 今なら言わんとする事が分かる気がする。 つまり、いきなり重要案件が来た時や、繁忙期に入った時、 普段、定時退社ばかりしているようだと、残業する体力がついてないため、 大量の仕事をこなすキャパがなく、納期に間に合わせながら、 まともに処理するということが出来なくなる、という考え方である。 普段、5時半退社している人が、いきなり11時過ぎまで 連日仕事すると、気力、体力的に追いつかない。 どうするか? 徐々に残業…

  • 税金について

    税金とは、物価を上げる装置である ゲンノショウコ 支払う金が増えるからね、、 ある日ある時、企業が価格を上げない うしし、悪い悪魔がやってくる 税金を上げてしまえ 上がった価格の利鞘は、国の懐へ入る 国は金持ちになり、 始めは公共事業を行い、国民に還元する 国はどんどん金持ちになり、 怠け者になる うしし、浪費してしまえ 金は一部の国民にしか配られず、 他の外国悪魔にも流れていく どんどん市中の金の総量は減り、 国民の懐は減り、貧乏になる 美味い汁を吸った奴らはエスカレートし、 金を刷って、金の価値を下げて、 どんどん国民を貧乏人にして、 その利鞘をチューチュウ吸う こんな感じ

  • 合成の誤謬 2

    では、おまえ、日本ブランドしか買うなよ! 高いやつな! 車はレクサス、時計はグランドセイコー 服は着物でねって 正直、そうしたい でも、金がない 子供育てて、家買ったら、何もない 金があればレクサス買いたい 金があればグラントセイコー買いたい ユニクロじゃなくて、着物着たい 誰がその金くれるんだ? 企業でしょ 極端な話をしよう 国民二人で、経営者一人、従業員一人。 100円が給与で、1000円の着物売れるか? 私なら給与10000円にして、着物1000円で売る。 金って、単に印刷した紙なんだからね。

  • コスパ

    コスパっていうのは、 払った対価に対して品質が良いことをいうのは 誰でも知ってる。 ユニクロ、コスパよくないからね? 単に安いだけだから。 何年経ってもかっこよく、大事に使えて そこはかとなく着たくなる、、 これが本当のコスパだよ 安物商売やってたら、 どんどん質悪くなるからね ブランドを作らないで、 紛い物作って喜んでいるのがユニクロ そんな株は、国は全部売ってしまってよし

  • 合成の誤謬

    国の求める通りに、給与を大々的に上げたらどうなるだろうか。 企業に対して、強烈な税優遇を与えて、余剰の預金を従業員に回すのである。 国はぶっちゃけ、税金そのものが必要ではなく、単に金を世の中に回すべきなのだ。 国が公共事業するより、企業に金を回してもらった方が良いに決まっている。 今こそチャンスである。 一般市民の持ち金を倍増させ、その分、商品価格を倍増させるのだ。 所得倍増計画である。 擦った金は巨万にある。 これは、一気にやった方がよい。 日本製品の価格は、世界基準で適正となり、企業と、そう企業と、国民に還元されるだろう。 日本の中で、あっちが安い、こっちが安い根性をぶっ壊すべきだ。 金が…

  • 金利の上昇と

    金利が上昇すると株価は下落する可能性があります。これは金融の基本原理です。 銀行に預けられたお金はリスクフリーですが、株式投資にはリスクがあります。そのため、金利が高い状況では資金が株から銀行預金に移動する傾向があります。 マイナス金利政策の終了により、銀行は、より高い金利で企業に貸し出すことができるようになります。これによって銀行は本来の安定した経営モデルに戻ることができます。 金融市場では逆転の兆候が見られ、新たな局面が訪れることが予測されます。

  • 植田和夫著、「ゼロ金利との闘い 日銀の政策を総括する」を読んで

    植田和夫総裁の昔の著書です。 注目部分について、下記は抜粋、要約してみました。————————ゼロ金利政策では、日本銀行(日銀)が将来の金融政策についての予想をコントロールするために、低金利の約束をしました。これにより、将来の短期金利の予想値が通常よりも低くなり、それが現在の中長期金利に影響を与えました。具体的には、日銀が将来の金融政策の方向性や目標について明確な声明を出すことで、市場や企業が将来の金利の動きを予測しやすくなりました。こうすることで、長い期間にわたって金利が低い水準に維持されました。このような約束は、市場の予測を安定させ、経済活動を促進する効果がありました。この金融政策の効果に…

  • 低金利環境が円安を促進する理由とは?

    今回は、なぜ低金利環境が円安を促進するのかについて考察してみたいと思います。 最近、日本では低金利政策が続いており、この状況が円相場にどのような影響を与えるのか、纏めてみました。 1. 金利差と為替の関係低金利環境が続くと、他国の金利との差が広がります。例えば、他の国の金利が日本よりも高い場合、投資家はその国の通貨に資金を移すことでより高い利回りを得ることができます。このような資金の流出が進むと、円相場が下落する傾向が強まります。 2. リスクとリターンのバランス低金利環境では、円での資産運用があまり魅力的ではありません。投資家はリスクを冒してでも高い利回りを求める傾向があります。そのため、高…

  • 日本の財政再建への道: 長期金利上昇の影響と財政政策の展望、そして財務省の緊縮へ

    今日の日経新聞の記事で、日本の財政に関する最新の動向が報じられました。財務省が、2033年度の国債の利払い費が、長期金利がこれまでの想定より1%上昇した場合、さらに87兆円増えるとの試算をまとめたことが明らかになったと報じられました。 日本の財政は、長年にわたって懸念されてきた課題の1つです。日銀のマイナス金利政策や量的緩和策によって、長期金利は低水準に抑えられてきましたが、今回の試算によれば、金利が上昇すれば国債費用が急増する可能性があります。 この試算は、日本が直面する財政上の課題を浮き彫りにします。特に、高齢化社会や医療・介護費の増加、自然災害や国際的な不安定要因による予想外の支出が増え…

  • 日銀の金融政策

    最近の日銀の住宅ローン金利に関する言及について、 少し変だと感じたのでまとめてみました。先日、植田総裁は住宅ローンの変動金利が急激に上がることはないと述べました。おそらく、メディアが住宅ローンに関する質問を多くするため、 市場の不安を払拭するために説明したのでしょう。しかし、考えてみるとこの言及は不思議なものです。日銀の目標は物価の安定であり、金融政策を決定・実行することです。 具体的には、金利が雇用や経済成長率などのマクロ経済に及ぼす影響を調整しています。その中で、住宅ローンの破綻に関する不安について 具体的に説明するというのは、市場との対話を重視した結果だと思いますが、 当然のことですが、…

  • 金融政策決定会合(速報

    果たして、情報漏洩の通り、金融緩和解除が決定された。情報漏洩については、驚くべきことだが、脇に置いて、 おじハック的には、給与上昇からの金利上昇は、 以前から考えていたシナリオで、 あまり違和感がなく、むしろ遅いくらいだったと思う。これから日本は、本格的にインフレ・サイクルを歩みだし、 給与上昇と合わさり、景気が良くなっていくと良いなと思う。しかし、問題として 上昇率が低い非正規雇用者の給与や、 無金利の借金で生き永らえてきたゾンビ企業の倒産、 日銀が買い支えてきた株式や、 一部の住宅情報アナリストが煽った変動金利の不動産投資、 などなど、経済的なサポートが必要となってくるだろう。この歪みにつ…

  • 金融政策決定会合

    今回の会合は、開始前から非常に面白い展開になっている。会合前に、金融緩和の変更決定がメディアに流れているのだ。通常、金融政策の決定事項は、マル秘である。当たり前であるが、事前に知ることで金儲けができる人がいるからだ。会社で言えば、職権で知り得た、重大な未公表の会社情報を 使って株で儲ければ、インサイダー取引となる。株価や、為替、様々な金融指標に影響を与える決定事項が、 先に流れるというのは、非常に特殊な影響と言える。明日以降にでる、実際の決定事項が注目である。

  • マイナス金利解除が決定

    [東京 14日 ロイター] - 時事通信は14日、日銀が18─19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する方向で調整に入ったと報じた。 とのこと。 本当なのかな?

  • 思い切って捨ててみる

    おじさん人生も後半、今年50歳になる。 信長は人生50年と言い残して死んだらしいが、 令和の時代は、人生100年である。 まだ折り返し地点とは、実に長い。 前半に学んだことで、人生を左右する原理が 人は何かを得るために、何かを捨てなければ ならないということだった。 自由を得るために、継ぐ家業を捨てた20代。 限界突破のために安定を捨て、海外へ出た30代 結婚と子育てに、独身を捨てた40代。 思えば、成長の階段を登るたびに、 それまで登って来た梯子を叩き割るような 生き方をしてきたように感じる。 それは、親しい人との別れから感じる、 大きな衝撃であり、喪失感である。 振り返ると多くのものを捨て…

  • 金融政策決定会合

    日本銀行総裁、植田氏が 金融緩和政策の継続を発表しました。 市場では事前に政策の変更を 予測していたため、 円は一時的に上昇しましたが、 その後徐々に下落しています。 もしアメリカの物価上昇が落ち着き、 アメリカの金利が低下すれば、 円高が進む可能性があり、 日銀が金利を引き上げる動機は 薄れるでしょう。 その結果、日銀は金融緩和からの 出口戦略を逃す恐れがあり、 そうなれば、 低金利環境が継続することになります。 低金利は住宅ローンや 企業の資金調達コストの低下に 貢献しています。 特に後者の影響で、 収益の低い企業も存続できております。 沢山のゾンビ企業があるという話が、 長く言われていま…

  • 展覧会『キュビスム展 美の革命』

    展覧会『キュビスム展 美の革命』へ行ってきた。 1) 展示会の概要いつも会期が終わるギリギリにいっていたのだが、 今回は余裕を持って観に行けた。 (2023年10月3日(火)から2024年1月28日(日)まで)パリのポンピドゥーセンターの大改修工事の タイミングに乗じて開催された、今回の展示会。多数の作品が来日し (日本初出品作品も多かった。)、 約140点の作品で、キュビスムの展覧会としては 50年ぶりの大規模美術展。嬉しいことに、写真撮影がほとんどの作品で可能!今回の目玉の一つは、なんといっても、 音声ガイドに山田五郎氏が参加しており、 キュビスムについて深く、 楽しく理解することができた…

  • テート美術館展を観に行った

    展覧会を総じての感想は、 光の表現は常に芸術家たちの 関心の中心にあり、 時代ごとにさまざまなアプローチが 試みられてきたことが分かる美術展 だった。 ①時系列的に言えば、まず 光はシンボリックな意味合いを持つ 平面的な描写が主流であった。 ②そして絵画は宗教的なテーマから 日常の風景や人々の姿へとシフトし、 光の表現はより現実的かつ詳細になった。 モネ、シスレー、ピサロなど印象派は この時代の光の探求の代表作と言えるだろう。 光を細やかに捉える彼らの技法は、 後の多くの芸術家に影響を与えた。 やはり、技術的な進化など抜きにして、 私は個人的に印象派が大好きである ことを再認識する。 注記、 …

  • 金融政策決定会合

    ★金融政策決定会合日銀は金融政策決定会合で、 大規模な金融緩和策を続けることを決定した。物価見通しでは上振れリスクが大きいとしたものの、 現時点で、金融緩和政策は修正の余地がなく、 物価目標の達成が見通せるまで継続するとのこと。物価は2%目標を上回り続けているが、 日銀は賃金上昇を伴った 安定目標の達成には至っておらず、 金融緩和策を続ける判断を下した。 ★円安は進むだろう一方で、アメリカの金利高は据え置きと FOMC(連邦公開市場委員会)で決定されたので、 日米の金利差が継続するとうことで、 円安の状態は変わらないだろう経済を読むうえで、 植田総裁の今後の政策方針についての メッセージは、ま…

  • マイナス金利政策解除

    今日は、日銀の植田和男総裁の、 マイナス金利政策解除の"可能性"の言及 について書いてみたい。 ★経済と物理法則経済を観測し続けることにより、 特定の局面では物理法則のように、 経済状態が動く場合がある。もちろん、いつもという訳ではない。例えば為替などは、 関連する変数が多すぎて予測は不可能と言って良い。物理法則では、 変数を動かせば結果の状態が算定できる。そして、経済の変数で、人為的に動かせるものと、 そうでないものがある。つまり、日本銀行が動かせる変数が金利であり、 この金融政策の方向が読めれば、 将来の経済状態が算定されるというわけだ。 ★総裁の思考するとこれは、日銀総裁の思考が読めれば…

  • わたしがブログを書く理由

    皆さん、こんにちは。今日は「わたしがブログを書く理由」 というテーマについて、お話ししたいと思います。 ★コロナ療養施設にて一年前、私はコロナ療養施設で一週間程、 過ごしました。外出が制限され、時間が長く感じられる中で、私は何か新しい挑戦を求めていました。 そして、そんな時にブログを書くというアイデアが浮かんだのです。それは、施設の一日目、私がYouTubeやUNEXTなどの投稿動画や映画を楽しんでいた時のことです。 その膨大な量のコンテンツは、コロナの恐怖を忘れ、私に一息つかせてくれるものでした。しかし流石に見るのに飽きてきた頃、ふと、何か新しいことを始めたいという強い欲求にかられました。 …

  • 味覚の冒険:ワインバーで自分好みのワインに出会うには

    以前、ワインばかり飲んでいた時期がある。今日は、その経験をもとに、 ワインバーで自分の好みを探す方法 を書いてみたい初めてワインを注文すると、 どのワインを選ぶか迷ってしまうことがある。しかし、ワインのコツを掴むと、 自信をもって、好みのワインを オーダーが出来るようになる。 ★ワインバーまずは、ワインバーを探す。その際、品揃えが豊富で、 修行ができるワインバーを見つけることで、 最短でワインマスターが出来るようになる。良心的な店では、 一杯売りをしてくれる。そして、修行のために、 早めにワインバーに行って、 店員に修行に来ていることを伝える。これで、店長に気兼ねなく ワインの味や背景について…

  • 短期間でドラムを演奏する方法 (初心者向け)

    私はかつて、 複数のバンドを掛け持ち演奏していたドラマーである。といっても、始めた当初は学生で、 卒業しても普通の会社員だし、 CD製作もインディーズで、 単なる素人バンドマンなのだが、、、そんな私が、誰でも 初めてでも比較的短期間でドラムを演奏できる方法 について書いてみようと思う。 1. 「歌声喫茶」に行く最初にするべきことは、 ドラムを叩ける場所を見つけることだが、 まずは、「歌声喫茶」に行くのが良い選択である。特にお勧めなのは、 流行っていない「歌声喫茶」に行ってみること。(※「歌声喫茶」とは: 小規模なカフェやレストラン、バーなどで、 アマチュアミュージシャンが集まり、 生演奏や歌唱…

  • 芥川賞作品を読んでみた

    美術やクラシック音楽のような高みにある 文章の芸術と言えば、芥川賞受賞作品である。今回は、芥川賞作品を読んで、 その独特の雰囲気と深いテーマに引き込まれた体験を 書いてみたいと思う。 ★「Audible」私事だが最近、 忙しい中で本をゆっくり読むことができない。まして、芥川賞受賞作品のような比較的難しい文章を ゆっくり鑑賞するエネルギーが、仕事の後には残っていない。そこで隙間時間を利用し、朗読を聞かせてくれる「Audible」 を使って耳で朗読を聴くことで、 これらの作品と向き合うことができた。 ★文章の芸術性、「純文学」とは何かまず、読後に感じたことは、 エンターテイメント性がある直木賞の作…

  • 海外移住について

    今回は、海外移住それも 永住権を持って他国で生活する方法について 書いてみたい。 私は以前、他国の永住権を持っていたが、 その経験からおすすめする、海外移住の ための方法論をご紹介したい。 1. 目的地の検討と方法論の確認 まず、どの国に何の目的で 移住したいのかを考える。 大陸、英語圏、仕事、勉強など、 目的に合った場所を選ぶ。 また、技術移住、投資家ビザ、 リタイヤメントピザなど、 取得条件を確認しよう。 2. 永住権が取得可能な国の探索 ネットや雑誌を活用して、手軽に 永住権が取得可能な国を探すことができる。 情報収集を通じて選択肢を絞り込む。 3. 要件整理と目標設定 必要な要件を整理…

  • 「意識高い系」サラリーマンの手帳活用術

    仕事の効率化やプライベートの充実を 求めるサラリーマンにとって、 手帳は重要なツールである。 私の、手帳を使った計画的な生活術は、 20代のころにヨーロッパ人の上司から 学んだ経験から始まった。 今日は、私が学んだ 彼の手帳活用術を紹介したい。 ★肌身離さず 彼の手帳活用は、 「仕事の前から寝る前まで、常に手帳を使う」 という徹底ぶりだった。 仕事前にスケジュールを確認し、 仕事中に進捗をマークし、 仕事終わりや通勤時間にも手帳を活用。 これにより、日々の予定を見逃すことなく 管理できると同時に、仕事とプライベート のバランスを保つことも可能となる。 彼は、手帳を本当に大事に利用し、 仕事終わ…

  • 定年後の為に、5つの居場所を確保する

    人生の先輩に、家庭や仕事場以外に 「5つの居場所」を持つことは、 定年に向けて積極的に取り組むべき ことだとアドバイスを受けた。 準備段階の50代辺りで 新たな居場所を築くことで、 異なる人格や立場で自分を表現する機会 を得ることができる、という話。 これはなにも、自分のキャラを増やして 多重人格的になることではなく、 自分を豊かな角度から見つめ直す 手段として意味があるそうだ。 ★メリット: 再発見 新たな居場所を作ることで、 自分自身を再発見することができる。 例えば、後輩、同輩、先輩、生徒、先生など 異なる立場で関わる人々との交流は、 自己理解を深めるチャンスである。 これらの居場所を通…

  • 財務省の為替介入は続く

    日銀が多少、長期金利+0.5~1%程度を調整しても、変わらず円安で、財務省の為替介入は続く 連日、Youtubeで為替介入を扱う動画がupされているが、個人的に一番カッコ良いと思う動画はコチラ日銀【為替介入】覆面介入の手順【ドル円】相場の忍者 - YouTube 植田総裁が忍者の頭領として描かれて、なにせカッコ良い しかし、「財務省が介入を決定し、 代理人の日銀が為替取引を経由して、 市場の為替レートを変動させる」仕組みなので、ちょっと違う(日銀は、あくまでも物価安定を目指して、 金利の番人である) いずれにせよ実際の話、継続的な効果があるとは思えない。 かなりの外貨準備高があるらしいので14…

  • サクラダファミリア展に行ってきた!

    連日予約が取れず、なかなか行けなかったが 遂に、「サクラダファミリア展」を観にいった。その美しさと独特の雰囲気に圧倒され、 思わず感動の声が漏れた!そんな展示会の素晴らしさを今回は ご紹介したいと思う。 ★サクラダファミリアとはカタルーニャ語で「聖家族の聖堂」を意味する。 当たり前なのに、行く前に心構えが無かったのだが、 サクラダファミリアとは美術作品である前に、 カトリック教会としての役割を果たす建築物なのだ。イエス・キリスト、聖母マリア、聖ヨセフの 聖家族を讃える教会であり、 その名前もそれに由来している。この教会は、美術的価値を語る前に、そもそも 信仰と敬意の象徴として多くの人々に 愛さ…

  • サクラダファミリア展へ行く!

    週末、「サクラダファミリア展」へ行く!この展覧会は、ガウディの創造力と情熱が息づく、 壮大な建築物「サクラダファミリア」に 焦点を当てたものだ。展覧会に足を運ぶことで、 ガウディの創作の背後にあるストーリーや 建築のテーマを理解したいと思う。いつものように、前もって頭で理解し、 展示会では肌で彼の情熱を感じてみたい。★ガウディの背景と着想の源泉ガウディは、1852年にスペインの カタルーニャ地方生まれ。彼は自然界からインスパイアを受け、 独自のスタイルを築き上げた。ガウディの創作の源泉は、 自然の美しさ、幾何学的な形状、 カタルーニャ文化などなど、多岐にわたる。★サクラダファミリアのテーマと建…

  • フィリップス曲線が見せる、インフレ率の急上昇

    今日のザックリ経済は、「フィリップス曲線」この理論を額面通りに理解すると、 これからインフレ率が急上昇するかもしれない ということを纏めてみたいと思う。★「フィリップス曲線」「フィリップス曲線」は、 失業率とインフレーション率との間に 逆比例的な関係 となることを示している横軸: 失業率 縦軸: インフレーション率つまり、失業率が低いとき賃金が上昇し、 それに伴って 企業が生産コストを上昇させざるを得なくなるため、 商品やサービスの価格も上昇し、インフレとなる。★「失業率」一方で、直近の失業率は2.5%となった。★今、どこに位置するのか?両者のグラフを見比べて、気づくことは、 現在の失業率2.…

  • ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム

    今日は、アーティゾン美術館、 ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム に行ってきた。 ★200点を超える作品この展覧会は、モネ、セザンヌ、 マティスといった巨匠たちから始まり、 フォービズム、キュビズムを経て、 日本の抽象画や現代の抽象派作品まで、 抽象画に関する美術史の中での変遷を 200点以上の作品でたどるものだった。 ★ざっくり流れ大きく言えば、抽象美術の歴史は、 画家たちの創造性と時代の変遷が 絡み合って生まれたものである。モネやセザンヌが描く自然の断片から始まり、 マティスの鮮やかな色彩が画面に溢れ出すなかで、 美術は新たな表現へと向かっていった。そし…

  • 抽象絵画展「ABSTRACTION - 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」を見に行く

    抽象絵画展 「ABSTRACTION - 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」 を観にいく。先日はマティス展で、 フォーヴィスムを鑑賞してきた。そこも含めて、大きな抽象画への流れが 見える今回の展覧会が楽しみ。 今回の見どころは、一言で、抽象絵画の変遷。マティス展を見ての通り、 もともとは写実的な描写が主流だった絵画が、 形や色彩を自由に表現するスタイルへと 移り変わった。大きく言えば、写真の発明以降、 印象画、フォーヴィスムやキュビスムの登場。 以降、革新的なアーティストたちが 抽象絵画の可能性を広げてきた。展覧会冒頭で、 この変遷について理解することができ…

  • 個人向け国債 変動10年

    銀行金利が地を這う昨今 斬新な、あおぞら銀行などは普通金利で 0.2パーセント うちは坊やがチビちゃんで これから天文学的な学費がかかる 投資なんてできないが 貯蓄はリスクフリーで置いておきたい それでもさー、ちょっとでも 何か無いかなー で、今回の長期金利上昇↑ たかが、1%って言うが、 何か無いの? そこで、個人向け国債 変動10年は 長期金利 x 0.66パーセント! メガバンクの金利より高いよね このまま上限1パーセントまで上がれば 金利0.66パーセント いいんじゃないか? そこらの定期預金より断然高いし、 1000万の預金保全のリミットはない 日本がデフォルトになるまでは安全だ デ…

  • マティス展

    マティス展、行ってきた。 もちろんマティス作品の理解も進んだが、 展覧会を通して、現代美術そのものに対して、 ぐっと理解が深まった気がする。 彼が、その礎を築いた人 であることを確信したからだ。 <<< 心に残った作品 >>> ★「赤いキュロットのオダリスク」 美しい女性が赤いキュロット姿で横たわって描かれているこの絵は、その色使いと独特のポーズが目を引いた。前に立って、ハッとして10分程、動けなくなるほど、魅力的な作品だった。 ★「夢」 不思議な雰囲気が漂い、現実と夢の境界が曖昧になるような表現。 ★「立っているヌード」 シンプルな構図ながらも、女性の優雅な美しさ。 ★「赤の大きな屋内」と「…

  • 東京都美術館、マティス展が楽しみ

    遂に、仕事に一区切りがつきそうだ。待ちに待った美術鑑賞、美術展「マティス展」へ行く!今回の私の視点は、彼の「色彩と形、創造力」を感じること。マティスの作品は、鮮やかな色彩と大胆な筆触 (「ダンスⅡ」に代表とされる、色彩の対比と造形のデフォルメ) が特徴だと言われるが、大きな見どころとなることは間違いない。また、この展覧会では、マティスの作品の多様性と進化を見ることができるらしい。彼の初期から後期までの作品が展示されるとのことで、彼の芸術の変遷や成長を追いかけることができるだろう。加えて、彼の創作の背景や思考を理解するための解説にも期待が膨らむ。いつも思うことだが、 美術展に足を運ぶことは、私に…

  • 美術館に行きたい

    とても、仕事が忙しい。 毎日遅くに帰り、 飯食って、風呂入って、寝て 朝早く出て仕事。 繁忙期。 美術館に行きたい。。。 セザンヌ マティス ガウディ もう少しで ターナーも始まる。 でも、仕事も好き この年でも、ジタバタ、ジタバタ みっともなく、毎日泥臭く働く 好きじゃなきゃ出来ないよね こんな仕事 やっぱり、この仕事好き もう少しで、落ち着くから 頑張る 時間できたら 勉強して、全部、観に行く

  • 写真展「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」

    東京都写真美術館へ、 「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展 を観にいった。 本橋は東京出身。 社会とその中の人々を50年以上にわたり 写真で記録した。 一方、ドアノーはパリ出身で、 ユーモア交えた喜びの表現が特徴。 異なる背景を持つ二人の写真家の、 炭鉱やサーカス、市場、都市生活など 同じテーマによるルポルタージュ作品が 並列して展示されていた。 残念ながら、撮影の許可は無く、 屋外の壁に巨大に掲載された ドアノーの作品のみ写真に収められた。 <パリ市庁舎前のキス、パリ> The Kiss by the Hôtel de Ville, Paris ドアノーの傑作の一つ。 二人の写真…

  • 「ワールド・クラスルーム 現代アートの 国語・算数・理科・社会」

    今日は休みをとってリフレッシュ。 朝、ちょっと寝てから筋トレ。 家で早めの昼食をとって、いざ美術展。 森美術館、現代アート、「ワールド・クラスルーム 現代アートの国語・算数・理科・社会」展 先の展示会の影響で、鑑賞にあたり、 軸がないと気が済まないようになって しまった。 そこで、コンテクストを理解する ことに軸足を置いて見た。 特に今回の展示会は、社会的・政治的・文化的等 メッセージを意図的に強く含んでいる。作品背景やアーティストの意図を理解することで、作品の意味や価値を深く理解できると思った。 調べてみると 現代における代表的なコンテクストは、 ざっくり、以下がある。 1. 社会的不平等と…

  • 「ワールド・クラスルーム 現代アートの国語・算数・理科・社会」

    「ルーブル美術館展」の感動が冷めやらぬうち、 森美術館で現代アート、 「ワールド・クラスルーム 現代アートの 国語・算数・理科・社会」を見に行く。今宵は、その予習。地元の図書館に行こうとしていたところ、 パソコンのタッチ音を出してはダメ という厳しめルールのため、 今日は、お洒落な夜カフェにてブログ書き。 今回の美術展は現代アートである。 そこで、美術展そのものではなく、 先に現代アートについて考えてみようと思う。 岡田斗司夫のyoutubeを見ると、 現代アートは軽蔑すべきものとされている。理由は大きく以下の三つ。①技術の発展によるアートの終焉: 写真や映画や印刷技術の出現によって、 伝統的…

  • アートハウス映画

    今までフランス映画を避けてきた。 いくらオシャレでも、センスの良いひとが 勧めてきても、本気で観る気にならなかった 単純に意味不明だった。 面白くない。 観る金と暇あったら、 スピルバーグ、ルーカス スコセッシ、タランティーノなどなど、 圧倒的に面白い作品が沢山あった。 しかし、はて 消毒液のようなシングルモルト、 何読まされているんだという芥川賞作品、 背景知らないと分からない西洋美術。 これらは共通して一見、 意味不明じゃないだろうか。 つまり、映画が芸術である場合に限り、 娯楽的に分かりやすく面白くなくても、 別の意味で感動さえすれば、 観るべきものに変わるのでは? そういった憶測で、今…

  • ルーブル美術館展

    遂に、ルーブル美術館展へ行ってきた。 制限時間は2時間で、ギリギリの時間になってしまったが、なんとか74作品を堪能することができた。 西洋美術史を縦軸に、神話や宗教の背景を横軸に、 それぞれの巨匠の珠玉の作品を、愛のテーマで 一気通貫で観ることができた。 撮影許可は非常に少なかった展示会だったが、 許された作品は名画だらけだった。 ★フランソワ・ジェラールの『アモルとプシュケ』透き通るような肌の質感と愛くるしい瞳に心を奪われた。 ★クロード=マリー・デュビュッフの『アポロンとキュパリッソス』神話の情景を圧倒的な美しさで描いている。 ★そしてアリ・シェフェールの『ダンテとウェルギリウスの前に現れ…

  • ルーブル美術館展が楽しみ Part 2

    いよいよ、ルーブル美術館展へ行く日が 近づいてきた。先日、作品のテーマとなるギリシャ神話、 キリスト教、神曲などの知識がないと 理解ができないだろうと書いた。 今回は、別の切り口として、 ざっくり西洋美術史という視点を 纏めてみようと思う。美術の世界において、 絵画を理解するためには 西洋美術史の知識が不可欠である。その理由は、絵画とは、時代背景、 作者の個性、社会や文化の影響を 映し出す鏡のようなものだからだ。 以下に西洋美術史の概略と、 美術展で見ることができる、 それぞれの時代の作品を列挙した。これで分かることは、この展示会で ルネッサンス、バロック、バロック古典、古典、 ロココ、新古典…

  • ルーブル美術館展が楽しみ

    今週、私はルーブル美術館展に足を運ぶ。 テーマはズバリ、「愛」。 ギリシャ神話、聖書、神曲などが背景となる展示だ。 日本人が臨む上で、それらの知識の予習は必須である。それは、新たな発見、豊かな感動の源泉となるだろう。 例えば、ギリシャ神話のアモルと、キリスト教の天使。似て非なる存在。そういった背景を理解すれば、それぞれが持つ豊かな意味が見えてくる。 アモルの話。 ギリシャ神話では「愛」を司る神として描かれる。しかし、その「愛」は、単に恋愛感情を指すわけではない。母親との絆、自己犠牲、挫折と再生といった多層的な「愛」を内包する。 アモルとプシュケの物語を例にとれば、それが明らかとなる。恋人である…

  • 個人的活動について、感動について

    私の個人的な活動の大目的は、 感動を見つけること。感動は、体験したことや学んだことから 湧き上がるもので、日常の中にしっかりと 目を向けることで見つけることができる。例えば、私が現在興味を持っている分野。それは筋トレ、アート、コーヒー、 昭和歌謡曲と演歌、映画、 スタンダードジャズ、 そして世界史や郷土史、漢詩。これらを追求する時間は大抵平日の夜で、 その場所は美術館、カフェ、夜喫茶、 そして図書館など。ツールはOneNoteで、 ここで学びや感動を整理している。手順は簡単で、まずスケジュールを組み、 事前に調べたいトピックについての情報を集める。次に、実際に体験し、 その経験からポイントを整…

  • 区議会議員選挙、雑感

    区議会議員選挙は不思議。 なんと候補者が50人もいて、そのうち約35人が当選する。そんなもんだから、たった1200票程度で当選でき、7割もの候補者が議員になる。本当に驚き。 少し頑張れば議員になれそうで、無所属の候補者も多い。投票者の私は、毎回、慎重に選挙新聞を読んで、候補者の経歴や主張を吟味する。様々な人々が候補として立候補し、華やかな経歴や熱心な街頭演説で選挙活動を展開する候補者もいる。そんな人がトップ当選するのは納得。 しかし、自民党候補には結構問題アリがいる。何故か経歴が書かれていない候補者が多い。なんなんだ?自民党公認の候補ということ自体が、実は経歴よりも優れているていうのか?それで…

  • 「憧憬の地、ブルターニ」を観た

    ゴーガンとモネが秀逸で、心を奪われた。 ★ゴーガン 総合主義を確立した、ホヤホヤの作品。 ケルト文化とタヒチが混ざった、 人間の原風景を切り取った名画。 ★モネ 現実より現実的な風景。 脳に直接訴えかける、空気、海、岸壁。 ★ブルターニュの風を感じた展覧会 ブルターニュ地方の素晴らしさは、その独特の風景と海辺の風光明媚さにある。 モネの作品は、ブルターニュ地方の自然の風景を繊細に描き出し、水面や空の光の変化、風景が持つ色と光の無限の可能性に対する深遠な理解と愛情が伝わってくる。 一方、ゴーガンはブルターニュ地方の原始的な生活と文化に引きつけられた。色彩豊かで強烈なスタイルで描いた。 ブルターニ…

  • 坐骨神経痛との共存を楽しむためのアイデア

    坐骨神経痛になった。 正直、辛い。 そこで、坐骨神経痛との共存を楽しむため、 痛みを軽減しつつ、充実した生活を 送る方法を考えてみた。 1 ゆるーい散歩運動はいいんだけど、激しい運動は逆効果だ。 ゆるーい散歩を楽しんで、少しずつ体を動かす。 坐骨神経痛で足が引っ張られるけど、 無理のない範囲で距離を伸ばす。 自分には実はどんなストレッチ、 マッサージより効果大に感じる。 2 ヨガでほぐすヨガは柔軟性や筋力をアップさせるのに効果的。 特に、背骨を伸ばしたり、 ヒップを開いたりするポーズが効く。 自分のペースでやれるから、 坐骨神経痛に配慮しながらリラックスできる。 3 エルゴンミクスエルゴンミク…

  • ホワイトカラーのAIによる代替

    ホワイトカラーのAIによる代替は、予見されて久しいが、Chat GPTを筆頭にして大きく進展するであろう。 従来、外資企業を始めとする業務外注は、特にバックオフィスを中心に積極的に進んできた。 こうした完全にマニュアル化されていた外注業務は、ここにきて完全にAIに置き換わるであろう。 例えば、経理業務では売掛金と回収金のマッチング、月例の調整伝票作成や入力、買掛金の請求書読み取りと入力、月末のシステムクローズ手続きなどが該当する。 これまで外注先へ多額の人件費が支払われていたが、格安なAIの保守費用に置き換わり、外国の商習慣の違いや個人のミス、残業や休暇のフォローなどがなくなる。 また、外注さ…

  • 「憧憬の地、ブルターニ」を観る前に

    「憧憬の地、ブルターニ」を観る前に、 図書館で予習をしてみた。 この美術展の一番の魅力は、 多くの印象派などの画家たちやゴーガンの 想像力を爆発させた、 ブルターニュ地方の海岸地域の豊かな自然や 人々の生活や文化を、絵画を通して 目の当たりにできることらしい。 しかし、色々と調べているうちに、 個々の画家や作品から派生し、 「ブルターニュ」という単語そのものが 興味深く感じることとなった。 ブルターニュ地方の名前は、 「ケルト人の地」を意味する 「ブリタニア」から派生している。 この地域は、 5世紀から6世紀にかけて 大英雄時代(アーサー王伝説の時代)の終わりに、 イギリスから大量の移民を受け…

  • フランス語にしたスイーツの魅力

    サロン・デュ・ショコラ、 この年に一度のチョコレートの見本市に 参加していて、気がついたことがある。 それは、フランス語に変えると、 スイーツも一層オシャレな響きになること。 チョコレートは、ショコラ。 口の中でとろけるような濃厚な味わいと甘さ。一粒食べるだけで至福のひとときが訪れる。 野いちごは、フランボワーズ。 その鮮やかな赤色と繊細な酸味は、まさに夏の贅沢な味覚。ひとつひとつの実が愛らしく、口いっぱいに広がる果実の香りが心地よい。 マシュマロは、ギモーブ。 ふんわりとした食感と優しい甘さが口の中で広がる。まるで雲のようなやわらかさに包まれ、口の中でとろける至福のひと時を味わえる。 ジャム…

  • ノルマンディー上陸作戦:連合国とドイツの壮絶な戦い

    例によって、会社でノルマンディーの話が出た。 説明してみろなんて言われ、笑ってお茶を濁した。 こういった機会にちょっと復習してみる 1944年、真珠湾攻撃から3年後のフランス北海岸のノルマンディーで、連合国とドイツが壮絶な戦いを繰り広げた。 連合国はフランスの解放とヨーロッパの覇権奪還を目指し、大規模な軍事作戦を計画した。ノルマンディー上陸作戦は、数十万人の兵士と数千隻もの艦船が参加する壮大なものだった。厳密な上陸地点と作戦展開の計画により、連合国はドイツ軍の陣地を突破することを目指した。 D-Day、つまり上陸作戦の日は、1944年6月6日に設定された。連合国の上陸部隊はドイツ軍の砲火と激し…

  • MMTの誤解:完全雇用とインフレのジレンマ

    ジェラルド・A・エプシュタイン氏の著書「MMTは何が間違いなのか」を読んだ。 この本で、MMT(Modern Monetary Theory)における完全雇用政策の実現には、重大な課題が存在するという知見を得た。 完全雇用が達成される状況では、需要は完全に満たされるため、供給の増大以外に成長の手段はほとんどなくなる。この結果、生産コストが上昇し、制御不能なインフレーションが発生する可能性が高まる。 完全雇用政策は、経済の労働力を最大限に活用するという理念に基づく。しかし、需給バランスの崩れが生じると、生産の拡大に伴って価格が上昇し、物価の上昇スパイラルが発生する恐れがある。このようなインフレー…

  • チョコザップ

    今のところ、なかなか使い心地が良い。 前提として、一年普通のジムに通って、 マシーンの使い方、筋肥大の基本原理、 タンパク質の摂取習慣、 汗ビチョビチョにならない限界運動量、 トレーニング時に人の目を気にしない方法 等を習得・理解している観点で、 十分な環境が揃っている。 どれかが欠ける場合、つまり いきなりチョコザップ通うのは、 オススメできない。 所詮マシーンだし、本気じゃ無いし、 適当楽やるし良いじゃないとは思うが 急がば回れ、数ヶ月でも普通のジムに 行くことで、コスパを最大化できるだろう 現時点で、無理無駄無く筋トレできていて 私は幸せである 何より定休日や、時間の制約が無いことが 素…

  • 行きつけの立ち飲みバーに外国人ツアー来る

    アメリカからのご一行。 知らない人同士の9泊10日の女子ツアー。 バーには常連が五名なので、 ツアー客も4グループに分かれて 立ち飲みバーに来る。 皆んな全く日本語が話せず、 常連も私以外は英語を話さない。 色々な人が来て、馴染もうとしたり、 物価もアメリカと変わらないと嘯いたり 人間って、 何処住んでいても変わらないなって 思う

  • チョコザップ体験

    今まで一年ちょっと通ったジムを二か月休会し、 チョコザップに通い始めた。 まだ二回だけど、十分な運動が出来ている。 今までジムには、運動靴、ウェア、タオル大小、 風呂、サウナ、マッサージマシーンを利用してた。 これにヨガやらピラティスやら集団レッスンが、 無料だったが一度も使わなかった。 時間が無駄になるから。 ジムのウェイトも、マシーンしか使わず、 自由に使うウェイト系も使ったことがない。 マッチョになるのが目的ではなく、 ダイエットと体の可動域を広げるのが目的だから。 そうなると、チョコザップは無駄が無い。 黙々と今までのマシーン、エクササイズすれば 良いのだから。 口コミで懸念した清潔感…

  • Chat GPTが手放せなくなってしまった

    スラスラ、間違いなく一発で文章は書けない。 読み返す必要はあるし、校正は必須だ。 一日寝かして再度見る。 トイレ行って雑談して、再度見る。 頭を空っぽにして、再度見る。 要は校正そのものにValue addじゃない 作業が生じて、それは必須で、時間と労力が かかるわけだ。 ホワイトカラーにとって、それは のべ時間で膨大な時間を浪費し、 文章を完璧に納得して推敲するなど 不可能に近い。 なんとなくモヤモヤして先方に送る。 いいじゃないか、それで。 プレゼンだって、論文だって、作文だって みんな費用対効果でやってきたんだ。 見込み発射で、送ってしまえ。 そんな見切り発車を強力にサポートして くれる…

  • Chat GPT 続編の続編

    前回、Chat GPTでブログは書かないぞ!と宣言したが、一応面白いので、 実例として、前日書いたブログの校正を、Chat GPTにお願いした結果が下記である。 ★★★ 前言を撤回し、やはりChat GPTは革命的な変化をもたらすと考えます。有料版の価格が20ドルと安価であり、払う価値があると思います。 ただし、学生が使用することはお勧めできません。大学生であっても、しっかりと国語を勉強していなければ、Chat GPTを利用することが適切ではないかもしれません。特に若年層は頭が悪くなるということはありませんが、学習に支障が出る可能性があるため、注意が必要です。 Chat GPTは画期的な技術で…

  • Chat GPT 続編

    前言撤回と言って良い、やはりChat GPTは革命的な変化をもたらすだろう。 有料版$20は安いし、払う価値があるだろう。 ケチなので、まだ払いませんが、、 使い始めて幾つかの事に気がついたが、そのひとつ。 まず、学生は使うべきではない。 しっかり国語を勉強してきた大学生なら良いかもしれないが、特に若年層は頭が悪くなるのでやめた方が良い。 計算機は画期的だが、掛け算、割り算の概念を学ぶ小学生が使うべきではないことと似ている。 社会人が使う、有用な使い方。 例えば、普段のメールの文章を書く。出したあと、敬語や言葉遣いなど、もう少しやりようがあったなと思いながら、えいやっと送ってしまう。つもり重な…

  • ざっくりChat GPTについて

    前から同じようなものはあって、 要は質問に自動応答するロボット 昔の将棋ロボットは、 馬鹿な反応ばかりしていたのが、さて 一流棋士を凌駕するような解答をするか? 今までのロボットのように、 予め答えを記憶させたり、 同時進行で学ばせるのではなく、 ネット上の情報から答えるらしい そうなると、言語のハンディーで 日本語より英語の方が情報量が多い分 良い答えが期待できそうだ 単純なQ&Aではなく、レポートまで 書き上げてくれるそうだ まずは、Q&Aの質を見てみよう 試しに日本語のスマホアプリを使用してみた お題は何故、自殺は駄目なのか? 結果は、解決策は必ずあるから、思い留まれ ふむ、、では、解決…

  • 住宅ローン変動金利と住宅FP関根さん

    私が定点観測している住宅金利の予想屋さんは、youtuberの住宅FP関根さんである。変動金利は上がらないと言い続けているyoutuberさんで チャンネル登録数が多く、継続期間が長い。下記の言説にブレがなく、非常に信頼をしている。> ざっくり「ハイパーインフレは為替と輸出入の自然調整から、絶対起こらない」という言説 ハイパーインフレは日本で起こりません そういう質問やめてください - YouTube> ざっくり「バブル期と同じレベルのことが起こらない限り、変動が全期間固定より不利になることはない」という言説 変動金利vsフラット35どっちが得なのか ちゃんと答え出しました! - YouTub…

  • 日経の経済部長の高橋哲史氏

    本日、日経新聞記事 ドイツの悲劇から100年 ハイパーインフレの教訓(Angle) について、なんだろなと思う 日本が日銀の金融緩和で昔のドイツのような ハイパーインフレになるという言説を展開。 当時のドイツと、どのような関連があるか 提示せずに対比させ、悪戯に不安を煽っている。 また、異次元緩和のせいで急激な円安が起こる という自論も展開。 金融緩和は世界的にずっと行われており、 日本の急激な変化との関係は無いのは明白 経歴を見ると、1990年代から大蔵省(現・財務省)を振り出しに、霞が関の経済官庁や首相官邸、自民党、日銀などを取材し、その後、 中国を齧って現職、 経済・社会保障グループ長(…

  • ちょこざっぷ雑感

    ★今のジムは、広くて清潔 シャワーやサウナもあり、文句が無い 強いて言うなら、 繁忙期で遅くまで残業のとき トレーニング出来ない ★そこで、最近話題のライザップが 始めたコンビニジムのchocoZAP 24時間、どのジムも、着替え無しで 利用可能で、安い この手軽さは、性に合っているし コスパも魅力的だ ★理屈で言えば、同程度の効果があると 思われる。 シャワーが無いので汗をかけないが この点は、施設を筋トレだけに使用すれば 問題ないだろう。20分程度なら汗は出ない。 トレッドミルの有酸素運動は、 10000歩程度のウォーキングで 代用すればよい ★問題は、安全性とメンテ、 そして時間短縮それ…

  • 竹中平蔵さんは、老害

    最近の動画を見てみた https://youtu.be/5iAAj7zzwT4 従来の消費者物価指数からエネルギーを抜いて コアコア物価指数を計算し始めたのは 私であるという言説 ふむ これが上がっいて これを上げるのは大変という話 ふむふむ こりゃ老害だわ 竹中平蔵は老害 こんな話、誰が聞きたいのだ? 物価上がってるなんて今更誰でも知ってる エネルギー以外もだよ その上、税金も金利も上がるの! みんな緊縮貧乏になるのは、誰でも知ってるの! 仮にも元大臣なら、 もっと建設的な事を言えよ、、 老害の頭で考えることは、 誰でも既に考えているのに、、 早く静かにパナマあたりで🇵🇦🇵🇦🇵🇦 余生を生き…

  • 日銀が金利を上げた理由を考える

    ★日銀が金利を上げた意味は、なんだろう およそ普通の経済学者なら スタグフレーションに誘導する政策転換 なので、意味が分からないだろう。 確かに、マクロの視点では疑問符だが、 ミクロの一般市民を想定した結果だと思う。 目下、物価高が止まらない。 しかも、物価安定までには 思ったより時間がかかりそうだ。 ここに、円安で追加の負担が国民に乗っている。 これを是正するための為替介入であったし、 そして今回の金利引き上げに繋がった と思えば、辻褄が合う。 日銀には大義がある。 今まで機械的に、頑なに金利を下げたのは 物価上昇を2%に誘導するためだった。 超えているので、金利を上げたと言える。 日本株を…

  • ざっくりクリミア戦争

    会社でクリミア戦争の話が出る 説明してみろなんて言われる えへへと笑ってお茶を濁す こういった機会にちょっと復習してみる 時は19世紀後半。 一言で不凍港が欲しいロシアが 通り道のオスマン帝国(トルコ)を攻めたって話 ロシアがバルト海(スウェーデン)の不凍港を得て 今回は地中海への進出を目論む そこへ待ったをかけてオスマン帝国 に加勢するイギリス、フランス イギリスは植民地インドへの最短経路である 地中海にロシアが来るのを嫌い フランスはナポレオン3世が ヨーロッパでの存在感を上げたかった 産業革命を成し遂げるイギリスの 軍事力にロシアは敗退する 敗退ののち、三つ目の不凍港の候補地 日本海への…

  • 計測しない

    例えば、ジムに行くとする 何度か通い、体重を測る 痩せてる、よしよし そしていつの日か、あれ、、 増えてるとなる がっかりー 増える、減る 減る、増える そうやって一喜一憂ののち、 効果が下がっているように思い 努力や、時や金を浪費している気分になる いや実は、やらないより 少しの運動でもやった方が 確実に健康に良いのだ 正しい運動を叩き込んだら 継続には、計測しないのも手である 鏡みたり、 筋肉の調子 体調や気分の変化を感じ 数値化しない 長い積み重ねが、 ある時大きな結果として 出てくるだろう

  • マネーストック

    色々、勉強してみると マネーストックが経済復活のKeyらしい 成田さんが金を刷りさえすれば良い と考える奴はバカだと言っていた これは、量的緩和で マネタリーベースを増やしても 意味がないことを言いたいわけだ マネーストックを増やすためには 財政政策が必要である 公共事業や給付金など 色々あるが、無駄なバラマキは 悪戯に国家財政を悪くする 国の借金は即ハイパーインフレ という緊縮派の言説は間違いと思う しかし、 通貨の信任が紙切れに価値を与えている のも事実である ドルほどの信任を得る為には 世界の警察となるような軍事力が 必要だが、非核国である我が国には 無理な話 円を刷っても許される経済活…

  • 絵本は大事

    ★国語が一番 子供の教育で、 国語が一番大事である 何故なら、すべての科目は 文書で説明されているからだ 早く正確に読む力は 全ての科目の習得を容易にするだろう。 つまり、国語が学習の基礎なのだ ★絵本 国語力には読書が欠かせない そこで、小さい子への 絵本の読み聞かせは とても大切である 絵本は読書の最初の入り口なのだ ★学習の複利 小学校の前に、 十分な国語力が備わっていると 全ての科目が面白くなる 何故なら、勉強の説明が分かるので 理解ができるから面白くなる 教育は基礎から応用へ連続している。 そして、幼児教育は複利のように 子供の教育全般に影響を与えるのだ つまり、面白いから勉強する、…

  • 音楽

    なんとなく、 寂しさを感じる季節になってきた それは気温のせいである 寒いと、気持ちも寒く感じる そんな時に音楽を聴くと 嘘みたいに気分が変わる

  • おじさんの人生ゲーム

    お金の話になるが 定年を意識するようになってきた ありがたいことに 激しく投資などしなくても 住宅ローン、教育費、老後資金の 目処がついてきた 健康に注意し、 色や賭け事、 先物や仕組債のような上手い話、 そういった大失敗を避け、 流れに沿って歩いていけば 無事ゴールだろう おじさんになり 人生の可能性が大分狭まったが その分 身の丈を理解し 迷いが無くなった 若い頃には想像出来なかったが 歳を取り、 ゴールを目前に感じられることは 素晴らしいことだ もちろん今度は老後なにをするか ということもあるが、 こちらも着々と準備が進んでいる

  • 何故、金利を上げると不景気になるのか?

    何故、金利を上げると不景気になるのか?経済学者が説明する理論は、 明快に下記のyoutubeで説明されているスタグフレーション〜コーヒーブレイクしながらわかる - YouTube1:53 今の日本は、スタグフレーション(コスト・プッシュ・インフレ)へ進んでいる3:05 スタグフレーション(コスト・プッシュ・インフレ)時に金利を上げると、既に景気が悪いのに、さらに需要を凹ませ不景気になる9:51 世界に比べ、インフレの影響は軽微なので 金利引き上げではなく 財政政策で景気を良くすべき。 デフレ脱却のチャンスxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx…

  • 現代経済学の直観的方法④

    「現代経済学の直観的方法」 長沼伸一郎著 を読んでいる。 数学、物理、生物、歴史など、 他の学問理論とのアナロジーで解説するので、 珍しい知見を得ることができる。 何回かに分けて抜粋してみよう!の四回目。 ★ケインズ経済学 古典派経済学では、 神の見えざる手で、 景気調整される訳だが、 不景気の時にエラーが起こる つまり 景気調整の時、一時的な資金不足が 需要側、供給側の身動きを取れなくする そこで 経済政策をすることで このエラー解消させる のがケインズ経済学 ★金本位制の限界 金本位制の下では 貿易収支が傾いた時に 赤字国で資金不足が起き、 供給側の身動きが取れなくなる つまり 貿易赤字で…

  • 人は見たい未来を予想しがち

    競馬、パチンコ、麻雀、ゴルフ 人は見たい未来を予想しがち 確率•統計、 過去から未来を予想する 何故、人は間違い続けるのか 皆知ってる このまま行ったらダメなんだって 辛いでしょうね 自分に嘘ついて、小学生でも分かる 間違ってることやるなんて あと数十年後、今の政策評価されるよ まずは、この状況下では 仕方の無いない選択だったから始まる 枕詞 金融政策は、 日銀が自由にやって良いのだよ 物価の安定のために金利変えるの 物価不安定でしょ? 変えなきゃ 日銀の職分を超えた選択しなくて良いから つまり、 給与の上昇 住宅ローン 返せない借金 減税しない政府 ケチな財政政策 マネーストックにならないマ…

  • 本、現代経済学の直観的方法③

    「現代経済学の直観的方法」 長沼伸一郎著 を読んでいる。 数学、物理、生物、歴史など、 他の学問理論とのアナロジーで解説するので、 珍しい知見を得ることができる。 何回かに分けて抜粋してみよう!の三回目。 ★インフレ発生のメカニズム 3つの理由がある。 貨幣の増発や、 オイルショックなど供給不足は お馴染みである。 供給のボトルネックという考えは 知らなかった。 通常、需要の増大と並行して 供給が増えるが、一部 希少原料など供給のタイミングが ついていけないものがある。 それで、インフレが起きるという。 供給ボトルネックは、 貨幣の量に関係なく 起こるインフレなので、 金融政策による調整が難し…

  • 本「現代経済学の直観的方法」②

    「現代経済学の直観的方法」長沼伸一郎著を読んでいる。 数学、物理、生物、歴史など、他の学問理論とのアナロジーで解説するので、珍しい知見を得ることができる。 何回かに分けて抜粋してみよう! の二回目。 ★金利資本主義では、成長し続けなければ システムを維持することができない。 それは金利が存在するからである、 という言説が面白い。資本主義では、 金を借りて早く成長したものが 生き残る。投資の量とスピード、 つまり圧倒的な設備投資で 競争に勝つケースが多いからだ。銀行は金を貸す代わりに、 利子を課すその利子率が、企業の成長の ベンチマークとなるつまり、企業は借りた利子分、 成長し続けなければならな…

  • 本「現代経済学の直観的方法」①

    「現代経済学の直観的方法」 長沼伸一郎著 を読んでいる 数学、物理、生物、歴史などの視点を入れ 経済を説明する珍しい本 極力、経済データや需要供給曲線など 経済学の手法が省かれ、他の学問との アナロジーで解説するので、 珍しい知見を得ることができる。 ボリュームがある本なので、 目次をぶっとばし、面白い視点だけ 何回かに分けて抜粋していこうと思う。 ★物理学とのアナロジー エントロピーの不可逆性。 万物は、自然のままにほっておくと、常に 秩序の保たれている状態から 無秩序な状態の方向へ変化する。 例えば、 一度気体が拡散すると、勝手には元に戻らない。熱湯は自然に常温に冷めるが、勝手に熱湯に戻る…

  • 退職した同僚について

    仕事上、合わない人だった ★論点ズレ 新しいシステムやプロセスは 試行錯誤がつきものなのだが、 どう改善するかより、 責任問題ばかりで論点がズレがち ★直接の話を避ける人 電話や対面で行うべき、 ややこしい話も、 メールでしか対応しない。 ややこしさが二乗になりがち ★仕事量のキャパが低い 頼みごとも、先ずは断る。 時間が無いの一点張り。 代わりに十分出来ている仕事を 無駄にこねくり回しがち ★私の対応 関わる案件は、 こちらがミスしないように、 チェックポイントを二重に作る。 頼む内容を簡潔にメールで行う。 そもそも、協力を当てにしない。 ★人は変えられない 仕事のやり方、その思い入れも 人…

  • 値上げについて

    物価上昇の影響から 連日、ニュースで中小企業の 悲痛な声が報じられている あるレストランでは、 値段を上げたくないから 従業員の給料を下げるとか、、 見てられない、、 これがアメリカだと、 コストプッシュだ、さあ値上げしよう、 賃上げしよう、となる 別に海外が良いなど思わないが、ここは 逆らわずに皆、値上げしたらどうだろう。 そして皆で、会社に給与ベースアップを お願いしたらどうだろう。 皆が一斉にインフレに働きかけ、 国が動いたら良いのにな! インフレになれば、金利が上がり 内外金利差は無くなり、 為替も適正になるだろう ニュースは世論を動かす。 値上げしない美徳を報じるより、 皆で一斉に値…

  • 経済の話は不思議

    政治、環境や紛争問題、 科学技術の話など、 大体の学者の説は一致している しかし、こと経済政策だけは 日本において学者の言っていることが 真逆である 緩和か緊縮か 不思議なことに、各説を唱える学者の 知名度や人数において拮抗している印象 これでは舵取りが難しい 将棋では戦略を決めたら、 力を溜める手を何手か指し、 勝負手をぶつける 日本では戦略がブレてしまい 成長の力が溜められずに 低迷している気がする

  • 竹中平蔵の平ちゃんねる雑感

    こちらのYouTubeを見た https://youtu.be/1GWxO6UqbRw 財務省の是非に見えて、実は 増税の是非についての解説となっている。 摩訶不思議にも、それは、 やむ無しといった結論に導かれた。 「そもそも増税は適正なのか」 他国より税負担が低い割に、支出が高いから適正 「財務省は、何故増税したいのか?」 支出を減らして減税よりも、支出増の 増税の方が、財務省の存在感が上がるから。 「増税の負担はどのように解消すべきか?」 個人が投資して、得た利益で負担を相殺せよ とても違和感のある解説である。 財務省は悪くなく、増税仕方なしと言う為、 税負担率を北欧などの福祉国家と比べ、…

  • 好きな作家と作品

    夏目漱石「こころ」 太宰治「斜陽」 坂口安吾「堕落論」 武者小路実篤「友情」 三浦綾子「塩狩峠」 遠藤周作「沈黙」 三島由紀夫「潮騒」 サマセットモーム「月と六ペンス」 サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」 ヘルマンヘッセ「車輪の下」 ヘミングウェイ「老人と海」 庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」 村上春樹「ノルウェーの森」 白石一文「翼」

  • 掃除のルーチン化

    何処を、どの頻度でやるか決める 毎日やることを決める 毎週何曜日に何をやるか決める 定期のものは月を決める 慣れると、スピードが上がる 逆にやらない日は、やらない それぞれの作業量を下げる方法を思案する 便利な掃除用具、洗剤が出ている 会社帰りなど、たまにチェックする 掃除手袋は高いものを買う 新製品の洗剤は使う前にワクワクする

  • 風邪を治す方法

    水を飲む ビタミンをとる 風邪薬をのみ、咳を抑えて体力温存 血流を良くし、白血球を循環させる 少し風呂に入る 布団に潜る 寝汗をかき、着替える ひたすら寝る

  • 信用乗数について

    マネタリーベースは、 「銀行に対する資金供給量、つまり刷ったお金の量、または金融緩和の量」 マネーストックは、 「銀行から企業等への融資の量、つまり世の中に渡ったお金の量」 二つの関係を示したのが、信用乗数で 「マネーストック=信用乗数×マネタリーベース」 ところで、量的緩和とは、「日銀がお金を刷って、銀行に対し資金供給を増やせば、銀行から企業等への融資も増え、世の中にお金が渡り、インフレになるという金融政策」である。 ここで、量的緩和してもデフレ脱却できないのは、銀行にお金が滞留し、世の中にお金が回らないからといったら、どうだろう? これを証明できるのが、信用乗数である。 「マネーストック=…

  • データで読む未来、を読んだ

    101のデータで読む日本の未来宮本 弘曉 著 IMFエコノミスト経験のある経済学者と聞いて、 どんなものかと読んでみた 人口、環境、エネルギー、ITなどは まあ、だいたいニュースなどと同じ内容 問題は経済だが、所謂、緊縮論者だった 国の借金解消、消費増税、 社会保障額カット、財政政策ストップ、 年金受給年齢の引き上げ、女性の労働力期待 年寄りを働かせる為のロボット開発 採用、解雇の規制緩和 などなど 都立大学、経済学部の先生なので、 そこの学生さんは授業で、さぞかし お先真っ暗な話を聞いていることだろう

  • 「だったらこうしてみたら?」を読んで

    植松 努著不安な時代に踏み出すための 「だったらこうしてみたら?」 を読んだ 若い頃から、 自分の価値観を見つめ続け、 既成概念に囚われず夢を叶えた人。 しなやかな人である。 学歴、経験、世間の評判などを気にせず、 目的思考の自由な生き方は賛同できる。 例えば、医者になる学費も頭も無かったら、 別の医療の道を目指せば?というもの。 正しいと思う。金貯めて、 いつでも再チャレンジできるしね。 要は、手段で困らず、 興味あること手を出して、 しっかりした目的を持て ということだと思う

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