移動運用の試行（1） - cruzioのブログ の続きです。 Web を見ると、Comet HFJ-350M のカウンターポイズについては皆さん試行錯誤されているようです。私の場合は、 12m の電線1本 : 同調しない 5m の電線3本 : 同調しない という状況でした。その後、ASAさんのブログ HFJ-350Mを使い続けてみて(その2) アパマンハムの雑記帳 を見て、3m, 7m, 10m の3本の組み合わせが良いようでしたので私もこれを試してみることにしました。 誰も居なかった近所の公園で試します。 今まで三脚を使ってアンテナを設置していましたが、試しに自転車の後ろに付けたカゴにモ…

ADS-B 受信を継続中です。レーダーリストのページを見たら、データフィード（受信した航空機データをアップロードしている）ユーザー順位にアマチュア局（ユーザー名がコールサイン）が私を入れて3局並んでいました。まあ、それだけなんですが、珍しいので。。 2局共、私より連続稼働時間は短いですが Max Range(最大受信距離）も Avg Range（平均受信距離）も長いので、アンテナ・ロケーションが良いのだと思います。数日後には抜かれていると思います。。

週末に少しばかり ARRL International DX Contest に参加しました。初めて参加です。 金曜日の21時から開始で、7MHz を少々ワッチしてみたのですが、コンテストナンバーで "599 KW" を返す局が多く聞こえました。しかし、コンテストルールを見ると "KW" はアメリカの州の略称には含まれておらず、何？？？という感じでよくわからず、寝てしまいました。 土曜日の夕方、また聞いてみると日本の局は "5991TT" (100W) などを返し、アメリカの局は州名を送信していてルールに沿っているのがわかってきました。とりあえず聞こえる局は呼べば応答があるので、ぼちぼち続けて…

知り合いから、ダイソーでこんなのを売っていた、と写真が来たのですが、 ワタシはこれを見てちょっとびっくりしました。 昔受けた電気工事士の試験ではレセプタクルに配線する実技試験があり、極性を間違えると減点になります。 屋内配線では電線の色はきっちり決められていて、上の写真のように必ず「白」の線をレセプタクルの筒側に接続しなければなりません。「白」はアース側なので万一触っても感電しないようにする配慮です。 さて、ダイソーのソケットアダプタはコンセントのどちら側にも差し込めますから、うっかりして内側の金属部分を持ってコンセントに差し込むと 1/2 の確率で感電します。よく、こういうものの販売が許可さ…

移動運用の装備を揃えるばかりでなかなか移動していなかったのですが、まずは近所で 7MHz FT8 をやってみることにしました。屋外でPC操作はディスプレイが見にくく、やりにくい印象があるので、CW と思っていたのですが、普段コンテストしか出ていないワタシがいきなり移動運用するは無謀というもの。まずは FT8 からにします。ちなみに移動手段は徒歩・電車バスまたは自転車（近所のみ）なので、荷物は軽く少なくする必要があります。 アンテナ 7MHz VCH を用意してあったのですが、これは長さ 4.5m あり、設置が面倒です。小型の三脚は使えないし、何より目立ちます。そこで、Commet の HFJ-…

先日 1.8MHz 用コイル（2） - cruzioのブログ で制作したコイルを使って、初めて 1.8MHz のコンテストに参加しました。 KCJ (Keymen's Club of Japan 全国CW同好会 JR8YLY) Home Page コイルを間に入れて準備完了。 土曜日21時スタート。CQを出している局に応答しましたが、35W ぐらいで呼んでもとってもらえません。50W、70W と出力を増して、90W あたりで安定してQSO可能となりました。1.8MHz というのはそういうバンドだったのですね。このコンテスト、QRP部門もありますが、5W では少なくともフルサイズダイポールでなけ…

お約束のシールですが、無事に届きました。 2024 QSO パーティーのシール着 - cruzioのブログ に書きましたが、"T" を張ったのは 17歳、と書いていましたが 16歳の間違いでした。今年、41年経ち "Y" を貼ることができました。当時は、この台紙をコンプリートするのがこんなに先になるとは想像も付きませんでした。人生色々です。

2024年8月にQSOした N5J のQSLカードが先日届きました。N5J は Jarvis Island という島の DX Pedition 局です。 私はQSLカードを精力的に収集しているわけではないのですが、N5J と QSO したときは、ふと、カードを申し込んでみようと思って、Clublog から $6 ほど支払って申し込みました。JARL 以外からカードが届いたのは再開局してからは初めてです。 カード発送元は JN1THL 局となっていました。Remote Operator で DX Pedition に参加されたとのことですが、昨今は現地メンバーとリモートオペレーターで運用する形態…

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 「オール埼玉コンテスト」に今年も 2m シングルバンドで参加しました。 今年はまたルールが変更され、同一局、同一バンドでも異なるモード（電話・電信）なら得点になる、となっています。なかなか面白い試みですが、CW 局が有利になるのかな。 このルールに対応するため、CTESTWIN はバージョン 4.56 以降を使う必要があるとのこと。 私は気が付かずに古いバージョンのまま開始してしまいました。そのため、同じ局がモードが違えども "DUP" 扱いなりました。 コンテスト後に新しい CTESTWIN を入れて、データを読み込みましたが…

1.8MHz 用コイル（1） - cruzioのブログ の続きです。 記事の内容が前後しますが、本日(12/21)は ALL JA0 1.8MHz コンテストの日。1.8MHz 用コイルのタップを出して巻き直す作業はできていたのですが、これまた寒くなってからほったらかしでした。コンテストがあるのでやる気を出して再試行します。 前回、コイルにタップを出さずに、勢いで巻いてしまったのですが、タップが無ければどうにもなりませんでした。泣きながらタップを付けつつ巻き直したコイル、再度、アナライザを使って同調周波数をチェックすると、コイル半分あたりのタップで 1.8MHz に同調できました。 これで A…

50MHz デルタループ - cruzioのブログ の続きです。 寒くなってきて、外に出てアンテナ実験をするのも億劫になっています。しかし、本日は 第40回1エリアAMコンテスト がある日なので、それに合わせて先日、4:1 トランスを追加したデルタループを上げてみることにしました。 ベランダ取り付け台座を作ったので、今回はガッチリ固定できます。 SWRはバンド内で 1.5 以下になっていて、広帯域です。 受信状況ですが、信号強度は ATU + 11m ポールと特に変わりません。 しかし、ノイズは非常に少ないです。下が ATU + 11m ポールで、差は歴然です。 コンテストですが、QSO数 5…

（夏に書いた内容ですが、下書きになったままでしたので今頃公開。。） 現在 ATU (ICOM AH-4) に 11m 弱のエレメントを使用していますが、1.8MHz は同調しません。HamWorld 2023年3月号の記事「屋外ATUの機能がアップする～外付けローディングコイルを増設」を参考に、ベースローディング型外付けコイルを作ってみました。 記事では 1.5L ペットボトル（径94mm）の下部 160mm ぐらいにコイルを50回巻いて、104μH 程度のインダクタンスとなっています。 今回、ペットボトルではなく、ダイソーで見つけたタッパウェア（直径 110mm、高さ 150mm 程度）を使…

先週、ADS-B 受信アンテナをアリエクのアンテナに交換しました。 その後、3日程度、受信状況を見ていましたが、 日曜に変えてから多少増減はありますが、受信機数は1000前後であまり変わりありませんでした。アリエクの表記ではゲイン 9dBi と書いてありましたが、1/4 λ GP (2.14dBi) とあまり変わりませんでした。値段なりの性能といったところですが、受信はできるので今後は移動受信用アンテナとして使いたいと思います。 テストが終わったので、以前設置していたGPに戻しますが、その前にエレメントの長さを調整しておきます。 調整前の状態：SWR が下がってくるのは 1200MHz 近く（…

廃棄する AM/FM ラジオを分解します。 AM ステレオ対応ラジオ（ツインバード製）なので 1990年代の製品と思われます。懐中電灯と時計（アラーム）が付いていますが、ラジオと連動せず独立しています。ここ最近まで使っていたのですが、ガリオームがひどくて音量調節に難があり、電池の減りも結構早い感じなのでこの辺が潮時と思いました。 ラベルに隠れているネジが2個ありましたが、簡単に裏蓋は開きます。以前、一度内部清掃したことがありましたが、それでもホコリが多いです。懐中電灯スペース確保のためか、バーアンテナが短めです。 これは周波数スケールのインジケーターですが、糸掛け式ではなく、バリコンのつまみの…

今年9月から ADS-B 受信開始し、FlightRadar24 にデータをフィードしています。以前 ADS-B 受信その4 - cruzioのブログ でも書きましたが、ADS-B を受信している世界中のレーダーの中で、自分の順位を見ることができます。受信時間、最長受信距離、平均受信距離を基に計算されていると思われるスコアによって順位が決まります。"Anonymous" のユーザー名は名前が設定されていないレーダーです。 受信時間が長くなるにつれ、順位が上がりますが、ある程度長くなるとスコアも順位も頭打ちになります。今のところ、世界でも日本でも真ん中あたりの順位です。 ところで、先日 AliE…

以前も書いたような気がするのですが、私は CW 受信した文字をひたすらキーボードに打って練習したため、符号と指が直結しています。どういうことかというと、符号を聞くと指が反応し、キーボード入力した文字が画面に表示されます。それを見て、初めて受信した内容を理解します。 頭には文字は（考えてからでないと）浮かんでこないので、符号を聞いても、キーボードで打たないと何を受信したかわかりません。コールサインやコンテストナンバーは CTESTWIN に入力するのですが、それ以外を送信されてもピンときません。不便なので QSL や CFM などコンテストでよく使う略号は少し覚えましたが、それでも QRZ や …

先日、電波文化祭で はやかわしんいちさんが売っていた「無電源ラジオ」の失敗作のアンテナ（基板）を買いました。 電波文化祭 - cruzioのブログ こちらのページ↓に「無電源ラジオ」の詳しい情報がありました。 私はアンテナとして使えればと思い購入しました。よく見るとこれは MLA アンテナとして作られています。中波で MLA という発想は意外に斬新じゃないでしょうか。プリントされた回路を書き起こしてみました。 バリコンを付ければ実験できますので、さっそくバリコンを探しました。AliExpress やアマゾンなど見ましたが、祐徳電子にお手頃なものがありました。 ポリバリコンを基板にエポキシ接着剤…

前回、50MHz デルタループについて書きましたが、給電は同軸から直結で SWR が高い状態でした。今回はそのあたりを改善します。なお、給電部の板をベランダに水平設置するため、補強しつつ台座をつけました。いらなくなったリクライニングチェアをバラしたときの板材を再利用しました。木は色々再利用できるので好きです。 開き角度が 90°の場合は、給電部インピーダンスは 200Ωになるとのことです。先日アンテナを上げた際の開き角は90°よりは小さく、インピーダンスは 150Ωぐらいでした。 前回「バランが無い」と書きましたが、平衡不平衡変換に加えてインピーダンス変換が必要でした。1:3 というトランスは…

多摩川コンテストに参加しました。50MHz のみで 13 時から 2 時間の短時間のコンテストです。 JK1MGCトップページ ウチの「垂直ポール＋ATU」は 50MHz は同調しても飛びが悪く、アンテナをどうにかする必要があります。ほそぼそと作っていたものの、ほったらかしにしていたデルタループを上げてみることにしました。 デルタループは給電部をどのような構造にするかが難しいところです。Web を見ると皆さん試行錯誤していますが、塩ビパイプを使うことが多いようです。私は余っていた木材で作ることにしました。 材料です。これを見ると構造は察しがつくと思います。 エレメント支持はコメリで買った竹竿で…

電波文化祭 というのに行ってきました。 scrapbox.io 新狭山という駅から徒歩25分ぐらいの「サンパーク奥富」というところです。 てくてく歩いていくと途中で「かかし祭り」と「秋の鯉のぼりプロジェクト」をやっていました。どうしてもふたつやりたかったんですねぇ（笑） 他に歩いている人はいませんでした。外観はこんな感じのところです。 肝心の文化祭の様子を撮っていませんでした。 出店・出品しているブースがいくつかとライトニングトークという発表会をやっていました。12時前ぐらいに着きました。各ブースにはお客が一人か二人ぐらい居る程度の混み具合でした。ライトニングトークを聞きたいと思いましたが、昼…