ブログをご覧くださりありがとうございます。 現在3つのブログを書いていますが、今後一つにまとめることにしました。 つきましては、このブログの記事も順次メインブログに移動します。 過去にご覧になり気になる記事が見当たらない場合は、メインブログ
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小浜を旅した時、西組が意外によかった。江戸時代末期から昭和30年頃までに建てられた伝統的な家屋が約280棟現存している、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている場所なのだが、歩くのが楽しかった。 小浜は戦時中の空襲を免れたため、昔ながらの
日本らしさがあり、他の土地にはない独特のいい景観を観たいと思うのなら、京都の伊根がお勧めだ。ここには日本でも珍しい舟屋が並ぶ光景がある。 伊根は日本海側の丹後半島にある、若狭湾に面した港町で、海の京都と言われている。人口2千人ほどの京都府与
【京都府】伊根の徐福伝説 始皇帝から不老不死の薬を探すよう命じられた医者の上陸伝説
海の京都伊根には浦島伝説があり、古代中国大陸との交流があったことが知られている。そんな伊根には徐福伝説もある。 徐福とは、紀元前221年に中国の統一を果たした始皇帝から、不老不死の薬を見つけるよう命じられた医者で、三千人の人夫を率いて航海に
福井県若狭町には熊川宿という、かつて鯖街道で栄えた宿場町がある。1996年に重要伝統的建造物群保存地区に指定され、2015年には日本遺産に認定された、整備された観光地である。 2022年の3月に行ってみた。あいにく天気に恵まれず、寒く、人通
子供の頃に絵本で読んだ浦島伝説や羽衣伝説は丹後が舞台だと、旅をして知った。浦島伝説は舟屋で知られる伊根の周辺に、羽衣伝説は丹後半島の窪みの部分の天橋立にある。 これは古代に大陸、主に朝鮮半島だが、との交流が盛んで、大陸から渡ってきた人々を受
子供の頃に絵本で読んだ浦島伝説や羽衣伝説は丹後が舞台だと、旅をして知った。浦島伝説は舟屋で知られる伊根の周辺に、羽衣伝説は丹後半島の窪みの部分の天橋立にある。 これは古代に大陸、主に朝鮮半島だが、との交流が盛んで、大陸から渡ってきた人々を受
滋賀県大津市にある石山寺には見どころが多い。石山寺駅は三井寺駅から20分の距離なので、三井寺とセットで参拝でき、大津周辺を旅する際は参拝するのがお勧めだと、この前に旅をして思った。 石山寺は西国三十三所の第13番札所で、三井寺は14番札所だ
2022年の3月に三井寺に参拝した。平安時代に比叡山延暦寺から分離独立し、長年、山門寺門の抗争を繰り返してきた寺院だ。 予備知識がないながらも、少しでも三井寺を知ろうと思い、資料館や堂宇を注意深く鑑賞したが、一つだけ、見そびれたものがある。
かつて大きな力を持ち、比叡山延暦寺に対抗した寺院、三井寺。2022年の春に訪れた時は、下調べが間に合わず、予備知識もなく参拝したが、歩いて楽しい寺院だった。 現在の三井寺の境内は、明治時代に寺領が没収され往時の面影は薄いが、それでも境内を歩
日本史の本を読んでいるとたまに登場する三井寺。天台宗の一派、天台寺門宗の総本山で、正しくは長等山園城寺と言う。 比叡山延暦寺での派閥争いに負けた僧たちが下山して、天台寺門宗を興し独立したので、延暦寺とは仲が悪く、度々焼討を受けた。延暦寺との
日本史の本を読んでいるとたまに登場する三井寺。天台宗の一派、天台寺門宗の総本山で、正しくは長等山園城寺と言う。 比叡山延暦寺での派閥争いに負けた僧たちが下山して、天台寺門宗を興し独立したので、延暦寺とは仲が悪く、度々焼討を受けた。延暦寺との
東海道五十三次の53番目の宿場町大津は、江戸時代、東海道最大の宿場だった。東国や北陸から京都に向かう物資が集まる大津は、琵琶湖水運の港町として、また東海道の宿場町として、そして三井寺の門前町として賑わった。東海道の宿場町で人口が一番多く、東
江戸時代、京都と大津を結ぶ京津街道には約12キロにわたり車石という、石が敷かれた牛車専用の車道があった。車石は日本初の車専用道路であり、当時画期的なものだった。 近代になるまで日本では舗装された道路が発達せず、また馬車などの人力以外の荷車が
連日観光客で賑わう清水寺は、京都市東山エリアを代表する人気の観光名所である。清水寺は奈良時代の後期、宝亀9年(778年)に、興福寺の僧・賢心が夢のお告げを受けて創建したのが始まりと伝えらえている、法相宗の寺院である。 平安京ができる以前から
世界遺産で知られ、修学旅行生や外国人観光客が連日訪れる二条城は、徳川家の権力を象徴する書院造の二の丸御殿が見どころだ。 平安時代末期から台頭した武士が、貴族の寝殿造に代わって新たに造りだしたのが書院造で、その書院造が戦国期に発展し、江戸初期
世界遺産で知られ、修学旅行生や外国人観光客が連日訪れる二条城は、徳川家の権力を象徴する書院造の二の丸御殿が見どころだ。 平安時代末期から台頭した武士が、貴族の寝殿造に代わって新たに造りだしたのが書院造で、その書院造が戦国期に発展し、江戸初期
京都は水が豊富だったのか、旅をして分からなくなった。一千年近く都が置かれていたというイメージから、京都は水が豊富だと思っていた。しかし旅で錦市場と蹴上インクラインに行ったら、そうでないと知り軽い衝撃を受けた。 食べ歩きが人気の観光スポットで
essei-nihonissyu2-day6-kyoto8年前に電車日本一周をした時に京都に嫌悪感を持った。京都のつくられた景観が鼻についたからだ。奈良と違って京都は、戦乱や火災で当時の建物が残っていない。なのに都が置かれていたというだけで
【京都】天龍寺船から分かる中世寺社勢力の貿易活動(旅6日目)
なぜコンビニよりも寺の方が多いのだろうか。そんな疑問から寺社に興味を持つようになりその歴史を調べていくうちに、昔の寺社のさまざまな活動を知った。強訴・焼き討ち・金貸し・訴訟・荘園経営・会計と、祈祷や経典研究、病院、教育など本業とされる活動以
日本の中世の寺社勢力は宗教活動の他に、強訴、焼き討ち、金貸し、荘園経営、裁判、貿易と様々な活動を行った。利権争いに精を出し、ビジネス上のライバルは容赦なく叩き潰すといった血生臭い一面があった。そんな中世寺社勢力の筆頭に、比叡山延暦寺と興福寺
【京都】史跡・特別名勝第一号と名高い曹源池のある天龍寺(旅6日目)
京都屈指の観光地である嵯峨嵐山の寺院の中でも、特に有名な寺が、世界遺産に登録されている天龍寺だろう。嵐山の人気観光スポットである竹林の小径の横にあるのもあり、季節を問わず多くの観光客が訪れる寺院である。 その天龍寺の見どころは曹源池(そうげ
京都府【旅エッセイ】江戸時代に日本に多くの文化をもたらした寺院 萬福寺
2022年の3月に京都の宇治にある萬福寺に参拝した。平等院のあるJR宇治駅の隣にある、黄檗駅から歩いて行ける寺院だ。 萬福寺は黄檗宗の大本山で江戸時代に創建された寺院だ。黄檗宗とは明から伝わった禅宗の一派で、念仏と禅を結び合わせた念仏禅を特
京都府【旅エッセイ】江戸時代に日本に多くの文化をもたらした寺院 萬福寺
2022年の3月に京都の宇治にある萬福寺に参拝した。平等院のあるJR宇治駅の隣にある、黄檗駅から歩いて行ける寺院だ。 萬福寺は黄檗宗の大本山で江戸時代に創建された寺院だ。黄檗宗とは明から伝わった禅宗の一派で、念仏と禅を結び合わせた念仏禅を特
京都府【旅の拾いもの】江戸幕府がお願いして開山した珍しい寺院 萬福寺
京都の宇治と言えば、平等院鳳凰堂が有名だが、宇治には萬福寺という隠れた名所がある。黄檗宗という、念仏と禅を結び合わせた念仏禅を特徴とする宗派の大本山で、ユニークな寺院である。 境内は左右対称に伽藍が並び回廊がそれを囲み、チーク材という日本で
京都府【旅の拾いもの】江戸幕府がお願いして開山した珍しい寺院 萬福寺
京都の宇治と言えば、平等院鳳凰堂が有名だが、宇治には萬福寺という隠れた名所がある。黄檗宗という、念仏と禅を結び合わせた念仏禅を特徴とする宗派の大本山で、ユニークな寺院である。 境内は左右対称に伽藍が並び回廊がそれを囲み、チーク材という日本で
京都府【旅エッセイ】平等院鳳凰堂に行くなら是非とも参加したい内部拝観
日本人なら誰もが知っていると言っていいほど有名な寺院の一つに、平等院鳳凰堂がある。京都の宇治にあり、10円玉に描かれている寺院として知られ、世界遺産に登録されている寺院である。 鳳凰堂は平安時代の永承7年(1052年)に、時の関白藤原頼通に
2022年の3月に奈良県にある、世界遺産に登録されている元興寺に足を運んだ。参拝の際に一目見たかったのが、我が国最古の瓦だった。 元興寺は飛鳥時代に蘇我馬子の氏寺として創建された飛鳥寺が、平城京遷都にともない奈良に移転し、元興寺となった。
奈良県の観光名所の中で、世界遺産の古都奈良の文化財に指定されているものは、東大寺、興福寺、薬師寺、唐招提寺、元興寺、春日大社、平城宮跡だ。 その中で、恐らく一番知名度が低いであろう寺院は、元興寺だろう。興福寺の近くにあり、古い町並みが残り食
福井県の若狭地方の観光名所、小浜と熊川宿の見どころと歴史を紹介した動画をYouTubeにアップしました。小浜は古代より御食国(都に海の幸を運ぶ国)として、また大陸との窓口として栄えた湊町で、熊川宿は江戸時代に鯖街道で一番栄えた宿場町です。ど
日本三景で知られる天橋立の見どころと歴史を紹介した動画をYouTubeに公開しました。天橋立には、過去に切断計画があった太陽崇拝が行われていた松島・宮島とある共通点があるという、意外な歴史があります。自然がつくりあげた神秘の地形の見どころを
日本でも珍しい舟屋が並ぶ伊根をじっくり紹介した動画を作りました。なぜ伊根では舟屋が建てられてきたのか、なぜ丹後地方には浦島伝説や徐福伝説などの伝承が残っているのか、旅を通して知った京都北部の丹後のことを紹介しています。天候に恵まれ綺麗な青空
薬師寺を参拝した時に、資料館のような展示場所で和釘を見た。釘というと西洋のイメージがあるが日本にも古代から釘があったのか、と驚き、写真を撮った。旅を終えてから、和釘が寺院建築に欠かせないものだと知った。法隆寺と薬師寺を改修した宮大工の棟梁・
海の京都 伊根と天橋立の動画をYouTubeにアップしました
京都の伊根と天橋立の魅力をまとめた動画をYouTubeにアップしました。伊根は日本でも珍しい舟屋が並び、天橋立は松島と宮島と並ぶ日本三景です。ご当地の食と共に、その魅力を紹介しているので、是非ご覧ください。
2015年に電車日本一周の旅をした時は、平城宮跡歴史公園(以下、平城宮跡)に興味を持てなかった。当時は世界遺産に登録されている日本の観光名所に行くことを旅の目的としていたから、平城宮跡に行くことを検討したが、行かなかった。ただ広いだけの土地
滋賀県の観光地、三井寺と石山寺、近江八幡を簡単に紹介した動画を作りました。一つの動画で3カ所の観光地を簡単に知れるようになっています。滋賀県のご当地の食も紹介していて、弁慶力餅、うろりやえび豆の煮もの、近江ちゃんぽんを紹介しています。是非ご
江戸時代、京都と大津を結ぶ京津街道には、約12kmにわたり車石という、石が敷かれた牛車専用の車道がありました。近代になるまで日本では、舗装された道路や馬車などの人力以外の荷車が普及しませんでした。そんな江戸時代に車専用動画があったことは、非
【本のレビュー】奈良を旅する前に読んでおいて損のない一冊『奈良の寺 世界遺産を歩く』
こんな本以前、奈良の古寺巡りにお勧めの本を2冊紹介したが、(『木に学べ』と『宮大工と歩く奈良の古寺』)より広く深く知りたい方は、『奈良の寺 世界遺産を歩く』がお勧めだ。奈良の文化遺産を研究・普及している奈良国立文化財研究所で働く研究者が、世
【本のレビュー】奈良の古寺巡りに最適な一冊 『宮大工と歩く奈良の古寺』
こんな本宮大工の棟梁、小川三夫氏が奈良の古寺の見どころを分かりやすく解説した本。1,300年前、ろくな道具もない中で寺院をどのように工夫し苦労して造ったのか、造り手からの解説を聞ける一冊。著者は前回紹介した『木に学べ』の話し手、西岡常一の弟
こんな本法隆寺と薬師寺の再建に携わった宮大工の棟梁が語った内容を文字にした本。宮大工の目線からみた法隆寺の見どころが語られ、話し言葉で書かれているため読みやすい。法隆寺に参拝する予定のある人や法隆寺の建築に興味のある人にお勧め。(薬師寺につ
【京都】変革の目まぐるしい明治期に造られた日本近代土木事業の金字塔 琵琶湖疏水
2022年の3月に以前やった電車日本一周の続きをした。その時、京都を通った時に蹴上インクラインと南禅寺水路閣、琵琶湖疏水記念館に立ち寄った。いずれも明治時代の偉業、琵琶湖疏水に関する場所だ。この時は明治時代に興味があり、何か明治時代の遺構は
京都府【旅の拾いもの】明治期の大土木事業の金字塔 琵琶湖疏水
近代日本の土木事業で大偉業として知られているものに、琵琶湖疏水がある。衰退した京都を復興させるために、琵琶湖から水を引き生活・工場・灌漑・防火用水に用い、また水力発電を行い工業を興した大事業である。当時日本ではまだ誰も行わなかった竪坑方式を
明治時代、近代化を進める日本では様々な土木事業が行われましたが、その中でも琵琶湖疏水は今日まで金字塔として語り継がれている大偉業です。その凄さを、京都の桜の名所で知られる蹴上インクラインと、京都五山の別格で知られる南禅寺の二つの有名な観光名
明治の大事業 琵琶湖疏水を描いた一冊『京都インクライン物語』
本の紹介近代化を迎えた明治時代、日本では西洋の技術や機械を取り入れて江戸時代にはできなかった規模の土木工事が各地で行われた。そんな近代土木事業の中でも、知名度が高く、日本近代建築の金字塔といわれているのが琵琶湖疏水だ。琵琶湖の水を現在の京都
明治の大事業 琵琶湖疏水を描いた一冊『京都インクライン物語』
本の紹介近代化を迎えた明治時代、日本では西洋の技術や機械を取り入れて江戸時代にはできなかった規模の土木工事が各地で行われた。そんな近代土木事業の中でも、知名度が高く、日本近代建築の金字塔といわれているのが琵琶湖疏水だ。琵琶湖の水を現在の京都
日本の文化財の中で一番凄い建物は、法隆寺の五重塔ではないだろうか。1,300年以上もの間、数々の自然災害の被害を免れ、現在、世界最古の木造建築として現存している。法隆寺の金堂と回廊も最古の木造建築だが、現存する確率の低さを考えれば、五重塔の
法隆寺の拝観料は日本一高いのではないか。2022年に旅をするまではそう思っていた。2023年時点での法隆寺の拝観料は1,500円で、これは東大寺や興福寺などの奈良の世界遺産よりも高いし、平等院鳳凰堂や清水寺などの京都の世界遺産よりも高い。京
唐招提寺から北に30分ほど歩くと、平城宮跡歴史公園(旅日記はこちら)がある。だだっ広い敷地に平成に復元された建物が建ち異様さを感じる場所だが、この復元された建物が凄い。平成10年に復元された朱雀門には、直径70cmの柱18本をはじめ吉野檜や
2022年に奈良を旅した時に、奈良の魅力的を知った。奈良には京都よりも古い歴史があり、奈良時代に造られたいくつかの寺院建築が現存し、素晴らしい数々の仏像がある。京都と比べて観光客が少なく悠々と観光ができ、素麺や柿の葉寿司は京都の精進料理や割
京都の人気観光名所の清水寺を簡単に紹介した動画です。二年坂や三年坂などの綺麗な建物や周辺の観光地も紹介しています。また、ご当地の食として関東では馴染みのない京うどんから、たぬきうどんとしっぽくうどんを紹介しています。清水寺の詳しい歴史は後日
サイトをご覧いただき、ありがとうございます。京都の世界遺産・天龍寺の音声解説動画をアップしました。天龍寺は京都屈指の観光地・嵯峨嵐山に建つ臨済宗の古刹で、夢窓疎石が造った曹源池の日本庭園が日本で最初に史跡・特別名勝に指定された歴史のある場所
サイトをご覧いただき、ありがとうございます。京都屈指の観光名所と名高い嵯峨嵐山を簡単に紹介した動画をアップしました。竹林の小径、天龍寺、渡月橋、キモノフォレストの京友禅、湯豆腐を紹介しています。是非ご覧ください。天龍寺は後日、音声解説動画で
サイトをご覧いただき、ありがとうございます。現在記事の投稿が時間の都合上できていませんが、時間ができ次第、再開する予定です。昨年からこのサイトで旅の様子を紹介することにしましたが、読者の方のニーズに合わないことが分かり、元の形に戻すことしま
サイトをご覧いただき、ありがとうございます。世界遺産で知られる平等院鳳凰堂の見どころと、黄檗宗の大本山である萬福寺の文化と歴史を詳しく紹介した動画をアップしました。平等院鳳凰堂は極楽浄土の浮かぶ宮殿を思わせる美しい建物で、太陽の動きを強く意
サイトをご覧いただき、ありがとうございます。奈良の世界遺産(古都奈良の文化財に登録されている)、元興寺の見どころを紹介した音声解説動画をYouTubeにアップしました。日本で初めての本格的な仏教寺院である飛鳥寺(蘇我氏の氏寺)を前身とする元
さて、春日大社を参拝した後は興福寺に向かいます。(興福寺はYouTubeでも紹介しています(簡単な説明は【散策動画】で、詳しい説明は【音声解説動画】で紹介しています)。よろしければ↓奈良公園エリアの散策動画をアップしました 見知らぬ暮ら
2022年の春に29日間の電車の旅をしました。その4日目は奈良公園エリアを散策し、東大寺、春日大社、興福寺を参拝しました。今回は春日大社の見どころやその歴史について、旅をして知ったことを紹介したいと思います。このブログの大まかな内容はYou
サイトをご覧いただきありがとうございます。春日大社と興福寺の見どころを詳しく紹介した、音声解説動画をYouTubeにアップしました。内容は神の使いとされてきた鹿の歴史春日大社の創建参道の灯籠の歴史春日大社の特別参拝春日大社の釣燈籠藤浪之屋と
サイトをご覧いただきありがとうございます。東大寺の見どころを詳しく紹介した音声解説動画をYouTubeにアップしました。内容は南大門と金剛力士像大仏殿と盧舎那仏像二月堂法華堂鐘楼転害門正倉院などの見どころを紹介しています。また奈良時代の大仏
大仏殿さて、大仏殿の拝観時間になったので、参拝してみたいと思います。旅をした3月は、大仏殿に入れるのは8時からでした。※4月~10月は7:30~17:30、11月〜3月は8:00~17:00中門大仏殿は江戸時代に再建されましたが、中門や廻廊
2022年3月に29日間の電車の旅をしました。その4日目は東大寺を参拝しました。東大寺には2度参拝したことがありますが、大仏殿と南大門しか観たことがありませんでした。今回は東大寺の境内を時間の限り歩き、魅力的な建物をたくさん観てみました。今
サイトをご覧いただきありがとうございます。奈良公園エリアの観光名所を紹介した「散策動画」をアップしました。東大寺と春日大社、興福寺の簡単な見どころと、その周辺の観光地を紹介しています。それぞれの寺社の詳しい見どころは後日「音声解説」動画で紹
山梨県の早川町には赤沢宿という昔の講中宿が残されている集落がある。講中宿というのは、講を組んで寺社に参詣する人たちの世話をする旅籠(今でいいう民宿)のことである。江戸時代中期から庶民が寺社参詣するようにはると、身延山に参詣する人が増え、赤沢
世界遺産の奈良の文化財に登録されている、平城宮跡歴史公園の見どころを詳しく紹介した動画を投稿しました。一見魅力のない場所に思えますが、遺跡としての価値と歴史学的価値のある、見ごたえのある場所です。一度ご覧になってみてください。薬師寺と唐招提
【山梨県早川町赤沢宿】日本一人口の少ない町に佇む講中宿の名残り
山梨県の早川町という場所に赤沢という集落がある。山梨県の南西部に位置する早川町は日本で一番人口の少ない町で、西山温泉や奈良田温泉のある山間の静かな場所である。その早川町の南の方に赤沢という集落があり、ここには講中宿の跡が残されている。講中宿
【旅エッセイ】講中宿の面影を残す大阪屋旅館での宿泊 山梨県早川町赤沢宿での体験
赤沢宿を知ったのは2018年のことである。電車日本一周の旅の後に転職して新しい会社で3年ほど働いたが、仕事にも慣れ余裕が出てくるようになると、久し振りに大きなリュックサックを背負ってで電車で長旅をしたくなり、夏の青春18きっぷの利用期間に夏
奈良県の観光名所、薬師寺と唐招提寺の見どころを詳しく紹介した動画を投稿しました。それぞれのお寺の魅力が分かる内容となっています。是非ともご覧ください。
旅をして神社や寺院に参拝していると、気になることがいくつかある。なぜお寺には神社のようなパワースポットがないのだろうか。神仏習合の時代はどのように参拝していたのだろうか。神社の敷地に寺院があるというのは、どのようなものだったのだろうか。そこ
新しく動画を上げました。今回は法隆寺の見どころを詳しく解説しています。金魚のまち大和郡山についても、ふれています。是非ともご覧ください!!旅の様子を簡単に紹介した「散策動画」も是非!!薬師寺と唐招提寺、平城宮跡歴史公園も紹介しています。
新しく動画を上げました。今回は法隆寺の見どころを詳しく解説しています。金魚のまち大和郡山についても、ふれています。是非ともご覧ください!!旅の様子を簡単に紹介した「散策動画」も是非!!薬師寺と唐招提寺、平城宮跡歴史公園も紹介しています。
毎年多くの参拝客で賑わう初詣は、明治時代に鉄道が開通してから人々に広まった。江戸時代までは初詣というものはなく、新年の初めの月の縁日に、各々が信仰する寺社に参拝していた。恵方詣という、その年の歳神様がいるとされる方角に位置する寺社に参拝する
今年の初詣はどこに行こうか、と毎年、年末が近づくと考える。新年をより良いものにするなら由緒ある神社や歴史のあるお寺にお参りするのが良さそうだし、人気のある社寺には古来より多くの人たちの信仰を集めてきただけに、それだけご利益がありそうにに思え
神社に参拝する際は、出雲大社など特殊な例を除き、二礼二拍一礼をするのが正しい参拝の仕方として広く知られている。しかしこの参拝方法が、明治時代になってから始まったことは、それほど知られていないのではないだろうか。本殿や幣殿、あるいは拝殿で、柏
奈良県の大和郡山市を歩いた時に、郡山の金魚の養殖の歴史を知った。面白かったので本を読んでみると、金魚は日本人の生活に身近な生き物であることが分かった。今回は日本人と金魚について、本で知ったことを書きたいと思う。金魚のことは、前回の「郡山の金
夏の季語となっている金魚。子供の頃に盆踊りの縁日でよく目にしましたが、大人になってからはすっかり見る機会がなくなりました。元々金魚は縁日でしか見る機会がなかったのですが、その縁日もコロナ禍で中止が相次ぎ、普段生活しているなかで金魚を見ること
平城宮跡へ唐招提寺を参拝した後は、平城宮跡に向かいます。歩いて30分かかります。今歩いているこの場所は、8世紀、710年(和銅3)に藤原京から遷都してきてから784年(延暦3)長岡京に遷都するまでの74年間、途中、藤原広嗣(ふじわらのひろつ
世界遺産唐招提寺唐招提寺の入り口、南大門です。唐招提寺は戒律の研究と実践を行う律宗の総本山です。天平様式の門で昭和35年(1960)に再建されたそれほど古くない門ですが、風化した柱がいい味を出しています。金堂拝観料を払い中に進むと、金堂が目
世界遺産薬師寺西ノ京駅で降り、薬師寺に向かいます。薬師寺は法相宗の大本山で、法相宗は現存する最古の仏教の宗派です。薬師寺は駅から近く、2、3分で入り口の與樂門(よらくもん)に着きますが、踏切を渡って少し離れた南門から入るのがおすすめです。薬
JR法隆寺駅から電車に乗り、二つ目の郡山駅で降ります。郡山駅は金魚の町として知られていますが、金魚についてはメインサイトで紹介しているので、このサイトでは違う内容を紹介します。時間が押して断念しましたが、近鉄郡山駅の近くには金魚資料館があり
法隆寺へ7年前の電車日本一周の旅で回れなかった場所に行く「電車日本一周補完の旅」。その3日目は奈良の世界遺産を巡ります。朝の6時にホテルを出て、JR大阪駅に向かいます。6時半の電車で法隆寺駅に向かいます。旅の3日目の様子はメインサイトで簡単
はじめに行楽地として人気の東京の御岳山は、霧がかかると神秘的で幻想的な雰囲気になり、「都内の秘境」「天界集落」「天空の郷」と呼ばれています。山頂には御師の営む宿坊があり、江戸時代から講を組んで御岳山に登り、宿坊に泊まり、御嶽神社に参拝する昔
四天王寺地下鉄の谷町四丁目駅から四天王寺に向かいます。ちょっと気になる椅子の並び。東京でもこういう並びはあるのかもしれませんが、個人的には新鮮でした。地元の人のとっては当たり前の光景も、遠い所から来た旅人にとっては、新鮮な光景です。四天王寺
大川、天神橋、中之島公園日本一長い商店街 天神橋筋商店街を抜けると、大川に架かる天神橋を渡ります。真っすぐ歩くと昔から地盤の強い高台の上町台地に入り、街にはオフィス街が広がります。現在の大川は旧淀川と言われ、淀川から分離されていますが、明治
大阪1日散策7年前の電車日本一周の旅で行けなかった場所に行く「電車日本一周補完の旅」。その2日目は大阪1日散策をします。大阪と聞いて思い浮かぶのは「食い倒れの街」と江戸時代の「天下の台所」ですが、詳しいことは分かりません。7年前に立ち寄った
大垣の輪中館で知った宝暦治水について、詳しく知りたいと思い、図書館で本を3冊借りて読みました。なぜ薩摩藩士が遠い異国地の地にやってきて大規模な治水工事をし、工事が終わるまでに51名が自刃したのか、本で知ったことをまとめてみました。宝暦治水の
水の都大垣2022年3月に電車日本一周補完の旅をしました。以前電車日本一周をした時に回れなかった場所に行く約30日間の電車の旅です。旅の1日目は岐阜県大垣に行きました。この日は大阪に行く日でしたが、大垣市にある輪中館に行きたかったので途中下
【旅エッセイ】古き良き民宿での心に残る体験 伊豆片瀬白田の浜っ子
一人で知らない場所に行き、その土地を歩き、宿に泊ると、その土地のことを知ったり、気づきがあったり、普段できないことを体験できたりして、とても勉強になる。一人旅はどこに行こうが毎回充実したものであり、終わってみれば今回もいい旅ができたと思うも
当サイトをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。TwitterやInstagramでいいねやフォローしてくれた方々や、YouTubeでチャンネル登録や高評価をしてくれた方々、どうもありがとうございます。このサイトはメインサイト綴る旅
今回は山梨県上野原市を紹介します。東京のJR高尾駅から3つ目の駅(乗車時間約17分・運賃330円)とアクセスはそれほど悪くない場所です。ここは酒饅頭が名物として知られていますが、今回は上野原市の歴史や地理も少し紹介したいと思います。地形・気
重源の優れた手腕と宋式の新技術によって再建された東大寺大仏殿
1180年(治承4年)に平重衡の軍によって焼失した東大寺の大仏殿は、早くも翌年から再建が着手された。源平の争乱が始まり翌年には養和の大飢饉が起こり、国内が大変な状況になっていくなか、護国の象徴である大仏殿は再建が急がれ、平氏が壇ノ浦で滅んだ
奈良時代に多大なお金と人命をかけて造られた東大寺大仏殿は、1180年(治承四年)に戦乱により焼失した。平氏の南都征伐の命を受けた平重衡の軍が興福寺側の僧兵や寺領荘園・大和国内から集めた兵と戦った際に、平氏軍が境内に火を放ち大仏殿や興福寺の堂
画像は平家物語絵巻(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)「源平合戦」という言葉は学界では「治承・寿永の乱」といわれていて、現在この言葉は一般的に広まりつつある。合戦の内容も自分が学生の頃に教わったものとは大分変ってきていて、いろいろと
画像は平家物語絵巻(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)日本史を学び直していると、鎌倉時代は面白い。新しいことを知れる楽しさと、これまで自分が勘違いしていたことに気づける楽しさがある。子供の頃に読んだ漫画日本の歴史(どこの出版社だった
幕府が置かれると鎌倉は過密都市になった。御家人が住み寺院が建てられ、全国から物資が運ばれ商人や職人が集まり、承久の乱後はさらに首都として発展し人口が増えた。鶴岡八幡宮の周辺には、将軍の屋敷や政所・門柱所・侍所などの政治機関が置かれ、鶴岡八幡
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小浜を旅した時、西組が意外によかった。江戸時代末期から昭和30年頃までに建てられた伝統的な家屋が約280棟現存している、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている場所なのだが、歩くのが楽しかった。 小浜は戦時中の空襲を免れたため、昔ながらの
日本らしさがあり、他の土地にはない独特のいい景観を観たいと思うのなら、京都の伊根がお勧めだ。ここには日本でも珍しい舟屋が並ぶ光景がある。 伊根は日本海側の丹後半島にある、若狭湾に面した港町で、海の京都と言われている。人口2千人ほどの京都府与
海の京都伊根には浦島伝説があり、古代中国大陸との交流があったことが知られている。そんな伊根には徐福伝説もある。 徐福とは、紀元前221年に中国の統一を果たした始皇帝から、不老不死の薬を見つけるよう命じられた医者で、三千人の人夫を率いて航海に
福井県若狭町には熊川宿という、かつて鯖街道で栄えた宿場町がある。1996年に重要伝統的建造物群保存地区に指定され、2015年には日本遺産に認定された、整備された観光地である。 2022年の3月に行ってみた。あいにく天気に恵まれず、寒く、人通
子供の頃に絵本で読んだ浦島伝説や羽衣伝説は丹後が舞台だと、旅をして知った。浦島伝説は舟屋で知られる伊根の周辺に、羽衣伝説は丹後半島の窪みの部分の天橋立にある。 これは古代に大陸、主に朝鮮半島だが、との交流が盛んで、大陸から渡ってきた人々を受
子供の頃に絵本で読んだ浦島伝説や羽衣伝説は丹後が舞台だと、旅をして知った。浦島伝説は舟屋で知られる伊根の周辺に、羽衣伝説は丹後半島の窪みの部分の天橋立にある。 これは古代に大陸、主に朝鮮半島だが、との交流が盛んで、大陸から渡ってきた人々を受
滋賀県大津市にある石山寺には見どころが多い。石山寺駅は三井寺駅から20分の距離なので、三井寺とセットで参拝でき、大津周辺を旅する際は参拝するのがお勧めだと、この前に旅をして思った。 石山寺は西国三十三所の第13番札所で、三井寺は14番札所だ
2022年の3月に三井寺に参拝した。平安時代に比叡山延暦寺から分離独立し、長年、山門寺門の抗争を繰り返してきた寺院だ。 予備知識がないながらも、少しでも三井寺を知ろうと思い、資料館や堂宇を注意深く鑑賞したが、一つだけ、見そびれたものがある。
かつて大きな力を持ち、比叡山延暦寺に対抗した寺院、三井寺。2022年の春に訪れた時は、下調べが間に合わず、予備知識もなく参拝したが、歩いて楽しい寺院だった。 現在の三井寺の境内は、明治時代に寺領が没収され往時の面影は薄いが、それでも境内を歩
日本史の本を読んでいるとたまに登場する三井寺。天台宗の一派、天台寺門宗の総本山で、正しくは長等山園城寺と言う。 比叡山延暦寺での派閥争いに負けた僧たちが下山して、天台寺門宗を興し独立したので、延暦寺とは仲が悪く、度々焼討を受けた。延暦寺との
日本史の本を読んでいるとたまに登場する三井寺。天台宗の一派、天台寺門宗の総本山で、正しくは長等山園城寺と言う。 比叡山延暦寺での派閥争いに負けた僧たちが下山して、天台寺門宗を興し独立したので、延暦寺とは仲が悪く、度々焼討を受けた。延暦寺との
東海道五十三次の53番目の宿場町大津は、江戸時代、東海道最大の宿場だった。東国や北陸から京都に向かう物資が集まる大津は、琵琶湖水運の港町として、また東海道の宿場町として、そして三井寺の門前町として賑わった。東海道の宿場町で人口が一番多く、東
江戸時代、京都と大津を結ぶ京津街道には約12キロにわたり車石という、石が敷かれた牛車専用の車道があった。車石は日本初の車専用道路であり、当時画期的なものだった。 近代になるまで日本では舗装された道路が発達せず、また馬車などの人力以外の荷車が
連日観光客で賑わう清水寺は、京都市東山エリアを代表する人気の観光名所である。清水寺は奈良時代の後期、宝亀9年(778年)に、興福寺の僧・賢心が夢のお告げを受けて創建したのが始まりと伝えらえている、法相宗の寺院である。 平安京ができる以前から
世界遺産で知られ、修学旅行生や外国人観光客が連日訪れる二条城は、徳川家の権力を象徴する書院造の二の丸御殿が見どころだ。 平安時代末期から台頭した武士が、貴族の寝殿造に代わって新たに造りだしたのが書院造で、その書院造が戦国期に発展し、江戸初期
世界遺産で知られ、修学旅行生や外国人観光客が連日訪れる二条城は、徳川家の権力を象徴する書院造の二の丸御殿が見どころだ。 平安時代末期から台頭した武士が、貴族の寝殿造に代わって新たに造りだしたのが書院造で、その書院造が戦国期に発展し、江戸初期
京都は水が豊富だったのか、旅をして分からなくなった。一千年近く都が置かれていたというイメージから、京都は水が豊富だと思っていた。しかし旅で錦市場と蹴上インクラインに行ったら、そうでないと知り軽い衝撃を受けた。 食べ歩きが人気の観光スポットで
essei-nihonissyu2-day6-kyoto8年前に電車日本一周をした時に京都に嫌悪感を持った。京都のつくられた景観が鼻についたからだ。奈良と違って京都は、戦乱や火災で当時の建物が残っていない。なのに都が置かれていたというだけで
なぜコンビニよりも寺の方が多いのだろうか。そんな疑問から寺社に興味を持つようになりその歴史を調べていくうちに、昔の寺社のさまざまな活動を知った。強訴・焼き討ち・金貸し・訴訟・荘園経営・会計と、祈祷や経典研究、病院、教育など本業とされる活動以
essei-nihonissyu2-day6-kyoto8年前に電車日本一周をした時に京都に嫌悪感を持った。京都のつくられた景観が鼻についたからだ。奈良と違って京都は、戦乱や火災で当時の建物が残っていない。なのに都が置かれていたというだけで
なぜコンビニよりも寺の方が多いのだろうか。そんな疑問から寺社に興味を持つようになりその歴史を調べていくうちに、昔の寺社のさまざまな活動を知った。強訴・焼き討ち・金貸し・訴訟・荘園経営・会計と、祈祷や経典研究、病院、教育など本業とされる活動以
日本の中世の寺社勢力は宗教活動の他に、強訴、焼き討ち、金貸し、荘園経営、裁判、貿易と様々な活動を行った。利権争いに精を出し、ビジネス上のライバルは容赦なく叩き潰すといった血生臭い一面があった。そんな中世寺社勢力の筆頭に、比叡山延暦寺と興福寺
京都屈指の観光地である嵯峨嵐山の寺院の中でも、特に有名な寺が、世界遺産に登録されている天龍寺だろう。嵐山の人気観光スポットである竹林の小径の横にあるのもあり、季節を問わず多くの観光客が訪れる寺院である。 その天龍寺の見どころは曹源池(そうげ
2022年の3月に京都の宇治にある萬福寺に参拝した。平等院のあるJR宇治駅の隣にある、黄檗駅から歩いて行ける寺院だ。 萬福寺は黄檗宗の大本山で江戸時代に創建された寺院だ。黄檗宗とは明から伝わった禅宗の一派で、念仏と禅を結び合わせた念仏禅を特
2022年の3月に京都の宇治にある萬福寺に参拝した。平等院のあるJR宇治駅の隣にある、黄檗駅から歩いて行ける寺院だ。 萬福寺は黄檗宗の大本山で江戸時代に創建された寺院だ。黄檗宗とは明から伝わった禅宗の一派で、念仏と禅を結び合わせた念仏禅を特
京都の宇治と言えば、平等院鳳凰堂が有名だが、宇治には萬福寺という隠れた名所がある。黄檗宗という、念仏と禅を結び合わせた念仏禅を特徴とする宗派の大本山で、ユニークな寺院である。 境内は左右対称に伽藍が並び回廊がそれを囲み、チーク材という日本で
京都の宇治と言えば、平等院鳳凰堂が有名だが、宇治には萬福寺という隠れた名所がある。黄檗宗という、念仏と禅を結び合わせた念仏禅を特徴とする宗派の大本山で、ユニークな寺院である。 境内は左右対称に伽藍が並び回廊がそれを囲み、チーク材という日本で
日本人なら誰もが知っていると言っていいほど有名な寺院の一つに、平等院鳳凰堂がある。京都の宇治にあり、10円玉に描かれている寺院として知られ、世界遺産に登録されている寺院である。 鳳凰堂は平安時代の永承7年(1052年)に、時の関白藤原頼通に
2022年の3月に奈良県にある、世界遺産に登録されている元興寺に足を運んだ。参拝の際に一目見たかったのが、我が国最古の瓦だった。 元興寺は飛鳥時代に蘇我馬子の氏寺として創建された飛鳥寺が、平城京遷都にともない奈良に移転し、元興寺となった。
奈良県の観光名所の中で、世界遺産の古都奈良の文化財に指定されているものは、東大寺、興福寺、薬師寺、唐招提寺、元興寺、春日大社、平城宮跡だ。 その中で、恐らく一番知名度が低いであろう寺院は、元興寺だろう。興福寺の近くにあり、古い町並みが残り食
福井県の若狭地方の観光名所、小浜と熊川宿の見どころと歴史を紹介した動画をYouTubeにアップしました。小浜は古代より御食国(都に海の幸を運ぶ国)として、また大陸との窓口として栄えた湊町で、熊川宿は江戸時代に鯖街道で一番栄えた宿場町です。ど
日本三景で知られる天橋立の見どころと歴史を紹介した動画をYouTubeに公開しました。天橋立には、過去に切断計画があった太陽崇拝が行われていた松島・宮島とある共通点があるという、意外な歴史があります。自然がつくりあげた神秘の地形の見どころを
日本でも珍しい舟屋が並ぶ伊根をじっくり紹介した動画を作りました。なぜ伊根では舟屋が建てられてきたのか、なぜ丹後地方には浦島伝説や徐福伝説などの伝承が残っているのか、旅を通して知った京都北部の丹後のことを紹介しています。天候に恵まれ綺麗な青空
薬師寺を参拝した時に、資料館のような展示場所で和釘を見た。釘というと西洋のイメージがあるが日本にも古代から釘があったのか、と驚き、写真を撮った。旅を終えてから、和釘が寺院建築に欠かせないものだと知った。法隆寺と薬師寺を改修した宮大工の棟梁・
京都の伊根と天橋立の魅力をまとめた動画をYouTubeにアップしました。伊根は日本でも珍しい舟屋が並び、天橋立は松島と宮島と並ぶ日本三景です。ご当地の食と共に、その魅力を紹介しているので、是非ご覧ください。
2015年に電車日本一周の旅をした時は、平城宮跡歴史公園(以下、平城宮跡)に興味を持てなかった。当時は世界遺産に登録されている日本の観光名所に行くことを旅の目的としていたから、平城宮跡に行くことを検討したが、行かなかった。ただ広いだけの土地